今回マウスコンピュータ【mouse B5-R5】をお借りしました。
マウスコンピューターからAMDの第3世代6コアCPU・Ryzen 5 4500U搭載モデルが登場。ワンランク上の高い性能が魅力の、15インチスタンダードノートをチェックしてみましょう。
スペック
※2021年2月4日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
外観
高級感のあるデザイン
スタンダードモデルながら、意外と手が込んでいるのが特徴ですね。
ボディそのものはオーソドックスな樹脂製ですが、天板部分は金属パネルとなっています。
しかも、表面は美しいヘアライン仕上げという凝りようで、高級感を感じさせます。
洗練されたシルバーボディに、ヒンジ部分のブラックがアクセントとしてしっかり効いており、すっきりしたフォルムも相まって、引き締まった印象を受けますね。
ちなみに、キーボード面はやや青みがかったシルバーといった感じで、ちょっと不思議な色合いです。
約1.6kgのコンパクト&軽量ボディ
最近では15インチノートでも、コンパクト&軽量ボディがブームとなっていますが、このモデルも例外ではありません。
ディスプレイのベゼル(ふち)をスリム仕様にすることで、横幅と奥行きを圧縮し、従来の15インチモデルよりも一回り小さいサイズを実現しています。また、ベゼルが細いと見た目もスッキリし、スタイリッシュな感じになり、まさに一石二鳥。
そして重さですが、公称通りの1620gと、2kg前後が一般的な15インチノートにしては圧倒的な軽量ボディを実現しています。下手すると14インチモデルよりも軽いレベル。さすがに13インチなどのモバイルノートにはかないませんが、たまに持ち運ぶ分には十分使えます。
ポイントをおさえたインターフェース
USBは全4ポート搭載しており、規格はUSB3.1~2.0まで一通りそろっています。そのうち右側面のUSB3.0ポートは、小型&リバーシブルのType-C端子を採用しており、通常端子とあわせ、あらゆる周辺機器を接続できます。
なお、USB 3.1については特に規格についての記載がありません。オーソドックスなGen.1規格といったところでしょうか。
そのほか映像出力用のHDMIポート・LANポート・microSDスロットもしっかり装備。普段使うものは一通りそろっていますね。なお、光学ドライブは非搭載ですが、最近ではダウンロードやストリーミングのコンテンツが普及しており、USBメモリなどで替えもきくので、無くてもほぼ困ることはないです。
また、無線LANですが、Wi-Fi 6(802.11ax)に対応しているのもポイント。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、快適にインターネットを楽しむことができます。
なお、左サイドに4G LTEモジュールをカスタマイズできます。データ通信SIMさえあれば、いつでもどこでもネット環境を利用できます。フリーWiFiスポットを探す手間が省け、まさにストレスフリーですね。
SIMのサイズは標準SIMで、対応バンドは下記の通りとなっています。
- NTTドコモ:3G(バンド1/19)・LTE(バンド1/3/19/21/28)
- au:LTE(バンド1/18/26/28/41)
- ソフトバンク:3G(バンド1/8)・LTE(バンド1/3/8/28/41)
ディスプレイ&キーボード
発色の高いディスプレイ
ディスプレイサイズは標準的な15.6インチサイズで、解像度は現在主流のフルHDとなっています。HDよりも画素数が多い分だけ表示領域が広く、オフィス作業もはかどります。また、表面は非光沢のノングレアなので、自分の顔とにらめっこすることなく作業に集中できまるのもいいですね。
公式サイトでは具体的に記載していませんが、パネルの型番(LGD05E5)を調べてみると、IPSパネルとのこと。発色はとてもきれいで、コントラストも高め。メリハリのきいた美しい映像クオリティで、動画鑑賞にも最適です。
もちろん視野角も広いので、どの角度から見ても色むらはほとんどありません。なお、パネルの詳細は下記の通りで、輝度や色域はごくごく普通レベルですね。
心地よい打鍵感が魅力のキーボード
ワイドボディの15インチモデルということで、オーソドックスなテンキー付きキーボードを搭載しています。
キーはすべて独立しており、配置はクセがなくとても素直。キーピッチも約19mmとデスクトップキーボード並みのゆとりがあり、誤爆する心配はまずありません。テンキーが横4列だとなおよかったですね。
パッと見でわかるかもしれませんが、キーストロークは深め。反発感もしっかりあるので、打鍵感は上々です。なお、キーボード面の剛性は普通レベルですね。
完成度の高いタッチパッド
タッチパッドは、パッド部分とクリックボタンが一緒になった、オーソドックスな一体型タイプとなっています。
クリックボタンの完成度が高めで、やや押し込む必要があるものの、クリック音は静かで、しっかり反応します。また、建付けもしっかりしており、バタつかないのも◎。一体型ではクリックボタンの建て付けが悪いものもちらほらありますが、そんな心配は全くありません。
もちろん、パッド部分もしっかり造り込まれており、サラサラしたさわり心地でスムーズ&確実な操作ができます。
ベンチマーク
各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。
CINEBENCH
まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。


このモデルでは、AMDの6コアスタンダードCPU・Ryzen 5 4500Uを搭載しています。最新の4000シリーズは”ZEN2アーキテクチャ”を採用し、さらにコア数を増やすことにより、大幅なパワーアップを実現しています。実際にマルチスコアは、1000cbの大台をマーク。一般ノート用のCPUとしては驚異的な性能です。
なお、上位モデル(B5-i7)では、インテルの第10世代4コア8スレッドCPU・Core i7-1065G7を搭載しています。参考までに比較してみると、シングル性能はほぼ互角ですが、マルチ性能は約33%もRyzen 5が上回っています。
スタンダートCPUにもかかわらず、ハイスペックCPUよりも高いパフォーマンスを発揮しており、かなりおいしいですね。
3DMARK
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)それぞれの条件で測定することができます。
このCPUは、高性能のグラフィック・Radeon Graphicsを内蔵しているのがポイント。その性能はCore i7-1065G7の内蔵グラフィック・Intel Iris Plus Graphicsとほぼ互角となっており、各種編集作業がよりはかどります。
総合スコア | Graphics Score | CPU/Physics Score | Combined Score | |
Time Spy | 712 | 624 | 3606 | ー |
Fire Strike | 1803 | 2033 | 11926 | 578 |
Night Raid | 8069 | 7953 | 8801 | ー |
Sky Diver | 6924 | 6569 | 10661 | 6182 |
Cloud Gate | 12181 | 14694 | 7620 | ー |
Ice Storm | 88761 | 99741 | 64074 | ー |
PCMark 10
【PCMark 10】は、ブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的な用途での性能を測るソフトです。
動画や画像編集用途でも使うのであればスコア3000がボーダーとなりますが、余裕で超えており、スコア4000の大台をマークしています。
なお、Core i7-1065G7とはほとんど同じスコアとなっており、普段使いでは差がつきづらくなっています。
動画エンコード
【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。
エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・VCE/QSVでエンコードしています。なお、VCE/QSVはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。VCEはAMD、QSVはインテルの名称です。
H.264(フルHD) | 2Pass | 1Pass | VCE/QSV |
Ryzen 5 4500U | 31:56 | 16:23 | 3:22 |
Core i7-1065G7 | 56:22 | 27:43 | 3:15 |
CPU性能が重要になるソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)では、Ryzen 5 4500Uが圧倒的に有利。Core i7-1065G7よりも約41~43%も早く変換を完了しています。
一方、ハードウェアエンコードでは、内蔵グラフィックの性能がほとんど同じということで、両者ほぼ互角となっています。
H.265(フルHD) | 2Pass | 1Pass | VCE/QSV |
Ryzen 5 4500U | 48:44 | 23:59 | 3:37 |
Core i7-1065G7 | 1:15:53 | 39:34 | 3:41 |
重量級のH.265でも同じような傾向で、ソフトウェアエンコードではRyzen 5が有利。Core i7に対し約36~39%早く変換を完了しています。また、ハードウェアエンコードではほぼ互角というのも変わりません。
画像変換
【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。
JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。
CR2→DNG | CR2→JPEG | |
Ryzen 5 4500U | 1:26 | 4:05 |
Core i7-1065G7 | 1:14 | 3:49 |
動画変換ではRyzen 5が有利でしたが、画像変換では一転し、Core i7が有利になります。軽めのDNG変換では、約14%、重量級のJPEG変換では約7%早く変換を完了します。
以上をまとめてみると、おおむねRyzen 5の方が高いパフォーマンスを発揮し、Core i7が上回る場面があっても大差はつかず、基本的にはRyzen 5がおすすめです。
ドラクエ10
グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。
最高品質 | 標準品質 | 低品質 | |
フルHD | 4970 | 7028 | 7669 |
高性能の内蔵グラフィック・Radeon Graphicsがセールスポイントですが、スコアの伸びがイマイチで、フルHDでは標準品質でスコア5500以上をマークします。インテルの内蔵グラフィック・UHD Graphicsよりもやや上回る程度と、物足りない感じですね。
FF14
おなじみの重量級ベンチマークです。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。
最高品質 | 高品質 | 標準品質 | |
HD | 2766 | 3542 | 4312 |
フルHD | 1465 | 1932 | 2409 |
こちらもUHD Graphicsよりも、やや上回る程度ですね。ただ、このクラスともなると、内蔵グラフィックレベルでは、全く歯が立ちません。オンラインゲームなら最低でもGTX 1650クラスは欲しいところ。
おまけで、軽めのFPSゲームを2つチェックしてみましょう。
VALORANT(ヴァロラント)
”リーグ・オブ・レジェンド”でおなじみの、ライオットゲームが手掛けるFPSゲームですね。内容はオーバーウォッチとCS:GOをミックスした感じ。カジュアルなグラフィックはもちろん、多彩なスキルを持つエージェント(現在では11人)を操り、5対5で戦うスタイルは、オーバーウォッチをほうふつとさせます。
ルールはFPSでよくみられる”爆弾設置ルール”を採用しています。爆弾を設置する側と阻止する側に分かれ、設置側は、爆弾を設置し爆発させれば勝利。阻止する側は、設置されないか、解除すれば勝利となります。最大25ラウンド、攻防は12ラウンドごとに切り替わり、13ラウンドを先取した側が勝ちとなります。
また、CS:GOを意識した”購入システム”を実装しており、ラウンド報酬の資金をもとに、ラウンドのインターバルで武器・防具・スキルを購入することができます。味方の装備や資金はチェックできるので、コミュニケーションをとりつつ、状況に応じて装備を調達するのが勝利へのカギとなます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:高/中/低(アンチエイリアス”FXAA”、異方性フィルタリング”16x”)
プレイモード:アンレート
高 | 中 | 低 | |
フルHD | 73(62)fps | 84(75)fps | 94(82)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
FPSゲーム屈指の軽さとなっており、フルHDでも高設定で平均60fps以上をラクラクキープできます。
Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。
内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)
プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)
最高 | 超高 | 高 | 中 | 低 | |
HD | 46(40)fps | 48(43)fps | 52(47)fps | 58(52)fps | 74(68)fps |
フルHD | 25(23)fps | 26(23)fps | 29(26)fps | 33(30)fps | 41(37)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
こちらも軽めのゲームではありますが、ほぼ平均60fpsを下回っています。パフォーマンスはイマイチですが、そもそも内蔵グラフィックでオンラインゲームは、まだまだ壁が高いですね。
CrystalDiskMark
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。
このモデルは256GB SSDのみ搭載したシングルストレージ仕様です。メーカーはKINGSTON製で、SATAⅢ規格のオーソドックスなSSDとなっています。メーカーはADATAで、コスパに優れたメインストリームモデル・SU800シリーズとなります。
肝心の速度ですが、シーケンシャル・ランダムともに読み書きムラなく速度が出ています。SATAⅢ規格としては十分な速度が出ていますね。実際の動作ですが、Windowsの起動はとても早く、ブラウジングや各種アプリの動作もサクサクで快適そのもの。
温度
FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。
4コア8スレッドのハイスペックCPUですが、ピーク時でも60℃台と安定した温度に落ち着いています。冷却性能はとても高く、夏場でも安心して使えます。
動作音
FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ


50デシベルが一つの区切りとなりますが、ピーク時でも52.2デシベルと上回っています。ファンの動作音は大きめですが、耳障りな甲高いノイズがほとんどなく、そこまでうるさく感じないのはいいですね。
ちなみに最小時では46.7デシベルとありますが、アイドルなのでほぼ無音です。
バッテリー持続時間
「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。
- 電源設定:バランス、オフィスモード(標準)、より良いバッテリー
- バックライト:40%
- 10秒ごとにキー入力
- 1分ごとに無線LAN経由でネット接続
結果は約8時間10分と、ほぼ公称値通りとなっています。5時間を軽く超え、15インチのスタンダードモデルでは十分なバッテリーの持ちですね。電源のない環境でも安心です。
便利なユーティリティー機能
一般のノートながらハード面だけでなく、ソフトも充実しています。
PCの設定ツールとして”Control Center”が用意されています。
シーンに応じてディスプレイのモードを変更できるのはもちろん、パフォーマンス設定や動作モードまでワンタッチで設定できる優れものです。
なお、サウンド設定のツールは特になし。スピーカーの音質ですが、中音メインでサラウンド効果もそこそこ。標準的な内蔵スピーカーといったところですね。
おすすめカスタマイズ
動画や画像編集でも使うならメモリやSSDの容量を増やすのがおすすめ。なお、画像編集ではNVMeタイプのSSDにカスタマイズすると、変換時間がより早くなります。
メモリ
・16GB メモリ [ 16GB×1 ( PC4-21300 / DDR4-2666 ) ]
SSD
・512GB SSD ( M.2 SATA3 接続 )
・256GB NVM Express SSD ( M.2 PCI Express 接続 )
・512GB NVM Express SSD ( M.2 PCI Express 接続 )
⇒NVMeタイプは通常のSSDよりも4~5倍速く、画像編集の機会が多い方におすすめ。とことん速度にこだわるならサムスン製のものありますが、割高なのがネック。
SSDまたはHDD
・1TB HDD
・2TB HDD
⇒HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、アプリは高速のSSDに、かさばるデータはHDDに保存する使い分けができ、より便利になります。編集機会の多い方におすすめ。
モバイルネットワーク
・LTE通信モジュール(内蔵) ※別途SIMをご用意いただく必要があります
まとめ&関連モデル
スタンダードモデルながら、天板が金属パネルとなっており、ワンランク上の高級感を実現。また、ミドルクラスCPUにもかかわらず、Core i7-1065G7を凌ぐ高いパフォーマンスを発揮する、Ryzen 5 4500Uの性能も非常に魅力的で、トータルでの完成度がとても高くなっています。
価格は7万円台後半と安く、充実したサポート込みで考えると、コスパも良好。価格の安さだけでなく、サポートも重視する方におすすめの15インチノートです。
m-Book B5-i5
【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア
■CPU:Core i5-1035G1
■メモリ:8GB(DDR4-2666)
■グラフィック:UHD Graphics(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB
■価格:74,800円(税込)~
インテルの第10世代4コア8スレッドCPU・Core i5-1035G1を搭載した、スタンダードモデル。性能よりも予算を重視する方におすすめ。なお、天板はオーソドックスな樹脂製となっています。
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