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GALLERIA(ガレリア) XA7C-R46Tをレビュー WQHDでのゲーミングに最適!高い完成度が魅力のRTX 4060 Ti搭載モデル

今回ドスパラで販売している、サードウェーブの【GALLERIA(ガレリア) XA7C-R46T】をお借りしました。

Core i7-13700F&RTX 4060 Ti搭載!WQHDでのゲーミングに最適な、高品質のアッパーミドルクラスモデルをチェックしてみましょう。

目次

スペック

GALLERIA XA7C-R46T
サイズ W220×D440×H480mm
OS Windows 11 Home(64ビット)
CPU インテル Core i7-13700F
・16コア24スレッド
・定格2.1/最大5.2GHz
CPUファン (空冷式) 静音パックまんぞくコース
メモリ 32GB(16GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクス GeForce RTX 4060 Ti(GDDR6 8GB)
チップセット インテル B760 チップセット
光学ドライブ オプション
Wi-Fi オプション
電源 650W(80PLUS BRONZE)
保証 1年(最大5年)
価格 257,160円(税込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源ケーブル

※2023年10月13日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

16GBメモリ&500GB SSD搭載の低価格モデルはこちら>>>GALLERIA RA7C-R46T icon-external-link 

外観

洗練されたデザイン

ケースのサイズは拡張性に優れたミドルタワーです。

コンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とする、デザインハウスが手掛けたケースは、曲線を用いた美しいフォルムになっており、とても洗練されたイメージに仕上げています。

本体カラーは渋いガンメタリック。ブラックのフロントパネルと見事にマッチしており、引き締まった印象を受けます。なお、BTOではブラックのケースがほとんどなので、ガンメタリックはかなり珍しいですね。本体カラーだけでも選ぶ価値は十分あります。

サイドの吸気口はオシャレなひし形のパンチ加工となっており、メッシュ部はライトブルーに塗装する凝りようです。デザイン面でもいいアクセントになっていますね。

ちなみに、23.8インチディスプレイと並べてみるとこんな感じ。けっこう大きいので、基本的にはデスクの下に置くのがおすすめです。

クリアサイドパネル採用

国内BTOメーカーでは珍しく、クリアサイドパネルを標準装備。クリア部分はパネル全面ではなく、半分ほどと控えめですが、様々なユーザーが使うことを考えると、このくらいがちょうどいいですね。

機能面でのメリットこそないものの、内部で動作するパーツを見ると、やはりワクワクしますね。ゲーミングモデルなので、遊び心は大事。別途イルミネーションキットを購入して、内部を光らせてみるのもいいでしょう。

クリアパネルはスモークっぽい色合いなので、光らせるならホワイトが無難ですね。

LEDイルミネーションを搭載

ゲーミングモデルといえばやはりこれ、LEDイルミネーションを搭載しています。BTOメーカーのケースでイルミネーションを標準装備しているのはポイント高いですね。

光らせ方ひとつでだいぶイメージ変わるイルミネーションですが、フロントパネルを縁どるように配置。派手過ぎず地味すぎず、とても上品なイメージに仕上げており、センスの高さを感じさせます。

イルミネーションはマザーボードのシステムを利用しており、メーカーによって使うアプリが異なります。詳しい導入方法についてはこちら icon-external-link をチェック。

このモデルではAsRockのマザーボードを搭載しているため、”PolychromeRGB”をインストールして使います。設定項目はかなり充実しており、カラーの変更はもちろん、アニメーションを設定することもでき、自分好みのマシンにカスタマイズできます。

なお、イルミネーションは消灯することもできるので、LEDが苦手な方も安心。

高い冷却性能

ケースの冷却性能は高く、大型の14cmファンを3基搭載。フロントから吸気し、天板と背面から排気する強力なエアフローを生み出し、熱くなりがちな内部をしっかり冷却します。しかもケースファンは静音仕様なので、とても静か。

ちなみに、ほこり対策もしっかりしており、サイドの吸気口・天板・底面のすべてにフィルターを装備。ほこりはPCの天敵なので、これはありがたいですね。

しかも、底面のフィルターは取り外して、水洗いできます。特に電源は床のほこりを吸い込みやすく、定期的に洗ってあげたいところです。

アクセスしやすいインターフェース

地味ながら便利なのが、インターフェースを配したコンソールパネルのデザインです。

上部に配置され、コンソールパネル部分を斜めにすることで、基本的にどこに置いてもアクセスしやすく、特にデスクの下にPCを設置した際、アクセスしやすいようになっています

ケースによっては天板に配置しているのもありますが、斜めの方が角度的にアクセスしやすく、機能性はやはり上。よく考えられていますね。デザインも多面的になり、まさに一石二鳥。

搭載されている端子ですが、USB端子はフロント・背面あわせて計10ポートも搭載

背面には小型&リバーシブルのType-Cポートを装備しており、あらゆる周辺機器を接続できます。なお、USBの規格はUSB 2.0~USB 3.2 Gen.1とオーソドックスな内容で、Thunderbolt 4は搭載していません。

映像端子はHDMI・Displayportの2種類で、全4ポートを装備。マルチディスプレイ構成も余裕です

内部

チャンバー構造&裏配線採用

本体内部はトレンドをしっかり取り入れており、”チャンバー構造”を採用しています。

本体下部の電源スペースとマザーボードのスペースを分離することで、互いのエアフローが干渉しないようになっており、スムーズなエアフローを実現。

もちろん、裏配線にも対応しており、ケース裏側に配線用スペースが用意されています。かさばるケーブル類を裏側にまとめることで、ケース内部がスッキリし、チャンバー構造も相まって、エアフローがさらにスムーズになります。また、内部の見た目もスッキリし見栄えもよくなるなど、まさに一石二鳥の構造ですね。

なお、向かって左側の部分は、配線スペースが広め&深めに確保されているので、太いケーブルも難なくまとめることができます。細かい部分もしっかり造られているのは、好印象です。

気になる拡張性ですが、5インチベイ×1・3.5インチベイ×2・2.5インチ搭載スペース×2の計5基用意されています。

前モデルほどではないですが、大容量ストレージが普及しているので、これだけあればまず困ることはありません。

AsRock製マザーボード搭載

各種パーツを搭載するマザーボードは一般的なATX規格となっており、AsRock製【B760 TW/D4】を搭載しています。ヒートシンクに”THIRDWAVE”のロゴがあるので、組み込み専用品といったところでしょうか。

※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう

最近のマザーボードのポイントはしっかり押さえており、熱くなりがちなVRM周りやM.2スロットには、金属製のヒートシンクを装備。また、PCIeスロットは金属で補強されており、グラボの重さにしっかり耐えることができます。

ちなみに、DDR4メモリ対応バージョンなので、最新のDDR5メモリには対応していません。ただし、DDR5メモリとの差が出るのは一部のアプリにとどまっているので、あまり気にする必要はなし。

大型CPUクーラー搭載

”静音パックまんぞくコース”適用モデルということで、大型のサイドフロー式CPUクーラーを搭載しています。サイドフロー式タイプは、CPUから吸収した熱を、前後のスムーズなエアフローにのせて強力に発散し、優れた冷却パフォーマンスを発揮します。

メーカーはドスパラでおなじみの”DEEPCOOL”となっており、大型の冷却フィン&4本のヒートパイプで造りはしっかりしていますね。ちなみに、12cmファンの動作音も静か。静音性にもしっかり配慮されているのは好印象です。

Palit製RTX 4060 Ti搭載

グラボは、NVIDIAのRTX 4060 Tiを搭載。

こちらもドスパラらしく、Palit製のStormXを採用。

シングルファンのベーシックモデルですが、RTX 4060 Tiは発熱が低いので、しっかり冷やせます。もちろん、ファンの停止モードも装備しており、一定の温度以下ではファンが止まります。そのため、低負荷時はとても静かです。

ちなみに、PCの心臓ともいえる電源には、650Wのブロンズクラス電源を採用しています。最大85%の電力変換効率を誇る省エネ電源で、ポイントはしっかり押さえています。

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ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。

CINEBENCH

【CINEBENCH】は3Dグラフィックのレンダリング性能を測るソフトです。

CPUはインテル第13世代の16コア24スレッドCPU・Core i7-13700Fを搭載しています。末尾のFは内蔵グラフィック非搭載バージョンのことで、性能は通常バージョンと同じです。

第12世代の設計を踏襲しており、高性能の”P-コア”と省エネの”E-コア”を搭載した、Wコア構成を引き続き採用。そのうえでE-コアを倍増し、16コア24スレッド構成と大きくコア・スレッド数が増加しています。また、動作クロックも大きく引き上げられ、前世代からさらにパフォーマンスが向上しています。

参考までに、下位のCore i5-13400(10コア16スレッド)と比較してみると、シングルスコアは約12%、マルチ性能にいたっては約48上回っています。ゲームオンリーならCore i5でも十分ですが、Core i7なら配信や各種編集作業でも非常に高いパフォーマンスを発揮します。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・DirectX 12 Ultimate(Speed Way)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

グラフィックボードは、NVIDIAの最新世代となる”Ada Lovelace”のアッパーミドルクラス・RTX 4060 Tiを搭載。RTX 3060 Tiとの差は約10%と控えめで、VRAM(グラフィックメモリ)も8GBで据え置きですが、消費電力は少なくなっており、発熱もだいぶ抑えられています。

簡潔にまとめると、RTX 3060 Tiのワットパフォーマンス強化し、DLSS 3に対応したバージョンといえますね。適正解像度はRTX 3060 Tiと変わらず、WQHDまでとなります。

総合スコア Graphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Speed Way 3165
Port Royal 7966
Time Spy
Extreme
6227 6145 6737
Time Spy 13061 13253 12074
Night Raid 72790 157272 18000
Fire Strike
Ultra
7422 7143 38552 3871
Fire Strike
Extreme
15502 16031 37872 7266
Fire Strike 30726 34002 37071 15525
Sky Diver 70428 102675 31350 47405

RTコアとTensorコア

RTXシリーズでは、”RTコア”と”Tensorコア”を搭載しています。

RTコアは”レイトレーシング技術(RT)”に対応しており、反射・影・ライティングなどをリアルに再現可能。ゲームでのイメージを見てもわかるように、炎の描写が車体にもしっかり表現され、従来よりもさらに臨場感が増しています。

また、AI機能のTensorコアは”DLSSモード”に対応しており、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がり、とても便利。

そのほか、RTXシリーズはOptiXにも対応しているのもポイント。Blenderなどの3DCG作成ソフトでは、RTコアを活用した高速レンダリングや、Tensorコアを活用した高速のノイズ除去機能を搭載し、ヘビーなCG作成作業で高いパフォーマンスを発揮します。

RTX 4000シリーズはDLSS 3&AV1エンコードに対応

RTX 4000シリーズ最大の特徴は、最新のDLSS 3&AV1エンコードに対応していること

DLSS 3というのは従来のDLSS 2の発展型で、GPUコアに内蔵された”Optical Flow Accelerator”を使い、映像のフレーム間に中間フレームを補完する技術のこと。アップスケーリング+フレーム補完で描写の負荷を大きく軽減し、フレームレートを大幅に上げることが可能です。

ウルトラヘビー級のゲーム・Cyberpunk 2077では、約4倍以上もパフォーマンスが向上するなど、RTX 3000シリーズに対し大きなアドバンテージとなっています。

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

4K WQHD フルHD
9242 19261 26091

グラフィック負荷が高めのMMORPGです。スコア9000以上で【快適】&平均60fpsをキープでき、快適にプレイするならスコア9000をしっかり超えたいところ。

いずれも最高品質で測定しており、WQHDではスコア13000台、平均133fpsをマーク。144Hz出力など高リフレッシュレートディスプレイを生かせます。

なお、4Kではかろうじてスコア9000をクリア。RTX 4060 TiはVRAMの帯域幅やインターフェースが弱いので、4Kには不向きです

BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)

4K WQHD フルHD
7759 15797 23844

久々となる国産のオンラインアクションRPGゲームです。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。

いずれも最高画質で測定しており、WQHDではスコア15000台、平均111fpsと安定感バツグン。高設定なら144Hzディスプレイを生かすことができ、やはりWQHDに強いですね。

なお、4Kではスコア9000に届かず、高設定に落とす必要があります。

Diablo IV(ディアブロ IV)

測定条件

解像度:フルHD/WQHD/4K

ゲーム設定:ウルトラ/高/中(DLSS[フルHD&WQHD]”クオリティ”・DLSS[4K]”パフォーマンス”/高解像度アセット適用)

プレイモード:ネヴェスク周回

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 203(179)fps 248(213)fps 292(246)fps
WQHD 136(124)fps 163(146)fps 183(160)fps
4K 69(65)fps 81(77)fps 90(85)fps

標準的なグラフィック負荷のアクションRPGゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

最近のゲームにしては軽く、DLSS無しでも4Kで平均60fpsをクリア!WQHDでも144Hzディスプレイを活用できます。

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 247(203)fps 283(218)fps 272(204)fps
WQHD 186(165)fps 219(188)fps 251(207)fps
4K 131(121)fps 148(134)fps 167(147)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応していますが、逆効果のためフレーム補完はOFFにしています。

フルHDから効果を発揮しており、4Kではなんと最大約90%fpsが向上し、ウルトラ設定で144Hzディスプレイを生かせるまでになります

Armored Core 6(アーマードコア6)

測定条件

解像度:フルHD/WQHD/4K

ゲーム設定:最高/高/中

プレイモード:密航

平均(最低)fps 最高
フルHD 120(110)fps 120(113)fps 120(118)fps
WQHD 91(82)fps 112(104)fps 120(113)fps
4K 50(47)fps 56(51)fps 64(60)fps

標準的なグラフィック負荷のアクションゲームです。基本的に平均60fps出ればOKですが、対人戦なら平均100fps以上がベター。

DLSSやFSRに非対応なので、純粋にグラフィック性能勝負です。やはりWQHDには強く、高設定なら平均100fpsをクリアします。4Kは中設定に落としてようやく平均60fpsをクリアするので、正直きついですね。

4KならRTX 4070は最低でも必要です。

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:ウルトラ/高(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”/フレーム補完”ON”)

プレイモード:本編で市街地中心部を移動

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 79(61)fps 99(73)fps 111(89)fps
WQHD 62(57)fps 68(61)fps 83(74)fps
4K 27(25)fps 31(28)fps 40(35)fps

現状では最強レベルとなるウルトラヘビー級のFPSゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

WQHDでは意地を見せており、ウルトラ設定で平均60fpsをクリア。このクラスのゲームともなると、DLSSでのアシストは必須です。

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 149(120)fps 187(161)fps 210(181)fps
WQHD 103(96)fps 129(121)fps 142(133)fps
4K 65(61)fps 82(77)fps 91(86)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応しています。

フレーム補完の効果が非常に大きく、最大約2.6倍もfpsが向上し、4K・ウルトラ設定で平均60fpsを超えてきます。WQHDなら平均100fps以上と安定感◎。

ちなみに、フレーム補完なしだと、4K・ウルトラ設定で平均50fpsまでしか伸びず、効果の高さを実感しますね。

RT

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 41(36)fps 42(37)fps 43(37)fps
WQHD 24(20)fps 24(19)fps 24(20)fps
4K 8(7)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードの重さ+反射・影・ライティングのフルセットということで、とんでもなく重く、全く歯が立ちません

RT+DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 110(96)fps 114(99)fps 117(104)fps
WQHD 66(56)fps 69(63)fps 71(64)fps
4K 32(30)fps 33(30)fps 34(29)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

4Kはさすがに厳しいものの、WQHDでは最大約3倍fpsが向上し、平均60fpsをクリアします。ちなみに、4K・レイトレーシングならRTX 4070 Tiがおすすめ

RT+DLSS(DLSS 3.5/Ray Reconstruction)

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 75(64)fps 84(78)fps 88(79)fps
WQHD 48(43)fps 53(47)fps 53(47)fps
4K 22(16)fps 21(13)fps 30(22)fps

レイトレーシングの品質&パフォーマンスを向上した”DLSS 3.5/Ray Reconstruction”を有効にした際の結果です。この機能を活用するには、レイトレーシングをさらに強化した”パストレーシング”が前提となります。

パストレーシングがベースとなっているのでさらに重くなり、平均60fpsをクリアするのはフルHDまでとなります。フレーム補完を使ってこの結果なので、どれだけ負荷が高いかわかりますね。

なお、クオリティの進化は一目瞭然で、ライティングがさらにリアルになり、太陽光がうまく再現できています。

Hogwarts Legacy(ホグワーツ・レガシー)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:最高/高(RT”ウルトラ”/DLSS[フルHD&WQHD]”クオリティ”・DLSS[4K]”パフォーマンス”/フレーム補完”ON”)

プレイモード:ホグワーツ内の移動

平均(最低)fps 最高
フルHD 90(72)fps 107(73)fps 121(85)fps
WQHD 57(33)fps 73(45)fps 85(51)fps
4K 31(25)fps 36(30)fps 42(37)fps

ウルトラヘビー級のアクションゲーム。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

Cyberpunk 2077と同じような傾向となり、DLSS無しでもWQHDでは平均60fps以上をキープできます

DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 163(122)fps 175(113)fps 203(149)fps
WQHD 122(76)fps 138(106fps 149(123)fps
4K 84(60)fps 87(70)fps 95(82)fps

DLSSを有効にした際の結果です。このゲームはDLSS 3(フレーム補完)に対応しています。

効果が非常に高く、4Kでは最大約2.7倍もfpsが向上し、ウルトラ設定で平均84fpsと安定してプレイできます。また、WQHDでは144Hzディスプレイを生かすことも可能です。

なお、フレーム補完なしだと4K・ウルトラ設定で平均71fpsとなります。

RT

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 43(20)fps 45(21)fps 43(22)fps
WQHD 34(20)fps 33(19)fps 33(20)fps
4K 11(6)fps 13(9)fps 13(10)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

Cyberpunk 2077と同じく、反射・影・ライティングのフルセットということで、いずれの設定でも平均60fpsに届きません

RT+DLSS

平均(最低)fps ウルトラ
フルHD 96(48)fps 107(57)fps 110(80)fps
WQHD 65(49)fps 79(52)fps 80(54)fps
4K 52(40)fps 52(39)fps 53(40)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

4Kはパワー不足ですが、WQHDでは平均60fps以上をキープできます。なお、このゲームはメモリを多く使うので、32GBあると安心。

BIOHAZARD RE:4(バイオハザード RE:4)

測定条件

解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:最高/高/中(RT”高品質”/FSR[フルHD&WQHD]”クオリティ”・FSR[4K]”パフォーマンス”)

プレイモード:最初の村を移動

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 110(99)fps 130(114)fps 128(105)fps
WQHD 78(71)fps 90(85)fps 93(90)fps
4K 39(36)fps 45(41)fps 48(44)fps

重量級のアクションゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

WQHDでは最高設定で平均60fpsを超え、FSRがなくでも実用的。Cyberpunk 2077やホグワーツに比べるとグラフィックの負荷は低め。FSRでしっかり底上げしましょう。

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 138(119)fps 145(120)fps 136(113)fps
WQHD 110(104)fps 117(98)fps 119(104)fps
4K 78(73)fps 81(76)fps 82(77)fps

FSRを有効にした際のfpsです。FSRはDLSSに近い機能で、アップスケーリングによりフレームレートを上げることができます。Tensorコア不要の汎用性が高い技術で、最近では画質のクオリティもDLSSと同等レベルに向上しています。

4Kでは最大2倍もfpsが向上し、平均78fps以上と安定しています。WQHDでは平均100fps以上というのもいいですね。

RT

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 99(16)fps 111(96)fps 111(93)fps
WQHD 59(9)fps 81(72)fps 84(77)fps
4K 17(3)fps 36(10)fps 43(39)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

グラフィック負荷そのものは、レイトレーシングにしては軽め。ただし、VRAMを非常に多く使い、最高設定だと動作が不安定になるため、高設定でのプレイがおすすめ

ちなみに、VRAMが12GBあると4Kまで快適に動作します。

RT+FSR

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 98(4)fps 120(106)fps 115(102)fps
WQHD 52(5)fps 95(81)fps 100(88)fps
4K 40(2)fps 72(67)fps 74(71)fps

RT機能とFSR機能を同時に有効にした際の結果です。

FSRを有効にしても安定性の悪さは変わらず、4Kでもプレイできる高設定がやはりおすすめ。FSRは描写負荷が下がるのですが、根本的にVRAMが足りないですね。

Starfield(スターフィールド)

測定条件

解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:ウルトラ/高/中

プレイモード:クリート探索

平均(最低)fps ウルトラ

フルHD 66(59)fps 77(70)fps 87(75)fps
WQHD 51(40)fps 55(46)fps 64(59)fps
4K 28(23)fps 31(25)fps 36(29)fps

重量級のFPSゲームです。競技性は高くないので、スムーズにプレイできる平均60fpsをキープできればOK。

見かけによらずかなり重く、WQHDでも中設定でようやく平均60fpsを超えます。FSRは必須で、最適化不足の感じもしますね。

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps ウルトラ

フルHD 81(69)fps 87(75)fps 112(96)fps
WQHD 62(55)fps 76(67)fps 100(85)fps
4K 38(30)fps 49(39)fps 68(61)fps

FSRを有効にした際のfpsです

4Kでも中設定なら平均60fpsを超えますが、画質がイマイチなので、WQHDがおすすめですね。それでもウルトラ設定では平均60fpsぎりぎりと余裕がなく、どうにも重い感じ。

OVERWATCH 2(オーバーウォッチ 2)

測定条件

 解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:エピック/ウルトラ/高(FSR”67%”)

 プレイモード:練習場

平均(最低)fps エピック ウルトラ
フルHD 244(199)fps 354(239)fps 550(458)fps
WQHD 169(145)fps 225(183)fps 340(271)fps
4K 83(77)fps 105(96)fps 151(132)fps

超軽量のFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

エピック設定が意外に重いものの、WQHDではFSR無しでも144Hzディスプレイをフルに生かせます。なお、4Kはfpsが大きく落ち込むので、FSRでしっかり底上げしましょう。

FidelityFX Super Resolution(FSR)

平均(最低)fps エピック ウルトラ
フルHD 278(216)fps 412(345)fps 545(454)fps
WQHD 214(178)fps 270(215)fps 342(273)fps
4K 113(102)fps 137(122)fps 165(144)fps

FSRを有効にした際の結果です。なお、このゲームでもFSR 2に新たに対応しました。

効果は最大約36%と控えめですが、4Kでもウルトラ設定で144Hzディスプレイを生かせるようになります。WQHDなら240Hzディスプレイの運用も可能です。

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

測定条件

解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:最高・低(fpsリミット解除)

プレイモード:射撃訓練場

平均(最低)fps 最高
フルHD 271(210)fps 298(286)fps
WQHD 215(170)fps 256(199)fps
4K 119(97)fps 129(108)fps

標準的なグラフィック負荷のFPSゲームです。競技性の高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

OVERWATCH 2と似たような傾向となり、4Kで平均100fps以上をしっかり超えてきます。ただし、144Hzディスプレイを生かすには物足りない感じで、RTX 4070が欲しくなりますね。

Fortnite(フォートナイト)

測定条件

解像度:4K/WQHD/フルHD

ゲーム設定:最高/高(DLSS[フルHD&WQHD]”品質”・DLSS[4K]”パフォーマンス”)

降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

平均(最低)fps 最高


フルHD 140(106)fps 224(182)fps 253(198)fps
WQHD 81(59)fps 125(105)fps 178(153)fps
4K 48(44)fps 63(58)fps 87(80)fps

やや軽めのFPSゲームです。競技性が高いので、できれば平均100fps以上をキープしたいところ。

最高設定だけは重く、WQHDでも平均81fpsまでしか伸びず、4Kでは平均60fpsを下回ります。高設定でDLSSを使うのがおすすめです。

DLSS

平均(最低)fps 最高
(テクスチャ品質”高・8GB”)

(テクスチャ品質”高・4GB”)

(テクスチャ品質”中”)
フルHD 190(150)fps 248(182)fps 277(194)fps
WQHD 137(109)fps 176(154)fps 213(177)fps
4K 96(76)fps 130(114)fps 153(135)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

4Kでは最大2倍もfpsが向上し、高設定では144Hzディスプレイを生かせます。WQHDなら最高設定でも高いパフォーマンスを発揮するほど。

ちなみに、レイトレーシングを有効にしても結果がほとんど変わらないので、省略しています。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

※上記は執筆時点(2023年10月13日)での構成内容となり、メーカー・型番などはご注文時期により異なる場合がございます。

このモデルは、大容量の1TB SSD(インテル)を搭載しています。最近では50GBオーバーの大容量ゲームがざらにありますが、SSDが1TBもあれば容量不足で困る心配はまずありません。SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプとなっています。

肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは2000~3000MB/sをマークし、ランダムの速度もかなり速いですね。クオリティはとても高く、実際の動作も非常に快適。ゲームの読み込みは早く、アプリもサクサク動きます。

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

CPUは60℃台半ば(P-コア)、グラボも70℃台前半と安定した温度をキープしています。特に熱いホットスポットも80℃台半ばとなっており、シングルファンのグラボですが冷却性能は十分高いですね。

こちらはCINEBENCH R23実行時の温度です。

100%のフルロード時では、動作クロックが3.1~3.2GHz、温度は50℃台と低め。K付きCPUではないので動作は控えめとなっており、一定時間フルブーストののち、65Wで収まるようにクロックが下げられる動作システムです。

動作音

同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ

ケースの左側面にて計測した結果です

55デシベルを超えるとファンノイズがだいぶ気になるようになりますが、ピーク時で50.3デシベルと大きく下回ります。ノートPCと同じくらいの静かさで、ファンの風切り音が少し気になるくらいです。

アイドル時ともなると48.5デシベルまで下がり、ファンの音がかすかに聞こえるレベルで非常に静か。

おすすめカスタマイズ

基本的にカスタマイズ不要ですが、ホグワーツをプレイするならメモリは32GBにするのがおすすめ。そのほか、編集用途でも使うならHDDを追加してデュアルストレージにするのがおすすめ。ゲームは高速のSSDに、かさばるデータ類は大容量のHDDに保存する使い分けができ、とても便利です。

なお、光学ドライブやキーボード、マウスは標準では搭載されないので、必要な方はカスタマイズをお忘れなく。

まとめ

LEDイルミネーションを装備したケースは、チャンバー構造や裏配線構造を採用し、高い機能性を実現。大型空冷式CPUクーラーや静音ファンを搭載するなど、パーツのチョイスもポイントをしっかり押さえています。

Core i7×RTX 4060 Tiの優れたパワーで、WQHDで高いパフォーマンスを発揮。CPUの性能を重視した、ワンランク上のRTX 4060 Ti搭載モデルとしておすすめ

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