富士通 LIFEBOOK AHシリーズ WA2/C2をレビュー ONKYO製スピーカー搭載!クオリティにこだわったワンランク上の15インチノート

今回富士通の「LIFEBOOK AHシリーズ WA2/C2」をお借りしました。

デザインから機能にいたるまで高いクオリティを誇る、15インチのスタンダードモデルをチェックしてみましょう。

スペック

LIFEBOOK AHシリーズ
WA2/C2
カラー ブライトブラック
サイズ W361×D244×H27.1mm
重量 約2.3Kg
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU インテル Core i3-7020U
(2コア4スレッド 2.3GHz)
メモリ 8GB(DDR4 SDRAM PC4-17000)
ストレージ 256GB SSD+1TB HDD
グラフィクス HD 620(CPU内蔵)
ディスプレイ 15.6インチ、フルHD、
スーパーファイン液晶
インターフェース USB3.1 Gen.1 Type-C、
USB3.0 Type-A×2、
USB2.0 Type-A、
HDMI、SDスロット、LANポート、
マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
カメラ HD Webカメラ
(有効画素数約92万画素)
キーボード 日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1
保証 3年(最大5年)
価格 【クーポン利用】
172,848円(税・送料込)~
134,821円(税・送料込)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプタ(228g)
・電源ケーブル(51g)

※2018年10月19日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

外観

安心感のある上質ボディ

どっしりした重厚フォルムが印象的なボディで、ぱっと見安心感があります。

ボディカラーはブラックですが、ベタな感じではなく、グロスがかったざらつきのある模様で高級感があり、「ブライトブラック」のカラー名にふさわしい上質な色合いに仕上がっています。

また、外観もさることながら、底面はレザー調のテクスチャーでカバーするこだわりよう。手になじむ優しいさわり心地で、見てよし触ってよしの完成度の高さが魅力です。一種のインテリアといってもいいでしょう。

最近の15インチノートはシンプルなモデルが多いので、この丁寧な造りこみはかなり新鮮!

4色のカラバリ

カラバリが多いのもポイントで、ブライトブラックのほか、深みのあるメタリックブルー、清潔感のあるプレミアムホワイト、色鮮やかなガーネットレッドの計4色が用意されています。定番カラーはしっかり押さえており、好みのカラーが見つかるはず。

ちなみに、メタリックブルーはCore i7にカスタマイズしたときのみ選択でき、シャンパンゴールドはカタログモデル(AH45/C2)のみ設定されている点に注意!

リフトアップヒンジ採用

機能面もしっかり考えられており、【リフトアップヒンジ】を搭載しています。リフトアップヒンジとは画面を開いたときに、ボディがせり上がるギミックのこと。

適度な傾斜ができるためタイピングしやすくなるほか、接地面とパソコンの間にすき間が空くことで、給排気がスムーズになり、冷却能力もアップします。下にノートPCクーラーを置いているようなもので、熱い夏場でも安心。

ONKYO製スピーカー搭載

スピーカー音響機器の老舗メーカー【ONKYO】と共同開発したものを搭載。配置もよく考えられており、キーボード面の奥に設置することで、底面配置よりもクリアなサウンドを楽しめるようになっています。

肝心の音質ですが、これがなかなかグッド。中~高音寄りの締まりのあるサウンドで、重みがあります。ノートにありがちな軽さなく、違いが一発でわかるレベルです。ノートでこのクオリティは正直驚きました。。

迫力のあるサウンドを再現できる【WAVES MaxxAudio】を標準搭載しており、相乗効果はバツグン!各種プリセットやイコライザーで自分好みのサウンドに調節することもできます。

ちなみにヘッドホン端子はハイレゾ音源に対応し、音質を劣化させることなく出力可能です。対応したヘッドホンとコンテンツさえあれば、よりリアルなサウンドを楽しむことができます。

充実したインターフェース

15インチらしく、インターフェースはフルラインナップです。

USBはUSB3.1・USB3.0・USB2.0の計4ポート搭載。大容量給電に対応したUSB3.1ポートのみ、小型&リバーシブルのType-C端子となっています。まさにオールスターで、様々な周辺機器に対応できます。

そのほか光学ドライブやLANポート、さらにSDスロットも搭載しています。画像出力端子は現在主流のHDMIとなっており、申し分のない充実ぶりで15インチの貫禄じゅうぶんですね。

ディスプレイ&キーボード

華やかなフルHDディスプレイ

ディスプレイは標準的な15.6インチで、解像度は現在主流のフルHDとなっています。ディスプレイのベゼル(ふち)が約7.8mmのスリム仕様で、スタイリッシュな感じです。

パネルは、【広視野角 TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶)】とのこと。実際の画質は、コントラストが高く発色に優れており、とても鮮やか。グレアパネルでよりいっそう美しいクオリティに仕上がっており、映画鑑賞なども思う存分楽しむことができます。

横から見ると明るさにムラがあるのがネックですが、横からのぞき込んで使うことはまずないので、あまり気にする必要はありません。

完成度の高いキーボード

15インチということで、縦6列・テンキー付きのフル規格キーボードとなっています。各キーは独立したアイソレーションタイプで、誤爆の心配はありません。

キー配置はこの通り、クセが無く非常に素直。また、横幅いっぱいに使うことで、キーピッチは約18.4mmとデスクトップキーボード並みのゆとりを確保しています。

特筆すべきはキーストロークで、なんと約2.5mm!ノートにしては破格の深さで、しっかりした打鍵感を楽しみつつ、快適にタイピングできます。重厚ボディということもあり、キーボード面の剛性が非常に高いのもグッド。

滑らかなタッチパッド

一見普通のタッチパッドですが、サラサラで滑らかな操作感で、スムーズなカーソル操作が可能です。

また、クリックボタンはよくある一体型ではなく分離型となっており、確実にクリックできてストレスフリーです。軽い力で反応し、動作音も静かなので、とても快適です。

入力デバイスはよく使うだけに、この完成度の高さは嬉しいですね。

充実した付属アプリ

国内メーカーモデルらしく、各種アプリが充実しています。

インストールされているアプリは有名どころばかり。動画・画像編集や再生アプリは大御所のCorel製で、Power DirectorやPaintShop Pro、Win DVDなどがインストールされています。まさに万全のラインナップといえるでしょう。

ちなみに、AIアシスタントの【ふくまろ】にも対応しています。呼びかけると音楽や動画の再生をしてくれたり、Siriのようにちょっとした会話や質問にも答えてくれます。

さらに、オプションのIRコマンダーを使えば、呼びかけで家電の操作ができるほか、スマホアプリと連動すれば、外出先からも操作できるようになります。詳しくはこちら icon-external-linkをチェック!

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみましょう。

CINEBENCH

CINEBENCHは3Dグラフィックのレンダリングソフトで、CPUのシングル・マルチでの性能を測ることができます。

このモデルではベーシックCPUのインテルCore i3-7020Uを搭載しています。参考までに、ワンランク下のエントリーモデルで搭載されることが多いCeleron N3450と比較してみると、マルチコアで約42%と大幅な差がついています

PCMark 8

PCMark8は動画再生やブラウジング、ビデオチャット、画像編集など、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。

実用面では最大80%の性能差がついています。グラフを見るとわかりやすいですが、Core i3が現行の標準ノートPCとほぼ同程度の性能であるのに対し、Celeronは数年前の一般ノートPCよりも下のレベルです。

実際の使用感でいうと、Celeronではアプリやブラウジングなど基本的なタスクであってももたつくのに対し、Core i3はサクサク動かせる感じでとても快適。ベースラインとして最低でもCore i3は選びたいところですね。

あわせて上記のテストを一元化した【PCMark10】のスコアもチェックしてみましょう。動画や画像編集用途でも使うのであればスコア3000がボーダーとなりますが、スコア2482と3000に届かず

Core i3はあくまでも基本的なタスクを快適にこなせるCPUと考えましょう。

ドラクエ10

3Dゲームのベンチマークもチェックしてみましょう。軽めのゲームから順にチェックしていきます。

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープし、滑らかにゲームを楽しめます。

フルHDはさすがに厳しいものの、HD(1280×720)であれば最高品質でプレイできます。さすがドラクエ10、やはり軽い。

PSO2

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

HD(1280×720)・設定3でもスコア4587とギリギリ動かせるレベルです。HDでこのスコアなので、3Dゲームに関してはよくてドラクエレベルですね。

モンスターハンターフロンティアZ

こちらも軽めのゲームとなっており、スコア6000で平均60fpsをキープできますが、HD(1280×720)でもスコア3441とよくカクつきます。

ドラゴンズドグマ オンライン

上二つに比べるとやや重めのゲームです。スコア7000以上で【とても快適】となり、スコア5800以上で平均60fpsをキープできます。

結果はHD(1280×720)・低品質でもスコア2983(普通)とスコアは全く伸びません。

FF14

毎度おなじみDirectX 11の重量系ベンチマークです。DirectX 11・フルHD・最高設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

HD(1280×720)・標準品質でスコア2943(やや快適)をマーク。動かせるだけでもよくやったという感じですね。

3DMARK

【3DMARK】は、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)と、重量級から軽量級まで、それぞれの条件で測定することができます。

内蔵グラフィックの性能指標として、参考までにどうぞ。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは256GB SSD+1TB HDDのデュアルストレージ構成となっています。ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに入れる使い分けができ、とても便利。

SSDはコスパの高いストレージでおなじみSanDisk製のスタンダードモデルです。肝心の速度は、シーケンシャル(連続データ)の読み書きが速い!ランダムも標準的な速度が出ており、なかなか魅力的なSSDですね。

ともあれ、OSの起動やゲームの読み込みが早く、ブラウジングなどもサクサクでとても快適。標準構成では500GB HDDがデフォルトですが、SSDを追加すれば世界が変わります。

温度

ドラクエ10実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

CPUはピーク時でも50℃台でとてもよく冷えています。ストレージも30℃に届かずこちらも上々の冷え具合。熱くなりがちなノートPCですが、冷却性能はバツグンです。

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

55デシベルを超えるとノイズが気になるのですが、ピーク時でも53.3デシベルに収まっています。ファンは高速回転しており、風切り音はそれなりにしますが、十分許容範囲内のレベルですね。

なお、最小時は45.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。

条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:バランス、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約7時間30分でした。45Whバッテリを搭載しているだけありよく持ち、電源のない環境でも安心して使えます。

おすすめカスタマイズ

このモデルは【カスタムメイドモデル】ということで、自分の好みのスペックに変更(カスタマイズ)できます。標準構成は下記の通りで、おすすめカスタマイズをチェックしてみましょう。

標準構成

Core i3-7020U/4GBメモリ/500GB HDD

icon-yen 価格:【クーポン利用】128,088円(税・送料込)~99,908円(税・送料込)~

Core i7にカスタマイズすると特別仕様に

Core i7にカスタマイズすると、キートップはボディーと同色のコーディネートで、キーの側面は透明なアクセントがきらりと輝く、美しいプリズムクリアキーを搭載したキーボードに変更されます。

Core i5・i3を選択するとこの通り、ブラックの一般的なキーボードとなります。

さらにCore i7にカスタマイズすると、メタリックブルーを選択できるようになります。顔認証対応カメラを搭載し、OS標準機能のWindows Helloでかんたんにログインできる優れモノ。煩わしいパスワード入力の手間は一切ありません。

さらに、ディスプレイは高発色の【高輝度、高色純度、広視野角液晶】に変更されます。

カスタマイズ詳細

 CPU
・Intel Core i5-8250U
・Intel Core i7-8550U
ブラウジングやオフィス作業程度なら、2コア4スレッドのCore i3で十分。動画や画像編集もやるのであれば、Core i5がおすすめ。ちなみに、Core i5とCore i7の性能差は約10%程度なので、特別仕様にこだわりが無ければCore i7にする必要はありません。

 メモリ
・8GB (4GB×2) [デュアルチャネル対応] →基本4GBでもOKですが、ブラウジング+アプリの複数起動ならメモリは8GBあると安心。動画・画像編集を本格的にやるのであれば16GBは欲しいところ。

 ストレージ
・約128GB SSD + 約1TB HDD
・約256GB SSD + 約1TB HDD
→HDDのみでも十分実用的ですが、快適性を求めるのであればやはりSSDは欲しいですね。

 カラー
・ブライトブラック
・プレミアムホワイト
・メタリックブルー(Core i7選択時のみ)
デフォルトはガーネットレッドなので、見落としに注意!

まとめ

美しいカラーリングや底面のテクスチャ処理など、ボディの質感の高さが魅力的なモデルです。インテリアにもなじむ美しさで、ワンランク上の15インチノートとしておススメ。

外観もさることながら、キーボードやスピーカーの品質も高く、性能面も申し分なし。また、標準で3年保証がついており、長期間安心して使えるのもいいですね。

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