ガレリア ZGをレビュー 絶妙な4Kパフォーマンス!高い完成度&コスパが魅力のRTX 2080 SUPER搭載モデル

今回ドスパラの【GALLERIA(ガレリア) ZG 2080SUPER搭載】をお借りしました。

RTX 2080もSUPERになって新登場。ワンランク上の4K性能を手に入れた、高い完成度&コスパが自慢のハイエンドモデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

貸出機では500GB SSD+3TB HDDを搭載しています。
 ガレリア ZG 2080SUPER搭載
サイズW207×D520.7×H450.2mm
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUインテル Core i9-9900KF
・8コア16スレッド
・定格3.6/最大5.0GHz
メモリ16GB(8GB×2、DDR4-2666)
ストレージ1TB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスGeForce RTX 2080 SUPER(GDDR6 8GB)
チップセットインテル Z390 チップセット
光学ドライブオプション
電源750W(80PLUS GOLD)
保証1年(最大3年)
価格225,980円199,980円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源ケーブル

※2019年12月6日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

スマートなミドルタワーケース

横幅20cmオーバーの見るからに頼もしい、重厚なフォルムが特長のミドルタワーケースです。また、奥行きも堂々の50cm超えとなっており、見た目だけでなく内部も広々とし、拡張性にも優れています。

 

使う人を選ばない絶妙なデザインセンスもポイント。ゲーミングモデルにありがちなイルミネーションや装飾などは一切なし。漆黒のボディに鋭く切り落とされたフロントパネルがバッチリきまっており、シンプルながら躍動感を感じさせるデザインに仕上げています。

 

通気性バツグンの高冷却ケース

ケース右サイド以外のほぼ全面に通気口が設けられており、非常に排熱性が高くなっています。

 

この通り、底面にも通気口がバッチリ。ちなみに防振用のインシュレーターですが、ゴム製の頑丈なタイプが取り付けられており、安定性はバツグンです。スチール製の頑丈ボディも相まって、動作時のビビリ音はありません。

 

給排気用ファンはフロントパネル・背面に12cmファン、天板に14cmファンの計3基構成。前面のファンから吸気して、背面と天板のファンで排気する強力なエアフローを構築し、内部に熱がこもる心配はありません。

多数の通気口にファン3基でうるさいのでは?と心配になりますが、ファンが静音タイプなので、ほとんど気になりません。性能に直結しない、基本的なパーツまでしっかり配慮されているのはグッド!

 

充実したインターフェース

USB端子はフロント・背面あわせて計8ポート搭載。そのうち背面の2ポートは最新のUSB3.1 Gen.2となっており、最大10Gbpsの高速転送に対応しています。さらにPS2ポートも搭載しているので、古いマウスやキーボードを再利用でき地味ながら便利ですね。

そのほか、フロントパネルにはSDカードリーダーも付いており、地味ながら便利です。映像端子はHDMI×1・DisplayPort×3と上位モデルらしいラインナップ。複数画面での出力もお手の物です。

 

内部

高い剛性&拡張性

電源下置きのオーソドックスな造りですね。奥行き50cmオーバーで内部は広々、購入後のパーツの交換・増設もお手の物です。普段見ることはありませんが、しっかり黒塗装されているのもグッド。

 

ドスパラのミドルタワーケースといえば、高い拡張性でしょう。ドライブベイは5インチベイが5基、3.5インチベイが5基の計10基搭載されており、電源が許す限り、ストレージや光学ドライブの増設は思うがまま。

 

もちろん3.5インチベイは便利なツールレス式で、かんたんに取り出しが可能。つまみの強度もしっかりしており、折れたりする心配はありません。

ちなみに、このストレージ部分の支柱はケースの「梁」になっており、縦方向の剛性を確保しています。頑丈なスチール製のボディにも相まって、全方向への剛性が高いのもポイント。たわみや軋みなどは一切なく、持ち運びの際もビクともしません。

 

なお、裏配線スペースはありませんが、ケーブル類はエアフローを妨げないよう、余ったスペースを活用してきれいにまとめられています。

 

ゲーミングマザーボード搭載

各種パーツを搭載するマザーボードには、定番のパーツメーカーASRock製の【Z390 Phantom Gaming 4】を搭載しています。ゲーミング用ということで、通常のマザーボードよりもタフなのがポイント。

 

その秘訣は【Super Alloy】とよばれる高耐久規格です。

プレミアムチョークコイルの採用や電源周りの回路を強化することで、安定した動作を実現。また、ボードの素材にはガラス繊維を採用しており、湿度にも強くなっています。さらに、拡張スロットはスチール製となっており、重いグラボを搭載しても破損の心配はありません。

もちろん、通常のSSDよりも4~5倍高速なNVMeタイプのSSDに対応したM.2スロットや、ストレージ用の高速キャッシュデバイス【Optaneメモリー】用スロットも搭載しています。

 

そのほか、安定性したネットワーク性能で定評のある【インテル製LANチップ】や、ノイズの少ないサウンドを実現する【ELNA製オーディオコンデンサ】を採用するなど、ゲーミング要素もしっかり押さえているのもいいですね。

 

大型CPUクーラーを標準搭載

標準で大型CPUクーラーが搭載されています。メーカーはドスパラではおなじみの【DEEP COOL】製のサイドフロー式タイプとなっています。

サイドフロー式タイプは、CPUから吸収した熱を、前後のスムーズなエアフローにのせて強力に発散する、優れた冷却方式です。4本のヒートパイプ+大口径の12cmファンで強力に熱を発散します。

 

Palit製のRTX 2080 SUPER搭載

グラボは4Kでのゲーミングに最適な【RTX 2080 SUPER】を搭載しています。

 

ドスパラでおなじみのPalit製で、オーソドックスなブロワファンタイプを採用しています。大口径ファン搭載モデルに比べ、冷却性能はやや落ちますが、グラボ内で吸排気が完結するので、内部のエアフローを乱さないというメリットがあります。

 

ゴールドクラス電源搭載

各パーツに電力を供給する、いわばPCの心臓ともいえる電源には、上位のゴールドクラス電源を搭載。電力変換効率は最大90%を誇り、コンセントからの電力を効率よく変換できる、省エネ・低発熱の優れものです。

メーカーは老舗のFSP製なので、品質面も安心。なお、現在ではSILVER STONE製のものを搭載しています。

 

※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう

内部を近くで俯瞰してみるとこんな感じ。飾り気はありませんが、手堅い感じですね。機能美を感じさせる仕上がりです。

 

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

 

8コア16スレッドの熱いCPUですが、おおむね40℃台とかなり低い温度をキープ。大型CPUクーラーが効果てきめんといったところですね。グラボも70℃半ばと、ハイエンドグラボにしては低めの温度となっています。ブロワファンながら十分健闘しています。

冷却性能はかなり優秀で、長時間のゲームでも安心!

 

動作音

同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ

 

ケースの左側面にて計測した結果です

ケースに通気口が多く設置されていますが、CPUファンやケースファンが静音仕様なので、かなり静か。ピーク時でも51.7デシベルとボーダーの55デシベルを余裕で下回っています。アイドル時との差はわずか3デシベル程度。これは一般のノートパソコンに近いレベルで、ゲーミングPCらしからぬ静かさです。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。

RTX 2080 SUPER搭載

最新のNVIDIA製ハイエンドグラボ【RTX 2080 SUPER】を搭載。RTX 2080の上位バージョンとなるこのグラボでは、各種コア数と動作クロックを強化され、4Kでの安定性がさらに向上しています。

もちろんRTXシリーズということで、リアルタイムレイトレーシング(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット【RTコア】を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています

 

上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらにRTコアのほか、AI機能に対応した【Tensorコア】を搭載しているのもポイント。

Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術【DLSSモード】では、AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

グラフィックスコアでRTX 2080と比較してみると、Time Spyでは約107%、Fire Strikeで約106%の性能と手堅くパワーアップしています。一見地味ですが、実際にゲームを動かしてみると、この差は意外と大きいです。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal6892
Time Spy
Extreme
527453314978
Time Spy114251157210661
Night Raid5920411871815415
Fire Strike
Ultra
69466733245063780
Fire Strike
Extreme
1324413627246816951
Fire Strike24053284492480710912
Sky Diver55241885332180236354
Cloud Gate5755414833418318
Ice Storm19941741149371123

 

CINEBENCH

3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

CPUはインテルの第9世代8コア16スレッドCPU・Core i9-9900KFを搭載しています。”F”付きの見慣れないCPUですが、これはCore i9-9900Kから内蔵グラフィックを省略したものです。違いといえばそれだけなので、性能はCore i9-9900Kとほぼ同じです。

その実力ですが、HT(ハイパースレッディング)が効いている分、Core i7-9700Kに比べ約35%も性能が高くなっています。ゲーム性能はもちろん、動画・画像編集などクリエイティブ用途でも非常に高いパフォーマンスを発揮します。

 

FF14

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高品質高品質標準品質
フルHD192201963223114
WQHD169451767721263
4K92351062317845

気持ちいいくらいにスコアがよく伸びます。特筆すべきは4Kでスコア9000の壁を突破している点。RTX 2080ではあと一歩だったのですが、しっかり超えるようになりました。小さいようで大いなる進歩ですね。

 

BATTLEFIELD V

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD148(126)fps157(134)fps177(146)fps186(120)fps
WQHD119(107)fps131(119)fps156(133)fps176(147)fps
4K71(62)fps77(71)fps91(79)fps107(95)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。まず、通常のDirectX12バージョンからチェックしていきましょう。

見事なまでのオールグリーンで、とても頼もしい性能です。WQHDまでなら平均100fps以上も余裕、高リフレッシュレートディスプレイも生かせます。

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

 最高
フルHD78(65)fps87(80)fps110(98)fps120(104)fps
WQHD60(52)fps66(57)fps87(79)fps95(86)fps
4K36(29)fps39(32)fps54(41)fps58(54)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

RTは容赦なく重いので、4Kはあえなく脱落。ただ、WQHDまでなら平均60fpsをキープできるので、やはり地力は高いですね。なお、ぱっと見では通常モードと見分けがつかないので、必須ではありません。言ってしまえば趣味要素みたいなものです。

 

DirectX 12+RT+DLSS

 最高
WQHD67(59)fps72(66)fps88(78)fps93(84)fps
4K48(42)fps53(47)fps66(60)fps69(63)fps

RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 2080 SUPERではWQHD・4Kにて動作します。

フレームレートのアシスト機能としてはかなり優秀で、最大36%もパフォーマンスが向上。4K・中設定で平均60fpsを超えるようになりました。デメリットはテクスチャのクオリティが若干落ちるくらいのものなので、ぜひ活用しましょう。

個人的にはDLSS機能こそRTXシリーズの強みだと思っています。

 

Call of Duty: Modern Warfare

Activisionの代表的なFPSゲーム【Call of Duty: Modern Warfare】を完全にリメイク。

対戦モードは従来の6vs6・10vs10・20vs20の対戦モードのほか、ハイスピードな2vs2や最大64人対戦の【GRAND WAR】などが新規に追加され、プレイの幅が格段に広がっています。かのバトルフィールドにも引けを取らない充実ぶりです。

さらに、プライマリ武器とセカンダリ武器をカスタマイズできる【Gunsmith】も実装。用途や目的に合わせ、自分好みの装備をカスタマイズ出来るのもポイント。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:エクストラ/高/通常(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”)

  プレイモード:キャンペーン

 エクストラ通常
フルHD177(140)fps188(147)fps194(153)fps
WQHD131(107)fps134(106)fps137(108)fps
4K72(54)fps76(58)fps81(61)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

最新の重量級ゲームですが、4Kでも平均60fpsを大きく超える安定ぶり。WQHDやフルHDでは高リフレッシュレートディスプレイも活用できるほど。さすがの一言です。

 

RTモード(リアルタイムレイトレーシング)

 エクストラ通常
フルHD142(114)fps147(117)fps151(124)fps
WQHD100(78)fps103(85)fps105(86)fps
4K54(40)fps56(46)fps60(49)fps

Call of DutyもついにRTに対応するようになりました。

このゲームのRTモードは負荷が軽めで、WQHDでも平均100fpsをキープできるほど。ですが、さすがに4Kは厳しいですね。

 

Borderlands 3

前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。

見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100憶種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。

もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、バッドアス/ウルトラ/高/中/低(垂直同期”OFF”、モーションブラー”OFF”)

 バッドアスウルトラ
フルHD114(102)fps122(111)fps142(130)fps206(180)fps228(187)fps
WQHD 75(66)fps80(74)fps90(84)fps134(120)fps164(147)fps
 4K38(35)fps42(39)fps45(42)fps69(62)fps84(70)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

コミック調のグラフィックは一見軽そうに見えますが、Borderlandsシリーズなのでやはり重い!平均60fpsを超えるのはWQHDまで、4Kは画質を犠牲にする必要があります。ちなみに、高設定でもクオリティは十分なので、安定性を重視するならぜひおすすめ。

 

Rainbow Six Siege

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD326(292)fps343(315)fps353(322)fps362(660)fps414(368)fps
WQHD249225)fps260(237)fps283(259)fps315(290)fps366(303)fps
4K139(121)fps143(132)fps161(145)fps183(166)fps220(205)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

軽いゲームなだけあり、4Kでも高リフレッシュレートディスプレイをきっちり生かすことができます。画質重視ならレンダリング解像度を上げてみるのもありですね。

 

Apex Legends

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)

  APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD143(143)fps143(143)fps
WQHD143(143)fps143(143)fps
4K102(85)fps106(88)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

上のゲームほどではないですが、軽めなのでフルHD&WQHDはカンスト、4Kでも平均100fps以上をキープできる申し分のないパフォーマンスです。

 

Fortnite(フォートナイト)

無料版【PUBG】ということで最近人気のゲームです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、無料のわりにできることが多いのがポイント。さらにPUBGよりも軽いということで、人気なのもわかります。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:エピック/高/中/低

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 エピック
フルHD191(169)fps252(220)fps332(284)fps437(390)fps
WQHD124(113)fps173(158)fps270(238)fps399(344)fps
4K63(59)fps86(80)fps144(128)fps375(344)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

かなり重い4K・エピック設定でも平均60fpsを超えるパフォーマンスの高さ。RTX 2080に近いようで、かなり大きな差です。ちなみに、コミック調のグラフィックなので、エピックにこだわる必要はなし。中設定で安定性重視というのがおすすめです

 

モンスターハンターワールド

言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD/WQHD/4K

  ゲーム設定:最高/高/中/低(垂直同期”OFF”)

  プレイモード:フリークエスト

 最高
フルHD116(83)fps151(131)fps156(129)fps171(147)fps
WQHD76(61)fps110(98)fps120(104)fps171(146)fps
4K38(33)fps57(52)fps62(56)fps133(119)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

海外ゲーム顔負けの重さとなっており、平均60fpsを超えるのは4K・中設定まで。実用面ではWQHDまでといったところ。しかし、このゲームではDLSSという切り札が用意されています。

 

DLSSモード

 最高
WQHD105(79)fps157(134)fps150(126)fps165(145)fps
4K58(49)fps80(72)fps85(78)fps123(110)fps

このゲームではDLSSに対応しており、WQHD以上の解像度で有効にできます。なお、DLSSではシャープネスを自由に設定することができ、控えめな「0.3」に設定しています。

この通りRTオンリーの時に比べ、最大53%もパフォーマンスが向上し、4K・高設定で平均60fpsを大きく超えるようになります。WQHDでも安定性が格段に向上し、まさにDLSS様々ですね。通常モードとDLSSモードでクオリティにほとんど差がないのも◎。

ちなみに、高設定でも画質のクオリティは高いので、十分実用的です。

 

PSO2

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

4KWQHDフルHD
360257634181558

いずれも設定6での結果となりますが、PSO2レベルなら朝飯前です。それにしてもスコア8万台とは凄まじいですね。

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

4KフルHD
2336524052

PSO2で余裕とあれば、ドラクエでは言わずもがなです。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

貸出機では500GB SSD+3TB HDD大容量のデュアルストレージ構成となっています。ゲームは高速のSSDに、データ類は大容量のHDDに入れるという使い分けができるので、とても便利。

しかも、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプというこだわりよう。実際の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)・ランダムともに4ケタをマークし、シーケンシャルの読み込みに至っては3000オーバー!まさに爆速の名にふさわしい速度で、動作はとても快適。

 

おすすめカスタマイズ

ゲームオンリーなら特にカスタマイズの必要はありませんが、動画や画像編集でも使うならHDDを追加しておくのがおすすめ。また、光学ドライブが非搭載なので、必要な方はお忘れなく。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

まとめ&関連モデル

RTX 2080 SUPERはRTX 2080のマイナーチェンジ版ながら、絶妙な4Kパフォーマンスを発揮し、非常に使い勝手の高いグラボに進化しています。もちろん、4KならRTX 2080 Tiを選ぶに越したことありませんが、価格がグンと上がるので、RTX 2080 SUPERで手を打つのもあり。特に予算重視ならなおさらです。

自作パーツを取り入れ、さらに静音性にも配慮されたパソコンの完成度はとても高く、コスパもバツグン。RTX 2080 SUPER搭載モデルならまずおすすめです!

 

 

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