DELL Inspiron 15 5000 プラチナ[5515]をレビュー 高品質&高コスパ!Ryzen 5000シリーズを搭載した15インチスタンダードノート

今回デルの【Inspiron 15 5000 プラチナ[5515]】をお借りしました。

高性能のRyzen 5000シリーズ搭載!高いクオリティとコスパの高さを両立した、15インチスタンダートをチェックしてみましょう。

 

スペック

 DELL Inspiron 15 5000 プラチナ[5515] 大容量メモリー搭載
カラープラチナシルバー・ミストブルー
サイズW356.06×D228.9×H14.6~17.99mm
重量約1.643kg(実測1658g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPURyzen 7 5700U
・8コア16スレッド
・定格1.8/最大4.3GHz
メモリ16GB(8GB×2、DDR4-2666)
ストレージ512GB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRadeon Graphics(CPU内蔵)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD、ノングレア、IPSパネル
インターフェースUSB 3.1 Gen.1 Type-A×2、USB 3.1 Gen.1 Type-C、HDMI 1.4b、マイク入力/ヘッドフォン出力、SDスロット
光学ドライブ×
カメラHD Webカメラ(720p)
スピーカーステレオスピーカー(Waves MaxxAudio Pro)
キーボードバックライト付き日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
保証1年(最大4年)
価格【クーポン利用】121,270円91,690円(税・送料込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(226g)
・電源ケーブル(115g)

※2021年10月7日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

洗練されたアルミボディ

スタンダードモデルにしてはクオリティが高く、天板の素材にアルミニウムを使用しています。

 

表面は非光沢の梨地加工が施され、落ち着きのある美しい仕上がりとなっています。

 

また、金属の高い質感も相まって、触り心地も上々。しっとりと手になじむ上品な感触は、高級感を感じさせます。

 

デザインはデルらしくとてもシンプルで、装飾は天板のロゴのみ。ラウンド加工を取り入れた美しいプレーンボディにより、機能美も兼ね備えています

排気口はキーボードの奥側、ヒンジ部分に設置されており、目立たないようカモフラージュされているのもいいですね。

 

コンパクト&軽量ボディ

最近では15インチノートでも、コンパクト&軽量ボディがブームとなっていますが、このモデルも例外ではありません。

 

この通り、ディスプレイのベゼル(ふち)をスリム仕様にすることで、横幅を圧縮。従来モデルから、さらにベゼルの幅が狭くなり、よりコンパクトに進化しています。

厚さも最厚部で17.99mmと、2cm以下のスリムボディとなっており、スリムベゼルも相まって、とてもスタイリッシュですね。

 

そして重さですが、アルミパネルを採用しているにも関わらず、実測1658gとかなり軽くなっています。いまだに2㎏台のモデルがあることを考えると、とんでもなく軽いですね。

ただ、さすがに1.5kgを大きくオーバーしているため、モバイルノートのように使うのはおすすめしません。

 

リフトアップヒンジ搭載

機能面もしっかり考えられており、”リフトアップヒンジ”を搭載しています。リフトアップヒンジとは画面を開いたときに、ボディがせり上がるギミックのこと。

 

適度な傾斜ができるためタイピングしやすくなるほか、接地面とパソコンの間にすき間が空くことで、給排気がスムーズになり、冷却能力もアップします。下にノートPCクーラーを置いているようなもので、熱い夏場でも安心。

ヒンジ部分が大きく造られているので、少しの傾きでもリフトアップするのはグッドです。

 

スタンダードなインターフェース

光学ドライブは非搭載ながら、必要なものは一通りそろっています。

 

USBは大容量給電に対応した、USB3.1 Gen.1を3基搭載。決して多くはありませんが、3つもあれば周辺機器の接続にはまず困りません。

なお、左サイドには、小型&リバーシブルのType-Cポートを装備しています。オーソドックスなType-Aポートも合わせて、様々な機器を接続できるのがポイント。

 

そのほかHDMIポートやLANポート、SDスロットも搭載し、普段使いで必要なものは一通りそろっています。まさに教科書通りといったところ。

 

安心のセキュリティ機能

スタンダードノートでは珍しく、カメラ部分にプライバシーシャッターを装備しています。使わないときはシャッターを閉めることで、不正アクセスなどからプライバシーを保護することができます。デバイス機能のON/OFFではなく、物理的にシャットアウトするのでとても安心ですね。

さらに、電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵。本人認証のため、ログインパスワードよりも安全。また、ログインの際わざわざパスワード入力することなく、とてもスムーズです。

 

ディスプレイ&キーボード

IPSパネル搭載

ディスプレイはオーソドックスな15.6インチサイズですね。13・14インチよりも一回り大きく、だいぶゆとりがあります。据え置きならまずおすすめです

なお、解像度はオーソドックスななフルHDとなっています。HDよりも画素数が多く、美しい映像描写ができるのはもちろん、表示領域も広く、オフィス作業もはかどります。

 

パネルは、前モデルに続きIPSパネルを搭載。

高コントラスト・高発色・高視野角の3点を兼ね備えており、美しい映像を描写することができます。動画鑑賞などエンタメ用途にも最適なクオリティです。

 

高視野角なので、この通り横から見ても色むらがほとんどありません。

 

完成度の高いキーボード

横幅の広い15インチモデルということで、テンキーを搭載したフル規格キーボードとなっています。キーボード面のカラーはタイタングレーで、渋めの印象を受けますね。

 

一部キーが連結したデル仕様ですが、各キーは大きめに造られ、極端に小さいキーはありません。配置そのものもは素直で、テンキー部分に電卓ボタンを装備する親切仕様となっているのは、ポイントが高いですね。

 

キーピッチも約19mmとデスクトップキーボード並みの間隔が確保されており、だいぶゆとりがあります。これなら誤爆することもないでしょう。

気を付けるとしたら、右上の電源ボタンでしょうか。配置的に誤って押してしまいそうなのがネックすが、ほかのボタンよりも固めになっており、普通にタイピングしたくらいでは反応しないので、そこまで心配する必要はありません。

 

キーストロークは浅すぎず深すぎず、標準的な深さです。適度に反発もあるので、打鍵感を楽しみつつ、快適にタイピングできます。なお、剛性は普通レベルです。

もちろん、トレンドの白色LEDをバッチリ内蔵しています。見た目が華やかになるだけでなく、薄暗い場所でタイピングしやすくなり、とても便利。ふわっとした上品な光り方もグッドですね。

なお、LEDは2段階の明るさに設定でき、もちろんOFFにも設定可能。LEDが苦手という方でも安心です。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンとパッドが一緒になった、オーソドックスな一体型のタイプです。

 

表面はサラサラした材質で、カーソル操作は非常にスムーズ。クリックボタンの完成度がなかなかよく、軽い力で”カチカチ”と小気味よく反応し、建付けもしっかりしているので非常に静か

一体型だとしっかり押し込まないと反応せず、動作音もうるさい…なんてケースをちらほら見かけますが、そんな心配は全くありません。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト「CINEBENCH」で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、AMDの第5世代8コア16スレッドAPU・Ryzen 7 5700Uを搭載しています。前世代と同じ”ZEN 2”アーキテクチャを踏襲しおり、マルチスレッド化することで、さらにパワーアップしているのがポイント。インテル製CPUを圧倒する高いパフォーマンスを発揮します。

参考までに、下位モデルに搭載されている6コア12スレッドのRyzen 5 5500Uと比較してみると、シングル性能は約7%、マルチ性能は約25%高くなっており、コア・スレッド数の差がきっちり出ています。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)それぞれの条件で測定することができます。

 

このCPUは、高性能のグラフィック・Radeon Graphicsを内蔵しています。とてもよくスコアが伸びてていますが、インテルの高性能内蔵グラフィック・Iris Xe Graphicsに比べ、スコアはワンランク落ちてしまいます。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Time Spy128811316057
Fire Strike32433546190341124
Night Raid
13656146419887
Sky Diver12013117041535910647
Cloud Gate212622576013197
Ice Storm10004312258660868

 

PCMark 10

【PCMark 10】はブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。

 

動画や画像編集用途でも使うのであればスコア3000がボーダーとなりますが、余裕で超えており、スコア5000オーバーのゲーミングノートにも匹敵する高いスコアをマークしています

なお、Ryzen 5 5500Uとの差は、総合スコアで約4%程度にとどまり、普段使いならRyzen 5でも十分すぎる性能です。

 

動画エンコード

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・VCE/QSVでエンコードしています。なお、VCE/QSVはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。VCEはAMD、QSVはインテルの名称です。

 

H.2642Pass1PassVCE/QSV
Ryzen 7 5700U24:2112:343:17
Ryzen 5 5500U27:0714:033:11

CPU性能が重要になるソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)では、やはりコア・スレッドの多いRyzen 7 5700Uが有利。Ryzen 5 5500Uより約10~11%早く変換を完了しています

一方、ハードウェアエンコードではほとんど差がつかず、せいぜい3%程度となっています。

 

H.2652Pass1PassVCE/QSV
Ryzen 7 5700U46:2023:132:53
Ryzen 5 5500U45:0522:172:59

重量級のH.265では、Ryzen 7 5700Uの性能がいまいち伸びず、約3~4%差ではありますが、Ryzen 5 5500Uにひっくり返されています。CPUの使用率は100%なところを見ると、処理そのものがうまくいっていない感じがしますね。

なお、ハードウェアエンコードでは、両差は変わらず約3%となり、ほぼ互角です。

 

画像変換

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

 

 CR2→DNGCR2→JPEG
Ryzen 7 5700U1:335:47
Ryzen 5 5500U1:324:58

画像変換もCPU勝負となりますが、ここでもRyzen 7 5700Uの性能が伸び悩んでいます。軽めのDNG変換ではほぼ互角、重量級のJPEG変換では、Ryzen 5 5500Uに約14%差をつけられています。

どうにも最適化不足といった印象で、Ryzen 5でも十分といった感じですね。

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

 最高品質標準品質低品質
フルHD88701127712373

Iris Xe Graphicsには及ばないものの、内蔵グラフィックにしては性能が高く、フルHD・最高品質でスコア8000台をマーク。超軽量級のゲームならフルHDでも楽しむことができます。

 

FF14(ファイナルファンタジー14 暁月の終焉)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア9000以上で【快適】&平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高品質高品質標準品質
HD490559827063
フルHD277936614508

重めのゲームなので、いずれの設定でもスコア9000オーバーならず。ただ、以前の内蔵グラフィックでは考えられないほどスコアが高く、だいぶ進化しています。

 

CrystalDiskMark

”CrystalDiskMark”は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは512GB SSDを搭載したシングルストレージ構成です。256GBのさらにその上を行く容量の多さで、動画や画像などかさばるデータ類も多めに保存することができます。もちろん、SSDは通常タイプよりも4~5倍速いNVMeタイプのSSDを採用し、メーカーはSK hynixとなっています。

その実力ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書き速度はいずれも4ケタをマークし、読み込みでは3000MB/sオーバーとまさに爆速!一方、ランダムは標準的な速度が出ており、トータルで見ると、中の上クラスといったところですね。

もちろん、OSの起動からブラウジング、各種アプリの動作にいたるまでサクサク動いて、とても快適です。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

ピーク時で、70℃前半と安定した温度をキープ。8コア16スレッドCPUでこの温度なら、冷却性能はとても優秀といえますね。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

50デシベルを超えるとノイズが気になるようになりますが、ピーク時で49.6デシベルと、ほぼ50デシベルきっかりをマーク。ファンの回転音は大きめですが、耳障りな甲高いノイズがほとんどなく、あまりうるさく感じないのはグッド。

ちなみに最小時では46.9デシベルとありますが、アイドルなのでほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:バランス、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約12時間10分と、まさかの10時間オーバー!スタンダードノートにしては驚異的なバッテリーの持ちで、電源のない環境でも安心して使えます。

 

充実したユーティリティー機能

毎度おなじみのサウンドエンジン”Waves MaxxAudio Pro”が標準で搭載されています。イコライザーやサラウンド機能など必要なものは一通り搭載されており、ご覧の通りかんたんに調整することができます。

なおスピーカーの音質ですが、低音~高音までしっかり伸び、厚みのある音質で迫力があります。なにより、重低音に負けないスピーカーというのはポイントが高いです。さらに、サラウンドも効いており、臨場感があるのもいいですね。

 

また、”CinemaColor”機能を搭載しています。

動画・夜間・スポーツ・アニメーションそれぞれのシーン最適な色彩設定をすることで、鮮やかで深みのあるカラーで映像コンテンツを楽しむことができます。発色の高いIPSパネルとの相性は抜群です。

 

そのほか、サポート機能も装備しており、”SupportAssist”機能では、ドライバのアップデートからハードのスキャンまでワンストップで実行できます。また、サポート窓口のアクセスのカバーし、万が一の場合でも安心です。

 

まとめ&関連モデル

アルミパネルを採用した高品質ボディは、コンパクト&スリムでとてもスタイリッシュ。IPSパネルやバックライト付きキーボード、指紋認証センサーを標準装備する充実ぶりで、価格は6万円台~と安く、コスパは◎。15インチではイチオシのモデルです。

なお、Ryzen 7は8コア16スレッドにしては性能がイマイチ伸びないので、基本的にRyzen 5で十分ですね。

 

 

Inspiron 15 5515 プレミアム

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア
■CPU:Ryzen 5 5500U
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:Radeon RX Vega 7(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】93,170円69,280円(税・送料込)~

Ryzen 5を搭載したスタンダートモデルです。基本的にこのモデルでOK。

 

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