ぜひ知っておきたい!ノートPCのOSやオフィスの選び方を徹底解説

ハードだけではなく、OS(Windows)やオフィスソフトの知識もノートパソコン選びには欠かせません。特にオフィスソフトは、ライセンスや使えるソフトの違いでかなりバリエーションが豊富。ややこしいですが、この機会にしっかりマスターしましょう。

 

OS(Windows)

OSとは

OSは「Operation System」の略で、パソコン上でブラウザやゲームなど、各種プログラムを動かすのに必要な、ベースとなるシステムソフトウェアです。

OSの種類としては、誰もが知ってるWindowsのほか、AppleのMacOSやフリーのLinuxなどがあります。OSはWindows一強ということもあり、各ショップでも取扱いは基本的に「Windows 10」のみとなっています。

 

Windows 10 HomeとPro違い

各ショップでは、ベーシックなWindows 10 Homeのほか、Proバージョンを搭載したモデルが販売されています。割高になるProバージョンを選ぶ必要があるのか。機能をチェックしてみましょう。

 

 機能
Windows 10
Home
・Microsoft Edge
IE(Internet Explorer)に代わる高速ブラウザ

・Windows Hello
Windows標準の指紋・顔認証システム

・Continium
タブレットにもPCにもなる2 in 1 PC用の機能で、画面と
キーボードを分離すると、タッチパネルモードに自動に
切り替わる機能

・Cortana
iOSの「Siri」に似た、音声アシスタントシステム。
コルタナさん!と呼べば応えてくれる

Windows 10
Pro
Homeの機能は標準搭載

【追加機能】
・Windows Update for Buisiness
任意のタイミングで、Windowsの更新プログラムを適用
することができる

・Windows Remote Desktop
遠隔地のPCを操作することができる

・Bitlocker
内蔵・外付けハードディスクや、フラッシュメモリなどを
暗号化し、データを保護する

・Hyper-V
Windows 10上で、仮想環境を作ることができます。例えば、
Windows 7をWindows 10上で動かすことも可能に

・Buisiness Store for Windows 10
ビジネス向けのアプリを取り扱うストアにアクセスできる

わかる人にはわかる玄人向けのPro機能。はっきり言うと、普段使いではまず使わないのでHomeで十分です

 

Windows 10 Sモードとは?

最近ではHomeとProの各エディションに、【Sモード】を追加したパソコンが販売されるようになっています。

Sモードはざっくりいうと「機能制限版」で、次の4点に制限がかかっています。

 

 icon-check-circle-oWindowsストア以外からのアプリのインストール

インストールできるアプリはWindowsストアで配信されているものに限られます。なぜ限定するのかというと、安全性を確保するためですね。

Windowsストアで配信されているアプリはマイクロソフトによって安全性が確認されているので、アプリとともに悪質なファイルがインストールされる心配はありません。

 

 icon-check-circle-oEdge以外のインターネットブラウザ

インターネットブラウザはマイクロソフト謹製の【Edge】のみとなります。ChromeやFireFoxなどの他社製ブラウザを使うことはできません。(そもそもWindowsストアで配信されていない)

 

 icon-check-circle-oBing以外の検索プロバイダー

既定のEdgeブラウザで検索する際、マイクロソフトの検索エンジン【Bing】で検索を実行します。おなじみのGoggle検索やYahoo検索には対応せず、変更もできません。

 

 icon-check-circle-oActive Directoryへの参加

Active Directoryとは、会社など組織で多数のPCを管理するのに使う機能です。Homeではサポートされておらず、Proのみの機能となります。基本的に個人向けの機能ではないので、あまり気にする必要はありません。

 

Windows 10 Sモードは解除できる

安全性はバッチリなSモードですが、Chromeなど便利なブラウザやアプリを使えないのはやはり不便。。

しかし大丈夫!Sモードは解除して、通常版へ変更することができます。解除費用はかかりませんが、一度通常版にするとSモードに戻すことができないので、その点だけ注意。

解除方法はマイクロソフトの公式サイト icon-external-link をチェック。

 

Office

ワード・エクセル・パワーポイントなど、プレゼンや書類の作成に必要不可欠なオフィスソフト。各ショップでは「Microsoft Office」と「KINGSOFT WPS Office」の2種類が用意されています。

 

Microsoft Office

これはもはや説明の必要もないでしょう。ビジネスや教育の場でおなじみの、Microsoft謹製のオフィスソフトです。PCと一緒に購入できるのは、次の2種類となっています。

  • Office 2019
  • Office 2016

なお、今は移行中の時期ということもあり、全てのメーカーでOffice 2019の取り扱いがあるわけではないので注意。

 

Office 2019とOffice 2016の違い

Office 2019はOffice 2016の進化版で、機能がさらに充実しています。Office2019で新たに追加された機能をピックアップしてみました。

 

 Office 2019で追加された機能
Word・フォーカスモードの追加
・読み上げ機能の追加
・LaTeX式のサポート:LaTeX構文を使用た数式の作成が可能に
Exel・新しい関数の追加
・VLOOKUPなど参照系関数の高速化
・主要操作のパフォーマンス向上:コピペやフィルタリングなど
・PowerBIへの発行
・2Dマップ、じょうごグラフの追加
・オートコンプリート機能の強化:関数の途中でも部分一致する候補を表示
PowerPoint・ズーム機能の追加
・遷移機能の強化:ペンを使用してスライドの切り替えが可能に
・変形(Morph)機能の追加
その他・OneNote以外でもExcel、Word、PowerPointでペン操作の筆圧と傾きを感知
・Word、Excel、PowerPointの校閲タブにアクセシビリティチェックボタンを追加

 

ライセンス

各PCショップでは、「プリインストール版」と呼ばれる、インストールされたパソコン限定のライセンスが用意されています。ポイントは次の4つです。

  • 契約タイプ:買い切り(永続ライセンス)
  • 販売タイプ:プリインストール(はじめからパソコンにインストール済み)
  • 最新バージョンへのアップグレード不可
  • インストールされたPCのみ有効

なお、最新バージョンへのアップグレード不可というのは、例えばOffice2016→Office2019のようなバージョンアップができないという意味です。

 

カスタマイズ価格

価格は一例です。メーカーによっては、PC+Officeがセットでおトクに販売されている場合があります。

Office 2019とOffice 2016はほぼ同額なので、最新のOffice 2019を選んでおきたいところ。特にパソコン工房の安さが目立ちます。

 

 icon-check-circleOffice 2019(プリインストール版)

 Office 2019
Personal
(W/E/O)
Office 2019
Home & Business
(W/E/O/P/N)
Office 2019
Professional
(W/E/O/P/N/Pu/A)
NEC19,000円24,000円
富士通20,520円23,760円
レノボ25,920円31,320円
DELL20,000円30,000円46,000円
マウス19,800円24,800円48,800円
ドスパラ20,000円25,000円49,000円
パソコン工房15,980円19,980円49,980円

 

 icon-check-circleOffice2016(プリインストール版)

 Office 2016
Personal
(W/E/O)
Office 2016
Home & Business
(W/E/O/P/N)
Office 2016
Professional
(W/E/O/P/N/Pu/A)
NEC19,000円24,000円
レノボ23,760円29,160円 
HP21,000円28,000円
ドスパラ19,000円24,000円48,000円
パソコン工房15,980円19,980円44,980円

 icon-info アプリ略号
W:Word E:Exel O:Outlook P:Powerpoint N:OneNote
Pu:Publisher(Windows PCのみ) A:Access(Windows PCのみ)

 

別のライセンスのほうが安くなることも

マイクロソフトオフィスのライセンスは複雑になっており、1ヶ月や1年の短期間でしか使わない場合には、別のライセンスを購入したほうが安くすみます。

また、他のPC・タブレットでも使いたい場合にはプリインストール版では対応できないので、別のライセンスを購入する必要があります。

その他、大学生であれば格安・無料のライセンスが使える場合もあります。詳しくは関連記事をチェック!

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KINGSOFT WPS Office

これはキングソフトのMicrosoft Officeの互換ソフトで、ワープロの「Writer」、表計算ソフトの「Spreadsheets」、プレゼンソフトの「Presentation」計3つのソフトで構成されています。

 

現行では3つのバージョンが販売されており、基本的にはStandardでOK

  • StandardWriter・Spreadsheets・Presentationをセットにした基本プラン
  • Gold:Standardにプログラミング言語のVBA対応+12種類のフォントを同梱
  • Platinum:Standardにプログラミング言語のVBA対応+35種類のフォントを同梱

肝心の価格ですが、互換ソフトなのでとても安い!さらにいずれの製品でも、Windows PC1台+スマートフォンやタブレット端末(Android/iOS)2台の合計3台にインストールすることができ、コスパはとても高くなっています。

もちろん互換性もしっかり確保されており、「docx」「xlsx」「pptx」の新しいファイル形式に完全対応しています

なお実際の使用感としては、個人レベルなら十分使えるレベルですが、マクロ周りの互換性にやや不安があるので、ビジネス利用では素直にMicrosoft Officeをおすすめします。

 

カスタマイズ価格

一部ショップにて、StandardとGold版のみ取扱があります。

 

 WPS Office
Standard
WPS Office
Gold
WPS Office
Platinum
マウス2,900円4,900円
ドスパラ2,800円

 

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