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GALLERIA/ガレリア XL7C-R36をレビュー 高品質&高コスパ!ワンランク上のフルHD性能が魅力のRTX 3060搭載ゲーミングノート

今回はドスパラの【GALLERIA(ガレリア) XL7C-R36】をお借りしました。

NVIDIAの最新世代となる”Ampere”のアッパーミドルクラスGPU・RTX 3060搭載モデルが登場。高いクオリティとコスパが魅力のゲーミングノートをチェックしてみましょう。

 

スペック

 ガレリア XL7C-R36
サイズW359×D243×H24.3mm
重量約2.0Kg(実測2017g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-10875H
・8コア16スレッド
・定格2.3/最大5.1GHz
メモリ16GB(DDR4-2666)
ストレージ512GB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRTX 3060(GDDR6 6GB)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD、ノングレア、144Hz
インターフェースUSB3.1 Gen.2 Type-C、USB3.1 Gen.1 Type-A×2、USB2.0、HDMI 2.1、SDスロット、LANポート、マイク入力、ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラHD画質 WEBカメラ
キーボードシングルRGB対応日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.1
保証1年(最大5年)
価格169,980円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(435g)
・電源ケーブル(165g)

※2021年4月12日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

スタイリッシュなデザイン

最近のドスパラのゲーミングノートはクオリティが高く、天板は金属調のパネルでカバーされています。金属の高い質感により、見た目が美しく、触り心地も上々。オーソドックスな樹脂製カバーよりも、高級感を感じさせます。

 

カラーはブラック一色ではなく、天板とキーボード面がメタリックの渋い色合いとなっており、引き締まった印象を受けます。

 

ボディそのものもしっかり造りこまれ、凹凸を極力排したフラットなフォルムとなっています。

 

ゲーミングノートだと派手になりがちな排気グリルですが、本体と見事に一体化していますね。

 

さらに、ディスプレイのベゼルをスリムにすることにより、見た目もスッキリし、スタイリッシュなイメージに仕上がっています。

 

また、スリムベゼルにより、横幅と奥行きが圧縮され、一般的な15インチノートよりも一回りコンパクトになっているのもポイントです。スタイリッシュでコンパクトと、まさに一石二鳥!

 

底面はこの通り、大きく通気口が開けられており通気性はバツグン。2基のデュアルファンでCPUとGPUを強力に冷却します。

ちなみに、天板以外の素材はオーソドックスな樹脂製となっています。

 

充実したインターフェース

15インチモデルらしく、インターフェースはなかなかの充実ぶり。

 

USBは全4ポート搭載し、レガシーのUSB2.0からUSB3.1までそろい踏み。そのうち左サイド小型端子・Type-Cポートは、最大10Gbpsの高速転送が可能な”Generation2”規格に対応しています。

ポート数・規格・形状全てのポイントをおさえており、あらかたの周辺機器を接続できます。

 

また、画像出力端子はHDMIのみですが、Type-Cポートが画像出力を兼ねているため、複数ディスプレイの運用も可能です。さらに、地味ながら便利なSDスロットをしっかり完備しているのも◎。普段使いにも便利ですね。

 

ポートの配置もよく考えられており、HDMI・LAN・電源・USB Type-Cポートが後ろ側に配置されているのもポイント。中でも映像・LAN・電源ケーブルは特にかさばりやすく、サイドにあるとマウスなどの配線と干渉して邪魔になりがち。しかし、後ろにあればそんな心配は一切ありません。

 

なお、無線LANは最新のWi-Fi 6(802.11ax)にしっかり対応。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのゲーミングがより安定します。

 

ディスプレイ&キーボード

発色に優れたディスプレイ

ディスプレイサイズは15.6インチで、解像度は標準的なフルHDとなっています。映り込みの少ないノングレアタイプで、自分の顔とにらめっこすることなく、ゲームに集中できます。

 

肝心の画質はこの通り、コントラスト・発色が高く、きれいな映像でゲームを楽しむことができます。パネルの種類は不明ですが、IPSパネルっぽい感じがしますね。

 

横からのぞいても、色ムラがほとんどないのもグッドです。

 

144Hz対応ディスプレイ

低価格モデルながら、144Hzディスプレイを搭載し、なかなかに太っ腹です。

 

144Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2倍以上!その分だけ映像が滑らかになり、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームにはうってつけです。

普段ノーマルディスプレイを使っている方はその違いに驚くはず。

 

操作性の高いキーボード

トレンドのフルカラーキーボードをバッチリ搭載。キーキャップはサイドが透過処理されており、あふれんばかりの華やかさです。もちろん、ファンクションキーや付属のアプリでON/OFFも切替可能。LEDが苦手な方でも安心です。

15インチのワイドボディということで、キーボードにはテンキーを装備。

 

ドスパラのゲーミングノートでは、やや変わり種のキー配置のモデルがありますが、このモデルはいたって素直な配置です。キーそのものは大きめで、すべて独立しており、キーピッチも約19mmとデスクトップキーボードなみのゆとりがあるので、誤爆の心配はまずありません。

 

キーストロークはこの通り深めで、しっかりした打鍵感を味わえます。深すぎず、適度な反発はクセになる感じです。ゲームでの操作性は高く、まさにストレスフリー。キーボード面の剛性も高く、安定感もバッチリです。

 

なお、イルミネーションは単色仕様で、付属アプリにて好みのカラーに変更できます。アニメーションにも1種類のみではありますが、対応しています。

 

ちなみに、電源ボタン横に配置されたボタンでは、”ターボモード・標準モード・静音モード”3種類の動作モードに切り替えることができます。

動作モードは、LEDラインの点灯で判別できる親切仕様です。全点灯がハイパフォーマンスモード、半分点灯がゲームモード、消灯がオフィスモードとなっています。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプを採用しています。

 

完成度は高く、表面はさらさらしておりカーソル操作は非常にスムーズです。クリックボタンもとても反応がよく軽い力で操作でき、動作音も非常に静か。まさにストレスフリーですね。。

一体型だと押し込んでもなかなか反応しないケースがたまにあるのですが、しっかり造りこまれています。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

RTX 3060搭載

GPUは、NVIDIAの最新世代”Ampere”のRTX 3060を搭載。アッパーミドルクラスのGPUで、前世代のRTX 2060よりもさらにパワーアップ。フルHDでワンランク上の安定性を求めるならおすすめです。

また、RTXシリーズでは従来のGTXシリーズと異なり、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット”RTコア”を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらに、RTコアのほか、AI機能に対応した”Tensorコア”を搭載しています。

Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がるので、とても便利ですね。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの第10世代8コア16スレッドCPU・Core i7-10875Hを搭載しています。

6コア12スレッドのCore i7-10750Hの上位バージョンとなるCPUで、参考までに比較してみると、シングル性能は約10%、マルチ性能は約31%も高くなっています。2コア・4スレッドの増加分だけきっちり性能は上がり、動画や画像編集などクリエイティブ用途でより高いパフォーマンスを発揮します。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

RTX 2060よりもCUDAコア数が増加しており、おおむね約20~30%性能が向上しています。特にRT性能を測るPort Royalでは、スコア4000を超えるようになり、使えるレベルになっているのがポイントです。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal5039
Time Spy
Extreme
396640323634
Time Spy841584068470
Night Raid421128126511290
Fire Strike
Ultra
53255193202592783
Fire Strike
Extreme
997110420197794826
Fire Strike1866521974199288392
Sky Diver43542708931703927907
Cloud Gate4778413180614789
Ice Storm11910215441066157

 

BATTLEFIELD V(バトルフィールド V)

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD107(80)fps115(92)fps128(100)fps135(102)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重量級のゲームながら、最高設定で平均100fps以上をキープできるのは見事!RTX 2060では平均80fps台ということを考えると、約20~30%差というのはやはり大きいですね。

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

 最高
フルHD76(66)fps83(75)fps85(75)fps89(78)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

RTはとにかく重く、fpsは落ち込むものの、最高設定でも平均60fpsを大きく超えてきます。やはり、Port Royalでスコア4000を超えると、だいぶ違いますね。

 

DirectX 12+RT+DLSS

 最高
フルHD80(67)fps90(81)fps88(78)fps87(77)fps

RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 2060ではフルHD以上で動作します。

この機能は解像度が上がるにつれ効果を発揮するので、RTオンリーに比べ、fpsの上げ幅は最大8とだいぶ控えめです。

 

Call of Duty : Black Ops Cold War(コールオブデューティー ブラックオプス コールドウォー)

言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。

もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。

一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/ミディアム(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:マルチプレイ

 ウルトラミディアム
フルHD114(96)fps120(100)fps134(117)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームでも、ウルトラ設定で平均100fps以上をラクラクキープできます。RTX 2060では約90fpsあたりなので、安定感はワンランク上です。なお、DLSSにも対応しているので、パフォーマンス重視ならぜひ活用しましょう。

 

DLSS

 ウルトラミディアム
フルHD138(123)fps151(138)fps165(148)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

最新世代のDLSSということで、フルHDでも効果がしっかり出ており、fpsは最大26%も向上。144Hzディスプレイを生かせる高いパフォーマンスを実現しています。

 

RT

 ウルトラミディアム
フルHD64(50)fps77(62)fps79(68)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

RTではfpsがかなり落ち込み、ウルトラ設定では平均60fps辛うじてキープできます。DLSSモードでぜひfpsを底上げしたいところです。

 

RT+DLSS

 ウルトラミディアム
フルHD86(73)fps94(80)fps98(86)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

DLSSがバッチリ効いており、fpsは最大約34%も向上。安定感が格段に上がり、高設定ともなると平均100fps近くまで伸びます

 

Cyberpunk 2077(サイバーパンク 2077)

大人気のオープンワールドアクションRPGですね。舞台となる2077年のアメリカ・カリフォルニアに位置する”ナイトシティ”では、テクノロジーが目覚ましく発展している一方、社会は混乱を極めており、まさにカオス。そんなナイトシティでの成功を企む主人公の”V(ヴィー)”を操り、様々なミッションに挑戦します。

ユニークなのはVの立ち位置を自分で選択できる点ですね。バックグラウンドは開始時点で決まっておらず、キャラクター作成時に3種類の”ライフパス”から選択できます。ライフパスによって大きくシナリオが変わることはありませんが、各種イベントや選択肢が変わり、バリエーションに幅を持たせているのは面白い試みです。

戦闘はFPSながら、RPG要素が大きく、格上の相手にはしっかり育成して臨む必要があります。武器や防具はもちろん、体内に埋め込む”サイバーウェア”をアップグレードしつつ、スキルを強化し、プレイスタイルによって柔軟にカスタマイズ可能。じっくり楽しめるRPGゲームに仕上がっています。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低(RT”ウルトラ”/DLSS”品質”)

  プレイモード:本編で市街地中心部を移動

 最高
フルHD51(43)fps65(55)fps75(65)fps78(67)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

現状ではトップクラスに重いゲームということで、fpsの伸びがイマイチですが、高設定で平均60fps超えは立派。なお、DLSSが単体で使えるので、ぜひ使いましょう。

 

DLSS

 最高
フルHD73(62)fps75(65)fps78(69)fps79(69)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

新世代のゲームということで、やはりDLSSがよく効きますね。特に重い最高設定で効果を発揮し、fpsは最大約43%向上。最高設定でも平均60fpsを大きく超えてきます

 

RT

 最高
フルHD21(18)fps21(19)fps23(20)fps27(23)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードでもかなり重いので、RTでは平均20fps台とお話しになりません。

 

RT+DLSS

 最高
フルHD38(32)fps43(37)fps45(39)fps48(40)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

パフォーマンスは格段に向上しますが、やはり平均60fpsには全く届かず。RTは使わず、DLSSでフレームレートを向上させるのがおすすめ

 

Borderlands 3(ボーダーランズ 3)

前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。

見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100憶種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。

もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、バッドアス/ウルトラ/高/中/低

  プレイモード:キャンペーン

 バッドアスウルトラ
フルHD87(74)fps94(84)fps111(97)fps160(143)fps187(158)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重さで定評のあるBorderlandsシリーズですが、なんと超重量級のバッドアス設定で平均87fpsをマーク。RTX 2060から30%オーバーのパフォーマンス向上で、安定感バツグンです。

 

DOOM Eternal(ドゥーム エターナル)

言わずと知れた名作FPSゲーム【DOOM】の続編です。今回もドゥームスレイヤーとして、ひたすら地球を占拠するデーモンを叩きのめしていきます。

テンポのいいアクションは今作でも健在。グレネードや火炎放射などの広範囲攻撃が可能な”ショルダーキャノン”や、広範囲の近接攻撃”ブラッドパンチ”が実装され、さらにアクションの幅が広がっています。が、無限ピストルが廃止され、持てる弾薬の数も少なく、戦闘はかなりシビアに。

近接フィニッシュの”グローリーキル”をしっかり決めつつ、”チェーンソー”でデーモンから弾薬を補充する基本サイクルに加え、火炎放射でアーマーを補充するなど、状況に応じて臨機応変に対応していく必要があります。けっこう頭を使いますが、はまれば爽快。個人的にはイチオシのFPSゲームです。

下記条件にて平均fpsのみ計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラナイトメア/ナイトメア/ウルトラ/高

  プレイモード:キャンペーン

 ウルトラナイトメアナイトメアウルトラ
フルHD126fps 128fps 132fps 169fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

軽めのゲームということで、ウルトラナイトメアでも平均126fpsと平均100fpsを大きく超えます。144Hzディスプレイをきっちり生かすなら高設定がおすすめ。グラフィック品質も高設定で正直十分です。

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD227(208)fps230(214)fps235(217)fps240(224)fps254(232)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

FPSゲーム屈軽さということで、どの設定でも平均200fps以上をマーク。144Hzディスプレイを余裕で生かし切ることができます。グラフィック品質重視なら、レンダリング解像度を上げてみるのもあり。解像度MAX(100)・最高設定でも平均187fpsと申し分ないパフォーマンスです。

 

VALORANT(ヴァロラント)

”リーグ・オブ・レジェンド”でおなじみの、ライオットゲームが手掛けるFPSゲームですね。内容はオーバーウォッチとCS:GOをミックスした感じ。カジュアルなグラフィックはもちろん、多彩なスキルを持つエージェント(現在では11人)を操り、5対5で戦うスタイルは、オーバーウォッチをほうふつとさせます。

ルールはFPSでよくみられる”爆弾設置ルール”を採用しています。爆弾を設置する側と阻止する側に分かれ、設置側は、爆弾を設置し爆発させれば勝利。阻止する側は、設置されないか、解除すれば勝利となります。最大25ラウンド、攻防は12ラウンドごとに切り替わり、13ラウンドを先取した側が勝ちとなります。

また、CS:GOを意識した”購入システム”を実装しており、ラウンド報酬の資金をもとに、ラウンドのインターバルで武器・防具・スキルを購入することができます。味方の装備や資金はチェックできるので、コミュニケーションをとりつつ、状況に応じて装備を調達するのが勝利へのカギとなます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:高/中/低(VSync”OFF”、アンチエイリアス”MSAA 4x”、異方性フィルタリング”16x”)

  プレイモード:アンレート

 
フルHD258(228)fps288(269)fps308(286)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

Rainbow Six Siegeをさらにその上を行く軽さで、どの設定でも平均200fps以上をラクラクマーク。ゲーミングノートどころか、一般的なノートPCでもプレイできます。

 

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)

  プレイモード:APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD143(143)fps143(143)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームもわりと軽めということで、最高品質でもカンストし、144Hzディスプレイをきっちり生かし切ります。RTX 2060だと微妙なラインなので、このパフォーマンスは魅力的ですね。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 最高
フルHD144(110)fps193(184)fps262(220)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

意外に重い最高設定でも、平均144fpsとまさにド安定。DLSS無しでもついに144Hzディスプレイを生かせるようになりました。DLSSを使えば最低fpsも底上げされ、さらに安定感が上がります。

 

DLSS

 最高
フルHD200(191)fps235(208)fps257(226)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

DLSSモードを有効にすると、レンダリング解像度をガッツリ落とすので、fpsが大幅に向上します。その上げ幅は最大39%にもなり、144Hzディスプレイをフル活用できます

 

RTモード

 最高
フルHD24(19)fps26(20)fps28(21)fps

RT設定はMAXにして測定しています。

負荷の高いRTモードですが、このゲームは”グローバルイルミネーション”容赦なく重く、平均20fps台と全く伸びません

 

RT+DLSSモード

 最高
フルHD49(38)fps50(39)fps50(38)fps

伸び幅は約2倍にもなりますが、いかんせん重すぎるので焼け石に水です。あくまでもRTについては入門レベルのため、光源マシマシの重量級だと、平均60fpsを超えるのは至難の業です。

 

Watch Dogs Legion(ウォッチドッグズ レギオン)

実に4年ぶりとなる、大人気ハッキングアクションゲームの続編ですね。今作では舞台をロンドンに移し、テクノロジーの自由な利用を掲げる正義?のハッカー集団”デッドセック”が、強権的な監視社会に対抗するストーリーとなっています。

ハッキングや格闘・銃撃戦などの幅広いアクションはそのままですが、主人公キャラが不在となり、”ハッカー”や”エンフォーサー”といったクラス分けが無くなっているのが大きなポイント。様々な技能を持つロンドンの一般市民をリクルートして、状況に応じて使い分けるシステムとなり、チームの編成力が問われます。

プレイの自由度が大きく向上する一方で、オープンフィールド+RT対応でグラフィック負荷はかなり重く、マシンの要求スペックも格段に向上。相応のゲーミングPCが必要となります。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最大/超高/高(RT”最高”/DLSS”品質”)

  プレイモード:ベンチマークモード

 最大超高
フルHD60(47)fps79(56)fps86(67)fps92(69)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

前作と同じくグラフィック負荷はかなり重いですね。最大設定では辛うじて平均60fpsをキープできますが、あくまでもベンチマークモードということで、実際にはベンチマークの約7~8割程度まで落ち込みます

 

DLSS

 最大超高
フルHD63(45)fps79(56)fps83(62)fps88(64)fps

DLSSを有効にした際の結果です。

頼みの綱であるDLSSですが、いまいち効きが悪く、ノーマルモードとほぼ変わらない結果となりました。超高もしくは、高設定が妥当なラインです

 

RT

 最大超高
フルHD16(13)fps45(34)fps53(42)fps55(43)fps

RT機能を有効にした際の結果です。

通常モードから大きくfpsが落ち込み、最大設定では約1/4にもなります。軒並み全滅状態ですね

 

RT+DLSS

 最大超高
フルHD32(24)fps61(46)fps64(49)fps67(51)fps

RT機能とDLSS機能を同時に有効にした際の結果です。

DLSSの効果はしかっり出ていますが、あくまでもベンチマークモードと考えると、全く実用的ではありません。やはりDLSSでフレームレートを底上げするくらいがよさそうですね

 

MONSTER HUNTER WORLD(モンスターハンターワールド)

言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中

  プレイモード:フリークエスト

 最高
フルHD84(66)fps115(103)fps120(104)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

国産ゲームではトップクラスの重量級ゲームですが、なんと最高設定でも平均84fpsと安定感バツグン。高設定では平均100fpsを超えるレベルで、RTX 2060から大幅にパフォーマンスが向上しています。

なお、このゲームではDLSSモードが用意されていますが、対応しているのはWQHD以上となっています。これとは別に”FidelityFX+Upscalingモード”があり、fpsの底上げをすることができます。

FidelityFX+Upscalingモード

 最高
フルHD103(75)fps122(103)fps122(102)fps

アップデートで新たに”FidelityFX+Upscalingモード”が追加されました。低い描写負荷で高い解像度を表現する機能で、通常モードよりもパフォーマンスが向上します。なお、シャープネスは「0.5」に設定しています。

低設定以外では効果が見られませんが、DLSSばりの効果を発揮し、最大約23%もfpsが向上。最高設定で平均100fpsを超えるようになりますが、グラフィックがぼやけた感じになるのがネックなので、無理して使う必要はありません。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは大容量の512GB SSDを搭載しています。最近のゲームは容量がかなり増えていますが、512GBもあればまず大丈夫です。なお、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用する徹底ぶり。

メーカーは”PHISON”となっています。市販ではあまり見かける機会がありませんが、SSDのコントローラーチップではけっこう有名どころだったりします。

その実力は高く、シーケンシャル(連続データ)・ランダムともに4ケタと爆速。特にシーケンシャルの読み込みでは3000MB/sを超え、さらに速度が出にくい”Q1T1”の書き込みでも100MB/s台半ばと、非常に高いパフォーマンスとなっています。

もちろん、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのもの。

 

温度

BATTLEFIELD V実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

8コア16スレッドの熱いCPUではありますが、ピーク時でも70~80℃台でしっかり冷却できています。90℃台に突入せず、冷却性能は十分高いですね。

また、GPUはミドルクラスGPUということもあり、70℃台前半とかなり冷え冷えです。これなら夏場でも安心して使えます。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

ゲーミングノートだと55デシベルが目安となりますが、ピーク時で56.2デシベルとしっかり上回り、いかにもゲーミングノートといったところ。ファンは豪快に回転しており、ノイズ感はなかなかですが、耳障りな甲高いノイズが控えめで、やかましさを感じさせないのは◎。

なお、最小時は46.7デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

据え置きメインのモデルですが、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:静音モード、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約2時間30分と、ゲーミングノートらしくかなり短め。5時間未満なので、電源のない環境で使うのはあまりおすすめしません。ゲーミングノートは電源につないで使ってナンボです。

 

便利機能いろいろ

ゲーミングノートらしく付属アプリの内容が充実しており、ファンやキーボードのLEDの調整やシステムのモニタリングなど、各種設定がワンストップでできるようになっています。

 

以前よりも機能が充実しており、CPUやGPUの電力設定を細かく調整できますが、トラブルの原因になるので、あくまでも上級者向けの機能となります。また、ディスプレイのカラーモードも用意され、使うシーンに応じて、好みのカラーに設定できます。

 

サウンドシステムはアメリカの大御所【THX】の認証を受けており、付属のサウンドイコライザーで好みの音質に変更できます。

なお、スピーカーの品質ですが、低音から高音域までしっかり伸び、重低音でもスピーカーが負けないのは◎。音質そのものも厚みがあり、さらにサラウンドも効いているため、迫力が感じられます。内蔵タイプながらクオリティはかなり高めですね

 

おすすめカスタマイズ

大容量メモリにSSDを搭載する充実ぶりなので、基本的にカスタマイズ不要です。なお、データ保存用のHDDを追加できないので、動画や画像などデータ類を多く保存するなら、SSDを増やすか、別途外付けのストレージを使うようにしましょう。

icon-check-circleドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

まとめ&関連モデル

実際に触ってみて、RTX 2060から約20~30%の性能向上はなかなか大きい感じですね。高い設定でも平均100fpsを超え、RTでのゲーミングにも対応できるようになり、使い勝手はかなり向上しています。

モデルそのものの完成度も高く、金属パネルを採用したスタイリッシュなボディに、144Hzディスプレイ・フルカラーキーボード、大容量メモリ&SSDを搭載。肝心の価格もRTX 2060とRTX 3070の中間あたりとなっており、予算を抑えつつフルHDでワンランク上の安定感を求める方におすすめです

 

 

GALLERIA/ガレリア GR2060RGF-T

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア 120Hz
■CPU:Ryzen 7 4800H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 2060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■価格:155,980円(税込)~

ノート用のAMD第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 4800HとRTX 2060を搭載したモデル。予算重視ならおすすめです。

 

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