今回ドスパラの【GALLERIA(ガレリア) ZA7R-R38 5800X搭載】をお借りしました。
Ryzen 7 5800X&RTX 3080搭載!ワンランク上の4Kパフォーマンスを誇る、妥協なきハイエンドモデルをチェックしてみましょう。
スペック
GALLERIA ZA7R-R38(Ryzen 7 5800X搭載) |
|
サイズ | W220×D440×H480mm |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |
CPU | AMD Ryzen 7 5800X ・8コア16スレッド ・定格3.8/最大4.7GHz |
メモリ | 16GB(8GB×2、DDR4-3200) |
ストレージ | 1TB SSD(PCIe NVMe) |
グラフィクス | GeForce RTX 3080(GDDR6X 10GB) |
チップセット | AMD X570 チップセット |
光学ドライブ | オプション |
電源 | 750W(80PLUS GOLD) |
保証 | 1年(最大5年) |
価格 | 299,979円(税込)~ |
付属品 | ・各種マニュアル ・電源ケーブル |
※2021年5月22日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
外観
優雅なデザイン
ケースのサイズは拡張性に優れたミドルタワーですね。
コンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とする、デザインハウスが手掛けた外観デザインとなっており、かなり気合が入っています。
女性ゲーマーも意識したとのことで、曲線を用いた優雅なフォルムに仕上げています。ゴツくて力強い男性的なデザインの従来モデルから、大幅にイメージチェンジしていますね。
本体カラーは渋いガンメタリックです。ブラックのフロントパネルと見事にマッチしており、引き締まった印象を受けます。なお、BTOではブラックのケースがほとんどなので、ガンメタリックはかなり珍しいですね。本体カラーだけでも選ぶ価値は十分あります。
クリアサイドパネル採用
なんとクリアサイドパネルを標準装備!クリア部分はパネル全面ではなく、半分ほどと控えめですが、様々なユーザーが使うことを考えると、このくらいがちょうどいいですね。
機能面でのメリットこそないものの、内部で動作するパーツを見ると、やはりワクワクしますよね。ゲーミングモデルなので、遊び心はとっても大事。別途イルミネーションキットを購入して、内部を光らせてみるのも楽しいですよ。
クリアパネルはスモークっぽい色合いなので、光らせるならホワイトが無難ですね。
LEDイルミネーションを搭載
ゲーミングモデルといえばやはりこれ、LEDイルミネーションを搭載しています。BTOメーカーのケースでイルミネーション搭載とは、なかなかに太っ腹。
光らせ方ひとつでだいぶイメージ変わるイルミネーションですが、フロントパネルを縁どるように配置。派手過ぎず地味すぎず、とても上品なイメージに仕上げており、センスの高さを感じさせます。
イルミネーションはマザーボードのシステムを利用しており、メーカーによって使うアプリが異なります。詳しい導入方法についてはこちら をチェック!
このモデルではAsRockのマザーボードを搭載しているため、”PolychromeRGB”をインストールして使います。設定項目はかなり充実しており、カラーの変更はもちろん、アニメーションを設定することもでき、自分好みのマシンにカスタマイズできます。
このモデルでは、フロントのLEDライン・水冷ポンプ(ラジエーターファン含む)のカラーを変更できます。なお、イルミネーションは消灯することもできるので、LEDが苦手な方も安心。
高い冷却性能
従来のケースではフロント部分に吸気口を設置していましたが、新ケースでは両サイドに設置され、従来よりも吸気面積が3倍と大幅に吸気性能が向上しています。
吸気口はオシャレなひし形のパンチ加工となっており、メッシュ部はライトブルーに塗装する凝りようです。デザイン面でもいいアクセントになっていますね。なお、光の当たり具合によっては、このようにグレーに見えるのもポイント。
ファンも従来の12cmから14cmにサイズアップしているので、エアフローはよりスムーズになり、熱くなりがちな内部を強力に冷却します。しかもケースファンは静音仕様なので、とても静か。地味なパーツですが、ノイズ源の一つなので、しっかり対策しているのは好印象です。
ちなみに、ほこり対策もしっかりしており、サイドの吸気口・天板・底面のすべてにフィルターを装備。ほこりはPCの天敵なので、これはありがたいですね。
しかも、底面のフィルターは取り外して、水洗いできます。特に電源は床のほこりを吸い込みやすく、定期的に洗ってあげたいところです。
アクセスしやすいインターフェース
地味ながら便利なのが、インターフェースを配したコンソールパネルのデザインです。
従来のケースではフロントパネル中段に配置されていたものを、上部に配置。さらにコンソールパネル部分を斜めにすることで、特にデスクの下にPCを設置した際、アクセスしやすいようになっています。
ケースによっては天板に配置しているのもありますが、斜めの方が角度的にアクセスしやすく、機能性はやはり上。よく考えられていますね。デザインも多面的になり、まさに一石二鳥。
搭載されている端子ですが、USB端子はフロント・背面あわせて計12ポートも搭載。そのうち背面の2ポートはUSB3.1 Gen.2となっており、最大10Gbpsの高速転送に対応しています。これだけあれば周辺機器も接続し放題ですね。
なお、映像端子はHDMI・Displayportの2種類で、全4ポートを装備。マルチディスプレイ構成も余裕です。
内部
チャンバー構造&裏配線採用
本体内部はトレンドをしっかり取り入れており、”チャンバー構造”を採用しています。
本体下部の電源スペースとマザーボードのスペースを分離することで、互いのエアフローが干渉しないようになっており、スムーズなエアフローを実現。
もちろん、裏配線にも対応しており、ケース裏側に配線用スペースが用意されています。かさばるケーブル類を裏側にまとめることで、ケース内部がスッキリし、チャンバー構造も相まって、エアフローがさらにスムーズになります。また、内部の見た目もスッキリし見栄えもよくなるなど、まさに一石二鳥の構造ですね。
なお、向かって左側の部分は、配線スペースが広め&深めに確保されているので、太いケーブルも難なくまとめることができます。細かい部分もしっかり造られているのは、好印象です。
気になる拡張性ですが、5インチベイ×1・3.5インチベイ×2・2.5インチ搭載スペース×2の計5基用意されています。前モデルほどではないですが、大容量ストレージが普及しているので、これだけあればまず困ることはありません。
5インチベイ以外はケースの裏側から取り付けるようになっています。3.5インチベイは電源上部に搭載されていますが、取り付けは後ろ側から。ツールレス構造なので、かんたんに着脱できるのはグッド。
ゲーミングマザーボード搭載
各種パーツを搭載するマザーボードには、定番のパーツメーカーASRock製の”X570 Phantom Gaming 4”を搭載しています。ゲーミング用ということで、通常のマザーボードよりもタフなのがポイント。
その秘訣は”Super Alloy”とよばれる高耐久規格です。
プレミアムチョークコイルの採用や電源周りの回路を強化することで、安定した動作を実現。また、ボードの素材にはガラス繊維を採用しており、湿度にも強くなっています。さらに、拡張スロットはスチール製となっており、重いグラボを搭載しても破損の心配はありません。
さらに、大型のヒートシンクやチップセットクーラーを装備。熱くなりがちなX570チップセットですが、冷却面も万全です。
そのほか、安定性に優れたネットワーク性能で定評のある”インテル製LANチップ”や、ノイズの少ないサウンドを実現する”ELNA製オーディオコンデンサ”を採用するなど、ゲーミング要素もしっかり押さえているのもいいですね。
水冷式CPUクーラー搭載
CPUクーラーには、大型の空冷式クーラーではなく、水冷式クーラーを採用しているのもポイント。
CPUの熱をダイレクトに吸収し、ラジエーターから強力に排熱するので、空冷式クーラーを凌ぐ高い冷却性能を発揮します。さらに、ラジエーターのサイズは24cmと大きく、その実力は折り紙付き。Ryzen 7 5800Xは発熱がけっこう高めなので、これは安心ですね。
ラジエーターは天板ではなく、フロント配置ですね。フロントから吸気し、天板&背面から排気するスムーズなエアフローを構築しています。また、吸気ファン2基・排気ファン2基で、吸排気のバランスがいいのもグッド。
※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう。
ちなみに、メーカーはドスパラでおなじみ、”DEEPCOOL”製となっています。トレンドはバッチリおさえており、ポンプとファンにはLEDイルミネーションを内蔵。見た目がだいぶ華やかで、クリアサイドパネルとの相性もバツグンです!
Palit製RTX 3080搭載
グラボはNVIDIAのRTX 3080を搭載しています。最新世代の”Ampere”のハイエンドモデルで、4K盤石のパフォーマンスを発揮します。
ボードはドスパラらしく、Palit製のGamingProを搭載。なんといっても見た目がごつく、その長さは約30cm、厚さは2.7スロットにもなります。
巨大なボディでPCIeスロットへの負荷が心配になりますが、新たに”リジッドカードサポート”を採用しています。ケース上下に伸びた突っ張り棒を介し、グラボを上下に挟み込むことで、ガッチリ固定。PCIeスロットへの負荷をしっかり軽減しており、破損の心配はありません。
グラボそのものの完成度も非常に高く、怒涛のトリプルファン&ダブルUヒートパイプ構造で冷却性能はとても優秀。また、カード中央部にはLEDイルミネーションが仕込まれており、水冷式CPUクーラーも相まって、けっこう派手ですね。
ちなみに、PCの心臓ともいえる電源には、750Wのゴールドクラス電源を採用しています。ゴールドクラスは最大90%の電力変換効率を誇り、コンセントからの電力を効率よく変換できる、省エネ・低発熱の優れものです。
温度
こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。
8コア16スレッドの熱いCPUですが、ピーク時でも50℃台後半の低い温度をキープしています。大型の空冷式クーラーでも苦戦するほどですが、さすがに水冷式CPUクーラーは次元が違いますね。
また、グラボも大口径ファンを装備しており、ピーク時でGPUコアは70℃台前半と、こちらも安定した温度で冷却できています。熱くなりがちなゲーミングPCですが、ケースの高い通気性も相まって冷却性能はとても優秀です。
動作音
同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ
ケースの左側面にて計測した結果です
うるさくなりがちなゲーミングPCでは55デシベルが一つの目安となりますが、ピーク時で49.2デシベルと大きく下回っています。ノートPCと同じくらいのレベルで、ゲーミングPCらしからぬ静音性を実現しています。ファンの回転数が少し気になるくらいですね。
アイドル時も48.0デシベルに抑えられ、かすかにファンの風切り音が聞こえる程度です。ノイズ源のファンがてんこ盛りですが、どれも静音仕様だからこそできる技。細かいところまで考えられているのは好印象です。
ベンチマーク
各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。
CINEBENCH R15
3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH R15】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。
CPUはAMD製の第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800Xを搭載しています。
最新の”ZEN 3アーキテクチャ”を採用することにより、前世代のRyzen 7 3700Xよりも、さらに約20%性能が向上!実際のスコアを見ると、マルチ性能は2000cb台半ば、シングル性能も200cb台半ばをマーク。8コア16スレッドにしては恐ろしくスコアが伸びますね。
その実力はライバルのCore i7-10700KFを圧倒するほど。マルチ性能は約29%、シングル性能も約31%上回っており、場合によってはCore i9クラスの性能を発揮します。
3DMARK
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。
グラフィックボードは、NVIDIAの最新世代となる”Ampere”のハイエンドグラボ・RTX 3080を搭載しています。前世代のRTX 2080 Tiから最大30%ほどパワーアップし、4K&RTの安定性が格段に向上。最上位のRTX 3090との差は約10%以内と、肉薄しています。
RTX 3090はVRAM(グラフィックメモリ)を24GBも搭載していますが、その分かなり高価なので、4Kで快適にゲームを楽しむならまずRTX 3080がおすすめです。
総合スコア | Graphics Score |
CPU/Physics Score |
Combined Score |
|
Port Royal | 11236 | ー | ー | ー |
Time Spy Extreme |
7822 | 8575 | 5225 | ー |
Time Spy | 15271 | 17118 | 9479 | ー |
Night Raid | 66365 | 156919 | 15542 | ー |
Fire Strike Ultra |
10821 | 10636 | 30867 | 5871 |
Fire Strike Extreme |
20043 | 20821 | 30771 | 11118 |
Fire Strike | 33997 | 41440 | 30356 | 15689 |
Sky Diver | 66440 | 124495 | 22449 | 42645 |
Cloud Gate | 71820 | 208318 | 21808 | ー |
Ice Storm | 255942 | 514177 | 92807 | ー |
RT&DLSS対応
RTXシリーズということで、リアルタイムレイトレーシング(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。
上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。
さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。
Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術【DLSSモード】では、AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。
なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!
FF14
知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。
4K | WQHD | フルHD |
14495 | 22659 | 25541 |
最高品質で測定した結果となります。CPUも重要な要素となるゲームですが、スコア15000手前の非常に高いスコアをマーク。インテルCPUと互角のパフォーマンスとなっており、ゲーミングでもRyzenシリーズでOK!
BATTLEFIELD V
大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。
ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中
プレイモード:コンクエスト
最高 | 高 | 中 | |
フルHD | 150(102)fps | 166(113)fps | 174(125)fps |
WQHD | 143(98)fps | 151(110)fps | 166(115)fps |
4K | 99(92)fps | 104(95)fps | 125(104)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
なんと、4K・最高品質でもほぼ平均100fps以上をマーク。RTX 3070を凌ぐ4Kでの安定感は、とても魅力的です。なお、高リフレッシュレートディスプレイを生かすならWQHDがおすすめ。
RT
最高 | 高 | 中 | |
フルHD | 103(82)fps | 114(85)fps | 122(94)fps |
WQHD | 89(75)fps | 98(87)fps | 115(94)fps |
4K | 60(54)fps | 63(57)fps | 81(76)fps |
RT機能を有効にした際の結果です。
RTは非常にグラフィック負荷の高いので、fpsはガクッと落ち込みます。それでも、かろうじて4K・最高設定で平均60fpsを超えており、さすがに最新世代は一味違います。
RT+DLSS
最高 | 高 | 中 | |
4K | 71(65)fps | 75(69)fps | 88(82)fps |
RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 3080では4Kのみ動作します。
初期のDLSSということで、性能はやや控えめながら、RTオンリーよりも最大約19%fpsが向上。最高&最低fpsともにしっかり平均60fpsを超え、ワンランク上の安定性を実現しています。
Call of Duty : Black Ops Cold War(コールオブデューティー ブラックオプス コールドウォー)
言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。
もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。
一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:ウルトラ/高/ミディアム(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)
プレイモード:マルチプレイ
ウルトラ | 高 | ミディアム | |
フルHD | 206(187)fps | 221(203)fps | 243(219)fps |
WQHD | 156(140)fps | 166(151)fps | 178(165)fps |
4K | 90(81)fps | 96(88)fps | 105(97)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
最適化がしっかりされており、見かけによらずfpsは伸びます。4Kでも平均90fps以上をマークし、安定してプレイできます。なお、このゲームではDLSSが単体で機能するので、ぜひ活用しましょう。
DLSS
ウルトラ | 高 | ミディアム | |
フルHD | 227(215)fps | 248(223)fps | 264(243)fps |
WQHD | 188(169)fps | 205(166)fps | 228(211)fps |
4K | 155(145)fps | 164(150)fps | 177(167)fps |
DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています。
最新世代のDLSSなので、効果がさらに上がっているのがポイント。高解像度になればなるほど効果が大きくなり、4Kではなんと約69~72%も向上。高リフレッシュレートディスプレイをしっかり生かすことができます。
RT
ウルトラ | 高 | ミディアム | |
フルHD | 121(98)fps | 127(109)fps | 134(113)fps |
WQHD | 96(82)fps | 99(88)fps | 107(93)fps |
4K | 61(51)fps | 63(50)fps | 65(52)fps |
RT機能を有効にした際の結果です。
この通り4Kともなると半分以下まで落ち込みますが、それでも平均60fpsをキープできるのは、さすがハイエンドグラボといったところですね。
RT+DLSS
ウルトラ | 高 | ミディアム | |
フルHD | 131(111)fps | 134(115)fps | 149(125)fps |
WQHD | 120(104)fps | 124(107)fps | 130(114)fps |
4K | 95(90)fps | 106(90)fps | 112(101)fps |
RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています。
やはり4Kでの効果がバツグンで、fpsは最大約72%も向上。ウルトラ設定で平均95fpsと高い安定感を実現しています。RTはDLSSとセットで使ってナンボです。
Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)
大人気のオープンワールドアクションRPGですね。舞台となる2077年のアメリカ・カリフォルニアに位置する”ナイトシティ”では、テクノロジーが目覚ましく発展している一方、社会は混乱を極めており、まさにカオス。そんなナイトシティでの成功を企む主人公の”V(ヴィー)”を操り、様々なミッションに挑戦します。
ユニークなのはVの立ち位置を自分で選択できる点ですね。バックグラウンドは開始時点で決まっておらず、キャラクター作成時に3種類の”ライフパス”から選択できます。ライフパスによって大きくシナリオが変わることはありませんが、各種イベントや選択肢が変わり、バリエーションに幅を持たせているのは面白い試みです。
戦闘はFPSながら、RPG要素が大きく、格上の相手にはしっかり育成して臨む必要があります。武器や防具はもちろん、体内に埋め込む”サイバーウェア”をアップグレードしつつ、スキルを強化し、プレイスタイルによって柔軟にカスタマイズ可能。じっくり楽しめるRPGゲームに仕上がっています。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:ウルトラ/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)
プレイモード:本編で市街地中心部を移動
ウルトラ | 高 | 中 | |
フルHD | 87(70)fps | 90(73)fps | 91(75)fps |
WQHD | 74(63)fps | 83(69)fps | 88(73)fps |
4K | 39(35)fps | 46(40)fps | 58(50)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
リリース当初はとてつもなく重かったのですが、多少改善されてますね。DLSS無しでも、WQHDまでなら平均60fpsをキープできます。
DLSS
ウルトラ | 高 | 中 | |
フルHD | 83(65)fps | 83(64)fps | 83(66)fps |
WQHD | 82(65)fps | 81(62)fps | 80(65)fps |
4K | 75(63)fps | 80(66)fps | 82(66)fps |
DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています。
フルHDとWQHDでは効果がイマイチで、80fps台で頭打ちいった感じ。真価を発揮するのは4Kで、ウルトラ設定では2倍以上になり、平均70fps台と安定してプレイできます。重量級ゲームでの4Kの安定感はぴか一ですね。
RT
ウルトラ | 高 | 中 | |
フルHD | 48(41)fps | 51(43)fps | 54(46)fps |
WQHD | 32(27)fps | 34(28)fps | 35(29)fps |
4K | 15(13)fps | 16(13)fps | 17(14)fps |
RT機能を有効にした際の結果です。
通常モードでもfps伸びが悪いので、RTにいたっては、もはや言わずもがなです。
RT+DLSS
ウルトラ | 高 | 中 | |
フルHD | 59(52)fps | 58(52)fps | 59(51)fps |
WQHD | 52(46)fps | 54(48)fps | 57(50)fps |
4K | 41(35)fps | 45(39)fps | 47(42)fps |
RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています。
パフォーマンスは劇的に向上しますが、フルHDでようやく平均60fpsに届くレベル。RTは使わず、DLSSでフレームレートを向上させるのがおすすめ。
Borderlands 3(ボーダーランズ 3)
前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。
見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100億種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。
もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、バッドアス/ウルトラ/高
バッドアス | ウルトラ | 高 | |
フルHD | 181(159)fps | 192(172)fps | 226(199)fps |
WQHD | 124(110)fps | 135(120)fps | 151(135)fps |
4K | 66(60)fps | 73(66)fps | 80(73)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
とてつもなく重いBorderlands 3のバッドアス設定でも、4Kで平均60fpsを超え、WQHDなら平均100fps以上をキープ。4Kでのパフォーマンスにこだわるなら、RTX 3070よりもRTX 3080がだんぜんおすすめです。
DOOM Eternal(ドゥーム エターナル)
言わずと知れた名作FPSゲーム【DOOM】の続編です。今回もドゥームスレイヤーとして、ひたすら地球を占拠するデーモンを叩きのめしていきます。
テンポのいいアクションは今作でも健在。グレネードや火炎放射などの広範囲攻撃が可能な”ショルダーキャノン”や、広範囲の近接攻撃”ブラッドパンチ”が実装され、さらにアクションの幅が広がっています。が、無限ピストルが廃止され、持てる弾薬の数も少なく、戦闘はかなりシビアに。
近接フィニッシュの”グローリーキル”をしっかり決めつつ、”チェーンソー”でデーモンから弾薬を補充する基本サイクルに加え、火炎放射でアーマーを補充するなど、状況に応じて臨機応変に対応していく必要があります。けっこう頭を使いますが、はまれば爽快。個人的にはイチオシのFPSゲームです。
下記条件にて平均fpsのみ計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:ウルトラナイトメア/ナイトメア/ウルトラ
プレイモード:キャンペーン
ウルトラナイトメア | ナイトメア | ウルトラ | |
フルHD | 357fps | 374fps | 380fps |
WQHD | 295fps | 299fps | 305fps |
4K | 173fps | 178fps | 181fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
やや軽めのゲームということで、4Kでも平均150fpsを軽く超える安定ぶり。高リフレッシュレートディスプレイをしっかり生かすことができます。
Rainbow Six Siege
ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。
内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:最高/超高/高
プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)
最高 | 超高 | 高 | |
フルHD | 462(419)fps | 480(444)fps | 496(460)fps |
WQHD | 356(310)fps | 371(339)fps | 397(366)fps |
4K | 213(185)fps | 220(205)fps | 238(225)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
FPSゲーム屈指の軽さということで、4Kでも平均200fps以上を余裕でキープできます。144Hzのさらに上を行く、240Hzの超高リフレッシュレートディスプレイを導入するのもあり。
Apex Legends
最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。
【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:最高
射撃訓練場
4K | WQHD | フルHD |
141(124)fps | 143(143)fps | 143(143)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
上のゲームほどではないですが、4Kでもほぼカンストとなり、申し分のないパフォーマンスとなっています。
Fortnite(フォートナイト)
こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
最高 | 高 | 中 | |
フルHD | 288(262)fps | 366(342)fps | 580(525)fps |
WQHD | 187(150)fps | 243(231)fps | 419(394)fps |
4K | 91(74)fps | 124(117)fps | 216(206)fps |
競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。
意外と最高設定が重いのですが、4Kでは平均90fps台をマーク。DLSSモードを使えば、さらにfpsを底上げできます。
DLSS
最高 | 高 | 中 | |
フルHD | 325(256)fps | 418(322)fps | 566(449)fps |
WQHD | 242(186)fps | 305(246)fps | 430(355)fps |
4K | 181(150)fps | 220(180)fps | 291(231)fps |
DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています。
DLSSモードを有効にすると、レンダリング解像度をガッツリ落とすので、fpsが大幅に向上します。やはり解像度が上がるにつれ効果が大きくなり、4Kでは約2倍近くにもなります。高リフレッシュレートディスプレイも余裕ですね。
RT
最高 | 高 | 中 | |
フルHD | 60(46)fps | 60(45)fps | 61(46)fps |
WQHD | 29(25)fps | 33(24)fps | 34(27)fps |
4K | 14(11)fps | 15(12)fps | 15(12)fps |
RT機能を有効にした際の結果です。
このゲームのRTモードでは、”グローバルイルミネーション”が非常に重く、フルHDでなんとか平均60fpsをキープできるレベル。まるで別のゲームと化しています。
RT+DLSS
最高 | 高 | 中 | |
フルHD | 93(70)fps | 100(77)fps | 101(76)fps |
WQHD | 55(40)fps | 64(48)fps | 65(49)fps |
4K | 49(37)fps | 50(35)fps | 51(40)fps |
RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています。
DLSSモードだとfpsは約2~3倍にもなりますが、それでも4Kでは平均60fps以下となり、よくてWQHD止まりです。ただ、フォートナイトのグラフィックではRTにする必要もなく、DLSSでfpsを伸ばすくらいがちょうどいいですね。
Watch Dogs Legion(ウォッチドッグズ レギオン)
実に4年ぶりとなる、大人気ハッキングアクションゲームの続編ですね。今作では舞台をロンドンに移し、テクノロジーの自由な利用を掲げる正義?のハッカー集団”デッドセック”が、強権的な監視社会に対抗するストーリーとなっています。
ハッキングや格闘・銃撃戦などの幅広いアクションはそのままですが、主人公キャラが不在となり、”ハッカー”や”エンフォーサー”といったクラス分けが無くなっているのが大きなポイント。様々な技能を持つロンドンの一般市民をリクルートして、状況に応じて使い分けるシステムとなり、チームの編成力が問われます。
プレイの自由度が大きく向上する一方で、オープンフィールド+RT対応でグラフィック負荷はかなり重く、マシンの要求スペックも格段に向上。相応のゲーミングPCが必要となります。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD/WQHD/4K
ゲーム設定:最大/超高/高(RT”最高”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)
プレイモード:ベンチマークモード
最大 | 超高 | 高 | |
フルHD | 78(55)fps | 78(58)fps | 80(61)fps |
WQHD | 72(54)fps | 78(57)fps | 80(61)fps |
4K | 50(43)fps | 63(53)fps | 72(59)fps |
スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。
前作と同じくグラフィック負荷はかなり重く、4K・最大設定では平均60fpsに届きません。気になるのが、フルHD・WQHDでのfpsの低さですね。以前に比べるとだいぶfpsが伸びなくなったという印象です。。
ちなみに、街中だと建築物が密集しているので、負荷はさらに重くなり、ベンチマークの約7~8割程度まで落ち込みます。
DLSS
最大 | 超高 | 高 | |
フルHD | 75(57)fps | 77(58)fps | 79(60)fps |
WQHD | 74(52)fps | 76(57)fps | 78(59)fps |
4K | 70(53)fps | 78(60)fps | 80(62)fps |
DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています。
フルHDとWQHDではほとんど効果がなく、4Kでようやく効果を発揮。最大約40%fpsが向上し、最高設定で平均60fpsをしっかり超えてきます。ただ、実戦だと平均60fpsが厳しいレベルで、どうにも物足りない感じですね。。
RT
最大 | 超高 | 高 | |
フルHD | 54(42)fps | 56(44)fps | 57(47)fps |
WQHD | 47(38)fps | 53(43)fps | 55(45)fps |
4K | 33(28)fps | 31(26)fps | 24(14)fps |
RT機能を有効にした際の結果です。
さすがにRTは重く、4Kはもちろん、WQHDレベルでも平均60fpsをキープは至難の業ですね。
RT+DLSS
最大 | 超高 | 高 | |
フルHD | 54(41)fps | 56(45)fps | 58(46)fps |
WQHD | 54(42)fps | 55(43)fps | 56(44)fps |
4K | 54(44)fps | 55(43)fps | 49(39)fps |
RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています。
4Kでは最大約2倍もfpsが伸びますが、いずれも平均60fpsに届かず。アップデートで何かテコ入れでも入ったのでしょうか?
モンスターハンターワールド
言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD/WQHD/4K
ゲーム設定:最高/高/中
プレイモード:フリークエスト
最高 | 高 | 中 | |
フルHD | 156(118)fps | 161(133)fps | 161(133)fps |
WQHD | 112(90)fps | 152(129)fps | 157(132)fps |
4K | 60(50)fps | 83(75)fps | 89(81)fps |
スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。
国産ゲーム屈指の重量級ゲームですが、4K・最高設定で平均60fpsをキープ!4K・DLSS無しで平均60fpsをキープできるのは、やはり驚異的ですね。
DLSSモード
最高 | 高 | 中 | |
WQHD | 148(115)fps | 158(133)fps | 160(134)fps |
4K | 87(75)fps | 113(103)fps | 119(108)fps |
このゲームではDLSSに対応しており、WQHD以上の解像度で有効にできます。なお、DLSSではシャープネスを自由に設定することができ、控えめな「0.3」に設定しています。
4Kでは最大45%もパフォーマンスが向上し、最高設定で平均87fpsとバツグンの安定感を発揮。高設定なら平均100fpsを超え、まさにド安定です。グラフィック品質も十分きれいなので、高設定がイチオシです。
CrystalDiskMark
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。
このモデルは超容量の1TB SSDを搭載した、シングルストレージ構成です。最近では50GBオーバーの大容量ゲームがざらにありますが、1TBもあれば盤石。たくさんのゲームをインストールできます。ゲーム用のSSDを追加すればなおグッド!
SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しており、なかなか太っ腹。メーカーは”PHISON”となっています。あまりなじみがないかもしれませんが、SSDのコントローラーチップではけっこう有名どころですね。
その実力ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは、おおむね2000MB/s以上で、一部3000MB/sオーバーとまさに爆速。ランダムも書き込みで600MB/s台をマークするなど、とても優秀。もちろんゲームの読み込みは早く、アプリの動作もサクサクで非常に快適です。
おすすめカスタマイズ
基本的にカスタマイズ不要ですが、編集用途でも使うならHDDを追加してデュアルストレージにするのがおすすめ。ゲームは高速のSSDに、かさばるデータ類は大容量のHDDに保存する使い分けができ、とても便利です。ゲームに特化するなら、ゲーム用SSDを追加するのもあり。
そのほか、光学ドライブやキーボード、マウスは標準では搭載されないので、必要な方はカスタマイズをお忘れなく。
まとめ
4Kでバツグンの性能を発揮するRTX 3080と、Core i7を凌ぐ性能のRyzen 7 5800Xとの相乗効果で、ワンランク上の4Kパフォーマンスを実現。
モデルの完成度は言わずもがな。美しいデザインと機能性の高いケースに、水冷式CPUクーラー・ゲーミングマザーボード・3連ファン搭載グラボを搭載する徹底ぶりです。予算を重視しつつ、性能・クオリティにもこだわりたい方におすすめのRTX 3080搭載モデルですね。
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