OMEN by HP 30L Desktopをレビュー LEDイルミネーション搭載!スタイリッシュなデザインに進化した妥協なきハイエンドモデル

今回HPの【OMEN by HP 30L Desktop ハイパフォーマンスモデル】をお借りしました。

グラスウィンドウのフロントパネルを採用!デザインを一新してさらにスタイリッシュに進化した、HPのハイエンドモデルをチェックしてみましょう。

 

目次

スペック

現行モデルではRTX 3080を搭載しています(ハイパフォーマンスプラスモデル)
  OMEN by HP 30L Desktop GT13-0000jp
ハイパフォーマンスモデル
サイズ 約165×424×448mm
OS Windows 10 Pro(64ビット)
CPU インテル Core i7-10700KF
・8コア/16スレッド
・定格3.8/最大5.1GHz
メモリ 32GB(16GB×4 DDR4-3200)
ストレージ 1TB SSD+2TB HDD
グラフィクス GeForce RTX 2080 SUPER(GDDR6 8GB)
チップセット インテル Z490 チップセット
光学ドライブ ×
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.0
電源 750W(80PLUS PLATINUM)
保証 1年(最大3年)
価格(RTX 3080搭載モデル) 【キャンペーンでさらにおトク】371,800円(税込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源ケーブル

※2021年4月25日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

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外観

シンプルで洗練されたデザイン

前モデルと同じくオーソドックスなタワータイプですが、フロントパネルがフラットになり、だいぶスッキリした出で立ちになりました。

 

パネルのデザインもしっかり造りこまれ、シースルーのグラスウィンドウとなっており、内部のLEDリングファンが見える凝りよう。

 

上部の”OMEN Diamond”の美しい輝きも相まって、とても洗練されたイメージに仕上がっています。

 

だいぶシンプルになりましたが、サイドと天板は幾何学模様でアクセントがつけられ、OMENらしさは健在です

 

ちなみに、ケースの大きさはミニタワーサイズです。ミドルタワーよりも一回り小さいので、設置しやすい反面、拡張性は低め。扱いやすい大きさなので、初心者の方には特におすすめです。

 

クリアサイドパネル&LEDイルミネーション採用

前モデルと同じく、クリアサイドパネルを標準装備しています。パネル全面をクリア仕様にしており、メーカー製PCにしてはとても大胆。

 

さらに、ケース内の天板部分には、なんとLEDイルミネーションを装備し、パーフェクトな仕上がりを実現。透明度の高いサイドパネルなので、LEDイルミネーション映えがバツグンによく、見ていてついうっとりしてしまいます。

 

ちなみに、サイドパネルは頑丈な強化ガラス仕様で、さらに電磁波防止効果のある”EMIプロテクティブコーティング”が施されている徹底ぶり。かなり気合が入っています。

 

なお、パーツを含め、内部のLEDカラーは付属アプリ【OMEN Gaming Hub】で変更可能です。

 

カラーの変更だけでなく、アニメーションにも対応しており、いろんなパターンを試すことができます。これだけでも結構遊べますね。もちろん、明るさやON/OFFの切り替えも可能です。

 

アクセスしやすいインターフェース

フロントのインターフェースは天板部分に設置されていますが、一段凹みが設けられ、さらに斜めに角度がつけられているのがミソ。

デスクの下に設置した際にアクセスしやすいだけでなく、凹みがある分物が落ちにくく、ちょっとした小物類を置くのにも最適です。デザインも多面的になり、まさに一石二鳥のギミックですね。

 

搭載されている端子ですが、USB端子はフロント・背面あわせて計9ポート搭載。そのうち背面の3ポートは、USB3.2 Gen.2となっており、最大10Gbpsの高速転送に対応しています。さらに、端子のタイプの従来のType-Aのほか、リバーシブルのType-Cも用意されており、周辺機器の接続にはまず困りません。

なお、映像端子はHDMI・Displayport・USB Type-Cの3種類で、全5ポートを装備。マルチディスプレイ構成はもちろん、VR機器の接続にもしっかり対応できます

 

内部

機能的なケース

シンプルながらも機能的なケースに仕上がっています。

 

サイドパネルはツールレスで、背面上部のボタンをおすだけで開閉し、内部へのアクセスもラクラク。パーツの交換や増設はもちろん、内部の清掃など定期的なメンテナンスもスムーズに行うことができます。

 

内部は裏配線構造になっており、かさばるケーブル類をケース裏面の配線スペースに通すことで、内部がとてもスッキリしています。

 

ケースの通気性も高く、前面のスリットのほか、天板と底面に大きくエアインテークが設置されています。前面吸気・背面排気のスムーズなエアフローに、裏配線構造も相まって、内部に熱がこもる心配はありません。

 

ちなみに、底面にはフィルターが設置されています。特に底面はほこりを吸い込みやすいので、これはありがたいですね。

 

気になる拡張性ですが、3.5インチベイが2基のみ。最低限の内容ですが、大容量ストレージが普及しているので、これだけあればまず困ることはありません。

もちろん、各ベイはツールレスタイプなので、つまみを引き出すだけで、かんたんに交換できます。

 

ハイクオリティのPCパーツ

新モデルではパーツのメーカーにもこだわり、”Cooler Master”製のCPUクーラーと電源を採用しています。自作パーツではまさにド定番のメーカーなだけあり、やはり安心感が違いますね。

 

水冷式CPUクーラー

CPUクーラーには、高性能の水冷式CPUクーラーを搭載しています。

水冷式CPUクーラーは、CPUからダイレクトに熱を吸収し、ラジエーターで強力にケース外へ排熱するので、冷却能力はとても優秀。空冷式CPUクーラーよりも約20~30℃ほど低く冷却可能です。このモデルでは、特に発熱の高いK付きCPUを搭載していますが、冷却面は万全。

ポンプのデザインもスクエア型になっており、本体のデザインと統一性を持たせているのはいいですね。

 

プラチナクラス電源

電源は80PLUS認証の省エネ電源で、ハイグレードのプラチナクラスのものを搭載。

最大92%の電力変換効率を誇り、コンセントからの電気をムダなく変換し、その分発熱も低い優れた電源となっています。

 

高品質のSSD&メモリ

また、SSDはストレージでおなじみのWESTERN DIGITAL製で、なんとハイグレードの”BLACKシリーズ”を搭載しています。シーケンシャル(連続データ)・ランダムデータの読み書きともにムラなく、非常に速い優れもの。

 

さらに、メモリはコスパの高さで人気のある、キングストン製高品質メモリ”HyperX Fury”を引き続き採用。ヒートスプレッダ(放熱用の金属板)付きなので、メモリチップの熱を効率よく発散します。

 

※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう

なお、CPUクーラー&メモリにはLEDイルミネーションが搭載され、前モデルからさらに派手になり、とても華やか。

 

もちろん、メモリのカラーも変更できますが、ほかのパーツとは異なり、メモリの項目で調整します。

 

カードキーパー採用

グラフィックボードはWQHDでのゲーミングに最適なRTX 2080 SUPERで、ボードのタイプは標準的なブロワファンタイプとなっています。

大口径ファンを搭載したメーカーオリジナルモデルに比べ、冷却性能はやや劣りますが、ボード内で吸排気が完結するため、内部のエアフローを乱さないというメリットがあります。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、写真右側にはカードキーパーが設置されています。輸送中のスロット破損を防ぐのに役立つギミックですが、細かいところまでしっかり考えられていますね。

 

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

 

8コア16スレッド&K付きの熱いCPUではありますが、おおむね40℃台とかなり冷え冷え。空冷式クーラーとは一味違いますね。

一方、グラボはオーソドックスなブロワファンということで、80℃台となっています。大型ファン搭載モデルに比べると冷却性能はやや劣りますが、この温度なら全く問題ありません。

 

動作音

同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ

 

ケースの左側面にて計測した結果です

うるさくなりがちなゲーミングPCでは55デシベルが一つの目安となりますが、ピーク時で50.0デシベルと大幅に下回っています。ノートPCクラスのノイズレベルとなっており、ゲーミングPCにしては非常に静か。ファンの回転数がやや上がっているのを感じるくらいです。

アイドル時も47.8デシベルに抑えられ、かすかにファンの風切り音が聞こえる程度です。静音性もしっかり考えられているのは好印象ですね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。

CINEBENCH R15

3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH R15】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

インテル第10世代の8コア16スレッドCPU・Core i7-10700KFを搭載しています。

シングル性能は200cb、マルチ性能は2000cbの大台をそれぞれ超え、ゲームでのパフォーマンスはバツグンに高く、動画や画像編集などヘビーな作業もサクサクこなせます。

なお、上位モデルでは、10コア20スレッドのCore i9-10850Kを搭載しています。マルチ性能は約29%と大きめの差がつきますが、シングル性能は約11%差となっており、特にシングル性能がものをいうゲーミングでは、全く引けを取りません。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

グラフィックボードは、前世代のハイエンドグラボ・RTX 2080 SUPERを搭載しています。現行世代でいうと、アッパーミドルクラス・RTX 3060 Tiレベルの性能で、WQHDでのゲーミングに最適です。

  総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal 6881
Time Spy
Extreme
5244 5264 5134
Time Spy 11488 11505 11398
Night Raid 58080 122818 14568
Fire Strike
Ultra
6808 6598 24629 3687
Fire Strike
Extreme
13149 13530 24728 6873
Fire Strike 24123 28654 24598 10892
Sky Diver 57832 92053 22827 38872
Cloud Gate 58154 155027 18247
Ice Storm 206648 440335 72139

 

RT&DLSS対応

RTXシリーズということで、リアルタイムレイトレーシング(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています

 

上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。

Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術【DLSSモード】では、AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

FF14

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

4K WQHD フルHD
9607 17885 20468

最高品質で測定した結果となりますが、4Kでもスコア9000をしっかり超えてきます。RTX 3060 Tiと同等か、やや低めの性能といったところ。

4Kでゲームするなら、最低でもこのグレードは押さえておきたいですね。

 

Call of Duty : Black Ops Cold War(コールオブデューティー ブラックオプス コールドウォー)

言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。

もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。

一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/ミディアム(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:マルチプレイ

  ウルトラ ミディアム
フルHD 163(149)fps 176(159)fps 191(175)fps
WQHD 110(93)fps 113(81)fps 129(109)fps
4K 64(60)fps 68(63)fps 73(67)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

WQHD以下では平均100fpsをラクラク超え、4Kでも平均60fpsをキープ。DLSS無しでも4Kに対応できるのは魅力的ですね。

 

DLSS

  ウルトラ ミディアム
フルHD 207(190)fps 228(214)fps 248(231)fps
WQHD 155(140)fps 167(155)fps 182(171)fps
4K 117(99)fps 126(117)fps 134(127)fps

DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています

最新のDLSSということで、fpsがよく伸びます。解像度が上がるたびに効果が増し、4Kでの伸び幅はほぼ2倍で平均100fps以上をマーク。さらに、WQHD以下では高リフレッシュレートディスプレイを生かせるようになります。

 

RT

  ウルトラ ミディアム
フルHD 98(85)fps 103(90)fps 108(99)fps
WQHD 67(58)fps 72(56)fps 77(69)fps
4K 31(26)fps 39(33)fps 43(36)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

RTの負荷は非常に重く、fpsは大きく落ち込んでしまいます。4Kでは軒並み平均60fpsを下回り、WQHDでやっとというレベル。RTならDLSSを使ってなんぼです。

 

RT+DLSS

  ウルトラ ミディアム
フルHD 121(108)fps 131(113)fps 136(121)fps
WQHD 97(85)fps 101(92)fps 106(97)fps
4K 73(67)fps 80(73)fps 84(77)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています

影のみのRTということもありますが、劇的にパフォーマンスが向上し、4Kでも平均60fpsをしっかり超えるようになります。WQHDでも平均100fpsを狙うことができ、効果てきめんです。

 

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

大人気のオープンワールドアクションRPGですね。舞台となる2077年のアメリカ・カリフォルニアに位置する”ナイトシティ”では、テクノロジーが目覚ましく発展している一方、社会は混乱を極めており、まさにカオス。そんなナイトシティでの成功を企む主人公の”V(ヴィー)”を操り、様々なミッションに挑戦します。

ユニークなのはVの立ち位置を自分で選択できる点ですね。バックグラウンドは開始時点で決まっておらず、キャラクター作成時に3種類の”ライフパス”から選択できます。ライフパスによって大きくシナリオが変わることはありませんが、各種イベントや選択肢が変わり、バリエーションに幅を持たせているのは面白い試みです。

戦闘はFPSながら、RPG要素が大きく、格上の相手にはしっかり育成して臨む必要があります。武器や防具はもちろん、体内に埋め込む”サイバーウェア”をアップグレードしつつ、スキルを強化し、プレイスタイルによって柔軟にカスタマイズ可能。じっくり楽しめるRPGゲームに仕上がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:本編で市街地中心部を移動

  ウルトラ
フルHD 81(73)fps 95(85)fps 113(99)fps
WQHD 52(47)fps 61(54)fps 77(66)fps
4K 25(22)fps 29(25)fps 38(32)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

ウルトラヘビー級のゲームということで、fpsの伸びはいまいち。WQHD・高設定ではなんとか平均60fpsをキープできますが、安定性でいうならフルHDまでといったところ。DLSSでしっかりfpsを底上げしましょう。

 

DLSS

  ウルトラ
フルHD 114(98)fps 114(99)fps 116(102)fps
WQHD 78(72)fps 89(82)fps 113(101)fps
4K 57(51)fps 65(60)fps 85(78)fps

DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています

新しめのゲームということで、fpsがよく伸び、4Kでは2倍以上と高設定で平均60fpsを超えるようになります。グラフィックはきれいなので、十分実用的。DLSS様様ですね。

 

RT

  ウルトラ
フルHD 28(25)fps 30(26)fps 32(26)fps
WQHD 18(15)fps 18(15)fps 20(17)fps
4K 3(3)fps 7(5)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードでもfps伸びが悪いので、RTにいたっては、もはや言わずもがなです。

 

RT+DLSS

  ウルトラ
フルHD 50(41)fps 54(47)fps 59(50)fps
WQHD 34(30)fps 36(31)fps 38(33)fps
4K 26(22)fps 28(24)fps 30(26)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています

大幅にパフォーマンスが向上しているものの、平均60fpsには届かず。。RTは使わず、DLSSでフレームレートを向上させるのがおすすめ

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

  最高 超高
フルHD 374(338)fps 385(360)fps 410(387)fps
WQHD 271(238)fps 274(251)fps 298(276)fps
4K 148(127)fps 152(139)fps 168(161)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

FPSゲーム屈指の軽さを誇り、4Kでも高リフレッシュレートディスプレイをしっかり生かせます。なお、レンダリング解像度をMAX(100)にしても、4K・最高設定で平均93fpsをマークし、グラフィック品質重視でも高い安定性を発揮します。

 

Apex Legends(エーペックスレジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高

  射撃訓練場

4K WQHD フルHD
103(88)fps 143(143)fps 143(143)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

上のゲームほど軽くはないですが、フルHD・WQHDではカンストで、4Kでも余裕で平均100fpsを超えます。4Kで144Hzを狙うなら、RTX 3080がおすすめ。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

  最高
フルHD 188(173)fps 201(184)fps 381(262)fps
WQHD 122(110)fps 158(134)fps 245(159)fps
4K 58(56)fps 82(77)fps 130(76)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

軽そうに見えて意外に重く、4Kで平均60fpsを超えるのは高設定まで。このゲームもDLSSに対応するようになったので、ぜひ活用しましょう。

 

DLSS

  最高
フルHD 275(264)fps 336(290)fps 463(449)fps
WQHD 187(179)fps 235(225)fps 332(318)fps
4K 132(124)fps 157(150)fps 216(204)fps

DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています

DLSSモードを有効にすると、レンダリング解像度をガッツリ落とすので、fpsが大幅に向上します。4Kでは2倍以上にもなり、平均100fpsを軽く超え、高リフレッシュレートディスプレイを生かせるほど。WQHD以下では平均200fps以上も狙えます。

 

RT

  最高
フルHD 38(26)fps 41(29)fps 41(28)fps
WQHD 18(16)fps 24(20)fps 26(21)fps
4K 9(8)fps 10(9)fps 12(10)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

RTモードではたちまち重くなり、この通り全滅状態です。”グローバルイルミネーション”をOFFにすれば多少パフォーマンスは改善しますが、焼け石に水ですね。そもそもこのゲームのカジュアルなグラフィックとRTとの相性はイマイチな感じがします。。

 

RT+DLSS

  最高
フルHD 63(53)fps 65(58)fps 79(66)fps
WQHD 42(37)fps 42(34)fps 44(36)fps
4K 33(28)fps 33(28)fps 34(28)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています

fpsはよく伸びるものの、よくてフルHD止まりと、厳しいことに変わりありません。無理して使う機能でもなく、DLSSでfpsを伸ばすくらいがちょうどいいですね

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは1TB SSD+2TB HDDの超大容量デュアルストレージ構成となっています。SSDとHDDの両方を搭載しているので、ゲームとデータを別々に保存できるだけでなく、SSDの容量がとても多いので、大容量のゲームを多くインストールでき、とても便利です。

速度はブラックシリーズということでとても速く、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは4ケタをマークし、一部3000MB/sオーバーとまさに爆速。伸びにくいランダムでもしっかり速度が出ており、とても優秀。

実際の使用感は言わずもがな、OSの起動からゲームの読み込みまで早く、アプリの動作もサクサクで非常に快適です。

 

OMEN Gaming Hub

OMENシリーズということで、専用ユーティリティー”OMEN Gaming Hub”を搭載。先に紹介したキーボードのカラー変更やネットワークの帯域割り当て、さらに動作の設定まで、ゲーミングに必要な機能をワンストップで設定できます。

 

動作の設定については、ファンのほか、オーバークロックにも対応しています。オーバークロックではCPUの性能をさらに引き出すことができますが、故障のリスクも高くなるので、基本的におすすめしません。

そのままでも性能は十分高く、どうしてもということであれば、自動で調整してくれる”インテリジェント”モードがおすすめです。

 

まとめ&関連モデル

フロントパネルにシースルーのグラスウインドウを採用し、フラットデザインにすることで、より洗練されたデザインに進化しています。前モデルよりもクセがなく、使う人を選ばないクオリティとなっています。LEDイルミネーションもバッチリ搭載しており、見て楽しめるのもいいですね。

ケースそのものも非常に機能的にできており、クーラーマスター製のパーツを搭載するなど、ハイエンドモデルにふさわしい完成度を実現。デザインから性能面までとことんクオリティにこだわる方におすすめです

 

 

OMEN by HP 30L[エクストリームプラスモデル]

【スペック】
■OS:Windows 10 Pro
■CPU:Core i9-10850KF
■チップセット:Z490チップセット
■メモリ:64GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3090
■ストレージ:SSD 1TB+HDD 2TB
■電源:750W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
【キャンペーンでさらにおトク】503,800円(税込)~

Core i9とRTX 3090を搭載した最強モデル。4Kでのゲーミングをとことん極めるならおすすめ。

 

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