GALLERIA(ガレリア) XA7C-R47をレビュー 4Kでのゲーミングならまずおすすめ!高いクオリティが魅力のRTX 4070搭載ハイスペックモデル

今回ドスパラで販売している、サードウェーブの【GALLERIA(ガレリア) XA7C-R47】をお借りしました。

Core i7-13700F&RTX 4070搭載!4Kでのゲーミングにも対応した高品質のハイスペックゲーミングPCをチェックしてみましょう。

目次

スペック

GALLERIA XA7C-R47
サイズ W220×D440×H480mm
OS Windows 11 Home(64ビット)
CPU インテル Core i7-13700F
・16コア24スレッド
・定格2.1/最大5.2GHz
CPUファン (空冷式) 静音パックまんぞくコース
メモリ 32GB(16GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクス GeForce RTX 4070(GDDR6X 12GB)
チップセット インテル B760 チップセット
光学ドライブ オプション
Wi-Fi オプション
電源 650W(80PLUS BRONZE)
保証 1年(最大5年)
価格 292,980円(税込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源ケーブル

※2023年5月22日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

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外観

洗練されたデザイン

ケースのサイズは拡張性に優れたミドルタワーです。

コンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とする、デザインハウスが手掛けたケースは、曲線を用いた美しいフォルムになっており、とても洗練されたイメージに仕上げています。

本体カラーは渋いガンメタリック。ブラックのフロントパネルと見事にマッチしており、引き締まった印象を受けます。なお、BTOではブラックのケースがほとんどなので、ガンメタリックはかなり珍しいですね。本体カラーだけでも選ぶ価値は十分あります。

サイドの吸気口はオシャレなひし形のパンチ加工となっており、メッシュ部はライトブルーに塗装する凝りようです。デザイン面でもいいアクセントになっていますね。

ちなみに、23.8インチディスプレイと並べてみるとこんな感じ。けっこう大きいので、基本的にはデスクの下に置くのがおすすめです。

クリアサイドパネル採用

国内BTOメーカーでは珍しく、クリアサイドパネルを標準装備。クリア部分はパネル全面ではなく、半分ほどと控えめですが、様々なユーザーが使うことを考えると、このくらいがちょうどいいですね。

機能面でのメリットこそないものの、内部で動作するパーツを見ると、やはりワクワクしますね。ゲーミングモデルなので、遊び心は大事。別途イルミネーションキットを購入して、内部を光らせてみるのもいいでしょう。

クリアパネルはスモークっぽい色合いなので、光らせるならホワイトが無難ですね。

LEDイルミネーションを搭載

ゲーミングモデルといえばやはりこれ、LEDイルミネーションを搭載しています。BTOメーカーのケースでイルミネーションを標準装備しているのはポイント高いですね。

光らせ方ひとつでだいぶイメージ変わるイルミネーションですが、フロントパネルを縁どるように配置。派手過ぎず地味すぎず、とても上品なイメージに仕上げており、センスの高さを感じさせます。

イルミネーションはマザーボードのシステムを利用しており、メーカーによって使うアプリが異なります。詳しい導入方法についてはこちら icon-external-link をチェック。

このモデルではAsRockのマザーボードを搭載しているため、”PolychromeRGB”をインストールして使います。設定項目はかなり充実しており、カラーの変更はもちろん、アニメーションを設定することもでき、自分好みのマシンにカスタマイズできます。

なお、イルミネーションは消灯することもできるので、LEDが苦手な方も安心。

高い冷却性能

ケースの冷却性能は高く、大型の14cmファンを3基搭載。フロントから吸気し、天板と背面から排気する強力なエアフローを生み出し、熱くなりがちな内部をしっかり冷却します。しかもケースファンは静音仕様なので、とても静か。

ちなみに、ほこり対策もしっかりしており、サイドの吸気口・天板・底面のすべてにフィルターを装備。ほこりはPCの天敵なので、これはありがたいですね。

しかも、底面のフィルターは取り外して、水洗いできます。特に電源は床のほこりを吸い込みやすく、定期的に洗ってあげたいところです。

アクセスしやすいインターフェース

地味ながら便利なのが、インターフェースを配したコンソールパネルのデザインです。

従来のケースではフロントパネル中段に配置されていたものを、上部に配置。さらにコンソールパネル部分を斜めにすることで、基本的にどこに置いてもアクセスしやすく、特にデスクの下にPCを設置した際、アクセスしやすいようになっています

ケースによっては天板に配置しているのもありますが、斜めの方が角度的にアクセスしやすく、機能性はやはり上。よく考えられていますね。デザインも多面的になり、まさに一石二鳥。

搭載されている端子ですが、USB端子はフロント・背面あわせて計10ポートも搭載

背面には小型&リバーシブルのType-Cポートを装備しており、あらゆる周辺機器を接続できます。なお、USBの規格はUSB 2.0~USB 3.2 Gen.1とオーソドックスな内容で、Thunderbolt 4は搭載していません。

映像端子はHDMI・Displayportの2種類で、全4ポートを装備。マルチディスプレイ構成も余裕です

内部

チャンバー構造&裏配線採用

本体内部はトレンドをしっかり取り入れており、”チャンバー構造”を採用しています。

本体下部の電源スペースとマザーボードのスペースを分離することで、互いのエアフローが干渉しないようになっており、スムーズなエアフローを実現。

もちろん、裏配線にも対応しており、ケース裏側に配線用スペースが用意されています。かさばるケーブル類を裏側にまとめることで、ケース内部がスッキリし、チャンバー構造も相まって、エアフローがさらにスムーズになります。また、内部の見た目もスッキリし見栄えもよくなるなど、まさに一石二鳥の構造ですね。

なお、向かって左側の部分は、配線スペースが広め&深めに確保されているので、太いケーブルも難なくまとめることができます。細かい部分もしっかり造られているのは、好印象です。

気になる拡張性ですが、5インチベイ×1・3.5インチベイ×2・2.5インチ搭載スペース×2の計5基用意されています。前モデルほどではないですが、大容量ストレージが普及しているので、これだけあればまず困ることはありません。

AsRock製マザーボード搭載

各種パーツを搭載するマザーボードは一般的なATX規格となっており、AsRock製【B760 TW/D4】を搭載しています。ヒートシンクに”THIRDWAVE”のロゴがあるので、組み込み専用品といったところでしょうか。

※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう

最近のマザーボードのポイントはしっかり押さえており、熱くなりがちなVRM周りやM.2スロットには、金属製のヒートシンクを装備。また、PCIeスロットは金属で補強されており、グラボの重さにしっかり耐えることができます。

ちなみに、DDR4メモリ対応バージョンなので、最新のDDR5メモリには対応していません。ただし、DDR5メモリとの差が出るのは一部のアプリにとどまっているので、あまり気にする必要はなし。

大型CPUクーラー搭載

”静音パックまんぞくコース”適用モデルということで、大型のサイドフロー式CPUクーラーを搭載しています。サイドフロー式タイプは、CPUから吸収した熱を、前後のスムーズなエアフローにのせて強力に発散し、優れた冷却パフォーマンスを発揮します。

メーカーはドスパラでおなじみの”DEEPCOOL”となっており、大型の冷却フィン&4本のヒートパイプで造りはしっかりしていますね。ちなみに、12cmファンの動作音も静か。静音性にもしっかり配慮されているのは好印象です。

Palit製のRTX 4070搭載

グラボはNVIDIAのRTX 4070を搭載。メーカーはドスパラらしく”Palit”で、オーソドックスなDualシリーズのものを採用しています。

発熱が控えめなこともあり、ボードの厚さは2スロットとスリム。3スロットが当たり前のRTX 4070 Tiに比べ、だいぶスッキリしていますね。

造りそのものはしっかりしており、大型のヒートシンクに大口径デュアルファンを搭載するほか、樹脂製のバックプレートには通気口を設置することで、高い冷却性能を発揮。また、ファンは一定温度以下で停止するようになっており、静音性も優れています。

ちなみに、PCの心臓ともいえる電源には、650Wのブロンズクラス電源を採用しています。最大85%の電力変換効率を誇る省エネ電源で、ポイントはしっかり押さえています。

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ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。

CINEBENCH

【CINEBENCH】は3Dグラフィックのレンダリング性能を測るソフトです。

CPUはインテル第13世代の16コア24スレッドCPU・Core i7-13700Fを搭載しています。末尾のFは内蔵グラフィック非搭載バージョンのことで、性能は通常バージョンと同じです。

第12世代の設計を踏襲しており、高性能の”P-コア”と省エネの”E-コア”を搭載した、Wコア構成を引き続き採用。そのうえでE-コアを倍増し、16コア24スレッド構成と大きくコア・スレッド数が増加しています。また、動作クロックも大きく引き上げられ、前世代からさらにパフォーマンスが向上しています。

参考までに、前世代のCore i7-12700(12コア20スレッド)と比較してみると、シングル性能は約8%と小さめですが、マルチ性能にいたっては約30%と大きく差をつけています。ゲームの実況配信はもちろん、各種編集用途にもラクラク対応可能です。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・DirectX 12 Ultimate(Speed Way)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

グラフィックボードは、NVIDIAの最新世代となる”Ada Lovelace”のハイスペックグラボ・RTX 4070を搭載。RTX 3070から約20~30%性能が向上し、RTX 3080並みのパフォーマンスを発揮します。また、VRAM(グラフィックメモリ)の容量が12GBと多いこともあり、4Kでのゲーミングにも対応可能です。

もちろん、ゲームだけでなく、3DCGやAIイラストの作成など編集用途にもバッチリ対応できます。様々用途で使うなら、VRAMは12GBあると安心ですね。

総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Speed Way 4355
Port Royal 10857
Time Spy
Extreme
8009 8314 6631
Time Spy 16195 17363 11726
Night Raid 76056 180532 17773
Fire Strike
Ultra
10104 9858 38427 5267
Fire Strike
Extreme
20389 21110 37849 10467
Fire Strike 35947 43574 36478 15399
Sky Diver 79877 130653 32157 47299

RT&DLSS対応

RTXシリーズでは、”RTコア”と”Tensorコア”を搭載しています。

RTコアは”レイトレーシング技術(RT)”に対応しており、反射・影・ライティングなどをリアルに再現可能。ゲームでのイメージを見てもわかるように、炎の描写が車体にもしっかり表現され、従来よりもさらに臨場感が増しています。

また、AI機能のTensorコアは”DLSSモード”に対応しており、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。

さらに、RTX 4000シリーズでは”DLSS 3”に対応しているのもポイント。GPUコアに内蔵された”Optical Flow Accelerator”を使い、映像のフレーム間に中間フレームを補完することで、描写の負荷を大きく軽減し、フレームレートを大幅に上げることが可能。ゲームの快適性が目に見えて上がり、とても便利な機能です。

そのほかの便利機能として、OptiXにも対応しています。Blenderなどの3DCG作成ソフトでは、RTコアを活用した高速レンダリングや、Tensorコアを活用した高速のノイズ除去機能を搭載し、ヘビーなCG作成作業で高いパフォーマンスを発揮します。

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

4K WQHD フルHD
13159 23658 29604

グラフィック負荷が高めのMMORPGです。スコア9000以上で【快適】&平均60fpsをキープでき、快適にプレイするならスコア9000をしっかり超えたいところ。

いずれも最高品質で測定しており、4Kではスコア10000を大きく超え、平均98fpsと安定感◎。WQHDやフルHDでは240Hzの爆速ディスプレイを生かせるほどです。RTX 3080そのものといったところですね。

MONSTER HUNTER RISE(モンスターハンターライズ)

測定条件

解像度:フルHD/WQHD/4K

ゲーム設定:高(DLSS[フルHD&WQHD]”クオリティ”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

プレイモード:セレクトクエスト(唐傘の妖怪)

4K WQHD フルHD
91(83)fps 176(139)fps 176(139)fps

軽めのアクションRPGゲームです。スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

4Kでの負荷が意外と高いのですが、平均91fpsと安定感バツグン

DLSS

4K WQHD フルHD
178(139)fps 176(139)fps 179(133)fps

DLSSを有効にした際のfpsです。

DLSSは高い解像度ほど効果が大きくなるのがポイント。WQHDとフルHDはほぼ変わらないものの、4Kでは2倍近くもfpsが向上し、144Hz出力などの高リフレッシュレートディスプレイを生かすことができます

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:ウルトラ/高(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”/フレーム補完”ON”)

プレイモード:本編で市街地中心部を移動

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 81(60)fps 81(63)fps
WQHD 75(59)fps 76(58)fps
4K 35(32)fps 41(37)fps

現状では最強レベルとなるウルトラヘビー級のFPSゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

さすがにこのクラスのゲームともなると、DLSS無しだと4Kで平均60fpsを超えることすらできません

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 141(102)fps 142(113)fps
WQHD 123(110)fps 145(109)fps
4K 85(79)fps 105(97)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応しています。

4Kでの効果が非常に大きく、fpsは最大約2.6倍も向上し、ウルトラ設定で平均85fpsと安定してプレイできます。なお、フレーム補完なしだと平均64fpsなので、効果は絶大ですね。

RT

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 47(40)fps 49(41)fps
WQHD 30(24)fps 30(25)fps
4K 13(11)fps 13(11)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードの重さ+反射・影・ライティングのフルセットということで、DLSS無しでは平均60fpsにも届きません

RT+DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 124(99)fps 125(100)fps
WQHD 86(76)fps 87(76)fps
4K 62(55)fps 63(55)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

フレーム補完の効果てきめん。4Kではfpsが最大約4.7倍も向上し、平均60fpsを超えるようになります。なお、フレーム補完なしだと平均42fpsまでしか伸びず、DLSS 3がいかに革新的かがわかります。

ちなみに、ワンランク上のRTX 4070 Tiは平均80fps台と安定しており、4K・レイトレーシングならRTX 4070 Tiがおすすめ

Hogwarts Legacy(ホグワーツ・レガシー)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:最高/高(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”クオリティ”・DLSS[4K]”パフォーマンス”/フレーム補完”ON”)

プレイモード:ホグワーツ内の移動

平均(最低)fps 最高
フルHD 106(74)fps 109(79)fps
WQHD 79(52)fps 85(50)fps
4K 38(32)fps 48(35)fps

サイバーパンクに勝るとも劣らないウルトラヘビー級のFPSゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

サイバーパンクに近い結果となり、4Kでは平均60fpsに届かず。RTX 4070 Tiだと平均60fpsに届くので、4Kでのパフォーマンスはワンランク上ですね。

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 194(110)fps 202(112)fps
WQHD 152(106)fps 172(117)fps
4K 106(83)fps 111(80)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応しています。

フルHDから非常に高い効果を発揮しており、4Kでは最大約2.8倍もfpsが向上し、平均100fpsを超える安定ぶり。なお、フレーム補完なしだと平均85fpsなので、効果はかなり大きいですね。

ちなみに、WQHDでは144Hzディスプレイも生かせるほどになり、WQHDでは無双状態です。

RT

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 49(31)fps 55(39)fps
WQHD 32(24)fps 35(27)fps
4K 19(12)fps 21(17)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

このゲームでも反射・影・ライティングのフルセットなので、やはりDLSS無しでは平均60fpsに届きません

RT+DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 92(66)fps 106(70)fps
WQHD 81(53)fps 85(60)fps
4K 62(40)fps 65(46)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

フレーム補完がバッチリ効いており、4K・ウルトラ設定ではfpsが最大約3.3倍も向上し、平均60fpsを超えてきます。なお、フレーム補完なしだと平均48fpsまでしか伸びず、効果の大きさを実感します。

ただ、4Kでは平均60fpsをかろうじて超えるレベルなので、レイトレーシングでの安定性重視ならRTX 4070 Tiがおすすめですね。また、4Kだとメモリ16GBではクラッシュする場合があるので、32GBにするのがおすすめ。

BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)

測定条件

解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:最高/高(RT”高品質”/FSR[フルHD&WQHD]”クオリティ”・FSR[4K]”パフォーマンス”)

プレイモード:最初の村を移動

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)
フルHD 142(120)fps 145(125)fps
WQHD 110(104)fps 120(113)fps
4K 60(51)fps 63(58)fps

重量級のアクションゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

FSR無しでも4Kでは平均60fpsを超えており、4Kならまずこのクラスは欲しいところです。

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)
フルHD 142(126)fps 144(124)fps
WQHD 138(116)fps 137(110)fps
4K 102(90)fps 105(94)fps

FSRを有効にした際のfpsです。FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要の汎用性が高い技術で、最近では画質のクオリティもDLSSと同等レベルに向上しています。

4Kで効果が大きくなり、fpsは最大70%向上し、平均100fpsを超えてきます。WQHDでも効果は大きめで、144Hzディスプレイを生かせるようになります。

RT

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)
フルHD 116(98)fps 118(102)fps
WQHD 99(93)fps 104(89)fps
4K 60(57)fps 61(58)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

レイトレーシングの負荷はそこまで高くなく、4Kでも平均60fps以上をキープできます。ただし、VRAMをとんでもなく使うので、できれば12GB以上は欲しいところ。8GBだとWQHDでもギリギリで危ないです。

RT+FSR

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)
フルHD 130(107)fps 123(111)fps
WQHD 118(105)fps 116(93)fps
4K 92(84)fps 95(88)fps

RT機能とFSR機能を同時に有効にした際の結果です。

4Kでの効果が大きく、fpsは最大約56%向上し、平均100fps近くまで伸びます

Call of Duty: Modern Warfare II(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:極限/ウルトラ/バランス(DLSS[フルHD&WQHD]”クオリティ”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

プレイモード:マルチプレイ(ファーム18)

平均(最低)fps 極限 ウルトラ バランス
フルHD 183(140)fps 190(151)fps 196(160)fps
WQHD 128(111)fps 133(115)fps 168(146)fps
4K 74(68)fps 75(67)fps 96(87)fps

重量級のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

RTX 4070はVRAMの規格が弱いこともあり、4Kでfpsが落ち込み、極限・ウルトラ設定だと平均70fps止まり。ただし、このゲームはDLSSの効きが良好です。

DLSS

平均(最低)fps 極限 ウルトラ バランス
フルHD 197(158)fps 199(160)fps 198(157)fps
WQHD 178(149)fps 190(153)fps 199(164)fps
4K 136(117)fps 140(121)fps 160(137)fps

DLSSを有効にした際のfpsです。

解像度が高くなるほどfpsの上げ幅が大きくなり、4Kでは最大約87%も向上し、144Hzディスプレイを生かせるようになります

Halo Infinite(ヘイロー・インフィニット)

測定条件

解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:ウルトラ/高/中

プレイモード:マルチプレイ(Highpower)

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 196(143)fps 208(174)fps 237(170)fps
WQHD 142(116)fps 153(136)fps 176(155)fps
4K 76(65)fps 86(80)fps 94(88)fps

重量級のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

4Kでは平均60fpsを超えるものの、平均100fpsには一歩届かず。。DLSSもFSRも無いので、パフォーマンスにこだわるならWQHDがおすすめ。4KならRTX 4070 Ti以上がおすすめです。

Tiny Tina’s Wonderlands(ワンダーランズ)

測定条件

解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:バッドアス/ウルトラ/高(FSR[フルHD&WQHD]”クオリティ”・FSR[4K]”パフォーマンス”)

プレイモード:フィールド内の移動

平均(最低)fps バッドアス ウルトラ
フルHD 153(136)fps 160(142)fps 183(162)fps
WQHD 108(98)fps 114(104)fps 128(116)fps
4K 61(58)fps 63(60)fps 68(64)fps

超重量級のFPSゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

Borderlandsシリーズ恒例の激重グラフィックながら、4Kでも平均60fps以上をキープ。FSR無しでこの性能は立派です。

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps バッドアス ウルトラ
フルHD 177(150)fps 181(157)fps 208(172)fps
WQHD 136(121)fps 139(125)fps 158(137)fps
4K 102(91)fps 107(96)fps 120(110)fps

FSRを有効にした際の結果です。なお、このゲームはFSR 2なので、グラフィック処理が大きく改善されています。

やはり4Kでの効果が大きく、fpsは最大約76%向上し、平均100fps以上と安定感がグンと上がります。なお、144Hzディスプレイを生かすなら、RTX 4070 Tiがおすすめ。

OVERWATCH 2(オーバーウォッチ 2)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:エピック/ウルトラ(FSR”OFF”)

 プレイモード:練習場

平均(最低)fps エピック ウルトラ
フルHD 304(237)fps 443(353)fps
WQHD 213(167)fps 283(234)fps
4K 113(96)fps 149(125)fps

超軽量のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

4K・ウルトラ設定で144Hzディスプレイをしっかり生かすことができます。なお、RTX 4070 Tiならエピックでも144Hzを生かせるので、やはり4Kでのパフォーマンスはワンランク上。なお、FSRにも対応していますが、効果がほとんどないため省略しています。

Apex Legends(エーペックスレジェンズ)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:最高

 射撃訓練場

4K WQHD フルHD
146(113)fps 251(204)fps 293(269)fps

標準的なグラフィック負荷のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

4Kで146fpsをマークし、144Hzディスプレイをしっかり生かせます。なお、RTX 4080だと240Hzディスプレイを生かせるので、4Kでリフレッシュレートにこだわるならおすすめ。

Fortnite(フォートナイト)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:最高/高(DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

 降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

平均(最低)fps 最高
フルHD 172(130)fps 263(183)fps
WQHD 114(94)fps 155(125)fps
4K 57(48)fps 79(64)fps

やや軽めのFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。なお、グラフィックエンジンの変更により、DLSSの動作確認中となっており、通常モードの結果のみ掲載しています

新エンジンのグラフィック負荷は高いものの、4Kでは高設定で平均60fps以上をキープできます。ただし、最高設定では下回り、VRAMの規格が弱いため、4Kで今一つ踏ん張れないですね。ワンダーランズやCall of Dutyと同じような傾向です。

DLSS

最高
フルHD 242(177)fps 271(192)fps
WQHD 171(135)fps 220(171)fps
4K 126(104)fps 165(137)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

解像度が上がれば上がるほどfpsは伸び、4Kでは約2.2倍も向上し、高設定では144Hzディスプレイを生かせます。最高設定ではあともう一押し欲しいところです。

ちなみに、レイトレーシングを有効にしても結果がほとんど変わらないので、省略しています。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは、大容量の1TB SSDを搭載しています。最近では50GBオーバーの大容量ゲームがざらにありますが、SSDが1TBもあれば容量不足で困る心配はまずありません。SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプで、メーカーはインテルとなっています。

肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは2000~3000MB/sをマークし、ランダムの速度もかなり速いですね。クオリティはとても高く、実際の動作も非常に快適。ゲームの読み込みは早く、アプリもサクサク動きます。

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

CPUは70℃前後(P-コア)、グラボも60℃台後半と安定した温度をキープしています。特に熱いホットスポットやVRAM温度が低めなのもいいですね。

こちらはCINEBENCH R23実行時の温度です。

100%のフルロード時では、動作クロックが3.2~3.3GHz、温度は50℃台と低め。K付きCPUではないので動作は控えめとなっており、一定時間フルブーストののち、65Wで収まるようにクロックが下げられる動作システムです。

動作音

同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ

ケースの左側面にて計測した結果です

55デシベルを超えるとファンノイズがだいぶ気になるようになりますが、ピーク時で50.0デシベルと大きく下回ります。ノートPCと同じくらいの静かさで、ファンの風切り音が少し気になるくらいです。

アイドル時ともなると48.3デシベルまで下がり、ファンの音がかすかに聞こえるレベルで非常に静か。

おすすめカスタマイズ

基本的にカスタマイズ不要ですが、ホグワーツをプレイするならメモリは32GBにするのがおすすめ。そのほか、編集用途でも使うならHDDを追加してデュアルストレージにするのがおすすめ。ゲームは高速のSSDに、かさばるデータ類は大容量のHDDに保存する使い分けができ、とても便利です。

なお、光学ドライブやキーボード、マウスは標準では搭載されないので、必要な方はカスタマイズをお忘れなく。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

まとめ

LEDイルミネーションを装備したケースに、機能性に優れたパーツを搭載し、トータルで高いクオリティを実現しています。WQHDでの高いパフォーマンスはもちろん、4Kにも対応できるRTX 4070の性能も魅力的。予算を重視しつつ、クオリティにもこだわるならおすすめです

なお、4K・レイトレーシングならRTX 4070 Ti搭載モデル以上がおすすめ。

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