New XPS 13 プラチナをレビュー サイズと薄さに磨きがかかった新・世界最小13インチノート

今回DELLの「New XPS 13 プラチナ(ローズゴールド)」をお借りしました。

世界最小の13.3インチノートパソコン【XPSシリーズ】がリニューアル。さらに小型化したボディに最新のインテル製CPUを搭載した、デルのプレミアムモデルをチェックしてみましょう。

スペック

New XPS 13
プラチナ
カラー ローズゴールド
サイズ W302×D199×H7.8~11.6mm
重量 約1.21Kg
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU インテル Core i7-8550U
(4コア8スレッド 1.8/最大4.0GHz)
メモリ 8GB(DDR3L-1866)
ストレージ 256GB SSD
グラフィクス UHD 620
ディスプレイ 13.3インチ、4K(3840×2160)、
グレア、IPSパネル、タッチ対応
インターフェース Thunderbolt 3×2
USB3.1 Type-C、microSDスロット
マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ ×
カメラ
スピーカー ステレオスピーカー
(Waves MaxxAudio Pro)
キーボード 日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Ver.?
保証 1年(最大4年)
価格 【クーポン利用】
209,980円(税別・送料込)~
178,483円(税別・送料込)~

付属品 ・各種マニュアル
・USB Type-A⇔Type-C変換アダプタ
・電源アダプタ(145g)
・電源ケーブル(100g)

※2018年6月10日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※クーポンは販売ページに記載してあります。

外観

世界最小の13.3インチノートパソコン

持ち運びと据え置きを両立するのに最適な13インチモデルですが、数あるモデルの中でもさらに小さいのがポイント。

そのサイズはA4ファイルではなく、A4用紙そのもの。デルお得意のフレームレスディスプレイを、ベゼル幅約4mmまで切り詰めることで、極限の小ささを実現しています。

厚さも最大11.6mmと非常に薄く、カバンへの収まりはバツグン。さらに重さもわずか1.21Kgと片手で持つことができるレベルなので、持ち運びもラクラクです。

ちなみに前XPS(W304×D200×H9~15mm)よりもさらに小さくなり、正真正銘の【世界最小の13.3インチノートパソコン】となりました。

見た目以上にタフ

ボディは軽量・剛性の高い素材のみで構成されており、スリムながら非常にタフ。

ボディそのものはアルミニウム合金製で、サンドブラスト加工が施されています。洗練されたルックスもさることながら、持った時のしっとりとした感触が心地良いですね。

キーボード面も一見プラスチック製に見えますが、グラスファイバーを使用しています。グラスファイバーは航空機の素材として使われるほどの強度を持つ優れもの。アルミボディとの相乗効果で持ち運びも安心です。

華やかなローズゴールド

前モデルにもローズゴールドのカラバリがありましたが、最新モデルではカラーを一新。

ゴールド寄りのカラーではなく、ローズを強調した淡いゴールドとなり、さらにペアカラーもブラックではなく、クリアなアルペン・ホワイトにすることで、明るく・華やかな印象になりました。

なお、最新のXPSシリーズでもプラチナシルバーのカラバリが用意されています。

最新規格オンリーのインターフェース

スリムボディということもあり、インターフェースは最小限のラインナップです。

USBは超高速転送や大容量給電、画像出力に対応したUSB 3.1 Type-Cの小型規格オンリーで、そのうち2つは、40Gbpsの超高速転送ができる「Thunderbolt 3」にも対応しています。

通常のType-A端子や映像出力専用端子は搭載していないので注意!USBは付属の変換アダプタで、映像出力はUSB端子でそれぞれカバーすることができます。ちょっと不便ですが、こればっかりは仕方ないですね。そのほか、地味ながらmicroSDスロットが付いています。

ディスプレイ&キーボード

4K&タッチ対応ディスプレイ

ディスプレイサイズは13.3インチで、フルHDの4倍の解像度を誇る、4Kディスプレイを搭載。文字や映像が非常に精彩で、その違いは一目瞭然。

sRBG100%の色域・400nitの高輝度・視野角と発色に優れたIPSパネルも相まって、絵にかいたような美しさを実現し、動画鑑賞にうってつけです。写真だと伝わりづらいのがもどかしい限り。

ちなみにタッチ対応ディスプレイなので、直接操作が可能です。スマホでも採用されている【Corning Gorilla Glass 4】でディスプレイがコーティングされており、スムーズな操作性を確保しつつ、傷や汚れがつきにくくなっています。

ただ、クラムシェルタイプだとタッチする場面はそうそうないですね。高品質で頑丈なディスプレイを搭載しているという点を押さえておけばOK。

パーフェクトな高品質キーボード

13インチのコンパクトボディなので、テンキーレスのキーボードを搭載しています。

縦6列で無理のない美しいキー配置となっています。下位モデルだと隣接キーを連結したり、キーサイズを圧縮したりと、けっこう無理している面がありますが、このモデルでは一切なし。プレミアムモデルとしてのこだわりを感じさせます。

上級モデルなだけあり、LEDバックライトを搭載。バリバリ光るのではなく、ふわっとした感じの上品な光り方です。ファンクションキーでON/OFFのみ切り替え可能で、操作しないまま一定時間が経過すると消灯するようになっています。

キーピッチもしっかり19mmの標準的な間隔が確保され、ゆとりがあります。またキーストロークはしっかりとした打鍵感を感じる深さで、タイピングは快適そのもの。キーボード面の剛性も高く、安定感はバッチリ!

さらにタッチパッドの操作性もバツグン。ツルツルした素材でカーソル操作が非常にスムーズです。クリックボタンの反応も良く、軽い操作で反応し、動作音も非常に静かなのも◎。ちなみに、キーボード面には凹凸状に加工がしてあります。

デルのノートはこれまで何台か触ってきましたが、もう格が違いますよね。さすがはプレミアムモデルといったところでしょうか。

Waves MaxxAudio Pro搭載

デルでは、サウンドエンジン「Waves MaxxAudio Pro」が全モデルに標準で搭載されています。

イコライザーやサラウンド機能など必要なものは一通り搭載されおり、ご覧の通りかんたんに調整することができます。本体搭載のスピーカーだと、どうしても迫力に欠けてしまいますが、外部スピーカーを用意してあげるとその真価を発揮します。

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

CINEBENCHは3Dグラフィックのレンダリングソフトで、CPUのシングル・マルチでの性能を測ることができます。

CPUは最新のインテル製第8世代CPU、Core i7-8550Uを搭載しています。前世代のCore i7は2コア・4スレッドでしたが、最新のCore i7は倍の4コア・8スレッドになり、大幅にパワーアップ。この通り、Core i7-7500Uよりも約38%も性能が高くなっています。

PCMark 8

PCMark8は動画再生やブラウジング、ビデオチャット、動画・画像編集など、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。

グラフを見るとわかりやすいですが、この通り現行の一般的なノートよりも高いスペックであることがわかります。重量級のクリエイティブテストでもスコアがよく伸びており、動画や画像編集にも強いことがわかります。やはり4コア8スレッドは伊達じゃないですね。

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・標準品質であれば6563(快適)をマークし、平均60fps以上で快適にプレイできます。内蔵GPUでありながら、フルHDで3Dゲームを楽しめるのは、なかなかに魅力的です。

PSO2

こちらは軽めのゲームです。エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

いずれも軽い「設定3」での結果となりますが、フルHDでスコア3719、HD(1280×720)でスコア4711となり、設定を落として何とか動くレベルです。

モンスターハンターフロンティアZ

こちらも軽いモンハンZのベンチマークスコアです。スコア6000で平均60fpsをキープできます。

結果はHD(1280×720)でもスコア5860とあと一歩及ばず。基本的にはドラクエくらいまで、それ以上はゲーミングノートの出番ですね。

FF14

毎度おなじみDirectX 11の重量系ベンチマークです。DirectX 11・フルHD・最高設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

結果はフルHD・標準品質でスコア2228(やや快適)、HD(1280×720)・標準品質でスコア3935(とても快適)とスコア7000には遠い結果に。いずれにせよ【動作困難】の判定にはならない点に、内蔵GPUのたしかな進化を感じます。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)と、重量級から軽量級まで、それぞれの条件で測定することができます。

内蔵GPUの性能指標として、参考までにどうぞ。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは256GB SSDのみ搭載しており、通常のSSDよりも4~5倍高速のNVMeタイプとなっています。実際測ってみると、シーケンシャルデータ(連続データ)の読み書きは爆速。さらにランダムデータの読み書きも速く、ポテンシャルがとても高いことがわかります。

もちろんブラウジングや各種アプリの動作もサクサク。シーケンシャルが速いので、大容量データの転送や大型のWindowsアップデートなどをより早く処理できるようになります。

温度

ドラクエ10実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

スリム筐体に4コア8スレッドCPを搭載しており、80℃台とゲーミングノートなみの高い温度になっています。ただ100℃までなら十分許容範囲内ですし、ブラウジングなどの軽作業時であれば30~40℃あたりなので、そこまで心配する必要もありません。

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。

条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:Dell推奨
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約4時間50分でした。見かけによらずバッテリーの持ちもなかなか、出先でも安心して使うことができます。

まとめ

さすがプレミアムのXPSシリーズ、世界最小はもちろん、性能・機能・デザインすべてハイレベルにまとまっており、文句のつけようがありません。妥協なき最高峰の13インチモデルを探している方にぜひおすすめしたい一台です。

ただそれなりに値が張るので、予算重視ということであれば、Core i5-8250U・フルHD・プラチナシルバーの【New XPS 13 プレミアム】がおすすめ。クーポン利用で14万円台から購入できます。

実際、Core i7-8550UとCore i5-8250Uとの性能差は約10%程度でそれほど差はありませんし、13インチでは4Kの超高解像度を持て余してしまいますからね。プレミアムでも十分すぎます

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