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G-Tune H5をレビュー メカニカルキーボード&165Hzディスプレイ搭載!RTX 3070の性能が光るハイスペックゲーミングノート

今回マウスコンピューターの【G-Tune H5】をお借りしました。

高い応答性が自慢のメカニカルキーボードを採用!ハイスペックGPU・RTX 3070を搭載した、本格派の15インチゲーミングノートをチェックしてみましょう。

 

目次

スペック

  G-Tune H5
サイズ W359.8×D243×H26.8mm
重量 約2.23kg(実測2219g)
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU Core i7-10870H
・8コア16スレッド
・定格2.2/最大5.0GHz
メモリ 16GB(DDR4-2400)
ストレージ 512GB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクス RTX 3070(GDDR6 8GB)
ディスプレイ 15.6インチ、フルHD、ノングレア、165Hz対応
インターフェース USB3.0 Type-C Gen.2、USB3.0 Type-A Gen.2、USB3.0 Type-A×2、HDMI、マイク入力、ヘッドフォン出力、SDスロット、LANポート
光学ドライブ ×
カメラ 100万画素(Windows Hello 顔認識カメラ搭載)
スピーカー ステレオスピーカー
キーボード バックライト付き日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.0
保証 1年(最大3年)
価格 241,780円(税込)~
付属品 ・ACアダプター(690g)
・電源ケーブル(161g)
・各種マニュアル

※2021年6月9日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

スタイリッシュなデザイン

直線主体のスッキリしたフォルムが印象的なボディです。装飾の類はロゴのみとなっており、非常にシンプル。使う人を選ばないデザインに仕上げています。

 

派手になりがちな排気グリルも、この通りボディと一体形成になっており、落ち着きがあります。

 

天板には金属パネルでカバーしているのもポイント。オーソドックスな樹脂製に比べ、見た目が美しく、触り心地も上々で、高級感を感じさせます。

 

ちなみに、ゲーミングモデルらしく、フロント下部にはLEDイルミネーションバーが内蔵されています。派手過ぎず、デザイン面でいいアクセントになっていますね。

 

とにかく熱いゲーミングノートですが、2基のデュアルファンを搭載し、底面から吸気し、背面&サイドから排気する強力なエアフローを構築しています。

 

ボディそのものの大きさは、スリムベゼルを採用することにより、横幅と奥行きを圧縮し、15インチモデルにしてはコンパクト。

 

また、ボディの厚さは26.3mmと、しっかり厚みがあるのもいいですね。スリムモデルに比べ、冷却面で余裕ができるので、これは安心です。

 

充実したインターフェース

スリムボディですが、インターフェースはなかなかの充実ぶり。

 

USB端子は、USB3.1・USB3.0を計4ポート搭載。USB3.1は、いずれも最大10Gbpsの高速転送に対応した”Gen.2規格”となっています。

ポートの形状も、通常のType-Aから、小型&リバーシブルのType-Cまでしっかり用意されており、周辺機器の接続にはまず困りません。

 

そのほか、光学ドライブこそありませんが、SDスロットが搭載されており、実用面のポイントをしっかり押さえてあります。画面出力はHDMIのほか、Type-C端子が画像出力を兼ねており、複数画面への出力も可能です。

 

ポート配置も絶妙で、電源・LAN・HDMI・Type-Cポートが後ろに配置されています。中でも電源・LAN・HDMIの3つは、特にかさばりやすいケーブルですが、後ろに配線すれば、サイドの有線マウスなどと混線する心配もなし。地味ながら便利なギミックですね。

 

なお、Wi-Fiは、最新規格のWi-Fi 6(802.11ax)を採用しています。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現。また遅延も少なくなっているため、無線でのゲーミングがより安定します。

 

ディスプレイ&キーボード

発色に優れたディスプレイ

ディスプレイサイズは、オーソドックスな15.6インチで、解像度も標準的なフルHDとなっています。映り込みの少ないノングレアタイプで、自分の顔とにらめっこすることなく、ゲームに集中できます。

 

肝心の映像クオリティですが、高コントラスト・高発色で、くっきり鮮やか。高いグラフィッククオリティで、ゲームもはかどります。

 

視野角も広く、横から覗いても色ムラが少ないのも◎。パネルの種類は不明ですが、IPSパネルに近い感じです。

 

165Hz出力対応

ゲーミングノートの標準装備ともいえる高リフレッシュレートディスプレイですが、ハイエンドモデルらしく、なんと165Hz出力に対応しています

 

165Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2.5倍以上!144Hzのさらにその上を行く滑らかな描写で、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームにはうってつけです。

120Hzや144Hzでもなく、165Hzというのは、さすがハイエンドモデルといったところですね。

 

メカニカルキーボード搭載

このモデル最大の特徴は、なんといってもメカニカルキーボードですね。ほとんどのモデルがメンブレン式なので、まさに破格レベル。

 

電気接点式の一般的なメンブレンタイプとは異なり、内部に機械式のスイッチを内蔵しています。押したときの安定感が非常に高く、素早い操作にも確実に反応し、特にシビアなゲーミングとの相性はバツグンです。

スイッチの詳細は不明ですが、接点部に柔らかい感触があり、スイッチ音は小さめということで、”茶軸”っぽい感じですね。赤軸や青軸とは明らかに違います。キーストロークは2mmと浅すぎず深すぎず、絶妙な深さなのもグッド。クセが無く使う人を選ばない仕上がりです。

 

ゲーミングノートらしく、華やかなフルカラーキーボードを搭載しています。

 

付属のアプリを使えば、カラーの変更やアニメーションの設定をはじめ、ON/OFFなど、発光パターンを細かく調整可能です。

特に、カラー変更はキー単位でできるようになっており、使用頻度の高いキーを目立たせることもできます。なお、イルミネーションバーもこのアプリでカラーを調整できます。

 

キー配置ですが、15インチモデルということで、テンキー付きキーボードを採用しています。

各キーは大きめに造られ、きっちり整然としたキー配置となっています。ただ、テンキー周りのキー配置にクセがあるので、慣れるまでは誤爆に注意といったところですね。

なお、キーピッチは約18.8mmとデスクトップキーボードなみの余裕があり、キーボード面の剛性も高いので、タイピングやゲーム操作は快適そのものです。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプを採用しています。

 

タッチパッドそのものはサラサラしており、カーソル操作はとてもスムーズでまさにストレスフリー。また、クリックボタンもカチカチと軽く押すだけで反応し、トータルで高い完成度を実現しています。

 

ちなみに、電源ボタンの横には動作モードの変更ボタンが設置されています。付属アプリを開くとこなく、静音モードやパフォーマンスモードに設定でき、とても便利ですね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 3070搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ampere”のRTX 3070を搭載。ハイスペッククラスのGPUで、前世代のRTX 2070よりパワーアップし、RTX 2080 SUPER並みの性能となっています。フルHDには十分すぎるほどで、RTでのゲーミングに最適です。

また、RTXシリーズでは従来のGTXシリーズと異なり、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。

Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がるので、とても便利ですね。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの第10世代8コア16スレッドCPU・Core i7-10870Hを搭載しています。

6コア12スレッドのCore i7-10750Hの上位バージョンとなるCPUで、参考までに比較してみると、シングル性能は約12%、マルチ性能は約54%も高くなっています。2コア・4スレッドの増加分だけきっちり性能は上がり、動画や画像編集などクリエイティブ用途でより高いパフォーマンスを発揮します。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

RTX 2070よりもCUDAコア数が増加しており、おおむね約20~30%性能が向上。下位のRTX 3060と比較しても、約20%~30%性能が高く、フルHDでは盤石のパフォーマンスを発揮します。特にRT性能を測るPort Royalではスコア6000を超え、特に重いRTでのゲーミングにも最適です。

  総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal 6077
Time Spy
Extreme
4779 4905 4173
Time Spy 9668 9883 8609
Night Raid 44880 82898 12471
Fire Strike
Ultra
6634 6533 20682 3487
Fire Strike
Extreme
12353 13032 20416 6230
Fire Strike 21575 26934 20172 9036
Sky Diver 49099 85030 18474 29181
Cloud Gate 49040 139819 14986
Ice Storm 116793 154758 62839

 

FF14(ファイナルファンタジーXIV)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

  最高品質 高品質 標準品質
フルHD 16970 18602 19397

高性能CPUとの相乗効果で、最高品質でスコア15000オーバーと非常に高いスコアをマークし、まさに朝飯前ですね。

 

PSO2:NGS(PSO2 ニュージェネシス)

おなじみの国産アクションRPGゲームに、大型アップデートが登場。以前の軽いグラフィック負荷が一転、非常に重くなっており、快適に動かすには相応のスペックが必要です。スコア10000以上で平均60fpsを安定してをキープできます。

  設定6 設定5 設定4
フルHD 13423 16363 20250

さすがにハイスペックGPUなだけあり、スコア10000をラクラクキープできます。なお、設定5でも十分きれいなので、フレームレート重視なら、設定を落とすのがおすすめ。

 

BATTLEFIELD V(バトルフィールド V)

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

  最高
フルHD 113(68)fps 126(99)fps 130(105)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重量級のゲームながら、最高設定でも平均100fps以上をキープし、非常に安定しています。RTX 3060からフレームレートがしっかり底上げされ、FPSゲーマーならRTX 3070を選びたいところ。

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

  最高
フルHD 86(77)fps 92(80)fps 104(83)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。なお、DLSSモードもありますが、フルHDで動作するのはRTX 3060までとなります。

RTモードはとにかく重く、fpsが大幅に落ち込みます。それでも、最高設定・DLSS無しで平均80fps台というのはすごいですね。さすがにPort Royalでスコア6000オーバーは伊達じゃないです。

 

Call of Duty : Black Ops Cold War(コールオブデューティー ブラックオプス コールドウォー)

言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。

もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。

一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/ミディアム(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:マルチプレイ

  ウルトラ ミディアム
フルHD 138(126)fps 145(134)fps 155(146)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームでは、ウルトラ設定でも平均140fpsレベルとよく伸び、高リフレッシュレートディスプレイを生かせるほどの性能となっています。なお、DLSSにも対応しているので、パフォーマンス重視ならぜひ活用しましょう。

 

DLSS

  ウルトラ ミディアム
フルHD 150(138)fps 159(150)fps 172(160)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

解像度が上がるほど効果を発揮するので、フルHDでは控えめですね。それでも、fpsは最大11%向上し、ワンランク上の安定感を実現しています。

 

RT

  ウルトラ ミディアム
フルHD 84(73)fps 88(75)fps 92(78)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

RTではfpsがかなり落ち込みますが、ウルトラ設定で平均80fps以上をキープし、RTでの安定感は一味違います。DLSSモードでしっかりfpsを底上げしましょう。

 

RT+DLSS

  ウルトラ ミディアム
フルHD 98(83)fps 101(88)fps 105(92)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

fpsは最大約17%も向上し、ウルトラ設定ではほぼ平均100fpsをマークしています。RTでのゲーミングなら、RTX 3070がおすすめですね。

 

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

大人気のオープンワールドアクションRPGですね。舞台となる2077年のアメリカ・カリフォルニアに位置する”ナイトシティ”では、テクノロジーが目覚ましく発展している一方、社会は混乱を極めており、まさにカオス。そんなナイトシティでの成功を企む主人公の”V(ヴィー)”を操り、様々なミッションに挑戦します。

ユニークなのはVの立ち位置を自分で選択できる点ですね。バックグラウンドは開始時点で決まっておらず、キャラクター作成時に3種類の”ライフパス”から選択できます。ライフパスによって大きくシナリオが変わることはありませんが、各種イベントや選択肢が変わり、バリエーションに幅を持たせているのは面白い試みです。

戦闘はFPSながら、RPG要素が大きく、格上の相手にはしっかり育成して臨む必要があります。武器や防具はもちろん、体内に埋め込む”サイバーウェア”をアップグレードしつつ、スキルを強化し、プレイスタイルによって柔軟にカスタマイズ可能。じっくり楽しめるRPGゲームに仕上がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:本編で市街地中心部を移動

  最高
フルHD 67(61)fps 77(68)fps 77(68)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

現状ではトップクラスに重いゲームですが、なんと最高設定で平均60fpsを超えており、RTX 3060との地力の差がしっかり出ています。なお、DLSSが単体で使えるので、ぜひ使いましょう。

 

DLSS

  最高
フルHD 73(65)fps 76(65)fps 78(70)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

このゲームでも、フルHDではDLSSの効きがいまいちで、fpsは最大約9%の向上にとどまります。

 

RT

  最高
フルHD 28(23)fps 29(26)fps 31(27)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードでもかなり重いので、RTでは平均20fps台とお話しになりません。

 

RT+DLSS

  最高
フルHD 47(39)fps 51(45)fps 55(47)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

パフォーマンスは格段に向上しますが、元が重すぎるので、残念ながら平均60fpsには届かず。RTは使わず、DLSSでフレームレートを向上させるのがおすすめ

 

Borderlands 3(ボーダーランズ 3)

前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。

見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100憶種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。

もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、ウルトラ/高/中

  プレイモード:キャンペーン

  バッドアス ウルトラ
フルHD 108(94)fps 116(103)fps 131(110)fps 150(122)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重さで定評のあるBorderlandsシリーズですが、なんと超重量級のバッドアス設定で平均100fps以上をマーク。ウルトラ設定で平均100fpsを超えるRTX 3060とはパワーが違いますね。

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

  最高 超高
フルHD 233(211)fps 235(225)fps 237(220)fps 246(231)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

FPSゲーム屈軽さということで、どの設定でも平均200fps以上をマーク。144Hzディスプレイを余裕で生かし切ることができます。グラフィック品質重視なら、レンダリング解像度を上げてみるのもあり。解像度MAX(100)・最高設定でも平均206fpsと、安定感バツグンです。

 

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)

  プレイモード:射撃訓練場

  最高
フルHD 210(185)fps 236(221)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームもわりと軽めということで、最高品質でも165Hzを余裕で突破。ディスプレイをフルに活用することができます。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

  最高
フルHD 167(142)fps 215(202)fps 284(228)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

意外に重い最高設定でも、平均167fpsをマークし、165Hzディスプレイをきっちり生かすことができます。DLSSを使えば最低fpsも底上げされ、さらに安定感が上がります。

 

DLSS

  最高
フルHD 205(161)fps 255(231)fps 289(272)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

DLSSモードを有効にすると、fpsは最大23%向上し、平均200fps台に突入。最低fpsも底上げされ、安定感もさらにアップします。

 

RTモード

  最高
フルHD 31(25)fps 32(25)fps 34(27)fps

RT設定はMAXにして測定しています。

負荷の高いRTモードですが、このゲームは”グローバルイルミネーション”容赦なく重く、平均30fps台と全く伸びません

 

RT+DLSSモード

  最高
フルHD 57(45)fps 60(48)fps 62(50)fps

fpsの伸び幅は約2倍弱にもなり、高設定ではなんとか平均60fpsに届きます。RTX 3060以下では平均60fpsすら厳しく、さすがRTに強いだけはありますね。

 

BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)

BIOHAZARD 7の続編となる、大御所のホラーアクションゲーム最新作ですね。

シリーズ4作目をほうふつとさせる村&城の舞台には、おなじみのユニークなギミックが満載。”RE Engine”によるリアルなグラフィックも相まって、スリル満点です。さらに、大人気のスコアアタックゲーム”ザ・マーセナリーズ”も収録され、やりこみ要素があるのもポイントです。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最大/高/中

  プレイモード:本編にて一定コースを巡回

  最高(テクスチャ8GB) 高(テクスチャ4GB)
フルHD 112(101)fps 114(99)fps 113(99)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

このゲームは、VRAM(グラフィックメモリ)を多く使い、テクスチャ設定をMAXにすると、8GBを優に超えてきます。それでも、最高設定では平均100fpsを軽く超え、安定感◎。やはり、VRAMよりもコア性能ありきということがわかります。

 

RT

  最高(テクスチャ8GB) 高(テクスチャ4GB)
フルHD 84(71)fps 87(73)fps 91(76)fps

RT機能を有効にした際の結果です。なお、DLSSには対応していません。

fpsが落ち込むものの、平均80fps以上をキープし、十分実用的なレベルとなっています。RTならRTX 3070があると安心ですね。

 

MONSTER HUNTER WORLD(モンスターハンターワールド)

言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中

  プレイモード:フリークエスト

  最高
フルHD 95(73)fps 120(103)fps 120(103)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

国産ゲームではトップクラスの重量級ゲームですが、なんと最高設定で平均100fps手前まで迫ります。DLSSモードはWQHD以上ということで使用できませんが、このパフォーマンスなら使えなくても全然大丈夫ですね。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは大容量の512GB SSDを搭載しています。最近のゲームは容量そのものがかなり増えていますが、512GBもあればまず大丈夫です。なお、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用する徹底ぶり。
ちなみに、メーカーは”ADATA”となっています。

肝心の性能ですが、シーケンシャル(連続データ)・ランダムともに4ケタをマーク。特にシーケンシャルの読み込みでは2000MB/sをコンスタントにキープしています。また、ランダムもしっかり速度が出ており、クオリティはなかなか高めです。

もちろん、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのもの。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

CPUはターボモードながら70℃後半~80℃半ばをキープし、GPUのコア温度も70℃半ばと、安定した冷却性能を発揮しています。特にCPUが90℃台に行かないのがいいですね。これなら長時間のゲームでも安心!

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

55デシベルが目安となりますが、ピーク時では55.9デシベルとオーバー。いかにもゲーミングノートらしい豪快な風切り音で、甲高いノイズ感もちょっと気になります。ただ、ゲーミングノートなので、うるさくてナンボですね。

ちなみに、最小時は46.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

据え置きメインのモデルですが、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:静音モード、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約7時間30分と5時間を超え、ゲーミングノートらしからぬバッテリーの持ちとなっています。GPUを搭載していますが、使わないときには省エネモードに入っているようですね。電源のない環境でも作っと使えるのはグッド。

 

便利機能いろいろ

先にも紹介した通り、付属アプリの”Control Center”にて、動作モードやLEDの調整、ファンクションキーの動作設定などなど、各種設定がワンストップでできるようになっています。

 

サウンドシステムはアメリカの大御所”THX”の認証を受けており、付属のサウンドイコライザーで好みの音質に変更できます。

なお、スピーカーの品質ですが、中~高音メインで、低音がやや弱めです。サラウンドは効いているものの、音質が軽めということもあり、どうにも迫力不足なのが残念

 

おすすめカスタマイズ

基本的にカスタマイズ不要ですが、予算に余裕があればSSDを1TBに増やすのがおすすめ。なお、別途HDDを追加することはできません。

 icon-check-circle G-Tuneのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

まとめ

やはりメカニカルキーボードのインパクトがすごいですね。たしかな操作感と素早い反応で、ゲーミングでの安定感がバツグン。メンブレンも悪くありませんが、さすがに格が違います。

RTX 3070の実力も申し分なく、RTX 3060を凌ぐ高いパフォーマンスは、より高い安定性が求められるFPSゲームに最適。また、実用レベルのRT性能も魅力的です。

肝心の価格ですが、これだけ装備が充実しているので、RTX 3070搭載モデルにしてはやや高め。ただ、お値段以上の完成度となっており、本格派モデルが欲しい方には特におすすめ

 

 

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