今回はHPの【OMEN by HP 17-cb0000(パフォーマンスモデル)】をお借りしました。
高いコスパとクオリティが魅力の17インチゲーミングノートがリニューアル。さらにコンパクト&スタイリッシュに進化した、RTX 2070搭載ハイスペックモデルをチェックしてみましょう。
スペック
※2020年2月29日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
外観
シンプル&スタイリッシュなデザイン
前モデルと同じく直線主体のボディですが、エッジ加工が鳴りを潜め、だいぶスッキリしたフォルムとなっています。
背面の排気グリルもボディと一体化しており、落ち着きのあるイメージに仕上がっています。
ヒンジ部分はすっきりしたセンター支持タイプで、両端が一段せりあがり、ゆるやかなカーブを描いたスタイリッシュな形状となっています。アクセントとしてバッチリきいており、シンプルなボディに躍動感を生み出していますね。
X字に分割された、大胆な天板のデザインは健在。上下左右で対称となっており、左右にはヘアライン加工を施す凝りようです。
前モデルでは赤のラインでアクセントをつけていましたが、新モデルではオミットされており、シンプルイズベストを徹底しています。
細部までしっかり造りこまれており、電源ボタンにはLEDのアクセントが仕込まれ、タッチパッド周囲にはダイヤモンドカット加工が施されています。
熱くなりがちなゲーミングノートですが、通気口が大きく確保されており、吸排気はとてもスムーズ。内部に熱がこもる心配はありません。
普段見ることはありませんが、ダイナミックなデザインに仕上げる仕事ぶりは、さすがHPといったところですね。
コンパクト&軽量ボディに進化
ボディは前モデルから大幅にリファインされています。
まずサイズですが、ディスプレイのベゼル(ふち)をスリムにすることで、横幅と奥行きを圧縮。横幅は18mm、奥行きは19mmもコンパクトになっています。ただ、それでも横幅は40cm以上となっており、なかなかの存在感です。
厚さも30mmきっかりと、3mmスリムになっています。コンパクト&スリムになった分だけ軽くなり、実測3278gと約400g弱の大幅な軽量化を果たしています。15インチ並みとはいきませんが、その気になれば持ち運びも可能です。
充実したインターフェース
ハイスペックモデルらしく、インターフェースは最新のものを含め、非常に充実しています。
USBは左右あわせて4ポート搭載し、オールUSB3.1規格となっています。そのうち左サイドのType-Cポートは、高速転送・大容量給電・高解像度出力が可能な【USB3.1 Gen.2規格】で、40Gbpsの超高速転送ができる【Thunderbolt 3】にも対応する最新規格となっています。
ポート数から規格までしっかりポイントをおさえており、周辺機器の接続にはまず困りません。
映像出力端子はHDMIにMini DisplayPortを搭載しており、複数画面の出力もラクラク。さらにSDスロットまで装備する親切仕様です。
ディスプレイ&キーボード
大画面の高発色ディスプレイ
ディスプレイは大型の17.3インチ・フルHDディスプレイを搭載。15.6インチよりも一回り大きく、没入感はだんぜん上。据え置きの大画面モデルが欲しいけど、デスクトップを置くほどではない…という方におすすめ。
パネルには高品質のIPSパネルを採用してるのがポイント。
高い発色とコントラストが魅力の高品質パネルで、メリハリのきいた鮮やかな映像を描写できる優れもの。ゲームはもちろん、動画鑑賞などエンタメコンテンツに最適です。
また、視野角も広いため、角度によって色味が変わらないのもいいですね。
高リフレッシュレート&G-Sync対応
本格派のモデルということで、144Hz/240Hzディスプレイを搭載しています。
144Hzディスプレイだと、1秒間に描写できる回数は、通常の60Hzモニターの2倍以上。描写回数が多い分、ぬるぬる滑らか。その差は一目瞭然で、FPSゲームでの視点移動がとてもスムーズになり、プレイの精度がグッと上がります。
240Hzディスプレイではさらにその上を行き、通常モニターの4倍にもなります。FPSゲームをとことん極める方におすすめですが、使いこなすにはハードルが高く、あえて画質を下げてフレームレートを極限まで稼ぐのが最適な使い方となります。
さらに”G-Sync”に対応しているのもポイント。G-SyncとはNVIDIAの映像同期技術のことで、スタッター(カクつき)やテアリング(分断)を抑え、正確なゲーミングを実現します。高リフレッシュレートディスプレイとの相乗効果で、快適そのものです。
高機能キーボード搭載
大型の17インチモデルということで、テンキー付きのフル規格キーボードを搭載しています。もちろん、華やかなフルカラー仕様となっています。
17インチのワイドボディなので、だいぶ余裕がありますね。各キーはすべて独立しており、連結キーなどは一切なし。配置そのものも非常に素直なので、誤爆の心配はまずありません。キーピッチそのものは約19mmとデスクトップ並みの間隔を確保しており、ゆとりがあるのも◎。
独自の装備として、左端にマクロキーを搭載しているのがポイント。付属アプリでよく使うコマンドを登録すれば、面倒な操作をワンタッチで行うことができ、とても便利。また細かいですが、ゲームでよく使う”W・A・S・D”の部分が白枠で強調され、視認性が高くなっているのもいいですね。
キーストロークは一般ノートに近く、ゲーミングにしては浅めですね。反発感のそれなりといったところで、押し込まずして反応する、軽快な操作感です。キーボード面はアルミパネルでカバーされており、剛性は非常に高く、安定性はバツグンです!
カラーの変更は付属アプリ”OMEN Command Center”で行います。カラーの変更はキー単位ではなく、ブロック単位で変更しするシンプルなもの。なお、アニメーションには非対応となっています。
スムーズなタッチパッド
タッチパッドは、パッドとクリックボタンが分離されたタイプとなっています。よくある一体型のタイプとは異なり、互いに干渉しないため操作性が高いのがポイント。
操作性はやはり高く、パッドはサラサラしたさわり心地で、スムーズで確実なカーソル操作が可能です。また、クリックボタンは軽く押し込むだけで反応し、応答性はバツグン。スコスコした操作感はクセになりそうですね。
先に紹介した通り、アルミパネルはヘアライン仕上げとなっており、タッチパッド周りもダイヤモンドカット加工され、とてもオシャレ。細かいところの造り込みもバッチリですね。
OMEN Command Center
OMENシリーズということで、専用ユーティリティー【OMEN Command Center】を搭載。先に紹介したキーボードのカラー変更やネットワークの帯域割り当て、さらに動作モードの設定まで、ゲーミングに必要な機能をワンストップで設定できます。
HPでは毎度おなじみ、デンマークの高級オーディオメーカー【BANG & OLUFSEN】のサウンドエンジンを採用し、付属アプリで自分の好みのサウンドにチューニングできるようになっています。
スピーカーの音質ですが、低音こそ弱いものの、中音~高音までカバーし、サラウンドもしっかりきいており、臨場感もあります。内蔵タイプにしては上々ですね。
ベンチマーク
各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。パフォーマンスモードでの測定です。
RTX 2070搭載
最新のNVIDIA製ハイスペックGPU・RTX 2070を搭載。”Turing”アーキテクチャを採用することで大幅にパワーアップし、GTX 1070を大きく超える性能に進化しています。その高い性能でフレームレートが安定しやすく、FPSゲームに最適です。
また、RTXシリーズでは従来のGTXシリーズと異なり、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット【RTコア】を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。
上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。
さらにRTコアのほか、AI機能に対応した【Tensorコア】を搭載しているのもポイント。
Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術【DLSSモード】では、AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。
なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!
CINEBENCH
まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。


このモデルでは、インテルの第9世代ハイエンドCPU【Core i7-9750H】を搭載しています。第8世代のCore i7-8750Hと同じく6コア12スレッドですが、動作クロックとキャッシュ容量が強化されており、約10%性能が向上しています。
ゲームはもちろん、動画や画像編集でも高いパフォーマンスを発揮する高性能CPUですね。
3DMARK
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。
RTX 2070は前世代のGTX 1070からきっちりパワーアップ。グラフィックスコアで比較すると、Fire Strikeでは約108%と控えめですが、Time Spyでは約137%の性能と大きく差をつけています。最新世代のGPUなだけあり、特にDirectX 12環境に強いのがポイントです。
総合スコア | Graphics Score | CPU/Physics Score | Combined Score | |
Port Royal | 4489 | ー | ー | ー |
Time Spy Extreme | 3351 | 3555 | 2529 | ー |
Time Spy | 7199 | 7572 | 5628 | ー |
Night Raid | 36173 | 79918 | 8819 | ー |
Fire Strike Ultra | 4550 | 4442 | 15603 | 2422 |
Fire Strike Extreme | 8128 | 8299 | 15766 | 4322 |
Fire Strike | 16138 | 18602 | 15644 | 8293 |
Sky Diver | 34843 | 58194 | 12672 | 25517 |
Cloud Gate | 32692 | 109547 | 9461 | ー |
Ice Storm | 158909 | 329794 | 56480 | ー |
FF14(ファイナルファンタジーXIV)
知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。
最高品質 | 高品質 | 標準品質 | |
フルHD | 14578 | 15689 | 16597 |
通常版のRTX 2070なので、省エネ・低発熱のMax-Q版よりもスコアが素直に伸びます。最高品質でスコア14000オーバーと申し分のない性能で、安定感抜群ですね。
BATTLEFIELD V(バトルフィールド V)
大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。
ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)
プレイモード:コンクエスト
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 104(87)fps | 113(97)fps | 120(63)fps | 134(94)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
最高設定で平均100fpsのハードルはかなり高いのですが、見事にクリア。高リフレッシュレートディスプレイを生かしつつ、安定してプレイできます。Max-Q版も悪くはないのですが、やはり安定性では一枚上手です。
DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 62(54)fps | 67(59)fps | 88(74)fps | 100(79)fps |
こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。
RTはとにかく重いのでfpsはガクッと落ち込むものの、最高設定でしっかり平均60fpsをキープできるのはさすがですね。さらに高いフレームレートを狙うのであれば、DLSSモードを使うのがおすすめ。
DirectX 12+RT+DLSS
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 71(62)fps | 79(70)fps | 95(83)fps | 103(93)fps |
RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 2070ではフルHD以上で動作します。
RTオンリーの時に比べ、最大18%もパフォーマンスが向上。ワンランク上の安定性を実現しています。劇的に性能が上がるわけではありませんが、フレームレートのアシスト機能としてはかなり実用的です。
デメリットはテクスチャのクオリティが若干落ちるくらいのものなので、ぜひ活用しましょう。
Call of Duty: Modern Warfare(コールオブデューティー モダンウォーフェア)
Activisionの代表的なFPSゲーム【Call of Duty: Modern Warfare】を完全にリメイク。
対戦モードは従来の6vs6・10vs10・20vs20の対戦モードのほか、ハイスピードな2vs2や最大64人対戦の【GRAND WAR】などが新規に追加され、プレイの幅が格段に広がっています。かのバトルフィールドにも引けを取らない充実ぶりです。
さらに、プライマリ武器とセカンダリ武器をカスタマイズできる【Gunsmith】も実装。用途や目的に合わせ、自分好みの装備をカスタマイズ出来るのもポイント。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:エクストラ/高/通常(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”)
プレイモード:キャンペーン
エクストラ | 高 | 通常 | |
フルHD | 121(91)fps | 125(100)fps | 129(103)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
最新の重量級ゲームですが、エクストラ設定で平均100fpsをラクラク超える安定ぶりです。ただ、重量級のゲームだと設定を下げてもフレームレートがあまり上がらず、240Hzディスプレイを持て余してしまいますね。
RTモード(リアルタイムレイトレーシング)
エクストラ | 高 | 通常 | |
フルHD | 99(84)fps | 102(86)fps | 105(84)fps |
Call of DutyもついにRTに対応するようになりました。
このゲームのRTモードは比較的負荷が軽いため、エクストラ設定でもほぼ平均100fpsをキープできます。なお、このゲームはDLSSモードが用意されていません。
Borderlands 3(ボーダーランズ 3)
前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。
見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100億種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。
もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。
解像度:フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、バッドアス/ウルトラ/高/中/低(垂直同期”OFF”、モーションブラー”OFF”)
バッドアス | ウルトラ | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 75(66)fps | 81(71)fps | 94(82)fps | 134(117)fps | 153(129)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
コミック調のグラフィックは一見軽そうに見えますが、とんでもなく重いゲームです。特にバッドアスが鬼門となりますが、ハイスペックGPUなので、平均60fpsを余裕でクリアしています。
なお安定性重視なら、画質の劣化が少ない高設定がおすすめ。平均100fpsに近く、高リフレッシュレートディスプレイが生きてきます。
Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。
内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)
プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)
最高 | 超高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 189(176)fps | 195(183)fps | 211(192)fps | 219(197)fps | 236(219)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
FPSゲーム屈指の軽さということで、最高設定で144Hzディスプレイをきっちり生かし切ることができます。240Hzディスプレイも活用できますが、このくらい軽いゲームでないと真価を発揮できず、なかなかハードルが高いことがわかりますね。
なお、画質重視でレンダリング解像度を100にしても、最高設定で平均163fpsをマークします。クオリティ重視でも余裕ですね。
Apex Legends(エーペックス レジェンズ)
最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。
【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)
APEXゲーム(本編)
最高 | 低 | |
フルHD | 140(125)fps | 143(143)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
R6Sほどではありませんが、最高設定でも144Hzディスプレイをしっかり生かすことができます。
Fortnite(フォートナイト)
こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:DirectX 11、最高/高/中/低
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 127(109)fps | 165(144)fps | 220(167)fps | 282(210)fps |
競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。
意外に最高設定が重いのですが、それでも平均100fpsを超える安定ぶり。高設定なら144Hzディスプレイをフルで使えます。
ちなみにこのゲームはコミック調のグラフィックなので、中設定でもグラフィック品質的には十分。240Hzディスプレイを使いこなしたい方にはぜひおすすめ。
MONSTER HUNTER WORLD(モンスターハンターワールド)
言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:最高/高/中/低(垂直同期”OFF”)
プレイモード:フリークエスト
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 74(60)fps | 102(93)fps | 107(91)fps | 116(98)fps |
スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。
国産ゲームではトップレベルの重さですが、最高設定で平均60fpsを大きく超え、ハイスペックGPUの貫禄十分ですね。ただ、最高設定は趣味要素みたいなもので、高設定でもグラフィックはきれいです。安定性を特に重視するならおすすめ。
FidelityFX+Upscalingモード
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 94(72)fps | 109(91)fps | 110(90)fps | 115(97)fps |
アップデートで新たに”FidelityFX+Upscalingモード”が追加されました。低い描写負荷で高い解像度を表現する機能で、通常モードよりもパフォーマンスが向上します。なお、シャープネスは「0.5」に設定しています。
中設定以下は効果がありませんが、最大27%もfpsが向上し、最高設定で平均100fps近くまで伸びるようになりますが。が、どうにもぼやけた感じになるので、無理して使うこともないかなといった印象です。通常モードで楽しみましょう。
PSO2
エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。
結果はフルHD・設定6でスコア47752となり、平均199fpsをマーク。240Hzディスプレイを生かせる軽さですね。。
ドラクエ10
グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。
こちらはスコア20000の大台を突破し、平均185fpsをマーク。従来のゲームなら朝飯前ですね。
CrystalDiskMark
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。


このモデルでは、512GB SSD+1TB HDDのデュアルストレージ構成となっています。ゲームは高速のSSDに、動画や画像などかさばるデータ類はHDDに入れる使い分けができ、とても便利です。また、最近のゲームは容量がかなり増えているので、SSDは512GBあるとやはり安心です。
SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用しており、速度で定評のあるサムスン製のものを搭載しています。
その実力ですが、シーケンシャル(連続データ)だけでなく、ランダムも4ケタをマークしており、まさに爆速です。実際、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのもの。
温度
FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。
CPUはおおむね70~80℃台をキープ。ゲーミングノートなら可もなく不可もなくといったところで、90℃台をマークしないだけでも上出来です。反面、GPUが60℃半ばとだいぶ低いのが意外ですね。トータルでは十分な冷却性能といっていいでしょう。
動作音
FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ。


55デシベルを超えるとファンノイズが気になりますが、ピーク時で55.5デシベルとなり、風切り音はなかなか豪快。ただ、甲高いノイズが控えめなので、耳障りな感じがしないのはいいですね。なお、最小時は45.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。
ちなみに、静音性重視ということであれば、スタンダードモードがおすすめ。フル性能とはいきませんが、ピーク時で51.1デシベルと一般ノート並みのノイズレベルとなります。
まとめ&関連モデル
前モデルからしっかりブラッシュアップされ、ボディはコンパクト・スリムになり、大幅な軽量化を実現。また、スタイリッシュなデザインはそのまま、よりシンプルになり、使う人を選ばない洗練されたデザインへ進化しています。
RTX 2070の性能も非常に高く、高リフレッシュレートディスプレイとの相性はバツグン。FPSゲーマーにうってつけのパフォーマンスとなっています。他社を圧倒する価格の安さとコスパを誇り、17インチのハイスペックゲーミングノートなら、まずおすすめのモデルです。
OMEN by HP 17-cb0000 エクストリームモデル
【スペック】
■OS:Windows 10 Pro
■ディスプレイ
17.3インチ フルHD ノングレア IPS 144Hz/240Hz
■CPU:Core i9-9880H
■メモリ:32GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 2080
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
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