Dell G15 プラチナ[5511]をレビュー ハイクオリティで高コスパ!フルHDでの安定感が光るRTX 3060搭載ゲーミングノート

今回デルの【Dell G15 プラチナ[5511]】をお借りしました。

スタンダードクラスの”Gシリーズ”がフルモデルチェンジ!高い完成度とコスパを誇る、RTX 3060搭載ゲーミングノートをチェックしてみましょう。

 

スペック

 Dell G15 プラチナ[5511] 大容量SSD・RTX 3060搭載
カラーファントムグレー・ダークグレー・スペクターグリーン
サイズW357.26×D272.83×H24.9mm
重量約2.44kg(実測2619g)
OSWindows 11 Home(64ビット)
CPUCore i7-11800H
・8コア16スレッド
・定格2.3/最大4.6GHz
メモリ16GB(8GB×2、DDR4-2933)
ストレージ1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRTX 3060(GDDR6 6GB)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD、IPSパネル、ノングレア、120Hz
インターフェースUSB 3.2 Gen.1 Type-C(Thunderbolt 4対応)、USB 3.1 Gen.1 Type-A×3、HDMI、LANポート、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラHD(720p)Webカメラ
スピーカーステレオスピーカー(Nahimic Audio)
キーボードバックライト付き日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth
5.2
保証1年(最大4年)
価格【クーポン利用】204,980円163,984円(税・送料込)~
付属品・各種マニュアル
・ACアダプター(781g)
・電源ケーブル(172g)
・変換アダプタ(28g)

※2022年2月8日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

冷却性能重視の大胆なフォルム

前モデル(Dell G5 15)からデザイン含めフルモデルチェンジ。

 

排気グリルがヒンジの後ろにせり出した、大胆なフォルムとなっており、上位のAlienwareシリーズをほうふつとさせます。

 

前モデルよりも奥行きがある分、冷却システムの大型化を実現しているのがポイント。

 

さらに、エアフローも強化され、キーボード面の奥に吸気用のスリットを追加

 

底面とキーボード面から吸気し、背面の排気グリルと両サイドから排気する、強力なエアフローを生み出してており、強化された冷却機構も相まって、冷却性能は大幅に向上しています。

 

豊富なカラバリ

ボディの素材はオーソドックスな樹脂製ですね。

 

デザインはいかにもゲーミングモデルといったところで、大型の排気グリルが目を引く、パワフルなデザインとなっています。

 

細かい部分も凝っており、ボディ全体にはテクスチャ加工が施され、カジュアルな仕上がり。また、天板もラインでブロック分けし、スリット加工にする芸の細かさです。

 

前モデルに比べ、奥行きこそ大型化したものの、ディスプレイのベゼル(ふち)がさらにスリムになり、横幅はコンパクトになっています。ベゼルが細いので、見た目がだいぶスッキリしており、よりスタイリッシュに進化しています。

 

ゲーミングノートにしてはカラバリが豊富で、実機のファントムグレーのほか、ダークグレーとスペクターグリーンの3色が用意されています。

特にミリタリーっぽいグリーンのカラバリはかなり珍しく、カラバリで選ぶのもありですね。

 

充実したインターフェース

15インチモデルらしく、インターフェースはなかなかの充実ぶり。

 

USBは全4ポート搭載し、背面のType-Cポートは最新のThunderbolt 4に対応しています。Thunderbolt 4は、対応機器であれば、最大40Gbpsの超高速転送も可能なほか、DisplayPort 1.4出力にも対応する高規格タイプとなっています。

ポートのタイプは小型&リバーシブルのType-Cポートと、従来のType-A端子と合わせて、あらかたの周辺機器を接続できます。

 

また、画像出力端子はHDMIのみですが、Type-Cポートが画像出力を兼ねているため、複数ディスプレイの運用も可能です。さらに、地味ながら便利なSDスロットをしっかり完備しているのも◎。普段使いにも便利ですね。

 

ポートの配置もよく考えられており、HDMI・電源・USB Type-Cポートが後ろ側に配置されているのもポイント。中でも映像・電源ケーブルは特にかさばりやすく、サイドにあるとマウスなどの配線と干渉して邪魔になりがち。しかし、後ろにあればそんな心配は一切ありません。

できれば、LANポートも後ろ側にしてほしかったところですね。

 

なお、無線LANは最新のWi-Fi 6(802.11ax)にしっかり対応。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのゲーミングがより安定します。

 

ディスプレイ&キーボード

IPSパネル搭載

ディスプレイは一般的な15.6インチサイズで、解像度は現在主流のフルHDとなっています。表面の処理は映り込みのないノングレアタイプなので、自分の顔とにらめっこすることなく、ゲームに集中できます。

 

パネルは前モデルと同じく、IPSパネルを搭載しています。発色に優れ、コントラストも高く、くっきり鮮やかな映像クオリティでゲームを思う存分楽しむことができます。

 

さらに視野角も広く、色むらが少ないのもいいですね。

 

120Hzディスプレイ搭載

ゲーミングノートのトレンドはバッチリおさえており、120Hzディスプレイを標準搭載しています

1秒間に描写できる枚数は、通常の60Hzに比べ約2にもなり、圧倒的にスムーズな描写が可能です。コンマ単位で勝敗が決するFPSゲームではとても重宝します。

ちなみに、Ryzen 5000シリーズ搭載モデルでは、さらに高速の165Hzディスプレイを搭載しています。より速度にこだわるなら、Ryzen搭載モデルがおすすめです。

 

華やかなLED内蔵キーボード

キーボード仕様ですが、Alienwareシリーズとは異なり、テンキー付きキーボードを採用しています。テンキーレス・テンキー付きのどちらにもメリットがあるのですが、やはりテンキーがあると入力作業がはかどりますね。

キーボードは一般ノート(Inspiron 15 5000など)をベースにしています。

一部に連結キーを配した、おなじみのデル仕様ですが、各キーは大きめに造られ、配置そのものも素直です。キーピッチも約19mmと、デスクトップ並みの間隔が確保されており、かなりゆとりがあります。誤爆の心配はまずないでしょう。

電卓キーを装備したり、escapeキーがファンクションロックを兼ねていたりと、意外に便利ですが、タッチパッドロックがあるとなおよかったですね。

 

キーストロークも同じく、一般的なノートPCと同等のレベルで、浅すぎず深すぎずといったところ。ただし、意外と反発感があるので、打鍵感・操作感は上々です。なお、キーボード面は樹脂製ですが剛性は高めなので、タイピングやゲームでの安定感も◎。

前モデル同様、キーボードには白色LEDを内蔵しています。見た目が華やかになるだけでなく、薄暗い場所でタイピングしやすくなり、まさに一石二鳥。派手な光り方ではなく、下からふわっと照らし出す感じで、意外と上品です。もちろん、OFF+2段階で設定できるので、LEDが苦手な方でも安心。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドはタッチパッドとクリックボタンが一緒になった、一体型のタイプとなっています。

 

表面はサラサラしており、スムーズなカーソル操作が可能です。また、クリックボタンもしっかり造られ、やや押し込む必要があるものの、バタつかず、クリック音も静か。一体型にしては、完成度が高めです。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 3060搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ampere”のRTX 3060を搭載。ワンランク上のミドルクラスのGPUで、フルHD・安定性重視ならおすすめです。

また、RTXシリーズでは従来のGTXシリーズと異なり、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとは異なり、炎の描写が車体に反射しているのがわかります。また、反射だけでなく、影や光の描写も豊かになり、より自然なグラフィックを実現しているのもポイントです。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。

Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がるので、とても便利ですね。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

CINEBENCH R23

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH R23】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの高性能CPU・Hシリーズを搭載しています。第11世代のCore i7-11800Hは、8コア16スレッド構成で、シングル性能が高く、編集作業やゲーミングでより高いパフォーマンスを発揮します。

参考までに、下位モデルで搭載されている6コア12スレッドCPU・Core i5-11400Hと比較してみると、シングルスコアはほぼ互角ですが、マルチスコアは約63%も性能が高くなっています。フルHDでのゲーミングならCore i5でも十分ですが、Core i7だとfpsの伸びがさらに良くなるのがポイントです。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

下位のRTX 3050 Tiよりも約40~50%性能が高く、VRAM(グラフィックメモリ)も6GB搭載しており、最新のゲームをまんべんなく楽しむならRTX 3060がおすすめです

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal4855
Time Spy
Extreme
399039344347
Time Spy823782108395
Night Raid458168099113238
Fire Strike
Ultra
51194987216332632
Fire Strike
Extreme
96539950216394700
Fire Strike1783221327215877162
Sky Diver44861689071850030315

 

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高品質高品質標準品質
フルHD159301820120122

前シリーズと負荷はほぼ変わらず、最高設定でもスコア15000を突破し、バツグンの安定感を発揮します。

 

PSO2:NGS(PSO2 ニュージェネシス)

おなじみの国産アクションRPGゲームに、大型アップデートが登場。以前の軽いグラフィック負荷が一転、非常に重くなっており、快適に動かすには相応のスペックが必要です。スコア10000以上で平均60fpsを安定してをキープできます。

 設定6設定5設定4
フルHD134621477517867

恐ろしくグラフィック負荷が重いゲームですが、設定6でもスコア10000を超えます。RTX 3050 Tiでは、設定4でようやくスコア10000を超えるレベルなので、性能は雲泥の差ですね。

なお、設定6ではアバターのテクスチャ含め詳細に表示されるので、とてもきれいです。

 

MONSTER HUNTER RISE(モンスターハンターライズ)

大人気の「狩り」ゲームの最新版。バイオハザードでおなじみのグラフィックエンジン”RE Engine”を採用することで、美しい描写と負荷の軽さを両立しています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:高/中/低

  プレイモード:セレクトクエスト(唐傘の妖怪)

 
フルHD105(85)fps110(87)fps116(92)fps

スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

クエストではグラフィック負荷がやや高くなるものの、高設定でも平均100fpsを超え、安定感バツグン。前作のMONSTER HUNTER WORLDに比べると、だいぶ軽いですね。

 

BATTLEFIELD 2042(バトルフィールド 2042)

”BATTLEFIELD V”から実に3年ぶりとなる、大御所のFPSゲームの最新作。2042の名の通り、舞台は近未来ですが、ほぼ現代戦といった感じで、最大128人対戦に対応。ほかのゲームにはない、大規模戦闘を楽しめるのが最大の魅力です。

メインコンテンツとなるAll-Out Warfare(コンクエスト&ブレークスルー)では、128人固定となっており、そのぶんマップも非常に広大。あまりに広い・広すぎるので、制圧拠点が各地に散らばるコンクエストに比べ、前線拠点を一丸となって攻め落とすブレークスルーのほうが、大規模戦闘をより味わうことができます。

また、プレイヤーについては、専用のスキルとガジェットを持つ、10名のスペシャリストから選ぶスタイルに変更されているのもポイント。従来の兵科システムよりも装備の自由度が向上しており、専用ガジェットと組み合わせて独自の戦術をとることができるなど、プレイの幅が大きく広がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中/低(DLSS”クオリティ”)

  プレイモード:コンクエスト(カレイドスコープ)

 最高ノーマル
フルHD81(74)fps86(76)fps90(84)fps97(89)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

広大なフィールドと建築物で負荷はかなり高め。平均100fpsには届かないものの、最高設定でも平均80fps台をマークし、安定してプレイできます。平均100fpsを狙うのであれば、RTX 3070搭載モデルがおすすめです。

なお、このゲームではDLSSモードでfpsを底上げできます。

 

DLSS

 最高ノーマル
フルHD79(72)fps84(75)fps86(77)fps91(81)fps

DLSSを有効にした際の結果ですが、残念ながらフルHDでは効果がありません

 

RT

 最高ノーマル
フルHD52(47)fps56(52)fps58(50)fps66(58)fps

RTを有効にした際のfpsです。

リリース当初に比べ最適化されていますが、グラフィック負荷がさらに上がるため、低設定以外では平均60fpsに届きません。。

 

RT+DLSS

 最高ノーマル
フルHD48(41)fps56(46)fps58(47)fps63(52)fps

RTとDLSSを同時に有効にした際の結果ですが、DLSSオンリーの時と同じく、フルHDでは効果なし

 

Call of Duty : Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)

大御所FPSゲーム・Call of Dutyの最新作ですね。舞台は第二次世界大戦となり、2017年に発売された”Call of Duty : WWII”から実に4年ぶり。内容は、メインストーリーとなるキャンペーンモード・マルチプレイモード・ゾンビモードのおなじみ三本立てです。

ゲームモードは、いつものドミネーション・チームデスマッチ・Kill Confirmedに加え、パトロールを追加。一定コースを動くパトロールポイントを確保するのが目標となりますが、移動し続けるので、攻守にわたって臨機応変な対応が求められます。

また、本作ではプレイ可能人数が3つの区分に分けられ、最大48人(24対24)で息つく暇のない、大規模戦闘を楽しむことができます。テンポのいい銃撃戦や、武器カスタマイズの広さも前作からしっかり引き継いでおり、毎年恒例のFPSゲームとしておすすめ。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/通常/低(DLSS”クオリティ”)

  プレイモード:マルチプレイ(ホテル)

 最高通常
フルHD103(92)fps106(98)fps139(122)fps144(134)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

本作でもfpsの伸びは良好で、最高設定でも平均100fpsをキープし、高い安定感を発揮します。なお、このゲームではDLSSに対応しているので、fpsをさらに底上げすることができます。

 

DLSS

 最高通常
フルHD131(124)fps134(127)fps140(130)fps146(139)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

このゲームでは、フルHDでも効果を発揮。最大27%と大きくfpsが向上し、最高設定では130fps台まで伸び、120Hzディスプレイをフル活用できます。

 

Far Cry 6(ファークライ6)

Ubisoftの看板タイトルとなるFPSゲーム・Far Cryシリーズの最新作ですね。今回の舞台はカリブ海に浮かぶ島”ヤーラ”。独裁者を、ゲリラ活動で打倒するのが目的となります。

マップはシリーズ伝統のオープンワールドで、非常に広大。ジャングルや市街地など様々なロケーションが用意されています。戦闘だけでなく、のんびり狩りや釣りをしたり、ビークル(車)を改造して島中を駆け回ったり、オープンワールドらしい楽しみ方は健在です。

特に今作では、戦闘面がより強化されているのがポイント。ジャンクパーツからクラフトする”リゾルバー武器”をはじめ、武器の種類は過去最大。弾薬の種類が豊富なことに加え、なんと仲間にした動物まで戦闘に参加させることができ、戦術は無限大。何でもアリなFPSゲームとしておすすめです。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(HD Textures”OFF”、FSR”クオリティ”)

  プレイモード:ベンチマークモード

 ウルトラ
フルHD82(70)fps79(67)fps94(80)fps101(83)fps

スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームももれなく重く、平均100fpsはさすがに厳しいものの、ウルトラ設定で平均80fps台と安定してプレイできます。対人戦ではないので、これだけ出れば十分でしょう。

 

FidelityFX Super Resolution 1.0(FSR)

 ウルトラ
フルHD81(61)fps84(64)fps91(73)fps98(79)fps

FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要で汎用性が高い反面、グラフィック精度がやや落ちてしまうのがネック。

このゲームでは、フルHDでの効果がほとんどなく、通常モードとほぼ同等のfpsとなっています。なお、FSRといえば、グラフィック品質の劣化ですが、このゲームではやや粗くなる程度に抑えられています。よく見ないとわからないレベルなので、十分実用的なレベルです。以前よりも着実に進化している印象ですね。

 

RT

 ウルトラ
フルHD63(52)fps67(59)fps71(60)fps87(75)fps

RTを有効にした際の結果です。

反射とシャドウのみということで、負荷は低め。fpsは下がるものの、平均60fps以上をキープできます

 

RT+FidelityFX Super Resolution 1.0

 ウルトラ
フルHD65(53)fps68(57)fps72(60)fps87(73)fps

RTとFSRを有効にした際の結果ですが、やはり効果はほとんどなしですね。。

 

Halo Infinite(ヘイロー・インフィニット)

実に6年ぶりとなる大作FPSゲーム・Haloシリーズの最新作です。キャンペーンモードのみ有料で、マルチプレイは基本無料となっています。ストーリーは、前作”Halo 5:Guardians”から約1年半後からスタート。歴史のあるシリーズものですが、概要はストーリー内でフォローされているので、初見の方でも安心です。

マルチプレイは従来のアビリティ制を廃止し、フィールド内で装備をを拾うスタイルに変更。高所や遠距離をすばやく移動できる”グラップルショット”や、敵や弾丸をノックバックできる”リバルサー”など、ユニークな装備が充実しており、豊富な武器種も相まって、様々な戦術をとれるのが魅力です。

対戦人数も最大24人と大幅に増えたほか、ルールも新たに追加され、単調になりにくいのも◎。プレイヤーのシールドは堅く、スラスター回避の制限+エイムアシストの弱体化により、以前にも増してタフな撃ち合いを楽しむことができます。

下記条件にて平均fpsのみ計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低

  プレイモード:マルチプレイ(Highpower)

 ウルトラ
フルHD85fps89fps100fps106fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

グラフィック負荷がやたら重く、ウルトラ・高設定では平均80fps台までとなります。ただ、設定を下げれば平均100fpsを狙えるので、RTX 3060でも十分実用的です

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中、レンダリング解像度”50”

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD212(202)fps216(205)fps219(205)fps222(209)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

オンラインゲームでも屈指の軽さを誇り、軒並み平均200fps以上をキープし、120Hzディスプレイをフル活用できます

なお、レンダリング解像度をMAXの100にしても、最高設定で平均186fpsをキープできます。

 

Apex Legends(エーペックスレジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低(fpsリミット解除)

  APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD174(150)fps215(178)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

割と軽めのゲームということで、最高設定でも平均170fps台と、120Hzディスプレイをしっかり生かせます。RTX 3050 Tiでは平均110fps台なので、勝負にこだわるならRTX 3060がおすすめ。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”/DLSS”品質”)

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 最高
フルHD131(123)fps166(157)fps248(229)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

DLSSに対応していますが、ノーマルモードでも最高設定で平均130fps台をマークし、まさにDLSSいらずですね。

 

DLSS

 最高
フルHD157(149)fps195(182)fps263(252)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

fpsの上げ幅は最大20%としっかり効果が出ており、平均150fpsを突破。165Hzディスプレイを搭載した兄弟モデルで真価を発揮します。

なお、RTX 3050 Tiでは平均120fps台止まりなので、やはりRTX 3060搭載モデルがおすすめですね。

 

RT

 最高
フルHD39(36)fps42(41)fps44(42)fps

RTを有効にした際の結果です。

反射・シャドウ・ライティングのフルセットということで、RTの中でも特に重く、fpsは全く伸びません。。

 

RT+DLSS

 最高
フルHD71(64)fps80(71)fps93(84)fps

RTとDLSSを有効にした際の結果です。

RT単体の時に比べ、中設定ともなると2倍以上もfpsが伸びます。ただし、平均100fpsには届かないので、基本的にノーマルモード+DLSSでプレイするのがおすすめです。

 

BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)

BIOHAZARD 7の続編となる、大御所のホラーアクションゲーム最新作ですね。

シリーズ4作目をほうふつとさせる村&城の舞台には、おなじみのユニークなギミックが満載。”RE Engine”によるリアルなグラフィックも相まって、スリル満点です。さらに、大人気のスコアアタックゲーム”ザ・マーセナリーズ”も収録され、やりこみ要素があるのもポイントです。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”/FSR”品質重視”)

  プレイモード:本編にて一定コースを巡回

 最高(テクスチャ8GB)高(テクスチャ4GB)
フルHD122(100)fps126(108)fps129(111)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

見た目はとても重そうなのですが、RE Engineということで、負荷は軽め。最高設定で平均120fps台をまーくし、120Hzディスプレイをしっかり生かせます

 

FidelityFX Super Resolution 1.0(FSR)

 最高(テクスチャ8GB)高(テクスチャ4GB)
フルHD130(117)fps132(120)fps135(124)fps

FSRを有効にした際の結果です。

fpsの上げ幅は最大約7%程度と、効果はだいぶ控えめ。Far Cry 6とは違い、グラフィックがぼやけた感じになるので、無理に使う必要はない感じですね。

 

RT

 最高(テクスチャ8GB)高(テクスチャ4GB)
フルHD70(58)fps72(61)fps73(61)fps

RTを有効にした際の結果です。

シャドウのみのRTモードなので、負荷はだいぶ軽く、最高設定でも平均60fpsを超えてきます

 

RT+FidelityFX Super Resolution 1.0

 最高(テクスチャ8GB)高(テクスチャ4GB)
フルHD76(62)fps78(65)fps80(67)fps

RTとFSRを有効にした際の結果です。

効果は変わらず控えめで、最大約10%となっています。対人戦ではないので、RTオン・DLSS無しでプレイするのもありですね。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは超大容量の1TB SSDを搭載しています。最近ではゲームそのものの容量がかなり増えていますが、512GBの約2倍ということで、容量不足で困る心配はまずありません。なお、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用しており、メーカーはサムスン製となっています。

その実力ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは4ケタ、一部3000MB/sの爆発的な速度をマーク。また、ランダムも読み書きともに標準的な速度となっており、トータルで中の上クラスのNVMe SSDといったところです。

もちろん、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのもの。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

発熱の高いHシリーズの8コア16スレッドCPUながら、ピーク時でも70~80℃台と安定した温度をキープしています。以前は90℃を突破が当たり前だったことを考えると、冷却性能がしっかり強化されていることがわかりますね。

また、GPUも80℃台をキープしており、こちらもしっかり冷却できています。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

ゲーミングノートだと55デシベルが目安となりますが、ピーク時で53.0デシベルと下回っています。ファンは豪快に回転しているものの、耳障りな甲高いノイズが控えめなので、そこまでうるさく感じません。

なお、最小時は46.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

据え置きメインのモデルですが、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:静音モード、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は、約8時間20分をマーク。5時間を大きく超えており、高性能GPUを搭載したゲーミングノートにしては、バッテリーがよく持ちます。これだけもてば、電源のない環境でも使えますね。

 

充実したユーティリティー機能

システム管理アプリとして、”My Dell”が搭載されています。動作モードの設定からサポートにいたるまで、このアプリ一つで完結するので、とても便利。

 

”SupportAssistant”では、ドライバのダウンロードやハードウェアのスキャン、トラブルシューティングまで網羅しており、PCのメンテナンスをかんたんに実行することができます。

 

ゲーム専用のアプリ”Alienware COMMAND CENTER”もインストールされており、サウンドはこちらで調整します。サウンドエンジンは前モデルから変わらず、”Nahimic Audio”を採用し、この通り細かく可能で、イコライザ機能も搭載。

Dellのモデルということで、サウンドクオリティは高め。低音~高音までよく伸び、重低音もバッチリ再現。音質には厚みがあり、サラウンドもしっかりきいているので、迫力がしっかり感じられます。

 

まとめ

ゲーミングノートならRTX 3060がまずおすすめ。最新の重量級ゲームにもしっかり対応でき、多くのタイトルで平均100fpsを大きく上回る高いパフォーマンスを発揮します。

モデルの完成度も高く、重厚感あふれるダイナミックなボディは、冷却性能が高く、長時間のゲームでも安心。120HzディスプレイやLED内蔵キーボード、背面のポート配置など、トレンドをしっかり押さえています。SSDが1TBというのもポイントが高いですね。

なお、個人的にはAMDのRyzenシリーズを搭載した、兄弟モデルがおすすめ。Ryzen 7 5800Hと165Hzディスプレイを搭載しながら、価格は15万円台と安く、コスパが非常に高くなっています。CPUの性能も、Core i7-11800Hに引けを取らないので、なおさらです。

 

 

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