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raytrek/レイトレック R5-TA5をレビュー 編集作業もゲームもこれ1台でOK!Core i7-11800H&RTX 3050を搭載した高コスパのクリエイティブモデル

今回はドスパラの【raytrek R5-TA5(1TB SSD&32GBメモリ搭載)】をお借りしました。

Core i7-11800H&RTX 3050搭載!動画や画像などの編集作業から、ゲームまでサクサクこなせる、コスパに優れた高性能のクリエイティブモデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

 raytrek R5-TA5(1TB SSD&32GBメモリ搭載)
サイズW360×D244×H20.0mm
重量約2.0kg(実測1899g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-11800H
・8コア16スレッド
・定格2.3/最大4.6GHz
メモリ32GB(16GB×2、DDR4-3200)
ストレージ1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRTX 3050(GDDR6 4GB)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD、ノングレア、60Hz
インターフェースUSB3.1 Gen.2 Type-C、USB3.1 Gen.1 Type-A×2、USB2.0、HDMI 2.1、SDスロット、LANポート、マイク入力、ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラHD画質 WEBカメラ
キーボード日本語配列キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.1
保証1年(最大5年)
価格169,980円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(406g)
・電源ケーブル(159g)

※2021年9月13日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

スタイリッシュなデザイン

同社のゲーミングブランド”GALLERIA”のモデルと同じ筐体ですね。使うシーンを選ばない、スタイリッシュなデザインが特徴です。

 

ボディはオーソドックスな樹脂製ですが、高価格帯のモデルらしく、天板は金属製となっています。

表面は美しい非光沢の梨地仕上げで、触り心地も滑らか。金属の高い質感も相まって、ワンランク上のクオリティを実現しています。

 

渋いガンメタリックカラーも相まって、洗練された印象を受けます。

機能美あふれるフォルムもポイント。凹凸を極力排したフラットボディに仕上げており、天板部分もプレス加工などもなく、ロゴのみと非常にスッキリしています。

 

ゲーミングノートと共通のボディですが、派手になりがちなグリルも、ボディと一体化した控えめな造形です。一般のノートパソコンと遜色なく、仕事用としても使えますね。

 

底面はこの通り、大きく通気口が開けられており通気性はバツグン。2基のデュアルファンでCPUとGPUを強力に冷却します。

 

持ち運びしやすい軽量ボディ

GPU搭載の15インチモデルにしては非常に軽く、その重さはなんと実測で1899g!最近のゲーミングノートは軽量化が進んでいますが、それでも2kgオーバーのモデルが多く、この軽さは大きなアドバンテージですね。

 

軽いだけあり、ボディはスリム&コンパクト。ボディの厚さは最薄部で20.5mmと薄く、ディスプレイのベゼル(ふち)をスリムにすることで、横幅と奥行きを圧縮。従来の15インチモデルよりも一回り小さいサイズを実現しています。

さすがにモバイルノート並みの超軽量ボディとはいきませんが、この軽さならモバイル用途でも使えます。

 

充実したインターフェース

15インチモデルらしく、インターフェースはなかなかの充実ぶり。

 

USBは全4ポート搭載し、レガシーのUSB2.0からUSB3.2までそろい踏み。そのうち左サイド小型端子・Type-Cポートは、最大10Gbpsの高速転送が可能な”Generation2”規格に対応しています。

ポート数・規格・形状全てのポイントをおさえており、あらかたの周辺機器を接続できます。

 

また、画像出力端子はHDMIのみですが、Type-Cポートが画像出力を兼ねているため、複数ディスプレイの運用も可能です。さらに、地味ながら便利なSDスロットをしっかり完備しているのも◎。普段使いにも便利ですね。

 

ポートの配置もよく考えられており、HDMI・LAN・電源・USB Type-Cポートが後ろ側に配置されているのもポイント。中でも映像・LAN・電源ケーブルは特にかさばりやすく、サイドにあるとマウスなどの配線と干渉して邪魔になりがち。しかし、後ろにあればそんな心配は一切ありません。

 

なお、無線LANは最新のWi-Fi 6(802.11ax)にしっかり対応。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのブラウジングがより安定します。

 

ディスプレイ&キーボード

発色に優れたディスプレイ

ディスプレイサイズは15.6インチで、解像度は標準的なフルHDとなっています。映り込みの少ないノングレアタイプなので、編集作業に集中できます。

 

肝心の画質はこの通り、コントラスト・発色が高く、映像クオリティは高め。横からのぞいても、色ムラがほとんどありません。

 

クリエイター向けモデルということで、sRGBカバー率は約99%(sRGB比約100%)と、一般モデルに比べ色域が広めなのがポイント。色の再現性が高く、写真や動画などをより正確に編集できます。

なお、AdobeRGBカバー率は約76%(AdobeRGB比約77%)にとどまっており、圧倒的とは言えないものの、クリエイティブモデルとしてのポイントはしっかり押さえています。

 

操作性の高いキーボード

ゲーミングモデルと共通ボディということで、フルカラーキーボードを搭載しています。キーキャップはサイドが透過処理されており、あふれんばかりの華やかさです。もちろん、ファンクションキーや付属のアプリでON/OFFも切替可能。LEDが苦手な方でも安心です。

15インチのワイドボディということで、キーボードにはテンキーを装備。

 

テンキーの配置にややクセがあるものの、基本的には素直なキー配置となっています。キーそのものも大きめで、すべて独立しており、キーピッチも約19mmとデスクトップキーボードなみのゆとりがあるので、誤爆の心配はまずありません。

 

キーストロークはこの通り深めで、しっかりした打鍵感を味わえます。深すぎず、適度な反発はクセになる感じです。キーボード面の剛性も高く、安定感もバッチリ。快適にタイピングできます。

 

なお、イルミネーションは単色仕様で、付属アプリにて好みのカラーに変更できます。アニメーションにも1種類のみではありますが、対応しています。

 

ちなみに、電源ボタン横に配置されたボタンでは、”ゲームモード・オフィスモード”2種類の動作モードに切り替えることができます。編集作業では、ゲームモードでしっかり性能を引き出してあげましょう。

動作モードは、LEDラインの点灯で判別できる親切仕様です。全点灯がゲームモード、半分点灯がオフィスモードとなっています。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプを採用しています。

 

完成度は高く、表面はさらさらしておりカーソル操作は非常にスムーズです。クリックボタンもとても反応がよく軽い力で操作でき、動作音も非常に静か。まさにストレスフリーですね。。

一体型だと押し込んでもなかなか反応しないケースがたまにあるのですが、しっかり造りこまれています。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 3050搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ampere”のRTX 3050を搭載。GTX 1650 Tiの後継となる、エントリークラスのGPUですが、前世代のミドルクラスに迫る性能にパワーアップ。フルHDでのゲーミングに対応できる性能となっています。

また、RTXシリーズということで、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。

Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がるので、とても便利ですね。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i7-11800Hを搭載しています。最新世代ではコア・スレッド数が増えているほか、シングル性能も向上しており、編集作業やゲーミングでより高いパフォーマンスを発揮します。

高性能のHシリーズということで、スタンダードクラスのCPUに比べ、性能はかなり高め。同じく第11世代の4コア8スレッドCPU・Core i7-1165G7と比較してみると、シングル性能はほぼ互角ですが、マルチ性能は約41%高く、まさに圧倒的です。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

グラフィック性能は、Core i7-1165G7の内蔵グラフィック”Iris Xe Graphics”の約3倍にもなり、特にゲーミング性能は雲泥の差です。

なお、RT性能については、Port Royalではスコア1000を下回っており、実用レベルにありません。DLSSでfpsを底上げできるのが強みですね

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal815
Time Spy
Extreme
233522133399
Time Spy506747827664
Night Raid350605452511598
Fire Strike
Ultra
29652847196311512
Fire Strike
Extreme
58616027190042612
Fire Strike1155612901198254800
Sky Diver33511423081667632071
Cloud Gate382468703912912
Ice Storm10510811383982867

 

PCMark 10

【PCMark 10】は、ブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的な用途での性能を測る定番ソフトです。

 

ブラウジングや各種編作業など、基本的なタスクを快適にこなせる目安はスコア3000以上となりますが、スコア6000台の非常に高いスコアをマーク。ブラウジングやオフィス作業などの軽作業から、動画・画像編集などのヘビーな作業も余裕でこなせる性能です。

なお、総合スコアで比較すると、Core i7-1165G7よりも約23%高いスコアとなっています。編集系のスコアがよく伸びており、最大46%もの差をつけ、負荷の高い場面で真価を発揮します。

 

動画エンコード

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。

 

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSV&NVENCでエンコードしています。なお、QSV&NVENCはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。RTX 3050では、超高速のNVENCを使うことができます。

 

H.264(フルHD)2Pass1PassNVENC/QSV
Core i7-11800H×RTX 305022:3511:352:19
Core i7-1165G738:4219:392:47

まず軽めのH.264ですが、CPU勝負のソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)では、コア・スレッド数の多いCore i7-11800Hが有利で、Core i7-1165G7よりも約41~42%早く変換を完了しています。

また、ハードウェアエンコードでも、NVENCがQSVよりも約17%早く変換を完了。QSVのパフォーマンスはかなり優秀ですが、NVENCではさらにその上を行きます。

 

H.265(フルHD)2Pass1PassNVENC/QSV
Core i7-11800H×RTX 305034:2317:562:41
Core i7-1165G71:01:3329:123:40

重量級のH.265ではまた違う傾向となり、ソフトウェアエンコードでの両者の差は約39~44%と、H.264とほぼ同じ。一方、ハードウェアエンコードでは、両者の差が約27%まで拡大します。

 

画像変換

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

 

 CR2→DNGCR2→JPEG
Core i7-11800H×RTX 30500:381:59
Core i7-1165G71:133:15

画像変換テストもCPU勝負ということで、Core i7がやはり有利。Core i7-1165G7に比べ、軽めのDNG変換では約48%、重量級のJPEG変換でも約39%早く変換を完了しています。

最大半分程度の時短効果を発揮するので、編集作業にはぜひおすすめ!

 

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高標準
フルHD131201614519666

新シーズンでもグラフィック負荷はあまり変わらない感じ。最高設定でスコア13000台をマークし、安定してプレイできます。

 

PSO2:NGS(PSO2 ニュージェネシス)

おなじみの国産アクションRPGゲームに、大型アップデートが登場。以前の軽いグラフィック負荷が一転、非常に重くなっており、快適に動かすには相応のスペックが必要です。スコア10000以上で平均60fpsを安定してをキープできます。

 設定6設定5設定4
フルHD685177249722

重量級のゲームということで、設定4に落としてもスコア10000に届かず。。このクラスだと力不足を感じるので、ワンランク上のRTX 3050 Tiは欲しいところですね。

 

BATTLEFIELD V(バトルフィールド V)

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD62(54)fps79(58)fps96(79)fps120(99)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

エントリークラスのGPUながら、最高設定で平均60fpsを超えるのは魅力的です。ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzなので、安定性重視なら、高設定に落としてプレイするのがおすすめ。

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

 最高
フルHD39(33)fps45(35)fps63(57)fps73(68)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

RTはとにかく重く、エントリーレベルでは、フルHDでもガッツリ設定を落とさないと、平均60fpsをクリアできません

 

DirectX 12+RT+DLSS

 最高
フルHD40(33)fps51(47)fps62(58)fps68(62)fps

RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 3050 TiではフルHD以上で動作します。

RTオンリーに比べ、高設定では約13%fpsが向上するものの、それ以外では上がったり下がったりとマチマチ。初期のDLSS&フルHDということで、あまり効果がない感じですね。

 

Call of Duty : Black Ops Cold War(コールオブデューティー ブラックオプス コールドウォー)

言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。

もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。

一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/ミディアム(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:マルチプレイ

 ウルトラミディアム
フルHD58(51)fps81(73)fps92(86)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

BATTLEFIELD Vに近い感じの結果ですが、ウルトラ設定では平均60fpsに届きません。ただ、DLSSを単体で有効にできるので、fpsを大きく底上げできます。

 

DLSS

 ウルトラミディアム
フルHD89(79)fps106(95)fps121(113)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

最新世代のDLSSということで、フルHDでも効果がしっかり出ており、fpsは最大53%も向上。ウルトラ設定で平均90fps近くまで伸び、安定感バツグンです。

 

RT

 ウルトラミディアム
フルHD35(31)fps37(29)fps50(40)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

負荷が低めのRTではありますが、いずれの設定でも平均60fpsに届かず。単体では厳しく、DLSSモードで底上げしましょう。

 

RT+DLSS

 ウルトラミディアム
フルHD56(50)fps61(55)fps72(63)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

DLSSがバッチリ効いており、fpsは最大約65%も向上。高設定では平均60fpsを超えてきます。ただ、FPSゲームなので、DLSSのみで安定感を高めるのがおすすめ。

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD188(164)fps194(183)fps205(198)fps217(201)fps239(220)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

FPSゲーム屈指の軽さということで、最高設定でもほぼ平均180fpsをマーク。申し分のないfpsの高さですが、ディスプレイが60Hz止まりなので、持て余し気味ではありますね

 

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低(fpsリミット解除)

  プレイモード:APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD108(92)fps154(124)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームもわりと軽めということで、最高品質でも平均100fpsをオーバーし、安定してプレイできます。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 最高
フルHD76(64)fps109(100)fps153(108)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

最高設定が意外に重く、平均70fps止まりですが、高設定では100fps以上をきっちりキープできます。なお、このゲームでもDLSSが単体で使うことができます。

 

DLSS

 最高
フルHD106(78)fps150(142)fps196(190)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

DLSSモードを有効にすると、最大39%もfpsが向上し、最高設定で平均100fps以上をキープできるようになります。高リフレッシュレートの外部ディスプレイで真価を発揮しますね。

 

RTモード

 最高
フルHD13(10)fps15(13)fps15(11)fps

RT設定はMAXにして測定しています。

負荷の高いRTモードですが、このゲームは”グローバルイルミネーション”容赦なく重く、平均10fps台と全く伸びません

 

RT+DLSSモード

 最高
フルHD27(22)fps28(24)fps28(24)fps

伸び幅は約2倍にもなりますが、いかんせん重すぎるので焼け石に水。RTX 3070クラスでようやく平均60fpsに届くかというレベルです。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは超大容量の1TB SSDを搭載しています。512GBの2倍にもなる容量の多さで、データを多く保存でき、ゲームもより多くインストールできます。もちろん、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用する徹底ぶり。

メーカーは速度で定評のあるサムスン製で、性能はやはり高め。シーケンシャル(連続データ)の読み書きはいずれも4ケタ、読み込みでは3000MB/sオーバーと爆速。また、ランダムも読み書きともにしっかり速度が出ており、編集用マシンにうってつけの性能です。

もちろん、OSの起動から、各種アプリの動作までサクサク動いて快適そのもの。ちなみに、HDDのカスタマイズはできないので、データを多く保存するなら、別途外付けHDDをつなぐか、クラウドストレージを活用しましょう。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

8コア16スレッドCPUながら、ピーク時でも60~70℃台の安定した温度をキープしています。HシリーズのCPUだと、80~90℃になるモデルもあるので、この温度の低さはとても魅力的ですね。

また、GPUも70℃台と、こちらも安定しています。トータルでは高い冷却性能を実現しており、夏場でも安心して使えます。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

50デシベルを超えるとノイズが気になるようになりますが、ピーク時で54.4デシベルと大きく超えています。ただ、高性能GPU搭載モデルということで、こればかりは致し方ないといったところ。ファンの回転音は豪快ですが、耳障りな甲高いノイズが控えめで、やかましさを感じさせないのは◎。

なお、最小時は46.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

据え置きメインのモデルですが、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:オフィスモード、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約2時間50分と、かなり短め。高性能マシンだと5時間未満がザラなので、ある意味標準的な時間ともいえます。電源のある環境で使いましょう。

 

便利機能いろいろ

付属アプリの内容が充実しており、ファンやキーボードのLEDの調整やシステムのモニタリングなど、各種設定がワンストップでできるようになっています。

 

そのほか、動作モードやファンの動作設定ができるほか、ディスプレイのカラーモードも用意され、使うシーンに応じて、好みのカラーに設定できます。

 

また、サウンドイコライザ”Sound Blaster CINEMA6+”を搭載。サラウンドをはじめ、イコライザー機能が充実しており、好みの音質に柔軟にカスタマイズ可能です。

ちなみにスピーカーの品質ですが、音の広がりは感じられるものの、中音~高音域メインで、重低音は弱め。グレード相応といったところで、ヘッドフォンやヘッドセットを使うのがおすすめ。

 

まとめ&関連モデル

Core i7-11800H×RTX 3050のパフォーマンスはとても驚異的ですね。一般ノートのCore i7を圧倒する性能の高さで、最大約半分の時短効果を実現。さらに、フルHDでゲームも楽しむこともでき、編集作業にゲームに大活躍の一台に仕上がっています。

モデルそのものの完成度も高く、金属パネルを採用したボディは、高色域ディスプレイやフルカラーキーボードを搭載。それでいて価格は14万円台~(16GBメモリ&512GB SSD搭載モデル)と安く、コスパ◎。

性能と価格のバランスに優れた編集用ノートとしておすすめです

 

予算重視の16GBメモリ&512GB SSD搭載モデルはこちら>>>raytrek R5-TA5 icon-external-link 

 

raytrek/レイトレック R5-TA6(32GB)

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア
■CPU:Core i7-11800H
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■価格:199,980円(税込)~

予算重視の16GBメモリ&512GB SSD搭載モデルはこちら>>>raytrek R5-TA6 icon-external-link 

RTX 3050よりも約60~70%性能が高い、RTX 3060を搭載した上位モデル。より性能にこだわるならおすすめ。

 

GALLERIA/ガレリア RL5C-R35T

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア 144Hz
■CPU:Core i5-11400H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3050 Ti
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■価格:149,980円(税込)~

ワンランク上のRTX 3050 Ti×高速の144Hzディスプレイを搭載したゲーミングモデル。ゲームメインならおすすめ。

 

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