MENU

Lenovo Legion 760をレビュー Ryzen 9&RTX 3080搭載!高性能・高品質・高コスパの三拍子そろったハイエンドゲーミングノート

今回はレノボの【Lenovo Legion 760】をお借りしました。

Ryzen 9 5900HX&RTX 3080搭載!最上級の性能と装備を誇る、高コスパのハイエンドモデルをチェックしてしましょう。

 

目次

スペック

  Lenovo Legion 760(Ryzen 9&RTX 3080搭載)
カラー ストームグレー
サイズ W359.3×D259×H19.9mm
重量 約2.5kg(実測2504g)
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU Ryzen 9 5900HX
・8コア16スレッド
・定格3.3/最大4.6GHz
メモリ 32GB(16GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクス RTX 3080(GDDR6 16GB)
ディスプレイ 16.0インチ、WQXGA(2560×1600)、ノングレア、IPS、165Hz
インターフェース USB3.1 Gen.2 Type-C×2、USB3.0 Type-A×3、USB3.0 Type-C、HDMI、LANポート、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ ×
カメラ HD 720p カメラ
スピーカー ステレオスピーカー
キーボード フルカラーLED内蔵日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.1
保証 1年(最大3年)
価格 【クーポン利用】472,670円294,268円(税・送料込)~
付属品 ・ACアダプター(886g)
・電源ケーブル(173g)
・各種マニュアル

※2021年10月16日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

大胆なデザイン

上位モデルらしく、ボディの素材にはアルミを採用しています。樹脂製に比べ頑丈なので、ハードに使い倒すゲーミングノートとの相性はバツグンです。

頑丈なだけでなく、表面は非光沢の梨地加工が施され、美しい仕上がりを実現。しっとり手になじむ感触も相まって、高級感を感じさせます。

 

もちろん、LEGIONシリーズ伝統の大胆なデザインは、新モデルでも健在。排気グリルがヒンジ部分よりも後方にせり出した、ユニークな構造となっています。

ヒンジはラウンド状になっており、なかなかオシャレ。デザイン面でいいアクセントになっていますね。

 

ヒンジ部分をバッサリ切り落とした、直線主体のスッキリしたフォルムに、ガンメタリックの”ストームグレー”がバッチリきまっており、とても洗練されたイメージに仕上がっています。

 

とにかく熱くなりがちなゲーミングノートですが、底面の通気口は大きく造られています。

 

また、サーマルパンプ(ゴム足)の高さもしっかり確保されており、吸排気はとてもスムーズ。冷却性能はとても優秀です。

 

LEDイルミネーション搭載

ハイエンドモデルらしく、本体にはド派手なLEDイルミネーションを装備。

 

イルミネーションは、排気グリル・天板ロゴ・キーボード・フロント下部の計4か所に搭載され、あふれんばかりの輝きでテンションが上がります!光り物好きにはたまりませんね。

なお、LEDは付属アプリでアニメーション含め自由自在に設定できます。カスタマイズの幅が広く、意外と?楽しめます。もちろんON/OFFの切り替えもでき、LEDが苦手な方でも安心です。

 

スリム&コンパクトボディ

16インチの大型モデルですが、ボディは意外にコンパクト。

 

ディスプレイのベゼル(ふち)を、上下左右にいっそうスリムにすることで、なんと15インチモデルとほぼ同等のサイズを実現しています。また、厚さは最薄部で20.1mmと、ゲーミングノートにしてはスリムなのもポイント。

 

ちなみに、重さは実測で2504gと、重厚なアルミボディなだけあり、やや重たいですね。ただ、スリム&コンパクトなので、持ち運び用として使うことは可能です。

 

充実したインターフェース

USBは左右・背面にあわせて6ポート搭載しています。最新のUSB3.1と従来の3.0規格に、小型&リバーシブルのType-Cポートと通常のType-Aポートを採用し、どんなシーンでも柔軟に対応できる便利なラインナップです。

Type-Cポートのうち、左サイドと背面の2つは、高速転送・大容量給電・高解像度出力が可能な”USB3.1 Gen.2規格”となっています。なお、画像出力端子はHDMIのほか、背面のType-CポートがDisplayPort出力を兼ねており、複数ディスプレイへの出力も可能です。

 

レノボらしく、Webカメラのプライバシーシャッターを装備しており、右サイドのスライドスイッチでON/OFFを切り替えることができます。使わないときはシャッターを閉めることで、プライバシーを保護でき、セキュリティ面も安心。

 

ちなみに、背面のポートの配置も地味ながら◎。画像端子・電源ポート・LANポートが背面に搭載されているので、サイドの有線マウスなどと干渉しないようになっています。ケーブル同士の混線はイラっと来るので、これは嬉しいですね。

 

ディスプレイ&キーボード

165Hz出力対応の高性能ディスプレイ

ディスプレイサイズは16.0インチ、解像度はWQXGA(2560×1600)の大画面&高解像度ディスプレイを搭載しており、高い没入感を実現しています。

また、ディスプレイ比率は16:10というのもポイント。主流の16:9タイプよりもやや縦長なので、一度に表示できる情報量が多く、スクロールの手間が省けるのは便利ですね。

 

上位モデルらしく非常に高いクオリティを実現しており、ディスプレイにはIPSパネルを採用しています。優れた発色と高いコントラストで、くっきり鮮やか。HDR400の明るさも相まって、美しい映像でゲームを思う存分楽しむことができます。

 

また、視野角も広く、横から覗いても色むらが無いのもグッドです。

 

もちろん、165Hz出力に対応の高リフレッシュレートディスプレイを標準搭載。

1秒間に描写できる枚数は、通常の60Hzディスプレイの2倍以上!144Hzのさらにその上を行く非常に滑らかな描写性能で、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームで効果てきめんです

 

さらに”G-Sync”に対応しているのもポイント。G-SyncとはNVIDIAの映像同期技術のことで、スタッター(カクつき)やテアリング(分断)を抑え、正確なゲーミングを実現します。高リフレッシュレートディスプレイとの相乗効果で、快適そのものです。

 

フルカラーキーボード搭載

ゲーミングノートだとテンキーを省略するモデルもありますが、このモデルでは汎用性の高いテンキー付きとなっています。先に紹介したとおり、フルカラー仕様ということで、とにかく派手。

 

一部が連結キーとなっていますが、基本的なキーは大きめに造られ、配置そのものも基本的に素直。テンキーが独自配列ではなく、デスクトップキーボードそのまんまというのはポイント高いですね。

キーピッチも約19mmとデスクトップ並みの感覚が確保されており、かなりゆとりがあります。これなら誤爆の心配もありません。

 

キーストロークは浅すぎず深すぎず、反発もさほど強くなく、あっさりした打鍵感ですね。一般のノートPCに近い感じで。ゲーミングノートにしてはちょっと物足りないです。

ただ、押し込まずしてサクサク操作できるので、これはこれでアリといったところ。リニアな操作感を求める方におすすめです。ちなみに、キーボード面の剛性はとても高く、安定感はバツグン。タイピング圧力が高い方でも安心です。

 

操作性の高いタッチパッド

タッチパッドは、パッドとクリックボタンが一緒になった、オーソドックスな一体型となっています。

 

操作性はやはり高く、パッドはツルツルした材質で、とてもスムーズなカーソル操作が可能です。また、クリックボタンは軽く押し込むだけで反応し、応答性は◎。欲を言えば、クリック音がもう少し小さければなおよかったですね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。なお、4Kディスプレイに接続し、WUXGA(1920×1200)・WQXGA(2560×1600)・4K(3840×2160)でベンチマークを実行しています

RTX 3080搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ampere”のRTX 3080(VRAM16GB版)を搭載。最上位GPUということで、4Kでのゲーミングも対応しています。

また、RTXシリーズでは従来のGTXシリーズと異なり、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。

Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がるので、とても便利ですね。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

以前よりも最適化が進み、スコアの伸びは良好ですね。下位のRTX 3070よりも約20%前後高いスコアをマークしており、4Kでのゲーミングも狙える性能となっています。

  総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal 7606
Time Spy
Extreme
5884 6136 4774
Time Spy 12030 12457 10074
Night Raid 54418 106225 14459
Fire Strike
Ultra
7881 7764 26295 4068
Fire Strike
Extreme
14522 15215 26054 7242
Fire Strike 25563 30430 26346 11393
Sky Diver 55794 92204 21823 34300
Cloud Gate 61754 166179 19302
Ice Storm 231434 445309 86324

 

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、AMDの第5世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 9 5900HXを搭載しています。”ZEN 3アーキテクチャ”をベースにした高性能CPUで、インテルを軽くしのぐ非常に高いパフォーマンスを発揮します。

ノート用CPUながら、デスクトップ用CPUに匹敵する恐ろしい性能となっており、インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900Kに迫るスコアをマーク。ゲームはもちろん編集作業などヘビーなタスクもサクサクこなせます。

 

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

4K WQXGA WUXGA
10217 16242 19352

最高品質で測定した結果となりますが、4Kでもスコア10000を大きく超える高性能ぶりを発揮。ついにノートでも、4K・最高設定でプレイできるようになりましたね。前世代からたしかな進化を感じさせます。

 

PSO2:NGS(PSO2 ニュージェネシス)

おなじみの国産アクションRPGゲームに、大型アップデートが登場。以前の軽いグラフィック負荷が一転、非常に重くなっており、快適に動かすには相応のスペックが必要です。スコア10000以上で平均60fpsを安定してをキープできます。

  設定6 設定5 設定4
WUXGA 23591 27500 32004
WQXGA 13778 14851 18447
4K 5197 5474 7024

FF14とは比較にならないほどグラフィック負荷が重く、スコア10000をこえるのはWQXGAまでとなります。4Kでは、設定3にすればスコアが跳ね上がりますが、品質がかなり落ちるので、おすすめしません。

 

BATTLEFIELD V(バトルフィールドV)

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/WUXGA

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中

  プレイモード:コンクエスト

  最高
WUXGA 127(101)fps 134(103)fps 140(108)fps
WQXGA 113(95)fps 126(104)fps 136(106)fps
4K 73(70)fps 78(72)fps 96(86)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

WQXGAでも平均100fpsを超える高い安定感で、4K・最高設定でも平均60fps以上をキープできます。ただ、重量級のゲームで165Hzディスプレイをきっちり生かすのは、まだハードルが高い感じですね。

 

RT

  最高
WUXGA 91(81)fps 100(83)fps 114(87)fps
WQXGA 71(63)fps 77(71)fps 98(88)fps
4K 44(39)fps 47(39)fps 63(57)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

RTは非常に負荷が高いため、fpsが大幅に落ち込み、最高設定で平均60fpsをキープできるのはWQXGAまでとなります。

 

RT+DLSS

  最高
4K 57(52)fps 61(56)fps 71(67)fps

RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。DLSSはグラボのグレードによって有効にできる解像度が異なり、RTX 3080では4Kのみ対応しています。

最大30%fpsが向上し、高設定では平均60fpsを超えるようになります。ただ、FPSゲームではフレームレートが高いに越したことないので、WUXGA×RTが実用的なラインといったところです。

 

Call of Duty : Black Ops Cold War(コールオブデューティー ブラックオプス コールドウォー)

言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。

もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。

一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/WUXGA

  ゲーム設定:ウルトラ/高/ミディアム(RT”ウルトラ”/DLSS[WUXGA&WQXGA]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:マルチプレイ

  ウルトラ ミディアム
WUXGA 156(146)fps 170(158)fps 186(173)fps
WQXGA 114(106)fps 123(115)fps 135(126)fps
4K 63(59)fps 68(63)fps 74(70)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重そうに見えて意外と最適化されており、4K・ウルトラ設定で平均60fpsをキープ。なお、このゲームではDLSSを単体で有効にでき、165Hzディスプレイを生かせるまでに、性能を底上げできます。

 

DLSS

  ウルトラ ミディアム
WUXGA 186(170)fps 202(187)fps 217(202)fps
WQXGA 143(132)fps 158(141)fps 173(156)fps
4K 118(109)fps 126(114)fps 136(126)fps

DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています

最新のDLSSということで、伸び幅は最大約2倍弱にもなり、WQXGAでは165Hzディスプレイをしっかり生かすことができます。また、4Kでも平均100fpsを借る超えるほどで、まさに効果てきめんです。

 

RT

  ウルトラ ミディアム
WUXGA 92(74)fps 98(78)fps 103(84)fps
WQXGA 68(54)fps 70(58)fps 76(63)fps
4K 40(33)fps 42(33)fps 45(36)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

RTがシャドーのみと軽めですが、fpsは大きく落ち込み、平均60fpsを超えるのはWQXGAまでとなります。RTならDLSSを使ってなんぼです。

 

RT+DLSS

  ウルトラ ミディアム
WUXGA 110(94)fps 120(105)fps 127(107)fps
WQXGA 90(77)fps 97(82)fps 101(90)fps
4K 76(66)fps 79(69)fps 83(74)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています

最新のゲームということで、DLSSがよく効きますね。解像度が上がるにつれ効果が大きくなり、4Kでは最大約2倍弱もfpsが向上し、ウルトラ設定で平均70fps台をキープできるようになります。また、WQXGAでは平均100fpsを狙えるのもいいですね。

ただ、実戦レベルでは、DLSSのみでfpsを稼ぐのがおすすめです。

 

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

大人気のオープンワールドアクションRPGですね。舞台となる2077年のアメリカ・カリフォルニアに位置する”ナイトシティ”では、テクノロジーが目覚ましく発展している一方、社会は混乱を極めており、まさにカオス。そんなナイトシティでの成功を企む主人公の”V(ヴィー)”を操り、様々なミッションに挑戦します。

ユニークなのはVの立ち位置を自分で選択できる点ですね。バックグラウンドは開始時点で決まっておらず、キャラクター作成時に3種類の”ライフパス”から選択できます。ライフパスによって大きくシナリオが変わることはありませんが、各種イベントや選択肢が変わり、バリエーションに幅を持たせているのは面白い試みです。

戦闘はFPSながら、RPG要素が大きく、格上の相手にはしっかり育成して臨む必要があります。武器や防具はもちろん、体内に埋め込む”サイバーウェア”をアップグレードしつつ、スキルを強化し、プレイスタイルによって柔軟にカスタマイズ可能。じっくり楽しめるRPGゲームに仕上がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/WUXGA

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:本編で市街地中心部を移動

  ウルトラ
WUXGA 71(61)fps 82(65)fps 88(77)fps
WQXGA 48(47)fps 58(54)fps 75(67)fps
4K 24(17)fps 32(28)fps 42(36)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

現行のゲームではNo.1レベルの重さなので、平均60fpsを超えるのはフルHDまで。このゲームもDLSSを単体で使うことができます。

 

DLSS

  ウルトラ
WUXGA 81(70)fps 83(65)fps 87(75)fps
WQXGA 62(53)fps 84(74)fps 87(72)fps
4K 49(44)fps 69(60)fps 84(75)fps

DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています

解像度が上がるにつれfpsの伸び幅が大きくなり、4Kでは最大約2倍以上にもなります。4K・高設定でも平均60fpsをキープでき、十分実用的。ノートでこの性能は驚異的ですね。

 

RT

  ウルトラ
WUXGA 33(28)fps 35(31)fps 27(22)fps
WQXGA 21(18)fps 21(18)fps 22(19)fps
4K 10(9)fps 11(10)fps 12(10)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードでもfps伸びが悪いので、RTにいたっては全滅状態です。4Kだとコマ送りみたいな感じで、動かすだけで精一杯。。

 

RT+DLSS

  ウルトラ
WUXGA 56(50)fps 60(55)fps 64(58)fps
WQXGA 38(35)fps 40(36)fps 43(38)fps
4K 32(29)fps 34(30)fps 37(33)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています

RTオンリーに比べ、最大3倍もfpsが向上しますが、フルHD・高設定でなんとか平均60fpsに届くレベル。RTは使わず、DLSSでフレームレートを向上させるのがおすすめ

 

Borderlands 3(ボーダーランズ 3)

前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。

見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100億種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。

もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/WUXGA

  ゲーム設定:DirectX 12、バッドアス/ウルトラ/高

  バッドアス ウルトラ
WUXGA 125(109)fps 140(126)fps 158(143)fps
WQXGA 84(78)fps 92(86)fps 104(83)fps
 4K 44(41)fps 49(46)fps 54(50)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

コミック調のグラフィックは軽そうに見えてかなり重く、平均60fps以上をキープできるのはWQXGAまでとなります。なお、平均100fpsオーバー&グラフィック品質もきれいな高設定がおすすめです。

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/WUXGA

  ゲーム設定:最高/超高/高

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

  最高 超高
WUXGA 319(280)fps 331(300)fps 341(320)fps
WQXGA 252(212)fps 264(248)fps 277(262)fps
4K 153(128)fps 157(142)fps 171(163)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

とても軽いゲームなので、WQXGAでは165Hzディスプレイをきっちり生かせます。もちろん、4Kでも余裕で高fpsをキープ可能。このくらいの軽めのゲームであれば、高リフレッシュレートディスプレイが真価を発揮します。

 

Apex Legends(エーペックスレジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/WUXGA

  ゲーム設定:最高・低

  射撃訓練場

  最高
WUXGA 218(185)fps 292(258)fps
WQXGA 169(147)fps 217(183)fps
4K 105(88)fps 113(96)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

こちらも軽めのゲームということで、WQXGAでは165Hzをキープでき、4Kでも平均100fps以上をしっかり超えてきます

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/WUXGA

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”/DLSS[WUXGA&WQXGA]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

  最高
WUXGA 178(162)fps 237(223)fps 386(369)fps
WQXGA 111(106)fps 158(147)fps 303(286)fps
4K 62(59)fps 85(79)fps 162(154)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

割と軽めのゲームということで、DLSS無しでも、4Kで平均60fpsをキープできます。このゲームではDLSSを単体で有効にでき、より高いパフォーマンスを期待できます。

ちなみに、あくまでもコミック調のグラフィックなので、中設定でも正直十分。フレームレートを稼ぐなら、ガッツリ下げるのもありです。

 

DLSS

  最高
WUXGA 211(201)fps 270(278)fps 372(359)fps
WQXGA 162(156)fps 213(205)fps 314(303)fps
4K 123(120)fps 159(153)fps 212(206)fps

DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています

fpsの伸び幅が最大約2倍にもなり、WQXGAでは165Hzディスプレイをフル活用でき、4Kでも平均100fpsを軽く超えるようになります

 

RT

  最高
WUXGA 41(29)fps 44(38)fps 44(35)fps
WQXGA 23(21)fps 28(25)fps 26(21)fps
4K 10(8)fps 11(9)fps 11(9)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

RTモードでは、光と影をマシマシにするだけあり、ご覧の通り全滅。”グローバルイルミネーション”をOFFにすれば多少パフォーマンスは改善しますが、焼け石に水ですね。そもそもこのゲームのカジュアルなグラフィックとRTとの相性はイマイチな感じがします。。

 

RT+DLSS

  最高
WUXGA 76(72)fps 71(60)fps 76(67)fps
WQXGA 44(39)fps 46(40)fps 52(47)fps
4K 36(31)fps 38(34)fps 40(36)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。4KのみDLSSの設定をパフォーマンスにしています

fpsは最大3倍以上に伸びますが、元が低すぎるので、WUXGAで平均60fpsを超えるのが精一杯です。DLSSでfpsを伸ばすくらいがちょうどいいですね

 

BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)

BIOHAZARD 7の続編となる、大御所のホラーアクションゲーム最新作ですね。

シリーズ4作目をほうふつとさせる村&城の舞台には、おなじみのユニークなギミックが満載。”RE Engine”によるリアルなグラフィックも相まって、スリル満点です。さらに、大人気のスコアアタックゲーム”ザ・マーセナリーズ”も収録され、やりこみ要素があるのもポイントです。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/WUXGA

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”/FSR[WUXGA&WQXGA]”品質重視”・FSR[4K]”速度重視”)

  プレイモード:本編にて一定コースを巡回

  最高(テクスチャ8GB) 高(テクスチャ4GB)
WUXGA 165(139)fps 167(144)fps 171(147)fps
WQXGA 124(103)fps 121(100)fps 124(101)fps
4K 66(56)fps 66(56)fps 68(57)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

見た目はとても重そうなのですが、最適化がしっかりされており、4Kで平均60fps以上をキープできます。WQXGAなら平均100fpsを大きく超え、高リフレッシュレートディスプレイとの相性もバッチリ。なお、”FidelityFX Super Resolution 1.0(FSR)”でfpsをさらに底上げすることができます。

 

FidelityFX Super Resolution 1.0

  最高(テクスチャ8GB) 高(テクスチャ4GB)
WUXGA 170(147)fps 177(150)fps 180(156)fps
WUXGA 175(152)fps 177(151)fps 180(160)fps
4K 148(129)fps 156(131)fps 156(135)fps

FSRを有効にした際の結果です。FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要で汎用性が高い反面、グラフィック精度がやや落ちてしまうのがネック。なお、4Kのみ速度重視にしています。

実際の効果はDLSSそのものといったところで、4Kでは約2倍以上fpsが向上し、最高設定で平均140fps台をマーク。WQXGAでも165Hzディスプレイをきっちり生かせます。

ただし、WQXGAとWUXGAではグラフィックがぼやけた感じになるので、DLSSに比べ粗削りな印象を受けますね

 

RT

  最高(テクスチャ8GB) 高(テクスチャ4GB)
WUXGA 94(78)fps 96(80)fps 98(82)fps
WQXGA 81(68)fps 83(71)fps 86(70)fps
4K 57(49)fps 57(49)fps 60(51)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

fpsは大きく落ち込むものの、元がそこまで重くないので、4Kでも平均60fps前後をキープできます。もちろん、FSRでfpsを底上げ可能です。

 

RT+FidelityFX Super Resolution 1.0

  最高(テクスチャ8GB) 高(テクスチャ4GB)
WUXGA 110(93)fps 113(95)fps 117(99)fps
WQXGA 100(83)fps 104(96)fps 104(86)fps
4K 92(81)fps 96(82)fps 96(83)fps

RT機能とFSRを有効にした際の結果です。

2倍とまではいきませんが、最大68%fpsが向上し、4Kでも平均90fps台と安定感が格段に向上します。ただ、4Kはともかく、WQXGAとWUXGAでの粗さが気になりますね。。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは超大容量の1TB SSDを搭載しています。最近のゲームは容量がかなり増えており、特に多いものだと200GBオーバーのものもありますが、1TBもあれば容量不足の心配は全くありません。なお、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用しています。

メーカーはストレージでおなじみの”Western Digital”ですね。肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは4ケタで、一部3000MB/sを超える爆速ぶりです。ランダムもの速度もよく伸びており、ハイエンドモデルにふさわしいクオリティとなっています

もちろん、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのもの。

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

高クロックで発熱の高いハイエンドCPUですが、CPUは80℃台をしっかりキープ。このレベルだと90℃台もありえるので、これは驚きですね。また、GPUもハイエンドクラスながら70℃半ばと安定して冷却できています。

CPU・GPUともにしっかり冷却できており、長時間のゲームでも安心して使えます。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

55デシベルを超えるとノイズ感が大きく感じられるようになりますが、ピーク時で52.3デシベルと予想外に静か!もちろんファンは豪快に回転していますが、甲高いファンノイズが控えめで、あまりうるさく感じません。

なお、最小時は46.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

便利なユーティリティーソフト

メーカー製ゲーミングPCということで、システム管理の”Lenovo Vantage”が用意されています。動作モードの設定からシステムの更新などサポートに至るまで、このアプリで全て設定でき、ワンストップでとても便利です。

 

サウンドエンジンは”Nahimic Audio”を搭載しています。

シーンに応じたモードに切り替えができるのはもちろん、イコライザーも用意されているので、好みの設定に変更することも可能です。

スピーカーの音質ですが、低音から高音までよく伸び、厚みのあるサウンドクオリティです。また、音の広がりだけでなく立体感もあるので、大迫力。内蔵タイプとは思えない高い完成度ですね。

 

イルミネーションシステムは、自作でおなじみCorsair謹製の”iCUE”が採用されています。先にも紹介した通り、排気グリル・天板ロゴ・キーボードのカラーを変更でき、なかなかやりがい?があります。

キーボードはなんとキー単位でカラーを変更することができ、「W・A・S・D」などよく使うキーを目立たせる芸当も可能です。もちろんアニメーションの設定にも対応しているほか、キーボードマクロの設定も可能です。

 

まとめ

LEDイルミネーションを装備したド派手なアルミボディに、高性能ディスプレイやキーボードを搭載。Ryzen 9×RTX 3080の優れたパワーで、WQXGAで抜群の安定感を誇り、4Kでのゲーミングにも対応しています。

肝心の価格も。価格も税・送料込みで30万円以下と安く、コスパも◎。RTX 3080搭載モデルならまずおすすめです。ちなみに、予算重視ならRyzen 7 5800H搭載モデルがおすすめ。同じ8コア16スレッドなので、パワーは十分です。

 

 

あわせてチェック

 icon-exclamation-circle おトクなセール情報もチェック!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次