HP Probook 635 Aero G7をレビュー 約999gの超軽量ボディ!HP屈指の軽さとコスパを誇る13インチモバイルノート

今回HPの【HP Probook 635 Aero G7】をお借りしました。

HPの軽量モバイルノートなら法人向けモデルがおすすめ!約999gの超軽量ボディを誇る、コスパに優れた13インチモデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

 HP Probook 635 Aero G7(Ryzen 3搭載モデル)
サイズW307.6×D204.5×H17.9mm
重量約999g(実測1008g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUAMD Ryzen 3 4300U
・4コア4スレッド
・定格2.7/最大3.7GHz
メモリ8GB(DDR4-3200)
ストレージ128GB SSD
グラフィクスRadeon Graphics(CPU内蔵)
ディスプレイ13.3インチ、フルHD、ノングレア
インターフェースUSB3.1 Gen.2 Type-C、USB3.1 Type-A×2、HDMI、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラHD 720p カメラ
スピーカーステレオスピーカー
キーボード日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
保証1年(最大5年)
価格
【キャンペーンでさらにおトク】109,780円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(172g)
・電源ケーブル(63g)

※2021年4月5日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります

 

外観

HP屈指の軽量ボディ

HPのモバイルノートで軽さを重視するなら、法人向けモデルがおすすめ。個人向けのモデルでは約1.2~1.3㎏台ですが、法人向けモデルでは1Kg前後の軽量モバイルノートが用意されています

 

このモデルは、携帯性と画面サイズのバランスに優れた13インチモデルです。

ディスプレイのベゼル(ふち)を左右だけでなく、上下もスリムにすることにより、A4用紙+αのサイズを実現しています。カバンに収納しやすいのはもちろん、画面占有率は86.2%と無駄がなく、コンテンツに集中することができます。

 

さらに、ボディの素材には、軽量&タフなマグネシウム合金を使用しており、なんと実測で1008gの超軽量ボディを実現しています

さすがに1㎏前後ともなると金属の重みを感じず、片手でもラクラク持つことができ、携帯性はバツグンです。

 

もちろん耐久性も高く、天板には堅牢なアルミパネルを採用しており、マグネシウム合金とのW効果で、とにかくタフ。

実際の使用状況に即した厳しいテストのほか、MIL規格(アメリカの軍事規格)をクリアしており、耐久性は折り紙付きです。

 

洗練されたデザイン

HPらしく、法人向けモデルながら、デザインにこだわっているのもポイント。

 

ヒンジ部分はこの通り、エッジ加工が施され、オシャレで飽きのこないデザインとなっています。

 

天板のアルミパネルは、非光沢の梨地加工が施され、落ち着きを感じさせる美しい仕上がりを実現。また、サラッとした上質な触り心地も相まって、高級感もバッチリです。

 

また細部の造形にもこだわっており、手前の開閉部分には凹みがつけられ、開けやすくなっているほかー

 

底面には傾斜がつけられ、持った時に手になじみやすくなっています。スタンダードモデルにしては、なかなかの完成度ですね。

 

ポイントをおさえたインターフェース

インターフェースの内容はしっかりポイントをおさえています。

 

小型のモバイルノートながら、USBは全3ポート搭載。さらに、ポートのタイプもオーソドックスなType-Aのほか、小型&リバーシブルのType-Cを採用しており、かなり充実しています。モバイルノートでは省略されがちなType-Aポートがあるのはグッドです。

また、規格も全てが最新のUSB3.1規格で、そのうち右サイドのType-Cポートは、最大10Gbpsの高速転送や大容量給電に対応した”Gen.2規格”となっています。ポートの数はもちろん、規格や端子のタイプなど一通り押さえており、周辺機器の接続にはまず困りません。

 

そのほか映像出力用にHDMIポートを搭載しています。SDスロットこそありませんが、普段使いのポイントはしっかり押さえています。

 

ちなみに、右サイドに4G LTEモジュールをカスタマイズできます。データ通信SIMさえあれば、いつでもどこでもネット環境を利用できます。フリーWiFiスポットを探す手間が省け、まさにストレスフリーですね。

SIMのサイズは一番小型のnanoSIMに対応しています。対応するLTEバンドは、モデルの仕様詳細をチェックしましょう。

 

セキュリティ対策も万全

ビジネスモデルなので、セキュリティにはしっかり配慮されており、カメラ部分にはシャッターが装備されています。デバイスからではなく、物理的にシャットアウトするのでとても安心です。

 

また、キーボード右下には指紋認証センサーを装備。本人認証のため、ログインパスワードよりも安全。また、ログインの際わざわざパスワード入力することなく、とてもスムーズです。さらに、Webカメラは顔認証にも対応しており、セキュリティはまさに万全です。

 

システム面では、”Sureシリーズ”というセキュリティシステムを完備。

ハード&ソフトの両面ででしっかりPCを保護し、サイバー攻撃の予防~復旧までカバーします。仮に攻撃によってPCが起動不可能な状態になったとしても、ハードウェアの独自機能により、短時間で復旧する仕組みを実装する徹底ぶりです。詳しくはこちら icon-external-link をチェック。

 

ディスプレイ&キーボード

発色に優れたディスプレイ

ディスプレイは13.3インチサイズで、現在主流のフルHD解像度となっています。HDよりも画素が多い分表示領域も広く、オフィス作業もはかどります。

 

ディスプレイのパネルについては特に記載がありませんが、発色は鮮やかでコントラストも高く、IPSパネルっぽいクオリティですね。輝度も400nitと明るく、くっきり鮮やかな映像クオリティで、動画鑑賞などエンターテインメント用途にも最適です。

 

さらに視野角も広く、横から覗いても色むらがほとんどないのもポイント。画面の明るさ(輝度)は標準レベルといったところでしょうか。

 

完成度の高いキーボード

横幅の狭い13インチボディなので、テンキーレスキーボードを搭載しています。両サイドにはスピーカーが搭載され、デザイン面でのアクセントになっているほか、音がこもりにくく、一石二鳥です。

 

キー配置は全てが独立しており、美しさを感じるほど。配置そのものも非常に美しく、とても素直です。キーピッチは約19mmとデスクトップキーボード並みのゆとりがあり、基本的に誤爆の心配はありません。

 

一見標準的なキーボードですが、こう見えてキーストロークは深め。反発もしっかり感じられ、底打ち感がなく、ソフトな打ち心地です。キーボード面の剛性も高く、快適にタイピングできます。

ただ、キーボードのLEDが非搭載というのは、ちょっと残念ですね。基本的に明るい場所で使うので、無くても何とかなりますが、クオリティが高めなので、ぜひ欲しかったところです。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドは、パッド部分とクリックボタンが一緒になった、オーソドックスな一体型タイプとなっています。

 

タッチパッドはサラサラした材質で、カーソル操作はとても滑らか。クリックボタンも軽く押すだけで反応し、クリック音もカタカタと非常に静か。一体型にありがちなバタついた感じがなく、スタンダードモデルながら、非常に完成度は高いですね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト「CINEBENCH」で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、AMDの4コアCPU・Ryzen 3 4300Uを搭載しています。グレード的にはベーシッククラスのCPUとなります。Ryzen 4000シリーズは”ZEN2アーキテクチャ”を採用することにより、大幅にパワーアップし、インテルCPUをしのぐ性能にパワーアップしているのがポイントです。

参考までに、上位モデルで搭載されている6コアCPU・Ryzen 5 4500Uと比較してみると、シングル性能は約8%、マルチ性能は約58%もRyzen 5が上回っています。動画や画像編集の機会が多い方は、Ryzen 5を選ぶのがおすすめです。

 

PCMark 10

【PCMark 10】はブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。

 

動画や画像編集用途でも使うのであればスコア3000がボーダーとなりますが、余裕でクリアし、スコア4000台前半の高いスコアをマーク。ブラウジングやオフィスソフトなどの軽作業から、動画・画像編集までサクサクこなせます。

なお、Ryzen 5との差は、総合スコアでは約8%程度ですが、編集系のスコアでは約25%と大きめの差がついており、編集作業の機会が多い方は、やはりRyzen 5がおすすめです。

 

動画エンコード

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・VCE/QSVでエンコードしています。なお、VCEはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。

 

H.2642Pass1PassVCE/QSV
Ryzen 3 4300U52:2926:404:13
Ryzen 5 4500U32:3916:303:04

CPU勝負のソフトウェアエンコード(1Pass・2Pass)ではRyzen 5が高いパフォーマンスを発揮し、両者の差は約38%にもなります。VCEでも約27%と大きめの差がついています。

 

H.2652Pass1PassVCE/QSV
Ryzen 3 4300U1:15:1238:433:55
Ryzen 5 4500U49:4925:352:58

こちらは重量級のH.265での結果ですが、ほぼ同じような傾向となり、ソフトウェアエンコードでは約34%、VCEでは約25%差とやはり大きめ。

 

画像変換

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

 

 CR2→DNGCR2→JPEG
Ryzen 3 4300U2:086:08
Ryzen 5 4500U1:233:47

画像変換もCPU勝負ということで、Ryzen 5がやはり有利。軽めのDNG変換では約35%、重量級のJPEG変換でも約38%早く変換を終えています。

基本的にはRyzen 3で十分ですが、おおむね3~4割の時短効果はかなり大きく、編集作業メインであればRyzen 5がおすすめです

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

 最高品質標準品質低品質
HD95461183012643
フルHD522673848176

オンラインゲームの中でもずば抜けて軽いので、フルHDでも標準品質ならスコア5500を超えることができます。最近の内蔵グラフィックは性能が大幅に進化していますが、フルHDレベルならドラクエ10など、かなり軽めのものに限られます

 

FF14

おなじみの重量級ベンチマークです。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。

 最高品質高品質標準品質
HD286337974703
フルHD148020482627

重量級のゲームともなると、とたんにスコアが落ち込み、いずれもスコア7000をクリアならず。ゲーム用途なら、GTX 1650は最低でも欲しいところですね。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

 

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)それぞれの条件で測定することができます。PCの性能指標として、参考まで。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Time Spy6886063034
Fire Strike176819678150603
Night Raid
740878045756
Sky Diver6448628677606089
Cloud Gate10754144085698
Ice Storm837249265162611

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは128GB SSDのみ搭載したシングルストレージ仕様となっています。実質的に使える容量は100GB未満ですが、ドキュメントメインのビジネスユースならこれでも十分。規格はオーソドックスなSATAⅢで、メーカーは速度で定評のあるサムスン製となっています。

肝心の速度ですが、シーケンシャル・ランダムともに読み書きムラなく速度が出ています。SATAⅢ規格としては十分な速度が出ていますね。実際の動作ですが、Windowsの起動はとても早く、ブラウジングや各種アプリの動作もサクサクで快適そのもの。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

ピーク時でも70℃台の安定した温度をキープしています。静音性重視のファン設定ですが、冷却性能は十分ですね。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

50デシベルを超えるとノイズが気になるようになりますが、ピーク時で48.7デシベルと大きく下回っています。ファンは高速回転していますが、ノイズ感がとても控えめで、ほとんど気にならないレベル。冷却もしっかりできており、文句なしの完成度です。

ちなみに最小時では46.7デシベルとありますが、アイドルなのでほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:HP Optimized、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約10時間50分となり、モバイルノートの目安である10時間をしっかり超えています。以前のRyzenシリーズはバッテリーに不安がありましたが、新世代ではしっかり克服しており、出先でも安心して使えますね。

 

便利なユーティリティー機能

パソコンの管理ツールとして”HP サポートアシスタント”が用意されています。PCのアップデートや、診断機能が用意されており、ハードウェアのトラブルはまずこのツールで解決できます。

 

ビジネスモデルながらサウンドツールも用意されており、サウンドシーンに応じたモードに切り替えができるのはもちろん、イコライザーも用意されているので、好みの設定に変更することも可能です。

ちなみにスピーカー品質は、中音~高音メインで厚みのある音質です。また、低音もそれなりに出ており、迫力も感じられます。さらに、スピーカーがキーボード面に装備されているため、音がこもらず、サラウンドも効いているので、臨場感もバッチリ

内蔵タイプにしては意外とクオリティが高めです。

 

まとめ

1Kg前後ともなると、軽さをしっかり実感でき、持ち運びがとてもラク。スタンダードモデルながら、デザインや機能面もしっかり造りこまれており、とても高いクオリティを実現しています。

この内容で8万円台(キャンペーン価格)と、一般向けモデルと同等の価格設定で、コスパも◎。HPで軽さにこだわるなら、このモデルがまずおすすめです。なお、性能重視なら、上位のRyzen 5搭載モデルがおすすめです。

 

 

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