ガレリア ZT 8700をレビュー 高性能のCore i7-8700とGTX 1060を搭載したゲーミングPC

販売終了しました

今回ドスパラの【GALLERIA(ガレリア) ZT 8700】をお借りしました。

6コア12スレッドの高性能CPU・Core i7-8700とGTX 1060を搭載した、新時代のミドルモデルですがその性能やいかに!?さっそくチェックしてみましょう。

 

スペック

 ガレリア ZT 8700
サイズW207×D520.7×H450.2mm
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUインテル Core i7-8700
(6コア12スレッド 3.2/最大4.6GHz)
メモリ8GB(8GB×1 DDR4-2666)
ストレージ250GB SSD+1TB HDD
グラフィクスGeForce GTX 1060(GDDR5 6GB)
チップセットインテル Z370 チップセット
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
電源500W(80PLUS BRONZE)
保証1年(最大3年)
価格139,980円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源ケーブル
・キーボード/マウス

※2018年2月4日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

日本刀をイメージしたデザイン

黒一色のボディに、エッジのかかったフロントマスクが印象的なミドルタワーケースです。日本刀をイメージしたデザインとのことで、余計なカラーリングは一切なく、とても精悍でかっこいいですね!

 

非常に高い冷却性能

写真を見てパッと気づくことは…そう、いたるところに通気口が設置されています。無いのはケース背面くらいのもので、とにかく通気性に優れています

 

この通り、底面にも通気口がバッチリ。ちなみに防振用のインシュレーターですが、ゴム製の頑丈なタイプが取り付けられており、安定性はばつぐんです。

 

そして前面のファンから吸気して、背面と天板のファンで排気する強力なエアフローで、内部に熱がこもりません。多数の通気口にファン3基でうるさいのでは?と心配になりますが、ファンが静音タイプなので、ほとんど気になりません。

 

 

充実したインターフェース

マウスやキーボードの接続、画面表示に欠かせないインタフェースも非常に充実しています。

USB端子はオール3.0の前後あわせて計8つで、そのうち一つはリバーシブルのType-Cとなっています。さらにPS2ポートやSDカードリーダーも付いており、困ることはまずないでしょう。

映像端子はDVI-D・HDMI・DisplayPort×3とバリエーション豊富で、ほとんどのモニターに対応できます。

 

内部

広々した内部&高い拡張性

電源下置きのオーソドックスな造りですね。とても広々とした内部で、購入後のパーツの交換・増設もしやすくなっています。普段見ることはありませんが、しっかり黒塗装されているのも◎。※購入後のパーツ交換・増設は自己責任なので注意。

 

ドスパラのミドルタワーケースといえば、高い拡張性でしょう。ドライブベイは5インチベイが5基、3.5インチベイが5基の計10基搭載されています。電源が許す限り、ストレージや光学ドライブの増設は思うがまま。

もちろん3.5インチベイは便利なツールレス式で、かんたんに取り出しが可能。つまみの強度もしっかりしており、折れたりする心配はありません。

 

ケース背面に配線専用スペースはありませんが、配線はきれいにまとめられているので、内部のエアフローもスムーズです。

 

ASRock製マザーボード搭載

各種パーツを搭載するマザーボードにはASRock製のド定番モデル「Z370 Pro4」を搭載しています。組み込み専用品ではなく、信頼性のあるメーカー品を搭載するのはとても安心。

高耐久で品質の高い部品を使用し、通常のSSDよりも4~5倍高速なNVMeタイプのSSDに対応したM.2スロットのほか、インテル製のLANチップや、独自のサウンドエンジン「ELNA Audio」を搭載しており、ゲーミングの基本的なポイントはしっかりおさえています。

 

静音パックまんぞくコース

Zシリーズということで、「静音パックまんぞくコース」が標準で適用されています。

メーカーはドスパラではおなじみの「DEEP COOL」製のサイドフロー式。ヒートシンクの熱を、前後のスムーズなエアフローで発散させる効率的な冷却方式です。4本のヒートパイプも相まって、その冷却性能はかなり高くなっています。

Core i7-8700はコア数が増えた分、前世代のCore i7-7700よりピーク時の発熱が約10℃上がっているので、長時間安定した冷却には欠かせません。そしてなにより、標準クーラーよりもダントツに静かなのがありがたいですね。

 

大口径ファン搭載のGTX 1060

グラフィックボードはフルHDでのゲーミングに最適なGTX 1060です。グラフィックメモリが6GBなので、オープンワールドやFPSゲームなどフレームレートの振れ幅が大きいゲームでの安定感が抜群です。

ボードのタイプはよくあるブロワファンタイプではなく、大口径のシングルファンのモデルを搭載しています。メーカーはドスパラでおなじみのPalit製ですね。

写真下部の電源ですが、省エネ・低発熱のブロンズクラスモデルで、容量は500Wと余裕があります。安心のデルタ製なので、品質面も安心です。

 

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

CPUは40~50℃でしっかり冷却できています。サイドフロー式の本領発揮といったところですね。グラボは80℃手前で、こちらもしっかり冷却できています。やはり大口径のシングルファンということで、ブロワファンタイプよりも冷えます。

ストレージはSSDがちょっと熱いかな、という感じですが、十分許容範囲内なので心配はありません。

 

ベンチマーク

CINEBENCH

CINEBENCHは3Dグラフィックのレンダリングソフトで、CPUのシングル・マルチでの性能を測ることができます。

せっかくなので、動作クロックが高く、オーバークロックにも対応しているCore i7-8700Kと比較してみました。

結果は…あくまでも一例としてですが、ほぼ互角です!オーバークロックにこだわらない限り、もうCore i7-8700でよさそうですね。

 

FF14

ゲーミングPC業界において、ある意味「標準ベンチマークソフト」ともいえるFF14ベンチマーク。

DirectX 11・フルHD解像度・最高品質という重量級のグラフィック設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

結果はフルHD・最高品質でスコア11949「非常に快適」で、スムーズにゲームを楽しむことができます。なお、WQHD・最高品質だとスコア7564と、「非常に快適」ではありますが、平均60fpsに届かないので、設定をしっかり調整する必要があります。

 

PUBG

人気沸騰中のバトルロイヤルゲーム【PUBG】のスコアも測ってみました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。

測定条件

  解像度はフルHD

  時間帯は日中、快晴

  パラシュート降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 ウルトラ
平均fps52fps99fps106fps115fps
最低fps29fps78fps87fps93fps
最高fps66fps116fps124fps136fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する60fpsは絶対にキープしたいところ。ということで、「高」設定が上限となります。

ちなみに、GTX 1060だと「中」設定がおおよその目安になるのですが、このゲームはマルチコアCPUに最適化されているだけあり、より高い設定でプレイできますね。やはりこれからは6コア12スレッドの時代!

設定と合わせて注意したいのがメモリ容量です。今回のテストでは、中設定ですらメモリを6.7GBも使っていました。ゲーム+録画・配信アプリなどのマルチタスクではメモリ不足で動作が怪しくなるので、16GB入れておくと安心です。

ちなみに、解像度を一つ上げてWQHDでプレイしてみたところ、中設定で平均60/最低51/最高75fpsという結果に。平均で60fps届いたものの、最低で60fpsを下回っているので、安定性という点ではいまひとつ。

 

PSO2

以下軽めのゲームをチェックしていきましょう。

PSO2はエピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア2700で平均60fpsをキープできます。結果はフルHDでスコア50230となり、余裕でプレイできます。

 

モンスターハンターフロンティアZ

スコア6000で平均60fpsをキープできますが、フルHDでスコア27427とこちらも非常に高いスコアをマーク。もちろん高グラフィック版の「High Grade Edition」も余裕でプレイできます。

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。もちろん余裕です。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)それぞれの条件で測定することができます。

グラボ性能の指標として参考までにどうぞ。

 

CrystalDiskMark

このモデルは250GB SSD+1TB HDDを搭載した便利なデュアルストレージ構成です。ゲームはSSDに入れて読み込みを速く、かさばるデータ類は大容量のHDDに入れるという使い分けができるので、とても便利。
 
SSDはADATAの「Ultimate SU800」が搭載されています。ADATAいうのがいかにもドスパラらしいですね。3D NANDを採用し、コスパに優れたモデルとして人気です。

ストレージ速度を測るソフト「CrystalDiskMark」で転送速度をチェックすると、ご覧の通り、読み書きともに申し分なく速いです。いいもの載せてます。

 

おすすめカスタマイズ

ついでにグリスのカスタマイズが安いのでおすすめ。PUBGもそうですが、メモリを使うゲームが増えているので、メモリは16GBあると安心。また、予算や用途次第でストレージや電源のカスタマイズもおすすめ。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

まとめ

CPUが6コア12スレッドになったことで、特に最新のゲームで頼もしい性能を発揮します。オープンワールドのゲームも着実に増えており、安定性という面では、グラフィックメモリ6GB版のGTX 1060を搭載した【ガレリア ZT 8700】がおすすめ!

 

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