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Alienware AREA-51M スプレマシー VRをレビュー Core i9&RTX 2080搭載!デスクトップ顔負けの超高性能ゲーミングノート

今回はデルの【Alienware AREA-51M スプレマシー VR】をお借りしました。

Alienwareに超弩級モデル登場!デスクトップ用のCore i9とRTX 2080を搭載した、デスクトップ顔負けの本格派モデルをチェックしてみましょう。

 

目次

スペック

【実機では次の3点をカスタマイズしています】
・17.3インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 非光沢 IPS ディスプレイ NVIDIA G-SYNC + Tobii eyetracking テクノロジ 付き
・236GB RAID0(2×118GB)インテルOptane SSD + 1TB SSHD(8GB SSDキャッシュ)
・16GB, 2x8GB, DDR4, 2400MHz
  Alienware AREA-51M
スプレマシー VR
カラー ルナライト/ダークサイドオブザムーン
サイズ W402.6×D319.14×H27.65~42mm
重量 約3.87Kg(実測4020g)
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU Core i9-9900K
・8コア16スレッド
・定格3.6/最大5.0GHz
メモリ 8GB(4GB×2、DDR4-2400)
ストレージ 1TB SSHD
グラフィクス RTX 2080(GDDR6 8GB)
※ファクトリーオーバークロック
ディスプレイ 17.3インチ、フルHD、ノングレア、
IPS、G-Sync
インターフェース Thunderbolt 3ポート(Type-C)、
USB3.0 Type-A×3、HDMI 2.0、
Mini DisplayPort 1.4、
Alienware Graphics Amplifier端子、
マイク入力/ヘッドフォン出力、
LANポート
光学ドライブ ×
カメラ Alienware HD カメラ
スピーカー デュアルスピーカー
キーボード Alienware TactX RGB キーボード
(日本語配列)
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0
保証 1年(最大5年)
価格 407,980円(税・送料込)~
付属品 ・ACアダプター大(1325g)
・ACアダプター小(589g)
・電源ケーブル大(194g)
・電源ケーブル小(135g)
・各種マニュアル

※2019年6月17日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

洗練されたSFデザイン

従来のAlienwareとはちょっと異なり、”Gシリーズ”などで採用されている、ラウンドフォルムを取り入れた柔らかいフォルムが印象的なボディです。

 

天板に大きくプリントされた【A51】ロゴが、強烈なアクセントになっています。

 

背面の排気グリルの意匠も、従来のAlienwareからガラッと変わっており、大胆にも楕円形に仕上げています。しかも排気グリル内部はハニカム調のデザインにするこだわりようで、よりSFらしいデザインに進化しています。

 

普段見ることはありませんが、底面の吸気グリルもハニカム調のデザインとなっており、統一感もバッチリ。

 

カラバリはルナライト(シルバーホワイト)とダークサイド・オブ・ザ・ムーン(ダークグレー)の2色が用意されています。名前がバリバリゲームモデルらしいのはさておき、白系はかなり珍しいので、カラバリだけでも選ぶ価値があります。

 

超弩級の大型ボディ

17インチモデルにしてはかなり大きく、排熱グリルが突き出している構造のため、横幅は40cmオーバー。ボディの厚さも4.2cmと、まさに圧巻です。

大きさもさることながら、堅牢なマグネシウム合金を使用しているので、重さも実測で4020gと重量級。独特のフォルムも相まって、さながら宇宙戦艦のようですね。

 

ド派手!LEDイルミネーション搭載

スリムタイプの【Mシリーズ】では大分スッキリしましたが、このモデルではド派手なLEDイルミネーションが健在。

 

実際に光るのは、排気グリル周囲・Alienwareロゴ×2・キーボード・タッチパッドの5か所。特に排気グリルのLEDはなかなか斬新で、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 

最先端のインターフェース

ハイスペックモデルらしく、インターフェースは最新のものまで一通りそろっています。

 

USBは左右・背面にあわせて4ポート搭載しています。最新のUSB3.1と従来の3.0規格に、小型&リバーシブルのType-Cポートと通常のType-Aポートを採用し、どんなシーンでも柔軟に対応できる便利なラインナップです。

 

中でもType-Cポートは、高速転送・大容量給電・高解像度出力が可能な【USB3.1 Gen.2規格】で、40Gbpsの超高速転送ができる【Thunderbolt 3】にも対応する最新規格となっています。

画像出力端子はHDMIとMini DisplayPortの鉄板構成で、さらに【Alienware Graphics Amplifier接続用ポート】という独自規格のポートを搭載しているのがポイント。

 

【Alienware Graphics Amplifier】とは別売りの外部GPUボックスのことです。

将来的にグラフィック性能が不足した際、ボックス内にグラボを追加、PCに接続することで性能をカバーすることができます。PCIe x4 Gen 3接続ポートなので、従来のThunderbolt接続よりパフォーマンスを発揮しやすいのもグッド。

 

背面のポートの配置も地味ながら◎。画像端子や電源ポートが背面に搭載されているので、有線マウスやLANケーブルと干渉しないようになっています。特にこのモデルはACアダプタを2つも使い、かなり配線がかさばるのでありがたい限りですね。

 

ディスプレイ&キーボード

フル装備の高性能ディスプレイ

ディスプレイは大型の17.3インチ・フルHDディスプレイを搭載。15.6インチよりも一回り大きく、没入感はだんぜん上。ゲーミングであれば、あえておすすめしたい大きさです。なお、ディスプレイのベゼル(ふち)はスリム仕様になっており、とてもスタイリッシュ。

 

ディスプレイには高コントラスト・高発色・高視野角の3拍子揃ったIPSパネルを搭載しています。この通りどこから見ても美しい映像で、よりいっそうゲームを楽しむことができます。

 

標準構成では60Hzディスプレイを搭載していますが、実機では144Hz出力対応の高リフレッシュレートディスプレイにカスタマイズしています。

144Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2倍以上。高速描写が可能なその分だけ映像が滑らかになり、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームで効果てきめんです。

 

さらに【G-Sync】にも対応。G-SyncとはNVIDIAの映像同期技術のことで、スタッター(カクつき)やテアリング(分断)を抑え、正確なゲーム環境を実現します。

ちなみに、映り込みの少ないノングレアタイプなので反射が少なく、ゲームに集中できるのもいいですね。

 

テンキー付きキーボード搭載

新型モデルからはついにテンキーがつくようになりました。従来のAlienwareではゲーマー志向ということで、テンキーレスでしたが、やはりテンキー付きの方が汎用性は高いです。

 

テンキー付きながら、横幅をフルに活用することで、大分ゆとりがありますね。キー配置はきっちり整然と並べられ、キーピッチも19mmとデスクトップ並みに広く、まず誤爆の心配はありません。

 

深いキーストロークはしっかり打鍵感を感じられるほどで、スリムタイプの【Mシリーズ】よりも安定感はバツグン。なによりキーボード面の剛性が非常に高いため、タイピングをはじめゲーム操作は快適そのものです。

 

光るタッチパッド

キーボードだけでなく、タッチパッドの完成度も◎。

 

パッドはサラサラしており、指になじむ感じでスムーズなカーソル操作が可能です。クリックボタンは操作性に優れた分離タイプを採用。スコスコ…と軽い力で操作でき、しかも静か。申し分のない完成度です。

 

本丸はこれ、光るギミック。ここまで光らせてやろうという発想は、まさにあっぱれですね。ふんわりと幻想的に光る様には、ついうっとりとしてしまいます。ちなみに光りっぱなしではなく、一定時間操作が無いと消灯する凝ったシステムになっています。

 

Alienware COMMAND CENTER

メーカー製ゲーミングPCということで、専用ユーティリティー【Alienware COMMAND CENTER】が用意されています。

 

【ALIEN FUSION】ではシステムのモニタリングのほか、ファンコントロールや電源などの設定をすることができます。

さらに、CPU・GPU・メモリのオーバークロックまでできる徹底ぶり。ただし、設定によっては故障する可能性があるので注意。そのままでも十分性能が高く、無理にオーバークロックする必要はありません。

 

また、サウンド設定もこの通り細かく可能です。スピーカーの音質ですが、中音・高音メインとなり、やや迫力不足。ハイエンドモデルではありますが、内蔵タイプなのでこればかりはやむなし。ファンのノイズもあるので、ヘッドセットなどを活用しましょう。

 

【ALIEN FX】では、各種カラーの変更が可能。しかしデモ機のためか、キーボードのカラー変更はできず。。

そのほか、ライブラリ機能も搭載しており、各ゲームごとにプロファイルを作成し、即座に設定を呼び出すことも可能です。

 

 

ベンチマーク

実機ではフルHDディスプレイを搭載していますが、外部モニターでの使用も想定してWQHDや4Kでもベンチマークを測定しています。

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 2080搭載

最新のNVIDIA製ハイスペックGPU【RTX 2080】を搭載。”Turing”アーキテクチャを採用することで大幅にパワーアップし、GTX 1080を大きく超える性能に進化しています。

また、RTXシリーズでは従来のGTXシリーズと異なり、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット【RTコア】を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらにRTコアのほか、AI機能に対応した【Tensorコア】を搭載しているのもポイント。

Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術【DLSSモード】では、AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

WのACアダプタ

ちなみにこのモデルでは、ACアダプタを2つも使います。それぞれの出力は330Wと180Wで、あわせるとなんと510W!デスクトップの電源ユニットをそのままACアダプタにした形ですね。

いずれか一方でも動作しますが、フル性能を引き出すには両方使う必要があります。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

オーバークロックバージョンということもあり、とんでもなくスコアが高いですね。前世代でいうとGTX 1080どころか、ウルトラハイエンドのGTX 1080 Tiを超える性能です。ノートでこのクラスの性能とは…恐るべき時代になったものです。

  総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal 5878
Time Spy
Extreme
4785 4784 4793
Time Spy 10361 10380 10257
Night Raid 58385 117632 15419
Fire Strike
Ultra
6008 5769 24171 3310
Fire Strike
Extreme
11371 11606 24250 5838
Fire Strike 22765 26036 24241 11195
Sky Diver 53279 86921 20837 33993
Cloud Gate 56496 151836 17668
Ice Storm 195489 436145 66692

 

CINEBENCH

3Dグラフィックのレンダリングソフト「CINEBENCH」で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

CPUは最新のインテル第9世代【Core i9-9900K】を搭載しています。デスクトップ用の8コア16スレッドCPUということで、マルチコアでは2000に迫る非常に高いスコアをマークしています。

メジャーなノート用6コア12スレッドCPU・Core i7-8750Hとの性能差は一目瞭然、マルチコアでは倍近くの圧倒的な差をつけています。これはもう、ノートの形をしたデスクトップですね。

 

FF14

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

4K WQHD フルHD
7783 14919 18688

いずれも最高品質での結果となります。非常に高いスコアで、フルHD・WQHDは朝飯前。4Kは流石に厳しいですが、高品質に落とせばスコア11555をマークし、快適に楽しむことができます。

 

FF15

「ファイナルファンタジー」シリーズ第15番目の最新作「ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION」のベンチマークです。スコア6000以上で【快適】評価&平均60fps以上でプレイできます。

FF14と同じくDirectX 11ですが、オープンワールド&4K/8K解像度に公式対応していることもあり、ケタ違いに重くなっています。推奨GPUにGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を要求してくるレベルです。

  高品質 標準品質 軽量品質
フルHD 10122 13527 16751
WQHD 7499 9625 12896
4K 4290 4983 6913

かなり重いゲームですが、WQHDまでならスコア6000を軽く超えてくるのは流石です。4Kではかなり落ち込みますが、軽量品質ならスコア6000を超え、地力の高さをうかがわせます。

ちなみにDLSSモードが用意されていますが、ファイルの不具合のため割愛します。

 

BATTLEFIELD V

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

  最高
フルHD 122(107)fps 137(119)fps 158(132)fps 172(145)fps
WQHD 97(89)fps 111(97)fps 129(106)fps 148(120)fps
4K 58(52)fps 62(57)fps 74(66)fps 90(80)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

なんと4K・高設定で平均60fpsをキープできる驚異の性能!WQHDなら平均100fpsでド安定、フルHDなら144Hzディスプレイをしっかり生かすことができます。

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

  最高
フルHD 70(61)fps 75(67)fps 91(83)fps 105(91)fps
WQHD 55(45)fps 58(51)fps 73(67)fps 79(71)fps
4K 32(29)fps 37(33)fps 46(38)fps 52(42)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

負荷が非常に高いため、fpsが大幅に落ち込んでしまいます。画質重視であればフルHDが実用的な解像度となります。

 

DirectX 12+RT+DLSS

  最高
WQHD 69(62)fps 74(67)fps 86(76)fps 90(79)fps
4K 44(40)fps 48(44)fps 57(51)fps 60(53)fps

RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。DLSSはグラボのグレードによって有効にできる解像度が異なり、RTX 2080ではWQHDと4Kのみ対応しています。

RTオンリーの時に比べ、最大約38%もパフォーマンスが向上し、WQHDではオールグリーンの状態に。フレームレートのアシスト機能とはいえ、このパフォーマンスはなかなか魅力的です。

ちなみに、DLSSのデメリットはテクスチャのクオリティが若干落ちるくらいのものでしょうか。凝視しないとわからないレベルなので、DLSSをぜひ活用しましょう。

 

Call of Duty: Black Ops 4

ド定番のFPSゲーム【Call of Duty】の最新作。おなじみの「マルチモード」や「ゾンビモード」のほか、新たにバトルロワイアルの「Blackout」が加わり、遊びの幅がさらに広がりました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:超高/高/中/低(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”、アンチエイリアス品質”低”)

  プレイモード:Blackout

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

  超高
フルHD 188(151)fps 195(157)fps 203(171)fps 208(174)fps
WQHD 136(116)fps 144(120)fps 150(126)fps 155(128)fps
4K 70(60)fps 74(64)fps 78(66)fps 83(71)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。フレームレートの変動が激しく、中庸なfpsをピックアップしました。

結果はこの通り、4Kでも余裕でプレイできる頼もしい性能です。WQHDで144Hzディスプレイをきっちり生かせるのは◎。フルHDは言わずもがなですね。

 

Rainbow Six Siege

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

  最高 超高
フルHD 308(276)fps 323(299)fps 331(301)fps 345(315)fps 387(342)fps
WQHD 227(204)fps 237(213)fps 258(229)fps 288(253)fps 341(291)fps
4K 126(106)fps 129(111)fps 143(130)fps 164(155)fps 197(184)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

軽いゲームなだけあり、4Kで平均100fpsオーバーはお手の物。144Hzディスプレイの運用もラクラクです。

 

Apex Legends

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)

  射撃訓練場

  最高
フルHD 143(143)fps 143(143)fps
WQHD 135(118)fps 143(139)fps
4K 84(67)fps 88(73)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

軽いゲームなだけあり、WQHDまでなら144Hzディスプレイを生かすことができます。4Kでも平均60fpsを大きく超え、余裕しゃくしゃくです。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:エピック/高/中/低

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

  エピック
フルHD 173(144)fps 207(157)fps 237(167)fps 371(286)fps
WQHD 114(97)fps 159(129)fps 219(159)fps 343(282)fps
4K 55(47)fps 76(64)fps 120(104)fps 241(192)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

4Kでも高設定までなら余裕で平均60fpsをキープ。WQHDでも設定によっては144Hzディスプレイをきっちり生かすことができる頼もしい性能です。

 

Anthem

”Dragon Age”をはじめRPGゲームで定評のある【BioWare】が手掛けたMORPGです。パワードスーツ”ジャベリン”を駆使した戦闘の自由度が非常に高く、地上戦・空中戦は思いのまま。空中戦ではホバリングまでできるので、立体的なアクションを思う存分楽しめます。

広大なマップと高いアクション性のため、かなりグラフィックの負荷が重く、相応のマシンスペックが必要になります。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”)

  プレイモード:フリープレイ

通常モード

  ウルトラ
フルHD 100(80)fps 107(85)fps 115(88)fps 119(91)fps
WQHD 79(60)fps 84(75)fps 106(91)fps 111(93)fps
4K 45(41)fps 49(42)fps 56(48)fps 64(58)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

最適化が入ってfpsが伸びやすくなり、フルHDであれば平均100fpsをキープし、ド安定で楽しめます。WQHDでも平均60fpsを大きく超える高い安定性を発揮します。4Kは流石に厳しいですね。。

 

DLSSモード

  ウルトラ
WQHD 85(76)fps 88(77)fps 108(91)fps 114(96)fps
4K 60(56)fps 65(57)fps 69(64)fps 71(66)fps

AnthemもDLSSに対応するようになりました。機能を有効にできるのは、WQHD・UWQHD・4Kのみとなっており、フルHDは対象外となっています。

このゲームでもDLSSモードが効果てきめん。最大33%もパフォーマンスが上がり、4K・ウルトラ設定で平均60fpsに届くようになりました。WQHDでの伸びがイマイチですが、かなり頼りになる機能ですね。

以下軽めの国産ゲームをチェックしていきましょう。

 

ドラゴンズドグマ オンライン

やや軽めのゲームです。スコア7000以上で【とても快適】となり、スコア5800以上で平均60fpsをキープできます。

フルHD・最高品質でスコア15659(とても快適)のハイスコアをマーク。スコア15000オーバーはかなりハードルが高いのですが、ハイエンドCPU・GPUなだけありしっかり超えてきました。

 

PSO2

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

4K WQHD フルHD
25945 59612 77345

いずれも設定6での結果となりますが、4Kでのプレイもラクラクです。

 

モンスターハンターフロンティアZ

こちらも軽いモンハンZのベンチマークスコアです。スコア6000以上で平均60fpsをキープできます。

4K WQHD フルHD
6993 18107 61121

4Kではガクッとスコアが落ち込みますが、余裕でプレイできます。もちろん、高グラフィックバージョンの「High Grade Edition」もプレイ可能

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

4K フルHD
21722 23426

4Kでもスコア20000オーバーとカンスト寸前です。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

通常では1TB SSHDのみですが、このモデルは236GB SSD(RAID0)+1TB SSHDのデュアルストレージ構成にカスタマイズしています。ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに入れるという便利な使い分けができ、とても便利です。

SSDの構成が変わり種で、118GB SSDを2基搭載するRAID0構成となっています。RAID0では、それぞれのSSDに分散して読み書きをするため、1基構成よりも速くなるのが特長です。ただし、いずれか一方が壊れると読み書き不能となるので注意!

肝心の速度ですが、さすがに速いですね。シーケンシャル(連続データ)の読み込みが3000に迫り、ランダムの読み書きも1000オーバーをマークしています。

なお、体感速度は1基構成とほぼ変わらないので、無理にRAID0構成にする必要はありません。あくまでも趣味要素です。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

8コア16スレッドCPUなのでさぞ熱かろう…と思いきや、60℃台の低い温度をキープ。冷却システムがしっかり機能しているのはもちろん、肉厚ボディで大分冷却に余裕があるようです。

GPUも70℃後半とハイエンドグラボとは思えない温度で、デスクトップ用のグラボも真っ青です。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

一見うるさそうに見えますがどっこい、ノイズはピーク時で52.5デシベルと55デシベルを超えず、意外に静か。ファンは高速回転しているものの、耳障りな甲高いノイズもなく、ハイエンドマシンとは思えない静粛性です

なお、最小時は45.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

おすすめカスタマイズ

SSHDはHDDよりも若干速い程度なので、SSDへのカスタマイズがおすすめ。また、重量級のゲームが増えており、メモリは16GBあると安心。FPSゲームに特化するのであれば、144Hzディスプレイへカスタマイズするのもいいでしょう。

 

 icon-check-circle メモリ
・16GB, 2x8GB, DDR4, 2400MHz
→プロのクリエイターでもない限り16GBもあれば十分です。

 icon-check-circle ハードドライブ
・256GB PCIe M.2 SSD + 1TB SSHD
・512GB PCIe M.2 SSD + 1TB SSHD
→通常のSSDよりも4~5倍速いNVMe SSDを標準搭載しています。SSDをRAID0にした爆速構成もありますが、体感できないので、予算が有り余って仕方ない場合のみおすすめ。

 icon-check-circle ディスプレイ
・17.3インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 非光沢 IPS ディスプレイ

 

まとめ&関連モデル

ラウンドフォルムやハニカム構造を取り入れ、従来のモデルとは違うベクトルの美しいデザインに進化。LEDイルミネーションの配置も絶妙で、SFらしさに磨きがかかっています。

Core i9×RTX 2080の性能も非常に頼もしく、4Kでもゲームを楽しめる高いパフォーマンスはデスクトップそのもの。また、ハイエンドモデルにしては冷却性能や静音性も高く、全く死角はありません。

「持ち運びの楽なデスクトップ」として、LANパーティーをはじめ様々なシーンで活用でき、RTX 2080搭載ゲーミングノートではイチオシのモデルです

 

NEW Alienware AREA-51M プラチナVR

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
17.3インチ フルHD ノングレア
■CPU:Core i7-9700
■メモリ:8GB(DDR4-2400)
■グラボ:RTX 2080
■ストレージ:SSHD 1TB
■価格:378,980円(税・送料込)~

第9世代の8コアCPU・Core i7-9700を搭載したバージョンです。予算重視ならおすすめ

 

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