Lenovo IdeaPad Slim 360 17型をレビュー圧倒的コスパ!高性能のRyzen 5を搭載した低価格の17インチベーシックノート

今回レノボの【IdeaPad Slim 360 17型】をお借りしました。

17インチのRyzen 5搭載モデルがなんと6万円台から!圧倒的な低価格とコスパが魅力のベーシックノートをチェックしてみましょう。

 

スペック

 Ideapad Slim 360 17型
カラーアークティックグレー
サイズW399×D274×H19.9mm
重量約2.2kg(実測2059g)
OSWindows 11 Home(64ビット)
CPUAMD Ryzen 5 5500U
・6コア12スレッド
・定格2.1/最大4.0GHz
メモリ8GB(オンボード8GB、DDR4-3200)
ストレージ256GB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRadeon Graphics(CPU内蔵)
ディスプレイ17.3インチ、フルHD、ノングレア、IPS
インターフェースUSB3.0 Type-C、USB3.0 Type-A×2、HDMI、SDスロット、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラ約100万画素
スピーカーステレオスピーカー
キーボード日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth5.0
保証1年(最大3年)
価格【クーポン利用】111,100円68,882円(税・送料込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(205g)

※2022年2月27日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

シンプルなデザイン

ベーシックモデルということで、ボディはオーソドックスな樹脂製となっています。

 

デザインはいつものIdeaPadクオリティで、機能美を追求したシンプルなもの

 

ロゴ以外の装飾は一切なく、落ち着きのあるアークティックグレーも相まって、使う人を選ばない万能デザインとなっています。

 

ディスプレイのベゼル(ふち)を上下左右、さらにスリムにすることで、横幅40cm以下のコンパクトボディを実現。

 

従来の17インチモデルでは、40cmオーバーがざらだったことを考えると、だいぶ進化していますね。

 

スタンダードなインターフェース

インターフェースはスタンダードモデルらしいラインナップです。

 

USBは全3ポートと、17インチモデルにしてはやや少なく、規格もすべて従来のUSB 3.0となっています。なお、左側面のUSB3.0ポートは、小型&リバーシブルのType-C端子を採用。通常端子とあわせ、あらゆる周辺機器を接続できます。

低価格モデルなので、この辺りは割り切りが必要です。

 

そのほか映像出力用のHDMIポートやSDスロットを搭載しています。派手さはありませんが、普段使いに必要なものは一通りそろっています。

 

なお、レノボらしくセキュリティにもしっかり配慮され、カメラ部分にはシャッターが装備されているのもポイント。デバイスからではなく、物理的にシャットアウトするのでとても安心です。

 

ディスプレイ&キーボード

IPSパネル搭載

ディスプレイサイズは、大型の17.3インチです。スタンダードな15.6よりもさらに大きく、だいぶゆとりがあります。テンキー付きのキーボードを搭載してもなお、両サイドにスペースが余るので、その大きさがわかりますね。

解像度は現在主流のフルHDで表示領域が広く、大きめのディスプレイサイズも相まって、オフィス作業にも最適。ちなみに、表面は映り込みの少ないノングレアタイプなので、自分の顔とにらめっこすることなく、作業に集中できるのもいいですね。

 

パネルのクオリティも高く、IPSパネルを装備。高いコントラストと優れた発色で、くっきり鮮やかな映像クオリティを実現しており、動画鑑賞にうってつけです。ベーシックモデルでIPSパネルというのは、なかなか太っ腹。

 

また、視野角が広いので、姿勢によって色味が変わらないのもグッド。

 

機能性が高いキーボード

先にも紹介した通り、テンキー付きキーボードを搭載。

 

一部のキーが連結していますが、基本的なキーは大きめに造られ、配置も素直で誤爆の心配はまずありません。特に窮屈になりがちなテンキーの配置がきれいなのもグッド。

 

電卓キーを装備するほか、カスタマイズ可能なキーを装備し、さらにファンクションキーのロック機能も備えており、とても便利です。

 

なお、キーピッチは約19mmとデスクトップキーボードなみ間隔を確保しており、だいぶゆとりがあります。

キーストロークはやや浅めで、反発も軽く、だいぶあっさりとした打鍵感ですね。ちなみに、キーボード面は樹脂製ということもあり、剛性は普通レベルとなっています。

ちなみに、ベーシックモデルということで、キーボードのLEDは非搭載です。PCは明るい場所で使うものなので、無くても特に問題ありません。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドは、パッド部分とクリックボタンが一緒になった、オーソドックスな一体型タイプとなっています。

 

タッチパッドはサラサラした感触です。適度な抵抗があり、滑りすぎずスムーズなカーソル操作が可能です。また、クリックボタンもカタカタと軽い力で反応し、操作音も静か。

一体型はモデルによって完成度がマチマチですが、しっかり造りこまれていますね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト「CINEBENCH」で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

 

このモデルでは、AMDの6コア12スレッドCPU・Ryzen 5 5500Uを搭載しています。前世代の4000シリーズをマルチコア・スレッド化することにより、さらにパワーアップ。その実力は、インテル製CPUを軽く凌ぐほどです。

参考までに、インテル最新世代の4コア8スレッドCPU・Core i5-1135G7と比較してみると、シングル性能は約14%低いものの、マルチ性能は約2倍も高くなっており、総合力ではRyzen 5の方が優れています。

ちなみに、Core i5-1135G7では、高性能内蔵グラフィック”Iris Xe Graphics”を搭載しているのがポイント。グラフィック性能を重視するなら、インテルCPUの方がおすすめです。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)それぞれの条件で測定することができます。

 

このCPUは、高性能のグラフィック・Radeon Graphicsを内蔵しています。とてもよくスコアが伸びてていますが、インテルの高性能内蔵グラフィック・Iris Xe Graphicsに比べ、スコアはワンランク落ちてしまいます。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Time Spy123510895146
Fire Strike30823361170211082
Night Raid
12831137559294
Sky Diver11149109521316210194
Cloud Gate196012486511260
Ice Storm10095912554659902

 

PCMark 10

【PCMark 10】はブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。

 

動画や画像編集用途でも使うのであればスコア3000がボーダーとなりますが、余裕で超えており、スコア5000オーバーとゲーミングPCレベルの高いスコアをマークしています

Core i5-1135G7と比較すると、総合スコアは約10%高くなっています。特に、編集系のスコアがよく伸び、最大約2倍もの差がついています。

 

動画エンコード

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・VCE/QSVでエンコードしています。なお、VCE/QSVはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。VCEはAMD、QSVはインテルの名称です。

 

H.2642Pass1PassVCE/QSV
Ryzen 5 5500U27:2114:042:57
Core i5-1135G749:2125:213:16

CPU性能が重要になるソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)では、Ryzen 5 5500Uがだんぜん有利。Core i5-1135G7より約45%も早く変換を完了しています

一方、ハードウェアエンコードもRyzen 5 5500Uが早く、約10%の差をつけています。

 

H.2652Pass1PassVCE/QSV
Ryzen 5 5500U44:5522:172:52
Core i5-1135G71:15:2237:094:05

重量級のH.265でもRyzen 5 5500Uが有利なのは変わらず。Core i5-1135G7には約40%早く変換を完了。もはや4コア8スレッドCPUは相手になりません。

また、ハードウェアエンコードではさらにその差が広がり、Ryzen 5 5500UはCore i5-1135G7には約30%差をつけ、H.265でも安定したパフォーマンスを発揮します。

 

画像変換

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

 

 CR2→DNGCR2→JPEG
Ryzen 5 5500U1:455:22
Core i5-1135G71:193:50

画像変換もCPU勝負となりますが、動画変換から一転、Core i5-1135G7が高いパフォーマンスを発揮。Ryzen 5 5500Uよりも約25~29%も早く変換を完了しています。

画像変換メインなら、インテルに分があります。

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

 最高品質標準品質低品質
フルHD88621157712554

高性能の内蔵グラフィック・Radeon Graphicsということで、フルHD・最高品質でスコア8000台の高いスコアをマーク。内蔵グラフィックにしてはとても優秀です。

ただ、Iris Xe Graphicsと比べると、最高設定でスコア10000を超えず、やはり性能はワンランク落ちる感じですね。

 

FF14

おなじみの重量級ベンチマークです。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。

 最高品質高品質標準品質
HD498462447326
フルHD275336704638

このクラスともなると、内蔵グラフィックレベルでは全く歯が立ちません。性能が大きく向上しているのは確かですが、快適に楽しめるのは、ドラクエレベルの超軽量級のものに限られます。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは256GB SSDを搭載したシングルストレージ構成となっています。実質100GB未満の128GBに比べると容量に余裕があり、動画や画像などデータ類の保存にも対応できます。なお、SSDは通常のSSDよりも4~5倍速いNVMeタイプのSSDを採用しているのもポイント。

メーカーはサムスンですね。肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)では読み込みのみ4ケタをマークしていますが、おおむね1000MB/s台とそこそこ。ランダムも標準的な速度ということで、スタンダートクラスのNVMe SSDといったところです。

もちろん、SSDなので実際OSの起動からアプリの動作までサクサク動き、快適そのものです。

 

温度

CINEBENCH R15実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

6コア12スレッドCPUながら、100%のフルロード時でも70℃台の安定した温度をきっちりキープ。冷却性能はとても優秀です。

 

動作音

CINEBENCH R15実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ。

 

50デシベルが一つの区切りとなりますが、ピーク時でも50.3デシベルと、ほぼ50デシベルきっかりとなっています。実際ファンは高速回転しているものの、耳障りなノイズは控えめなので、高負荷時でもさほど気になりません。

ちなみに最小時では46.9デシベルとありますが、アイドルなのでほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:バランス、インテリジェント・クーリング
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は、約7時間をマーク。10時間には届かないものの、5時間はきっちり超えているので、電源のない環境でも安心して使えます。

 

便利なユーティリティーソフトを完備

付属アプリとして”Lenovo Vantage”がインストールされています。各種動作設定からシステムの更新などサポートに至るまで、このアプリで全て設定でき、とても便利なアプリです。

 

サウンドシステムには、有名どころの”Dolby”を採用しています。Lenovo Vantageでは使う場面に応じ、ワンタッチで簡単に変更できるほか、Dolbyの専用アプリで好みのサウンドを設定できます。

なお肝心の音質ですが、低~高音までよく伸び、サラウンドもよく効いているので、迫力が感じられます。厚みのある音質ですが、ちょっとこもった感じなのは、いかにもスタンダードモデルといったところ。とはいえ、内蔵スピーカーにしては上出来ですね

 

まとめ&関連モデル

高性能のRyzen 5を搭載して6万円台は、17インチモデルにしては圧倒的に安く、コスパ◎。ベーシックモデルながら手堅い完成度となっており、17インチならまずおすすめです。

 

 

IdeaPad Slim 360i[Core i5搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 11
■ディスプレイ
17.3インチ フルHD ノングレア IPS
■CPU:Core i5-1135G4
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】138,600円80,388円(税・送料込)~

インテルの第11世代4コア8スレッドCPU・Core i5-1135G7を搭載した兄弟モデル。グラフィック性能重視なら、こちらがおすすめ。

 

あわせて知りたい

3ステップでわかるノートPC+α

 

ショップ&価格別のおすすめノートPC

タイトルとURLをコピーしました