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GALLERIA/ガレリア XA5R-67XTをレビュー WQHDでバツグンの安定感!高い完成度とコスパが魅力のRX 6700 XT搭載モデル

今回ドスパラで販売している、サードウェーブの【GALLERIA(ガレリア) XA5R-67XT】をお借りしました。

WQHDで非常に高いパフォーマンスを発揮するRX 6700 XT搭載!高い完成度とコスパを誇る、アッパーミドルモデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

 GALLERIA XA5R-67XT
サイズW220×D440×H480mm
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUAMD Ryzen 5 5600X
・6コア12スレッド
・定格3.7/最大4.6GHz
メモリ16GB(8GB×2、DDR4-3200)
ストレージ1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRadeon RX 6700 XT(GDDR6 12GB)
チップセットAMD B550 チップセット
光学ドライブオプション
電源650W(80PLUS BRONZE)
保証1年(最大5年)
価格204,980円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源ケーブル

※2021年12月24日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

優雅なデザイン

ケースのサイズは拡張性に優れたミドルタワーですね。

 

コンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とする、デザインハウスが手掛けた外観デザインとなっており、かなり気合が入っています。

女性ゲーマーも意識したとのことで、曲線を用いた優雅なフォルムに仕上げています。ゴツくて力強い男性的なデザインの従来モデルから、大幅にイメージチェンジしていますね。

 

本体カラーは渋いガンメタリックです。ブラックのフロントパネルと見事にマッチしており、引き締まった印象を受けます。なお、BTOではブラックのケースがほとんどなので、ガンメタリックはかなり珍しいですね。本体カラーだけでも選ぶ価値は十分あります。

 

クリアサイドパネル採用

なんとクリアサイドパネルを標準装備!クリア部分はパネル全面ではなく、半分ほどと控えめですが、様々なユーザーが使うことを考えると、このくらいがちょうどいいですね。

機能面でのメリットこそないものの、内部で動作するパーツを見ると、やはりワクワクしますよね。ゲーミングモデルなので、遊び心はとっても大事。別途イルミネーションキットを購入して、内部を光らせてみるのも楽しいですよ。

クリアパネルはスモークっぽい色合いなので、光らせるならホワイトが無難ですね。

 

LEDイルミネーション搭載

ゲーミングモデルといえばやはりこれ、LEDイルミネーションを搭載しています。BTOメーカーのケースでイルミネーション搭載とは、なかなかに太っ腹。

光らせ方ひとつでだいぶイメージ変わるイルミネーションですが、フロントパネルを縁どるように配置。派手過ぎず地味すぎず、とても上品なイメージに仕上げており、センスの高さを感じさせます。

 

イルミネーションはマザーボードのシステムを利用しており、メーカーによって使うアプリが異なります。詳しい導入方法についてはこちら icon-external-link をチェック!

このモデルではAsRockのマザーボードを搭載しているため、”PolychromeRGB”をインストールして使います。設定項目はかなり充実しており、カラーの変更はもちろん、アニメーションを設定することもでき、自分好みのマシンにカスタマイズできます。

なお、イルミネーションは消灯することもできるので、LEDが苦手な方も安心。

 

高い冷却性能

従来のケースではフロント部分に吸気口を設置していましたが、新ケースでは両サイドに設置され、従来よりも吸気面積が3倍と大幅に吸気性能が向上しています。

 

吸気口はオシャレなひし形のパンチ加工となっており、メッシュ部はライトブルーに塗装する凝りようです。デザイン面でもいいアクセントになっていますね。なお、光の当たり具合によっては、このようにグレーに見えるのもポイント。

 

ファンは、大型の14cmサイズを4基搭載。前面から吸気し、背面と天板から排気する強力なエアフローを生み出し、熱くなりがちな内部を強力に冷却します。しかもケースファンは静音仕様なので、とても静か。地味なパーツですが、ノイズ源の一つなので、しっかり対策しているのは好印象です。

 

ちなみに、ほこり対策もしっかりしており、サイドの吸気口・天板・底面のすべてにフィルターを装備。ほこりはPCの天敵なので、これはありがたいですね。

 

しかも、底面のフィルターは取り外して、水洗いできます。特に電源は床のほこりを吸い込みやすく、定期的に洗ってあげたいところです。

 

アクセスしやすいインターフェース

地味ながら便利なのが、インターフェースを配したコンソールパネルのデザインです。

 

従来のケースではフロントパネル中段に配置されていたものを、上部に配置。さらにコンソールパネル部分を斜めにすることで、基本的にどこに置いてもアクセスしやすく、特にデスクの下にPCを設置した際、アクセスしやすいようになっています

ケースによっては天板に配置しているのもありますが、斜めの方が角度的にアクセスしやすく、機能性はやはり上。よく考えられていますね。デザインも多面的になり、まさに一石二鳥。

 

搭載されている端子ですが、USB端子はフロント・背面あわせて計10ポート搭載。規格は全て大容量給電に対応したUSB 3.1 Gen.1で、端子のタイプは通常のType-Aと、標準的な内容となっています。

高速転送に対応したGen.2や、小型&リバーシブルのType-Cポートもあればなおよかったですね。それはさておき、10ポートもあれば、周辺機器の接続で困ることはまずありません。

なお、映像端子はHDMI・Displayportの2種類で、全4ポートを装備。マルチディスプレイ構成も余裕です

 

内部

チャンバー構造&裏配線採用

本体内部はトレンドをしっかり取り入れており、”チャンバー構造”を採用しています。

本体下部の電源スペースとマザーボードのスペースを分離することで、互いのエアフローが干渉しないようになっており、スムーズなエアフローを実現。

 

もちろん、裏配線にも対応しており、ケース裏側に配線用スペースが用意されています。かさばるケーブル類を裏側にまとめることで、ケース内部がスッキリし、チャンバー構造も相まって、エアフローがさらにスムーズになります。また、内部の見た目もスッキリし見栄えもよくなるなど、まさに一石二鳥の構造ですね。

なお、向かって左側の部分は、配線スペースが広め&深めに確保されているので、太いケーブルも難なくまとめることができます。細かい部分もしっかり造られているのは、好印象です。

 

気になる拡張性ですが、5インチベイ×1・3.5インチベイ×2・2.5インチ搭載スペース×2の計5基用意されています。前モデルほどではないですが、大容量ストレージが普及しているので、これだけあればまず困ることはありません。

5インチベイ以外はケースの裏側から取り付けるようになっています。3.5インチベイは電源上部に搭載されていますが、取り付けは後ろ側から。ツールレス構造なので、かんたんに着脱できるのはグッド。

 

ASRock製マザーボード搭載

各種パーツを搭載するマザーボードは一般的なATX規格となっており、メーカーは自作分野でおなじみのASRockで、”B550 TW”を搭載しています。

ベーシッククラスのマザーボードながら、グラボ用のPCI-E x16スロットは金属で補強され、M.2スロットにはヒートシンクも装備する親切仕様です。

もちろんB550チップセットということで、PCI-EスロットやM.2スロットは 、高速のPCI Express 4.0に対応。実用面でのポイントはしっかり押さえています。

 

大型CPUクーラー搭載

”静音パックまんぞくコース”適用モデルということで、大型のサイドフロー式CPUクーラーを搭載しています。サイドフロー式タイプは、CPUから吸収した熱を、前後のスムーズなエアフローにのせて強力に発散し、優れた冷却パフォーマンスを発揮します。

型番の記載はありませんが、見た感じサイズ社の”虎徹 MarkII”といったところでしょうか。サイドフロー式クーラーのど定番モデルで、ポイントはしっかり押さえています。

 

ASRock製RX 6700 XT搭載

※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう

グラボは、マザーボードと同じASRock製で、”Radeon RX 6700 XT Challenger D 12GB”を搭載しています。

 

スタンダードクラスのグラボながら、造りはしっかりしており、冷却性の高い大口径デュアルファンを搭載し、放熱フィンの密度も高め。さらに、ボードそのものはバックプレートで補強され、とても頑丈です。また、ファンは一定温度以下になると、自動的に止まるようになっており、アイドル時の静粛性は◎。

ボードの厚さも2スロきっかりということで、見た目もすっきりしています。

 

ちなみに、PCの心臓ともいえる電源には、650Wのブロンズクラス電源を採用しています。最大85%の電力変換効率を誇る省エネ電源で、ポイントはしっかり押さえています。

 

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

 

6コア12スレッドCPU×大型のサイドフロー式CPUクーラーということで、おおむね50℃台と低めの温度をキープしています。

また、グラボもデュアルファンということで、60℃台半ばと安定した温度で冷却できています。熱くなりがちなゲーミングPCですが、ケースの高い通気性も相まって冷却性能はとても優秀です。

 

動作音

同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ

 

ケースの左側面にて計測した結果です

うるさくなりがちなゲーミングPCでは55デシベルが一つの目安となりますが、ピーク時で50.1デシベルと大幅に下回っています。これは並みのノートPCクラスということで、ゲーミングPCにしては非常に静か。グラボのファンの回転数がやや上がっているかな…と感じるレベルです。

アイドル時も48.2デシベルに抑えられ、かすかにファンの風切り音が聞こえる程度です。ケースファンをはじめ、各種ファンが静かなのが見事に功を奏していますね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。

CINEBENCH R15

3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH R15】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

 

CPUはAMDの第4世代6コア12スレッドCPU・Ryzen 5 5600Xを搭載しています。

シングル性能がとても高く、上位のRyzen 7 5800Xとほぼ同等。そのため、ゲーミングにめっぽう強く、Ryzen 7やCore i7に引けを取らない高いパフォーマンスを発揮します。配信用となれば話は別ですが、ゲームならRyzen 5 5600Xで十分ですね。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

グラフィックボードは、CPUと同じく、AMDのRadeon RX 6700 XTを搭載しています。NVIDIAのGeForceシリーズでいうなら、RTX 3070とRTX 3060 Tiの中間くらいの性能となっており、WQHDメインでゲームによっては4Kでプレイすることも可能です。

なお、RTXシリーズではないので、AIコアを活用したフレームレート向上機能”DLSS”に非対応という点に注意が必要です。また、ライティング・シャドウ・反射を強化して、よりリアルなグラフィックを表現する”RT”の性能は、RTXシリーズに比べやや低めになっています。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal5974
Time Spy
Extreme
552059723864
Time Spy11694129427562
Night Raid5507314166312338
Fire Strike
Ultra
84678526245974161
Fire Strike
Extreme
1620017386246657995
Fire Strike28742360362479312611
Sky Diver559661034081896736949

 

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高品質高品質標準品質
フルHD230912402132694
WQHD182391971526791
4K91971056918093

このゲームはGeForceシリーズに最適化されていますが、4K・最高設定でもスコア9000以上をマーク。ちなみに、RTX 3060 Tiでは4K・最高設定でスコア10000を超えるので、安定感はワンランク上です。

 

PSO2:NGS(PSO2 ニュージェネシス)

おなじみの国産アクションRPGゲームに、大型アップデートが登場。以前の軽いグラフィック負荷が一転、非常に重くなっており、快適に動かすには相応のスペックが必要です。スコア10000以上で平均60fpsを安定してをキープできます。

 設定6設定5設定4
フルHD203992404630295
WQHD120191386718245
4K358439635172

とんでもないグラフィック負荷の高さですが、WQHDでは安定感バツグンで、設定6でもスコア10000を大きく超えてきます。さすがに4Kには荷が重く、RTX 3080などハイエンドクラスが必要になります。

 

BATTLEFIELD 2042(バトルフィールド 2042)

”BATTLEFIELD V”から実に3年ぶりとなる、大御所のFPSゲームの最新作。2042の名の通り、舞台は近未来ですが、ほぼ現代戦といった感じで、最大128人対戦に対応。ほかのゲームにはない、大規模戦闘を楽しめるのが最大の魅力です。

メインコンテンツとなるAll-Out Warfare(コンクエスト&ブレークスルー)では、128人固定となっており、そのぶんマップも非常に広大。あまりに広い・広すぎるので、制圧拠点が各地に散らばるコンクエストに比べ、前線拠点を一丸となって攻め落とすブレークスルーのほうが、大規模戦闘をより味わうことができます。

また、プレイヤーについては、専用のスキルとガジェットを持つ、10名のスペシャリストから選ぶスタイルに変更されているのもポイント。従来の兵科システムよりも装備の自由度が向上しており、専用ガジェットと組み合わせて独自の戦術をとることができるなど、プレイの幅が大きく広がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/ノーマル/低

  プレイモード:コンクエスト(カレイドスコープ)

 最高ノーマル
フルHD117(106)fps138(122)fps142(124)fps150(125)fps
WQHD101(90)fps105(96)fps121(97)fps142(119)fps
4K57(52)fps59(55)fps70(67)fps85(57)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

やはりWQHDまではfpsがよく伸び、最高設定で平均100fps以上をキープできます。一方4Kでは、グラフィックメモリの帯域幅が狭いこともあり、fpsが大きく落ち込み、設定重視だと平均60fpsを下回ってしまいます。

なお、このゲームではDLSSに対応していますが、先に紹介した通り、Radeonシリーズなので有効にできません。”ダイナミック解像度スケール”を使えば、4Kで若干fpsを向上させることができまが、DLSSに比べると効果は限定的ですね。

 

RT

 最高ノーマル
フルHD78(74)fps88(83)fps91(83)fps92(84)fps
WQHD66(62)fps74(66)fps80(70)fps89(81)fps
4K38(35)fps39(36)fps41(37)fps46(40)fps

RTを有効にした際のfpsです。

グラフィック負荷が非常に高く、fpsは大きく落ち込んでしまいます。WQHDまでなら平均60fps以上をキープできるものの、fps重視だと厳しい感じです。RTはDLSSとセットで使ってナンボなので、通常モードでプレイしましょう。

 

Call of Duty : Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)

大御所FPSゲーム・Call of Dutyの最新作ですね。舞台は第二次世界大戦となり、2017年に発売された”Call of Duty : WWII”から実に4年ぶり。内容は、メインストーリーとなるキャンペーンモード・マルチプレイモード・ゾンビモードのおなじみ三本立てです。

ゲームモードは、いつものドミネーション・チームデスマッチ・Kill Confirmedに加え、パトロールを追加。一定コースを動くパトロールポイントを確保するのが目標となりますが、移動し続けるので、攻守にわたって臨機応変な対応が求められます。

また、本作ではプレイ可能人数が3つの区分に分けられ、最大48人(24対24)で息つく暇のない、大規模戦闘を楽しむことができます。テンポのいい銃撃戦や、武器カスタマイズの広さも前作からしっかり引き継いでおり、毎年恒例のFPSゲームとしておすすめ。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/通常(FSR[フルHD&WQHD]”クオリティ”・FSR[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:マルチプレイ(ホテル)

 ウルトラ通常
フルHD170(152)fps181(84)fps248(224)fps
WQHD113(104)fps122(111)fps175(160)fps
4K57(48)fps61(56)fps94(84)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

4Kでは、設定重視だと平均60fpsを超えるのがやっとですが、WQHD以下では平均100fps以上をしっかりキープ。なお、このゲームではFSRを有効にすることで、fpsをさらに底上げすることができます。

 

FidelityFX Super Resolution 1.0(FSR)

 ウルトラ通常
フルHD251(225)fps267(237)fps334(292)fps
WQHD186(163)fps200(183)fps259(233)fps
4K153(141)fps162(150)fps215(195)fps

FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要で汎用性が高い反面、グラフィック精度がやや落ちてしまうのがネック。

解像度が上がるにつれ効果も上がり、4Kでは3倍弱にもなります。効果は絶大で、144Hzなど高リフレッシュレートディスプレイもしっかり生かせます。FSRにしては画質の劣化が控えめなのもポイントですね。

なお、パフォーマンスではややぼやけた感じになるので、4Kで画質重視ならバランスがおすすめ。

 

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

大人気のオープンワールドアクションRPGですね。舞台となる2077年のアメリカ・カリフォルニアに位置する”ナイトシティ”では、テクノロジーが目覚ましく発展している一方、社会は混乱を極めており、まさにカオス。そんなナイトシティでの成功を企む主人公の”V(ヴィー)”を操り、様々なミッションに挑戦します。

ユニークなのはVの立ち位置を自分で選択できる点ですね。バックグラウンドは開始時点で決まっておらず、キャラクター作成時に3種類の”ライフパス”から選択できます。ライフパスによって大きくシナリオが変わることはありませんが、各種イベントや選択肢が変わり、バリエーションに幅を持たせているのは面白い試みです。

戦闘はFPSながら、RPG要素が大きく、格上の相手にはしっかり育成して臨む必要があります。武器や防具はもちろん、体内に埋め込む”サイバーウェア”をアップグレードしつつ、スキルを強化し、プレイスタイルによって柔軟にカスタマイズ可能。じっくり楽しめるRPGゲームに仕上がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低(RT”ウルトラ”)

  プレイモード:本編で市街地中心部を移動

 ウルトラ
フルHD76(66)fps76(65)fps77(69)fps78(70)fps
WQHD51(46)fps63(58)fps70(63)fps74(64)fps
4K20(17)fps28(26)fps41(36)fps56(51)fps

スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

ウルトラヘビー級のゲームなので、WQHD・フルHDでも平均60~70fps台がやっと。このゲームはDLSS前提なので、有効にできないのは痛いです。。

 

RT

 ウルトラ低 
フルHD21(18)fps23(19)fps24(19)fps24(21)fps
WQHD13(11)fps13(11)fps14(12)fps14(12)fps
4K6(5)fps

RT機能を有効にした際の結果ですが、元が重すぎるので、全く歯が立ちません。

 

Far Cry 6(ファークライ6)

Ubisoftの看板タイトルとなるFPSゲーム・Far Cryシリーズの最新作ですね。今回の舞台はカリブ海に浮かぶ島”ヤーラ”。独裁者を、ゲリラ活動で打倒するのが目的となります。

マップはシリーズ伝統のオープンワールドで、非常に広大。ジャングルや市街地など様々なロケーションが用意されています。戦闘だけでなく、のんびり狩りや釣りをしたり、ビークル(車)を改造して島中を駆け回ったり、オープンワールドらしい楽しみ方は健在です。

特に今作では、戦闘面がより強化されているのがポイント。ジャンクパーツからクラフトする”リゾルバー武器”をはじめ、武器の種類は過去最大。弾薬の種類が豊富なことに加え、なんと仲間にした動物まで戦闘に参加させることができ、戦術は無限大。何でもアリなFPSゲームとしておすすめです。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(FSR[フルHD&WQHD]”クオリティ”・FSR[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:ベンチマークモード

 ウルトラ
フルHD101(67)fps109(76)fps121(91)fps134(96)fps
WQHD86(63)fps99(71)fps111(85)fps125(95)fps
4K50(43)fps60(50)fps65(53)fps75(59)fps

スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

WQHDまではやはり盤石で、4Kは平均60fpsを辛うじて超えるレベルです。なお、このゲームはFSRに対応しており、fpsを大きく底上げすることができます。

 

FidelityFX Super Resolution 1.0(FSR)

 ウルトラ
フルHD99(63)fps107(71)fps120(86)fps132(97)fps
WQHD98(64)fps106(72)fps119(86)fps132(97)fps
4K99(66)fps108(74)fps122(92)fps137(105)fps

FSRを有効にした際の結果で、4Kのみパフォーマンスにしています。FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要で汎用性が高い反面、グラフィック精度がやや落ちてしまうのがネック。

フルHDでは効果がないものの、WQHD以上では効果を発揮。4Kでは最大約2倍にもなり、平均100fpsをキープできます。パフォーマンスはグラフィックが若干ぼやけるので、バランスにするのがおすすめ。

 

RT

 ウルトラ
フルHD83(63)fps90(68)fps97(80)fps118(93)fps
WQHD71(57)fps81(65)fps88(78)fps112(92)fps
4K43(38)fps49(45)fps53(48)fps68(58)fps

RTを有効にした際の結果です。

反射とシャドウのみということで、負荷は比較的軽め。fpsは下がるものの、WQHD・ウルトラ設定で平均70fps台をマークしています

 

RT+FidelityFX Super Resolution 1.0

 ウルトラ
フルHD81(61)fps88(70)fps97(83)fps120(98)fps
WQHD81(57)fps88(65)fps96(77)fps117(91)fps
4K83(58)fps89(66)fps97(78)fps117(85)fps

WQHD以上、特に4Kで大きくfpsが向上し、4Kでも平均80fps台と安定してプレイできます。FSR対応ゲームなら、4Kでのゲームもラクラク。

 

Halo Infinite(ヘイロー・インフィニット)

実に6年ぶりとなる大作FPSゲーム・Haloシリーズの最新作です。キャンペーンモードのみ有料で、マルチプレイは基本無料となっています。ストーリーは、前作”Halo 5:Guardians”から約1年半後からスタート。歴史のあるシリーズものですが、概要はストーリー内でフォローされているので、初見の方でも安心です。

マルチプレイは従来のアビリティ制を廃止し、フィールド内で装備をを拾うスタイルに変更。高所や遠距離をすばやく移動できる”グラップルショット”や、敵や弾丸をノックバックできる”リバルサー”など、ユニークな装備が充実しており、豊富な武器種も相まって、様々な戦術をとれるのが魅力です。

対戦人数も最大24人と大幅に増えたほか、ルールも新たに追加され、単調になりにくいのも◎。プレイヤーのシールドは堅く、スラスター回避の制限+エイムアシストの弱体化により、以前にも増してタフな撃ち合いを楽しむことができます。

下記条件にて平均fpsのみ計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低

  プレイモード:マルチプレイ(Highpower)

 ウルトラ
フルHD80fps83fps87fps92fps
WQHD 65fps69fps72fps76fps
 4K41fps44fps46fps49fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

グラフィック負荷がやたら重いゲームということもありますが、フルHD・ウルトラ設定で平均80fpsにとどまり、相性がイマイチよくない感じ。ともあれ、対戦ゲームなので、DLSSやFSRに対応してfpsが出るようにしてほしいところですね。

 

Apex Legends(エーペックスレジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高・低(fpsリミット解除)

  APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD254(219)fps299(297)fps
WQHD180(159)fps227(187)fps
4K98(83)fps108(95)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

割と軽めのゲームということで、4K・最高設定で平均100fpsを狙うことが可能。やはりWQHDには強く、144Hzディスプレイをしっかり生かすことができます。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”)

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 最高
フルHD186(177)fps254(109)fps447(418)fps
WQHD115(109)fps166(154)fps274(255)fps
4K55(51)fps81(75)fps136(126)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

WQHDまでなら平均100fps以上をラクラクキープでき、144Hzディスプレイもしっかり生かせます。4Kではfpsが落ち込むものの、設定をガツンと落とせば安定してプレイ可能です。カジュアルなグラフィックなので、中設定でも十分。

なお、このゲームではDLSSに対応しており、240Hzなど超高速ディスプレイを生かすのであれば、RTXシリーズがおすすめです。

 

RT

 最高
フルHD49(44)fps50(30)fps54(49)fps
WQHD27(25)fps30(28)fps31(28)fps
4K12(11)fps13(12)fps13(12)fps

RT機能を有効にした際の結果ですが、ライティング・シャドウ・反射のフルセットで、fpsは大幅に落ち込みます。ライティング込みのRTは、グラボの性能がまだまだ追い付いていないのが現状です。

 

BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)

BIOHAZARD 7の続編となる、大御所のホラーアクションゲーム最新作ですね。

シリーズ4作目をほうふつとさせる村&城の舞台には、おなじみのユニークなギミックが満載。”RE Engine”によるリアルなグラフィックも相まって、スリル満点です。さらに、大人気のスコアアタックゲーム”ザ・マーセナリーズ”も収録され、やりこみ要素があるのもポイントです。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”/FSR[フルHD&WQHD]”品質重視”・FSR[4K]”速度重視”)

  プレイモード:本編にて一定コースを巡回

 最高(テクスチャ8GB)高(テクスチャ4GB)
フルHD212(153)fps232(194)fps231(192)fps
WQHD147(122)fps153(128)fps155(126)fps
4K73(60)fps74(60)fps75(60)fps

スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

一見重そうですがしっかり最適化され、WQHDでは144Hzディスプレイをきっちり生かせます。4Kでも平均70fps台と安定しており、対戦ものでもないので十分実用的です。

 

FidelityFX Super Resolution 1.0

 最高(テクスチャ8GB)高(テクスチャ4GB)
フルHD248(208)fps251(207)fps253(217)fps
WQHD230(200)fps232(201)fps237(202)fps
4K191(159)fps195(153)fps198(161)fps

FSRを有効にした際の結果で、4Kのみ速度重視にしています。

やはり効果は絶大で、4Kでは約2.5倍もfpsが向上し、平均190fps台をマーク!WQHD以下では240Hzディスプレイを生かせるほどです。

ただし、Far Cry 6とは違い、特にフルHDとWQHDではグラフィックがぼやけた感じになるのがネック。ゲームによってクオリティが違うので、DLSSよりもまだ粗削りな感じがしますね。

 

RT

 最高(テクスチャ8GB)高(テクスチャ4GB)
フルHD95(80)fps98(83)fps99(84)fps
WQHD81(68)fps83(71)fps84(72)fps
4K56(47)fps56(48)fps57(48)fps

RTを有効にした際の結果です。

シャドウのみのRTモードなので、負荷はだいぶ軽め。4Kでは平均60fpsを下回るものの、WQHDでは平均80fps台と安定しています

 

RT+FidelityFX Super Resolution 1.0

 最高(テクスチャ8GB)高(テクスチャ4GB)
フルHD107(89)fps111(95)fps112(94)fps
WQHD96(80)fps100(84)fps101(83)fps
4K87(74)fps89(76)fps90(77)fps

RTとFSRを有効にした際の結果です。

fpsは最大約59%向上し、4Kでも平均80fpsをマークします。ただ、やはりグラフィックのぼやけた感じが気になりますね。。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは超容量の1TB SSDを搭載した、シングルストレージ構成です。最近では50GBオーバーの大容量ゲームがざらにありますが、1TBもあれば盤石。たくさんのゲームをインストールできます。予算に余裕があれば、ゲーム用のSSDを追加するのもいいでしょう。

SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しており、メーカーはインテル製となっています。その実力ですが、ランダムの速度はしっかり出ていますが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは1000MB/sとそれなり。スタンダードクラスのNVMe SSDといったところですね。

ただし、SSDなので数値の差は体感できず、OSの起動やアプリの動作はサクサクで、ゲームのロードも早く、快適そのものです。

 

おすすめカスタマイズ

基本的にカスタマイズ不要ですが、編集用途でも使うならHDDを追加してデュアルストレージにするのがおすすめ。ゲームは高速のSSDに、かさばるデータ類は大容量のHDDに保存する使い分けができ、とても便利です。

そのほか、光学ドライブやキーボード、マウスは標準では搭載されないので、必要な方はカスタマイズをお忘れなく。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

まとめ&関連モデル

LEDイルミネーションを装備した高機能ケースには、自作パーツを搭載し、高いクオリティを実現。Ryzen 5×RX 6700 XTの優れたパワーで、WQHDで高いパフォーマンスを発揮し、ゲームによっては4Kでプレイすることも可能です。

なお、搭載モデルの価格は、RTX 3060 Ti搭載モデルに近く、どちらを選ぶか悩みどころですが、RTXシリーズのDLSSモードはやはり便利。性能そのものはRX 6700 XTよりも落ちるものの、RTX 3060 Tiの方が無難ではありますね。

 

 

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