今回デルの【XPS 13 2-in-1 プラチナ[7390]】をお借りしました。
アルミニウム×カーボンのタフボディに第10世代インテルCore i7を搭載!圧倒的なクオリティを誇る、フラグシップブランド”XPSシリーズ”の13インチ2in1モバイルノートをチェックしてみましょう。
スペック
※2020年2月3日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。
外観
上質のアルミ&カーボンボディ
最上位のグレードということで、クオリティの高さは折り紙つき。
ボディの素材には高品質のアルミニウムを採用しています。
1つのアルミブロックから削り出したボディは継ぎ目が無く、美しいフォルムを実現しています。また、見た目もさることながら、一体成型のため剛性が高いのもポイント。
さらに、キーボード面には【グラスファイバー】を使用しています。グラスファイバーは建築素材として使われるほどの強度を持ち、それでいて軽いという優れもの。ユニボディとカーボンファイバーで全体の強度はバツグン!モバイルノートでこのタフさは、なんとも頼もしい限りですね。
表面は非光沢の梨地加工が施され、クールなプラチナシルバー&透明感のあるホワイトのカラバリも相まって、とても洗練された印象に仕上がっています。もちろん触り心地も上々で、サラッと手になじむ感触は、高級感を感じさせます。
そして極めつけはこれ、大胆にもサイドにダイヤモンドカット加工を施しています。光を反射するほどの美しい鏡面仕上げは、見事の一言。細かい造形美もバッチリですね。
ブラックモデルもあり
カラバリにはホワイトのほか、ブラックモデルも用意されています。
外装はホワイトモデルと同じくプラチナシルバーで、ベゼルとキーボード面のみブラックとなっており、キーボード面はカーボンファイバーを採用しています。なお、ブラックモデルでは日本語キーボードを搭載し、ホワイトモデルでは英語キーボードを搭載しているので注意。
持ち運びに便利なスリム&コンパクトボディ
このモデルは持ち運びがしやすい13インチサイズとなっています。持ち運び&据え置きに最適なジャストサイズで、モバイルノートならまずおすすめ。
このモデルは13インチでも特に小さく、ディスプレイのベゼル(ふち)を極限までスリムにすることで、A4用紙と同等のサイズを実現しています。A4ファイルサイズとは比べるまでもありません。
さらに、厚さは最薄部で7mmと圧倒的にスリムなので、カバンにサッと入れることができます。重さは実測で1334gと1.3kg台前半をキープしており、携帯性も上々です。
ちなみに、13インチというカテゴリでは特段軽いわけではないのですが、アルミボディの2in1タイプなら相場通りといったところですね。
高い機能性!フレキシブルな2in1タイプ
最近はやりの2in1ノートパソコンで、360°回転するコンパーチブルタイプとなっています。
360°回転しタブレットとして、またテント型にして寝そべりながら動画を見るといったフレキシブルな使い方ができ、とても便利です。
もちろんディスプレイはタッチ&ペン入力に対応。表面は高級スマホやタブレットでおなじみ、【Corning Gorilla Glass 5】でカバーされているので、指紋の汚れやキズに強く、安心して使えます。もちろん、表面はとても滑らかで操作性は高く、まさに申し分のない完成度となっています。
コンパーチブルの要ともいえるヒンジですが、かなり頑丈に造られ、無段階稼働で任意の角度にピタッと止まります。それでいて、片手でディスプレイを開閉できるスムーズさも持ち合わせており、よく造りこまれています。
もちろん、キーボードを180°以上回転させるとキーボードが動作しなくなるので、誤操作の心配も全くなし。
最新のインターフェース
コンパクトな13インチサイズなので、インターフェースは最低限です。が、最新規格はしっかり取り入れています。
USBは2ポートのみで、全てが最大10Gbpsの高速転送や大容量給電に対応した【USB3.1 Type-C Gen.2規格】となっています。さらに40Gbpsの超高速転送ができる【Thunderbolt 3】にも対応しており、まさにパーフェクト。
オーソドックスなType-Aタイプを搭載していないのがネックですが、Type-CをType-Aに変換するアダプタがついているので、それを使えばOK。また、ポートの数の少なさをカバーするのであれば、Bluetoothもしっかり活用していきましょう。
そのほかMicro SDスロットも装備。内容は限られていますが、普段使いで必要なものは最低限おさえています。
ちなみに無線LANですが、Wi-Fi 6(802.11ax)に対応しているのもポイント。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのゲーミングがより安定します。
指紋認証センサー搭載
キーボード面にはWindows Hello対応の指紋認証センサーも設置されています。本人認証のため、ログインパスワードよりも安全。また、ログインの際わざわざパスワード入力することなく、とてもスムーズです。
キーボードの右上に設置されているので、誤爆しないか心配になりますが、ほかのキーよりも固めなので、うっかり押しても動作しないようになっています。
ディスプレイ&キーボード
UHD+のウルトラディスプレイ
ディスプレイサイズは13.4インチと、一般的な13.3インチよりも若干大きめのサイズです。見やすさという点では、最低でもこのサイズは押さえておきたいところですね。11.6インチだとだいぶ窮屈な感じがします。
解像度はなんと、UHD+のウルトラ解像度となっています。4Kのさらにその上、フルHDの4倍以上というだけあり、とても精彩な画面表示ができる優れものです。イメージではフルHDのウインドウを左上に表示していますが、これを4つも配置できるということですね。
パネルはシャープ製のIPSパネルを搭載。コントラストが高く、発色に優れており、美しい画面描写で動画コンテンツを思う存分堪能できるほか、各種編集作業も捗ります。
また、視野角も広いので、どの角度から見ても色むらはほぼ無し。まさに2-in-1にうってつけです。
さらに色域も非常に広く、スタンダードなsRGBは100%、デジタルシネマの規格でもあるDCI-P3は90%カバーしており、まさにクリエイター仕様となっています。しかも、輝度は500nitと一般的なノートパソコンの2倍にもなり、とても明るく鮮やか。とんでもないクオリティの高さです。
ちなみに、下位モデルで搭載されているFHD+ディスプレイでは、sRGB100%・輝度500nitとこちらも十分なクオリティです。
ゆとりのあるキーボード
横幅が狭いので、テンキーレスキーボードを搭載しています。先に紹介したとおり、ホワイトモデルでは英語キーボードを搭載しています。
日本語配列と比べると、「半角/全角キー」や「変換キー」をはじめキーの種類は少なく、配置も異なります。日本語入力をスムーズに行うにはショートカットをマスターする必要がありますが、慣れるとシンプルで意外に使いやすかったりします。
英語配列ということで、キー配置にはだいぶゆとりがあります。キーピッチは約19mmとデスクトップキーボードなみの間隔が確保されており、窮屈な感じがしないのはグッド。
スリムボディのためか、キーストロークは浅めです。しかし、適度に反発感があり、打鍵感はそれなりにありますね。見かけによらず、表面の剛性は非常に高く、まさにたわみ知らず。タイピング圧力が高い方でも安心です。
ちなみに、最近のトレンド・白色LEDもばっちり搭載しています。薄暗い場所でタイピングしやすくなるのはもちろん、見た目も華やか。ふわっとした上品な光り方は、本体イメージにしっかりマッチしています。
LEDは2段階の明るさ+OFFに設定できるので、LEDが苦手な方でも安心です。
パーフェクトなタッチパッド
タッチパッドの完成度はかなり高く、表面はツルツルした素材となっており、カーソル操作は非常にスムーズ。これは下位のInspironシリーズとは比較にならないレベルですね。
クリックボタンも一体型とは思えないほど建付けがよく、軽い力で確実に反応します。操作音も小さく、申し分のない完成度です。さすがはハイエンドモデルなだけあります。
なお、表面のグラスファイバー素材ですが、テクスチャ調になっており、なかなかオシャレです。
充実したユーティリティー機能
毎度おなじみのサウンドエンジン【Waves MaxxAudio Pro】が標準で搭載されています。イコライザーやサラウンド機能など必要なものは一通り搭載されおり、ご覧の通りかんたんに調整することができます。
なおスピーカーの音質ですが、低音は弱いものの、中・高音域はクリアでサラウンドも効いており、グレード相応の高い完成度ですね。XPSシリーズなだけあり、ぬかりありません。
そのほか、バッテリー機能の設定アプリ【Power Manager】機能も搭載しています。
”サーマル管理”ではシステムの消費電力やファン動作を一括で設定でき、シーンに応じて最適なモードを柔軟に選択できます。また、”バッテリエクステンダ”ではバッテリー駆動時の消費電力を最小限に抑えることができ、特にバッテリの持ちを重視したい場合に有用です。
ベンチマーク
各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。
CINEBENCH
まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。


このモデルでは、インテル最新世代のハイスペックCPU・Core i7-1065G7を搭載しています。前世代のCore i7-8565Uと同じく、4コア8スレッドの構成となっています。
最新の第10世代では10nmプロセスの”ICE LAKE”と、14nmプロセスの”COMET LAKE”の2タイプが展開されていますが、Core i7-1065G7は”ICE LAKE”のCPUとなります。CPUには高性能グラフィック”IRIS PLUS”を内蔵しているのがポイント。
Core i7-8565Uと比較してみると、シングル性能こそやや低いものの、マルチ性能は約31%も向上しています。また、OpenGL性能も約20%のパワーアップとなり、大幅に進化していますね。
ちなみに下位モデルには、4コア8スレッドのCore i5-1035G1&2コア4スレッドのCore i3-1005G1搭載モデルも用意されています。ただし、内蔵グラフィックは”UHD Graphics”となっており、IRIS PLUSではない点には注意です。
PCMark 10
【PCMark 10】は、ブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的な用途での性能を測る定番ソフトです。
ブラウジングや各種編作業など、基本的なタスクを快適にこなせる目安はスコア3000以上となりますが、Core i7らしくスコア4000の大台をマークしています。Core i7-8565Uと見事に互角となっていますが、実際の編集作業では全く違う結果に。以下チェックしてみましょう。
動画エンコード
【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。
エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSVでエンコードしています。QSVは内蔵グラフィックを活用した、高速エンコード機能のことです。
H.264(フルHD) | 2Pass | 1Pass | QSV |
Core i7-1065G7 | 51:21 | 29:26 | 3:23 |
Core i7-8565U | 1:03:04 | 32:36 | 4:12 |
基礎スペックがしっかり上がっているので、Core i7-8565Uよりもしっかり時間短縮を実現。2Pass&QSVいずれも約81%の時間で変換を終えています。
H.265(フルHD) | 2Pass | 1Pass | QSV |
Core i7-1065G7 | 1:19:59 | 36:31 | 3:41 |
Core i7-8565U | 1:33:21 | 47:33 | 5:42 |
重量級のH.265ではさらに時短効果が高くなり、特にQSVでは約65%の時間で変換を終えています。やはり内蔵グラフィック性能の高さが光り、最大3割以上の短縮はかなり大きいですね。長時間の動画データで真価を発揮します。
画像変換
【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。
JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。
CR2→DNG | CR2→JPEG | |
Core i7-1065G7 | 1:12 | 3:36 |
Core i7-8565U | 1:46 | 5:50 |
軽めのDNG変換よりも、負荷の高いJPEG変換で大きく差がつき、Core i7-1065G7はCore i7-8565Uの約62%の時間で変換を完了しています。動画や画像編集用なら、まずこのCPUを検討するのがおすすめ。
ドラクエ10
グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。
最高品質 | 標準品質 | 低品質 | |
フルHD | 9313 | 11503 | 13159 |
WQXGA | 5058 | 6339 | 7673 |
UHD+ | 2121 | 2841 | 3398 |
内蔵グラフィックとは思えないパフォーマンスで、なんとフルHDのワンランク上となる、WQXGAでプレイすることも可能です。あわよくば4Kも…と思いましたが、さすがに無理でした。
PSO2
こちらはやや軽めのゲームです。エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。
設定6 | 設定5 | 設定4 | 設定3 | |
HD | 3215 | 6000 | 6292 | 13178 |
フルHD | 1717 | 3947 | 4061 | 8157 |
ドラクエはかなりスコアが伸びましたが、PSO2ではだいぶ苦しい結果になり、フルHDなら設定3まで落とす必要があります。グラフィック品質的にはHDが実用的な解像度といったところですね。
このクラスなら、最低でもGeForce MX230は欲しいところ。
Apex Legends
最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。
【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD・HD
ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)
APEXゲーム(本編)
最高 | 低 | |
HD | 33(16)fps | 42(24)fps |
フルHD | 19(15)fps | 24(12)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
最新のゲームともなると、軽めのものでも全く歯が立ちません。かくかくで動かすのがやっとですね…MX200シリーズでも厳しく、オンラインゲームなら素直にGTX 1050以上を選ぶのがおすすめ。
Fortnite(フォートナイト)
こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD・HD
ゲーム設定:最高/高/中/低
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
最高 | 高 | 中 | 低 | |
HD | 17(14)fps | 35(16)fps | 44(16)fps | 91(70)fps |
フルHD | 15(12)fps | 21(19)fps | 28(23)fps | 51(45)fps |
競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。
Apex Legendsと同じく、一応動くといったレベルですね。
FF14
おなじみの重量級ベンチマークです。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。
最高品質 | 高品質 | 標準品質 | |
HD | 3976 | 6384 | 7621 |
フルHD | 2227 | 3646 | 4859 |
こちらも言わずもがなですね。あくまでも内蔵グラフィックの域を出ないので、オンラインゲームなら相当軽いものかブラウザゲームに限られます。
3DMARK
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)それぞれの条件で測定することができます。PCの性能指標として、参考まで。
総合スコア | Graphics Score | CPU/Physics Score | Combined Score | |
Time Spy Extreme | 449 | 396 | 1964 | ー |
Time Spy | 955 | 839 | 4556 | ー |
Night Raid | 10373 | 11104 | 7556 | ー |
Fire Strike Ultra | 724 | 709 | 11573 | 323 |
Fire Strike Extreme | 1364 | 1384 | 12034 | 560 |
Fire Strike | 2740 | 2897 | 12062 | 1069 |
Sky Diver | 9378 | 9104 | 10947 | 9484 |
Cloud Gate | 13465 | 16220 | 8446 | ー |
Ice Storm | 58717 | 61000 | 51919 | ー |
CrystalDiskMark
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。
このモデルは512GB SSDを搭載したシングルストレージ構成です。SSDオンリーですが、容量にだいぶ余裕があるので、動画や画像などデータ類も多めに入れることができます。
SSDは通常タイプよりも4~5倍速いNVMeタイプのSSDを採用。メーカーは高い信頼性で定評のある、東芝製のものを搭載しています。その実力ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書き速度はいずれも4ケタをマーク。一方ランダムは、特にヘビーな”Q1T1”でイマイチ伸びが悪く、もう少し頑張ってほしかったところ。
とはいうものの、OSの起動からブラウジング、各種アプリの動作にいたるまでサクサク動いて、とても快適です。
温度
FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。
ピーク時でも70℃台前半の安定した温度をしっかりキープ。ウルトラスリムボディに高性能CPUを搭載していますが、冷却面については何ら心配はありません。
ただ、エンコード時など特に負荷が高い作業では、キーボード中央部が熱くなります。ノートだとキーボード面が熱くなるのは当然ですが、それでも気になるレベルです。こればかりはこの薄さでは致し方無いといったところですね。
動作音
FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ


50デシベルを超えるとノイズが気になるようになりますが、ピーク時でも50.7デシベルと若干超える程度に抑えています。甲高いファンノイズがやや気になりますが、ウルトラスリムボディでこのノイズレベルなら、十分健闘しています。
ちなみに最小時では45.9デシベルとありますが、アイドルなのでほぼ無音です。
バッテリー持続時間
「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。
- 電源設定:バランス、より良いバッテリー
- バックライト:40%
- 10秒ごとにキー入力
- 1分ごとに無線LAN経由でネット接続
結果は約7時間20分と10時間超えならず。さすがに4Kディスプレイだと電力消費が激しい感じですね。ちょっと物足りない感じがしますが、このくらいもてば出先でもしっかり使えます。
まとめ&関連モデル
もはやまとめるまでもないでしょう。ボディの素材からデザイン、性能・機能面全てしっかり作りこまれており、フラグシップの名に恥じぬ高いクオリティを実現。お値段は相応に高いものの、それ以上の価値があり、所有欲をしっかり満たしてくれます。
妥協なき13インチ2in1モデルが欲しい方にはまずおすすめのモデルです。
XPS 13 2-in-1 プレミアム[ブラック]
【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
13.4インチ FHD+ グレア IPS タッチ対応
■CPU:Core i5-1035G1
■メモリ:8GB(LPDDR4X-3733)
■グラフィック:UHD Graphics(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB(PCIe NVMe)
■【クーポン利用】174,980円⇒140,233円(税・送料込)~
Core i5・8GBメモリ・256GB SSDを搭載した充実の初期構成です。SSDは通常タイプよりも4~5倍速いNVMeタイプというこだわりよう。ブラウジングやオフィスなどの軽作業から、動画・画像編集までサクサクこなせるオールラウンダーモデルです。
ちなみにカラバリはブラックのみとなります。
あわせて知りたい
3ステップでわかるノートPC+α