G-Tune P6-I7G60BK-Aをレビュー 16インチ×165Hzディスプレイ搭載!圧倒的な装備が魅力のRTX 4060搭載ゲーミングノート

今回マウスコンピューターの【G-Tune P6-I7G60BK-A】をお借りしました。32GBメモリや1TB SSDをはじめ、圧倒的な装備が魅力のRTX 4060搭載ゲーミングノートをチェックしてみましょう。

 

目次

スペック

  G-Tune P6-I7G60BK-A[32GBメモリ・1TB SSD搭載]
サイズ W358.4×D268.3×H26.3mm
重量 約2.34kg(実測2343g)
OS Windows 11 Home(64ビット)
CPU Core i7-13700H
・14コア20スレッド
・定格2.4/最大5.0GHz
メモリ 32GB(16GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 1TB SSD(PCIe NVMe Gen.4)
グラフィクス RTX 4060(GDDR6 8GB)
ディスプレイ 16.0インチ、WUXGA(1920×1200)、ノングレア、165Hz
インターフェース USB 3.1 Gen.2 Type-C、USB 3.0 Type-A×2、USB 2.0、HDMI、mini DisplayPort、SDスロット、LANポート、マイク入力、ヘッドフォン出力
光学ドライブ ×
カメラ 100万画素
スピーカー ステレオスピーカー(Dolby Atmos)
キーボード 日本語キーボード(4ゾーン設定対応RGB LED)
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth Version.5
保証 1年(最大3年)
価格 【クーポンでさらにおトク】249,800円(税込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプタ(230W・499g)
・電源ケーブル(160g)

※2023年6月20日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※クーポンは商品ページに記載しています。

 

外観

スタイリッシュなデザイン

オール樹脂製のオーソドックスなボディです。

 

金属パネルに比べると剛性が弱く、天板の開け閉めでは少したわみが生じてしまうのがネック。

 

ゲーミングモデルらしく、エッジの効いたラインを各所に取り入れ、スピード感のあるデザインに仕上げているほかー

 

排気グリルもボディからせり出し、立体的なフォルムとなっています。

 

底面はこの通り、大きく通気口が開けられており通気性はバツグン。2基のデュアルファンで吸気し、4方向に排気する強力なエアフローを構築しています。

 

持ち運びしやすい軽量ボディ

16インチモデルにしては軽く、その重さは実測で2343gとなっています。このクラスだと2.5kg前後なので、2.3kg台というのは健闘していますね。

 

また、トレンドのスリムベゼルを採用しており、横幅と奥行きを圧縮することで、コンパクトボディを実現。さすがにモバイルノート並みとはいきませんが、携帯性は高めですね。

 

機能的なポート配置

USBは全4ポート、規格はUSB2.0からUSB3.1の標準的な内容となっています。そのうち背面の小型端子・Type-Cポートは、最大10Gbpsの高速転送が可能な”Generation2”規格に対応しています。

ポート数こそやや少ないものの、規格や形状のポイントはしっかりおさえており、あらかたの周辺機器を接続できます。ただ、高価なモデルなので、Thunderbolt 4は欲しかったところ。

 

また、画像出力端子はHDMI&mini DisplayPortを搭載し、複数画面の出力にも対応。さらに、地味ながら便利なSDスロットをしっかり完備しているのも◎。普段使いにも便利ですね。

 

ポートの配置もよく考えられており、LAN・電源・映像出力・USB Type-Cポートが後ろ側に配置されているのもポイント。中でも映像・LAN・電源ケーブルは特にかさばりやすく、サイドにあるとマウスなどの配線と干渉して邪魔になりがち。しかし、後ろにあればそんな心配は一切ありません。

 

ディスプレイ&キーボード

大画面ディスプレイ搭載

このモデルは大画面の16.0インチディスプレイを搭載。一般的な15.6インチとの差はわずか0.4インチですが、これだけでもだいぶゆとりを感じさせますね。没入感はかなり高く、ゲームがよりはかどります。

解像度はWUXGA(1920×1200)で、ディスプレイ比率は16:10となっています。最新流行のタイプで、16:9のフルHDよりもやや縦長。一度に表示できる情報量が多く、スクロールの手間が省けるのは便利です。

 

肝心の映像クオリティですが、美しい発色と高いコントラストで、くっきり鮮やか。IPSパネルに近い感じで、ゲームや動画鑑賞もはかどります。

 

視野角も広く、姿勢によって色味が変わらないのもいいですね。

 

165Hz出力対応

トレンドはしっかり押さえており、高速の165Hzディスプレイを搭載しています。

1秒間に描写できる枚数は、通常の60Hzディスプレイの2倍以上!144Hzのさらにその上を行く非常に滑らかな描写性能で、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームで効果てきめんです

 

操作性の高いキーボード

キーボードにはフルカラーLEDを内蔵しており、ゲーミングモデルらしくとても華やか。

付属アプリにて、カラーやアニメーションの設定が可能。カラーはブロック単位で設定でき、4ブロックに分割されています。

 

16インチのワイドボディということで、テンキー付きキーボードを搭載。

国内BTOメーカーでよく見かけるタイプで、基本的には素直なキー配置となっていますが、テンキー周りの配置にクセがあり、ちょっと慣れが必要な感じ

 

キーそのものは大きめに造られ、すべて独立しており、キーピッチも約18.5mmと標準的な間隔が確保されているので、誤爆の心配はまずありません。ただ、キーピッチは19mmがベターですね。

ファンクションキーは標準的なラインナップで、Windowsロックやファンクションロックは付属アプリから変更可能です。ちなみに、タッチパッドロックは、タッチパッドの右上をダブルタップで設定できます。

 

キーストロークはこの通り深めで、しっかりした打鍵感・操作感となっています。キーボード面の剛性も高く、安定感もバッチリです。

 

ちなみに、電源ボタン横に配置されたボタンでは、”パフォーマンスモード・バランスモード・静音モード”3種類の動作モードに切り替えることができます。

パフォーマンスモードはLEDラインが点灯するので、かんたんに判別可能です。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドは、パッド部分とクリックボタンが一つになった、オーソドックスな一体型タイプを採用しています。

 

タッチパッドの表面はサラサラした材質なので、カーソル操作は非常にスムーズ。一方、クリックボタンは押し込む必要があり、操作性は今一つといったところ。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 4060搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ada Lovelace”のRTX 4060(125W)を搭載。ミドルクラスのGPUで、フルHD~WQHDでのゲーミングに対応します。

RTXシリーズでは、”RTコア”と”Tensorコア”を搭載しているのがポイント。

 

RTコアは”レイトレーシング技術(RT)”に対応しており、反射・影・ライティングなどをリアルに再現可能。ゲームでのイメージを見てもわかるように、炎の描写が車体にもしっかり表現され、従来よりもさらに臨場感が増しています。

また、AI機能のTensorコアは”DLSSモード”に対応しており、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がり、とても便利。

そのほか、RTXシリーズはOptiXにも対応しているのもポイント。Blenderなどの3DCG作成ソフトでは、RTコアを活用した高速レンダリングや、Tensorコアを活用した高速のノイズ除去機能を搭載し、ヘビーなCG作成作業で高いパフォーマンスを発揮します。

 

DLSS 3で大幅にパフォーマンスアップ

RTX 4000シリーズ最大の武器は、最新の”DLSS 3”に対応していること

GPUコアに内蔵された”Optical Flow Accelerator”を使い、映像のフレーム間に中間フレームを補完することで、描写の負荷を大きく軽減し、フレームレートを大幅に上げることが可能。

ウルトラヘビー級のゲーム・Cyberpunk 2077では、約4倍以上もパフォーマンスが向上するなど、RTX 3000シリーズに対し大きなアドバンテージとなっています。

 

CINEBENCH R23

3Dグラフィックのレンダリングソフト”CINEBENCH R23”で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

CPUは、インテルの第13世代14コア20スレッドCPU・Core i7-13700Hを搭載。

CPUの中身ですが、第13世代とはいうものの”Raptor Lake”ではなく、前世代の”Alder Lake”をベースにしたCPUというのがポイント。つまり、Core i7-12700Hの動作クロックを上げたバージョンで、性能は約10%ほど向上しています

 

参考までに比較してみると、シングルスコアは約7%、マルチスコアは約9%高くなっており、クロックアップの効果がしっかり出ていることがわかります。ゲームはもちろん、各種編集作業でも優れたパフォーマンスを発揮します。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・DirectX 12 Ultimate(Speed Way)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

RTX 3060から約20~30%性能が向上し、RTX 3070 Tiに迫るスコアをマーク。前世代のハイスペッククラスの性能ということで、フルHDでバツグンの安定感を発揮し、WQHDでのゲーミングにも対応できます。

さらに、VRAM(グラフィックメモリ)も8GBと多めに搭載しているので、VRAMをガッツリ使う最新ゲームにもしっかり対応できるのもポイント。迷ったらRTX 4060がまずおすすめです。

  総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Speed Way 2560
Port Royal 5771
Time Spy
Extreme
5029 4887 6027
Time Spy 10616 10302 12837
Night Raid 55089 105513 14857
Fire Strike
Ultra
6190 5990 29209 3206
Fire Strike
Extreme
12292 12899 29148 5537
Fire Strike 24595 27206 29064 12611
Sky Diver 63843 92824 28451 43267

 

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

  最高品質 高品質 標準品質
WUXGA 20822 24484 27855

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

従来のゲームであれば余裕で対応でき、最高設定でスコア20000を超える非常に高いスコアをマーク。なんと平均163fpsまで伸び、165Hzディスプレイをフルに生かすことができます。

 

BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)

  最高画質 高画質 中画質
WUXGA 16983 21992 23577

久々となる国産のオンラインアクションRPGゲームです。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。

比較的重めではありますが、最高設定でもスコア15000を突破。平均117fpsで安定してプレイでき、高画質なら平均153fpsと165Hzディスプレイを生かせるまでになります。

 

Diablo IV(ディアブロ IV)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中(DLSS”クオリティ”/高解像度アセット適用)

  プレイモード:ネヴェスク周回

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 135(106)fps 163(128)fps 189(139)fps

標準的なグラフィック負荷のアクションRPGゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

最近のゲームにしては軽く、DLSS無しでも平均100fpsを大きく超え、高設定なら165Hzディスプレイを生かすことができます

 

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 161(128)fps 192(150)fps 228(169)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応していますが、逆効果のためフレーム補完はOFFにしています。

フルHDから効果を発揮しており、最大約21%fpsが向上し、ウルトラ設定でも165Hzディスプレイをしっかり生かせるようになります

 

Call of Duty: Modern Warfare II(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:極限/ウルトラ/バランス(DLSS”クオリティ”/アンチエイリアス”ウルトラ”)

  プレイモード:マルチプレイ(ファーム18)

平均(最低)fps 極限 ウルトラ バランス
WUXGA 143(108)fps 150(112)fps 173(122)fps

重量級のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。DLSSを有効にした際のfpsのみ記載しています。

165Hzディスプレイをきっちり生かすのは厳しいものの、極限設定では143fpsをマークしているので、実用面では十分ですね

 

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:本編で市街地中心部を移動

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 71(61)fps 77(70)fps 84(75)fps

現状では最強レベルとなるウルトラヘビー級のFPSゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

フルHDではウルトラ設定でも平均60fps以上をしっかりキープ。フルHDでゲームを楽しむなら、まずRTX 4050は押さえておきたいところですね。

 

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 112(104)fps 132(120)fps 142(123)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応しています。

フルHDから効果を発揮しており、最大約71%fpsが向上し、ウルトラ設定で平均100fpsオーバーと安定感バツグン。さすがに165Hzディスプレイ設定をきっちり生かすのは厳しいですが、高設定ならそれなりに生かせます。

なお、フレーム補完なしだとウルトラ設定で平均85fpsなので、その差は一目瞭然。

 

RT

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 25(20)fps 25(20)fps 26(20)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードの重さ+反射・影・ライティングのフルセットということで、とんでもなく重く、全く歯が立ちません

 

RT+DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 71(61)fps 73(63)fps 75(65)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

フレーム補完の効果が非常に大きく、最大約2.9倍もfpsが向上し、平均70fps台と安定してプレイできます。RTX 4050だと平均60fpsに届かず、少し物足りないですね。

ちなみに、フレーム補完なしだとウルトラ設定で平均45fpsとなります。

 

Hogwarts Legacy(ホグワーツ・レガシー)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS”クオリティ”)

  プレイモード:ホグワーツ内の移動

平均(最低)fps 最高
WUXGA 68(51)fps 77(55)fps 89(66)fps

ウルトラヘビー級のアクションゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

最高設定でも平均60fpsを超え、安定してプレイ可能です。VRAMを8GBと多めに搭載しているので、テクスチャの貼り遅れなどなく、fpsの下振れも控えめ。

VRAMが6GBのRTX 4050だとこうはいかず、最新ゲームをまんべんなく楽しむならRTX 4060をまず押さえたいところ

 

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 122(76)fps 136(99)fps 154(118)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応しています。

フルHDから効果を発揮しており、最大約79%fpsが向上し、ウルトラ設定で平均122fpsと安定感バツグン。高設定なら165Hzディスプレイも生かせるようになります。

なお、フレーム補完なしだとウルトラ設定で平均88fpsとなり、平均100fpsに届きません。

 

RT

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 31(18)fps 33(17)fps 34(20)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

Cyberpunk 2077と同じく、反射・影・ライティングのフルセットということで、いずれの設定でも平均60fpsを下回ります

 

RT+DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
WUXGA 79(43)fps 82(46)fps 84(62)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

やはりフレーム補完の効果は絶大。最大約2.5倍もfpsが向上し、平均70fps台と安定してプレイできます。ちなみに、フレーム補完なしだとウルトラ設定で平均47fpsとなり、平均60fpsに届きません。

 

BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”高品質”/FSR”クオリティ”)

  プレイモード:最初の村を移動

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
WUXGA 83(60)fps 92(77)fps 97(81)fps

重量級のアクションゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

最高設定で平均80fps以上をマーク。また、VRAMを8GB搭載していることもあり、最低fpsが大きく落ち込まず、とても安定しています。

なお、RTX 4050はVRAMが少ないので安定性に欠け、高設定でギリギリ平均60fpsを超えるなど、最新ゲームにはパワー不足です。

 

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
WUXGA 104(81)fps 111(86)fps 111(79)fps

FSRを有効にした際のfpsです。FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要の汎用性が高い技術で、最近では画質のクオリティもDLSSと同等レベルに向上しています。

フルHDから効果を発揮。fpsは最大約25%向上し、最高設定では平均100fpsを超え安定感バツグン。さすがに165Hzディスプレイを生かすのはきついですね。

 

RT

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
WUXGA 66(11)fps 84(71)fps 85(64)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

レイトレーシングだとVRAMを非常に多く使い、最高設定だと動作が不安定になるため、高設定でのプレイがおすすめ。RTX 4050だと中設定まで落とす必要があり、最新ゲームならVRAM8GBはやはり欲しいですね。

ちなみに、VRAMが12GBあると4Kまで快適に動作します。

 

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
WUXGA 74(5)fps 94(76)fps 85(64)fps

RT機能とFSR機能を同時に有効にした際の結果です。

FSRを有効にしても安定性の悪さは変わらず、高設定がおすすめ。FSRは描写負荷が下がるのですが、根本的にVRAMが足りないですね。

 

Tiny Tina’s Wonderlands(ワンダーランズ)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:バッドアス/ウルトラ/高(FSR”クオリティ”)

  プレイモード:フィールド内の移動

平均(最低)fps バッドアス ウルトラ
WUXGA 86(78)fps 90(81)fps 104(95)fps

超重量級のFPSゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

バッドアス設定で平均80fps台とをマークし、FSR無しでも十分実用的です。激重設定でこのパフォーマンスはとても魅力的。

 

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps バッドアス ウルトラ
WUXGA 100(79)fps 107(94)fps 124(107)fps

FSRを有効にした際のfpsです。

効果はやや控えめですが、最大約19%fpsが向上し、平均100fpsをキープできるようになります

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:最高/超高

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

平均(最低)fps 最高 超高
WUXGA 302(277)fps 314(302)fps

超軽量のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

軽いのでfpsが非常によく伸び、165Hzディスプレイをフルに生かすことができます。なお、最高設定でレンダリング解像度をMAXにしても、平均205fpsをマークしており、品質重視でも安定感バツグン。

 

OVERWATCH 2(オーバーウォッチ 2)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:エピック/ウルトラ/高(FSR”OFF”)

  プレイモード:練習場

平均(最低)fps エピック ウルトラ
WUXGA 185(140)fps 259(175)fps 356(222)fps

超軽量のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

エピック設定が意外に重いものの、165Hzディスプレイをきっちり生かすことができ、FPSゲームではバツグンの安定感を誇ります。

 

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:最高・低(fpsリミット解除)

  プレイモード:射撃訓練場

平均(最低)fps 最高
WUXGA 199(155)fps 255(184)fps

標準的なグラフィック負荷のFPSゲームです。競技性の高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

最高設定で165Hzディスプレイをきっちり生かすことができ、スムーズにプレイ可能。FPSゲームメインならRTX 4050でも正直十分ではあります。

 

Fortnite(フォートナイト)

測定条件

  解像度:WUXGA

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

平均(最低)fps 最高
WUXGA 99(73)fps 157(123)fps 175(132)fps

やや軽めのFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

最高設定のみかなり重く、平均100fpsどまり。DLSSでしっかり底上げしましょう。

 

DLSS

平均(最低)fps 最高
WUXGA 141(108)fps 186(136)fps 207(245)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

フルHDから効果を発揮しており、最大約42%fpsが向上し、ウルトラ設定で165Hzディスプレイを生かせるまでになります。ただし、ゲームモードによってfpsにバラつきがあるので、高設定でプレイするのがおすすめ。

ちなみに、レイトレーシングを有効にしても結果がほとんど変わらないので、省略しています。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは超大容量の1TB SSDを搭載しています。最近のゲームは50GB以上のものがざらですが、1TBもあれば容量不足で困る心配はまずありません。SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプで、爆速のPCIe Gen.4規格を採用する本格派仕様で、CFD製となっています。

ただし、シーケンシャル(連続データ)・ランダムともにGen.3+αの速度をマークしており、Gen.4タイプとては正直物足りないですね。ただし、実用面では全く問題なく、起動からゲームのロードまでサクサク動き、とても快適です。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

CPUは80℃台前半で約4.6GHz(P-コア)と高いクロックをキープしています。また、GPUは70℃前後と安定した温度をキープしており、しっかり冷却できています。

 

こちらがCINEBENCH R23実行時の温度です。

冷却性能はかなり高く、90℃前後で約3.6~3.7GHz(P-コア)と高めのクロックをキープ。高性能のHシリーズを余裕をもって冷やしています。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

ゲーミングノートだと55デシベルが目安となりますが、ピーク時で58.6デシベルと大きく上回っています。これぞゲーミングノートという豪快なファンノイズで、耳障りな甲高いノイズが控えめなのがせめてもの救いですね。

なお、最小時は46.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:静音モード、トップクラスの電力効率
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約6時間10分をマーク。ゲーミングノートにしては健闘しているものの、決して長いとは言えないので、電源のない環境で使うならバッテリーの管理をしっかりしましょう。

 

便利機能いろいろ

 

付属アプリの内容は充実しており、先に紹介したLEDイルミネーションをはじめ、動作モードや各種ロック機能の設定がワンストップでできるようになっています。

 

サウンドイシステムには、”Dolby Atmos”を採用。サラウンドをはじめ、イコライザー機能が充実しており、好みの音質に柔軟にカスタマイズ可能です。

ちなみにスピーカーの品質ですが、重低音~高音まで伸びるものの、こもった感じで音質はイマイチ。。そのためサラウンド効果もあまり感じられず、素直にヘッドフォンやヘッドセットを使うのがおすすめ。

 

まとめ&関連モデル

大画面で迫力のある16インチディスプレイに、Core i7・165Hzディスプレイ・フルカラーキーボードを搭載し、内容がとても充実しています。さらに、最新ゲームをまんべんなく楽しめるRTX 4060の高い性能も魅力的です。

また、G-Tuneはサポート&保証が充実しているのもポイント。G-Tuneでは延長保証が定額制で安く、例えば3年延長保証+センドバック修理保証に9,900円(税込)で加入することができます。また、24時間365日の電話サポート&96時間以内で修理完了が標準メニューとして用意されており、万が一でも安心。

サポート&保証重視を重視するならおすすめです。

 

 

 

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