ASUS G11DFシリーズをチェック Ryzen搭載の新しいミドルタワー型ゲーミングPCのスペックや価格は?

9月に発売されたASUSのゲーミングPC「G11DF」シリーズ。新開発のミドルタワーケースにAMDの新型CPU「Ryzen」を搭載したモデルのスペックや価格をチェックしてみます。

ラインナップ

G11DF-R5G1050

  G11DF-R5G1050
サイズ W176×D440×H422mm
重量 約9.78kg 
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU Ryzen 5 1400
(4コア8スレッド 3.2/最大3.4GHz)
メモリ 8GB(DDR4-2400)
ストレージ 256GB SSD(M.2)+1TB HDD
グラフィクス Geforce GTX1050(GDDR5 2GB)
インターフェース 【前面】
USB 3.1(Gen.2) Type-A、
USB 2.0×2、
ヘッドホン出力、マイク入力、
マルチカードリーダー
【背面】
USB 3.1(Gen.1) Type-C、
USB 3.0×4、USB 2.0×2、
ラインイン、ラインアウト、
マイク入力
LANポート(ギガビット対応)
【グラボ】
DisplayPort、HDMI、DVI-D
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
Wi-Fi機能 IEEE 802.11 ac/a/b/g/n
Bluetooth 4.1
電源 300W(80 PLUS)
その他 ・ASUS AEGIS III
・SONIC STUDIO
価格 118,584円(税込)
保証 12か月(最大3年)

G11DF-R5RX480

■スペック変更箇所
・グラボ:Radeon RX 480(GDDR5 4GB)/DisplayPort×2、HDMI×2、DVI-D
・メモリ:16GB(DDR4-2400)
・電源:500W(80 PLUS)

■価格
129,800円(税込)

G11DF-R7G1070

■スペック変更箇所
・CPU:Ryzen 7 1700(8コア16スレッド 3.0/最大3.7GHz)
・グラボ:GeForce GTX 1070(GDDR5 8GB)/DisplayPort×2、HDMI×2、DVI-D
・ストレージ:SSD 256GB+HDD 2TB
・メモリ:16GB(DDR4-2400)
・電源:500W(80 PLUS)

■価格
204,984円(税込)

外観・内部

サイズはW176×D440×H422mmのミドルタワーモデルです。

黒ベースのボディに赤のアクセントが印象的ケースで、宇宙船をイメージしているとのこと。ASUSのゲーミングPCといえば幾何学模様のデザインですが、このモデルでもフロントと天板部分にしっかりあしらってあります。相変わらずユニークなデザインですね。

ちなみにフロント部分の2か所はイルミネーションとなっており、そのうちUSBポート下の1か所は、ASUSではおなじみの「AURA」機能で好きな色に変更することができます。このあたりはいかにもゲーミングPCらしいです。

個人的気になるのが、フロント部分の吸気口です。デザイン重視のためか、申し訳程度のレベル。サイドにガッツリ吸気口があけられているので、熱がこもる心配はないものの、前後のスムーズなエアフローを考えると、もう少し大きめでもよかったのではないでしょうか。

インターフェースの数は十分ですね。超高速転送や大容量給電に対応したUSB 3.1 Generation 2をはじめ、Type-Cポートまで用意されています。そして、意外にあると便利なマルチカードリーダーまで搭載されているという気の利きよう。


派手な見かけによらず内部はかなり質素。あまりにも普通すぎるので、ASUSのゲーミングPCでこのレベルか、とちょっとがっかり。

ドライブベイがねじ止め式で、ツールレスではないのがマイナスポイントですし、拡張性も5インチベイが2基、3.5インチベイが2基のみと、ミドルタワーにしては貧弱です。

そして、配線もきれいとは言い難いですね。。

いい点を挙げるとすれば、固定ツールにより、グラフィックボードがしっかり固定されていることでしょうか。輸送中の端子破損の防止に役立ちます。

性能

Ryzen搭載

CPUにはAMDの最新CPU「Ryzenシリーズ」が搭載されています。このCPUは多コア・高性能で安いのが最大の特徴。

最上位モデルにはRyzen 7 1700が、それ以外にはRyzen 5 1400が搭載されています。インテルのポジションでいうと、Ryzen 7がCore i7、Ryzen 5がCore i5に相当します。

しかし、ゲームでの性能はインテルよりも下回ります。シングルコアの性能が低いのに加え、現状では4コア8スレッドに最適化されているゲームが多いので、多コアだと性能を最大限発揮することができないからです。

それこそゲーム配信や、頻繁にゲームプレイのキャプチャやエンコードを行うあれば選択肢に入ってきますが、ゲームメインであれば積極的に選ぶ必要はありません

Radeon&GeForce搭載

グラフィックボードはRadeonとGeForceの混成部隊となっています。

最上位モデルでは「ミスターWQHD」ことGTX 1070搭載。もちろんフルHDでの安定感も抜群です。Ryzen 7にメモリ16GB、SSD 256GB+HDD 2TBの大容量デュアルストレージ構成で、使い勝手のいいハイスペックマシンに仕上がっています。

ミドルモデルではRX 480を搭載しています。RX 480は定番のGeForceでいうとGTX 1060に相当するスペックです。CPUがRyzen 5なので、ポジションとしては中の下、エントリーミドルモデルですね。

なお、メモリは16GBの大容量、ストレージはSSD 256GB+HDD 1TBのデュアルストレージ構成となっており、このモデルも使いやすいスペックになっています。

最下位モデルはフルHD入門グラボのGTX 1050を搭載しています。あくまでも入門クラスのグラボなので、ゲームによってはしっかり設定を落とす必要があります。

構成はRyzen 5にメモリ8GB、SSD 256GB+HDD 1TBのデュアルストレージとなっており、エントリーながらしっかりポイントをおさえた構成となっています。

ちなみに、このモデルのみ300W電源という事務マシンレベルのものを搭載しているので、グラボをアップグレードすると電力不足になります。ゲーミングPCで300Wかいな…そりゃないってばよ。

便利機能搭載

メーカー製パソコンということもあり、ゲーミングアプリが付属しています。

メインとなるアプリが「ASUS AEGIS III」です。CPUやメモリの状態など、各種システムの状態を確認でき、ファンのコントロールやイルミネーションの設定もワンタッチで可能。さらに、ゲームの録画や配信機能まで搭載しています。

また、「SONIC STUDIO」では、ゲームサウンドの最適化、ボイスチャットや動画配信・録画時のノイズを低減することができるようになっています。

まとめ

言ってしまえば、「わざわざ選ぶ必要がないモデル」ですね。

Ryzenを搭載しているわりに価格が高く、最下位モデルでも、国内BTOメーカーのCore i7×GTX 1060モデルに手が届きそうな価格になっています。

また、ケースの見かけによらず拡張性は低く、内部は古臭いですし、電源のチョイスも謎。色々ちぐはぐです。

あくまでも見た目が気に入ったら、というレベル。

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