Lenovo Legion 750iをレビュー LEDイルミネーション追加!より派手に進化したMax-Q版RTX 2070 SUPER搭載の15インチモデル

今回はレノボの【Lenovo Legion 750i(81YT0026JP)】をお借りしました。

光るゲーミングノートがリニューアル!スリムボディに最新のCore i7とRTX 2070 SUPER(Max-Q)を搭載した、ハイスペックモデルをチェックしてしましょう。

 

スペック

 Lenovo Legion 750i(81YT0026JP)
カラーブラック
サイズW359.3×D259×H19.9mm
重量約2.25Kg(実測2273g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-10750H
・6コア12スレッド
・定格2.6/最大5.0GHz
メモリ16GB(8GB×2、DDR4-2933)
ストレージ1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRTX 2070 SUPER Max-Q(GDDR6 8GB)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD、ノングレア、IPS、240Hz
インターフェースUSB3.1 Gen.2 Type-C(Thunderbolt 3対応)、USB3.1 Type-A×2、USB3.0 Type-C、USB3.0 Type-A、HDMI、LANポート、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラHD 720p カメラ
スピーカーステレオスピーカー
キーボードフルカラーLED内蔵日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
保証1年(最大3年)
価格【クーポン利用】381,480円186,925円(税・送料込)
付属品・ACアダプター(748g)
・電源ケーブル(174g)
・各種マニュアル

※2020年12月8日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

斬新なデザイン

上位モデルらしく、ボディの素材にはアルミを採用しています。樹脂製に比べ頑丈なので、ハードに使い倒すゲーミングノートとの相性はバツグンです。

頑丈なだけでなく、表面は非光沢の梨地加工が施され、美しい仕上がりを実現。しっとり手になじむ感触も相まって、高級感を感じさせます。

 

もちろん、他社のゲーミングノートとは一線を画す、独特のデザインは新モデルでも健在。排気グリルがヒンジ部分よりも後方にせり出した、ユニークな構造となっています。

ヒンジはラウンド状になっており、なかなかオシャレ。よく見ると、両端にはレギオンのロゴマークが刻印され、けっこう凝っています。

 

ヒンジ部分をバッサリ切り落とした、直線主体のスッキリしたフォルムに、ガンメタ風の”スレートグレー”がバッチリきまっており、とても洗練されたイメージに仕上がっています。

 

ちなみに、底面の通気口は大きく造られており、吸排気はとてもスムーズ。冷却性能はとても優秀です。

 

LEDイルミネーション搭載

ド派手なLEDイルミネーションは引き続き装備していますが、さらにグレードアップ。

 

従来モデル(Lenovo Legion Y740)では排気グリル・天板ロゴ・キーボードの3か所でしたが、さらにフロント下部にもLEDラインが追加され、計4か所となっています。四方くまなく光り、派手さによりいっそう磨きがかかっています。光り物好きにはたまりませんね。

なお、LEDは付属アプリでアニメーション含め自由自在に設定できます。カスタマイズの幅が広く、意外と?楽しめます。

 

スリム&コンパクトボディ

従来モデルよりもさらにコンパクト&スリムボディに進化しています。

 

 

ディスプレイのベゼル(ふち)をさらにスリムにすることで、横幅は約2mmと奥行きは約6mm圧縮しています。厚さは19.9mmとほぼ変わりませんが、2cm以下というのはゲーミングノートにしてはかなりスリムです。

 

ちなみに、重くなりがちなアルミボディですが、実測で2273gと軽めなのもポイント。超軽量というわけではありませんが、持ち運び用としても十分実用的です。

 

最先端のインターフェース

USBは左右・背面にあわせて5ポート搭載しています。最新のUSB3.1と従来の3.0規格に、小型&リバーシブルのType-Cポートと通常のType-Aポートを採用し、どんなシーンでも柔軟に対応できる便利なラインナップです。

 

Type-Cポートのうち1つは、高速転送・大容量給電・高解像度出力が可能な”USB3.1 Gen.2規格”で、40Gbpsの超高速転送ができる”Thunderbolt 3”にも対応する最新規格となっています。

画像出力端子はHDMIのみ装備しています。

 

ちなみに背面のポートの配置も地味ながら◎。画像端子・電源ポート・LANポートが背面に搭載されているので、サイドの有線マウスなどと干渉しないようになっています。ケーブル同士の混線はイラっと来るので、これは嬉しいですね。

 

ディスプレイ&キーボード

240Hz対応の高性能ディスプレイ

ディスプレイのサイズは、オーソドックスな15.6インチで、解像度はフルHDとなっています。

 

 

上位モデルらしく非常に高いクオリティを実現しており、ディスプレイにはIPSパネルを採用しています。優れた発色と高いコントラストで、くっきり鮮やか。HDR400の明るさも相まって、美しい映像でゲームを思う存分楽しむことができます。

 

また、視野角も広く、横から覗いても色むらが無いのもグッドです。

 

もちろん高リフレッシュレートディスプレイを標準搭載していますが、なんと240Hz出力に対応しています

1秒間に描写できる枚数は、通常の60Hzディスプレイの4倍!144Hzのさらにその上を行く非常に滑らかな描写性能で、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームで効果てきめんです

 

 

フルカラーキーボード搭載

15インチのワイドボディということで、テンキー付きのキーボードを搭載しています。先に紹介したとおり、フルカラー仕様ということで、とにかく派手。

 

一部が連結キーとなっていますが、クセがなく、配置は基本的に素直ですね。キーピッチも約19mmとデスクトップ並みの感覚が確保されており、かなりゆとりがあります。これなら誤爆の心配もありません。

 

スリムボディのためか、キーストロークは浅めで、一般のノートPCと同じレベルです。反発も弱く、だいぶ軽めの打鍵感ですね。ちょっと物足りない感じもしますが、押し込まずして反応するので、リニアな操作ができると考えれば、これはこれでアリ

ちなみに、キーボード面の剛性も普通レベルで、フルカラーキーボードを除けば一般のノートPCを操作しているような感触です。

 

操作性の高いタッチパッド

タッチパッドは、パッドとクリックボタンが一緒になった、オーソドックスな一体型となっています。

 

操作性はやはり高く、パッドはサラサラしたさわり心地で、スムーズで確実なカーソル操作が可能です。また、クリックボタンは軽く押し込むだけで反応し、応答性はバツグン。欲を言えば、クリック音がもう少し小さければなおよかったですね。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの第10世代6コア12スレッドCPU・Core i7-10750Hを搭載しています。前世代のCore i7-9750Hのマイナーチェンジ版で、違いは動作クロック引き上げられたくらいですね。

下位モデルで搭載されている4コア8スレッドCPU・Core i5-10300Hと比較してみると、シングル性能は約5%、マルチ性能は約39%も高くなっています。コア・スレッド数が多い分だけ性能は大幅に上がり、動画や画像編集などクリエイティブ用途にもしっかり対応できます。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

グラフィック機能には、NVIDIAのハイスペックGPU・RTX 2070 SUPER(Max-Q)を搭載しています。省エネ&低発熱のMax-Q版ではありますが、下位のRTX 2060よりも約40%ほど性能が高く、安定感はバツグン。特にフレームレートが重要となる、FPSゲームに最適です

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal4773
Time Spy
Extreme
361837203136
Time Spy771779246727
Night Raid393267690810434
Fire Strike
Ultra
48884753171952628
Fire Strike
Extreme
92949725162654592
Fire Strike1758220379172908774
Sky Diver41318690231543827623
Cloud Gate3908912308511536
Ice Storm11732816057960395

 

RT&DLSS対応

RTXシリーズということで、リアルタイムレイトレーシング(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット【RTコア】を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています

 

上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらにRTコアのほか、AI機能に対応した【Tensorコア】を搭載しているのもポイント。

Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術【DLSSモード】では、AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

FF14

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 

高いCPU性能も相まって、最高品質でスコア15000オーバーと非常に高いスコアをマーク。安定してプレイ可能です。

 

BATTLEFIELD V

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD94(71)fps109(87)fps115(92)fps128(95)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重量級のゲームですが、最高品質でも平均90fps以上をキープしており、安定感は◎。RTX 2060とは一味違いますね。

 

RT

 最高
フルHD67(58)fps72(64)fps85(72)fps94(75)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

RTはとにかく重く、fpsはガッツリ落ち込みます。とはいうものの、最高品質で平均60fps以上をキープできるのはさすがです。フルHDで盤石の性能を求めるなら、RTX 2070 SUPER以上がおすすめです。

 

RT+DLSS

 最高
フルHD70(64)fps78(66)fps87(74)fps92(74)fps

RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 2070 SUPERではフルHD以上で動作します。

フルHDではあまり効果がなく、fpsは約4~8%の向上にとどまっています。

 

Call of Duty : Black Ops Cold War(コールオブデューティー ブラックオプス コールドウォー)

言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。

もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。

一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/ミディアム(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:マルチプレイ

 ウルトラミディアム
フルHD118(106)fps125(114)fps140(124)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

前作もそうですがしっかり最適化されており、ウルトラ設定で平均100fps以上をラクラクキープできます。なお、DLSSにも対応しているので、パフォーマンス重視ならぜひ活用しましょう。

 

DLSS

 ウルトラミディアム
フルHD155(137)fps170(155)fps174(164)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

fpsのアシスト機能としてはとても優秀で、最大36%も向上。高リフレッシュレートディスプレイを生かせるパフォーマンスを実現しています。

 

RT

 ウルトラミディアム
フルHD69(60)fps71(63)fps76(67)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

やはりRTは重く、fpsは大幅に低下しますが、それでも最高設定で平均60fpsを死守するのは立派。DLSSモードでぜひfpsを底上げしたいところです。

 

RT+DLSS

 ウルトラミディアム
フルHD84(73)fps90(74)fps95(82)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

fpsは約22~27%向上し、ウルトラ設定で平均84fpsとワンランク上の安定感を実現。とても実用的ですね。

 

Borderlands 3(ボーダーランズ 3)

前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。

見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100憶種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。

もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、バッドアス/ウルトラ/高/中/低

 バッドアスウルトラ
フルHD80(66)fps 87(79)fps 102(92)fps 146(130)fps170(146)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

コミック調にグラフィックとは裏腹に、とてもヘビーなゲームですが、超重量級のバッドアス設定でも平均80fpsと安定したパフォーマンスを発揮します。グラフィック品質的には高設定でも十分きれいなので、安定性重視なら高設定がおすすめ。

 

DOOM Eternal(ドゥーム エターナル)

言わずと知れた名作FPSゲーム【DOOM】の続編です。今回もドゥームスレイヤーとして、ひたすら地球を占拠するデーモンを叩きのめしていきます。

テンポのいいアクションは今作でも健在。グレネードや火炎放射などの広範囲攻撃が可能な”ショルダーキャノン”や、広範囲の近接攻撃”ブラッドパンチ”が実装され、さらにアクションの幅が広がっています。が、無限ピストルが廃止され、持てる弾薬の数も少なく、戦闘はかなりシビアに。

近接フィニッシュの”グローリーキル”をしっかり決めつつ、”チェーンソー”でデーモンから弾薬を補充する基本サイクルに加え、火炎放射でアーマーを補充するなど、状況に応じて臨機応変に対応していく必要があります。けっこう頭を使いますが、はまれば爽快。個人的にはイチオシのFPSゲームです。

下記条件にて平均fpsのみ計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラナイトメア/ナイトメア/ウルトラ/高/中

  プレイモード:キャンペーン

 ウルトラナイトメアナイトメアウルトラ
フルHD146fps 160fps 164fps 166fps172fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。このゲームでは搭載しているVRAM以上の設定ができないため、ウルトラ以下で測定しています。

最重量のウルトラナイトメアでも平均146fpsをマークし、高リフレッシュレートディスプレイを生かすことができます。ただし、ナイトメア以降は、設定を軽くしてもあまりfpsは伸びません。

 

Rainbow Six Siege

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD220(196)fps225(217)fps229(217)fps234(225)fps253(239)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

とても軽いゲームなので、軒並み平均200fpsオーバー!240Hzディスプレイの本領発揮といったところですね。グラフィック品質重視なら、レンダリング解像度を上げてみるのもあり。最高設定でも平均170fpsで非常に安定しています。

 

VALORANT(ヴァロラント)

”リーグ・オブ・レジェンド”でおなじみの、ライオットゲームが手掛けるFPSゲームですね。内容はオーバーウォッチとCS:GOをミックスした感じ。カジュアルなグラフィックはもちろん、多彩なスキルを持つエージェント(現在では11人)を操り、5対5で戦うスタイルは、オーバーウォッチをほうふつとさせます。

ルールはFPSでよくみられる”爆弾設置ルール”を採用しています。爆弾を設置する側と阻止する側に分かれ、設置側は、爆弾を設置し爆発させれば勝利。阻止する側は、設置されないか、解除すれば勝利となります。最大25ラウンド、攻防は12ラウンドごとに切り替わり、13ラウンドを先取した側が勝ちとなります。

また、CS:GOを意識した”購入システム”を実装しており、ラウンド報酬の資金をもとに、ラウンドのインターバルで武器・防具・スキルを購入することができます。味方の装備や資金はチェックできるので、コミュニケーションをとりつつ、状況に応じて装備を調達するのが勝利へのカギとなます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:高/中/低(アンチエイリアス”MSAA 4x”、異方性フィルタリング”16x”)

  プレイモード:アンレート

 
フルHD263(229)fps285(263)fps301(289)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

Rainbow Six Siegeを凌ぐほどの軽さで、設定を重めにしても240Hzディスプレイをきっちり生かし切ることができます

 

 

Apex Legends

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低

  APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD172(145)fps217(189)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

こちらも軽めのゲームということで、最高設定でも平均100fps台後半をマーク。高リフレッシュレートディスプレイをしっかり生かせます。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 最高
フルHD141(120)fps177(114)fps277(259)fps294(267)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

見かけによらずちょっと重めですが、最高設定で平均141fpsと、高リフレッシュレートディスプレイとの相性は良好。なお、ディスプレイの性能をしっかり生かし切るなら、中設定がおすすめ。コミック調のグラフィックなので、品質的にも十分です。

 

Watch Dogs Legion(ウォッチドッグズ レギオン)

実に4年ぶりとなる、大人気ハッキングアクションゲームの続編ですね。今作では舞台をロンドンに移し、テクノロジーの自由な利用を掲げる正義?のハッカー集団”デッドセック”が、強権的な監視社会に対抗するストーリーとなっています。

ハッキングや格闘・銃撃戦などの幅広いアクションはそのままですが、主人公キャラが不在となり、”ハッカー”や”エンフォーサー”といったクラス分けが無くなっているのが大きなポイント。様々な技能を持つロンドンの一般市民をリクルートして、状況に応じて使い分けるシステムとなり、チームの編成力が問われます。

プレイの自由度が大きく向上する一方で、オープンフィールド+RT対応でグラフィック負荷はかなり重く、マシンの要求スペックも格段に向上。相応のゲーミングPCが必要となります。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最大/超高/高/中/低(RT”最高”/DLSS”品質”)

  プレイモード:ベンチマークモード

 最大超高
フルHD58(45)fps74(56)fps81(63)fps90(68)fps91(67)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

前作と同じくグラフィック負荷はかなり重く、最大設定では平均60fpsに届かず、ワンランク下の設定にする必要があります。ただ、このゲームではDLSSモードが用意されており、fpsを底上げすることができます。

なお、街中だと建築物が密集しているので、負荷はさらに重くなり、ベンチマークの約7~8割程度まで落ち込みます

 

DLSS

 最大超高
フルHD69(54)fps78(57)fps81(60)fps91(68)fps91(66)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

最大設定では約19%fpsが向上し、平均60fpsを超えるようになりましたが、それ以外では効果が見られず。実戦のことを考えると、超高設定でプレイするのがおすすめですね。

 

RT

 最大超高
フルHD36(20)fps44(34)fps48(38)fps50(40)fps52(42)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

さすがにRTは重く、全ての設定で平均60fpsを下回ります。DLSSの活用が大前提です。

 

RT+DLSS

 最大超高
フルHD48(38)fps50(40)fps61(49)fps65(61)fps69(56)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

最大約33%向上していますが、高設定でギリギリ平均60fpsを超えるレベルなので、厳しいことには変わりありません。DLSSを使ってfpsを少しでも伸ばすのが現実的です

 

モンスターハンターワールド

言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中/低

  プレイモード:フリークエスト

 最高
フルHD80(66)fps106(96)fps110(99)fps120(107)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

かなり重量級のゲームですが、最高設定で平均80fpsと安定感はバツグンです。さらに、高品質では平均100fpsオーバーとなり、まさにド安定。これはかなり立派なパフォーマンスですね。

なお、DLSSモードにも対応していますが、フルHDでは有効にできず、WQHD以上からとなります。

 

PSO2&ドラクエ10

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・設定6でスコア38992と余裕のスコアをマーク。

 

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

こちらはもはや言わずもがなの結果ですね。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは大容量の1TB SSDを搭載しています。最近のゲームは容量がかなり増えており、Call of Duty: Modern Warfareだと約250GBもありますが、1TBもあれば容量不足の心配は全くありません。なお、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用しています。

メーカーはストレージでおなじみの”Western Digital”ですね。肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは4ケタで、一部3000MB/sを超える爆速ぶりです。ランダムも4ケタをマークしており、恐ろしく速いSSDですね。

もちろん、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのもの。

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

ゲーミングノートの悩みの種といえば冷却ですが、CPUは70℃~80℃台を安定してキープ。また、GPUはMax-Qということもあり、ハイエンドGPUながら60℃半ばとよく冷えています。

スリムモデルらしからぬ高い冷却性能で、夏場も安心ですね!

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

55デシベルを超えるとノイズ感が大きく感じられるようになりますが、ピーク時で56.2デシベルをマーク。ファンは豪快に回転しており、ノイズ感は大きめですね。これぞゲーミングノートという感じです。ただ、耳障りな甲高いノイズはだいぶ控えめなのが救いです。

なお、最小時は46.7デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

便利なユーティリティーソフト

メーカー製ゲーミングPCということで、システム管理の【Lenovo Vantage】が用意されています。動作モードの設定からシステムの更新などサポートに至るまで、このアプリで全て設定でき、ワンストップでとても便利です。

 

サウンドエンジンは有名どころの【Dolby Atmos】を搭載しています。

シーンに応じたモードに切り替えができるのはもちろん、イコライザーも用意されているので、好みの設定に変更することも可能です。

スピーカーの音質ですが、低音から高音までよく伸び、厚みのあるサウンドクオリティです。また、サラウンド効果はしっかり感じられ、迫力もバッチリ。内蔵タイプとは思えない高い完成度ですね。

 

イルミネーションシステムは、自作でおなじみCorsair謹製の【iCUE】が採用されています。先にも紹介した通り、排気グリル・天板ロゴ・キーボードのカラーを変更でき、排気グリルはさらに4ブロックに分けて変更できます。

キーボードはなんとキー単位でカラーを変更することができ、「W・A・S・D」などよく使うキーを目立たせる芸当も可能です。もちろんアニメーションの設定にも対応しているほか、キーボードマクロの設定も可能です。

 

まとめ&関連モデル

レノボらしいユニークで大胆なデザインはそのまま、LEDイルミネーションが強化され、よりいっそう派手なモデルに進化しています。

フルHDで盤石の性能を誇るRTX 2070 SUPERと、超高速の240Hzディスプレイとの相性も良く、特にFPSゲームに最適。価格も税・送料込みで18万円台と安く、コスパにも優れ、RTX 2070 SUPER搭載モデルならまずおすすめです

 

 

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