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DAIV Z6-I7G60SR-Aをレビュー 約1.6kgの超軽量ボディ!驚きの軽さを実現した高性能の16インチクリエイターノート

今回マウスコンピューターの【DAIV Z6-I7G60SR-A】をお借りしました。

RTX 4060搭載の16インチモデルがなんと1.6kg!驚きの軽さを実現した、高性能の大画面ノートをチェックしてみましょう。

目次

スペック

DAIV Z6-I7G60SR-A
サイズ W353.7×D245.3×H18.5mm
重量 約1.60kg(実測1607g)
OS Windows 11 Home(64ビット)
CPU インテル Core i7-13700H
・14コア20スレッド
・定格2.4/最大5.0GHz
メモリ 32GB(16GB×2、DDR5-4800)
ストレージ 1TB SSD(PCIe NVMe Gen.4)
グラフィクス RTX 4060(GDDR6 8GB)
ディスプレイ 16.0インチ、WQXGA(2560×1600)、ノングレア
インターフェース Thunderbolt 4、USB 3.1 Gen.1 Type-C、USB 3.0 Type-A×2、HDMI、SDスロット、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ ×
カメラ 200万画素
キーボード バックライト付き日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.?
保証 1年(最大3年)
価格 289,800円(税込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプタ(180W・319g)
・電源ケーブル(158g)

※2023年12月1日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

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外観

圧倒的な軽量ボディ

このモデルは大型の16インチモデルです。15インチモデルよりもディスプレイが大きく、17インチよりもコンパクトということで、据え置きタイプでは最近人気のサイズです。

特筆すべきはボディの軽さ。軽量&タフさで定評のあるマグネシウム合金を採用することで、なんと実測で1607gの超軽量ボディを実現しています。

16インチモデルだとせいぜい1.8kg~、しかも重くなりがちな高性能グラフィック搭載モデルでこの軽さは、驚きの一言です。

軽さもさることながら、ボディはとてもコンパクト。ディスプレイのベゼル(ふち)を上下左右にスリムにすることで、15インチモデル+αのサイズに仕上げています。

また、厚さは18.5mmと、2cmを下回るスリムボディというのもポイント。

さすがにA4ファイルと比べると大きいものの、携帯性に優れた大画面モデルとして、唯一無二の存在です。

スタイリッシュなシルバーボディは、天板にロゴのみと非常にシンプル。機能美重視のデザインなので、ビジネス用としても使えます。

高性能グラフィック搭載モデルということで、底面の吸気口は大きく造られ、冷却性能は上々です。

最新規格のインターフェース

光学ドライブは非搭載ながら、必要なものは一通りそろっています。

USBは全4ポートと、大型モデルにしては少し寂しい内容。ただし、最近規格にはしっかり対応しており、右サイドのType-Cポートは、最大40Gbpsの超高速転送ができる”Thunderbolt4”に対応しています

なお、Type-Cポートだけでなく、オーソドックスなType-Aポートも装備しており、様々な機器を接続できるのがポイント。

そのほか、HDMIポート・SDスロットも搭載し、普段使いで必要なものは一通りそろっています。LANポートもあるとベターですが、スリムモデルなので、こればかりはしょうがないですね。

顔認証センサー装備

セキュリティ面にも配慮され、カメラは顔認証に対応しています。生体認証なので安全性はとても高く、ログインもスムーズにでき、まさに一石二鳥です。

できれば、カメラ部のプライバシーシャッターやキルスイッチは欲しかったところ。トレンドの装備なので、ぜひ改良してほしいですね。

ディスプレイ&キーボード

高解像度×高色域ディスプレイ搭載

ディスプレイサイズは16.0インチ、解像度はWQXGA(2560×1600)の大画面&高解像度ディスプレイを搭載しており、高い没入感を実現しています。一般的な15.6インチとの差はわずか0.4インチですが、これだけでもだいぶゆとりを感じさせますね。

また、ディスプレイ比率は16:10というのもポイント。主流の16:9タイプよりもやや縦長なので、一度に表示できる情報量が多く、スクロールの手間が省けるのは便利。

ちなみに、解像度が高いと精細な映像を描写できるほか、一度に表示できる情報量も多くなり、作業がよりはかどります。上のイメージは、WQXGA(2560×1600)とWUXGA(1920×1200)を比較したものですが、その違いは一目瞭然です。

このモデルはクリエイター向けということで、sRGB比 100%と一般ノートより色域が広くなっています。色の再現性が高く、写真や動画などをより正確に編集できます。

なお、AdobeRGBとDCI-P3はいずれも76%止まり。圧倒的とは言えないものの、クリエイティブモデルとしてのポイントはしっかり押さえています。

ちなみに、付属アプリにて、ディスプレイのカラープロファイルを適用し、正確な色域に調整することが可能です。

映像クオリティですが、高発色&高コントラストのIPSパネルを採用しており、輝度も350nitと明るめなので、くっきり鮮やか。横からのぞいても、色ムラがほとんどありません。

ちなみにディスプレイのリフレッシュレートは、90Hzとなっています。通常は60Hzなので、やや速めですね。

白色LED内蔵キーボード

16インチのワイドボディということで、テンキー付きキーボードを搭載。

基本的なキーは大きめに造られ、全てのキーが独立しています。テンキーの配置にややクセがありますが、基本的な配置は素直なので、誤爆の心配はまずありません。電源ボタンをキーボード内に搭載せず、上部に独立して配置しているのも◎。

なお、キーピッチは約18.7mmとやや広めの間隔を確保しており、窮屈な感じがしないのはいいですね。ファンクションキーの内容は、基本的なものにプラスして、動作モードの変更やファンクションロックを装備。タッチパッドロックやWindowsロック機能があればベター。

キーストロークはやや深く、適度に反発もあり、上々の打鍵感となっています。キーボード面の剛性も高く、たわみ知らずでタイプ圧の高い人でも安心。

トレンドはバッチリ押さえており、キーボードには白色LEDを内蔵しています。薄暗い場所でタイピングしやすくなるのはもちろん、華やかで高級感アップ。

ちなみに、ON/OFFはファンクションキーで2段階+OFFに切り替えできるほか、付属アプリにてスリープタイマーを設定可能です。

超大型のタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプを採用しています。

一般的なモデルとは比較にならないほど大きく、カーソル操作やタッチパッドジェスチャーもラクラク。表面はツルツルしており、とてもスムーズな操作感です。また、クリックボタンも軽く押すだけで反応し、音も非常に静か。

さらに、タッチパッドを半分だけ有効にし(両端のインジケーターで切り替え)、コンパクトに使うことも可能。申し分のない完成度ですね。

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ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 4060搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ada Lovelace”のRTX 4060(100W)を搭載。ミドルクラスのGPUで、フルHD~WQHDでのゲーミングに対応します。

RTXシリーズでは、”RTコア”と”Tensorコア”を搭載しているのがポイント。

RTコアは”レイトレーシング技術(RT)”に対応しており、反射・影・ライティングなどをリアルに再現可能。ゲームでのイメージを見てもわかるように、炎の描写が車体にもしっかり表現され、従来よりもさらに臨場感が増しています。

また、AI機能のTensorコアは”DLSSモード”に対応しており、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がり、とても便利。

そのほか、RTXシリーズはOptiXにも対応しているのもポイント。Blenderなどの3DCG作成ソフトでは、RTコアを活用した高速レンダリングや、Tensorコアを活用した高速のノイズ除去機能を搭載し、ヘビーなCG作成作業で高いパフォーマンスを発揮します。

RTX 4000シリーズはDLSS 3&AV1エンコードに対応

RTX 4000シリーズ最大の特徴は、最新のDLSS 3&AV1エンコードに対応していること

DLSS 3というのは従来のDLSS 2の発展型で、GPUコアに内蔵された”Optical Flow Accelerator”を使い、映像のフレーム間に中間フレームを補完する技術のこと。アップスケーリング+フレーム補完で描写の負荷を大きく軽減し、フレームレートを大幅に上げることが可能です。

ウルトラヘビー級のゲーム・Cyberpunk 2077では、約4倍以上もパフォーマンスが向上するなど、RTX 3000シリーズに対し大きなアドバンテージとなっています。

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

CPUはインテル第13世代の14コア20スレッドCPU・Core i7-13700Hを搭載しています。

第12世代から設計を一新し、高性能の”P-コア”と省エネの”E-コア”を搭載した、Wコア構成を採用。タスクに応じて、各コアを使い分け、場合によっては両者を併用することで、効率よく処理できるのが強みです。もちろん、コアの性能も向上しており、コア・スレッド数の増加も相まって、非常に高いパフォーマンスを発揮します。

なお、CPUの中身ですが、第13世代とはいうものの”Raptor Lake”ではなく、前世代の”Alder Lake”をベースにしたCPUというのがポイント。つまり、Core i7-12700Hの動作クロックを上げたバージョンで、性能は約10%ほど向上しています

参考までに下位のPシリーズCPU・Core i7-1360P(12コア16スレッド)と比較してみると、シングルスコアはほぼ互角ですが、マルチスコアは約48%と大きく上回っています。Core i7-1360Pも十分性能が高いのですが、コア・スレッドが多い分さらにその上を行きますね。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・DirectX 12 Ultimate(Speed Way)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

ミドルクラスながらRTX 4060の性能は非常に高く、下位モデルに搭載されているRTX 3050の実に2倍!また、VRAM(グラフィックメモリ)を8GBと多く搭載しているので、4K動画の編集や3DCGの作成などヘビーな作業にも対応できます。

総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Speed Way 2433
Port Royal 5503
Time Spy
Extreme
4665 4547 5477
Time Spy 10017 9673 12554
Night Raid 50544 86713 15027
Fire Strike
Ultra
5916 5733 27284 3057
Fire Strike
Extreme
11675 12259 26063 5343
Fire Strike 22651 25985 27293 10216
Sky Diver 57638 87017 26913 31677

Blender

【Blender】を利用し、3Dグラフィックのデモデータをレンダリングする時間を計測しました。結果は秒で表記しています。

Blenderは、CPUだけでなくGPUもサポートしており、NVIDIA製GPUでは”CUDA”と”OptiX”でのレンダリングが可能です。

Class room CPU CUDA OptiX
Core i7-13700H×RTX 4060 378 42 20
Core i7-1360P 573
RTX 4070 34 17
RTX 3050 101 53
Pavilion Barcelona CPU CUDA OptiX
Core i7-13700H×RTX 4060 459 87 25
Core i7-1360P 761
RTX 4070 70 22
RTX 3050 215 65
Barbershop CPU CUDA OptiX
Core i7-13700H×RTX 4060 1662 174 103
Core i7-1360P 2692
RTX 4070 161 92
RTX 3050

まずCPUでのレンダリング性能をチェック。やはりコア・スレッド数の多いCore i7-13700Hが圧倒的に有利で、Core i7-1360Pとの差は約34~40%とかなり大きめ。

そしてGPUレンダリングは、CPUレンダリングを圧倒。このモデルのケースだと、RTX 4060はCore i7-13700HよりもCUDAで約82~90%、Optixともなると約94~95%早く変換を完了しています。なお、Optixの効果が非常に高く、CUDAからさらに最大1/3程度の時短効果を発揮するのがポイント

なお、RTX 3050との差は約59~63%、RTX 4070との差は約7~21%となっています。RTX 3050はVRAMが4GBと少ないため、Barbershopでは動作しない点に注意。3DCGのレンダリングで使うなら、最低でもRTX 4050クラスは欲しいところですね。

Stable Diffusion

【Stable Diffusion】を使い、データを生成する時間を計測しました。

テスト設定はイメージの通りで、サンプリングステップは50、出力解像度は768×768ドット、映像を2枚ずつ20回出力しています。これに要した時間から、1分あたりに出力できる枚数を比較しています

RTX 4060 RTX 4070 RTX 3050
4.85 5.73

このソフトはGPU(グラボ)勝負です。RTX 3050はVRAMが4GBと少なく、性能不足ということで除外しています。

RTX 4060の出力性能は毎分4枚台と、ミドルクラスらしい性能ですね。上位のRTX 4070との差は約18%となっています。なお、いずれもVRAMが8GBなので、生成+軽めの学習に最適。ヘビーな学習用途でも使うなら、VRAMを12GB搭載したRTX 4080がおすすめです。

TMPGEnc Video Mastering Works 7

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。結果は秒で表記しています。

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSV&NVENCでエンコードしています。なお、QSV&NVENCはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。RTX&GTXシリーズでは、超高速のNVENCを使うことができます。

H.264(フルHD) 2Pass 1Pass QSV/NVENC
Core i7-13700H×RTX 4060 832 426 140
Core i7-1360P 1279 649 158
RTX 4070 117
RTX 3050 151

まず軽めのH.264ですが、CPU勝負のソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)では、コア・スレッド数の多いCore i7-13700Hが圧倒的に有利。Core i7-1360Pよりも約35~34%早く変換を完了しています。また、ハードウェアエンコードでも、QSVより約11%早く完了しています。

なお、RTX 3050との差は約7%、RTX 4070との差は約16%となっています。

H.265(フルHD) 2Pass 1Pass QSV/NVENC
Core i7-13700H×RTX 4060 1650 833 149
Core i7-1360P 2425 1215 163
RTX 4070
135
RTX 3050 161

次に重量級のH.265をチェック。Core i7-13700HとCore i7-1360Pとの差は、ソフトウェアエンコードで約31~32%、ハードウェアエンコードでも約9%となっています。

なお、RTX 3050との差は約7%、RTX 4070との差は約10%となっています。

Lightroom Classic CC

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)を最高画質のJPEG画像に書き出す時間を計測しました。結果は秒で表記しています。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

CR2→JPEG
Core i7-13700H 102
Core i7-1360P 132

画像変換テストもCPU勝負ということで、Core i7-13700Hがやはり有利。Core i7-1360Pに比べ、約23%早く変換を完了しています。

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

測定条件

解像度:WQXGA/WUXGA

ゲーム設定:ウルトラ/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

プレイモード:本編で市街地中心部を移動

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 62(46)fps 66(49)fps 68(50)fps
WQXGA 37(33)fps 40(36)fps 51(45)fps

現状では最強レベルとなるウルトラヘビー級のFPSゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

このクラスのゲームともなると、DLSS(もしくはFSR)が必須。それでもWUXGAで平均60fps以上をキープできるのは頼もしいですね。

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 111(105)fps 122(110)fps 130(114)fps
WQXGA 63(57)fps 68(61)fps 92(86)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応しています。

フルHDから効果を発揮しており、WQXGAでは最大約80%もfpsが向上し、WQXGAでも平均60fpsをクリア。ただし、余裕を持たせるならRTX 4070がおすすめ。

なお、フレーム補完なしだと、WQXGA・ウルトラ設定で平均44fpsなので、その差は一目瞭然。

RT

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 26(23)fps 27(23)fps 26(23)fps
WQXGA 14(12)fps 14(12)fps 15(13)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードの重さ+反射・影・ライティングのフルセットということで、とんでもなく重く、全く歯が立ちません

RT+DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 65(54)fps 67(56)fps 73(60)fps
WQXGA 45(40)fps 46(40)fps 54(48)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

フレーム補完の効果が非常に大きく、最大3.6倍もfpsが向上。ただし、平均60fpsをクリアするのはWUXGAまでと厳しいですね。。

ちなみに、フレーム補完なしだとWQXGA・ウルトラ設定で平均28fpsまでしか伸びません。

Tiny Tina’s Wonderlands(ワンダーランズ)

測定条件

解像度:WQXGA/WUXGA

ゲーム設定:バッドアス/ウルトラ/高(FSR”クオリティ”)

プレイモード:フィールド内の移動

平均(最低)fps バッドアス ウルトラ
WUXGA 79(68)fps 83(74)fps 96(84)fps
WQXGA 57(51)fps 59(54)fps 61(56)fps

超重量級のFPSゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

このゲームもかなり重いので、平均60fpsをコンスタントに超えるのはWUXGAまで。FSRでしっかり底上げしましょう。

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps バッドアス ウルトラ
WUXGA 92(78)fps 93(80)fps 103(88)fps
WQXGA 70(65)fps 72(67)fps 85(78)fps

FSRを有効にした際のfpsです。FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要の汎用性が高い技術で、最近では画質のクオリティもDLSSと同等レベルに向上しています。

解像度が高くなるにつれ効果が大きくなり、WQXGAでは最大約39%fpsが向上し、WQXGAでも平均60fpsをしっかり超えてきます

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

測定条件

解像度:WQXGA/WUXGA

ゲーム設定:最高・低(fpsリミット解除)

プレイモード:射撃訓練場

平均(最低)fps 最高
WUXGA 186(121)fps 225(160)fps
WQXGA 136(102)fps 154(110)fps

標準的なグラフィック負荷のFPSゲームです。競技性の高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

従来のゲームなら余裕で対応でき、WQXGA・最高設定で平均136fpsと安定感バツグン!なお、ディスプレイは90Hz出力なので、最大90fpsまでしか出ない点に注意ですね。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは超大容量の1TB SSD(ADATA)を搭載しており、動画や画像などかさばるデータ類を多く保存できます。SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプで、爆速のPCIe Gen.4規格を採用する本格派仕様です。

その実力ですが、シーケンシャル(連続データ)の速度は最大5000MB/sとしっかり速度が出ています。一方、ランダムの速度はGen.3クラスということで、標準的なGen.4 SSDといったところですね。もちろん、実際の動作も快適で、OSの起動からブラウジングや各種アプリの動作にいたるまでサクサク動きます。

ちなみに、HDDのカスタマイズはできないので、データを多く保存するならSSDを追加するか、外付けHDDなどを活用しましょう。

温度

3DMARK実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

CPUのP-コアの温度は60℃台前半、GPUもは70℃と低い温度をキープしており、なかなかよく冷えていますね。

こちらは、CINEBENCH R23実行時の温度となります。

スリムモデルということで、安定性重視の動作システムとなっており、P-コアの温度は70℃台後半、動作クロックは3.1~3.2GHzと控えめです。

動作音

3DMARK実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

ピーク時では55.0デシベルをマークし、ゲーミングノートと同等レベルとなっています。ファンは豪快に回転しており、風切り音も大きいですが、耳障りな甲高いファンノイズは控えめです。

なお、最小時は46.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:静音モード、トップクラスの電力効率
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

高性能GPU搭載モデルにしてはバッテリー持ちがよく、約7時間40分をマーク。5時間を大きく超えているので、電源のない環境でもしっかり使えます。

便利機能いろいろ

先にも紹介した通り、付属アプリが用意され、動作モードの変更やキャリブレーションなど各種設定がひとまとめにされています。

また、サウンドシステムには”Dolby Atmos”を搭載。サラウンドをはじめ、イコライザー機能が充実しており、好みの音質に柔軟にカスタマイズ可能です。

肝心の品質ですが、低音~高音まで伸びるものの、重低音が弱く、音がこもりがち。標準的な内蔵スピーカーといったところですね。

おすすめカスタマイズ

基本的にカスタマイズ不要ですが、データ保存用のSSDを追加するとより便利になります。

まとめ&関連モデル

RTX 4060搭載した16インチモデルが1.6kg台というのは驚きの一言。価格相応に完成度も高く、編集用途からゲームまでマルチに使いたい方はもちろん、大画面モデルで携帯性を重視する方にもおすすめです。

24万円台!専用リンクから購入できるお得な特別価格モデルはこちら icon-external-link 

DAIV Z6-I7G50SR-A

【スペック】
■OS:Windows 11
■ディスプレイ
16.0インチ WQXGA ノングレア
■CPU:Core i7-12650H
■メモリ:32GB(DDR5-4800)
■グラフィック:RTX 3050
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe Gen.4)
■価格:219,800円(税込)~

RTX 3050を搭載した、リーズナブルな下位モデルです。

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