ガレリア XFをレビュー ドスパラ人気No.1!ずば抜けたコスパを誇るCore i7-8700&RTX 2070搭載ハイスペックモデル

今回ドスパラの【GALLERIA(ガレリア) XF】をお借りしました。

ドスパラ人気No.1!無料アップグレードで非常に高いコスパを誇る、RTX 2070搭載モデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

 ガレリア XF
サイズW207×D520.7×H450.2mm
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUインテル Core i7-8700
(6コア12スレッド 3.2/最大4.6GHz)
【無料アップグレード】
インテル Core i7-9700K

(8コア 3.6/最大4.9GHz)
メモリ8GB(4GB×2、DDR4-2666)
ストレージ500GB SSD+1TB HDD
【無料アップグレード】
512GB SSD(PCIe NVMe)
+2TB HDD
グラフィクスGeForce RTX 2070(GDDR6 8GB)
チップセットインテル B365 チップセット
光学ドライブオプション
電源650W(80PLUS BRONZE)
保証1年(最大3年)
価格179,980円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源ケーブル

※2019年5月8日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

躍動感のあるミドルタワーケース

横幅20cmオーバーの見るからに頼もしい、重厚なフォルムが特長のミドルタワーケースです。また、奥行きも堂々の50cm超えとなっており、見た目だけでなく内部も広々とし、拡張性にも優れています。

 

黒一色のボディに、流れるようなエッジ加工のフロントマスクーシンプルながらも躍動感のあるデザインに仕上げています。ゲーミングPCらしさをしっかり出しつつも、クセがなく、使う人を選びません。

 

通気性バツグンの高冷却ケース

ケース右サイド以外のほぼ全面に通気口が設けられており、非常に排熱性が高くなっています。

 

この通り、底面にも通気口がバッチリ。ちなみに防振用のインシュレーターですが、ゴム製の頑丈なタイプが取り付けられており、安定性はバツグンです。スチール製の頑丈ボディも相まって、動作時のビビリ音はありません。

 

給排気用ファンはフロントパネル・背面に12cmファン、天板に14cmファンの計3基構成。前面のファンから吸気して、背面と天板のファンで排気する強力なエアフローを構築し、内部に熱がこもる心配はありません。

多数の通気口にファン3基でうるさいのでは?と心配になりますが、ファンが静音タイプなので、ほとんど気になりません。性能に直結しない、基本的なパーツまでしっかり配慮されているのはグッド!

 

充実したインターフェース

USB端子は、USB3.0・USB2.0がフロント・背面あわせて計8ポートも搭載されています。そのうち背面の2ポートは最新のUSB3.1 Gen.2となっており、最大10Gbpsの高速転送に対応しています。

その他PS2ポートやSDカードリーダーも標準搭載されており、必要なものは一通りそろった便利な構成です。

映像端子はHDMI・DisplayPort×3・DVI-Dの5ポートを搭載。現在主流のポートがそろい踏み、数も多いので複数画面出力もラクラクですね。

 

内部

高い剛性&拡張性

電源下置きのオーソドックスな造りですね。奥行き50cmオーバーで内部は広々、購入後のパーツの交換・増設もお手の物です。普段見ることはありませんが、しっかり黒塗装されているのもグッド。

 

ドスパラのミドルタワーケースといえば、高い拡張性でしょう。ドライブベイは5インチベイが5基、3.5インチベイが5基の計10基搭載されており、電源が許す限り、ストレージや光学ドライブの増設は思うがまま。

 

もちろん3.5インチベイは便利なツールレス式で、かんたんに取り出しが可能。つまみの強度もしっかりしており、折れたりする心配はありません。

ちなみに、このストレージ部分の支柱はケースの「梁」になっており、縦方向の剛性を確保しています。頑丈なスチール製のボディにも相まって、全方向への剛性が高いのもポイント。たわみや軋みなどは一切なく、持ち運びの際もビクともしません。

 

なお、裏配線スペースはありませんが、ケーブル類はエアフローを妨げないよう、余ったスペースを活用してきれいにまとめられています。

 

ASUS製マザーボード搭載

現行仕様ではB365チップセットに変更されています

各種パーツを搭載するマザーボードにはASUS製のスタンダードマザーボード【PRIME H370-A】を搭載しています。高い品質と信頼性で、自作界隈でも人気の高いASUS製というのはとても安心。

 

スタンダードモデルながら、特に耐久性に優れているのがポイント。【5X Protection III】とよばれる5つの機能では、過電圧や過電流対策、拡張スロットの強化などが施されてます。

また、通常のSSDよりも4~5倍高速なNVMeタイプのSSDに対応したM.2スロットや、ストレージ用の高速キャッシュデバイス【Optaneメモリー】用スロットも搭載しています。

 

大型CPUクーラーを標準搭載

標準で大型CPUクーラーが搭載されています。メーカーはドスパラではおなじみの【DEEP COOL】製のサイドフロー式タイプとなっています。

サイドフロー式タイプは、CPUから吸収した熱を、前後のスムーズなエアフローにのせて強力に発散する、優れた冷却方式です。4本のヒートパイプ+大口径の12cmファンで強力に熱を発散します。

 

Palit製のRTX 2070搭載

グラボはリアルタイムレイトレーシング対応のミドルクラスモデル【RTX 2070】を搭載しています。

ドスパラということで、おなじみの【Palit】製オリジナルモデルを採用。大口径の9cmファンを2基搭載し、抜群の冷却性能を発揮します。スタンダードなブロワファンタイプではなく、高冷却タイプを標準搭載というのは◎。

 

※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう

グラボのサイドには白色LED、マザーボードの拡張スロット部分にはオレンジLEDを内蔵。ワンポイントアクセントとして、美しく輝きます。

 

ブロンズクラス電源を標準搭載

PCの心臓ともいえる電源には、電力変換効率最大85%を誇るブロンズクラス電源を標準搭載。コンセントからの電力を効率よく変換する省エネ・低発熱の優れもので、ゲーミングPCのポイントはしっかり押さえてあります。

 

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

 

8コアの発熱の高いCPUながら、40℃台~50℃前半の低い温度に抑えており、大型CPUクーラーの効果てきめんといったところ。グラボも大型のデュアルファン仕様なだけあり、60℃前半とよく冷えてますね。

CPU・グラボともに冷え冷えで、長時間のゲームでも安心です。

 

動作音

同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ

 

ケースの左側面にて計測した結果です

ピーク時でも49.3デシベルと50デシベル以下に収まっており、非常に静かです。アイドル時との差もわずか1.8デシベルとないに等しく、ゲーミングマシンとは思えないほど。

やはりCPUクーラーやケースファンなど、一番の騒音源であるファンが軒並み静かというのが大きいですね静音性重視という方も満足です。

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。

RTX 2070搭載

最新のNVIDIA製ハイスペックグラボ【RTX 2070】を搭載。”Turing”アーキテクチャを採用することで大幅にパワーアップし、前世代のGTX 1070に比べ最大約50%性能が向上、GTX 1080+αの性能を実現しています。

WQHDでのゲーミングに最適な性能で、さらにリアルタイムレイトレーシングに対応しているのもポイント。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット【RTコア】を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています

 

上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらにRTコアのほか、AI機能に対応した【Tensorコア】を搭載しているのもポイント。

Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術【DLSSモード】では、AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

性能はやはりGTX 1080+αといったところ。グラフィックスコアはTime Spyで約21%、Fire Strikeでは約16%性能が向上しています

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal4894
Time Spy
Extreme
401640913639
Time Spy846587976978
Night Raid509989173414503
Fire Strike
Ultra
53095188182892810
Fire Strike
Extreme
1004810489182825049
Fire Strike19449221241822410772
Sky Diver42387695731603928904
Cloud Gate4266612289012989
Ice Storm20814937224881855

 

CINEBENCH

3Dグラフィックのレンダリングソフト「CINEBENCH」で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

このモデルのCPUは、通常インテル第8世代の6コア12スレッドCPU・Core i7-8700が搭載されていますが、実機では最新の第9世代8コアCPU・Core i7-9700Kに無料アップグレードされています。

HT(ハイパースレッディング)非対応ながら、コア数の増加がしっかり効いており、Core i7-8700に比べ約9%性能が向上しています。

一見地味に見えますが、ゲーム性能や動画・画像編集などクリエイティブ性能もしっかり底上げされており、着実に進化した性能に仕上がっています。詳しくはCPUの特集ページ icon-external-link-square もチェックしてみてください。

 

FF14

ゲーミングPC業界において、「標準ベンチマークソフト」ともいえるFF14ベンチマーク。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。

4KWQHDフルHD
67211313016355

いずれも最高品質での結果となります。フルHDはもはや朝飯前、WQHDでもスコア13000オーバーと貫禄十分のハイスコアです。

ただ4Kはさすがに荷が重いようで、スコア7000に届かず。4Kでスコア9000以上となると、設定を2段階落とした標準品質にする必要があります。スコア14773(非常に快適)と抜群の安定性を発揮しますが、グラフィック品質がかなり落ちるのでおすすめしません。

 

FF15

「ファイナルファンタジー」シリーズ第15番目の最新作「ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION」のベンチマークです。スコア6000以上で【快適】評価&平均60fps以上でプレイできます。

FF14と同じくDirectX 11ですが、オープンワールド&4K/8K解像度に公式対応していることもあり、ケタ違いに重くなっています。推奨GPUにGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を要求してくるレベルです。

 

通常モード

 高品質標準品質軽量品質
フルHD87451180214950
WQHD6521801510684
4K371842365980

こちらはプリセットの条件で測定したスコアです。

FF14よりも重いゲームですが、WQHDでもしっかりスコア6000を超える頼もしい性能です。さすがに4Kは厳しく、いずれの設定でもスコアは半分程度まで落ち込んでしまいます。

次にRTXシリーズの新兵器【DLSSモード】を有効にしたスコアをチェックしてみましょう。

 

DLSSモード

FF15では【DLSS】モードを搭載しています。これは、RTXシリーズの【Tensor】コアを活用したアンチエイリアス技術のこと。AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。

 

 高品質標準品質低品質
4K397255466507

このモードでは4K固定となり、高品質・標準品質・低品質で測定してみました。

この通りスコアはきっちり伸び、標準品質では約31%も性能が向上しています。4Kでのプレイが厳しいことに変わりありませんが、DLSSはかなり使える機能ですね。

 

BATTLEFIELD V

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

DirectX 12

 最高
フルHD110(99)fps120(104)fps143(118)fps147(120)fps
WQHD87(74)fps98(89)fps115(104)fps131(110)fps
4K53(48)fps56(53)fps67(62)fps78(73)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

フルHDはもちろん、WQHDでも平均100fps(近く)をキープできる高いパフォーマンスを発揮します。4Kは設定を落とす必要がありますが、中設定なので許容範囲のグラフィック品質ではあります。

なおメモリ使用量ですが、WQHDであれば最大6.3GB程度なので、8GBのままでもOK。

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

 最高
フルHD69(63)fps73(64)fps91(76)fps100(81)fps
WQHD51(42)fps56(49)fps72(60)fps80(71)fps
4K30(25)fps32(26)fps43(34)fps48(40)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

重さで定評のあるRTですが、この通り通常モードから大幅にfpsが落ちてしまいます。最高設定で平均60fpsを超えるフルHDが実用的な解像度ですね。

 

DirectX 12+RT+DLSS

 最高
フルHD74(67)fps82(67)fps95(76)fps104(85)fps
WQHD58(54)fps63(56)fps78(67)fps85(70)fps
4K37(32)fps44(38)fps54(51)fps56(49)fps

バトルフィールドでもついにDLSSモードが登場しました。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なります。RTX 2070ではフルHD・WQHD・4Kいずれの解像度にも対応しています。

最大38%もfpsが向上し、WQHD・高設定で平均63fpsをマーク。フルHDだけでなく、WQHDも十分実用的な解像度になり、フレームレートのアシスト機能としては上出来。

デメリットはテクスチャのクオリティが若干落ちるくらいのものでしょうか。凝視しないとわからないレベルなので、あまり気にする必要はありません。

なおメモリ使用量ですが、WQHDで最大6.5GBとなっており、こちらも8GBで十分です。

 

Call of Duty: Black Ops 4

ド定番のFPSゲーム【Call of Duty】の最新作。おなじみの「マルチモード」や「ゾンビモード」のほか、新たにバトルロワイアルの「Blackout」が加わり、遊びの幅がさらに広がりました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:超高/高/中/低(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”、アンチエイリアス品質”低”)

  プレイモード:Blackout

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 超高
フルHD151(118)fps160(127)fps168(135)fps175(145)fps
WQHD115(104)fps120(108)fps127(110)fps134(118)fps
4K60(50)fps64(56)fps67(53)fps70(60)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。フレームレートの変動が激しく、中庸なfpsをピックアップしました。

フルHD・WQHDともに平均100fpsを超え、フルHDでは高速の144Hzディスプレイを生かせる高い安定性を発揮します。さらに、4Kでも平均60fpsをキープできる素晴らしい性能です。

メモリの使用量ですが、4Kでは最大7.4GBとギリギリなので16GBは欲しいところ。WQHDなら最大6.5GBに収まり、8GBでも大丈夫です。

 

Rainbow Six Siege

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD272(242)fps288(264)fps303(270)fps329(293)fps365(315)fps
WQHD186(162)fps198(180)fps216(199)fps244(227)fps292(254)fps
4K100(89)fps105(93)fps116(110)fps130(116)fps159(146)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

4K・最高で平均100fpsをマーク!WQHDでも144Hzディスプレイを生かすことができ、もはや言うことはありません。なお、メモリ使用量は4Kでも最大4.7GB程度なので、8GBでも全然OK!

 

Fortnite(フォートナイト)

無料版【PUBG】ということで最近人気のゲームです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、無料のわりにできることが多いのがポイント。さらにPUBGよりも軽いということで、人気なのもわかります。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:エピック/高/中/低

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 エピック
フルHD141(118)fps172(128)fps202(138)fps311(221)fps
WQHD95(80)fps129(107)fps190(144)fps279(208)fps
4K46(41)fps64(53)fps102(84)fps203(176)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

Call of Dutyに近い結果ですね。フルHD・WQHDでの高い安定性はもちろん、4Kも射程圏内となっています。グラフィック品質的には中設定でも十分なので、4Kでは設定を落として安定性を上げるのがおすすめ。

見るからに軽そうなゲームですが、メモリの使用量も4Kで最大5.1GB程度しか使わないので、メモリは8GBでも十分です。

 

Anthem

”Dragon Age”をはじめRPGゲームで定評のある【BioWare】が手掛けたMORPGです。パワードスーツ”ジャベリン”を駆使した戦闘の自由度が非常に高く、地上戦・空中戦は思いのまま。空中戦ではホバリングまでできるので、立体的なアクションを思う存分楽しめます。

広大なマップと高いアクション性のため、かなりグラフィックの負荷が重く、相応のマシンスペックが必要になります。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:4K/WQHD/フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”)

  プレイモード:フリープレイ

通常モード

 ウルトラ
フルHD77(66)fps85(72)fps96(75)fps110(84)fps
WQHD57(51)fps60(55)fps69(61)fps74(61)fps
4K32(28)fps33(30)fps39(33)fps44(38)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

ヘビー級のゲームですが、フルHDでは平均60fpsを大きく超え、WQHD・高設定で平均60fpsをキープ。最適化が入りパフォーマンスが向上しています。

 

DLSSモード

 ウルトラ
WQHD62(55)fps66(51)fps74(62)fps79(66)fps
4K43(39)fps45(41)fps49(46)fps55(48)fps

AnthemもDLSSに対応するようになりました。機能を有効にできるのは、WQHD・UWQHD・4Kのみとなっており、フルHDは対象外となっています。

4Kでfpsがよく伸び、最大34%のパフォーマンスアップを実現しています。WQHDは控えめながら、ウルトラ設定で平均60fpsを超えるようになり、効果はしっかり出ています。

なおメモリ使用量はフルHDの時点で最大7.5GBも使うので、16GBメモリは必須。

以下軽めの国産ゲームをチェックしていきましょう。

 

ドラゴンズドグマ オンライン

やや軽めのゲームです。スコア7000以上で「とても快適」となり、スコア5800以上で平均60fpsをキープできます。

フルHD・最高品質でスコア14697(とても快適)と申し分のない高いスコアをマーク。

 

PSO2

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

4KWQHDフルHD
192315281861139

いずれも設定6での結果となります。4Kではスコアが落ち込みますが、それでもスコア20000に届きそうな勢いで安定性はバツグン。

 

モンスターハンターフロンティアZ

PSO2と同等の軽いゲームで、スコア6000で平均60fpsをキープできます。

4KWQHDフルHD
138432854645668

PSO2と同じく、こちらも余裕のあるスコアですね。もちろん高グラフィック版の「High Grade Edition」もプレイ可能です。

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

4KフルHD
1953221052

もはや言うまでもないでしょう。4KとフルHDの差が小さくほぼカンスト寸前です。4Kでもラクラク動かせます。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは500GB SSD+1TB HDDを搭載した、大容量のデュアルストレージ構成です。ゲームは高速のSSDに、データ類は大容量のHDDに入れるという使い分けができるので、とても便利。

SSDはオーソドックスなSATA規格で、マザーボード上に直接接続するM.2タイプとなっています。肝心の速度ですが、速度は読み書きムラなく早く、とても安定しています。メーカーは不明ですが、鉄板SSD・CrucialのMXシリーズをほうふつとさせる速度です。

実際の使用感もゲームのロード時間は短く、サクサク動いてとても快適!なお、今ならさらに高速のNVMe SSD&2TB HDDに無料アップグレードでとてもおトク。

 

おすすめカスタマイズ

基本的にはカスタマイズ不要ですが、4Kでも動かせる性能なので16GBあると安心。WQHDどまりということであれば、8GBのままでもいいでしょう。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

まとめ

RTのパフォーマンスも高く、設定さえ落とせば4Kでもゲームを楽しめるということで、RTX 2070はかなりおいしいグラボです。

また大型CPUクーラー・ASUS製マザーボード・Palit製グラボなどなど、完成度も非常に高く、コスパの高さも相まって、ドスパラ人気No.1というのもうなずけます。

新世代のハイスペックモデルとしてイチオシの一台です

 

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