Dell Inspiron 15 Plus プラチナ[7510]をレビュー Core i7-11800H&RTX 3050 Ti搭載!高い性能とクオリティが魅力の15インチモデル

今回デルの【Inspiron 15 Plus プラチナ[7510]】をお借りしました。

Core i7-11800H&RTX 3050 Ti搭載!動画や画像などの編集作業から、ゲームまでサクサクこなせる、高品質のコスパモデルをチェックしてみましょう。

 

目次

スペック

  Dell Inspiron 15 Plus プラチナ[7510]
カラー プラチナシルバー
サイズ W356.06×D228.90×H16.72~18.99mm
重量 約1.895kg(実測1939g)
OS Windows 11 Home(64ビット)
CPU Core i7-11800H
・8コア16スレッド
・定格2.3/最大4.6GHz
メモリ 16GB(8GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 512GB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクス RTX 3050 Ti(GDDR6 4GB)
ディスプレイ 15.6インチ、フルHD、ノングレア、IPSパネル
インターフェース Thunderbolt 4、USB 3.1 Gen.1 Type-A×2、HDMI 2.0、マイク入力/ヘッドフォン出力、SDスロット
光学ドライブ ×
カメラ HD Webカメラ(720p)
スピーカー ステレオスピーカー(Waves MaxxAudio Pro)
キーボード バックライト付き日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.2
保証 1年(最大4年)
価格 【クーポン利用】188,980円151,184円(税・送料込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプタ(226g)
・電源ケーブル(115g)

※2022年2月3日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

高品質のオールアルミボディ

inspironシリーズの上位モデルということで、クオリティはかなり高め。

 

ボディの材質ですが、天板からキーボード面まですべてアルミ製となっています。下位モデル(Inspiron 15 5000)では天板のみなので、力の入れようが違います。

 

オールアルミボディなのでタフなのはもちろん、なんといっても美しいですね。

表面は非光沢の梨地加工が施され、落ち着きのある美しい仕上がりとなっています。また、金属の高い質感も相まって、触り心地も上々。しっとりと手になじむ上品な感触は、高級感を感じさせます。

 

さらに、ボディのサイドには、美しく光り輝く”ダイヤモンドカット加工”を施す凝りようです。

 

デザインはデルらしくとてもシンプルで、装飾は天板のロゴのみ。ラウンド加工を取り入れた美しいプレーンボディにより、機能美も兼ね備えています。構成的にはゲーミングノートなのですが、それとは一線を画したデザインです。

排気口はキーボードの奥側、ヒンジ部分に設置されており、目立たないようカモフラージュされているのもグッド。

 

コンパクト&軽量ボディ

高性能GPU搭載15インチモデルにしては、軽いのがポイント。

 

まず、ボディがコンパクトになっており、ディスプレイのベゼル(ふち)をスリム仕様にすることで、横幅と奥行きのサイズを圧縮しています。

厚さも最厚部で18.99mmと、2cm以下のスリムボディとなっており、スリムベゼルも相まって、とてもスタイリッシュ。

 

そして重さですが、なんと実測で1939g!ただでさえ重くなりがちなアルミボディに、高性能GPU搭載モデルで2kg以下というのは、とても軽いですね。

 

リフトアップヒンジ搭載

機能面もしっかり考えられており、”リフトアップヒンジ”を搭載しています。リフトアップヒンジとは画面を開いたときに、ボディがせり上がるギミックのこと。

 

適度な傾斜ができるためタイピングしやすくなるほか、接地面とパソコンの間にすき間が空くことで、給排気がスムーズになり、冷却能力もアップします。下にノートPCクーラーを置いているようなもので、熱い夏場でも安心。

ヒンジ部分が大きく造られているので、少しの傾きでもリフトアップするのはグッドです。

 

最新のインターフェースを完備

光学ドライブは非搭載ながら、必要なものは一通りそろっています。

 

USBは全3ポート搭載し、左サイドのType-Cポートは最新のThunderbolt 4に対応しています。Thunderbolt 4は、対応機器であれば、最大40Gbpsの超高速転送も可能なほか、DisplayPort 1.4出力にも対応する高規格タイプとなっています。

ポートのタイプは小型&リバーシブルのType-Cポートと、従来のType-A端子と合わせて、あらかたの周辺機器を接続できます。

 

そのほか、HDMIとSDスロットを装備しており、普段使いに必要なものは一通りそろっています。なお、Thunderbolt 4ポートは、DisplayPort出力を兼ねているため、複数画面出力も可能です。

 

また無線LANですが、Wi-Fi 6(802.11ax)に対応しているのもポイント。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのブラウジング&ゲーミングがより安定します。

 

安心のセキュリティ機能

セキュリティ面にもしっかり配慮され、カメラ部分にプライバシーシャッターを装備しています。使わないときはシャッターを閉めることで、不正アクセスなどからプライバシーを保護することができます。デバイス機能のON/OFFではなく、物理的にシャットアウトするのでとても安心ですね。

さらに、電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵。本人認証のため、ログインパスワードよりも安全。また、ログインの際わざわざパスワード入力することなく、とてもスムーズです。

 

ディスプレイ&キーボード

IPSパネル搭載

ディスプレイはオーソドックスな15.6インチサイズです。13・14インチよりも一回り大きく、だいぶゆとりがあります。据え置きならまずおすすめです

なお、解像度はオーソドックスななフルHDとなっています。HDよりも画素数が多く、美しい映像描写ができるのはもちろん、表示領域も広く、オフィス作業もはかどります。

 

パネルは、下位モデルと同じくIPSパネルを搭載。

高コントラスト・高発色・高視野角の3点を兼ね備えており、美しい映像を描写することができます。動画鑑賞などエンタメ用途にも最適なクオリティです。

 

高視野角なので、この通り横から見ても色むらがほとんどありません。

 

完成度の高いキーボード

横幅の広い15インチモデルということで、テンキーを搭載したフル規格キーボードとなっています。もちろん、キーボード面はアルミ製で、高級感が漂います。

 

一部キーが連結したデル仕様ですが、各キーは大きめに造られ、配置そのものもは基本的に素直。キーピッチは約19mmとデスクトップキーボード並みの間隔が確保されており、誤爆の心配はまずありません。

気を付けるとしたら、右上の電源ボタンでしょうか。配置的に誤って押してしまいそうなのがネックすが、ほかのボタンよりも固めになっており、普通にタイピングしたくらいでは反応しないので、そこまで心配する必要はありません。

 

キーの種類は、基本的なものに加え、テンキー部分に電卓ボタンを装備するほか、左上のescapeキーはファンクションロックを兼ねており、結構便利です。

 

キーストロークは浅すぎず深すぎず、標準的な深さです。適度に反発もあるので、打鍵感を楽しみつつ、快適にタイピングできます。なお、剛性は普通レベルです。

もちろん、トレンドの白色LEDをバッチリ内蔵しています。見た目が華やかになるだけでなく、薄暗い場所でタイピングしやすくなり、とても便利。ふわっとした上品な光り方もグッドですね。

なお、LEDは2段階の明るさに設定でき、もちろんOFFにも設定可能。LEDが苦手という方でも安心です。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンとパッドが一緒になった、オーソドックスな一体型のタイプです。

 

表面はサラサラした材質で、カーソル操作は非常にスムーズ。クリックボタンの完成度がなかなかよく、軽い力で”カチカチ”と小気味よく反応し、建付けもしっかりしているので非常に静か。一体型だと、押し込まないと反応しなかったり、クリック音が大きいものもありますが、このモデルではしっかり造られています。

ちなみに、タッチパッド周囲は、ダイヤモンドカット仕上げとなっており、細かいところも徹底しています。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。参考までにCINEBENCH~画像変換テストまでは、Core i5-11400H×RTX 3050搭載モデルと比較しています

RTX 3050 Ti搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ampere”のRTX 3050 Tiを搭載。GTX 1650 Tiの後継となる、エントリークラスのGPUですが、前世代のミドルクラスに匹敵する性能にパワーアップ。フルHDでのゲーミングに最適です。

また、RTXシリーズということで、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとは異なり、炎の描写が車体に反射しているのがわかります。また、反射だけでなく、影や光の描写も豊かになり、より自然なグラフィックを実現しているのもポイントです。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。

Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がるので、とても便利ですね。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

CINEBENCH R23

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH R23】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの高性能CPU・Hシリーズを搭載しています。第11世代のCore i7-11800Hは、8コア16スレッド構成で、シングル性能が高く、編集作業やゲーミングでより高いパフォーマンスを発揮します。

参考までに、下位モデルで搭載されている6コア12スレッドCPU・Core i5-11400Hと比較してみると、シングルスコアはほぼ互角ですが、マルチスコアは約40%も性能が高くなっています。マルチスコア10000オーバーというのはとても魅力的ですね。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

グラフィック性能は、Core i7-1165G7などの一般クラスCPUに搭載されている、内蔵グラフィック”Iris Xe Graphics”の約3倍にもなり、特にゲーミング性能は雲泥の差です。なお、下位のRTX 3050との差は、約10~20となっています。

  総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal 539
Time Spy
Extreme
2557 2415 3848
Time Spy 5557 5267 8090
Night Raid 36044 57349 11608
Fire Strike
Ultra
3263 3141 21093 1652
Fire Strike
Extreme
6264 6443 21039 2771
Fire Strike 12537 14038 21685 5150
Sky Diver 30328 45479 12209 23835

 

PCMark 10

【PCMark 10】は、ブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的な用途での性能を測る定番ソフトです。

 

ブラウジングや各種編作業など、基本的なタスクを快適にこなせる目安はスコア3000以上となりますが、スコア6000台の非常に高いスコアをマーク。ブラウジングやオフィス作業などの軽作業から、動画・画像編集などのヘビーな作業も余裕でこなせる性能です。

なお、総合スコアで比較すると、Core i5-11400H×RTX 3050との差は約8%と、やや小さめ。ただし、編集系のスコアでは最大約14%の差がついており、動画や画像編集ならCore i7-11800H×RTX 3050 Tiの方がおすすめ。

 

V-ray Benchmark

【V-ray Benchmark】はフォトグラフィックのレンダリング性能を測るソフトです。

 

  CPUスコア GPUスコア
Core i7-11800H×RTX 3050 Ti 12246 220
Core i5-11400H×RTX 3050 8544 200

CPUスコアでは、Core i7-11800HがCore i5-11400Hよりも約43%高いスコアをマーク。一方、GPUスコアは、RTX 3050 TiとRTX 3050との差は約10%と小さくなっています。

 

動画エンコード

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。

 

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSV&NVENCでエンコードしています。なお、NVENCはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。RTX&GTXシリーズでは、超高速のNVENCを使うことができます。

 

H.264(フルHD) 2Pass 1Pass NVENC
Core i7-11800H×RTX 3050 Ti 21:55 11:10 2:20
Core i5-11400H×RTX 3050 26:08 13:24 2:21

まず軽めのH.264ですが、CPU勝負のソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)では、コア・スレッド数の多いCore i7-11800Hが有利で、Core i5-11400Hよりも約16~17%早く変換を完了しています。

なお、NVENCでは両者ほぼ互角となっており、これは上位のGPUでもほとんど差がありません。

 

H.265(フルHD) 2Pass 1Pass NVENC
Core i7-11800H×RTX 3050 Ti 34:18 17:30 2:41
Core i5-11400H×RTX 3050  40:33 20:26 2:42

重量級のH.265でも同じような傾向で、ソフトウェアエンコードでの両者の差は約14~15%、ハードウェアエンコードではほぼ互角となっています。

 

画像変換

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

 

  CR2→DNG CR2→JPEG
Core i7-11800H 0:38 2:15
Core i5-11400H 0:48 2:38

画像変換テストもCPU勝負ということで、Core i7がやはり有利。Core i5-11400Hに比べ、軽めのDNG変換では約21%、重量級のJPEG変換でも約15%早く変換を完了しています。

編集作業ならGPUよりもCPUの性能が重要となり、やはりCore i7搭載モデルがおすすめ

 

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

  最高 標準
フルHD 13121 15075 18032

新シーズンでもグラフィック負荷はあまり変わらない感じ。最高設定でスコア13000台をマークし、安定してプレイできます。

 

BATTLEFIELD 2042(バトルフィールド 2042)

”BATTLEFIELD V”から実に3年ぶりとなる、大御所のFPSゲームの最新作。2042の名の通り、舞台は近未来ですが、ほぼ現代戦といった感じで、最大128人対戦に対応。ほかのゲームにはない、大規模戦闘を楽しめるのが最大の魅力です。

メインコンテンツとなるAll-Out Warfare(コンクエスト&ブレークスルー)では、128人固定となっており、そのぶんマップも非常に広大。あまりに広い・広すぎるので、制圧拠点が各地に散らばるコンクエストに比べ、前線拠点を一丸となって攻め落とすブレークスルーのほうが、大規模戦闘をより味わうことができます。

また、プレイヤーについては、専用のスキルとガジェットを持つ、10名のスペシャリストから選ぶスタイルに変更されているのもポイント。従来の兵科システムよりも装備の自由度が向上しており、専用ガジェットと組み合わせて独自の戦術をとることができるなど、プレイの幅が大きく広がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中/低(DLSS”クオリティ”)

  プレイモード:コンクエスト(カレイドスコープ)

  最高 ノーマル
フルHD 4(3)fps 6(5)fps 50(41)fps 56(47)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

重量級ゲームには荷が重く、いずれの設定でも平均60fpsにすら届きません。特に、最高・高設定ではVRAM不足でfpsが大幅に落ち込んでしまいます。

従来のゲームならともかく、最新ゲーム、それも重量級のものだとVRAM4GBはさすがに厳しいです。。

 

DLSS

  最高 ノーマル
フルHD 8(7)fps 18(16)fps 48(41)fps 55(40)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

最高・高設定では効果がありますが、元が低すぎるので、焼け石に水。

 

RT

  最高 ノーマル
フルHD 3(2)fps 3(2)fps 8(5)fps 15(8)fps

RTを有効にした際のfpsです。

通常モードですら重いので、RTモードでは全く歯が立ちません。

 

RT+DLSS

  最高 ノーマル
フルHD 7(5)fps 16(9)fps 31(24)fps 32(26)fps

RTとDLSSを同時に有効にした際の結果ですが、何とか動くというレベルですね。

 

Call of Duty : Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)

大御所FPSゲーム・Call of Dutyの最新作ですね。舞台は第二次世界大戦となり、2017年に発売された”Call of Duty : WWII”から実に4年ぶり。内容は、メインストーリーとなるキャンペーンモード・マルチプレイモード・ゾンビモードのおなじみ三本立てです。

ゲームモードは、いつものドミネーション・チームデスマッチ・Kill Confirmedに加え、パトロールを追加。一定コースを動くパトロールポイントを確保するのが目標となりますが、移動し続けるので、攻守にわたって臨機応変な対応が求められます。

また、本作ではプレイ可能人数が3つの区分に分けられ、最大48人(24対24)で息つく暇のない、大規模戦闘を楽しむことができます。テンポのいい銃撃戦や、武器カスタマイズの広さも前作からしっかり引き継いでおり、毎年恒例のFPSゲームとしておすすめ。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/通常/低(DLSS”クオリティ”)

  プレイモード:マルチプレイ(ホテル)

  最高 通常
フルHD 74(67)fps 78(70)fps 116(104)fps 123(113)fps

競技性の高いゲームなので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

BATTLEFIELD 2042よりは負荷が低めなので、最高設定で平均70fps台をキープできます。DLSSを有効にすれば、さらにfpsを底上げできますが、ディスプレイが60Hzなので、60fpsが上限となる点に注意。

 

DLSS

  最高 通常
フルHD 91(77)fps 94(86)fps 104(95)fps 108(97)fps

効果が出るのは最高・高設定のみとなりますが、fpsは最大約23%向上し、最高設定でも平均90fps台と安定感がぐんと上がります

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

  最高 超高
フルHD 167(158)fps 168(159)fps 171(163)fps 175(166)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

FPSゲーム屈指の軽さということで、平均160~170fpsをマーク。申し分のないfpsの高さですが、ディスプレイが60Hz止まりなので、持て余し気味ではありますね

 

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低(fpsリミット解除)

  プレイモード:射撃訓練場

  最高
フルHD 118(101)fps 155(130)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームもわりと軽めということで、最高品質でも平均100fpsをオーバーし、安定してプレイできます。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

  最高
フルHD 86(80)fps 113(105)fps 182(175)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

最高設定が意外に重く、平均80fps台止まり。それでも、高設定では100fps以上をきっちりキープできます。なお、このゲームでもDLSSが単体で使うことができます。

 

DLSS

  最高
フルHD 115(109)fps 144(135)fps 202(193)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

DLSSモードを有効にすると、最大34%もfpsが向上し、最高設定で平均100fps以上をキープ。エントリークラスのGPUですが、極端に重いゲームでもない限り、平均100fpsを狙えます。

 

RTモード

  最高
フルHD 25(22)fps 28(26)fps 31(26)fps

RT設定はMAXにして測定しています。

ライティング・シャドウ・反射のフルセットなので非常に重く、平均20~30fps台までしか伸びません

 

RT+DLSSモード

  最高
フルHD 50(48)fps 53(48)fps 55(50)fps

伸び幅は約2倍にもなりますが、それでも平均60fpsに届きません

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは、大容量の512GB SSDを搭載しており、ゲームをはじめとするアプリやデータ類を多く保存できます。ただ、動画や画像データは容量が大きめなので、外付けHDDなどの外部ストレージがあると便利です。なお、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用しています。

メーカーはKIOXIA(旧東芝メモリ)製ですね。肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)は、一部のみ4ケタと、NVMeタイプにしては控えめ。また、ランダムも標準的な速度といったところで、トータルで見るとごくごく普通レベルのNVMe SSDです

ただ、SSDなので体感速度はとても速く、OSの起動から、各種アプリの動作までサクサク動いて快適そのもの。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

発熱の高い8コア16スレッドCPUながら、ピーク時でも70~80℃台をキープしています。一般ノートをベースにしたモデルですが、冷却性能はゲーミングノートと同等レベルなのはいいですね。

また、GPUも70℃台と、こちらも安定しています。トータルでは高い冷却性能を実現しており、夏場でも安心して使えます。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

50デシベルを超えるとノイズが気になるようになりますが、ピーク時で53.5デシベルと大きく超えています。言ってしまえばゲーミングノートなので、こればかりは致し方ないといったところ。ファンの回転音は豪快ですが、耳障りな甲高いノイズが控えめで、やかましさを感じさせないのは◎。

なお、最小時は46.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

据え置きメインのモデルですが、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:最適化、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約12時間20分と、高性能GPU搭載モデルにしてはとんでもなく長いです。高性能マシンだと10時間未満が多いことを考えると、そのすごさがわかります。これなら電源のない環境でも、安心して使えます。

 

充実したユーティリティー機能

システム管理アプリとして、”My Dell”が搭載されています。動作モードの設定からサポートにいたるまで、このアプリ一つで完結するので、とても便利。

 

”SupportAssistant”では、ドライバのダウンロードやハードウェアのスキャン、トラブルシューティングまで網羅しており、PCのメンテナンスをかんたんに実行することができます。

 

毎度おなじみのサウンドエンジン”Waves MaxxAudio Pro”が標準で搭載されています。イコライザーやサラウンド機能など必要なものは一通り搭載されおり、ご覧の通りかんたんに調整することができます。

なお、低音から高音までしっかり伸び、厚みのある音質で、迫力があります。サラウンド効果もバッチリきいており、音の広がりも感じられ、臨場感も◎。デルのノートPCらしく、クオリティは高めです

 

また、視覚効果のアプリとして”CinemaColor”機能を搭載しています。

動画・夜間・スポーツ・アニメーションそれぞれのシーン最適な色彩設定をすることで、鮮やかで深みのあるカラーで映像コンテンツを楽しむことができます。発色の高いIPSパネルとの相性は抜群です。

 

まとめ&関連モデル

ダイヤモンドカット加工が美しく輝く、オールアルミの高品質ボディにより、ワンランク上の高級感を実現。パフォーマンスも非常に高く、Core i7-11800H×RTX 3050 Tiの優れたパワーで、編集作業がはかどるだけでなく、オンラインゲームも楽しむことができます。

価格は15万円台~となっており、クオリティ重視のRTX 3050 Ti搭載モデルとしておすすめです

 

 

Inspiron 15 Plus プレミアム

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS
■CPU:Core i5-11400H
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:RTX 3050
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】154,980円123,984円(税・送料込)~

Core i5-11400H&RTX 3050を搭載した予算重視モデル。

 

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