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ガレリア GCL2060RGF-Tをレビュー 約1.85kgの圧倒的軽量ボディ!ワンランク上のクオリティが魅力のRTX 2060搭載ゲーミングノート

今回はドスパラの【GALLERIA(ガレリア) GCL2060RGF-T】をお借りしました。

その重さ約1.85kg!ゲーミングノートとは思えない軽量ボディを誇る、プレミアムなRTX 2060搭載モデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

 ガレリア GCL2060RGF-T
サイズW359.8×D243×H19.9mm
重量約1.85Kg(実測1893g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-10750H
・6コア12スレッド
・定格2.6/最大5.0GHz
メモリ16GB(DDR4-2666)
ストレージ512GB SSD(PCIe NVMe)
グラフィクスRTX 2060(GDDR6 6GB)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD(1920×1080)、ノングレア、144Hz
インターフェースUSB3.2 Gen.1 Type-C、USB3.2 Gen.1 Type-A×2、USB2.0、HDMI 2.0、mini DisplayPort 1.2×2、SDスロット、LANポート、マイク入力、ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラHD画質 WEBカメラ
キーボード日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.0
保証1年(最大3年)
価格159,980円(税込)~
付属品・各種マニュアル
・電源アダプタ(427g)
・電源ケーブル(161g)

※2020年8月3日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

 

外観

高級感あふれるボディ

プレミアムモデルらしく、天板は金属調のパネルでカバーされています。

 

表面の美しい非光沢仕上げに、GALLERIAエンブレムも相まって、高級感を感じさせます。

 

カラーはブラック一色ではなく、天板とキーボード面がメタリックの渋い色合いとなっており、引き締まった印象を受けます。

 

ボディそのものもしっかり造りこまれ、凹凸を極力排したフラットなフォルムとなっています。ゲーミングノートだと派手になりがちな排気グリルですが、本体と見事に一体化していますね。

 

さらに、ディスプレイとベゼル(ふち)との境をシームレスにする徹底ぶり。とてもスマートな仕上がりです。

 

底面はこの通り、大きく通気口が開けられており通気性はバツグン。2基のデュアルファンでCPUとGPUを強力に冷却します。

ちなみに、天板以外の素材はオーソドックスな樹脂製となっています。

 

ゲーミングノート屈指の軽さ

このモデルはゲーミングノート屈指の軽さとなっているのもポイント。

 

まずボディが小さく、ディスプレイのベゼルをスリムにすることにより、横幅と奥行きが圧縮され、一般的な15インチノートよりも一回りコンパクトになっています。

 

また、厚さも19.9mmと2cm以下のスリムボディということもあり、重さは実測で1893gと、まさかの1.8kg台を実現しています。重装備のゲーミングノートでは2kgオーバーがデフォルトなので、まさに圧倒的。持ち運び用として使うのもありです。

サイズや重さもさることながら、スリムベゼルを採用することで、見た目もスッキリし、スタイリッシュなイメージに仕上がっています。まさに一石二鳥ですね。

 

充実したインターフェース

15インチモデルらしく、インターフェースはなかなかの充実ぶり。

 

USBは全4ポートの構成で、大容量給電に対応したUSB3.2 Gen.1とレガシーなUSB2.0を搭載しています。USB3.2 Gen.1のうち、背面のポートは小型&リバーシブルのType-Cポートとなっています。一通りのポートがそろっているので、周辺機器の接続にはまず困りません。

ただ、このグレードであれば、転送速度が倍の”USB 3.2 Gen.2”は欲しかったところですね。。

 

また、画像出力端子はHDMIとmini DisplayPort×2を搭載する充実ぶりで、複数画面への出力もラクラクです。さらに、地味ながら便利なSDスロットをしっかり完備しているのも◎。普段使いにも便利ですね。

 

ポートの配置もよく考えられており、画像端子・電源ポート・USB Type-Cポートが後ろ側に配置されているのもポイント。中でも映像ケーブルと電源ケーブルは特にかさばりやすく、サイドにあるとマウスなどの配線と干渉して邪魔になりがち。しかし、後ろにあればそんな心配は一切ありません。

 

なお、無線LANは最新のWi-Fi 6(802.11ax)にしっかり対応。現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現しています。また遅延も少なくなっているため、無線でのゲーミングがより安定します。

 

ディスプレイ&キーボード

発色に優れたディスプレイ

ディスプレイサイズは15.6インチで、解像度は標準的なフルHDとなっています。映り込みの少ないノングレアタイプで、自分の顔とにらめっこすることなく、ゲームに集中できます。

 

肝心の画質はこの通り、コントラスト・発色が高く、きれいな映像でゲームを楽しむことができます。パネルの種類は不明ですが、IPSパネルっぽい感じがしますね。

横からのぞくとやや色むらがあるものの、のぞき込んでゲームすることはないので、まず気にする必要はありません。

 

ちなみに、ディスプレイはこのくらいまで開きます。

 

144Hz対応ディスプレイ

低価格モデルながら、144Hzディスプレイを搭載し、なかなかに太っ腹です。

 

144Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2倍以上!その分だけ映像が滑らかになり、ゲームのプレイ精度が上がります。特に動きの激しいFPSゲームにはうってつけです。

普段ノーマルディスプレイを使っている方はその違いに驚くはず。

 

操作性の高いキーボード

トレンドのフルカラーキーボードをバッチリ搭載。キーキャップはサイドが透過処理されており、あふれんばかりの華やかさです。もちろん、ファンクションキーや付属のアプリでON/OFFも切替可能。LEDが苦手な方でも安心です。

15インチのワイドボディということで、キーボードにはテンキーを装備。

 

各キーは完全に独立していますが、”Enterキー”周りの配置がトリッキー。Enterキーを押そうとして、上のキーを間違って押してしまうことがしばしば。慣れるまでは注意が必要です。なお、キーピッチは約19mmとデスクトップキーボードなみの間隔が確保され、だいぶゆとりがあるのはいいですね。

 

キーストロークはこの通り深めで、しっかりした打鍵感を味わえます。深すぎず、適度な反発はクセになる感じです。ゲームでの操作性は高く、まさにストレスフリー。キーボード面の剛性も高く、タイピング圧力が高い方でも安心!

 

ちなみに、電源ボタン横に配置されたボタンでは、”ハイパフォーマンスモード・ゲームモード・オフィスモード”3種類の動作モードに切り替えることができます。

動作モードは、LEDラインの点灯で判別できる親切仕様です。全点灯がハイパフォーマンスモード、半分点灯がゲームモード、消灯がオフィスモードとなっています。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプを採用しています。

 

完成度は高く、表面はさらさらしておりカーソル操作は非常にスムーズです。クリックボタンもとても反応がよく軽い力で操作でき、動作音も非常に静か。まさにストレスフリーですね。。

一体型だと押し込んでもなかなか反応しないケースがたまにあるのですが、しっかり造りこまれています。

 

便利機能いろいろ

ゲーミングノートらしく【Gaming Center】で、ファンやキーボードのLEDの調整やシステムのモニタリングなど、各種設定がワンストップでできるようになっています。

 

【キーボードバックライト】では名前の通り、キーボードのカラー設定ができます。

固定カラーのほか、アニメーション(1種のみ)にも対応しています。なお、固定カラーはキーボード全体での一括変更となっており、キーやブロック単位での変更には対応していません。

 

【EZスイッチ】はLEDやディスプレイのON/OFFや、Windowsキーの無効化などをワンタッチで設定できる便利ツールです。

 

 

動作モードはスイッチだけでなく、【電源設定】でも切り替え可能です。オフィスモードではファンの動作設定をさらに細かくカスタマイズできます。

 

サウンドシステムはアメリカの大御所【THX】の認証を受けており、付属のサウンドイコライザーで好みの音質に変更できます。

なお、スピーカーの品質ですが、中音域メインながら高音も意外に伸び、さらにサラウンドもバッチリきいており、臨場感は◎。内蔵タイプにしては上々のクオリティですね

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。参考までにCINEBENCH~画像変換テストまでは、下位モデルの”GALLERIA GCL2060RGF5(Core i5-10300H×RTX 2060)”と比較しています

なお、設定はゲームモードです。

RTX 2060搭載

最新のNVIDIA製ハイスペックGPU・RTX 2060を搭載。鉄板のミドルクラスGPU・GTX 1660 Tiの上位版ということで、フルHDでより高い安定性を発揮します。

また、RTXシリーズでは従来のGTXシリーズと異なり、リアルタイムレイトレーシング技術(RT)に対応しています。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット【RTコア】を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。

 

上の画像はRTに対応したBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。

さらにRTコアのほか、AI機能に対応した【Tensorコア】を搭載しているのもポイント。

Tensorコアを活用した”DLSSモード”では、低い解像度でレンダリングした映像をアップスケーリングし、さらにアンチエイリアスを最適化することで、フレームレートを大幅に向上させることができます。ゲームの快適性が目に見えて上がるので、とても便利ですね。

なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!

 

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの第10世代6コア12スレッドCPU・Core i7-10750Hを搭載しています。前世代のCore i7-9750Hのマイナーチェンジ版で、違いは動作クロック引き上げられたくらいですね。

下位モデルで搭載されている4コア8スレッドCPU・Core i5-10300Hと比較してみると、シングル性能は約10%、マルチ性能は約51%も高くなっています。コア・スレッド数が多い分だけ性能は大幅に上がり、動画や画像編集などクリエイティブ用途にもしっかり対応できます。

 

PCMark 10

【PCMark 10】は、ブラウジング・ビデオチャット・動画や画像の編集作業・軽めの3Dゲームなど、一般的な用途での性能を測るソフトです。

高性能CPU&GPUを搭載しているのでスコアはよく伸び、本格的な動画や画像編集用途の目安となるスコア3000は余裕でクリア。4000台後半の非常に高いスコアをマークしています。

なお、Core i5-10300Hとの性能差は約5%ほど。軽めのテストでは差がつきにくく、普段使いならどちらでもあまり変わりません。

 

動画エンコード

【TMPGEnc Video Mastering Works 7】を利用し、再生時間6分30秒のMJPEG動画をMP4形式に変換する時間を計測しました。

エンコーダーはx264(H.264)およびx265(H.265)を利用し、それぞれ2パス・1パス・QSVでエンコードしています。なお、NVENCはグラフィック機能を利用した高速エンコード機能のことです。

 

H.264(フルHD)2Pass1PassNVENC
Core i7-10750H×RTX 206023:2612:042:31
Core i5-10300H×RTX 206034:0917:252:37

CPU勝負のソフトウェアエンコード(2Pass・1Pass)で大きな差をつけ、Core i5-10300Hに対し約68~69%の時間で変換を完了。さすがに6コア12スレッドなだけあり、大きな時短効果を発揮しています。

なお、ハードウェアエンコードでは、どちらもRTX 2060を搭載しているので、約4%差とほぼ互角。これはH.265形式でも同じです。

 

H.265(フルHD)2Pass1PassNVENC
Core i7-10750H×RTX 206034:5617:592:43
Core i5-10300H×RTX 206048:0424:412:47

こちらは重量級のH.265での結果ですが、ソフトウェアエンコードではやはりCore i7が有利。Core i5-10300Hに対し約72~73%の時間で変換を終えており、おおむね30%程度の時短効果となっています。

 

画像変換

【Lightroom Classic CC】を使い、200枚のRAW画像(5760×3840ドット、CR2形式)をDNG形式に変換する時間と最高画質のJPEG画像に書き出す時間をそれぞれ計測しました。

JPEG書き出しの際は“スクリーン用・標準”のシャープネスを適用しています。シャープネス処理が意外とCPUに負担をかけるため、特にCPUの性能が重要になります。

 

 CR2→DNGCR2→JPEG
Core i5-10300H0:593:01
Core i5-10300H1:163:40

こちらもCPUのパワー勝負ということで、Core i7が強いですね。Core i5-10300Hに対し、軽めのDNG変換では約78%、重量級のJPEG変換でも約82%の時間で変換を終えています。

以上サクッとチェックしてみましたが、2コア4スレッドの差は大きく、編集用途でも使うならCore i7を選ぶのが安牌ですね。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

RTX 2060はGTX 1660 Tiの上位版ということで、CUDAコアとメモリーバス幅が強化され、特に性能の要となるCUDAコアはGTX 1660 Tiよりも25%多くなっています。

ただ、ベンチマークではそこまで差がつかず、グラフィクススコアで比較してみると、GTX 1660 Tiに対しTime Spyで約107%、Fire Strikeで約105%となり、おおむね10%以内の差にとどまっています。実際のゲームでも同じような傾向となり、少しでも安定性を求めるならおすすめといったところですね

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal3381
Time Spy
Extreme
284827813307
Time Spy606759077172
Night Raid368966469910741
Fire Strike
Ultra
35613384179251970
Fire Strike
Extreme
69577060180303428
Fire Strike1395015041180367406
Sky Diver35852517961620024078
Cloud Gate372949685011831
Ice Storm11063414654759554

 

FF14(ファイナルファンタジーXIV)

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高品質高品質標準品質
フルHD136221557117427

最高品質でもスコア10000を大きく超え、安定してプレイできます。なお、スコア9000オーバーなら、エントリーのGTX 1650でも可能。FF14の敷居もだいぶ低くなりましたね。

 

BATTLEFIELD V(バトルフィールド V)

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD82(73)fps95(83)fps110(86)fps115(90)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

ハイスペックGPUなだけあり、最高品質で平均82fpsをマーク。最低fpsも高めなので、安定してプレイできます。

正直言ってフルHDレベルならCore i5でも十分ですが、最低fpsはCore i7の方が伸びやすいため、安定性重視ならCore i7がおすすめです

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

 最高
フルHD50(45)fps54(48)fps71(65)fps80(68)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

RTはとにかく重いのでfpsが大きく落ち込み、最高・高設定では平均60fpsにすら届きません。しかし、このゲームではDLSSモードに対応しており、性能を底上げすることができます。

 

DirectX 12+RT+DLSS

 最高
フルHD57(52)fps65(59)fps78(71)fps84(76)fps

RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 2070ではフルHD以上で動作します。

RTオンリーの時よりも、最大20%fpsが向上し、フルHD・高設定で平均60fpsを超えるようになりました。大きくfpsが向上するわけではありませんが、フレームレートのアシスト機能として考えれば、十分実用的ですね。

なお、デメリットはテクスチャのクオリティが若干落ちるくらいのものなので、ぜひ活用しましょう。

 

Call of Duty: Modern Warfare(コールオブデューティー モダンウォーフェア)

Activisionの代表的なFPSゲーム【Call of Duty: Modern Warfare】を完全にリメイク。

対戦モードは従来の6vs6・10vs10・20vs20の対戦モードのほか、ハイスピードな2vs2や最大64人対戦の【GRAND WAR】などが新規に追加され、プレイの幅が格段に広がっています。かのバトルフィールドにも引けを取らない充実ぶりです。

さらに、プライマリ武器とセカンダリ武器をカスタマイズできる”Gunsmith”も実装。用途や目的に合わせ、自分好みの装備をカスタマイズ出来るのもポイント。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:エクストラ/高/通常(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”)

  プレイモード:キャンペーン

 エクストラ通常
フルHD93(76)fps94(80)fps99(82)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

最適化がしっかりされており、エクストラ設定で平均90fpsと安定性はかなり高め。ただ、通常設定にしてもfpsはさほど伸びず、よくて100fpsまでといったところです。

 

RTモード(リアルタイムレイトレーシング)

 エクストラ通常
フルHD71(58)fps76(63)fps80(67)fps

Call of DutyもついにRTに対応するようになりました。

RTモードにしては比較的負荷が軽いため、エクストラ設定でも平均60fps以上をしっかり超えてきます。最低fpsもほぼ60fpsをキープしているのもいいですね。

 

Borderlands 3(ボーダーランズ 3)

前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。

見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100憶種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。

もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、ウルトラ/高/中/低(垂直同期”OFF”、モーションブラー”OFF”)

  プレイモード:キャンペーン

 バッドアスウルトラ
フルHD57(50)fps63(57)fps73(66)fps106(93)fps128(111)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

コミック調のグラフィックは一見軽そうに見えますが、とんでもなく重いゲームです。最上位のバッドアス設定こそ平均60fpsに届きませんが、ウルトラ設定ではしっかり超え、さすがハイスペックGPUといったところ。なお、高設定でもグラフィックは十分きれいなので、ウルトラ設定でなくても全然OK。

 

DOOM Eternal(ドゥーム エターナル)

言わずと知れた名作FPSゲーム【DOOM】の続編です。今回もドゥームスレイヤーとして、ひたすら地球を占拠するデーモンを叩きのめしていきます。

テンポのいいアクションは今作でも健在。グレネードや火炎放射などの広範囲攻撃が可能な”ショルダーキャノン”や、広範囲の近接攻撃”ブラッドパンチ”が実装され、さらにアクションの幅が広がっています。が、無限ピストルが廃止され、持てる弾薬の数も少なく、戦闘はかなりシビアに。

近接フィニッシュの”グローリーキル”をしっかり決めつつ、”チェーンソー”でデーモンから弾薬を補充する基本サイクルに加え、火炎放射でアーマーを補充するなど、状況に応じて臨機応変に対応していく必要があります。けっこう頭を使いますが、はまれば爽快。個人的にはイチオシのFPSゲームです。

下記条件にて平均fpsのみ計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低(垂直同期”OFF”、モーションブラー”OFF”)

  プレイモード:キャンペーン

 ウルトラ
フルHD131fps135fps146fps160fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。このゲームでは搭載しているVRAM以上の設定ができないため、ウルトラ・高・中・低のみで測定しています。

ゲーム自体は軽いので、ウルトラ設定でも平均131fpsと、144Hzディスプレイを活用できるパフォーマンスを発揮します。

 

Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD186(174)fps188(180)fps195(185)fps198(187)fps214(196)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

FPSゲーム屈指の軽さということで、最高設定で144Hzディスプレイをきっちり生かし切ることができます。グラフィック品質重視なら、レンダリング解像度を上げてみるのもあり。解像度MAX(100)・最高設定でも平均134fpsと安定感はバツグン。

 

VALORANT(ヴァロラント)

”リーグ・オブ・レジェンド”でおなじみの、ライオットゲームが手掛けるFPSゲームですね。内容はオーバーウォッチとCS:GOをミックスした感じ。カジュアルなグラフィックはもちろん、多彩なスキルを持つエージェント(現在では11人)を操り、5対5で戦うスタイルは、オーバーウォッチをほうふつとさせます。

ルールはFPSでよくみられる”爆弾設置ルール”を採用しています。爆弾を設置する側と阻止する側に分かれ、設置側は、爆弾を設置し爆発させれば勝利。阻止する側は、設置されないか、解除すれば勝利となります。最大25ラウンド、攻防は12ラウンドごとに切り替わり、13ラウンドを先取した側が勝ちとなります。

また、CS:GOを意識した”購入システム”を実装しており、ラウンド報酬の資金をもとに、ラウンドのインターバルで武器・防具・スキルを購入することができます。味方の装備や資金はチェックできるので、コミュニケーションをとりつつ、状況に応じて装備を調達するのが勝利へのカギとなます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:高/中/低(VSync”OFF”、アンチエイリアス”MSAA 4x”、異方性フィルタリング”16x”)

  プレイモード:アンレート

 
フルHD252(233)fps281(247)fps296(274)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

グラフィック負荷もオーバーウォッチとCS:GO譲りでとにかく軽く、Rainbow Six Siegeを凌ぐほど。どの設定でも平均250fps以上となっており、144Hzディスプレイをラクラク生かせますね。

 

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)

  プレイモード:APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD126(104)fps141(127)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームもわりと軽めということで、最高品質で平均100fpsを軽く超えてきます。144Hzディスプレイとの相性もバッチリ。

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:エピック/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  プレイモード:バトルロイヤル

 エピック
フルHD118(112)fps166(154)fps251(234)fps341(316)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

見かけによらずエピックが意外と重いのですが、それでも平均118fpsをマーク。なお、144Hzディスプレイをきっちり生かし切るなら高設定がおすすめ。グラフィック品質も大差なく、全く問題ありません。

 

MONSTER HUNTER WORLD(モンスターハンターワールド)

言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中/低(垂直同期”OFF”)

  プレイモード:フリークエスト

 最高
フルHD59(48)fps81(74)fps86(77)fps109(98)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

グラフィックの負荷が容赦なく重く、最高設定だとギリギリではありますが、平均60fpsを割り込んでしまいます。なお、高設定でもグラフィックはきれいなので、十分実用的。全く問題ありません。

なお、このゲームではDLSSモードが用意されていますが、対応しているのはWQHD以上となっています。これとは別に”FidelityFX+Upscalingモード”があり、fpsの底上げをすることができます。

FidelityFX+Upscalingモード

 最高
フルHD79(60)fps103(90)fps106(91)fps110(95)fps

アップデートで新たに”FidelityFX+Upscalingモード”が追加されました。低い描写負荷で高い解像度を表現する機能で、通常モードよりもパフォーマンスが向上します。なお、シャープネスは「0.5」に設定しています。

低設定以外では効果が見られませんが、最大約34%もfpsが向上。最高設定でも平均60fpsを大きく超えるようになりました。とても実用的な機能ですが、グラフィックがぼやけた感じになるのが難点。ただ、安定性重視ならぜひ活用したいところです。

 

PSO2&ドラクエ10

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・設定6でスコア37433と朝飯前ですね。

 

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

こちらはもはや言わずもがなの結果ですね。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデルは大容量の512GB SSDを搭載しています。最近のゲームは容量がかなり増えていますが、512GBもあればまず大丈夫です。なお、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMe SSDを採用する徹底ぶり。

メーカーは”PHISON”となっています。市販ではあまり見かける機会がありませんが、SSDのコントローラーチップではけっこう有名どころだったりします。

その実力は高く、シーケンシャル(連続データ)・ランダムともに4ケタと爆速。特にシーケンシャルの読み込みでは3000MB/sを超え、さらに速度が出にくい”Q1T1”の書き込みでも100MB/s台半ばと、非常に高いパフォーマンスとなっています。

もちろん、ゲームのロード時間も短く、各種アプリの動作もサクサク動いて快適そのもの。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

6コア12スレッドCPUながら、70℃台をしっかりキープ

 

また、GPUも70℃きっかりとかなり冷え冷えです。80℃台を軽く超えるような構成ですが、いずれも70℃台というのは、かなり優秀な冷却性能です。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

ゲーミングノートだと55デシベルが目安となりますが、ピーク時で52.6デシベルと下回り、一般ノートに近いノイズレベルとなっています。ファンは高速回転していますが、耳障りな甲高いノイズが控えめで、やかましさを感じさせないのはグッド。

なお、最小時は45.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

バッテリー持続時間

据え置きメインのモデルですが、「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。条件は4つで、軽作業を想定した設定にしています。

  • 電源設定:オフィスモード、より良いバッテリー
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約4時間30分と、公称値よりもやや長めといったところですね。5時間未満なので、電源のない環境で使うのはあまりおすすめしません。ゲーミングノートは電源につないで使うのが大原則です。

 

おすすめカスタマイズ

大容量メモリにSSDを搭載する充実ぶりなので、基本的にカスタマイズ不要です。なお、データ保存用のHDDを追加できないので、動画や画像などデータ類を多く保存するなら、SSDを増やすか、別途外付けのストレージを使うようにしましょう。

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まとめ&関連モデル

金属調のパネルでカバーされた美しいボディは、重さ1.8kg台と非常に軽く、持ち運びにも最適。また、装備も非常に充実しており、144Hzディスプレイ・フルカラーキーボード・大容量メモリ&SSDなどトレンドをしっかり押さえ、プレミアムモデルにふさわしい高い完成度を実現しています

Core i7×RTX 2060のパワーで、フルHDでのゲーミングはもちろん、動画や画像編集もサクサクで快適。予算を抑えつつ、性能とクオリティにもしっかりこだわりたい方におすすめです

 

 

GALLERIA/ガレリア GCL2060RGF5

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア 144Hz
■CPU:Core i5-10300H
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 2060
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■価格:129,980円(税込)~

Core i5-10300Hを搭載した低価格モデル。ゲームオンリーということであれば、このモデルでも十分です。

 

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