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GALLERIA/ガレリア XL7C-R45をレビュー フルHDでのゲーミングに最適!圧倒的コスパが魅力のRTX 4050搭載ゲーミングノート

今回ドスパラで販売している、サードウェーブの【GALLERIA(ガレリア) XL7C-R45】をお借りしました。低価格で高コスパ!フルHDでのゲーミングに最適なRTX 4050搭載ゲーミングノートをチェックしてみましょう。

目次

スペック

ガレリア XL7C-R45
サイズ W360×D245×H20(最薄部)mm
重量 約2.2kg(実測2203g)
OS Windows 11 Home(64ビット)
CPU Core i7-13700H
・14コア20スレッド
・定格2.4/最大5.0GHz
メモリ 16GB(8GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 500GB SSD(PCIe NVMe Gen.4)
グラフィクス RTX 4050(GDDR6 6GB)
ディスプレイ 15.6インチ、フルHD、ノングレア、144Hz
インターフェース USB 3.2 Gen.2 Type-C、USB 3.2 Gen.1 Type-A×2、USB 2.0、HDMI 2.1、Mini DisplayPort 1.4a、SDスロット、LANポート、マイク入力、ヘッドフォン出力
光学ドライブ ×
カメラ HD画質 WEBカメラ
スピーカー 内蔵ステレオスピーカー(Sound Blaster Studio)
キーボード シングルRGB対応日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.3
保証 1年(最大5年)
価格 159,980円(税込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプタ(230W・493g)
・電源ケーブル(160g)

※2023年6月2日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

外観

スタイリッシュなデザイン

コスパに優れたモデルながらクオリティが高く、天板は金属調のパネルでカバーされています。金属の高い質感により、オーソドックスな樹脂製パネルよりも、高級感を感じさせます。

また、タフな金属パネルということで剛性も高く、開け閉めの際にたわまないのもいいですね。

機能美あふれるフォルムもポイント。凹凸を極力排したフラットボディに仕上げており、天板部分もプレス加工などもなく、ロゴのみと非常にスッキリしています。

ゲーミングノートでは何かと派手になりがちなグリルも、ボディと一体化した控えめな造形です。

ガンメタリック×ブラックの渋いボディカラーで、スマートなイメージに仕上げており、使う人や場面を選ばず、仕事用としても使えます。

底面はこの通り、大きく通気口が開けられており通気性はバツグン。2基のデュアルファンで吸気し、4方向に排気する強力なエアフローを構築しています。

持ち運びしやすい軽量ボディ

ゲーミングノートにしては軽く、その重さはなんと実測で2203g!最近のモデルだと軽くても2.5kg前後となっており、約300gの差はかなり大きいです。

また、ディスプレイのベゼル(ふち)をスリムにすることで、横幅と奥行きを圧縮し、コンパクトなボディを実現。さすがにモバイルノート並みとはいきませんが、携帯性は高めですね。

充実したインターフェース

15インチモデルらしく、インターフェースはなかなかの充実ぶり。

USBは全4ポート搭載し、レガシーのUSB2.0からUSB3.2までそろい踏み。そのうち背面の小型端子・Type-Cポートは、最大10Gbpsの高速転送が可能な”Generation2”規格に対応しています。

ポート数・規格・形状全てのポイントをおさえており、あらかたの周辺機器を接続できます。

また、画像出力端子はHDMI&Mini DisplayPortを搭載しており、複数ディスプレイの運用も可能です。さらに、地味ながら便利なSDスロットをしっかり完備しているのも◎。普段使いにも便利ですね。

ポートの配置もよく考えられており、HDMI・Mini DisplayPort・LAN・電源・USB Type-Cポートが後ろ側に配置されているのもポイント。

中でも映像・LAN・電源ケーブルは特にかさばりやすく、サイドにあるとマウスなどの配線と干渉して邪魔になりがち。しかし、後ろにあればそんな心配は一切ありません。

ディスプレイ&キーボード

発色に優れたディスプレイ

ディスプレイサイズは15.6インチ、解像度はフルHDと標準的な内容です。映り込みの少ないノングレアタイプなので、ゲームにしっかり集中できます。

画質はこの通り明るく鮮やか。きれいな映像でゲームを楽しむことができます。

横からのぞいても、色ムラがほとんどないのもグッドです。

なお、参考までにディスプレイの型番(BOE084D・NV156FHM-N4G)を調べてみると、下記のようなスペックとなっています。輝度は300nitと明るめで、色域はわりと広めといったところです。ただし、公式情報ではないので、ものによっては違うパネルが搭載されている可能性がある点に注意

 icon-check-circle 輝度:300 cd/m²  icon-check-circle sRGB:95%  icon-check-circle Adobe RGB:73%  icon-check-circle DCI-P3:74% icon-check-circle G-Sync・IPS

144Hz対応ディスプレイ

低価格モデルながら、144Hzディスプレイを搭載し、なかなかに太っ腹です。

144Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2倍以上!その分だけ映像が滑らかになり、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームにはうってつけです。

操作性の高いキーボード

キーボードにはフルカラーLEDを内蔵しており、ゲーミングモデルらしくとても華やか。この価格帯だとホワイトLED搭載モデルがメインですが、フルカラーというのはポイント高いです。もちろん、ファンクションキーや付属のアプリでON/OFFも切替可能。LEDが苦手な方でも安心です。

15インチのワイドボディということで、キーボードにはテンキーを装備。基本的には素直なキー配置となっていますが、テンキー周りの配置にクセがあり、ちょっと慣れが必要な感じ。

キーそのものは大きめに造られ、すべて独立しており、キーピッチも約18.5mmと標準的な間隔が確保されているので、誤爆の心配はまずありません。ただ、キーピッチは19mmがベターではありますね。

ファンクションキーは標準的なラインナップで、Windowsロックやファンクションロックは付属アプリから変更可能です。

キーストロークはこの通り深めで、しっかりした打鍵感・操作感となっています。キーボード面の剛性も高く、安定感もバッチリです。

なお、イルミネーションは単色仕様となっており、ブロックやキー単位でのカラー変更はできません。なお、カラーやアニメーション(1種類)は、付属アプリにて設定できます。

ちなみに、電源ボタン横に配置されたボタンでは、”ターボモード・スタンダードモード・オフィスモード”3種類の動作モードに切り替えることができます。

動作モードは、LEDラインの点灯で判別できる親切仕様です。全点灯がターボモード、半分点灯がスタンダードモード、無点灯がオフィスモードとなっています。

スムーズなタッチパッド

タッチパッドは、パッド部分とクリックボタンが一つになった、オーソドックスな一体型タイプを採用しています。

タッチパッドの表面はサラサラした材質なので、カーソル操作は非常にスムーズ。一方、クリックボタンは押し込む必要があり、操作性は今一つといったところ。

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 4050搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ada Lovelace”のRTX 4050を搭載。エントリークラスのGPUで、フルHDでのゲーミングに対応します。

RTXシリーズでは、”RTコア”と”Tensorコア”を搭載しているのがポイント。

RTコアは”レイトレーシング技術(RT)”に対応しており、反射・影・ライティングなどをリアルに再現可能。ゲームでのイメージを見てもわかるように、炎の描写が車体にもしっかり表現され、従来よりもさらに臨場感が増しています。

また、AI機能のTensorコアは”DLSSモード”に対応しており、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がり、とても便利。

そのほか、RTXシリーズはOptiXにも対応しているのもポイント。Blenderなどの3DCG作成ソフトでは、RTコアを活用した高速レンダリングや、Tensorコアを活用した高速のノイズ除去機能を搭載し、ヘビーなCG作成作業で高いパフォーマンスを発揮します。

DLSS 3で大幅にパフォーマンスアップ

RTX 4000シリーズ最大の武器は、最新の”DLSS 3”に対応していること

GPUコアに内蔵された”Optical Flow Accelerator”を使い、映像のフレーム間に中間フレームを補完することで、描写の負荷を大きく軽減し、フレームレートを大幅に上げることが可能。

ウルトラヘビー級のゲーム・Cyberpunk 2077では、約4倍以上もパフォーマンスが向上するなど、RTX 3000シリーズに対し大きなアドバンテージとなっています。

CINEBENCH R23

3Dグラフィックのレンダリングソフト”CINEBENCH R23”で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

CPUは、インテルの第13世代14コア20スレッドCPU・Core i7-13700Hを搭載。

CPUの中身ですが、第13世代とはいうものの”Raptor Lake”ではなく、前世代の”Alder Lake”をベースにしたCPUというのがポイント。つまり、Core i7-12700Hの動作クロックを上げたバージョンで、性能は約10%ほど向上しています

参考までに比較してみると、シングルスコアは約7%、マルチスコアは約11%高くなっており、クロックアップの効果がしっかり出ていることがわかります。ゲームはもちろん、各種編集作業でも優れたパフォーマンスを発揮します。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・DirectX 12 Ultimate(Speed Way)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

エントリーモデルながら、RTX 3060+αのスコアをマークし、フルHDでのゲーミングに最適な性能です。ただし、VRAM(グラフィックメモリ)が6GBとなっており、VRAMをガッツリ使う最新ゲームには不足気味。あらゆるゲームを楽しむなら、8GB搭載したRTX 4060がベターです。

総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Speed Way 2108
Port Royal 5017
Time Spy
Extreme
4432 4255 5803
Time Spy 9496 9086 12768
Night Raid 52303 102877 13816
Fire Strike
Ultra
5078 4820 28849 2771
Fire Strike
Extreme
10810 11353 28665 4716
Fire Strike 22494 24650 28784 11340
Sky Diver 60272 84744 27669 43103

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

最高品質 高品質 標準品質
フルHD 20188 23673 26867

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

RTX 3060+αということで、従来のゲームであれば余裕で対応でき、最高設定でスコア20000を超える非常に高いスコアをマーク。平均141fpsということで、144Hzディスプレイをしっかり生かせます。

BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)

最高画質 高画質 中画質
フルHD 14826 20468 22509

久々となる国産のオンラインアクションRPGゲームです。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。

比較的重めではありますが、最高設定でもスコア15000に迫るほど。平均103fpsで安定してプレイでき、高画質なら144Hzディスプレイをしっかり生かせるまでになります。

MONSTER HUNTER RISE(モンスターハンターライズ)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:高/中/低(DLSS”クオリティ”)

プレイモード:セレクトクエスト(唐傘の妖怪)

平均(最低)fps
フルHD 150(129)fps 165(133)fps 170(139)fps

軽めのアクションRPGゲームです。スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

FF14に近い結果となっており、高設定でも144Hzをフルに生かせます

DLSS

平均(最低)fps
フルHD 163(126)fps 160(127)fps 162(126)fps

DLSSを有効にした際のfpsです。

高設定のみ効果を発揮しますが、上げ幅は約9%と控えめ。DLSSは若干画質が落ちるので、オフにしてプレイするのがおすすめ。

Call of Duty: Modern Warfare II(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:極限/ウルトラ/バランス(DLSS”クオリティ”)

プレイモード:マルチプレイ(ファーム18)

平均(最低)fps 極限 ウルトラ バランス
フルHD 106(83)fps 113(94)fps 139(109)fps

重量級のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

極限設定で平均100fpsを超え、フルHDでの安定感が光ります。DLSS無しでこの性能は魅力的。

DLSS

平均(最低)fps 極限 ウルトラ バランス
フルHD 141(115)fps 154(121)fps 177(130)fps

DLSSを有効にした際のfpsです。

フルHDから効果を発揮し、fpsは最大約36%向上。極限設定でも144Hzディスプレイを生かせるようになります。RTX 3060だとここまで伸びないので、やはりパワーは上ですね。

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:ウルトラ/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

プレイモード:本編で市街地中心部を移動

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 67(61)fps 72(66)fps 84(75)fps

現状では最強レベルとなるウルトラヘビー級のFPSゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

フルHDではウルトラ設定でも平均60fpsキープできます。フルHDでゲームを楽しむなら、まずRTX 4050は押さえておきたいところですね。

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 112(104)fps 127(118)fps 141(130)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応しています。

フルHDから効果を発揮しており、最大約76%fpsが向上し、ウルトラ設定で平均100fpsオーバーと安定感◎。設定を落とせは144Hzディスプレイを生かすことも可能です。

なお、フレーム補完なしだとウルトラ設定で平均82fpsなので、その差は一目瞭然。

RT

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 18(15)fps 19(15)fps 21(17)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードの重さ+反射・影・ライティングのフルセットということで、とんでもなく重く、全く歯が立ちません

RT+DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 56(50)fps 57(50)fps 58(51)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

フレーム補完もあり、約3倍近くもfpsが向上しますが、平均60fpsにはあと一歩及ばず。RTX 4060の方がいろいろ便利なことがわかります。

Hogwarts Legacy(ホグワーツ・レガシー)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:最高/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS”クオリティ”)

プレイモード:ホグワーツ内の移動

平均(最低)fps 最高
フルHD 64(39)fps 68(41)fps 80(46)fps

ウルトラヘビー級のアクションゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

最高設定でも平均60fpsを超えています。が、このゲームはVRAMを多く使うため、テクスチャの貼り遅れや簡易表示が発生し、6GBだとちょっと厳しい感じ

通常モードでこの感じなので、レイトレーシングの結果などは省略します。

BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:最高/高/中(RT”高品質”/FSR”クオリティ”)

プレイモード:最初の村を移動

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 55(9)fps 61(53)fps 86(76)fps

重量級のアクションゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

最高設定で平均60fpsを超えるものの、最低fpsが一けた台まで急激に落ちることもあり、安定感に欠けますね

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 67(3)fps 72(43)fps 108(90)fps

FSRを有効にした際のfpsです。FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要の汎用性が高い技術で、最近では画質のクオリティもDLSSと同等レベルに向上しています。

FSRを有効にしても、最高設定での安定性の悪さは相変わらずといったところ。高設定以下でプレイするのがおすすめです

RT

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 41(3)fps 46(14)fps 83(62)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

レイトレーシングだとVRAMを非常に多く使うのですが、今回はクラッシュせずに動作。ただし、平均60fpsをキープするには設定をガッツリ落とす必要があります

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 37(2)fps 47(9)fps 71(53)fps

RT機能とFSR機能を同時に有効にした際の結果です。

FSRを有効にしても最高・高設定では平均60fpsに届かず。最新ゲームをまんべんなく楽しむなら、VRAMを8GB搭載したRTX 4060以上がおすすめです。

Tiny Tina’s Wonderlands(ワンダーランズ)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:バッドアス/ウルトラ/高(FSR”クオリティ”)

プレイモード:フィールド内の移動

平均(最低)fps バッドアス ウルトラ
フルHD 79(71)fps 81(74)fps 93(85)fps

超重量級のFPSゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

バッドアス設定で平均60fpsを大きく超え、安定してプレイできます。激重設定でこのパフォーマンスはとても魅力的。

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps バッドアス ウルトラ
フルHD 91(78)fps 95(86)fps 111(94)fps

FSRを有効にした際のfpsです。

効果はやや控えめですが、最大約19%fpsが向上し、平均100fpsを狙えるようになります

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:最高/超高

 プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

平均(最低)fps 最高 超高
フルHD 296(272)fps 306(280)fps

超軽量のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

軽いのでfpsが非常によく伸び、144Hzディスプレイをフルに生かすことができます。なお、最高設定でレンダリング解像度をMAXにしても、平均208fpsをマークしており、品質重視でも安定感バツグン。

OVERWATCH 2(オーバーウォッチ 2)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:エピック/ウルトラ/高(FSR”OFF”)

プレイモード:練習場

平均(最低)fps エピック ウルトラ
フルHD 173(144)fps 234(169)fps 348(282)fps

超軽量のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

エピック設定が意外に重いものの、144Hzディスプレイをしっかり生かすことができます。一部の重量級ゲームを除き、高いfpsを叩き出せるのは魅力的ですね。

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:最高・低(fpsリミット解除)

プレイモード:射撃訓練場

平均(最低)fps 最高
フルHD 196(119)fps 250(203)fps

標準的なグラフィック負荷のFPSゲームです。競技性の高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

最高設定で144Hzディスプレイをきっちり生かすことができ、スムーズにプレイ可能。FPSゲーム主体ならRTX 4050でも十分です。

Fortnite(フォートナイト)

測定条件

解像度:フルHD

ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中

降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

平均(最低)fps 最高
フルHD 101(73)fps 144(107)fps 163(125)fps

やや軽めのFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

最高設定のみかなり重く、平均100fpsどまり。DLSSでしっかり底上げしましょう。

DLSS

平均(最低)fps 最高
フルHD 131(98)fps 171(117)fps 187(137)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

フルHDから効果を発揮しており、最大約30%fpsが向上し、ウルトラ設定で144Hzをを生かせるまでになります。ただし、ゲームモードによってfpsにバラつきがあるので、高設定でプレイするのがおすすめ。

ちなみに、レイトレーシングを有効にしても結果がほとんど変わらないので、省略しています。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは500GB SSDを搭載しています。最近はゲームそのものの容量も増えていますが、500GBあればまずOK。SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプで、爆速のPCIe Gen.4規格を採用する本格派仕様で、サムスン製となっています。

その実力ですが、シーケンシャル(連続データ)・ランダムともにGen.3規格相当の速度をマーク。Gen.4タイプとては正直物足りないのですが、実用面では全く問題なし。実際の動作も、起動からゲームのロードまでサクサク動き、とても快適です。

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

CPUは80℃台後半で約4.7GHz(P-コア)と高いクロックをキープしています。また、GPUは60℃台半ばの低い温度をキープしており、しっかり冷却できています。

こちらがCINEBENCH R23実行時の温度です。

温度の許す限り性能をフルに引き出す動作システムとなっており、90℃台後半で約3.6GHz(P-コア)と高めのクロックをキープ。高性能のHシリーズにしてはクロックが高く、冷却性能はなかなか優秀です。

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

ゲーミングノートだと55デシベルが目安となりますが、ピーク時で56.4デシベルと上回っています。いかにもゲーミングノートらしい豪快なファンノイズですが、耳障りな甲高いノイズが控えめなので、許容範囲内ではあります。

なお、最小時は46.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:オフィスモード、トップクラスの電力効率
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約3時間40分をマーク。ゲーミングノートでは標準的なレベルなので、あくまでも一時しのぎに使う感じです。

便利機能いろいろ

付属アプリの内容は充実しており、動作モードやキーボードのLED、バッテリーなど各種設定がワンストップでできるようになっています。

なお、電源につないで使う際は、バッテリーモードをロングライフに設定するのがおすすめ。

サウンドイコライザには、”Sound Blaster Studio”を採用。サラウンドをはじめ、イコライザー機能が充実しており、好みの音質に柔軟にカスタマイズ可能です。

ちなみにスピーカーの品質ですが、低音~高音まで伸びるものの、重低音は弱め。厚みも今一つですが、サラウンドはしっかり効いています。ヘッドフォンやヘッドセットを使うのがおすすめ。

まとめ&関連モデル

モデルの完成度は高く、金属パネルを採用した高品質ボディに、高性能のCore i7をはじめ144Hzディスプレイやフルカラーキーボードを搭載。それでいて価格は15万円台と非常に安く、コスパ◎。RTX 4050搭載モデルならまずおすすめです

なお、性能面でいうと、従来のゲームやFPSゲームをメインにするならおすすめ。最新ゲームをまんべんなく楽しむならRTX 4060を選びましょう。

GALLERIA/ガレリア XL7C-R46

【スペック】
■OS:Windows 11
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア 144Hz
■CPU:Core i7-13700H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 4060
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe Gen.4)
■価格:179,980円(税込)~

このモデルをRTX 4060にしたバージョンです。17万円台はとても安い!

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