ThinkPad X1 Nanoをレビュー ついに1kg以下!シリーズNo.1の圧倒的な軽さを実現した13インチビジネスノート

今回レノボの【ThinkPad X1 Nano】をお借りしました。

ついに1kg以下となる、シリーズNo.1の超軽量モデルが登場!タフなビジネスノートでおなじみ”ThinkPad”の13インチフラグシップモデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

貸出機では、Core i7-1160G7を搭載しています。
 ThinkPad X1 Nano プレミアム
サイズW292.8×D207.7×H13.87mm
重量約907g(実測916g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-1180G7
・4コア8スレッド
・定格2.2/最大4.6GHz
メモリ16GB(LPDDR4X-4266)
ストレージ512GB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスIris Xe Graphics(CPU内蔵)
ディスプレイ13.0インチ、2K(2160×1350)、ノングレア、IPSパネル
インターフェースUSB3.1 Gen.2 Type-C(Thunderbolt4)×2、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラHD Webカメラ(720p)
スピーカーステレオスピーカー(Dolby Atmos)
キーボードバックライト付き日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.1
保証1年(最大5年)
価格
【クーポン利用】374,880円234,850円(税・送料込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(186g)
・電源ケーブル(60g)

※2020年6月1日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

タフなビジネスモデル

ThinkPadといえば、他のモデルを凌ぐ圧倒的な堅牢ボディですね。

ビジネスシーンでハードに使い倒すことを想定しており、落下テスト・高温・低温条件でのテスト・ヒンジの耐久テストなど、実際の使用状況に即した厳しいテストのほか、12項目のMIL規格(アメリカの軍事規格)テストをクリアしています。

 

最上位の”X1シリーズ”ということで、ボディの素材にはとことんこだわっており、シャーシには軽くて頑丈な”マグネシウム合金”を使用しています。

 

さらに天板には、カーボンファイバーを採用しているのもポイント。カーボンファイバーは航空機の素材にも使われるだけあり、タフなのはもちろん、非常に軽い!また、表面はラバー加工が施されているので、滑りにくいのもグッドです。

マグネシウム合金とのW素材で、モバイルノートに最適な軽さをタフさを見事に両立しています。

 

デザインは、毎度おなじみのThinkPadクオリティです。IBM時代からの伝統をしっかり引き継いでおり、フラットなブラックボディにはロゴのみと非常にシンプル。ビジネスにうってつけの、質実剛健なイメージに仕上がっています。

 

ちなみに、タッチ対応ディスプレイ搭載モデルでは、市松模様のオシャレな天板に変更されます。

 

ThinkPadシリーズNo.1の軽量ボディ

ボディは13インチサイズとなっています。ディスプレイの視認性と携帯性のバランスに優れたサイズとして、モバイルノートではまずおすすめ。

 

ディスプレイのベゼル(ふち)をスリム仕様にすることで、横幅と奥行きを圧縮。さらに、ディスプレイの大きさは13.3インチではなく、13.0インチと若干小さいこともあり、A4用紙よりも小さいコンパクトサイズを実現。さらに、厚さ13.87mmの1.5cmを切るスリムボディも相まって、カバンへの収まりはバツグン。

また、サイズもさることながら、見た目も野暮ったさがなくスタイリッシュになり、まさに一石二鳥ですね。

 

そして肝心の重さですが、なんと実測916g!ThinkPadでもついに1kg以下のモデルが登場したことになります。もちろん、シリーズはNo.1の軽さを誇り、ThinkPadで軽さを追求するならこのモデル一択です。

実際手に取っても、900g台はやはり次元が違いますね。金属の重みがあまり感じられず、片手でもラクラク持つことができます。

 

高速インターフェース搭載

特にスリムなモデルということもあり、USBポートは2つのみと最低限。ただ、その全てが最大10Gbpsの高速転送に対応した”Gen.2規格”で、さらに最大40Gbpsの超高速転送に対応した”Thunderbolt 4”に対応しています。

 

通常サイズのType-A端子があればなおよかったのですが、これだけスリムだとやむを得ないですね。ポート数の少なさは、Bluetooth接続でカバーしてあげましょう。

 

Wi-Fi 6(802.11ax)は現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現。また遅延も少なくなっているため、通信の安定性もグンと上がっています。

 

なお、カスタマイズにて4G LTE&5Gモジュールをカスタマイズできます。データ通信SIMさえあれば、いつでもどこでもネット環境を利用できます。フリーWiFiスポットを探す手間が省け、まさにストレスフリーですね。

SIMのサイズは一番小型のnanoSIMに対応しています。

 

セキュリティ対策も万全

セキュリティにもしっかり配慮され、カメラ部分にはシャッターが装備されているのもポイント。デバイスからではなく、物理的にシャットアウトするのでとても安心です。

 

また、キーボード面に指紋認証センサーを設置しています。本人認証のため、ログインパスワードよりも安全。また、ログインの際わざわざパスワード入力することなく、とてもスムーズです。

ちなみに、人感センサーも装備されており、PCから離れると、自動的にログイン画面に切り替わります。席を外した時にのぞき見を防ぐことができるので、セキュリティ面はまさに万全。

 

ディスプレイ&キーボード

高解像度ディスプレイ搭載

先にも紹介したとおり、ディスプレイのサイズは13インチジャストで、13.3インチよりもやや縦長な感じです。

解像度は2160×1350と、フルHDを超えWQHDに迫る高い解像度となっています。画素数が多い分、描写精度も高く、動画や画像編集はもちろん、動画鑑賞もはかどります。

 

パネルの完成度も非常に高く、優れた発色と高いコントラストが魅力のIPSパネルを採用。色域はsRGBを100%カバーする広さで、輝度も450nitと非常に明るく、くっきり鮮やかな映像クオリティを実現しています。プロ用とまではいきませんが、編集作業にもうってつけですね。

 

もちろんIPSパネルということで、視野角も広く、横から覗いても色むらは少なめです。

 

完成度の高いキーボード

伝統のThinkPadということで、そのクオリティ言わずもがな。ほかのモデルを寄せ付けないレベルの仕上がりです

 

13インチのコンパクトボディなので、テンキーレスキーボードを搭載しています。キーボード上部にはスピーカーを2基搭載。底面配置よりも音がこもりにくくなっているのはいいですね。

基本的なキーは大きめに造られ、配置そのものも素直。キーピッチは約19mmとデスクトップキーボード並みのゆとりがあるので、誤爆の心配はまずありません。電源ボタンがキーボード内ではなく、右サイドに配置されているのも、地味ながらうれしいです。

 

キーボードの操作で唯一気を付けるとしたら、左下の”Control”と”Function”でしょうか。ThinkPad特有の配置で、一般的なモデルとは違い、逆に配置されています。なお、付属アプリでキーの動作を入れ替えることができるので、押し間違いが続くようなら、ぜひ調整しましょう。

 

最近のThinkPadでは、独自のキーとして、ファンクションキー列にSkype&Microsoft Terms 10での通話の受信と終了が行えるキーが配置されています。電話会議がよりスムーズになり、仕事がいっそうはかどりますね。

そのほか、ファンクションキーのロック機能も装備しており、任意に固有機能とファンクション機能を切り替えられるのは、とても便利。

 

スリムモデルではありますが、ThinkPadらしく、キーストロークは深め。一般的なノートとは比べ物にならず、適度な反発感も相まって、安定した打鍵感を実現しています。マグネシウムボディということで剛性も高く、タイピングは快適そのもの。

フラグシップモデルらしく、全てのモデルで白色LEDを内蔵しています。薄暗い場所でタイピングしやすくなり、仕事の効率がグッと上がるほか、見た目も華やかになりますね。なお、LEDは2段階の明るさに設定でき、もちろんOFFにも設定可能。LEDが苦手という方でも安心です。

 

トラックポイントで作業効率アップ

ThinkPadといえばコレ”トラックポイント”を装備しています。中央部分の赤ポチ部分がそれですね。言ってしまえばマウスのようなもので、タイピングとマウス操作をキーボードでできるという優れモノです。

 

クリックボタンの配置も機能的で、一般的なノートとは違い、タッチパッドの上部に装備されています。トラックポイントでカーソル操作をしつつ、クリックボタンで左クリックと右クリックができるということですね。いちいちタッチパッドやマウスでカーソル操作する必要が無いので、作業効率が格段に向上します。

操作性はかなり特殊なので、慣れないうちは辛抱あるのみ。使いこなせればビジネスの強い味方になるのは間違いなしです!

 

クリックボタンは分離式ということで、操作性は非常に高く、軽い力で反応し、クリック音はほぼ無音。タッチパッドの表面もサラサラした材質となっており、スムーズなカーソル操作が可能です。

さすがビジネスノートの定番なだけあり、入力デバイスの完成度は非の打ちどころがありませんね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの最新世代となる、第11世代の4コア8スレッドCPU・Core i7-1160G7を搭載しています。最新世代では強力な内蔵グラフィック機能・Iris Xe Graphicsを搭載しているのがポイント。従来の内蔵グラフィックを軽く凌ぐ高い性能で、編集作業から軽めのオンラインゲームまで対応できます。

下位モデルで搭載されている、同じく4コア8スレッドのCore i5-1135G7と比較してみても、シングル性はほぼ互角ですが、マルチ性能は約40%も高く、動作クロックの差がしっかり出ています。

第11世代のもう一つの強みは、コアのシングル性能ですね。200cbオーバーはデスクトップCPUに匹敵するレベルで、ノート用CPUにしては驚異的。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・DXR(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

 

鳴り物入りで登場した”Iris Xe Graphics”の実力ですが、下位の内蔵グラフィック・UHD Graphicsの約3~4にもなる破格の性能となっています。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Time Spy155313904668
Night Raid14245180246511
Fire Strike42564643125141628
Sky Diver1374415137914014176
Cloud Gate17717255448549
Ice Storm809258897161470

 

PCMark 10

【PCMark 10】はブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測る定番ソフトです。

 

動画や画像編集用途の目安となるスコアは3000以上となりますが、スコア4000台後半の高いスコアをマークしており、パワーは十分。ブラウジングやオフィス作業などの軽作業はもちろん、動画・画像編集にもしっかり対応できます。

なお、Core i5-1135G7との差は約2%とほとんど同じ。普段使いであればさほど差がつかず、Core i5でも正直十分ですね。

 

動画エンコード

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。

 

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSVでエンコードしています。なお、QSVはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。

 

H.2642Pass1PassQSV
Core i7-1160G748:1524:302:53
Core i5-1135G749:2125:213:16

まず軽めのH.264をチェック。CPU勝負のソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)では、Core i7-1160G7が約3%早く変換を完了しています。QSVではその差がさらに開き、両者の差は約12%と大きくなります。

 

H.2652Pass1PassQSV
Core i7-1160G71:14:0436:424:23
Core i5-1135G71:15:2237:094:05

重量級のH.265では、ソフトウェアエンコードこそCore i7-1160G7が僅差でCore i5-1135G7を上回っていますが、QSVではCore i5がひっくり返し、約7%早く変換を完了しています。

両者の差は小さく、場合によっては逆転される場面もあり、Core i7のアドバンテージは正直微妙なところですね。

 

画像変換

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

 

 CR2→DNGCR2→JPEG
Core i7-1160G71:003:06
Core i5-1135G71:193:50

動画変換と同じく、画像変換テストもCPU勝負ですが、Core i7-1160G7のパフォーマンスが意外と良好。Core i5に比べ、軽めのDNG変換では約24%、重量級のJPEG変換では約19%早く変換を完了しています。

ケースバイケースですが、編集用途でも使うならCore i7を選ぶのもありといったところですね

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

 最高品質標準品質低品質
フルHD111351244413832
2K9001962810753

内蔵グラフィックにもかかわらず、2K・最高品質でスコア9000台をマーク!UHD Graphicsでは、フルHD・標準品質でもスコア5500すらきわどいので、どれだけ優秀かがわかるか。

 

VALORANT(ヴァロラント)

”リーグ・オブ・レジェンド”でおなじみの、ライオットゲームが手掛けるFPSゲームですね。内容はオーバーウォッチとCS:GOをミックスした感じ。カジュアルなグラフィックはもちろん、多彩なスキルを持つエージェント(現在では11人)を操り、5対5で戦うスタイルは、オーバーウォッチをほうふつとさせます。

ルールはFPSでよくみられる”爆弾設置ルール”を採用しています。爆弾を設置する側と阻止する側に分かれ、設置側は、爆弾を設置し爆発させれば勝利。阻止する側は、設置されないか、解除すれば勝利となります。最大25ラウンド、攻防は12ラウンドごとに切り替わり、13ラウンドを先取した側が勝ちとなります。

また、CS:GOを意識した”購入システム”を実装しており、ラウンド報酬の資金をもとに、ラウンドのインターバルで武器・防具・スキルを購入することができます。味方の装備や資金はチェックできるので、コミュニケーションをとりつつ、状況に応じて装備を調達するのが勝利へのカギとなます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:高/中/低(アンチエイリアス”FXAA”、異方性フィルタリング”16x”)

  プレイモード:アンレート

 
フルHD94(80)fps105(94)fps123(106)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

オンラインゲームらしからぬ超軽量級ゲームということで、フルHD・高設定でも平均100fps近くをマークし、まさにド安定です。軽量級のゲームなら、十分楽しめます。

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD/HD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
HD 72(52)fps75(52)fps76(55)fps82(60)fps89(61)fps
フルHD38(32)fps40(35)fps43(35)fps49(41)fps61(50)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

fpsゲームではかなり軽めの部類に入りますが、安定して平均60fpsを超えるのはHDまでとなります。なお、モデルによってはフルHDでも平均60fpsを超える場合もあり、性能にむらがある印象ですね。ゲーミング目的で使うのは、ちょっとリスキーです。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD/HD

  ゲーム設定:DirectX 11、最高/高/中/低

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 エピック
HD44(25)fps52(42)fps83(68)fps108(91)fps
フルHD20(19)fps28(24)fps40(36)fps57(47)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

こちらも軽めのゲームですが、HD・中設定まで落としてようやく平均60fpsを超えるようになります。フルHDでのゲーミングなら、あくまでも軽めのものに限られます。

 

FF14

おなじみの重量級ベンチマークです。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。

 最高品質高品質標準品質
HD559271938419
フルHD366245105632

重めのゲームなので、どの解像度・設定でもスコア9000超えならず。ただ、HDでスコア7000を超えてくるのは、内蔵グラフィックにしては驚異的です。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは大容量の512GB SSDを搭載したシングルストレージ構成となっています。一般的な256GBの2倍ということで、動画や画像などのデータ類を多く保存できます。SSDは通常のSSDよりも4~5倍速いNVMeタイプのSSDを採用しているのもポイント。

メーカーは、ストレージの大御所・Western Digitalですね。肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きはいずれも4ケタでをマークし、ランダム速度も上々です。爆速とまではいきませんが、スタンダードモデルにしては、十分な速度が出ています

もちろん、実際の動作も快適で、OSの起動からブラウジングや各種アプリの動作にいたるまでサクサク動きます。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

ピーク時では、おおむね80℃前後とやや高め。ただ、冷却に余裕のないスリムモデルでは、90℃を突破するケースもあることを考えると、80℃前後というのは十分優秀ですね

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

50デシベルを超えるとノイズが気になるようになりますが、ピーク時で48.7デシベルときっちり下回っており、とても静か。サーっとした控えめなファンノイズなので、ほとんど気にならないのはいいですね。

なお、最小時では46.9デシベルとありますが、アイドルなのでほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:インテリジェント・クーリング、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約9時間30分をマーク。モバイルノートの目安である10時間には届かないものの、あと一歩のところまで迫っており、実用的なレベルとなっています。バッテリー重視なら、静音モードにして使いましょう。

 

便利なユーティリティーソフト

レノボでおなじみ、システム管理の”Commercial Vantage”を完備。バッテリーやディスプレイ、サウンドの設定からシステムの更新などサポートに至るまで、このアプリで全て設定できます。一元化されているので、とても分かりやすいのはグッド。

 

ちなみに、動作モードは”インテリジェント・クーリング”という機能で変更できます。デスクトップ右下の電源アイコンのスライダを操作し、”静音モード・バランスモード・パフォーマンスモード”に変更できます。

 

サウンドエンジンは有名どころの”Dolby Atmos”を搭載しており、イコライザで好みのサウンドを設定できます。

肝心の音質ですが、低音~高音までしっかり伸び、音質にも厚みがあります。また、サラウンド効果も効いており、臨場感も感じられ、クオリティは上々!見かけによらずいい音が出ます。

また、重低音でもフレームがビビらないのがいいですね。本体の造りがしっかりしている証拠です。

 

まとめ&関連モデル

堅牢ボディで重くなりがちなThinkPadで900g台は画期的!価格は軒並み15万円オーバーですが、これだけでも購入する価値は十分ありますね。

もちろん、フラグシップモデルらしく、機能や性能面に至るまで、申し分ない高い完成度を実現。タフで軽量な究極のモバイルノートを求める方におすすめの一台です。

 

 

ThinkPad X1 Nano パフォーマンス

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
13.0インチ 2K ノングレア IPS
■CPU:Core i5-1130G7
■メモリ:8GB(LPDDR4X-4266)
■グラフィック:Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】292,380円183,700円(税・送料込)~

インテルの第11世代4コア8スレッドCPU・Core i5-1130G7を搭載したスタンダードモデル。少しでも性能にこだわるのでなければ、このモデルで十分です。

 

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