New Inspiron 15 3000 プレミアムをレビュー 高性能の第8世代Core i5を搭載した15インチベーシックノート

今回DELLの「New Inspiron 15 3000プレミアム」をお借りしました。

ベーシックラインのノートPC【Inspiron 3000シリーズ】の15インチモデルで、最新のインテル第8世代Core i5を搭載。さらにグラフィック機能にはRadeon 520を搭載することで、ワンランク上のベーシックモデルに仕上がっています。

さっそくチェックしていきましょう。

スペック

New Inspiron 15 3000
プレミアム
カラー ブラック/グレー
サイズ W380×D260.3×H23.65mm
重量 約2.13Kg
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU インテル Core i5-8250U
(4コア8スレッド 1.6/最大3.4GHz)
メモリ 8GB(DDR4-2400)
ストレージ 256GB SSD
グラフィクス Radeon 520(GDDR5 2GB)
ディスプレイ 15.6インチ、フルHD(1920×1080)、
ノングレア
インターフェース USB3.1 Gen.1 Type-A×2、
USB2.0、HDMI(1.4a)、
LANポート(ギガビット対応)、
マイク入力/ヘッドフォン出力、
SDスロット
光学ドライブ DVDドライブ
カメラ
スピーカー ステレオスピーカー
(Waves MaxxAudio Pro)
キーボード 日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1
保証 1年(最大4年)
価格 【クーポン利用】
87,980円(税別・送料込)~
74,783円(税別・送料込)~

付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプタ(230g)
・電源ケーブル(110g)

※2018年6月4日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※クーポンは販売ページに記載してあります。

外観

使う人を選ばないシンプルボディ

シンプルなプラスチック製のブラックボディーそれ以上の説明はいらないでしょう。「これぞノートパソコン」を地で行く落ち着いたデザインで、一種の安心感があり、使う人を選びません。

天板やキーボード面はツルツルではなく、ざらつき加工がされているのがポイント。独特のヒンヤリ感がないので、手になじみやすく、タイピングも快適そのもの。

ちなみに、ボディサイズや重さも一般的な15インチノートそのもので、据え置きで使うのが基本になります。

ポイントをおさえたインターフェース

15インチモデルということで、フル規格のインターフェースとなっています。

USBは大容量給電に対応したUSB3.1 Gen.1×2・USB 2.0×1の計3ポート。画像出力はHDMIで、その他光学式ドライブやLANポート、SDスロットも搭載しています。さすがにリバーシブルのType-Cポートはありませんが、ベーシックモデルなら十分すぎる内容です。

ディスプレイ&キーボード

フルHDディスプレイ

ディスプレイは標準的な15.6インチで、解像度は現在主流のフルHDです。従来このシリーズはHD(1366×768)の独壇場でしたが、新モデルではフルHDになりました。ベーシックモデルにフルHDということで、着実に進化しています。

ただ発色はコントラストが低く、淡白です。横から覗くと色むらがあり、TNパネルのような色合いです。次のキーボードもそうですが、上位の【Inspiron 5000 シリーズ】とはしっかり差別化されています。

ゆとりのあるフル規格キーボード

15インチモデルということで、縦6列・テンキー付きのフル規格キーボードです。

キー配置が教科書通りというか、非常に素直ですね。素直すぎて突っ込みどころがありません。強いて言うなら【Enter】周りがやや窮屈なくらいでしょうか。慣れればどうということはありません。

キーピッチもしっかり19mmの標準的な間隔となっており、ゆとりがあります。キーストロークはやや浅めですが、スカスカではなくそれなりに打鍵感があります。

ただちょっと剛性にかけるのがネック。ガワが薄いので、タイピングすると中央部分がたわみます。価格なりでしょうと言われればそれまでですが、もう少し剛性は欲しいですよね。同じ3000シリーズの11インチモデルはかなり頑丈なのでなおさら。

キーパッドはざらざらしたプラスチック製で、操作性・カーソルの追従性は普通です。一方、クリックボタンの操作性は良好で、軽い力で反応し、動作音も静かでグッド。

Waves MaxxAudio Pro搭載

デルでは、サウンドエンジン「Waves MaxxAudio Pro」が全モデルに標準で搭載されています。

イコライザーやサラウンド機能など必要なものは一通り搭載されおり、ご覧の通りかんたんに調整することができます。本体搭載のスピーカーだと、どうしても迫力に欠けてしまいますが、外部スピーカーを用意してあげるとその真価を発揮します。

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

第8世代Core i5×Radeon GPU

CPUは最新のインテル製第8世代CPU、Core i5-8250Uを搭載しています。前世代のCore i5は2コア・4スレッドでしたが、最新のCore i5は倍プッシュで4コア・8スレッドになり、約30~40%のパワーアップを実現しています。

このモデルでは内蔵GPU(UHD 620)だけではなく、AMD製のエントリーGPU【Radeon 520】を搭載し、軽い3Dゲームやかんたんな動画編集や画像編集に便利。

CINEBENCH

CINEBENCHは3Dグラフィックのレンダリングソフトで、CPUのシングル・マルチでの性能を測ることができます。前世代のCore i5-7200Uと、同じく最新のCore i7-8550U(4コア8スレッド)と比較してみました。

あくまでも一例ではありますが、前世代のCore i5-7200Uのほぼ2倍のスコアをマーク。そしてなんと、Core i7-8550Uよりもやや高いスコアをマークしました。

今回の実機テストではかなりスコアが伸びましたが、Core i7-8550Uとの違いは動作クロックとキャッシュ容量くらいなので、性能差が出づらいというのが実際のところ。

PCMark 8

PCMark8は動画再生やブラウジング、ビデオチャット、動画・画像編集など、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。参考までにCore i7-8550U(GPUはRadeon 530)と比較してみました。

グラフを見ると一目瞭然ですが、一般ノートPCよりもはるかに高い性能であることがわかります。ブラウジングやオフィス作業はもちろん、動画・画像編集など一般用途であればサクサクこなせる性能です。

ちなみに、Core i7-8550Uとはどっこいどっこいの性能ですね。こういってはなんですが、ここまで性能が上がるとCore i5でも十分です。。

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・最高品質のスコア6548(快適)をマーク。いくら軽いドラクエ10といえども、最高設定でプレイできるのは驚き。ポテンシャルの高さを感じます。

PSO2

こちらは軽めのゲームです。エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

さすがにドラクエと同じようにはいかず、HD(1280×720)・設定3でもスコア4363どまりで厳しいです。

モンスターハンターフロンティアZ

こちらも軽いモンハンZのベンチマークスコアです。スコア6000で平均60fpsをキープできます。

結果はHD(1280×720)でもスコア5382どまりで、PSO2と同じく厳しいです。ゲームならせいぜいドラクエ10までと考えましょう。

FF14

毎度おなじみDirectX 11の重量系ベンチマークです。DirectX 11・フルHD・最高設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

結果はフルHD・標準品質でスコア2808(やや快適)、HD(1280×720)・標準品質でスコア5541(とても快適)となり、プレイは厳しいですが、エントリーGPUにしては健闘しています。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)と、重量級から軽量級まで、それぞれの条件で測定することができます。

Radeon 520の性能指標として、参考までにどうぞ。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは256GB SSDのみのシンプルなシングルストレージ構成です。SSDは安定の東芝製で、超高速とはいきませんが、標準的な速度はしっかり出ています。ブラウジングやアプリの動作もサクサクで、とても快適。

温度

ドラクエ10実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

CPUは70℃台で、GPUは80℃前後と決して低くはありませんが、一般ノートPCの標準的な温度におさまっています。

バッテリー持続時間

持ち運ぶ機会はあまりないでしょうが、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。

条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:Dell推奨
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約4時間40分でした。バッテリーの持ちはおおよそ3~5時間あたりが相場なので、標準的な結果です。

まとめ

新しいCore i5の性能が想像以上に高く、Radeonグラフィックや高速のSSDも相まって、もはやベーシックモデルとは思えないほどの快適なモデルに仕上がっています。

ただ、ノートの要ともいえるキーボードの剛性がイマイチなのがどうしても気になりますね。このレベルの性能はそうそう陳腐化しないので、せっかく購入するのであればワンランク上の【New Inspiron 15 5000】がおすすめです。

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