Dell XPS 15 プラチナ[7590]をレビュー 有機ELディスプレイ&GTX 1650搭載!圧倒的クオリティが魅力の15インチハイエンドモデル

今回はデルの【XPS 15 プラチナ[7590]】をお借りしました。

高いクオリティと性能が魅力の15インチノート・XPS 15がモデルチェンジ!有機ELディスプレイやGTX 1650を搭載した、新生ハイエンドモデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

 XPS 15 プラチナ[7590]
サイズW357×D235×H11~17mm
重量約1.8Kg(実測1967g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-9750H
・6コア12スレッド
・定格2.6/最大4.5GHz
メモリ16GB(8GB×2、DDR4-2666)
ストレージ256GB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスGTX 1650(GDDR6 4GB)
ディスプレイ15.6インチ、4K、有機EL、IPS、ノングレア
インターフェースUSB3.1 Type-C(Thunderbolt3対応)、USB3.1 Gen.1 Type-A×2、
HDMI 2.0、SDスロット、マイク入力、ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラ2.5mm HDカメラ(720p)
スピーカーステレオ スピーカー(2W×2)
キーボード日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
保証1年(最大4年)
価格【クーポン利用】
252,980円(税・送料込)~210,783円(税・送料込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(348g)
・電源ケーブル(99g)

※2019年11月5日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※クーポンは直販サイトに記載してあります。

 

外観

シンプルで美しいデザイン

上位モデルらしく、剛性の高いアルミニウム合金を削り出して加工したアルミボディを採用。一体感のあるユニボディの表面はつや消しの梨地加工が施され、高い堅牢性と美しいデザインを両立しています。

手にしっとりとなじむ上質の感触も相まって、高級感もバッチリ。さすがハイエンドモデルといったところです。

 

デザインはこの通り、機能美を感じさせるシンプルな感じで、クセがなく使う人を選びません。

 

よく見るとサイドはダイヤモンドカット加工で美しい仕上がりに。細かい部分の造形にもこだわる姿勢はグッド。

 

2Kgに満たない軽量ボディ

堅牢性の高いアルミボディですが、重さは実測で1967gと15インチにしては非常に軽いのもポイント。

 

まずなんといってもスリム&コンパクト。その薄さはわずか約11mm~17mmで、一般的なモデルが厚さ20mmオーバーということを考えると、どれだけ薄いかがわかると思います。

 

そしてボディサイズは、ディスプレイのベゼル(ふち)をスリムにすることにより横幅と奥行きを圧縮し、14インチサイズとなっています。サイズはもちろん、デザイン面でもスタイリッシュな感じになるので、一度で二度おいしい!

 

さらに、キーボード面には【カーボンファイバー】を使用しています。カーボンファイバーは航空機の素材として使われるほどの強度を持ち、それでいて軽いという優れもの。アルミ合金だけでなく、カーボンファイバーを織り交ぜることで、この軽さを実現しているというわけですね。

モバイルノート並みとはいきませんが、この軽さなら据え置きメインで、たまに持ち運ぶ分という使い方も十分あり。

 

最先端のインターフェース

スリムボディですが、実用性もしっかり加味したインターフェースとなっています。

 

USBはオールUSB3.1規格で、計3ポートが搭載されています。そのうち左サイドのType-Cポートは最大10Gbpsの高速転送が可能な【Generation2】規格で、さらに【Thunderbolt 3】にも対応。対応機器であれば、最大40Gbpsの超高速転送も可能です。

 

意外に便利なのが、通常サイズのType-Aポートを搭載している点。Type-Cポートオンリーだと周辺機器の接続に気を使いますが、どちらも搭載していればそんな心配もありません。やはりType-Aポートがあると断然便利ですね。

そのほか画像出力端子にHDMIを搭載するほか、SDスロットまで装備しており、普段使いで必要なものは一通りそろっています。

 

また無線LANですが、Wi-Fi 6(802.11ax)に対応しているのもポイント。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのゲーミングがより安定します。

 

ディスプレイ&キーボード

有機ELパネル搭載の4Kディスプレイ

ディスプレイは標準的な15.6インチディスプレイで、映り込みの少ないノングレアタイプとなっています。

泣く子も黙るクオリティの高さを誇り、ディスプレイの解像度はなんと4K!フルHD画面を4つも表示できる圧倒的な画素数で、息を吞むような精彩な画面表示が可能です。

 

さらに有機EL&IPSパネルを採用しています。最近話題の有機ELですが、黒の色味が液晶ディスプレイとは一味違います。まさに「漆黒」という感じ

なぜここまで引き締まった黒を再現できるのかというと、有機ELでは画面の素子自体が光るのでバックライトが必要なく、さらにコントラスト比も圧倒的に高いからです。バックライトで画面を照らし出す液晶ディスプレイでは、どうしても光が漏れてしまい、黒い画面が白っぽくなってしまいます。

 

4K・有機EL・IPSとつづいて、Adobe RBG 100%&DCI-P3 100%にも対応しており、まさにプロ向けの完全仕様となっています。とんでもなく色域が広く、豊かな色彩表現で本格的なクリエイティブ用途にも最適です。

 

シンプルなキーボード

15インチモデルながらテンキー非搭載となっており、ゆとりを感じさせるレイアウトです。

 

キーの配置も”Enterキー”周りがやや窮屈な感じがしますが、基本的には素直で、キーピッチも19mmと余裕があり、誤爆しにくい快適なキーボードに仕上がっています。

 

ただ、キーストロークはデルらしい?というべきか、かなり浅め。反発も弱く、ちょっと物足りない打鍵感ですね。軽いタッチで反応すると考えれば、これはこれでありでしょう。

ちなみに、キーボードには白色LEDが仕込まれています。うっすらと上品に光るので、写真だとちょっと分かりにくいですね。見た目の華やかさはもちろん、暗い場所でもタイピングがしやすくなる便利なギミックです。ファンクションキーでのON/OFFの切り替えができ、一定時間操作がないと消灯する仕様になっています。

 

細部の完成度も◎

地味ながらタッチパッドの操作性もバツグン。ツルツルした素材でカーソル操作が非常にスムーズです。クリックボタンも一体型ながら建て付けがよく、バタつかず軽い操作で反応するのもいいですね。

ちなみに、電源ボタンはWindows Hello対応の指紋認証センサーを兼ねており、パスワードわざわざ入力せずスムーズにログインすることができます。細かい部分の完成度の高さはさすがフラグシップモデルですね。

 

便利なユーティリティーソフト搭載

デルでお馴染み、サウンドエンジン【Waves MaxxAudio Pro】が搭載されています。イコライザーやサラウンド機能など必要なものは一通りそろっており、ご覧の通りかんたんに調整することができます。

本体付属スピーカーですが、低音こそ弱いものの中音~高音域がよく伸び、サラウンドもバッチリきいているため、臨場感があります。内蔵タイプにしては上々で、さすがはハイエンドモデルといったところですね。並みのPCとは一味違います。

 

そのほか、【CinemaColor】機能を搭載しています。

動画・夜間・スポーツ・アニメーションそれぞれのシーン最適な色彩設定をすることで、鮮やかで深みのあるカラーで映像コンテンツを楽しむことができます。高性能パネルとの相性はバツグン。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの第9世代6コア12スレッドCPU・Core i7-9750Hを搭載しています。

ハイエンドクラスの【Hシリーズ】CPUということで、一般ノート向けのCore i7とは比較にならないぐらいに性能が高く、マルチコアでは約2倍の差をつけています。ゲームはもちろん、動画や画像編集などクリエイティブ用途でも高いパフォーマンスを発揮します。

 

PCMark 10

【PCMark 10】は、ブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的な用途での性能を測るソフトです。

高性能CPU&GPUを搭載しているので、とにかくスコアがよく伸び、本格的な動画や画像編集用途の目安となるスコア3000は余裕でクリア。スコア5000の大台まであと一歩というハイスコアを叩き出しています。

もちろんノート用のCore i7との性能差は圧倒的。総合スコアでは約121%の性能となり、特に編集カテゴリのスコアで大きく差をつけています。

 

動画エンコード

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSVでエンコードしています。なお、QSV・NVENCはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のことです。

 

H.264(フルHD)2Pass1PassQSV・NVENC
Core i7-9750H31:5716:112:42
Core i7-8565U1:03:0432:364:12

特にCPU勝負のソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)での時短効果が凄まじく、ノート用のCore i7の約半分の時間で変換を完了しています。ハードウェアエンコードも約64%の時間とやや落ち込みますが、それでも早いことに変わりありません。

 

H.265(フルHD)2Pass1PassQSV・NVENC
Core i7-9750H46:3824:302:42
Core i7-8565U1:33:0747:445:50

重量級のH.265でも同じような傾向で、ほぼ半分の時間で変換を終えています。形式に関わらず安定した時短効果を発揮し、とても頼もしいですね。

 

画像変換

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が意外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

 

 CR2→DNGCR2→JPEG
Core i7-9750H1:143:38
Core i7-8565U1:505:40

画像変換でも圧倒的な差を見せつけ、ノート用のCore i7に対し軽めのDNG変換では約67%、JPEG変換でも約64%の時間で変換を完了しています。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

GTX 1650はエントリークラスのGPU(一般ノートのカテゴリーでは上位クラス)で、前世代のGTX 1050から大幅にパワーアップ。グラフィックスコアで比較すると、Fire Strikeでは約150%、Time Spyでは約204%の性能となっています。最新世代のGPUということで、特にDirectX 12のパフォーマンスは圧巻ですね。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal
Time Spy
Extreme
162915312563
Time Spy365134415582
Night Raid23660338818733
Fire Strike
Ultra
18551729135621064
Fire Strike
Extreme
39344036108901833
Fire Strike78198989109593250
Sky Diver2111029099916719113
Cloud Gate17607385456069
Ice Storm410813868752441

 

FF14

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高品質高品質標準品質
フルHD91631059511849
WQXGA522172779791
4K258537745862

エントリーGPUながらCPUでスコアを引き上げており、フルHD・最高品質で見事にスコア9000を超えています基本的にはフルHD入門レベルのGPUなので、WQXGAや4Kではガクッとスコアが落ち込みます。

 

BATTLEFIELD V

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD56(49)fps58(48)fps63(52)fps74(58)fps
WQXGA31(25)fps39(33)fps49(44)fps60(55)fps
4K20(17)fps22(19)fps27(23)fps32(23)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

ずいぶん最適化されていますが、フルHD・中設定でようやく平均60fpsを超えるレベルで、エントリーGPUには荷が重いですね。

 

Rainbow Six Siege

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD124(100)fps143(126)fps145(124)fps153(139)fps171(150)fps
WQXGA77(66)fps91(81)fps102(93)fps113(100)fps127(114)fps
4K36(30)fps40(35)fps47(42)fps54(50)fps69(65)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

バトルフィールドから一転、フルHDなら平均100fpsもラクラク、WQHDでも平均60fpsを大きく超える安定ぶり。軽めのFPSゲームなら余裕ですね。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQXGA/フルHD

  ゲーム設定:エピック/高/中/低

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 エピック
フルHD65(52)fps83(68)fps118(93)fps179(133)fps
WQXGA38(32)fps53(44)fps83(68)fps127(111)fps
4K11(9)fps25(21)fps43(34)fps85(74)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

フルHDでは意外と重いエピックでもしっかり平均60fpsを超えます。ただコミック調のグラフィックなので、中設定でも十分楽しめます。解像度&フレームレート重視ならぜひおすすめ。

 

モンスターハンターワールド

言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD/WQXGA/4K

  ゲーム設定:最高/高/中/低(垂直同期”OFF”)

  プレイモード:フリークエスト

 最高
フルHD33(26)fps44(36)fps46(38)fps75(58)fps
WQXGA20(17)fps35(29)fps37(29)fps49(33)fps
4K14(11)fps19(16)fps21(19)fps35(29)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

トップクラスのグラフィック負荷ということで、GTX 1650では全く歯が立ちません。GTX 1660 Ti以上を搭載したゲーミングノートが適任です。

以下軽めの国産ゲームをチェックしていきましょう。

 

PSO2

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

4KWQXGAフルHD
2763912122563

いずれも設定6での結果となりますが、WQHDまでなら余裕です。4Kならひとつ下の設定5にすると、スコア7605をマークし、平均60fps以上をきっちり超えてきます。

設定5は以前の最高設定なだけあり、グラフィック品質も上々です。

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

4KフルHD
937419384

結果はこの通りエントリーGPUでも4Kは余裕!

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは256GB SSDのみ搭載したシンプルなシングルストレージ構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用しています。ちなみにメーカーは定番の東芝製のものを搭載しています。

肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書き・ランダムの読み込みは堂々の4ケタをマーク。シーケンシャルの読み込みにいたっては、3000MB/sオーバーとまさに爆速。ランダムの書き込みがやや物足りない感じではありますが、十分NVMeらしい速度をマークしています。

実際の動作ですが、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのものですね。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

スリムボディに熱いパーツを詰め込んでいますが、CPU・GPUともども70℃台の安定した温度をキープしており、冷却性能は非常に優秀です。特にこのグレードのCPUでは80~90℃台はザラなので、70℃台というのはやはり素晴らしいですね。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

55デシベルを超えるとファンノイズが気になりますが、ピーク時で52.1デシベルときっちり下回っています。ファンは高速回転していますが、ノイズが控えめなのでさほどうるさく感じません。ゲーミングノートも真っ青な完成度ですね。

 

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。

条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:Dell推奨、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約10時間10分と、見事に10時間オーバーを達成。上位モデルということでバッテリーが良く持ち、外部に持ち出して使う際も安心です。

 

まとめ&関連モデル

アルミ×カーボンのタフボディに、4K・有機ELディスプレイやGTX 1650を詰め込み、贅の限りを尽くした構成はハイエンドモデルの貫禄十分。フルHDでのゲーミングから動画・画像編集までしっかりこなせる万能マシンに仕上がっています。

また重さは2kg以下と15インチにしては軽く、モバイル用として使えるのも◎。クオリティにとことんこだわった15インチのノートPCが欲しい方におすすめ!

 

 

XPS 15[プラチナ]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS
■CPU:Core i7-9750H
■メモリ:8GB(DDR4-2666)
■グラフィック:GTX 1650
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】207,980円176,783円(税・送料込)~

フルHDディスプレイを搭載したオーソドックスなモデル。ディスプレイにこだわりがなければこのモデルがおすすめ。

 

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