今回はドスパラの【GALLERIA(ガレリア) GCR1660TGF-QC-G】をお借りしました。
インテルとのコラボモデルがついに登場!デザインや性能にとことんこだわった、バツグンの軽さが自慢のプレミアムノートをチェックしてみましょう。
スペック
※2019年9月30日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
外観
機能美あふれるデザイン
ゲーミングだけでなくオフィスやクリエイティブ用途など、様々な場面で使えるマルチユースを想定しているとのことで、デザインはとてもシンプル。
全体的に凹凸が少なく、見事なまでのフラットボディに仕上げており、渋いガンメタリックカラーも相まって、引き締まった印象を受けます。
天板部分もこの通りプレス加工などもなく、ロゴのみと非常にシンプル。
ゲーミングノートではグリルも派手になりがちですが、ボディと一体化した控えめな造形です。一般のノートパソコンと遜色ないレベルの落ち着いたデザインですね。
ちなみにノートPCの生命線であるヒンジ部分は、本体の荷重バランスを極限まで調整することで、高耐久を実現。さらに本体を押さえることなく、指一本でラクラク開閉でき、とても快適です。
細かい部分も徹底しており、ディスプレイとベゼル(ふち)の境はほとんど段差がなく、シームレスでスッキリしています。
機能美とも言うべき、全く無駄のないデザインは使うシーンを選ばず、学校やオフィスなどオフィシャルな場所でもバッチリ使えます。この手のモデルは、今までありそうでなかったので、かなり革新的!
底面はこの通り、大きく通気口が開けられており通気性はバツグン。2基のデュアルファンでCPUとGPUを強力に冷却します。
持ち運びに最適な超軽量ボディ
モビリティも重視しており、「圧倒的に軽い」のもポイントです。
その重さはなんと実測で1900g!最近のゲーミングノートは軽量モデルが流行っていますが、それでも2kgオーバーのモデルがほとんど。それを考えると、とんでもなく軽いことがわかりますね。
その軽さの秘訣はボディサイズと材質にあり。
ボディの厚さは最薄部で20.5mmと薄く、ディスプレイのベゼルを4.5mmとスリムにすることでサイズを圧縮し、幅356.4×奥行き233.7mmのコンパクトボディを実現しています。
さらにボディの素材にはマグネシウム合金を採用。軽量なだけでなく剛性も高いので、見かけによらずタフ。さらに、しっとりと手になじむ上質な触り心地は高級感も感じさせ、まさに一石三鳥です。
ともあれ、この軽さならモバイル用途にもってこいですね。
最新規格のインターフェース
ハイスペックモデルなだけあり、インターフェースは最新のものを搭載しています。
USBはオールUSB3.1の4ポート構成で、そのうち2つは最大10Gbpsの高速転送が可能な【Generation2】規格となっています。さらに背面のType-Cポートは【Thunderbolt 3】にも対応しており、対応機器であれば、最大40Gbpsの超高速転送も可能です。
画像出力端子はHDMIを搭載し、地味ながら便利なSDスロットをしっかり完備しているのも◎。普段使いにも便利ですね。
ポートの配置もなかなか絶妙で、LANポート・画像端子・電源ポートが後ろ側に配置されています。
この3つのケーブルは太いため特にかさばるので、サイドにあるとマウスなどの配線と干渉して邪魔になりがちですが、後ろにあればそんな心配は一切ありません。
また無線LANですが、Wi-Fi 6(802.11ax)に対応しているのもポイント。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのゲーミングがより安定します。
ディスプレイ&キーボード
美しい発色の15インチディスプレイ
ディスプレイはオーソドックスな15.6インチサイズで、解像度はフルHDとなっています。映り込みの少ないノングレアパネルを採用しています。自分の顔とにらめっこすることなく、ゲームに集中できます。
映像のクオリティですが、高コントラスト&高発色で美しい映像を描写します。ゲームをはじめ動画鑑賞などエンターテイメント用途に最適なクオリティです。
おまけに視野角も広く、横から覗いても色むらは無し。パネルの種類は不明ですが、IPSに近い感じがしますね。
144Hz対応ディスプレイ
もちろんトレンドの144Hzディスプレイはバッチリ搭載しています。
144Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2倍以上!その分だけ映像が滑らかになり、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームにはうってつけです。
普段ノーマルディスプレイを使っている方はその違いに驚くはず。
新感覚の光学式キーボード搭載
ゲーミングノートらしく、フルカラーキーボード&LEDライトバーを搭載。キートップは特に透過処理されていないオーソドックスなタイプですが、下からしっかり照らし出し、かなり華やか。もちろん、ファンクションキーでON/OFFも切替可能。出先での使用も安心です。
このモデルのキーボードはなかなかユニーク。まずパッと目につくのがキーボードのタイプです。
15インチではありますが、テンキーレスキーボードを採用しています。あまりなじみがないかもしれませんが、シンプル&高い操作性でゲーマーに人気のタイプ。まさにゲーミング特化の本格派仕様で、ここまでやるモデルはなかなか珍しいですね。
なおキー配置そのものはクセがなく非常に素直。キーピッチも約19mmとデスクトップキーボードなみの間隔が確保されており、誤爆する心配はまずありません。
また、キーそのものもユニーク。
キーのタイプはオーソドックスな光学式ですが、スイッチ感&深いキーストローク&バツグンの応答性で、さながらメカニカルキーボードのような操作感を実現しています。
【青軸】っぽい「カチッ、カチッ」というスイッチ音ですが、控えめなのでそこまで気になりません。操作性と動作音のバランスが上手く取れており、完成度はとても高くなっています
ちなみに、電源ボタン横に配置されたボタンでは、動作モードを変更することができます。
モードは【高性能(LEDライン2本)】・【標準(LEDライン1本)】・【バッテリーセーバー(LEDライン無し)】の3タイプが用意されており、状況に応じてワンタッチで順に切り替え可能です。
スムーズなタッチパッド
タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプを採用しています。表面はツルツルした材質でカーソルの追従性が高く、操作は非常にスムーズです。
一方クリックボタンはやや押し込む必要があり、完成度はそれなりといったところ。もう少し硬めだとなお良かったですね。
便利機能いろいろ
ゲーミングノートらしく【Control Center】で、ファンやキーボードのLEDの調整やシステムのモニタリングなど、各種設定がワンストップでできるようになっています。
【ライト設定&LEDライトバー設定】では名前の通り、キーボードやLEDバーのカラー設定ができます。
キーボードのLEDはキー単位で変更でき、よく使う「W・A・S・D」キーを別のカラーにする芸当もできます。もちろんアニメーションにも対応しており、まさに自由自在。意外にカスタマイズが楽しいです。
【EZスイッチ】はLEDやディスプレイのON/OFFや、Windowsキーの無効化などをワンタッチで設定できる便利ツールです。
サウンドイコライザ【Sound BLASTER CINEMA5】も搭載。前バージョンよりも機能が拡張され、3Dバーチャルサラウンドが細かく設定できるようになりました。ヘッドセットでのゲーミングがよりはかどります。
ちなみにスピーカーの品質ですが、やはり内蔵タイプなので、中音域メインでそれなりといったところ。意外にサラウンドが効いており、臨場感はあります。やはり迫力のあるサウンドを楽しむのであれば、ヘッドフォンやヘッドセットは欲しいですね。
ベンチマーク
各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。参考までにCINEBENCH~画像変換テストまでは、一般ノート向けのハイスペックCPU・Core i7-8565Uと比較しています。
CINEBENCH
まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。


このモデルでは、インテルの第9世代6コア12スレッドCPU・Core i7-9750Hを搭載しています。
ハイエンドクラスのCPUということで、一般ノート向けのCore i7とは比較にならないぐらいに性能が高く、マルチコアでは2倍以上の差をつけています。ゲームはもちろん、動画や画像編集などクリエイティブ用途でも高いパフォーマンスを発揮します。
PCMark 10
【PCMark 10】は、ブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的な用途での性能を測るソフトです。
高性能CPU&GPUを搭載しているので、とにかくスコアがよく伸びる!本格的な動画や画像編集用途の目安となるスコア3000は余裕でクリアし、スコア5000オーバーの大台を叩き出しています。
もちろんノート用のCore i7との性能差は圧倒的。総合スコアでは約136%の性能となり、特に編集カテゴリのスコアは2倍以上と大きく差をつけています。
動画エンコード
【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。
エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSVでエンコードしています。なお、QSV・NVENCはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のことです。
H.264(フルHD) | 2Pass | 1Pass | QSV・NVENC |
Core i7-9750H | 27:33 | 14:10 | 2:42 |
Core i7-8565U | 1:03:04 | 32:36 | 4:12 |
特にCPU勝負のソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)での時短効果が凄まじく、ノート用のCore i7の半分以下の時間で変換を完了しています。ハードウェアエンコードも約64%の時間とやや落ち込みますが、それでも早いことに変わりありません。
H.265(フルHD) | 2Pass | 1Pass | QSV・NVENC |
Core i7-9750H | 40:36 | 21:01 | 2:50 |
Core i7-8565U | 1:33:07 | 47:44 | 5:50 |
重量級のH.265でも同じような傾向ですが、こちらは軒並み半分以下の時間で変換を完了しています。形式に関わらず安定した時短効果を発揮し、とても頼もしいですね。
画像変換
【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。
JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が意外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。
CR2→DNG | CR2→JPEG | |
Core i7-9750H | 1:08 | 3:15 |
Core i7-8565U | 1:50 | 5:40 |
画像変換でも圧倒的な差を見せつけ、ノート用のCore i7に対し軽めのDNG変換では約61%、JPEG変換でも約57%の時間で変換を完了しています。
以上サクッとチェックしてみましたが、ゲーミングノートということで基本的な性能は非常に高く、編集用途でも申し分のないパフォーマンスを発揮します。
3DMARK
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。
GTX 1660 Tiは前世代のミドルクラスGPU・GTX 1060よりも大幅にパワーアップ。グラフィックスコアで比較すると、Fire Strikeでは約134%、Time Spyでは約160%の性能となり、もはや別もの。
その実力はRTX 2060に肉薄するレベルですが、GTX 1660 TiではRTを効率的に処理する【RTコア】を搭載していないため、RTX 2060の半分程度にまでパフォーマンスが落ち込みます。また【Tensorコア】も非搭載なので、DLSSにも非対応となっています。
総合スコア | Graphics Score | CPU/Physics Score | Combined Score | |
Port Royal | 1603 | ー | ー | ー |
Time Spy Extreme | 2803 | 2747 | 3172 | ー |
Time Spy | 6045 | 5937 | 6740 | ー |
Night Raid | 35706 | 62325 | 10440 | ー |
Fire Strike Ultra | 3388 | 3213 | 16421 | 1902 |
Fire Strike Extreme | 6996 | 7230 | 16405 | 3328 |
Fire Strike | 14051 | 15809 | 16427 | 6852 |
Sky Diver | 36290 | 54786 | 15125 | 25328 |
Cloud Gate | 36223 | 100991 | 11164 | ー |
Ice Storm | 108729 | 150905 | 54964 | ー |
FF14
知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。
最高品質 | 高品質 | 標準品質 | |
フルHD | 13518 | 14917 | 16418 |
CPUの性能も高く、最高設定でスコア10000を大きく超えてきました。GTX 1650ではスコア9000行くか行かないか微妙なところなので、GTX 1660 Tiがおすすめです。
BATTLEFIELD V
大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。
ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)
プレイモード:コンクエスト
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 74(66)fps | 85(79)fps | 100(88)fps | 121(99)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
重量級のゲームですが、最高設定でも平均60fpsを大きく超え、地力の高さを感じさせます。FPSゲームなら安定性重視で中設定に落とすのもあり。
DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 38(33)fps | 41(35)fps | 63(46)fps | 69(52)fps |
こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。
ただでさえ重いRTですが、RTコアを搭載していないため、中設定でようやく平均60fpsを超えてます。やはりRTコアを搭載したRTXシリーズ一択ですね。
METRO EXODUS(メトロ エクソダス)
重厚なストーリーと戦術性の高い戦闘が魅力のサバイバル系FPSゲーム”メトロシリーズ”最新作です。
舞台は核戦争による文明崩壊から23年が経過した2036年のロシア。シリーズを通じて長らく生活していたモスクワのメトロ地下構内をついに離れ、武装列車「オーロラ号」に乗り、安住の地を求めて広大なロシアへの旅に出るストーリーです。
ストーリーの各章がオープンワールドになり、前作よりもサバイバル要素が強くなっているのがポイント。荒廃したフィールドを自由に探索し、道中で拾った素材で自分好みの武器を作成できるようになっています。
以前とは比較にならないくらいに向上したグラフィック品質も相まって、没入感はかなり高めですが、最新ゲームの例にもれず、負荷はかなり重いです。下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、エクストリーム/ウルトラ/高/中/低(垂直同期”OFF”、ヘアワーク”ON”、上級物理演算”ON”)
エクストリーム | ウルトラ | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 55(46)fps | 71(59)fps | 86(68)fps | 107(85)fps | 126(100)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
バトルフィールドを超える重さですが、ウルトラで平均60fpsを超えるのは大したものです。エクストリーム設定は重すぎるので、あってないようなものです。
DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)
エクストリーム | ウルトラ | 高 | 中 | |
フルHD | 14(11)fps | 15(12)fps | 15(12)fps | 15(12)fps |
このゲームもRTに対応していますが、見事なまでの横並び。負荷が桁違いに重く、カクカクで動かすだけでも精一杯。。
Call of Duty: Black Ops 4
ド定番のFPSゲーム【Call of Duty】の最新作。おなじみの「マルチモード」や「ゾンビモード」のほか、新たにバトルロワイアルの「Blackout」が加わり、遊びの幅がさらに広がりました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:超高/高/中/低(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”、アンチエイリアス品質”低”)
プレイモード:Blackout
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
超高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 116(93)fps | 122(101)fps | 124(104)fps | 128(106)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。フレームレートの変動が激しく、中庸なfpsをピックアップしました。
ずいぶんと最適化が進み、超高設定でも平均100fpsをラクラク超え、高リフレッシュレートディスプレイも生きてきます。さらに上を望むならRTX 2070がおすすめです。
Rainbow Six Siege
ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。
内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)
プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)
最高 | 超高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 179(163)fps | 182(168)fps | 186(171)fps | 192(174)fps | 212(201)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
この通り、最高設定で144Hzディスプレイをきっちり生かし切ることができます。FPSゲーム屈指の軽さですね。
Apex Legends
最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。
【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)
APEXゲーム(本編)
最高 | 低 | |
フルHD | 122(104)fps | 137(123)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
R6Sほどではないにしろ、最高設定でも100fpsを軽く超えるほどの軽さで、安定したパフォーマンスで楽しめます。
Fortnite(フォートナイト)
こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:エピック/高/中/低
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
エピック | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 102(80)fps | 119(101)fps | 156(126)fps | 190(159)fps |
競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。
意外にエピックが重いのですが、それでも平均100fpsを超える安定ぶり。中設定なら144Hzディスプレイをフルで使えます。ちなみにこのゲームはコミック調のグラフィックなので、中設定でもグラフィック品質的には十分。
モンスターハンターワールド
言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD
ゲーム設定:最高/高/中/低(垂直同期”OFF”)
プレイモード:フリークエスト
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 51(41)fps | 73(64)fps | 81(70)fps | 109(99)fps |
スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。
このゲームはとにかく重く、高設定で平均60fps以上をマークしていれば十分立派です。クオリティの劣化も少なく、最高設定にこだわる必要はありません。
以下軽めの国産ゲームをチェックしてみましょう。
PSO2
エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。
結果はフルHD・設定6でスコア41897となり、144Hzディスプレイもらくらく活かせます。
ドラクエ10
グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。
こちらはスコア20000の大台を突破。もはや言うことはありません。
CrystalDiskMark
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。
このモデルは512GB SSDのみ搭載したシングルストレージ構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用しています。最近のゲームは容量が増えており、50~100GBなんてざらにあるので、SSD容量が多いのは嬉しいですね。
メーカーはもちろんインテル製で、スタンダードの【660pシリーズ】を搭載。肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み込みは堂々の4ケタ。書き込みも1000MB/sに近く、爆速とまではいかないものの、NVMeらしい速度をマークしています。
実際の動作ですが、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのものですね。
温度
FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。
CPU・GPUいずれも70℃台の安定した温度をキープしており、冷却性能は◎。特に発熱の高いCPUの温度が80℃をオーバーせず、70℃にとどまっているのは好印象ですね。
動作音
FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ


55デシベルを超えるとファンノイズが気になりますが、ピーク時で55.5デシベルをマーク。ゲーミングノートらしい豪快な風切り音ですが、耳障りな甲高いノイズではないので、数値ほどうるさく感じません。
ファン設定はこの通り、標準モードがおすすめ。ゲームモードだときついレベルのノイズになるので、ぜひ変更しましょう。
なお、最小時は45.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。
バッテリー持続時間
ロングライフバッテリーということで、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。
条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。
- 電源設定:バッテリーセーバー、より良いバッテリー
- バックライト:40%
- 10秒ごとにキー入力
- 1分ごとに無線LAN経由でネット接続
結果は公称値通り、約10時間40分をマーク。ゲーミングノートどころか、一般の15インチノートよりも長い時間バッテリーが持ちます。これなら出先でも安心して使えますね。
まとめ&関連モデル
機能美を感じさせるシンプルなデザインは、ゲーミングだけでなく普段使いにも最適。重さもゲーミングノートらしからぬ軽さとなっており、持ち運び用としてもバッチリ使えます。
最新のゲームをフルHDで動かせる高いパフォーマンスはもちろん、動画や画像編集もサクサクこなすことができ、性能面も申し分ありません。
そのほか応答性の高い光学式キーボード・144Hzディスプレイ・各種アプリなどなど機能面も充実しており、完成度は◎。マルチユースに対応したモバイルノートがほしい方におすすめのモデルです。
ガレリア GCR 2070RGF-QC-G
【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア 144Hz
■CPU:Core i7-9750H
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 2070(Max-Q)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■価格:249,980円(税込)~
RTX 2070を搭載した上位モデル。フルHDはまさに盤石、FPSゲームなど特に動きの激しいゲームに最適です。SSDの容量も超大容量の1TBなので、ゲームも入れ放題!
あわせてチェック
おトクなセール情報もチェック!



