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Lenovo Legion 550Piをレビュー 低価格&高コスパ!大胆かつスタイリッシュなフォルムが魅力のRTX 2060搭載ゲーミングノート

今回はレノボの【Lenovo Legion 550Pi(82AW003CJP)】をお借りしました。

低価格で高コスパ!他社とは一線を画する大胆なフォルムが魅力の、RTX 2060搭載ゲーミングノートをチェックしてみましょう。

 

スペック

 Lenovo Legion 550Pi(82AW003CJP)
サイズW363.1×D259.6×H23.6mm
重量約2.3Kg(実測2402g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-10750H
・6コア12スレッド
・定格2.6/最大5.0GHz
メモリ16GB(DDR4-2933)
ストレージ1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRTX 2060(GDDR6 6GB)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD、ノングレア、IPS、144Hz
インターフェースUSB3.0 Type-C、USB3.0 Type-A×4、HDMI、LANポート、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラ×
キーボードバックライト付き日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
BluetoothVer.5.0
保証1年(最大3年)
価格【クーポン利用】268,180円147,499円(税・送料込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(704g)
・電源ケーブル(214g)

※2021年1月30日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

斬新なフォルム

他社モデルとは一線を画すユニークなフォルムは、前モデル(Legion Y540)譲り。

 

ポイントは背面デザインですね。排気グリルを大胆にもバッサリ切り落とし、さらにヒンジ部分よりも後方にせり出すことで、迫力を感じさせるデザインに仕上げています。ゲーミングモデルならではといったところですね。

 

ヒンジそのものもラウンドフォルムとなっており、なかなかオシャレ。

 

新モデルでは天板が金属製になっているのもポイント。表面はマットな仕上がりで、見た目は美しく、触り心地も上々です。オール樹脂製の前モデルとの違いは歴然。金属の高い質感で、ワンランク上の高級感を実現しています。

 

細部のデザインにも凝っており、底面の通気口は、オーソドックスなスリットタイプではなくパンチ加工が施され、インパクトばつぐん!

 

もちろんデュアルファン構成なので、給排気はとてもスムーズ。とにかく熱くなりがちなCPUとGPUを強力に冷やします

 

なお、ロゴのイルミネーションは健在。ワンポイントのアクセントとして花を添えていますが、光るのは電源に接続している時のみで、バッテリー駆動の場合には消灯します。

 

進化したコンパクトボディ

前モデルのコンパクトボディがさらに進化し、ディスプレイのベゼル(ふち)を上下方向にスリムにすることで、奥行きは7.4mm小さくなっています。また、厚さも0.6mmとわずかではありますがスリムになり、しっかり改良されています。

 

ちなみにスリムベゼルはボディをコンパクトにできるだけでなく、見た目もスッキリ。スタイリッシュなイメージに仕上がり、まさに一石二鳥ですね。

ちなみに、スリムにした分、カメラがオミットされている点に注意。ただ、内蔵カメラは解像度が低いものが多く(だいたいHD)、あれば便利という程度。オンライン会議の機会が多い方は、別途Webカメラを購入した方がいいというのが本音です。

 

機能的なポート配置

USBは左右・背面にあわせて5ポート搭載し、規格は全て現在主流のUSB3.0となっています。ポートのタイプはオーソドックスなType-Aのほか、背面のみ小型&リバーシブルのType-Cポートを採用しています。ポイントをおさえたラインナップで、あらかたの周辺機器を接続できます。

 

画像出力端子はHDMIのみですが、Type-CポートはDisplayPort出力を兼ねているので、実質2ポート構成となっています。

 

最近のトレンドをしっかり取り入れ、背面にもポートを配置。特にかさばりやすい画像端子・電源ポート・LANポートが背面に搭載されているので、サイドの有線マウスなどと干渉しないようになっています。ケーブル同士の混線はイラっと来るので、これは嬉しいですね。

 

ディスプレイ&キーボード

美しい発色の15インチディスプレイ

ディスプレイはオーソドックスな15.6インチサイズで、解像度はフルHDとなっています。ノングレアパネルを採用しているため、映り込みが少なく、ゲームに集中しやすいのがいいですね。

 

前モデルから引き続き、高品質のIPSパネルを標準搭載。高発色・高コントラスト・広視野角の3拍子そろった高性能パネルで、くっきり鮮やかな映像クオリティを実現。ゲームをはじめ動画鑑賞などにうってつけですね。

 

この通り、視野角も広く、横から覗いても色むらは無し。

 

144Hz対応ディスプレイ

トレンドはしっかり押さえており、高速の144Hzディスプレイを搭載しています。

 

144Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2倍以上!その分だけ映像が滑らかになり、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームにはうってつけです。

普段ノーマルディスプレイを使っている方はその違いに驚くはず。

 

操作性の高いキーボード

15インチということで、オーソドックスなテンキー付きキーボードを搭載しています。

 

素直なキー配置で、特に小さいキーもなく、テンキーも大きめ。特にくせがなく、前モデルよりも使いやすくなっていますね。キーピッチも約19mmとデスクトップキーボードなみの間隔が確保されており、まず誤爆する心配はありません。

 

ちなみに、ファンクションキーのロック機能も装備しており、任意に固有機能とファンクション機能を切り替えられるのは、とても便利。

キーストロークはだいぶ変わり、一般的なノートPCレベルとなっています。浅すぎず深すぎず、適度な反発もあり、サクサクした操作感です。前モデルの深めのキーストロークも捨てがたいですが、これはこれでアリ。なお、キーボード面の剛性は高く、安定感もバッチリです。

 

もちろん、白色LEDイルミネーションを内蔵しています。見た目が華やかになるのはもちろん、薄暗い場所で操作しやすくなる優れもの。なお、ファンクションキーで2段階+OFFに切り替えることができるので、LEDが苦手という方でも安心。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドにも手が入り、クリックボタンとパッド部分の分離タイプから、オーソドックスな一体型タイプに変更となっています。

 

完成度は高く、パッドはサラサラした感触でカーソル操作はとてもスムーズ。クリックボタンも軽く押すだけでしっかり反応し、操作音も静か。一体型だと造りが甘いのをちらほら見かけますが、しっかり造りこまれているのは好印象です

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 2060搭載

最新のNVIDIA製ハイスペックGPU・RTX 2060を搭載。鉄板のミドルクラスGPU・GTX 1660 Tiの上位版ということで、フルHDでより高い安定性を発揮します。

また、RTXシリーズでは従来のGTXシリーズと異なり、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。

Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がるので、とても便利ですね。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの第10世代6コア12スレッドCPU・Core i7-10750Hを搭載しています。前世代のCore i7-9750Hのマイナーチェンジ版で、違いは動作クロック引き上げられたくらいですね。

下位モデルで搭載されている4コア8スレッドCPU・Core i5-10300Hと比較してみると、シングル性能ほぼ互角ですが、マルチ性能は約49%も高くなっています。コア・スレッド数が多い分だけ性能は大幅に上がり、動画や画像編集などクリエイティブ用途にもしっかり対応できます。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

RTX 2060はGTX 1660 Tiの上位版ということで、CUDAコアとメモリーバス幅が強化され、性能の要となるCUDAコアはGTX 1660 Tiよりも25%多くなっています。特にこのモデルはブーストで性能がよく伸び、約20%ほど性能が高くなっています

最近ではGTX 1660 Tiとの価格差も小さく、またDLSSも使えるということで、フルHDでのゲーミングなら、安定感のあるRTX 2060搭載モデルがまずおすすめ。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal3700
Time Spy
Extreme
307030273339
Time Spy663665017529
Night Raid394208166710027
Fire Strike
Ultra
39323767185682122
Fire Strike
Extreme
77447934186173768
Fire Strike1565817141186248297
Sky Diver38932564311659329807
Cloud Gate3908110919512035
Ice Storm18320640287962992

 

FF14(ファイナルファンタジーXIV)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高品質高品質標準品質
フルHD154801752319439

高性能CPUとの相乗効果で、最高品質でスコア15000オーバーと非常に高いスコアをマーク。GTX 1660 Tiとは一味違いますね。

 

BATTLEFIELD V(バトルフィールド V)

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD87(52)fps101(91)fps113(75)fps133(106)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重量級のゲームですが、最高設定で平均87fpsをマークし、GTX 1660 Tiよりもワンランク高い安定性を実現しています。

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

 最高
フルHD56(50)fps62(53)fps79(71)fps89(80)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

RTはとにかく重く、最高設定では平均56fpsまで大きく落ち込みます。フルHDレベルでこれなので、RTX 2060にRTは荷が重い感じですね。

 

DirectX 12+RT+DLSS

 最高
フルHD59(54)fps69(64)fps82(73)fps90(81)fps

RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 2060ではフルHD以上で動作します。

RTオンリーに比べ、fpsの上げ幅は最大11とだいぶ控えめ。フルHD・最高設定ではあと一歩ながら平均60fpsに届かず、イマイチ効きが悪いです。。RTは使わずに、ノーマルでプレイするのがおすすめ。

 

Call of Duty : Black Ops Cold War(コールオブデューティー ブラックオプス コールドウォー)

言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。

もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。

一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/ミディアム(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:マルチプレイ

 ウルトラミディアム
フルHD94(84)fps104(93)fps115(105)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

前作同様しっかり最適化され、ウルトラ設定で平均100fps近くをキープできます。なお、DLSSにも対応しているので、パフォーマンス重視ならぜひ活用しましょう。

 

DLSS

 ウルトラミディアム
フルHD122(108)fps140(130)fps153(141)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

最新世代のDLSSということで、効きが非常によく、fpsは最大35%も向上。高リフレッシュレートディスプレイを生かせるパフォーマンスを実現しています。

 

RT

 ウルトラミディアム
フルHD55(45)fps63(56)fps66(58)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

RT単品だとfpsはやはり激落ち。ウルトラ設定では平均60fpsに届かず、DLSSモードでぜひfpsを底上げしたいところです。

 

RT+DLSS

 ウルトラミディアム
フルHD75(64)fps81(70)fps84(68)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

DLSSがバッチリ効いており、fpsは最大約36%も向上。ウルトラ設定で平均75fpsと、平均60fpsをしっかり超えるようになります。

 

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

大人気のオープンワールドアクションRPGですね。舞台となる2077年のアメリカ・カリフォルニアに位置する”ナイトシティ”では、テクノロジーが目覚ましく発展している一方、社会は混乱を極めており、まさにカオス。そんなナイトシティでの成功を企む主人公の”V(ヴィー)”を操り、様々なミッションに挑戦します。

ユニークなのはVの立ち位置を自分で選択できる点ですね。バックグラウンドは開始時点で決まっておらず、キャラクター作成時に3種類の”ライフパス”から選択できます。ライフパスによって大きくシナリオが変わることはありませんが、各種イベントや選択肢が変わり、バリエーションに幅を持たせているのは面白い試みです。

戦闘はFPSながら、RPG要素が大きく、格上の相手にはしっかり育成して臨む必要があります。武器や防具はもちろん、体内に埋め込む”サイバーウェア”をアップグレードしつつ、スキルを強化し、プレイスタイルによって柔軟にカスタマイズ可能。じっくり楽しめるRPGゲームに仕上がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:本編で市街地中心部を移動

 最高
フルHD45(40)fps54(50)fps67(61)fps82(74)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

現状ではトップクラスに重いゲームということで、フルHDレベルでも中設定でようやく平均60fpsを超えるようになります。DLSSありきですね。

 

DLSS

 最高
フルHD61(51)fps74(67)fps80(68)fps80(70)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

新世代のゲームということで、やはりDLSSがよく効きますね。fpsは最大約37%向上し、最高設定でも平均60fpsをキープできます。グラフィックも十分きれいで、安定性の高い高設定がおすすめ。

 

RT

 最高
フルHD15(13)fps16(15)fps17(15)fps18(16)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードでも平均60fpsの壁が高いので、RTではもはやどうしようもありません。

 

RT+DLSS

 最高
フルHD24(22)fps25(23)fps26(24)fps27(23)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

パフォーマンスは大幅に向上しますが、やはり平均60fpsの壁は高いです。RTは使わず、DLSSでフレームレートを向上させるのがおすすめ

 

 

Borderlands 3(ボーダーランズ 3)

前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。

見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100憶種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。

もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、ウルトラ/高/中/低

  プレイモード:キャンペーン

 バッドアスウルトラ
フルHD64(57)fps69(59)fps81(70)fps119(104)fps147(125)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重さで定評のあるBorderlandsシリーズですが、超重量級のバッドアス設定でも平均60fpsをしっかりキープ。通常のRTX 2060とは違い、ブーストがよく効いている感じです。

 

DOOM Eternal(ドゥーム エターナル)

言わずと知れた名作FPSゲーム【DOOM】の続編です。今回もドゥームスレイヤーとして、ひたすら地球を占拠するデーモンを叩きのめしていきます。

テンポのいいアクションは今作でも健在。グレネードや火炎放射などの広範囲攻撃が可能な”ショルダーキャノン”や、広範囲の近接攻撃”ブラッドパンチ”が実装され、さらにアクションの幅が広がっています。が、無限ピストルが廃止され、持てる弾薬の数も少なく、戦闘はかなりシビアに。

近接フィニッシュの”グローリーキル”をしっかり決めつつ、”チェーンソー”でデーモンから弾薬を補充する基本サイクルに加え、火炎放射でアーマーを補充するなど、状況に応じて臨機応変に対応していく必要があります。けっこう頭を使いますが、はまれば爽快。個人的にはイチオシのFPSゲームです。

下記条件にて平均fpsのみ計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低

  プレイモード:キャンペーン

 ウルトラ
フルHD147fps159fps169fps194fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。このゲームでは搭載しているVRAM以上の設定ができないため、ウルトラ以下で測定しています。

軽めのゲームということで、ウルトラ設定でも平均147fpsと、144Hzディスプレイをきっちり生かせる高いパフォーマンスを発揮します。

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD244(221)fps254(227)fps272(244)fps297(251)fps339(296)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

FPSゲーム屈軽さということで、どの設定でも平均200fps以上をマーク。144Hzディスプレイを余裕で生かし切ることができます。グラフィック品質重視なら、レンダリング解像度を上げてみるのもあり。解像度MAX(100)・最高設定でも平均163fpsと申し分ないパフォーマンスです。

 

VALORANT(ヴァロラント)

”リーグ・オブ・レジェンド”でおなじみの、ライオットゲームが手掛けるFPSゲームですね。内容はオーバーウォッチとCS:GOをミックスした感じ。カジュアルなグラフィックはもちろん、多彩なスキルを持つエージェント(現在では11人)を操り、5対5で戦うスタイルは、オーバーウォッチをほうふつとさせます。

ルールはFPSでよくみられる”爆弾設置ルール”を採用しています。爆弾を設置する側と阻止する側に分かれ、設置側は、爆弾を設置し爆発させれば勝利。阻止する側は、設置されないか、解除すれば勝利となります。最大25ラウンド、攻防は12ラウンドごとに切り替わり、13ラウンドを先取した側が勝ちとなります。

また、CS:GOを意識した”購入システム”を実装しており、ラウンド報酬の資金をもとに、ラウンドのインターバルで武器・防具・スキルを購入することができます。味方の装備や資金はチェックできるので、コミュニケーションをとりつつ、状況に応じて装備を調達するのが勝利へのカギとなます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:高/中/低(VSync”OFF”、アンチエイリアス”MSAA 4x”、異方性フィルタリング”16x”)

  プレイモード:アンレート

 
フルHD341(210)fps368(225)fps401(266)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

Rainbow Six Siegeを凌ぐほどの軽さで、どの設定でも平均300fps以上をマーク。特にコメントなしですね。

 

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)

  プレイモード:APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD133(108)fps140(124)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームもわりと軽めということで、最高品質で平均100fpsを軽く超えてきます。144Hzディスプレイとの相性もバッチリ。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 最高
フルHD113(106)fps147(112)fps149(71)fps258(83)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

意外に重い最高設定でも、平均100fps以上を超え、安定感バツグン。高設定にすれば144Hzディスプレイもフル活用できます。やはり通常のRTX 2060とは違い、fpsが気持ちいいくらいに伸びますね。

なお、DirectX 12はあくまでもベータ版ということで、中設定以下ではフレームレートが荒れ気味です。

 

DLSS

 最高
フルHD169(151)fps210(170)fps172(76)fps254(82)fps

DLSSを有効にした際の結果です。4Kのみ設定をパフォーマンスにしています

DLSSモードを有効にすると、レンダリング解像度をガッツリ落とすので、fpsが大幅に向上します。その上げ幅は最大50%にもなり、最高設定でも144Hzをしっかり生かせます

 

RTモード

 最高
フルHD19(13)fps21(14)fps22(15)fps24(16)fps

RT設定はMAXにして測定しています。

負荷の高いRTモードですが、このゲームは”グローバルイルミネーション”容赦なく重く、平均20fps台と全く伸びません

 

RT+DLSSモード

 最高
フルHD40(28)fps41(28)fps41(30)fps44(32)fps

DLSSモードではレンダリング解像度を大きく下げていることもあり、大幅に性能が向上します。とはいうものの、平均60fpsには程遠く、焼け石に水です

 

Watch Dogs Legion(ウォッチドッグズ レギオン)

実に4年ぶりとなる、大人気ハッキングアクションゲームの続編ですね。今作では舞台をロンドンに移し、テクノロジーの自由な利用を掲げる正義?のハッカー集団”デッドセック”が、強権的な監視社会に対抗するストーリーとなっています。

ハッキングや格闘・銃撃戦などの幅広いアクションはそのままですが、主人公キャラが不在となり、”ハッカー”や”エンフォーサー”といったクラス分けが無くなっているのが大きなポイント。様々な技能を持つロンドンの一般市民をリクルートして、状況に応じて使い分けるシステムとなり、チームの編成力が問われます。

プレイの自由度が大きく向上する一方で、オープンフィールド+RT対応でグラフィック負荷はかなり重く、マシンの要求スペックも格段に向上。相応のゲーミングPCが必要となります。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最大/超高/高(RT”最高”/DLSS”品質”)

  プレイモード:ベンチマークモード

 最大超高
フルHD46(33)fps70(56)fps82(62)fps94(70)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

前作と同じくグラフィック負荷はかなり重く、最大設定では平均60fpsに届きません。超高設定では平均60fpsをキープできますが、あくまでもベンチマークモードということで、実際にはベンチマークの約7~8割程度まで落ち込み、ハードルはかなり高め。

Cyberpunk 2077と同じく、DLSSを使ってなんぼです。

 

DLSS

 最大超高
フルHD58(43)fps87(64)fps92(67)fps107(76)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

最大26%fpsが向上し、最大設定で平均60fps手前をマークします。ただ、先に紹介したとおり、実戦ではfpsが下がるので、超高設定がおすすめです

 

RT

 最大超高
フルHD27(21)fps35(28)fps38(30)fps40(41)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードの半分程度まで落ち込み、軒並み全滅状態です

 

RT+DLSS

 最大超高
フルHD39(31)fps53(42)fps57(40)fps61(49)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

DLSSの効果はしかっり出ていますが、あくまでもベンチマークモードと考えると、全く実用的ではありません。やはりDLSSでフレームレートを底上げするくらいがよさそうですね

 

MONSTER HUNTER WORLD(モンスターハンターワールド)

言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中/低

  プレイモード:フリークエスト

 最高
フルHD64(50)fps86(73)fps97(82)fps135(106)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

国産ゲームではトップクラスの重量級ゲームですが、なんと最高設定でも平均60fpsを超えます。以前のRTX 2060からワンランク性能が上がった感じです。

なお、このゲームではDLSSモードが用意されていますが、対応しているのはWQHD以上となっています。これとは別に”FidelityFX+Upscalingモード”があり、fpsの底上げをすることができます。

FidelityFX+Upscalingモード

 最高
フルHD85(61)fps119(96)fps124(92)fps139(106)fps

アップデートで新たに”FidelityFX+Upscalingモード”が追加されました。低い描写負荷で高い解像度を表現する機能で、通常モードよりもパフォーマンスが向上します。なお、シャープネスは「0.5」に設定しています。

低設定以外では効果が見られませんが、DLSSばりの効果を発揮し、最大約38%もfpsが向上します。ただ、グラフィックがぼやけた感じになるのが難点なので、安定感重視ならおすすめといったところです。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは1TBの超大容量SSDを搭載しています。SSDにしては容量が非常に多く、50GB以上のゲームがざらにある現状でも、容量不足で困る心配はまずありません。さらに、SSDは通常のSSDよりも4~5倍速いNVMeタイプのSSDというこだわりようです。

メーカーはSSD&HDDででおなじみのWESTERN DIGITALですね。その実力ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み書きは4ケタをマークし、一部3000MB/sオーバーと爆速。ただ、ランダムの伸びがイマイチ悪く、一長一短といったところです。

ただ、SSDレベルともなると数値の差を実感できず、ゲームのロード時間は早く、各種アプリやブラウジングもサクサクでとても快適!

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

ゲーミングノートでは特に熱くなりがちなCPUですが、おおむね70℃台の安定した温度をキープ。また、GPUも同じく70℃台となっており、冷却性能は上々です。これなら夏場でも安心。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

55デシベルを超えるとファンノイズが気になりますが、ピーク時で53.3デシベルとやや下回っています。風切り音はなかなか豪快ですが、耳障りな甲高いノイズは控えめなので、数値ほどうるさく感じません。ボディが厚めだと、ノイズをある程度抑えてくれるのがいいですね。

なお、最小時は46.7デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

便利なユーティリティーソフトを完備

メーカー製ゲーミングPCということで、システム管理の”Lenovo Vantage”が用意されています。動作モードの設定からシステムの更新などサポートに至るまで、このアプリで全て設定でき、ワンストップでとても便利です。

 

サウンドシステムは、”harman/kardon”&”Dolby Atmos”の豪華な顔ぶれです。シーンに応じたモードに切り替えができるのはもちろん、イコライザーも用意されているので、好みの設定に変更することも可能です。

ちなみにスピーカー品質は、低音から高音までよく出ており、厚みのある音質なので、迫力もあります。サラウンドも効いているので、臨場感もバッチリ。内蔵タイプにしては健闘しています。

 

まとめ&関連モデル

ユニークで大胆なフォルムはそのまま、天板が金属製となり、ワンランク上の高級感を実現。装備も非常に充実しており、白色LED内蔵キーボードや144Hzディスプレイ、大容量メモリ&SSDを搭載する徹底ぶりです。

肝心の性能面も、RTX 2060のブーストがよく効いており、DLSSの合わせ技でフルHDでの安定感はバツグン。この内容で、税・送料込みの14万円台は十分安く、コスパ◎。RTX 2060搭載モデルではイチオシのモデルです。

 

 

Lenovo Legion 550Pi[GTX 1660 Ti搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 144Hz
■CPU:Core i7-10750H
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:GTX 1660 Ti
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】243,980円121,990円(税・送料込)

フルHDでのゲーミングに最適なGTX 1660 Tiを搭載した下位モデル。予算重視ならおすすめです。

 

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