これだけは知っておきたい!ゲームパソコンのパーツ選びをかんたんに解説

ゲーミングPCを購入する際に避けては通れないのが、モデル選びとカスタマイズです。そのためにはある程度パーツの知識が必要になってきます。

「CPU」や「HDD」などの横文字を前に、真っ白にならないためにもーそしてなにより、せっかくのいい機会なので、さくっとおさえておきましょう。

デスクトップ・ノート共通のパーツ

  最重要 グラフィックボード

何よりも一番大事なパーツで、例えるのであれば「画力」です。ゲームの3D描写に影響するので、絶対に妥協しないこと!

グラフィックボードのラインナップにはNVIDIA「Geforceシリーズ」AMD「Radeonシリーズ」の2種類がありますが、Geforceシリーズ一択です。各BTOメーカーもGeforceを全面にプッシュしたラインナップを展開しています。

現行モデルは下記のとおりです。使用するモニターの解像度を目安にして選択するのがわかりやすい方法です。

性能目安

■Geforce GTX1080Ti
4K画質で余裕を持ってプレイしたい場合

■Geforce GTX1080
4K画質でプレイしたい場合

■Geforce GTX1070
フルHD以上4K未満で快適にプレイしたい場合

■Geforce GTX1060
フルHDで快適にプレイしたい場合

■Geforce GTX1050/1050Ti
とりあえずフルHDでプレイしたい場合

  重要 CPU

例えるのであれば「頭脳」です。ゲームのプログラム処理速度に影響します。

以前はそこまで重要視されていなかったのですが、最近のゲームではスペックの要求水準が高まり、妥協しにくいパーツになりました。

CPUのメーカーには「インテル」と「AMD」の2社があります。現状だとゲームにおいてはインテルに最適化されているので、インテルを選ぶようにしましょう。

そしてインテルのCPUには「Core i7」「Core i5」「Pentium」「Celeron」など、様々なラインナップがあってややこしいですが、最低でも「Core i5」、できれば「Core i7」を入れるようにしましょう。

ノートパソコンの場合

ノートパソコンのCPUは熱処理の都合上、デスクトップのCPUよりも性能が下げられています。大まかなイメージとして、ワンランク下がると考えておいたほうがいいです。例えばCore i7がCore i5に相当するような感じですね。

ということでノートパソコンであれば、Core i7を選ぶようにしましょう。

  重要 メモリ

例えるのであれば「デスク」です。ゲームやインターネットブラウザを実際に動かすスペースですね。デスクが広ければ広いほど、つまりメモリの容量が大きければ大きいほど一度にできる作業量が増えます。

メモリが足りないとゲームを動かそうとしても、メモリ不足で動作しなくなってしまいます。具体的な容量ですが、最低で8GB、できれば16GBを積むようにしましょう。

なお、大きければ大きいほど…と書きましたが、積みすぎると逆に(体感できないものの)速度が低下するので、16GBもあればまず十分です。

ストレージ

例えるのであれば「本棚/収納スペース」です。Windowsやゲーム、データ類などを入れておく場所です。

種類は「HDD(ハードディスク)」と「SSD」の2タイプがあります。ハードディスクは聞いたことがあるのではないでしょうか。

HDDとSSDの特徴

■HDD
 icon-circle-o 容量が大きい
 icon-circle-o 価格が安い
 icon-times データの転送速度が遅い

■SSD
 icon-circle-o データの転送速度がかなり速い
 icon-times 容量が少ない
 icon-times HDDに比べると割高

どっちも一長一短なので、両方搭載するハイブリッド方式が主流です。つまり、OS(Windows)やゲームなど処理スピードを求められるものは高速のSSDに、画像や動画類などかさばるデータ類は容量の多いHDDに入れるといった使い分けです。

容量の目安

■SSD
最低でも256GB、できれば512(480)GB以上
ちなみに最近のオンライゲームのクライアント(ゲーム本体のデータ)は50GB~級のものがざらです。容量が大きければ大きいほど、複数のオンラインゲームを楽しむことができます。

■HDD
2TB以上積んでおけばOK

写真や動画をほとんど保存しないということであれば、500GBや1TBでもOKです。 こちらに関してはデータ類をどれだけ入れるかによるので、ゲーム以外で何をするのかしっかり考えて選択しましょう。

HDDだけではダメ?

SSDとHDDの両方を搭載するとなると、やはり価格は高くなります。もし予算の関係でどちらか一方を選ぶとしたら、迷わずHDDですね。

理由はシンプルで、とにかく容量が多くて安いからです。どんなパソコンでもデータを入れられなければ使い物になりません。速度は二の次です。

10万円前後の安い価格帯には、SSDのみ搭載したモデルと、HDDのみ搭載したモデルが混在しているので、間違えないようにしましょう。

デスクトップのみ搭載のパーツ

電源

例えるのであれば「発電所/変電所」です。コンセントから引っ張ってきた電気を各パーツで使える形式に変換し、電力を供給します。

ポイントは「容量(各パーツに供給できる電力の量)」と「変換効率(コンセントからの電気をどれだけロスなく変換できるか)」です。

まず容量ですが、最近のパーツは省エネなので500W(ワット)もあれば十分です。もし購入後にパーツを追加・増設したいという場合には余裕を持って600W以上のものを選択しましょう。ちなみに電源容量をフルに使うことはできず、実際使える量は若干減ります。

そして変換効率ですが、これには「80PLUS認証」という規格があり、変換効率ごとに下はスタンダードから上はチタンまでの6段階でランク付けされています。

上のグレードになるほど省電力・低発熱・高寿命となるので、最低でもブロンズクラスのものは入れておきたいところです。少しでも長く使いたいのであればゴールド以上を選びましょう。

CPUクーラー

文字通りCPUを冷やすためのパーツです。エアコン…が入っているわけではありません。あくまでもイメージ画像です。

空冷式

「ヒートパイプ」「放熱フィン」「ファン」の3点で構成されるスタンダードなタイプ。CPUの熱をヒートパイプで吸収し、ファンを回しつつ、フィンで発散させる仕組みです。

水冷式に比べると冷却能力は劣りますが、とにかく単純な構造なので壊れにくく、また安いのでお財布にも優しいです。

水冷式

「ポンプ」「リザーバタンク」「ラジエーター」「ファン」の4点で構成されています。

内部に冷却液が入っており、CPUの熱をポンプで循環させ、ファンを回しつつラジエーターで発散させる仕組みです。

空冷式よりも冷却能力が高く、ファンを少なくできるので、静かなのが特長。ですが、価格がやや高めなのがネックですね。

カスタマイズ推奨

通常はこのような空冷式の小型の可愛らしいファンが付いています。ブラウジングや動画再生など、負荷がかからない場面では、このファンでも十分冷やしてくれるのですが、問題はゲーム時です。

ゲームをすると当然CPUに負荷がかかり、温度が上がります。標準のファンだと温度は70~80℃にまで上昇し、冷却に余裕のない状況になります。特に夏場は環境によって熱暴走の心配も…。しかも小型のファンがマックスで回転するので、はっきり言ってうるさいです。

そこで、もし予算に余裕があればCPUクーラーのカスタマイズで、大型の空冷式CPUクーラーか水冷式クーラーへの変更をおすすめします。高負荷時にはざっくり20℃程度の差があります。そしてファンも大口径&静音仕様なので、高負荷時でもとても静かです。

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