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GALLERIA(ガレリア) UA9C-R38 第12世代Core搭載をレビュー 洗練されたアルミボディ!圧倒的なクオリティの高さを誇るRTX 3080搭載モデル

今回ドスパラで販売している、サードウェーブの【GALLERIA(ガレリア) UA9C-R38 第12世代Core搭載】をお借りしました。美しいアルミボディに、Core i9&RTX 3080を搭載した、ワンランク上の高性能モデルをチェックしてみましょう。

 

目次

スペック

  GALLERIA UA9C-R38 第12世代Core搭載
サイズ W220×D440×H480mm(アルミボディ)
OS Windows 11 Home(64ビット)
CPU インテル Core i9-12900K
・16コア24スレッド
・定格3.2/最大5.3GHz
メモリ 32GB(16GB×2 DDR5 SDRAM(PC5-38400))
ストレージ 1TB SSD(PCIe NVMe Gen.4)+2TB HDD
グラフィクス GeForce RTX 3080(GDDR6X 10GB)
チップセット インテル Z690 チップセット
光学ドライブ オプション
電源 850W(80PLUS GOLD)
保証 1年(最大5年)
価格 409,979円(税込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源ケーブル

※2022年4月8日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

洗練されたアルミボディ

ケースのサイズは拡張性に優れたミドルタワーですね。

 

コンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とする、デザインハウスが手掛けた外観デザインとなっており、かなり気合が入っています。

女性ゲーマーも意識したとのことで、曲線を用いた優雅なフォルムに仕上げており、ゴツくて力強い男性的なデザインの従来モデルから、大幅にイメージチェンジしています。

 

最上位のUシリーズということで、ボディの素材にアルミを採用しています

通常グレードでは、ガンメタリックのスチール製となっていますが、その違いは一目瞭然。アルミの高い質感と、クリアなプラチナシルバーが見事に調和し、洗練されたイメージに仕上がっています

 

さらに、表面をヘアライン仕上げにする徹底ぶりで、高級感もバッチリ。最上位モデルにふさわしいクオリティを実現しています。

サイドの吸気口はオシャレなひし形のパンチ加工となっており、メッシュ部はライトブルーに塗装する凝りようです。デザイン面でもいいアクセントになっていますね。

 

クリアサイドパネル採用

なんとクリアサイドパネルを標準装備!クリア部分はパネル全面ではなく、半分ほどと控えめですが、様々なユーザーが使うことを考えると、このくらいがちょうどいいですね。

機能面でのメリットこそないものの、内部で動作するパーツを見ると、やはりワクワクしますよね。ゲーミングモデルなので、遊び心はとっても大事。別途イルミネーションキットを購入して、内部を光らせてみるのもいいでしょう。

クリアパネルはスモークっぽい色合いなので、光らせるならホワイトが無難ですね。

 

LEDイルミネーションを搭載

ゲーミングモデルといえばやはりこれ、LEDイルミネーションを搭載しています。BTOメーカーのケースでイルミネーション搭載とは、なかなかに太っ腹。

光らせ方ひとつでだいぶイメージ変わるイルミネーションですが、フロントパネルを縁どるように配置。派手過ぎず地味すぎず、とても上品なイメージに仕上げており、センスの高さを感じさせます。

 

イルミネーションはマザーボードのシステムを利用しており、メーカーによって使うアプリが異なります。詳しい導入方法についてはこちら icon-external-link をチェック!

このモデルではASUSのマザーボードを搭載しているため、”Armoury Crate”をインストールして使います。設定項目はかなり充実しており、カラーの変更はもちろん、アニメーションを設定することもでき、自分好みのマシンにカスタマイズできます。

なお、イルミネーションは消灯することもできるので、LEDが苦手な方も安心。

 

高い冷却性能

従来のケースではフロント部分に吸気口を設置していましたが、新ケースでは両サイドに設置され、従来よりも吸気面積が3倍と大幅に吸気性能が向上しています。

ケースファンは、大型の14cmサイズを搭載しているので、エアフローはとてもスムーズで、熱くなりがちな内部を強力に冷却します。しかもケースファンは静音仕様なので、とても静か。地味なパーツですが、ノイズ源の一つなので、しっかり対策しているのは好印象です。

 

ちなみに、ほこり対策もしっかりしており、サイドの吸気口・天板・底面のすべてにフィルターを装備。ほこりはPCの天敵なので、これはありがたいですね。

 

しかも、底面のフィルターは取り外して、水洗いできます。特に電源は床のほこりを吸い込みやすく、定期的に洗ってあげたいところです。

 

アクセスしやすいインターフェース

地味ながら便利なのが、インターフェースを配したコンソールパネルのデザインです。

 

従来のケースではフロントパネル中段に配置されていたものを、上部に配置。さらにコンソールパネル部分を斜めにすることで、基本的にどこに置いてもアクセスしやすく、特にデスクの下にPCを設置した際、アクセスしやすいようになっています

ケースによっては天板に配置しているのもありますが、斜めの方が角度的にアクセスしやすく、機能性はやはり上。よく考えられていますね。デザインも多面的になり、まさに一石二鳥。

 

搭載されている端子ですが、USB端子はフロント・背面あわせて計10ポートも搭載。そのうち背面のType-Cポートは最新のUSB3.2 Gen.2×2となっており、最大20Gbpsの高速転送に対応しています。そのほか、PS2ポートも搭載しているので、古いマウスやキーボードを再利用でき地味ながら便利ですね。

なお、映像端子はHDMI・Displayportの2種類で、全4ポートを装備。マルチディスプレイ構成も余裕です

 

内部

チャンバー構造&裏配線採用

本体内部はトレンドをしっかり取り入れており、”チャンバー構造”を採用しています。

本体下部の電源スペースとマザーボードのスペースを分離することで、互いのエアフローが干渉しないようになっており、スムーズなエアフローを実現。

 

もちろん、裏配線にも対応しており、ケース裏側に配線用スペースが用意されています。かさばるケーブル類を裏側にまとめることで、ケース内部がスッキリし、チャンバー構造も相まって、エアフローがさらにスムーズになります。また、内部の見た目もスッキリし見栄えもよくなるなど、まさに一石二鳥の構造ですね。

なお、向かって左側の部分は、配線スペースが広め&深めに確保されているので、太いケーブルも難なくまとめることができます。細かい部分もしっかり造られているのは、好印象です。

 

気になる拡張性ですが、5インチベイ×1・3.5インチベイ×2・2.5インチ搭載スペース×2の計5基用意されています。前モデルほどではないですが、大容量ストレージが普及しているので、これだけあればまず困ることはありません。

 

ASUS製マザーボード搭載

各種パーツを搭載するマザーボードは一般的なATX規格となっており、ASUS製【PRIME Z690-P】を搭載しています。高い品質と安定性で定評のあるASUS製というのは安心ですね。

 

スタンダードモデルらしくポイントはしっかり押さえており、グラボを差し込むPCIe 5.0 x16スロットは金属で補強されています。グラボはパーツの中でも特に重く、スロットにかかる負荷も高くなりますが、これなら安心ですね。

また、熱くなりがちなVRM周りやM.2スロットに金属製のヒートシンクを搭載。熱くなりがちな部分ですが、しっかり熱を吸収・発散するので、冷却面も安心です。

ちなみに、このマザーボードは、最新のDDR5メモリに対応しています。DDR5メモリは、現行のDDR4メモリに比べ約1.5倍の帯域幅を持ち、アプリやゲームでより高いパフォーマンスを発揮します。

 

大型水冷式CPUクーラー搭載

※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう

CPUクーラーには、大型の空冷式クーラーではなく、水冷式クーラーを採用しているのもポイント。

CPUの熱をダイレクトに吸収し、ラジエーターから強力に排熱するので、空冷式クーラーを凌ぐ高い冷却性能を発揮します。さらに、ラジエーターのサイズは24cmと大きく、その実力は折り紙付き。Core i9-12900Kは発熱が非常に高いので、これは安心ですね。

 

ラジエーターは天板ではなく、フロント配置です。フロントから吸気し、天板&背面から排気するスムーズなエアフローを構築しています。また、吸気ファン2基・排気ファン2基で、吸排気のバランスがいいのもグッド。

 

ちなみに、こちらもメーカーはASUSですね。トレンドはバッチリおさえており、ポンプとファンにはLEDイルミネーションを内蔵。見た目がだいぶ華やかで、クリアサイドパネルとの相性もバツグンです!

 

ASUS製RTX 3080搭載

グラボは、4Kで高い安定感を発揮する、NVIDIAのRTX 3080(VRAM 10GB)を搭載しています。

 

マザーボードやCPUクーラーと同じく、ASUSの”TUFシリーズ”を搭載。高い耐久性を売りにしているシリーズで、コンデンサやチョークコイルが軍事グレードに準拠しており、144時間の検証試験をクリアしています。

また、本体もしっかり造りこまれ、長さ約29.99cm・横幅12.69cm・厚さは2.7スロットの大型&肉厚ボディには、巨大なヒートシンクと6本のヒートパイプを搭載。トリプルファンも相まって、高い冷却性能を実現しています。

 

巨大なボディでPCIeスロットへの負荷が心配になりますが、新たに”リジッドカードサポート”を採用しています。ケース上下に伸びた突っ張り棒を介し、グラボを上下に挟み込むことで、ガッチリ固定。PCIeスロットへの負荷をしっかり軽減しており、破損の心配はありません。

 

ちなみに、PCの心臓ともいえる電源には、850Wのゴールドクラス電源を採用しています。ゴールドクラスは最大90%の電力変換効率を誇り、コンセントからの電力を効率よく変換できる、省エネ・低発熱の優れものです。

 

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

 

水冷式CPUクーラーということで、おおむね30℃台と非常に低い温度をキープ。16コア24スレッドの熱いCPUをしっかり冷却しており、長時間のゲームでも安心です。

また、グラボの温度も低く、60℃台後半とハイグレードクラスとは思えないほど。さすがに冷却機構がしっかり造りこまれているだけありますね。熱くなりがちなゲーミングPCですが、ケースの高い通気性も相まって冷却性能はとても優秀です。

 

動作音

同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ

 

ケースの左側面にて計測した結果です

55デシベルを超えるとファンノイズがだいぶ気になるようになりますが、ピーク時で50.4デシベルと大幅に下回っています。ノートPCレベルということで、実際とても静かです。アイドル時も48.4デシベルに抑えられ、かすかにファンの風切り音が聞こえる程度。

ケースファンをはじめ、各種ファンが静かなのが見事に功を奏していますね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。

CINEBENCH R23

3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH R23】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

CPUはインテル第12世代の16コア24スレッドCPU・Core i9-12900Kを搭載しています。

最新世代では設計を一新し、高性能の”P-コア”と省エネの”E-コア”を搭載した、Wコア構成を採用。タスクに応じて、各コアを使い分け、場合によっては両者を併用することで、効率よく処理できるのが強みです。もちろん、コアの性能も向上しており、コア・スレッド数の増加も相まって、非常に高いパフォーマンスを発揮します。

 

参考までに、前世代の8コア16スレッドCPU・Core i9-11900Kと比較してみると、シングル性能は約26%高く、マルチ性能にいたっては約1.9倍にもなります。その実力は、ライバルのRyzenシリーズを凌ぐほど。一世代違うだけで、まったくの別物に進化しています。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

グラフィックボードは、NVIDIAの最新世代となる”Ampere”のハイエンドグラボ・RTX 3080を搭載しています。下位のRTX 3070 Tiよりも約20%ほど性能が高く、4Kでの安定性を重視するならまずおすすめ。なお、VRAM(グラフィックメモリ) 10GB版となっています。

なお、上位にVRAM 12GB版のRTX 3080がありますが、性能は微増で価格が跳ね上がるため、コスパはイマイチ。4Kなら確かにVRAMを多く消費しますが、それでも10GBでも十分対応できるので、基本的にVRAM 10GB版でOK。

  総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal 11145
Time Spy
Extreme
8628 8527 9249
Time Spy 17135 16932 18388
Night Raid 82027 171132 20764
Fire Strike
Ultra
10917 10668 39576 5713
Fire Strike
Extreme
20386 20795 39401 10894
Fire Strike 37327 42216 42616 18167
Sky Diver 87932 127874 40630 55084

 

RT&DLSS対応

RTXシリーズということで、リアルタイムレイトレーシング(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとは異なり、炎の描写が車体に反射しているのがわかります。また、反射だけでなく、影や光の描写も豊かになり、より自然なグラフィックを実現しているのもポイントです。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

4K WQHD フルHD
14514 23317 28098

最高品質で測定した結果となりますが、4Kでスコア15000手前の非常に高いスコアをマークし、平均107fpsと安定感バツグン!フルHDではCPUの性能の高さも相まって、スコア28000台と恐ろしいほどよく伸びます。

 

Elden Ring(エルデンリング)

”DARK SOULS”や”SEKIRO”などの人気タイトルでおなじみ、フロム・ソフトウェアのアクションRPGゲームです。世界観をはじめ、言ってしまえばDARK SOULSのオープンフィールド版といったところ。

戦闘システムについては、死んでナンボのシビアなスタミナ制バトルはDARK SOULSそのもの。ただし、新たにジャンプ攻撃が加わり、さらにオープンフィールドということで、地の利を生かした戦いができるなど、戦術の幅がより広がっています。

もちろん、マップが広くなることにより、探索要素も大幅に向上。探索・レベル上げ・装備の強化にじっくり取り組みつつ、高難易度ダンジョンに挑戦する、王道&硬派なアクションRPGゲームとしておすすめ。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高

  プレイモード:フィールド内の探索

4K WQHD フルHD
60(58)fps 60(59)fps 60(59)fps

最近のゲームにしては珍しく、fpsの上限が60に設定されています。グラフィックの負荷は高めですが、RTX 3080なら4Kでも余裕で平均60fpsをキープできます

 

MONSTER HUNTER RISE(モンスターハンターライズ)

大人気の「狩り」ゲームの最新版。バイオハザードでおなじみのグラフィックエンジン”RE Engine”を採用することで、美しい描写と負荷の軽さを両立しています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD/WQHD/4K

  ゲーム設定:高

  プレイモード:セレクトクエスト(唐傘の妖怪)

4K WQHD フルHD
105(92)fps 192(164)fps 230(185)fps

スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

高設定での結果となりますが、クエストではグラフィック負荷がやや高くなるものの、4Kでも平均100fpsを超える安定ぶり。設定を落とせば平均200fps台にもなるので、144Hzなど高リフレッシュレートディスプレイを生かすことも可能です。前作のMONSTER HUNTER WORLDに比べると、だいぶ軽いですね。

 

BATTLEFIELD 2042(バトルフィールド 2042)

”BATTLEFIELD V”から実に3年ぶりとなる、大御所のFPSゲームの最新作。2042の名の通り、舞台は近未来ですが、ほぼ現代戦といった感じで、最大128人対戦に対応。ほかのゲームにはない、大規模戦闘を楽しめるのが最大の魅力です。

メインコンテンツとなるAll-Out Warfare(コンクエスト&ブレークスルー)では、128人固定となっており、そのぶんマップも非常に広大。あまりに広い・広すぎるので、制圧拠点が各地に散らばるコンクエストに比べ、前線拠点を一丸となって攻め落とすブレークスルーのほうが、大規模戦闘をより味わうことができます。

また、プレイヤーについては、専用のスキルとガジェットを持つ、10名のスペシャリストから選ぶスタイルに変更されているのもポイント。従来の兵科システムよりも装備の自由度が向上しており、専用ガジェットと組み合わせて独自の戦術をとることができるなど、プレイの幅が大きく広がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/ノーマル(DLSS[フルHD&WQHD]”クオリティ”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:コンクエスト(カレイドスコープ)

  最高 ノーマル
フルHD 162(151)fps 186(179)fps 201(189)fps
WQHD 134(118)fps 139(129)fps 159(147)fps
4K 80(74)fps 83(77)fps 94(89)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

DLSS無しでも、4Kでは平均80fps以上をマークしており、下位の70番台とは安定感が違います。重量級のゲームでこのパフォーマンスは、頼もしい限りです。

 

DLSS

  最高 ノーマル
フルHD 181(169)fps 184(172)fps 203(186)fps
WQHD 145(135)fps 155(143)fps 155(143)fps
4K 114(108)fps 120(111)fps 130(121)fps

DLSSを有効にした際のfpsです。

解像度が上がるにつれ効果が大きくなり、4Kでは最大45%も向上し、最高設定でも平均100fps以上をキープできるようになります。なお、WQHDでは144Hzディスプレイを生かせるようになるなど、効果は絶大です。

 

RT

  最高 ノーマル
フルHD 126(112)fps 130(117)fps 132(121)fps
WQHD 103(95)fps 107(97)fps 116(108)fps
4K 61(54)fps 62(54)fps 70(62)fps

RTを有効にした際のfpsです。

RTにしては負荷が軽く、WQHDまでは平均100fpsを超え、4Kでも平均60fps以上をキープできます。VRAMが8GBではなく10GBなので、4Kでfpsが大きく落ち込まないのがポイントです。

 

RT+DLSS

  最高 ノーマル
フルHD 122(113)fps 124(117)fps 128(120)fps
WQHD 115(107)fps 121(110)fps 125(117)fps
4K 97(86)fps 101(92)fps 107(98)fps

RT+DLSSを有効にした際のfpsです。

DLSSオンリーの時とは違い、4Kで大きく効果を発揮します。fpsの伸び幅は最大約63%にもなり、平均100fps前後をマーク。さすがRTX 3080なだけあり、4Kでの安定感は一味違います。

 

Call of Duty : Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)

大御所FPSゲーム・Call of Dutyの最新作ですね。舞台は第二次世界大戦となり、2017年に発売された”Call of Duty : WWII”から実に4年ぶり。内容は、メインストーリーとなるキャンペーンモード・マルチプレイモード・ゾンビモードのおなじみ三本立てです。

ゲームモードは、いつものドミネーション・チームデスマッチ・Kill Confirmedに加え、パトロールを追加。一定コースを動くパトロールポイントを確保するのが目標となりますが、移動し続けるので、攻守にわたって臨機応変な対応が求められます。

また、本作ではプレイ可能人数が3つの区分に分けられ、最大48人(24対24)で息つく暇のない、大規模戦闘を楽しむことができます。テンポのいい銃撃戦や、武器カスタマイズの広さも前作からしっかり引き継いでおり、毎年恒例のFPSゲームとしておすすめ。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/通常(DLSS[フルHD&WQHD]”クオリティ”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:マルチプレイ(ホテル)

  ウルトラ 通常
フルHD 224(206)fps 225(209)fps 235(221)fps
WQHD 158(146)fps 166(155)fps 219(201)fps
4K 86(74)fps 91(84)fps 133(107)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

重そうに見えて意外と最適化されており、WQHDでは平均100fps以上、フルHDでは平均200fpsオーバーとよく伸びます。4Kではガクッとfpsが落ちてしまいますが、それでも平均80fps以上をキープできるのはさすがです。

このゲームもDLSSに対応しており、フレームレートをさらに底上げできます。

 

DLSS

  ウルトラ 通常
フルHD 231(216)fps 232(214)fps 238(224)fps
WQHD 158(140)fps 166(156)fps 203(175)fps
4K 169(157)fps 176(162)fps 205(193)fps

DLSSを有効にした際のfpsです。

フルHDとWQHDではほとんど効果がなく、本領発揮するのは4Kのみ。fpsの伸び幅は約2倍にもなり、144Hzディスプレイをきっちり生かせるまでになります

 

Far Cry 6(ファークライ6)

Ubisoftの看板タイトルとなるFPSゲーム・Far Cryシリーズの最新作ですね。今回の舞台はカリブ海に浮かぶ島”ヤーラ”。独裁者を、ゲリラ活動で打倒するのが目的となります。

マップはシリーズ伝統のオープンワールドで、非常に広大。ジャングルや市街地など様々なロケーションが用意されています。戦闘だけでなく、のんびり狩りや釣りをしたり、ビークル(車)を改造して島中を駆け回ったり、オープンワールドらしい楽しみ方は健在です。

特に今作では、戦闘面がより強化されているのがポイント。ジャンクパーツからクラフトする”リゾルバー武器”をはじめ、武器の種類は過去最大。弾薬の種類が豊富なことに加え、なんと仲間にした動物まで戦闘に参加させることができ、戦術は無限大。何でもアリなFPSゲームとしておすすめです。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(FSR[フルHD&WQHD]”クオリティ”・FSR[4K]”パフォーマンス”)

  プレイモード:ベンチマークモード

  ウルトラ
フルHD 144(121)fps 151(128)fps 162(138)fps
WQHD 119(109)fps 135(120)fps 149(133)fps
4K 73(67)fps 87(77)fps 97(83)fps

スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重量級のゲームながら、4Kでも平均60fps以上をしっかりキープし、やはり4Kでの安定感は一味違います。WQHD以下なら平均100fps以上と安定感バツグン。

 

FidelityFX Super Resolution 1.0(FSR)

  ウルトラ
フルHD 154(123)fps 156(130)fps 167(141)fps
WQHD 141(112fps 149(123)fps 163(137)fps
4K 136(116)fps 148(120)fps 162(141)fps

FSRを有効にした際の結果です。FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要で汎用性が高い反面、グラフィック精度がやや落ちてしまうのがネック。

解像度が上がるにつれ効果が大きくなり、4Kでは最大約87%もfpsが向上し、ウルトラ設定でも144Hzディスプレイを生かせるまでになります

FSRといえば、グラフィック品質の劣化ですが、このゲームではやや粗くなる程度に抑えられています。よく見ないとわからないレベルなので、十分実用的なレベルです。以前よりも着実に進化している印象ですね。

 

RT

  ウルトラ
フルHD 114(103)fps 121(107)fps 126(110)fps
WQHD 98(87)fps 108(99)fps 116(104)fps
4K 28(20)fps 71(65)fps 78(70)fps

RTを有効にした際の結果です。

反射とシャドウのみということで、負荷は低め。4K・高設定までなら平均60fps以上をキープできます。ただ、ウルトラ設定ではVRAM不足になり、fpsは大幅に落ちてしまいます。

 

RT+FidelityFX Super Resolution 1.0

  ウルトラ
フルHD 123(106)fps 124(109)fps 128(108)fps
WQHD 112(97)fps 117(102)fps 123(105)fps
4K 107(98)fps 115(102)fps 122(107)fps

RTとFSRを有効にした際の結果です。

やはり4Kでの効果が強烈で、グラフィック描写が最適化により、ウルトラ設定でも平均100fps以上をマークします

申し分のない効果ですが、パフォーマンスだとぼやけた感じになるので、ややパフォーマンスが落ちるものの、バランスモードにするのがおすすめ。

 

Halo Infinite(ヘイロー・インフィニット)

実に6年ぶりとなる大作FPSゲーム・Haloシリーズの最新作です。キャンペーンモードのみ有料で、マルチプレイは無料となっています。ストーリーは、前作”Halo 5:Guardians”から約1年半後からスタート。歴史のあるシリーズものですが、概要はストーリー内でフォローされているので、初見の方でも安心です。

マルチプレイは従来のアビリティ制を廃止し、フィールド内で装備をを拾うスタイルに変更。高所や遠距離をすばやく移動できる”グラップルショット”や、敵や弾丸をノックバックできる”リバルサー”など、ユニークな装備が充実しており、豊富な武器種も相まって、様々な戦術をとれるのが魅力です。

対戦人数も最大24人と大幅に増えたほか、ルールも新たに追加され、単調になりにくいのも◎。プレイヤーのシールドは堅く、スラスター回避の制限+エイムアシストの弱体化により、以前にも増してタフな撃ち合いを楽しむことができます。

下記条件にて平均fpsのみ計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中

  プレイモード:マルチプレイ(Highpower)

  ウルトラ
フルHD 179fps 189fps 216fps
WQHD 132fps 143fps 159fps
4K 76fps 82fps 90fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

このゲームはFPSゲームにしてはなかなかヘビー。4Kで平均100fpsを狙うのは至難の業で、低設定までガッツリ落とす必要があります。それでも、WQHDでも設定によっては144Hzを生かせるのは、RTX 3080ならではといったところ

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

  最高 超高
フルHD 546(487)fps 557(483)fps 590(512)fps
WQHD 401(363)fps 411(383)fps 438(388)fps
4K 228(194)fps 235(216)fps 257(241)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

軽さで定評のあるゲームということで、4Kでも平均200fps以上を余裕でキープでき、240Hzの超高リフレッシュレートディスプレイの活用も可能です。

なお、レンダリング解像度を最大値にしても、4K・最高設定で平均150fpsをマーク。グラフィック品質重視でも、高い安定感を発揮します。

 

Apex Legends(エーペックスレジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高

  射撃訓練場

4K WQHD フルHD
158(131)fps 271(223)fps 299(298)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

上のゲームほどではないですが、このゲームも軽めということで、フルHDではカンスト、4Kでも144Hzディスプレイをきっちり生かせます。申し分のないパフォーマンスですね。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中(RT”最高”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

  最高
フルHD 271(257)fps 324(308)fps 549(516)fps
WQHD 177(169)fps 223(210)fps 394(370)fps
4K 90(84)fps 113(104)fps 212(195)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

見かけによらず最高設定が重いのですが、4Kでも平均90fpsをマーク。DLSSモードを使えば、さらにfpsを底上げできます。

 

DLSS

  最高
フルHD 321(309)fps 379(361)fps 550(539)fps
WQHD 237(229)fps 284(270)fps 413(397)fps
4K 182(172)fps 211(200)fps 291(278)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

解像度が上がれば上がるほどfpsは伸び、4Kでは約2倍も向上し、平均200fps台を狙えます。240Hzの超高リフレッシュレートディスプレイも生かせますね。

 

RT

  最高
フルHD 88(79)fps 100(96)fps 104(98)fps
WQHD 53(50)fps 61(56)fps 65(61)fps
4K 26(24)fps 27(25)fps 28(27)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

ライティング・シャドウ・反射のフルセットということで、グラフィックが非常に重く、まともに動くのはフルHDのみ。全くもって歯が立ちません。

 

RT+DLSS

  最高
フルHD 159(150)fps 170(158)fps 171(161)fps
WQHD 106(98)fps 112(101)fps 113(107)fps
4K 77(72)fps 84(77)fps 87(84)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

DLSSモードだとfpsは約2~3倍にもなりますが、4Kで平均100fpsは厳しい感じ。はっきり言ってフォートナイトのグラフィックならRTにする必要もなく、DLSSでfpsを伸ばすくらいがちょうどいいですね

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは1TB SSD+2TB HDDの超大容量デュアルストレージ構成となっています。ゲームは高速のSSDに、かさばるデータ類は大容量のHDDに入れる使い分けができ、とても便利。また、最近では50GBオーバーの大容量ゲームがざらにありますが、SSDが1TBもあれば容量不足におびえる心配はまずありません。

SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプで、爆速のPCIe Gen.4規格を採用する本格派仕様。メーカーは信頼性の高い”CFD”となっています。

肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは、3000~5000MB/s、ランダムでも一部では4ケタをマークし、まさに圧倒的!もちろんゲームの読み込みは早く、アプリの動作もサクサクで非常に快適です。

 

おすすめカスタマイズ

大容量メモリにとデュアルストレージを搭載し、カスタマイズする必要はありません。予算に余裕があるなら、ゲーム用のSSDを追加するのがおすすめです。

そのほか、光学ドライブやキーボード、マウスは標準では搭載されないので、必要な方はカスタマイズをお忘れなく。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

まとめ&関連モデル

クリアで美しいアルミボディは、ヘアライン加工が施され、ワンランク上の高級感を実現。ケースそのものも機能的にできており、LEDイルミネーションをバッチリ装備。搭載パーツのクオリティも高く、トータルでの完成度の高さが光ります。

Core i9×RTX 3080のパワーで、重量級のゲームでも平均100fps以上を狙える性能の高さも魅力的。RTX 3080搭載モデルでクオリティにとことんこだわるならおすすめです

 

 

GALLERIA/ガレリア ZA9C-R38 第12世代Core搭載

【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i9-12900K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 10GB)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:354,980円(税込)~

スチールボディの通常ケースを採用したモデルで、予算重視ならおすすめ。

 

GALLERIA/ガレリア ZA7C-R38 第12世代Core搭載

【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 10GB)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:319,980円(税込)~

インテルの第12世代12コア20スレッドCPU・Core i7-12700Kを搭載した、通常ケースモデル。Core i7も性能がすこぶる高く、基本的にはこのモデルでOK。

 

GALLERIA/ガレリア ZA9C-R38 12G搭載

【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i9-12900K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 12GB)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:359,980円(税込)~

スチールボディの通常ケースに、Core i9-12900KとVRAM 12GB版のRTX 3080を搭載したモデル。

 

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