オンラインゲームやVRをパソコンで楽しみたい!とはいうものの、どのメーカーの、どのモデルを選べばいいかわからない…そんな方のために、パソコン選びを一から十までわかりやすく解説しています。
パソコン選びをより楽しく、快適なゲームライフを手に入れましょう!
ゲーミングPCならBTOパソコンがおすすめ
ゲーミングPCとはその名の通りゲーム用のパソコンということで、一般のパソコンとは異なり、オンラインゲームでの3D描写に強いグラフィックボードというパーツが搭載されています。
ゲーミングPCを大まかに分類すると、【BTO(Build to Order)パソコン・メーカー製パソコン・自作パソコン】の3タイプがあります。それぞれの特徴をまとめてみました。
メリット | デメリット | |
BTOパソコン (ドスパラ・ツクモなど) | ・豊富なカスタマイズ項目 ・用途や予算など柔軟に対応できる ・大量生産のため安い ・故障などのトラブルはメーカー対応 | ー |
メーカー製パソコン (Dell・HP・Lenovo) | ・用途や予算など柔軟に対応できる ・大量生産のため安い ・故障などのトラブルはメーカー対応 | ・BTOに比べカスタマイズの幅が狭い |
自作パソコン | ・構成やパーツ選定は思うがまま | ・トータルのコストが高い ・トラブルは自力解決 |
やはりゲーミングPCならBTOパソコンがまずおすすめ。デメリットらしいデメリットがなく、あえて言うなら自作ほど細かいパーツ選定ができないくらいのものでしょうか。予算重視ならもちろん、自作に興味がある初心者の方もまずはBTOがおすすめです。
ちなみに、最近ではメーカー製パソコンもかなり勢力を拡大してきており、ラインナップ&価格ともにBTOパソコンと肩を並べるレベルにまでなっています。凝ったデザインのモデルも多く、BTOパソコンとあわせてチェックするのがおすすめ。
ゲーミングPC “基本の「き」”
ゲーミングPCを購入する前に最低限知っておきたいことをまとめました。
これだけは知っておきたい!ゲームパソコンのパーツ選びをかんたんに解説
ゼロから選ぶゲーミングPC用モニター おすすめスペックをチェック!
おすすめゲーミングPC3選
当サイトでイチオシのゲーミングPCをピックアップ!
GALLERIA/ガレリア RM5C-R36 第13世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400F
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:154,980円(税込)~
フルHD&WQHDでのゲーミングに対応したコスパモデル
GALLERIA/ガレリア XA7C-R47(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-13700F
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 4070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:243,980円(税込)~
4Kでのゲーミングならまずコレ
GALLERIA/ガレリア XA7C-R47T(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-13700
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4070 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:268,980円(税込)~
4Kでの安定感が光る高性能モデル
※実機モデルはCore i7-13700KFを搭載した上位モデルとなります。
価格で選ぶ
デスクトップ | |||
~10万円 | 10万円~ | 15万円~ | 20万円~ |
ノート | |||
~10万円 | 10万円~ | 15万円~ | 20万円~ |
ゲーミングPCは高い…とお悩みの方 必見!


性能で選ぶ
グラフィックボードの性能【デスクトップ】 | ||||
エントリー | ミドル | アッパーミドル | ハイスペック | ハイエンド |
フルHD入門 | フルHD推奨 | WQHD推奨 | 4K推奨 | 4K&RT推奨 |
RTX 3050 GTX 1660 SUPER GTX 1650 | RTX 4060 RTX 3060 | RTX 4060 Ti RTX 3060 Ti | RTX 4070 Ti RTX 4070 | RTX 4090 RTX 4080 |
おすすめグラボ RTX 3060・RTX 4060:フルHD~WQHDまで対応。最新のゲームをまんべんなくプレイしたい方におすすめ
RTX 4070:4Kでのゲーミングにまずおすすめ
RTX 4070 Ti:4Kでの安定感を重視するならおすすめ
グラフィックボードの性能【ノート】 | ||||
エントリー | ミドル | ハイスペック | ハイエンド | ウルトラ ハイエンド |
フルHD入門 | フルHD推奨 | フルHD~WQHD | WQHD推奨 | 4K推奨 |
RTX 3050 Ti RTX 3050 GTX 1650 | RTX 4050 | RTX 4060 | RTX 4070 | RTX 4090 RTX 4080 |
※ノートではフルHD&WQHDディスプレイが基本です。
おすすめグラボ
RTX 3050 Ti:従来の軽めのゲームに最適なエントリーモデル
RTX 4060:フルHDでのゲーミングに最適
RTX 4070:WQHDでのゲーミングに最適
おすすめBTOショップランキング
ドスパラ
ゲーミングPCといえばまずここ。ゲーマー御用達の老舗ショップです。ブランド名は”ガレリア(GALLERIA)”です。
ショップの特長
・業界トップクラスの短納期
・低価格&高コスパ
・保証やサポートもしっかり完備
ガレリアといえば納期の早さで、業界トップクラスの最短翌日出荷を実現。営業日ではないのですぐ使えるのはとても魅力的です。
自作パーツを使用したモデルの完成度は高く、それでいて価格も安いので、コスパに優れています。また、24時間365日の電話サポートのほか、5年保証や物損保証を用意しており、万が一の場合でも安心。迷ったらまずおすすめのメーカーです。
パソコン工房
全国に多数店舗を持ち、知名度抜群の老舗ショップです。ブランド名は”LEVEL∞(レベルインフィニティ)”。
ショップの特長
・価格の安さがずば抜けており、コスパ最強
・充実したラインナップ
・サポートも充実
ドスパラと双璧をなすメーカーですが、LEDイルミネーション搭載をはじめ、ラインナップの多さは業界随一。モデルの価格は安く、コスパも高めです。もちろん、24時間365日の電話サポートや4年の延長保証などもしっかり用意されており、ポイントはしっかりおさえています。
パソコン工房といえば、やはり実店舗の多さ。パソコンショップではダントツの店舗数を全国に展開しており、購入後のパソコントラブルやパーツの交換・増設について相談をしやすいのは心強い限りです。
G-Tune(マウスコンピューター)
乃木坂46のCMで知名度の高いマウスコンピューターのゲームブランドで、”G-Tune”を展開しています。
ショップの特長
・充実したサポート&保証
・ユニークなケースを採用
・セールでは掘り出し物あり
G-Tuneといえば手厚い保証とサポートです。
24時間365日の電話サポート&96時間以内で修理完了が標準メニューとして用意されています。また、手厚いサポートが受けられる”安心パックサービス”に低価格で加入できるほか、延長保証が定額制なので、高いモデルでも保証料金が高くなることもありません。
充実したサポートの反面、モデルの価格は割高。ただし、セールでは掘り出し物があり、とんでもなく安いモデルが用意されています。ちなみに、ユニークなケースを採用しているのもポイントで、持ち運びに便利な取っ手付きケースや、VR機器の接続に便利なHDMI端子付きケースなど、機能的にできています。
ツクモ(TSUKUMO)
最古参のパーツショップとして、搭載パーツの取り扱いに関しては定評のあるショップです。ブランド名は”G-GEAR”。
ショップの特長
・自作PCに近いクオリティ
・豊富なカスタマイズ項目
・物損保証が安い
パーツショップということもあり、ベースとなる基盤(マザーボード)をはじめ市販のパーツを使うこだわりよう。カスタマイズの幅も広く、自作PCに近いクオリティを実現しています。ただし、価格はその分割高となっています。
ちなみに、過失の事故に対応できる物損保証(3年延長保証含む)に、格安に加入できるのもポイント。他社よりもかなり安いので、物損保証の加入を考えている方にもおすすめです。
FRONTIER(フロンティア)
ヤマダ電機のグループ企業”インバースネット”のBTOブランドで、元をたどると20年以上前からパソコンの販売を手掛けている老舗メーカーです。
ショップの特長
・頻繁にセールを実施
・セールモデルの価格が圧倒的に安い
・保証やサポートは最低限
通常モデルこそ割高ですが、セールモデルの価格は他社を圧倒するレベルに安く、初期構成も充実しており、おそろしいコスパの高さを実現しています。ひっきりなしにセールを実施しており、常に安く購入できるのも強みです。
反面、デスクトップの保証は1年のみと最低限になっているなど、サポート面は最低限。とにかく価格の安さを求める方におすすめです。
Sycom(サイコム)
知る人ぞ知る本格派のBTOショップ。自作PCユーザーも真っ青になるクオリティの高さが特徴です。ブランド名は”G-Master”。
ショップの特長
・ほぼ市販パーツで非常に高いクオリティ
・カスタマイズの幅がとてつもなく広い
・良心的なサポート
他のメーカーとは一線を画す、非常に高いクオリティを誇るメーカーです。
自作パーツを使用しているのはもちろん、カスタマイズの幅がとんでもなく広く、マザーボードまでカスタマイズできる徹底ぶり。さすがにここまでできるのはサイコムくらいのものです。なお、価格については、本格派モデルということで割高です。
ちなみに、販売だけではなくサポートに力を入れており、延長保証の料金が安さもさることながら、保証期間後の修理も格安で引き受けています。いいモデルを長く使ってもらおうという、サイコムの意気込みを感じます。
ダークホース!おすすめ海外メーカー
意外と見落としがち!特にゲーミングノートなら海外メーカーがおすすめ。
HP
アメリカの大手PCメーカーで、”OMEN”・”VICTUS”・”Pavilion”の3ブランドを展開しています。
ショップの特長
・低価格&高コスパ
・デザインセンスが光るモデル
・納期が不安定
海外メーカーながら、恐ろしいくらいに価格が安く、ドスパラやパソコン工房などの国内組と肩を並べるコスパを実現しています。
また、デザインのHPらしく、オシャレなモデルが多いのもポイント。安さとデザインにこだわるならおすすめですが、不安定な納期がネック。購入の際は、納期をよくチェックするようにしましょう。
Lenovo(レノボ)
ダントツの価格の安さで定評のある中国の大手PCメーカーで、”Legion”ブランドを展開しています。
ショップの特長
・ユニークなモデルが多数ラインナップ
・特にデスクトップが安く、コスパは国内BTO以上
・保証価格もリーズナブル
レノボのゲーミングPCはユニークなモデルが多く、デスクトップでは持ち運びしやすいよう「取っ手」がついているモデルや、フルカラーLEDを搭載しているモデルがあります。ノートも珍しい「前ヒンジ」構造を採用しており、ギミックのユニークさは頭一つ抜けています。
また、レノボでおなじみ【Eクーポン】で常に安いのもポイント。特にデスクトップは国内BTOをしのぐレベルの安さを実現しており、予算重視であればまずチェックするのがおすすめ。
さらに保証価格も安く、ハイエンドモデルでも2年保証に3,000円台で加入できるなど、まさに価格破壊レベル。長期の保証を考えている方にもおすすめです。
Dell(デル)
アメリカの大手PCメーカーで、こちらも価格の安さで定評のあります。”Alienware”・”G”の2ブランドを展開しています。
ショップの特長
・選べる3ブランド
・Gシリーズのコスパは最強
・保証価格が業界一の充実ぶり
3つのブランドをサクッと紹介すると、【Alienware】は本格派のゲーミングブランド、【Inspironシリーズ】はデスクトップ向けのカジュアルブランド、【Gシリーズ】はノート向けのカジュアルブランドとなっています。
本格派からカジュアルモデルまで選べる幅が広く、中でもGシリーズがイチオシ!国内BTOをはるかにしのぐ価格の安さと、コスパの高さを実現しており、エントリー~ミドルクラスのノートPCならまず選びたいところです。
また、保証も業界一の充実ぶりで、落下・水濡れなどの物損保証はもちろん、出張修理サービスまでカバーしています。修理に時間がかけられない方やパソコンを手放せない方には特におすすめです。