ガレリア ST 7700をレビュー 高冷却タイプのスリムケースにGTX 1060を搭載したミドルクラスモデル

今回ドスパラの「GALLERIA(ガレリア) ST 7700」をお借りしました。

高い機能性と冷却性を誇るスリムケースを採用した「Sシリーズ」のモデルで、Core i7・GTX 1060・メモリ8GB・大容量デュアルストレージを搭載した充実の初期構成が魅力的です。

さっそくその実力をチェックしていきましょう。

スペック

ガレリア ST 7700
サイズ W105×D350×H382mm
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU インテル Core i7-7700
(4コア8スレッド 3.6/最大4.2GHz)
メモリ 8GB(4GB×2 DDR4-2400)
ストレージ 500GB SSD+2TB HDD
グラフィクス GeForce GTX 1060(GDDR5 6GB)
チップセット インテル H270 チップセット
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.0
電源 500W(80PLUS GOLD)
保証 1年(最大3年)
価格 149,980円(税別)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源ケーブル
・キーボード/マウス
・スタンド/ゴム足
・Wi-Fiアンテナ

※2018年6月25日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

外観

ベースは”RAVEN”

自作ではおなじみ、冷却性能や静音性に優れたケースで定評のあるSilverStone製のスリムケース、「RAVEN」シリーズをベースにしたケースです。

スリムなのに冷却性能が高く、また機能的ということで、自作でスリムケースといえば「まずこれ」というくらいに有名。

ドスパラのゲーミングPCだとやはりミドルタワーケースの存在感が大きいですが、このスリムケースを採用した「Sシリーズ」はかなり穴場的モデルです。

縦置き・横置きの両方に対応

付属品にスタンドとゴム足がついているので、状況に応じて縦置きと横置きの両方で設置できます。幅は約10cmとミドルタワーケースの半分程度なので、縦置きだと狭い場所でもラクラク設置できるのが魅力です。

横置きの場合は必ずゴム足を使いましょう。吸気口をふさいでしまうので、パーツを冷却できず故障の原因となります。

見た目によらずとても冷える

このケースはフロントから吸気して、リアで排気するという王道のエアフローではなく、CPU・グラボ・電源がそれぞれ直接外気を取り込んで冷却するので、非常に冷えます。

(縦置きの場合)正面向かって左側面にグラボと電源の吸気口が、右側面にCPUの吸気口が設置されています。

この配置からもわかるように、内部のエアフローがそれぞれのパーツで完結しており、排熱が干渉しないようになっているので、よりいっそう高い冷却性能を実現しています。

ちなみに、CPUとグラボの吸気口はオプションのダストフィルターでほこり対策をすることができます。マグネット式なので、取り付け・清掃はとてもカンタン!ほこりがたまると静電気でパーツが故障することもあり、しっかり対策しておきたいところ。

充実したインターフェース

スリムケースですが、インターフェースはタワー型モデルとほぼ同等レベルに充実しています。

USBが前後あわせて計10ポート(USB2.0×2、USB3.0×8)と使いきれないほどついています。さらにPS2ポートも搭載されているので、古いキーボードを再利用することもできます。フロント部分にSDカードリーダーがついているのも、地味ながら嬉しいですね。

さらに有線LANだけでなく、無線LANを搭載しており、有線環境が無い方でも使うことができて非常に便利。もちろん高速のac規格に対応しているので、快適にネットを楽しむことができます。付属のアンテナを接続すれば、さらに通信が安定します。

グラフィックボードの映像出力端子ははDVI×1、HDMI×1、DisplayPort×3の計5つで、メジャーな端子は一通り装備しています。

内部

効率的なパーツ配置

狭い内部を最大限活用するパーツ配置が印象的です。上でも触れましたが、CPUとグラボを分離して冷却面にも配慮しているのがミソ。

上部のユニットにスリムタイプの光学ドライブと2.5インチベイが、下部にはマザーボードと電源+5インチベイのユニットがそれぞれ搭載されています。グラボは上部ユニットの裏側に配置されています。

拡張性が低いので、容量の多いSSDやHDDを搭載するなどして、うまくカバーしてあげましょう。

小型規格のパーツ搭載

小型ケースには小型パーツということで、特殊な規格のパーツが搭載されています。

マザーボードはMicro-ATXよりもさらに小型のMini-ITXサイズのマザーボード「ASRock H270M-ITX/ac」を搭載。充実したインターフェースや無線LAN対応だけではなく、Ultra M.2スロットまで搭載しており、小型ながらできるやつです。拡張性の低さをM.2でカバーするのもありですね。

電源はフル規格のATX電源ではなく、SFX電源を搭載しています。しかも90%以上の電力変換効率を誇り、より省エネ・低発熱のゴールドクラスの電源です。容量は500Wと余裕があります。

外排気タイプのGTX 1060搭載

グラボの交換も可能ですが、コツがいるので交換時にケースやパーツを破損しないように注意しましょう。※パーツ交換・増設は保証対象外です。

グラフィックボードはフルHDでのゲーミングに最適なGTX 1060を搭載しています。グラフィックメモリが6GBなので、FPSなどフレームレートの振れ幅が大きいゲームで安定したプレイできるのが強み。

オーソドックスな外排気のブロワファンタイプ。大型のファンを搭載したグラボに比べて冷却性能はやや劣りますが、強制的にケース外へ排熱するので、このケースとの相性はバツグンです。

「ライザカード」とよばれるL字型の変換アダプタを使い、地面に対して水平ではなく、垂直に取り付けられているのがポイント。

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

CPUは40℃台をひたすらキープという結果に。タワー型ケースを超える驚異の冷却力です。一応確認しておきますが、CPUファンは標準の小型クーラーです。

グラボは70℃後半で80℃を超えることはありませんでした。これまたブロワ型ファンなのによく冷えてます。

ストレージも30℃台としっかり冷えており、ケースの冷却性能がいかに高いかを実感しますね。

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

FF14

ゲーミングPC業界において、ある意味「標準ベンチマークソフト」ともいえるFF14ベンチマーク。

DirectX 11・フルHD解像度・最高品質という重量級のグラフィック設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

フルHDのスコア12157「非常に快適」と余裕のスコアをマーク。60 FPSのキープも余裕です。FF14はフレームレートの変動が大きいので、やはりグラフィックメモリが6GBの方が安心ですね。

WQHD(2560×1440)の高解像度では7639「非常に快適」と、7000を超えるものの、そこまで伸びません。60 FPSをキープするのであれば、ワンランク下の設定をおすすめします。

PSO2

こちらは軽めのゲームです。エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。

スコア5000以上が快適にプレイできる目安です。フルHDで40852と非常に高いスコアです。

ドラゴンズドグマ オンライン

このゲームもPSO2と同じく、軽めのゲームです。スコア7000以上で「とても快適」となります。

フルHDでスコア12240と余裕のスコア。Core i7は従来のゲームにめっぽう強く、Ryzenよりもスコアが非常に伸びますね。

モンスターハンターフロンティアZ

こちらはさらに軽いモンハンZのベンチマークスコアです。特に目安となるスコアはないのですが、フルHDでスコア25206文句なしのハイスコアです。

ちなみに現在では「High Grade Edition」という高グラフィックバージョンがリリースされていますが、GTX 1060でも十分プレイ可能です。

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で「すごく快適」の評価となります。

結果はご覧の通り、余裕をもってプレイできます。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)それぞれの条件で測定することができます。

グラフィックボードごとの性能差が出やすいこともあり、現在主流のDirectX 11を用いた重量級のテスト「Fire Strike」のスコアがよくピックアップされます。

Time SpyとFire Strikeでのスコアは、ハイエンドグラボGTX 1080 Tiの半分程度と順当な結果に。

CrystalDiskMark

このモデルはSSD 500GB+とHDD 2TBの大容量デュアルストレージ構成となっており、ゲーム類はSSDにインストールし、データ類はHDDに収納するといった、便利な使い分けができます。

SSDはCrucial製の「MX300シリーズ」が搭載されています。ドスパラではよく採用されており、スタンダードながらも信頼性の高いモデルです。

ストレージ速度を測るソフト「CrystalDiskMark」で転送速度をチェックすると、SSDがシーケンシャル・ランダムともにムラなく速く、読み書きがとてもスムーズで快適そのもの。標準でこのクラスが搭載されているのは嬉しいですね。

おすすめカスタマイズ

初期構成のままでも十分使えます。ダストフィルターは価格も安く、ほこり対策としてぜひカスタマイズしておきたいです。

拡張性が低いので、ストレージをガッツリ使う方は最初から容量を増やすのがいいでしょう。また、メモリを8GB以上使う重いゲームも出てきているので、16GBあるとさらに安心。

 吸気口フィルター
・GALLERIA(KTC)専用ダストフィルター3枚組(マグネット式)

icon-check-circleドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

まとめ&関連モデル

機能性と冷却性を両立させたスリムケースに、高いゲーミング性能を詰め込んだ完成度の高いモデルです。

スリムタイプを探している方にはもちろん、そうでない方にもぜひおすすめしたいです。価格こそタワー型よりやや高いものの、使えば使うほど愛着がわきますからね。

ちなみに、最新の第8世代Core i7-8700を搭載したモデルも販売されています。6コア12スレッドになり大幅にパワーアップ。Core i7-7700に比べ30~40%も性能が向上しています。

ガレリア ST

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-8700
■チップセット:B360チップセット
■メモリ:8GB(DDR4-2666)
■グラボ:GTX 1060(グラフィックメモリ6GB)
■ストレージ:SSD 500GB+HDD2TB
■電源:550W(80PLUS GOLD)
■価格:157,980円(税別)~

最新のCore i7を搭載したモデル

6コア12スレッドのハイパワーCPU、Core i7-8700とGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を搭載したモデル。予算に余裕があればこちらの方が圧倒的におすすめ。

おすすめカスタマイズ

やはりほこり対策のフィルターのカスタマイズがおすすめ。また、重量級のゲームが増えてきているので、メモリも16GBにしておくと安心です。拡張性が低いため、ストレージをガッツリ使う方はあらかじめ増やしておきましょう。

icon-check-circleドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

あわせてチェック

icon-exclamation-circleおトクなセール情報もチェック!

パソコン工房のゲーミングPCセール情報 格安モデルがさらに安く!
BTOパソコンの真価はセールにあり! CPUやSSD、メモリ…などなど無償アップグレードに加え、値引きもあってお得感満載。思わぬ掘...
ドスパラのゲーミングPCセール情報 無料アップグレードでコスパUP!
公式サイト BTOパソコンの真価はセールにあり! CPUやSSD、メモリ…などなど無償アップグレードに加え、値引きもあってお得感...
G-TuneのゲーミングPCセール情報 おトクな格安モデルをお見逃しなく!
公式サイト BTOパソコンの真価はセールにあり! CPUやSSD、メモリ…などなど無償アップグレードに加え、値引きもあってお得感...
ツクモのゲーミングPCセール情報 自作クオリティのおトクなモデルをご紹介!
公式サイト BTOパソコンの真価はセールにあり! CPUやSSD、メモリ…などなど無償アップグレードに加え、値引きもあってお得感...
Sycom(サイコム)のゲーミングPCセール情報 自作PCクオリティを安く手に入れるチャンス!
公式サイト BTOパソコンの真価はセールにあり! CPUやSSD、メモリ…などなど無償アップグレードに加え、値引きもあってお得感...

シェアする

フォローする