HP Pavilion 15-cc100 スタンダートプラスモデルをレビュー 洗練されたデザインと高い性能が魅力の15インチノート

今回HPの「HP Pavilion 15-cc100 スタンダートプラスモデル」をお借りしました。

最新のインテル第8世代Core i5を搭載した、スタンダードライン【Pavillion】シリーズの15インチノートPC。洗練されたデザインが光るHPらしさ全開のモデルをチェックしてみましょう。

スペック

HP Pavilion 15-cc100
スタンダードプラスモデル
カラー ロイヤルブルー/モダンゴールド
サイズ W379×D252×H22.5~25mm
重量 約2.17Kg
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU インテル Core i5-8250U
(4コア8スレッド 1.6/最大3.4GHz)
メモリ 8GB(DDR4-2400)
ストレージ 128GB SSD+1TB HDD
グラフィクス UHD 620
ディスプレイ 15.6インチ、フルHD(1920×1080)、
ノングレア、IPS
インターフェース USB3.1 Gen.1 Type-A×2、
USB3.1 Gen.1 Type-C、
HDMI、SDスロット、
LANポート(ギガビット対応)、
マイク入力/ヘッドフォン出力、
光学ドライブ DVDドライブ
カメラ HD(約92万画素)
スピーカー デュアルスピーカー(B&O Play)
キーボード 日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
保証 1年(最大3年)
価格 104,800円⇒79,980円(税別)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプタ(250g)
・電源ケーブル(115g)

※2018年7月20日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

外観

洗練された上質ボディ

HPではスタンダードクラスという位置づけの【Pavillionシリーズ】ですが、上質に仕上げるその仕事ぶりは、まさにHPらしさ全開です

まず、カラーはロイヤルブルー&シルバーのツートンカラーとなっています。このくらいのグレードだと単色がせいぜいですが、あえてツートンにするのは並々ならぬこだわりを感じます。

また、ロイヤルブルーとモダンゴールドのチョイスもセンスを感じますね。地味すぎず、派手すぎず上品な色合いで、さらに天板はつや消しのコーティングがされており、高級感があります。落ち着きのあるラウンドフォルムも相まって、インテリアといってもいいでしょう。

細かい部分も手が込んでおり、ヒンジ部分を切り落とさず三角形にすることで、飽きのこないユニークなデザインに仕上げています。

また、パンチ処理がされたスピーカー部は、ボディカラーで塗装する徹底ぶり。とにかく芸が細かいです。

ちなみに、ボディサイズや重さは一般的な15インチノートそのもので、据え置きで使うのが基本になります。

リフトアップヒンジ採用

機能面もしっかり考えられており、【リフトアップヒンジ】を搭載しています。リフトアップヒンジとは画面を開いたときに、ボディがせり上がるギミックのこと。

適度な傾斜ができるためタイピングしやすくなるほか、接地面とパソコンの間にすき間が空くことで、給排気がスムーズになり、冷却能力もアップします。下にノートPCクーラーを置いているようなもので、熱い夏場でも安心。

オールインワンのインターフェース

インターフェースも充実しており、欲しいものは一通り搭載しています。

USBは大容量給電に対応したUSB3.1 Gen.1が計3ポートで、そのうち一つは小型&リバーシブルのType-Cポートとなっています。画像出力はHDMIで、その他光学式ドライブやLANポート、SDスロットも搭載しています。

これだけあればまず困ることはないでしょう。

ディスプレイ&キーボード

IPSディスプレイ

ディスプレイはオーソドックスな15.6インチで、解像度は現在主流のフルHDです。

ここまでは最近のノートPCでは一般的ですが、このモデルではIPSパネルを搭載しています。コントラストが高く、発色に優れ、さらに視野角も広い3点そろった高品質のパネルで、動画鑑賞などもきれいな画質で楽しむことができます。

剛性の高いフル規格キーボード

驚くべきことに、キーボード面の素材には頑丈なアルミニウムを採用!剛性が高く、たわみ知らず。タイピング時の安定感はバツグンでとても快適です。また、アルミニウム素材はヘアライン加工がされており、手にしっとりなじむ感じが心地いいですね。

キーボードそのものは、縦6列・テンキー付きのフル規格サイズとなっています。配列も非常に素直で、キーピッチも約1.8mmと十分な間隔が確保されているので、誤爆の心配はまずありません。

キーストロークはやや浅めで、打鍵感はそこそこ。ノートPCの一般的なキーストロークそのものです。

拡大するとわかりやすいですが、白色LEDを内蔵しています。ほんのりと上品な光り方で、薄暗い場所でのタイピングに便利ですね。もちろん、ファンクションキーでON/OFFの切り替えが可能です。

高い操作性のタッチパッド

キーボードだけでなく、タッチパッドの完成度も高いのがポイント。

タッチパッドはサラサラしており、指になじむ感じでカーソル操作はとてもスムーズ。また、クリックボタンの操作性も良好で、軽い力で反応し、動作音も静かでグッド。さらにタッチパッド周りをダイヤモンドカット加工でオシャレに仕上げる徹底ぶりです。

サウンドエンジン搭載

デンマークの高級オーディオメーカー【BANG & OLUFSEN】のサウンドエンジンを採用し、付属アプリで自分の好みのサウンドにチューニングできるようになっています。

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

CINEBENCHは3Dグラフィックのレンダリングソフトで、CPUのシングル・マルチでの性能を測ることができます。

CPUは最新のインテル製第8世代CPU、Core i5-8250Uを搭載しています。前世代のCore i5は2コア・4スレッドでしたが、最新のCore i5は4コア・8スレッドになり、約30~40%のパワーアップを実現しています。

結果はこの通り、前世代のCore i5-7200Uより約38%も性能が向上しています。同じく第8世代の4コア8スレッドCPU、Core i7-8550Uとの性能差は約10%程度なので、基本的にはCore i5を選んでおけばOK

PCMark 8

PCMark8は動画再生やブラウジング、ビデオチャット、動画・画像編集など、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。

スコアそのものよりもグラフを見た方がわかりやすく、一般的なノートPCよりも頭一つ抜けた高い性能であることがわかります。動画や画像編集の性能を測る【クリエイティブテスト】でもしっかり性能が出ているので、その実力は本物です。

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHDだと低品質でもスコア4889(普通)どまりで、5500を超えられず。ワンランク解像度を落としたHDであれば、最高品質でスコア6727(快適)となり快適にプレイ可能です。

PSO2

こちらも軽めのゲームです。エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

HD(1280×720)・設定3でもスコア3868どまりと、さすがにドラクエのようにはいきません。

ドラゴンズドグマ オンライン

こちらはやや重めのゲームです。スコア7000以上で「とても快適」となり、スコア6000以上で平均60fpsをキープできます。

結果はHD(1280×720)でもスコア3291とさすがに歯が立ちません。

FF14

毎度おなじみDirectX 11の重量系ベンチマークです。DirectX 11・フルHD・最高設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

この通り、HD(1280×720)・標準品質に落としても、動かすことすら厳しい結果になりました。

内蔵グラフィックの性能は着実に向上していますが、3Dゲームをそれなりに動かすレベルにはまだなっていません

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)と、重量級から軽量級まで、それぞれの条件で測定することができます。

内蔵GPUの性能指標として、参考までにどうぞ。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは128GB SSD+1TB HDDの便利なデュアルストレージ構成になっています。OSや各種アプリは高速のSSDに、画像や動画などかさばるデータはHDDに入れるといった使い分けができます。

SSDは、コスパが売りのSanDisk製ベーシックモデルを搭載。肝心の速度ですが、読み込みは標準的で、書き込みがやや遅いといった感じです。ただSSDレベルだと、速度差はまず体感できないので、あまり気にする必要はありません。

ブラウジングはもちろん、アプリの動作もサクサクで快適そのもの!

温度

ドラクエ10実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

CPUのコア・スレッド数が倍になり、冷却面が心配になりますが、60℃台半ばとしっかり冷やせています。また熱くなりがちなHDDも20℃後半とこちらもよく冷えています。冷却面では何の心配もありません。

バッテリー持続時間

持ち運ぶ機会はあまりないでしょうが、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。

条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:HP推奨、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約5時間でした。バッテリーの持ちはおおよそ3~5時間あたりが相場なので、標準的なもちですね。

まとめ

何と言っても、ボディからキーボード、はてはカラーにいたるまで、他社とは一線を画す高い次元のデザインが魅力的です。これでも一応スタンダードモデルなんですよね…まさに脱帽もの。

デザインだけではなく、細部までしっかり造りこまれており、性能面も申し分なし。HPの値引き攻勢でコスパも高く、5万円以上10万円以内で実用的なノートPCを探している方にイチオシのモデルです

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