OMEN X by HP 17-ap008TXをレビュー GTX 1080×120Hzディスプレイを搭載したFPSゲーム特化モデル

今回はHPの「OMEN X by HP 17-ap008TX」をお借りしました。

OMENの上位に君臨する【Xシリーズ】初のゲーミングノートですが、FPSゲームを意識した、かなり気合の入ったモデルとなっています。さっそくチェックしてみましょう。

スペック

OMEN X by HP 17-ap008TX
サイズ W425×D327×H36~40mm
重量 約4.51Kg
OS Windows 10 Pro(64ビット)
CPU Core i7-7820HK
(4コア8スレッド 2.9/最大3.9GHz)
メモリ 32GB(DDR4-2400)
ストレージ 512GB SSD+1TB HDD
グラフィクス GTX 1080
ディスプレイ 17.3インチ、フルHD(1920×1080)、
ノングレア、IPS、120Hz、G-Sync
インターフェース USB3.1 Gen.2 Type-C×2、
USB3.1 Gen.1×3、HDMI、
miniDisplayPort、
マイク入力、ヘッドフォン出力、
SDスロット、LANポート
光学ドライブ ×
カメラ フルHD(100万画素)
スピーカー ステレオスピーカー
キーボード 日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
保証 1年(最大3年)
価格 322,980円(税別)~
271,800円(税別)~
付属品 ・ACアダプター/電源ケーブル
・各種マニュアル

※2018年9月22日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

外観

近未来的なデザイン

直線とエッジ加工を多用したデザインは、とてもスマートで近未来的。あわせて立体感もあり、排気グリルはなかなかの迫力!なおモチーフはステルス戦闘機とのことで、たしかにF-117あたりに見えなくもないですね。

ボディそのものはプラスチック製ですが、天板はラバー加工がされており、さらにLEDイルミネーション付き。さらにキーボード面がヘアライン仕上げのアルミパネルでコーティングされており、上級モデルの風格を感じさせます。

ちなみに大型の17インチモデルなので、横幅は堂々の40cmオーバー、重さも約4.5Kgとまさに超弩級。サイズもさることながら、5Kgのお米レベルの重さということもあり、基本的には据え置き推奨です。

強化された冷却性能

ただでさえ冷却に余裕のないノートに、高発熱のGTX 1080を搭載していますが、冷却性能はしっかり強化されています。

4本のヒートパイプ&デュアルファン構造こそ従来と同じですが、冷却ファンが大型化され、風量は最大20.13CFMから31.30CFMへ約1.5倍となり、吸排気の能力が大幅に向上しました。

さらに底面のエアインテークがさらに大型化しているので、新鮮な空気をより多く取り込むことができ、冷却性能は万全です。

最先端のインターフェース

ハイエンドモデルらしく、最先端の規格をはじめインターフェースはとても充実しています。

USBは5ポート全てが最新のUSB3.1で、うち2ポートは高速転送・大容量給電・高解像度出力に対応したUSB 3.1 Type-C(Gen.2)となっています。さらに40Gbpsの超高速転送ができる【Thunderbolt 3】にも対応しており、まさにぬかりなし。

画像出力端子はHDMIとminiDisplayPortを搭載し、地味ながら便利なSDスロットをしっかり完備しているのもいいですね。

なかなか気が利いていると感じたのがポートの配置です。LANポートや画像端子が背面に搭載されており、有線マウスや電源ケーブルと干渉しないようになっています。太いLANケーブルは意外に邪魔なので、これは何気に嬉しい。

ディスプレイ&キーボード

G-Sync&120Hz対応ディスプレイ

ディスプレイサイズは17.3インチの大画面で、解像度は標準的なフルHDとなっています。映り込みの少ないノングレアタイプで、自分の顔とにらめっこすることなく、ゲームに集中できます。

目玉はなんといっても、最近のハイエンドゲーミングノートでトレンドになりつつある、リフレッシュレート120HzとG-Syncに対応してることでしょう。

1秒間に描写できる回数は、通常の60Hzモニターの2倍。描写回数が多い分、ぬるぬる滑らか。さらにNVIDIAの映像同期技術「G-Sync」にも対応しているので、スタッター(カクつき)やテアリング(分断)を抑え、正確なゲーム環境を実現します。

一瞬の遅れが即敗北につながる競技性の高いゲーム、特にFPSにはまさにもってこいのディスプレイです。

ちなみにディスプレイの解像度は4Kではなく標準的なフルHDとなっていますが、高リフレッシュレートでゲームをプレイする際の負荷を考えると、あえてフルHDにしたのは正解ですね。

IPSパネル搭載

ハイエンドモデルらしく、高コントラスト・高発色・高視野角の3拍子揃ったIPSパネルを搭載しています。この通りどこから見ても美しい映像で、よりいっそうゲームを楽しむことができます。

メカニカル&LED内蔵キーボード

まさに妥協なしとはこのことで、メカニカルキーボードを搭載しております。

よくあるメンブレンのような電気接点タイプではなく、スイッチ機構になっているので、応答性がとても高いのが特長です。さらに深いキーストロークも相まって、安定したゲーム操作はもちろん、快適にタイピングを楽しむことができます。

ちなみにスイッチの種類ですが、「カチッ、カチッ」という音が鳴るので、青軸っぽいですね。その動作音ゆえに好みがわかれるのですが、ゲーミングといえばまず青軸と言っても過言ではないので、まさにセオリー通りともいえるでしょう。

キーボードそのものは6列のアイソレーションタイプで、テンキーにマクロキーまで搭載されています。キーピッチは19mmと余裕があり、配置もデスクトップキーボードそのもので非常に素直。

 もちろんフルカラー仕様となっており、最近はやりのキーキャップ周りが透過処理されているタイプではありませんが、キーボード面全体でド派手に光り、なかなかの迫力です。

もちろん付属アプリ【OMEN Command Center】でカラーや発光パターンを調節可能。アニメーションや個別発光など、細かく調整することができます。ある意味やりこみ要素?と言えるレベルです。

スムーズなタッチパッド

キーボードだけでなく、タッチパッドのデザインにも優れ、キーパッド周りがダイヤモンドカット加工されています。細かいところにも高級感を感じさせます。

パッドはサラサラしており、カーソル操作はとてもスムーズ。さらにクリックボタンの応答性も非常に良好で動作音も静か。ゲームだとあまり使うことはありませんが、細かいところまでしっかり作りこまれているのは好印象ですね。

OMEN Command Center

OMENシリーズということで、専用ユーティリティー【OMEN Command Center】を搭載。キーボードや本体のLEDカラーやマクロキー、オーバークロック設定などを一括して設定することができます。

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

スペックをチェック

CPUはノート用のハイエンドCPU・Core i7-7820HKを搭載。Core i7-7700HQと同じく4コア8スレッドですが、動作クロックが高く、キャッシュの量も多くなっており、性能は若干高くなっています。

GPUはハイエンドのGTX 1080を搭載。フルHDディスプレイではオーバースペックにも見えますが、120hzディスプレイを生かすにはこのくらいのスペックは必要です。32GBの超大容量メモリとあわせ、快適にゲームを楽しめる贅沢なスペックに仕上がっています。

CINEBENCH

【CINEBENCH】は3Dグラフィックのレンダリングソフトで、CPUのシングル・マルチでの性能を測ることができます。

Core i7-7700HQに比べ約5%ほど性能が高くなっています。大幅に性能が上がるわけではありませんが、ハイエンドモデルとしてのこだわりを感じますね。

FF14

毎度おなじみDirectX 11の重量系ベンチマークです。DirectX 11・フルHD・最高設定で、スコア7000以上【非常に快適】をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

ただし、平均60fpsをキープして快適にということであれば、スコア9000以上は欲しいです。

フルHD・最高品質でスコア14333(非常に快適)と文句なしのハイスコアで、フルHDレベルではもはやGTX 1080の敵ではありません。

FF15

「ファイナルファンタジー」シリーズ第15番目の最新作「ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION」のベンチマークです。スコア6000以上で【快適】評価で、平均60fps以上でプレイできます。

FF14と同じくDirectX 11ですが、オープンワールド&4K/8K解像度に公式対応していることもあり、ケタ違いに重くなっています。推奨GPUにGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を要求してくるレベルです。

GTX 1080はやはり余裕がありますね。どの設定でもオールグリーン。ただ、高いfpsをキープして滑らかに、ということであれば標準品質がおすすめ。

標準品質は高品質に比べ、テクスチャが軽めになっていますが、全体的な品質は変わらないので、標準品質でも十分許容範囲内です。

PUBG

人気沸騰中のバトルロイヤルゲーム【PUBG】のスコアも測ってみました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。

測定条件

 解像度はフルHD

 時間帯は日中、快晴

 パラシュート降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

ウルトラ
平均fps 99fps 131fps 138fps 143fps
最低fps 75fps 100fps 102fps 126fps
最高fps 115fps 145fps 145fps 145fps

競技性が高いので、60fpsはしっかりキープしたいところ。

さすがGTX 1080というべき安定性で、フルHDは朝飯前のレベルです。「ウルトラ」設定でも最低60fps以上をキープすることができます。120Hzディスプレイを生かすのであれば、「高」設定がおすすめ。

PSO2

こちらは軽めのゲームです。エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・設定6でスコア44166と余裕ですね。

ドラゴンズドグマ オンライン

このゲームもPSO2と同じく、軽めのゲームです。スコア7000以上で【とても快適】となり、スコア5800以上で平均60fpsをキープできます。

フルHD・最高品質でスコア11296(とても快適)と10000オーバーの貫禄のスコアです。

モンスターハンターフロンティアZ

こちらも軽いモンハンZのベンチマークスコアです。スコア6000以上で平均60fpsをキープできます。

フルHDでスコア41508と非常に高いスコアなので、高グラフィックバージョンの「High Grade Edition」もプレイ可能です

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60 FPSをキープできます。

結果は言わずもがな。フルHD・最高品質でスコア17475(すごく快適)をマーク。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)と、重量級から軽量級まで、それぞれの条件で測定することができます。

GPUの性能指標として、参考までにどうぞ。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは500GB SSD+1TB HDDのデュアルストレージ構成となっています。ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに入れるという便利な使い分けができ、とても便利です。

SSDは通常のSSDよりも4~5倍速いNVMeタイプのSSDで、さらに速度で定評のあるサムスン製というこだわりよう。この通り、シーケンシャル(連続データ)は4ケタをマーク。ランダムも爆速で非常に快適です。

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

CPUは80℃台と性能に比例して熱くなっていますが、ゲーミングノートではごくごく標準的な温度です。言ってしまえば100℃を超えなければOK。ただ発熱対策として、ノートPCクーラーを下においてあげたいですね。

一方でGPUは60℃弱と、GTX 1080とは思えぬほどに低い温度です。グラボの発熱は着実低くなっていますが、それでもこの温度は驚き。

SSDの温度も50℃オーバーとちょっと気になりますが、NVMeタイプのSSDは速度が速い反面、温度が高くなりがちなので、これは想定内の温度です。CPUといい発熱要素が多いので、やはりノートPCクーラーは欲しいです。

まとめ

GTX 1080のパワーもさることながら、120Hz&G-Sync対応ディスプレイにメカニカルキーボードを搭載し、まさにFPSゲーム専用モデルともいえる高い完成度が魅力の一台です。

PUBGやオーバーウォッチなどのFPSゲームを極めたいのであれば、まずおすすめしたいモデル。価格以上の価値は間違いなくありますよ!

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