ガレリア ZVをレビュー 最新第8世代のCore i7とGTX 1070 Tiを搭載した新時代の4K入門モデル

販売終了しました

今回ドスパラのウルトラハイエンドモデル「GALLERIA(ガレリア) ZV」をお借りしました。

最新のインテル製CPU、Core i7-8700KとGTX 1080に匹敵する性能を持つGTX 1070 Tiを搭載した、新世代のハイエンドモデルです。その実力をチェックしてみましょう。

 

スペック

 ガレリア ZV
サイズW207×D520.7×H450.2mm
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUインテル Core i7-8700K
(6コア12スレッド 3.7/最大4.7GHz)
メモリ8GB(8GB×1 DDR4-2666)
ストレージ500GB SSD+1TB HDD
グラフィクスGeForce GTX 1070Ti(GDDR5 8GB)
チップセットインテル Z370 チップセット
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
電源500W(80PLUS BRONZE)
保証1年(最大3年)
価格179,980円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源ケーブル
・キーボード/マウス

※2017年12月27日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

スマートなミドルタワーケース

ブラックボディに、エッジ加工のスマートなフロントマスクが印象的です。シンプルながら鋭さを感じさせるデザインは、使う人を選びません。「質実剛健」という言葉がぴったりです。

 

ということで、防振用のインシュレーターもこの通り、ありがちなプラスチック製ではなく、頑丈なゴム製のものを装備しています。見えないところもしっかりしていますね。

 

高冷却ケース

エアインテークは四方に設けられており、非常に排熱性が高くなっています。エアフローはフロントから吸気してリアと天板で排気するので、とてもスムーズ。12cmファンが3基搭載されていますが、信じられないくらいに静かなので、ノイズの心配もなし。

冷却面に関してはBTO最強といってもいいでしょう。

ちなみに、フロントパネルにはダストフィルターが取り付けられており、フロントパネルを外せば掃除できます。ただ、パネルの配線がつながっているので、破損しないように注意です。

 

充実したインターフェース

インターフェースはメジャーな端子が勢ぞろいで、とても使いやすくなっています。

USB端子はオール3.0で、前後あわせて計8つ。その内1つは、スマートフォンなどで普及し始めたリバーシブルのType-Cとなっています。その他PS2ポートやSDカードリーダーも付いており、地味ながら便利です。

 

映像端子はGTX 1070の派生版というだけあり、DVI-I・HDMI・DisplayPort×3を搭載。ほとんどのモニターに対応できるようになっています。

 

内部

広々した内部&高い拡張性

電源下置きの標準的なケースですが、奥行きと幅があるので、内部はとても広々としています。購入後のパーツ交換や増設もらくらくできます。※購入後のパーツ交換・増設は自己責任なので注意。

 

とにかく拡張性が高く、ドライブベイは5インチベイが5基、3.5インチベイが5基の計10基搭載されています。電源が許す限り、ストレージや光学ドライブを入れたい放題です。

ちなみに、この3.5インチベイはツールレスとなっており、ワンタッチで取り外しが可能です。HDDやSSDの交換もかんたんにできるようになっています。

 

かさばる配線を裏側のスペースに回してスッキリさせる裏配線には非対応ですが、インシュロックできれいにまとめられているので、エアフローを乱すといった心配はありません。

 

ASRock製マザーボード搭載

各種パーツを搭載するマザーボードにはASRock製のド定番モデル「Z370 Pro4」を搭載しています。組み込み専用品ではなく、信頼性のあるメーカー品を搭載するのはとても安心。

高耐久で品質の高い部品を使用し、通常のSSDよりも4~5倍高速なNVMeタイプのSSDに対応したM.2スロットのほか、インテル製のLANチップや、独自のサウンドエンジン「ELNA Audio」を搭載しており、ゲーミングの基本的なポイントはしっかりおさえています。

 

大型CPUクーラー搭載

Zシリーズなので、標準で大型CPUクーラーが搭載されています。カスタマイズでいうと「静音パックまんぞくコース」に相当します。

メーカーはドスパラではおなじみの「DEEP COOL」製のサイドフロー式。前後のスムーズなエアフローを乱さず、4本のヒートパイプで高い冷却性能を発揮します。

Core i7-8700Kはコア数が増えた分、前世代のCore i7-7700Kよりピーク時の発熱が約10℃上がっているので、長時間安定した冷却には欠かせません。

 

デュアルファンのGTX 1070 Ti搭載

グラフィックボードはGTX 1080に匹敵する性能を持つGTX 1070 Tiを搭載しています。一応GTX 1070シリーズではありますが、性能に関してはその面影はありません。

 

ボードのタイプは冷却性に優れたデュアルファンタイプです。デュアルファンですが動作音はとても静かで、なんと一定以下の温度でファンが止まります!ブラウジングなどの軽作業ではさらに静かに。

このあたりのこだわりがいかにもドスパラらしいですね。

なお、電源は500Wブロンズクラス電源を搭載しています。信頼のデルタ製なので、品質面も安心!

 

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

CPUは50℃前後をキープしており、サイドフロー式CPUクーラーの本領発揮といったところ。グラボもデュアルファンなので、発熱が多いにもかかわらず70℃台をキープしているので、その冷却能力の高さがわかります。

SSDやHDDもしっかり冷えているので、ケースのエアフローも良好です。

 

ベンチマーク

CINEBENCH

CINEBENCHは3Dグラフィックのレンダリングソフトで、CPUのシングル・マルチでの性能を測ることができます。Core i7-7700Kと比較してみました。

その差圧倒的!6コア12スレッドと高いブーストクロックでマルチで約32%と大幅に性能が向上しています。さすがにセールスポイントの最大40%とはいきませんでしたが、きっちり進化していますね。

Core i7-7700Kよりもマルチコアでの性能高く、ゲーム+実況配信やエンコードなど、マルチタスクでさらに性能を発揮します。

ゲームではどうかというと、従来の4コア8スレッド前提で作られたゲームが多いので、現状では前世代のCore i7とほぼ同程度といったところ。ただ、6コア12スレッド/8コア16スレッドに最適化されたゲームが出始めているので、将来性では最新世代の方が上です。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)それぞれの条件で測定することができます。

特にグラボの性能差が出やすい「Fire Strike」と「Time Spy」のスコアをチェックしてみましょう。Core i7-7700×GTX 1070/1080との比較も参考までにどうぞ。

 Time SpyFire Strike
GTX 1080662317605
ガレリア ZV658017399
GTX 1070563214992

結果はこの通りGTX 1070とは名前だけで、性能はほぼGTX 1080です。自己責任にはなりますが、オーバークロックするとゲームによってはGTX 1080を超えることがあります。

 

FF14

ゲーミングPC業界において、ある意味「標準ベンチマークソフト」ともいえるFF14ベンチマーク。

DirectX 11・フルHD解像度・最高品質という重量級のグラフィック設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

こちらもCore i7-7700×GTX 1070/1080と比較しましたので、参考までにどうぞ。

 4KWQHDフルHD
GTX 108064201225716011
ガレリア ZV59811156315185
GTX 107051641013714507

GTX 1080との性能差は5~7%程度に収まっており、やはりほぼGTX 1080といっても差し支えなさそうです。

60 FPSをキープして快適にプレイするのであれば、解像度はよくてWQHDどまりです。4Kということであれば、しっかり設定を落とす必要があります。このあたりがGTX 1080 TiとGTX 1080/1070 Tiの決定的な差ですね。

 

PSO2

以下軽めのゲームをチェックしていきましょう。

PSO2はエピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500で平均60fpsをキープできますが、結果はフルHDでスコア61028とオーバースペックレベル。

 

ドラゴンズドグマ オンライン

スコア7000以上で「とても快適」となり、スコア6000以上で平均60fpsをキープできます。フルHDでスコア13817と余裕のスコア。

 

モンスターハンターフロンティアZ

スコア6000で平均60fpsをキープできますが、フルHDでスコア41839とこれまたケタ違い。もちろん高グラフィック版の「High Grade Edition」も余裕でプレイできます。

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。結果は言うまでもありません。

 

CrystalDiskMark

このモデルは500GB SSD+1TB HDDを搭載した便利なデュアルストレージ構成です。ゲームの容量がどんどん大きくなってきているので、特に500GB SSDが嬉しいですね。動画編集をバリバリやる方であればHDDの容量を増やした方がいいでしょう。

ストレージ速度を測るソフト「CrystalDiskMark」で、転送速度をチェックしてみました。

SSDはドスパラではおなじみCrucial製の「MX300シリーズ」なので、読み書きムラなく速いです。もちろんHDDよりも格段に速く、ゲームの読み込みがスムーズでとても快適。

 

おすすめカスタマイズ

ついでにグリスのカスタマイズが安いのでおすすめ。8GB以上のメモリを使う重量級のゲームが増えてきているので、できれば16GBあると安心。また、予算や用途次第でストレージや電源のカスタマイズもおすすめ。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

まとめ

GTX 1080に匹敵する性能のGTX 1070 Tiと、さらにマルチタスクに強くなったCore i7-8700Kを搭載し、まさに新時代のハイエンドマシンというべきモデル。予算を抑えつつ、ゲーム+実況配信や4Kでのゲーミングをしたいということであれば、おすすめの一台です。

さらに価格重視ということであれば、Core i7-8700搭載の【ガレリア XV】がおすすめ。

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