今回dynabookの【dynabook VZ/HP】をお借りしました。
13インチの2in1ノートがなんと約979g!圧倒的な軽さを実現した、高品質のモバイルノートをチェックしてみましょう。
スペック
※2021年3月4日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
外観
2in1トップクラスの軽量ボディ
このモデルは、2in1タイプのノートパソコンではトップクラスに軽いのがポイント。
ディスプレイのベゼル(ふち)をスリムにすることにより、横幅と奥行きを圧縮し、その大きさはほぼA4用紙サイズと非常にコンパクト。
この通り、A4ファイルサイズとは比べるまでもありません。
さらに、厚さも17.9mmと2cmを下回っており、カバンにサッと収納することができます。
ボディの小ささもさることながら、ボディの素材に軽量&タフなマグネシウム合金を採用することで、なんと実測で約952gと1kgを切る超軽量ボディを実現しています!
1kg以下の13インチモデルはそれなりにありますが、2in1タイプとなると話は別で、数えるほどしかなく、重さも約1.2~1.3kgと1kgオーバーが一般的。保証も充実しており、1kg以下の2in1モバイルノートなら有力な選択肢となります。
さすがにこれだけ軽いとパソコンを持っている感じがせず、持ち運びはとてもラク。もちろん耐久性も高く、面加圧試験や落下試験、ヒンジ開閉試験など厳しいテストをしっかりクリアしているので、移動の際も安心ですね。
デザインそのものはクセがなくとてもシンプル。装飾といえば天板のロゴくらいのもの。深みのある上品なダークブルーがバッチリきまっており、使う人を選ばない実用的な仕上がりです。
フレキシブルに使える2-in-1タイプ
このモデルは通常の開閉式タイプではなく、2in1タイプのノートパソコンで、360°回転するコンパーチブルタイプとなっています。
360°回転しタブレットとして使えるだけでなく、テント型にして寝そべりながら動画を見る、さらにスタンドモードにしてイラストを書くといったフレキシブルな使い方ができ、とても便利です。
ディスプレイはこのタイプにしては珍しく、非光沢処理となっており、指紋汚れをあまり心配しなくていいのは◎。光沢処理とそん色ない滑らかな仕上がりで、スクロールやタッチ操作はとてもスムーズで快適そのものです。
コンパーチブルの肝と言えるヒンジですが、頑丈に造り込まれ、無段階稼働で任意の角度にピタッと止まります。ヒンジは無骨なものではなく、ボディのイメージににあわせた、美しいデザインに仕上げているのもいいですね。
もちろん、キーボードを180°以上回転させるとキーボードが動作しなくなるので、誤操作の心配もありません。
なお、wacom謹製のアクティブペンが標準で付属します。4096段階の高い筆圧検知に対応しており、メモ書きはもちろん、イラスト制作にも最適。
細かいタッチにもしっかり対応し、遅延も少なく快適な書き心地ですね。
最新規格のインターフェースを採用
光学ドライブ非搭載ながら、モバイルノートにしては内容は充実しています。
USBは全3ポート搭載。上位モデルらしく、最新規格にもしっかり対応しており、なんと左サイドのType-Cポート2基は、40Gbpsの超高速転送に対応した”Thunderbolt 4”規格となっています。
Type-Cポートだけでなく、通常のType-Aポートもしっかり装備しており、あらかたの周辺機器を接続できるのはグッドですね。
そのほか、HDMIポートやmicroSDスロットも搭載し、普段使いで必要なものは一通りそろっています。
ちなみに無線LANですが、Wi-Fi 6(802.11ax)に対応しているのもポイント。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのブラウジングがより安定します。
セキュリティ対策も万全
セキュリティにもしっかり配慮され、カメラ部分にはシャッターが装備されているのもポイント。デバイスからではなく、物理的にシャットアウトするのでとても安心です。
なお、指紋認証センサーは非搭載ですが、顔認証に対応しています。本人認証のため、ログインパスワードよりも安全。また、ログインの際わざわざパスワード入力することなく、とてもスムーズです。
ディスプレイ&キーボード
IGZOパネル搭載
ディスプレイはコンパクトな13.3インチサイズです。15インチより一回り小さいですが、11インチや12インチに比べると、やはりゆとりがあります。携帯性と視認性をうまく両立した絶妙のサイズなので、持ち運びならまず13インチを選びたいところですね。
なお、解像度はオーソドックスななフルHDとなっています。
ディスプレイのパネルには、シャープが誇る”IGZO液晶”を搭載。高発色・高コントラスト・高輝度の3拍子揃った高性能パネルなので、くっきり鮮やかな映像クオリティを実現しています。動画鑑賞などエンタメコンテンツを楽しむのにうってつけですね。
このとおり、横から覗いても色むらはありません。
操作性に優れたキーボード
13インチのコンパクトモデルということで、テンキーレスキーボードを搭載しています。
一部小さいキーがあるものの、各基本的なキーのサイズは大きめで、すべて独立しています。配置そのものも無理なくとても素直で、キーピッチは約19mmとデスクトップキーボード並みの間隔が確保され、誤爆することはまずありません。
キーストロークはノートPC標準レベルといったところで、浅すぎず深すぎず、適度な反発も相まって、打鍵感は上々。快適にタイピングできます。
ちなみに、dynabookにしては珍しく、キーボードには白色LEDを内蔵しています。薄暗い場所でタイピングしやすくなるのはもちろん、明るい輝きで見た目も華やか、まさに一石二鳥ですね。
なお、イルミネーションは付属アプリで、OFF+3段階の明るさに設定できるので、LEDが苦手な方でも安心。
完成度の高いタッチパッド
タッチパッドはパッドとクリックボタンが一緒になった、一体型のタイプです。
表面はサラサラした素材となっており、スムーズなカーソル操作が可能です。また、クリックボタンの完成度も高く、やや押し込む必要があるものの、応答性がよく、操作音も静か。一体型だと建付けが甘く、バタつくことがありますが、しっかり造りこまれているのは好印象ですね。
ベンチマーク
各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。
CINEBENCH
まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。


このモデルでは、インテルの最新世代となる、第11世代の4コア8スレッドCPU・Core i7-1165G7を搭載しています。最新世代では強力な内蔵グラフィック機能・Iris Xe Graphicsを搭載しているのがポイント。従来の内蔵グラフィックを軽く凌ぐ高い性能で、編集作業から軽めのオンラインゲームまで対応できます。
下位モデルで搭載されている、同じく4コア8スレッドのCore i5-1135G7(45W)と比較してみると、シングル性能の伸びがイマイチですが、マルチ性能は約17%高くなっています。スリムなモバイルノートなので、性能は少し控えめにしてある感じですね。
3DMARK
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。
鳴り物入りで登場した”Iris Xe Graphics”の実力ですが、下位の内蔵グラフィック・UHD Graphicsの約3.5倍にもなる破格の性能となっています。
総合スコア | Graphics Score | CPU/Physics Score | Combined Score | |
Time Spy | 1745 | 1583 | 4167 | ー |
Night Raid | 15677 | 20075 | 6995 | ー |
Fire Strike | 4859 | 5415 | 11841 | 1831 |
Sky Diver | 13492 | 14699 | 9441 | 13886 |
Cloud Gate | 17302 | 28492 | 7287 | ー |
Ice Storm | 89726 | 99979 | 66027 | ー |
PCMark 10
【PCMark 10】は、ブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的な用途での性能を測る定番ソフトです。
ブラウジングや各種編作業など、基本的なタスクを快適にこなせる目安はスコア3000以上となりますが、スコア4000半ばの高いスコアをマークしており、パワーは十分。ブラウジングやオフィス作業などの軽作業はもちろん、動画・画像編集にもしっかり対応できます。
なお、Core i5-1135G7とほぼ同じスコアとなっており、普段使いであればさほど差がつかず、Core i5でも正直十分ではあります。
動画エンコード
【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。
エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSVでエンコードしています。なお、VCE/QSVはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のこと。
H.264(フルHD) | 2Pass | 1Pass | QSV |
Core i7-1165G7 | 44:28 | 21:36 | 3:18 |
Core i5-1135G7 | 49:21 | 25:21 | 3:16 |
まず軽めのH.264ですが、高クロックな分Core i7-1165G7が有利。CPU勝負のソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)では、Core i5-1135G7よりも約10~15%早く変換を完了しています。ただし、QSVではほぼ互角といったところです。
H.265(フルHD) | 2Pass | 1Pass | QSV |
Core i7-1165G7 | 1:02:45 | 31:37 | 3:45 |
Core i5-1135G7 | 1:15:22 | 37:09 | 4:05 |
重量級のH.265でも、やはりCore i7の方が有利ですね。Core i5に比べ、ソフトウェアエンコードでは約15~17%、QSVでも約8%早く変換を完了しています。
画像変換
【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。
JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が以外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。
CR2→DNG | CR2→JPEG | |
Core i7-1165G7 | 1:19 | 3:40 |
Core i5-1135G7 | 1:19 | 3:50 |
画像変換テストはCPU勝負ですが、両者ほとんど差がつかず、軽めのDNG変換では同じタイムで、重量級のJPEG変換でも約4%差となっています。
基本的にはCore i5がおすすめで、編集機会の多い方ならCore i7を選ぶのもありといったところですね。
ドラクエ10
グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。
最高品質 | 標準品質 | 低品質 | |
フルHD | 12286 | 14161 | 15469 |
高性能のIris Xe Graphicsですが、かなりスコアの伸びが良好で、フルHD・最高品質でスコア10000オーバーの大台をマーク!UHD Graphicsだと標準品質でもスコア5500すらきわどいので、パワーは段違いですね。
VALORANT(ヴァロラント)
”リーグ・オブ・レジェンド”でおなじみの、ライオットゲームが手掛けるFPSゲームですね。内容はオーバーウォッチとCS:GOをミックスした感じ。カジュアルなグラフィックはもちろん、多彩なスキルを持つエージェント(現在では11人)を操り、5対5で戦うスタイルは、オーバーウォッチをほうふつとさせます。
ルールはFPSでよくみられる”爆弾設置ルール”を採用しています。爆弾を設置する側と阻止する側に分かれ、設置側は、爆弾を設置し爆発させれば勝利。阻止する側は、設置されないか、解除すれば勝利となります。最大25ラウンド、攻防は12ラウンドごとに切り替わり、13ラウンドを先取した側が勝ちとなります。
また、CS:GOを意識した”購入システム”を実装しており、ラウンド報酬の資金をもとに、ラウンドのインターバルで武器・防具・スキルを購入することができます。味方の装備や資金はチェックできるので、コミュニケーションをとりつつ、状況に応じて装備を調達するのが勝利へのカギとなます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:高/中/低(アンチエイリアス”FXAA”、異方性フィルタリング”16x”)
プレイモード:アンレート
高 | 中 | 低 | |
フルHD | 99(73)fps | 118(91)fps | 135(100)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
オンラインゲームらしからぬ超軽量級ゲームということで、フルHD・高設定でもほぼ平均100fpsとド安定です。軽量級のゲームなら、十分楽しめます。
Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。
内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD/HD
ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)
プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)
最高 | 超高 | 高 | 中 | 低 | |
HD | 84(69)fps | 86(65)fps | 95(66)fps | ー | ー |
フルHD | 52(41)fps | 57(48)fps | 60(48)fps | 64(51)fps | 75(65)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
fpsゲームではかなり軽めの部類に入り、上のゲームほどではないにしろ、フルHD・高設定で平均60fpsをキープできます。VRAM(グラフィックメモリ)が全く足りない状況で、このパフォーマンスは驚きですね。
Fortnite(フォートナイト)
こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD/HD
ゲーム設定:DirectX 11、最高/高/中/低
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
エピック | 高 | 中 | 低 | |
HD | 51(46)fps | 74(65)fps | 114(102)fps | 139(111)fps |
フルHD | 30(28)fps | 41(38)fps | 62(56)fps | 87(79)fps |
競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。
こちらも軽めのゲームですが、フルHDでは中設定に落として平均60fpsを超えるようになります。画質的には十分ですが、さすがにゲーミングノートではないので、ゲーム目的で使うのは厳しいですね。
FF14
おなじみの重量級ベンチマークです。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。
最高品質 | 高品質 | 標準品質 | |
HD | 6853 | 8326 | 9616 |
フルHD | 4154 | 5620 | 6872 |
重めのゲームともなると、HD・低設定までガッツリ落として、ようやく平均60fpsを超えることができます。実用性的ではありませんが、内蔵グラフィックでこのパフォーマンスはすごいです。
CrystalDiskMark
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。
このモデルは大容量の512GB SSDを搭載したシングルストレージ構成となっています。256GBよりも容量に余裕があり、動画や画像編集でも安心。SSDは通常のSSDよりも4~5倍速いNVMeタイプのSSDを採用しているのもポイント。メーカーは速度で定評ある、サムスン製のものを搭載しています。
肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きはいずれも4ケタで、一部3000MB/sオーバーと爆速。一方、ランダムはそこそこ速いレベルといったところで、とにかくシーケンシャルのスコアが際立ちますね。
もちろん、実際の動作も快適で、OSの起動からブラウジングや各種アプリの動作にいたるまでサクサク動きます。
温度
FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。
高性能の4コア8スレッドCPUですが、ピーク時では60℃台前半の低い温度をキープしています。冷却性能はとても優秀で、夏場でも安心して使えます。
動作音
FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ


50デシベルを超えるとノイズが気になるようになりますが、ピーク時で51.4デシベルと上回っています。高い冷却性能の反面、ファンは豪快に回転しており、甲高いノイズ感がやや気になるところ。
ちなみに最小時では46.7デシベルとありますが、アイドルなのでほぼ無音です。
バッテリー持続時間
「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。
- 電源設定:dynabook標準、より良いバッテリー
- バックライト:40%
- 10秒ごとにキー入力
- 1分ごとに無線LAN経由でネット接続
結果は約13時間40分と、モバイルノートの目安である10時間を大きく超えるロングライフバッテリーを実現。13インチではかなり長い部類に入り、出先でも安心して使えます。
なお、付属アプリにて”ecoモード”を設定でき、より長く使いたいのであれば、ぜひ活用しましょう。
便利なユーティリティー機能
国内メーカーモデルらしく、各種アプリが充実しています。
パソコンの管理ツールとして”dynabook サービスステーション”が用意されています。PCのアップデートや、診断機能が用意されており、ハードウェアのトラブルはまずこのツールで解決できます。
また、おなじみCyberLinkの”PowerDirector”や”PhotoDirector”がインストールされており、動画や画像編集もお手の物。趣味で編集作業をやる方にはうれしい内容ですね。
サウンドシステムは、”harman/kardon”&”Dolby Atmos”の豪華な顔ぶれです。シーンに応じたモードに切り替えができるのはもちろん、イコライザーも用意されているので、好みの設定に変更することも可能です。
ちなみにスピーカー品質は、低音から高音までよく出ており、厚みのある音質なので、迫力もあります。サラウンドも効いているので、臨場感もバッチリ。内蔵タイプにしては健闘しています。
充実した保証&サポート
保証やサポートの充実ぶりもdynabookの魅力の一つです。
保証メニューには自然故障だけでなく、落下や水濡れなどの物損事故にも対応できる【dynabook プレミアム保証】を用意。物損保証は高くなりがちですが、価格は14,400円(3年版)~とかなり安め。最長5年まで延長でき、お気に入りの一台を末永く使うことができます。
持ち運びの際にうっかり落とした、コーヒーをこぼした…なんて場合には通常の保証だとカバーできず、修理費用も高額になりがち。それこそ新品1台分かかるなんてこともあります。。万が一のことを考えると、これはありがたいですね。
そのほか、使い方や技術的な質問に関する電話サポートはもちろん無料。また有償にはなりますが、出張サービスや引き取り点検サービスなども実施しており、初心者の方には特に安心です。
まとめ
2in1タイプの13インチノートで1kg以下というのは、とてもインパクトがありますね。モデルそのものの完成度も高く、マグネシウム合金のタフボディに、IGZOパネルやバックライト付きキーボードを搭載するなど、気合の入れようが他のモデルとは一味違います。
また、手厚い保証やサポートも用意されており、持ち運ぶ機会の多いモバイルノートとの相性はバツグン。13インチ2in1ノートで軽さを求めるなら、まずおすすめのモデルです。
なお、編集用途でガッツリ使うのでもなければ、Core i5搭載モデルで基本的に十分です。
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