”Adobe Illustrator”や”CLIP STUDIO PAINT”に最適!イラストやマンガの作成におすすめのPCスペックとパソコンをチェックしてみましょう。
PCで絵を描くのに必要なスペック
イラスト・マンガの作成ならCLIP STUDIO PAINTがおすすめ
ペイントソフト | 価格 | 必要スペック |
CLIP STUDIO PAINT | DL版:7,155円 12か月ライセンス:2,800円 | CPU:SSE2に対応したCPU GPU:OpenGL 2.1に対応したGPU メモリ:2GB(8GB以上推奨) |
Adobe Illustrator | 12か月ライセンス:26,160円 | CPU:SSE4.2に対応したCPU GPU:OpenGL 4.0に対応したGPU VRAM:1GB以上(4GB推奨) メモリ:8GB(16GB推奨) |
GIMP | 無料 | CPU:Intel Pentium 4以上 メモリ:250MB(4GB以上推奨) |
推奨スペックはどのソフトもかなり低く、今回紹介したモデルはすべてクリアしています。
メジャーなペイントソフトでは唯一無料の”GIMP”ですが、基本的な機能はそろっていますが、有料ソフトに比べるとやや物足りないので、予算を一切かけられないということであれば選ぶのもあり。
一番のおすすめはなんといっとも”CLIP STUDIO PAINT”ですね。
ペイントソフトの代名詞ともいえるド定番ソフトで、ユーザーがかなり多く、ネット上でノウハウが数多く公開されています。使い方で困ったときすぐ調べられるのはメリットです。
また、低価格の買い切り版(DL版)が用意されているのもポイント。サブスクリプションのみのAdobe illustratorよりも安く済ませることができます。
一方、”Adobe illustrator”は経験者向けといったところ。”Photoshop”や”Premiere Pro”といった他のAdobeソフトと連動できるので、動画や映像制作に興味がある方にもおすすめです。
推奨スペック



CPU | Core i5以上 |
メモリ | 8GB(できれば16GB) |
GPU(グラフィック機能) | 内蔵グラフィック |
イラストやマンガ作成は、編集用途の中でも負荷の軽い作業の一つ。
CPUはスタンダードクラスのCore i5、GPUもCPU内蔵グラフィック機能で十分です。アプリによってはGPUアクセラレータ(グラフィックによる支援機能)もありますが、特に高性能GPUは必要ありません。エントリークラスのGTX 1650があれば多少便利になる程度です。
メモリは8GBでも対応できますが、8GBはオフィスソフトやブラウジングなどの軽作業でも容量不足になりがち。編集マシンならやはり16GBは欲しいところですね。
イラストやマンガ作成に最適なクリエイターPC(デスクトップ)
Magnate/マグネイト IM(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-12400
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:UHD 730(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 250GB(PCIe NVMe)
■電源:450W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:有線のみ
■DVDドライブ搭載/有線キーボード&マウス付属
■価格:74,980円(税込)~
迷ったらまずおすすめ!7万円台の低価格モデル
インテルの第12世代の6コア12スレッドCPU・Core i5-12400を搭載したミニタワーモデル。
8GBメモリに250GB SSDのポイントを押さえた初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。価格は7万円台と安く、カスタマイズ代込みでもコスパに優れているのがポイントです。
編集用のマシンということであれば、メモリは最低でも16GBにするのがおすすめ。また、データの保存用にHDDを追加すると、さらに便利になります。
Magnate/マグネイトMH(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-12400
■チップセット:B660チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:GTX 1650
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:450W(80PLUS BRONZE)
■価格:109,980円(税込)~
Core i5×GTX 1650搭載のコスパモデル
先に紹介したモデルにGTX 1650を追加したバージョンで、16GBメモリ&500GB SSDの大容量構成となっています。
GTX 1650はエントリークラスのグラボですが、CUDAコアを搭載しているので、動画のエンコードや3DCGのレンダリングに強いのがポイントです。ただし、VRAM(グラフィックメモリ)が4GBと少ないので、3DCGや3D CAD等のヘビーな編集作業ではVRAM不足になりやすい点に注意。
基本的にカスタマイズ不要ですが、本格的に使うならメモリは32GBあると安心。3DCGの制作や3D CADなら64GBメモリがおすすめです。また、データの保存用にHDDを追加すると、さらに便利になります。
mouse DT5(マウスコンピューター)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-12400
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:UHD 730(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:350W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:IEEE 802.11ax+Bluetooth 5.0
■光学ドライブオプション/無線キーボード&マウス付属
■価格:104,800円(税込)~
サポート&保証重視ならマウスコンピューターがおすすめ
インテルの第12世代の6コア12スレッドCPU・Core i5-12400を搭載したミニタワーモデル。8GBメモリに512GB SSDの便利な初期構成で、SSDは通常タイプよりも約4~5倍高速のNVMeタイプを採用しています。
ちなみに、マウスはサポート&保証が充実しているのもポイント。まず延長保証が定額制で安く、例えば3年延長保証+センドバック修理保証に7,700円(税込)で加入することができます。また、24時間365日の電話サポート&96時間以内で修理完了が標準メニューとして用意されており、万が一でも安心。
編集用のマシンということであれば、メモリは最低でも16GBにするのがおすすめ。また、データの保存用にHDDを追加すると、さらに便利になります。
イラストやマンガ作成に最適なクリエイターPC(ノート)
raytrek/レイトレック R4-A(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■ディスプレイ
14.0インチ WUXGA ノングレア
■CPU:Core i7-12700H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラフィック:Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■価格:139,980円(税込)~
低価格の14インチ軽量モデル
ノート用のインテル第12世代14コア20スレッドCPU・Core i7-12700Hを搭載したモバイルノート。16GBメモリに512GB SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しています。
このモデルの最大のポイントは、携帯性の高さ。やや小さめの14.0インチディスプレイを搭載し、A4ファイルサイズ並みのコンパクトボディを実現。さらに重さは約1.3kgと軽く、ラクラク持ち運ぶことができます。
装備も充実しており、 WUXGA(1980×1200)ディスプレイは、sRGBカバー率約99%(sRGB比約102%)と広めの色域を確保し、編集作業に最適。 また、薄暗い場所でのタイピングに便利な白色LED内蔵キーボードを搭載するほか、最大40Gbpsの超高速転送に対応した”Thunderbolt 4”もバッチリ装備しています。
ちなみに、顔認証に対応しているので、セキュリティ面も安心です。
基本的にカスタマイズ不要ですが、本格的に使うならメモリは32GBあると安心です。また、データ保存用のSSDを追加すると、さらに便利になります。
DAIV 4N(マウスコンピューター)
【スペック】
■OS:Windows 11
■ディスプレイ
14.0インチ フルHD ノングレア
■CPU:Core i7-1260P
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラフィック:GTX 1650
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■価格:199,800円(税込)~
GTX 1650搭載の14インチ軽量モデル
ノート用のインテル第12世代12コア16スレッドCPU・Core i7-1260PとGTX 1650を搭載したモバイルノート。16GBメモリに512GB SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しています。
このモデル最大の武器は携帯性の高さで、やや小さめの14.0インチディスプレイを搭載することで、A4ファイル並みのコンパクトボディを実現。さらに、重さは約1.44kgと1.5kgを下回り、ラクラク持ち運べます。
また、モバイルノートながらGTX 1650を搭載しているのもポイント。内蔵のIris Xe Graphicsより約2.5倍も性能が高く、編集作業がよりはかどります。ただし、VRAM(グラフィックメモリ)が4GBと少ないので、4K動画の編集や3DCGの作成などヘビーな編集作業では、VRAM不足になる点に注意。
機能面も充実しており、ディスプレイの色域はsRGB比約100%と広めで、最大40Gbpsの超高速転送に対応した”Thunderbolt 4”もバッチリ装備しています。さらに、顔認証に対応しており、プライバシー面も安心です。
基本的にカスタマイズ不要ですが、本格的に使うならメモリは32GBあると安心。なお、HDDの追加はできません。
raytrek/レイトレック R5-AA5(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア
■CPU:Core i7-12700H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラフィック:RTX 3050
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■価格:169,980円(税込)~
RTX 3050搭載のコスパモデル
ノート用のインテル第12世代14コア20スレッドCPU・Core i7-12700HとRTX 3050を搭載したエントリークラスモデル。16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは爆速のPCIe Gen.4タイプを採用しています。
ディスプレイは、15.6インチ×フルHDのオーソドックスな構成ですが、sRGBカバー率約99%(sRGB比約100%)としっかりポイントは押さえています。また、薄暗い場所でのタイピングに便利なフルカラーキーボードを搭載するほか、顔認証に対応しており、セキュリティ面も安心です。
RTX 3050はGTX 1650よりも約30%性能が高く、ワンランク上の入門モデルとしておすすめ。ただし、VRAM(グラフィックメモリ)がやはり4GBと少ないので、本格的に使うなら上位のRTX 3060やRTX 3070 Tiがおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、本格的に使うならメモリは32GBあると安心です。なお、HDDの追加はできません。
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