今回ドスパラの【GALLERIA(ガレリア) DT】をお借りしました。
定番のミニタワーモデルが大幅にパワーアップ!最新のインテル第9世代Core i5にGTX 1660 Tiを搭載した、新世代のミドルクラスモデルをチェックしてみましょう。
スペック
ガレリア DT | |
サイズ | W185×D395×H370mm |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |
CPU | インテル Core i5-9400F ・6コア ・定格2.9/最大4.1GHz |
メモリ | 8GB(4GB×2 DDR4-2666) |
ストレージ | 240GB SSD+1TB HDD |
グラフィクス | GeForce GTX 1660 Ti(GDDR6 6GB) |
チップセット | インテル H310 チップセット |
光学ドライブ | オプション |
電源 | 500W(80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年(最大3年) |
価格 | 109,980円(税込)~ |
付属品 | ・各種マニュアル ・電源ケーブル |
※2019年5月22日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
外観
スマートなデザイン
エッジのきいた精悍なフロントマスクが印象的なミニタワーモデルです。シンプルながらスピード感あふれる躍動的なデザインで、ゲーミングPCらしさはバッチリ。
ミドルタワーモデルと同じ意匠ですが、一回り小さいため、可愛らしい感じもします。高さと奥行きがそれぞれ約10cm小さいので、設置スペースが限られている場合におすすめのサイズ。
高い冷却性能
ミニタワーケースではありますが、ポイントをしっかり押さえており、冷却性能が非常に高いのが特徴です。
通気口は前後、左側面の3か所に設置され、通気性はバツグン。前後2基のケースファンでスムーズなエアフローを生み出し、内部に熱がこもる心配はありません。まさに王道ともいえる冷却システムですね。
ちなみに、ケースファンは静音仕様のものを採用しています。後でチェックしますが、動作音はゲーミングPCとは思えないほど静か。ケースファンは性能に直結しない地味なパーツですが、基本的なパーツまでしっかりこだわる姿勢はグッドです!
底面はこんな感じで通気口はありません。なお防振用のインシュレーターですが、シリコン製の頑丈なタイプが取り付けられており、本体の振動をしっかりと吸収します。設置時の安定感もたのもしい限りです。
充実したインターフェース
ミニタワーケースながらミドルタワーと同等のインターフェースを搭載しています。フロントマスクにはUSB3.0×2に加え、SDカードスロットが付いています。
USB端子はフロント・背面あわせて計6ポート搭載。そのうち背面の2ポートは大容量給電に対応したUSB3.1 Gen.1となっています。さらにPS2ポートも搭載しているので、古いマウスやキーボードを再利用でき地味ながら便利ですね。
映像端子はDVI-D・HDMI・DisplayPortと現在メジャーな端子は一通りそろっています。DVIがあるので、あらかたのモニターに対応可能です。
内部
高い拡張性
ミニタワーらしく、電源上置きの配置です。内部は黒塗装されており、引き締まった印象でとてもスマート。ケース全体で統一感があります。
ミニタワーながら拡張性は高く、5インチベイが2基に3.5インチベイが3基の計5基も拡張ベイが用意されています。これは下手なミドルタワーケースなみ。
各ベイはツールレス式とはいきませんが、シンプルなねじ止め式。さらに下部の3基は可動式となっており、手前側に回転させることで、交換増設作業がかんたんにできます。
また、拡張ベイがグラボに干渉しないようになっているので、将来的にハイエンドクラスの長さのあるグラボに交換することも可能です。
なお裏配線スペースはなく、空間に余裕があるわけでもありませんが、ケーブル類はエアフローを妨げないよう、きれいにまとめられています。
ASUS製マザーボード搭載
ミニタワーケースのため、マザーボードは一回り小さいmicro ATX規格のものを搭載しています。高い品質と信頼性で人気の高いASUS製の【PRIME H310M-AT】となっています。
ベーシックモデルながら、耐久性に優れているのがポイント。【5X Protection III】とよばれる5つの機能では、過電圧や過電流対策、拡張スロットの強化などが施されており、ハードに使うゲーミングPCにはうってつけですね。
※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう。
動作中の写真ですが、拡張スロット付近にLEDのラインが内蔵されています。暗くするとほんのり光るのがわかるくらいなので、ワンポイントとしてはちょうどいい塩梅です。
Palit製GTX 1660 Ti搭載
グラボはNVIDIAのGTX 1660 Tiを搭載しています。最新”Turing世代”のミドルクラスモデルで、WQHDでのゲーミングもこなせる高いパフォーマンスが魅力です。
ボードはドスパラで毎度おなじみ、Palit製のStormXを採用しています。大口径のシングルファンで高い冷却性能を発揮し、さらに静音仕様なので動作音も静か。申し分のないパフォーマンスです。
SilverStone製ブロンズクラス電源搭載
PCの心臓ともいえる電源には、500Wのブロンズクラス電源を採用しています。ブロンズクラスは最大85%の電力変換効率を誇り、コンセントからの電力を効率よく変換できる、省エネ・低発熱の優れものです。
驚くべきことに、メーカーはなんとSilverStone!高い品質で定評のある自作の定番メーカーということで、品質面も安心です。
温度
こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。
CPUクーラーは標準の小型ファンが搭載されていますが、40℃台をキープしており、しっかり冷却できています。Core i5レベルなら標準CPUクーラーでも全く問題ありません。
グラボは60℃後半とこちらはかなり冷え冷え。さすが大口径ファンなだけあり、冷却性能はバツグンです。
動作音
同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ
ケースの左側面にて計測した結果です


この通り、ピーク時でも48.2デシベルと50デシベルに届かず、とても静かです。アイドル時との差はわずか1.1デシベルとあってないようなもの。もはやゲーミングPCではないですね。。
静音仕様のケースファンやグラボはもちろん、CPUクーラーが必要以上にうるさくならないのが大きいですね。
ベンチマーク
各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。
CINEBENCH
3Dグラフィックのレンダリングソフト「CINEBENCH」で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

CPUはインテル第8世代【Core i5-9400F】を搭載しています。第8世代のCore i5との違いは、動作クロックと内蔵グラフィック非搭載という点のみとなっており、この通りCore i5-8500とほぼ同じ性能となっています。
なお、第7世代の4コア8スレッドCPU・Core i7-7700よりも約10%性能が高く、ハイスペック~ハイエンドグラボでもない限り性能不足になることはまずありません。
3DMARK
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・DXR(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。
GTX 1660 Tiは前世代のハイスペックグラボ・GTX 1070に近い性能です。グラフィックスコアで比較すると、Fire StrikeではGTX 1070に対し約88%の性能となっており、Time Spyでは約106%と逆転します。
特にDirectX 12環境に強くなり、今後に期待が持てるグラボです。なお、RTXシリーズではないので、DXR(リアルタイムレイトレーシング)の性能は低く、DLSSには非対応となっています。
総合スコア | Graphics Score | CPU/Physics Score | Combined Score | |
Port Royal | 569 | ー | ー | ー |
Time Spy Extreme | 2734 | 2762 | 2591 | ー |
Time Spy | 5968 | 6148 | 5121 | ー |
Night Raid | 36795 | 70899 | 9876 | ー |
Fire Strike Ultra | 3295 | 3151 | 12379 | 1875 |
Fire Strike Extreme | 6707 | 7071 | 12340 | 3241 |
Fire Strike | 13237 | 15533 | 12350 | 6617 |
Sky Diver | 31542 | 50992 | 11761 | 23577 |
Cloud Gate | 27604 | 89870 | 8060 | ー |
Ice Storm | 167695 | 281669 | 69404 | ー |
FF14
知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。
4K | WQHD | フルHD |
4733 | 9754 | 13856 |
いずれも最高品質での結果となります。GTX 1070をほうふつとさせるスコアで、フルHDはもちろんWQHDでも高い安定性を発揮します。4Kは全くの力不足となり、標準品質までガッツリ設定を落とす必要があります。
FF15
「ファイナルファンタジー」シリーズ第15番目の最新作「ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION」のベンチマークです。スコア6000以上で【快適】評価&平均60fps以上でプレイできます。
FF14と同じくDirectX 11ですが、オープンワールド&4K/8K解像度に公式対応していることもあり、ケタ違いに重くなっています。推奨GPUにGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を要求してくるレベルです。
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 | |
フルHD | 6545 | 8684 | 10903 |
WQHD | 4863 | 5921 | 7892 |
4K | 2635 | 3097 | 4320 |
こちらはプリセットの条件で測定したスコアです。
FF14よりもワンランク重く、スコアは伸び悩むものの、フルHD・高品質でスコア6000オーバーはミドルクラスグラボにしては上出来でしょう。
WQHD・4Kではやはり力不足で、WQHDならRTX 2070、4KならRTX 2080は欲しいところです。
BATTLEFIELD V
大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。
ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)
プレイモード:コンクエスト
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 83(75)fps | 96(88)fps | 110(99)fps | 136(118)fps |
WQHD | 65(49)fps | 73(66)fps | 88(81)fps | 105(92)fps |
4K | 33(30)fps | 35(32)fps | 45(41)fps | 55(50)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
最適化が進んおり、よくfpsが伸びるようになっています。WQHDまでなら最高設定でもきっちり平均60fpsをキープできる、頼もしい性能です。
DirectX 12+DXR(リアルタイムレイトレーシング)
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 43(31)fps | 50(35)fps | 62(36)fps | 72(55)fps |
こちらはよりリアルな描写を実現する、DXR(リアルタイムレイトレーシング)機能を有効にした際のfpsです。
GTXシリーズではDXRを効率的に処理する【RTコア】が搭載されていないため、フルHDレベルでも平均60fpsをキープするのが厳しくなっています。画質を犠牲にしてまで使う機能ではないので、素直にRTXシリーズ搭載モデルがおすすめ。
なおメモリ使用量もだいぶマイルドになり、WQHDで最大6.5GBなので基本的に8GBあればOK。
Call of Duty: Black Ops 4
ド定番のFPSゲーム【Call of Duty】の最新作。おなじみの「マルチモード」や「ゾンビモード」のほか、新たにバトルロワイアルの「Blackout」が加わり、遊びの幅がさらに広がりました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:超高/高/中/低(レンダリング解像度”100”、モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”、アンチエイリアス品質”低”)
プレイモード:Blackout
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
自動設定にてレンダリング解像度を下限の50まで下がってしまったので、品質と軽さのバランスがとれた独自設定に変更しています。 4KとWQHDは100、フルHDは120で計測しました。
超高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 105(88)fps | 112(91)fps | 120(102)fps | 127(108)fps |
WQHD | 89(76)fps | 96(83)fps | 103(88)fps | 105(91)fps |
4K | 41(34)fps | 48(40)fps | 50(41)fps | 53(43)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。フレームレートの変動が激しく、中庸なfpsをピックアップしました。
フルHD・超高設定でなんと平均100fpsをオーバーし、まさにド安定!WQHD・超高設定でも平均60fpsを大幅に超え、頼もしい限りです。
なおメモリ使用量ですが、WQHDでも最大6.6GB程度なので、8GBで大丈夫です。
Rainbow Six Siege
ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。
内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)
プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)
最高 | 超高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 232(195)fps | 219(189)fps | 229(202)fps | 247(253)fps | 273(236)fps |
WQHD | 142(122)fps | 150(130)fps | 167(149)fps | 180(167)fps | 192(176)fps |
4K | 70(55)fps | 76(69)fps | 85(79)fps | 100(93)fps | 120(110)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
この通りとても軽く、4Kでも平均60fpsを超えるレベルで、フルHDでは爆速の240Hzディスプレイを生かせるほど。メモリ使用量も少なく、4Kですら最大5.0GBしか使わないので、8GBメモリで十分です。
Apex Legends
最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。
【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:最高・低
APEXゲーム(本編)
最高 | 低 | |
フルHD | 124(106)fps | 142(109)fps |
WQHD | 92(74)fps | 107(86)fps |
4K | 50(33)fps | 57(46)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
軽いゲームなだけあり、WQHD・最高設定でも平均100fpsに迫る高いパフォーマンスを発揮します。メモリの使用量も4Kで最大6.0GBしか使わず、8GBでも余裕です。
Fortnite(フォートナイト)
こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:エピック/高/中/低
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
エピック | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 107(93)fps | 139(118)fps | 182(131)fps | 285(242)fps |
WQHD | 67(61)fps | 90(81)fps | 144(129)fps | 252(214)fps |
4K | 23(21)fps | 42(39)fps | 72(61)fps | 147(112)fps |
競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。
このゲームも軽いですね。フルHD・エピックで平均100fpsをキープでき、設定をワンランク落とせば、高速の144Hzディスプレイを生かすことも可能です。WQHD・エピックで平均60fpsを超えるのも◎。
4Kは中設定でやっと平均60fpsを超えますが、コミック調のグラフィックなので、中設定でも十分楽しめます。ちなみに、このゲームもメモリの使用量が少なく、4Kでも最大5.5GBしか使わないので、8GBでもOKです。
Anthem
”Dragon Age”をはじめRPGゲームで定評のある【BioWare】が手掛けたMORPGです。パワードスーツ”ジャベリン”を駆使した戦闘の自由度が非常に高く、地上戦・空中戦は思いのまま。空中戦ではホバリングまでできるので、立体的なアクションを思う存分楽しめます。
広大なマップと高いアクション性のため、かなりグラフィックの負荷が重く、相応のマシンスペックが必要になります。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:ウルトラ/高/中/低(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”)
プレイモード:フリープレイ
ウルトラ | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 60(46)fps | 66(48)fps | 73(50)fps | 80(59)fps |
WQHD | 48(38)fps | 50(42)fps | 57(43)fps | 64(48)fps |
4K | 26(16)fps | 28(25)fps | 33(28)fps | 37(33)fps |
スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。
直近で最適化が入りましたが、それでも重く、フルHD・ウルトラ設定でギリギリ平均60fpsをマーク。安定性重視ならRTX 2060は欲しいところです。なおメモリ使用量は、フルHDで最大6.5GB程度なので、8GBでも大丈夫。
以下軽めの国産ゲームをチェックしていきましょう。
PSO2
エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。
4K | WQHD | フルHD |
9575 | 33999 | 46276 |
いずれも設定6での結果となります。4Kではスコアが落ち込みますが、それでも余裕のハイスコアです。
モンスターハンターフロンティアZ
PSO2と同等の軽いゲームで、スコア6000で平均60fpsをキープできます。
4K | WQHD | フルHD |
9044 | 18853 | 30497 |
やはり4Kでスコアが落ち込みますが、スコア6000以上は余裕。もちろん高グラフィック版の「High Grade Edition」もプレイ可能です。
ドラクエ10
グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。
4K | フルHD |
15497 | 19903 |
フルHDではスコア20000の大台にあと一歩というとこまで迫り、4Kも朝飯前ですね。
CrystalDiskMark
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。


このモデルは240GB SSD+1TB HDDのデュアルストレージ構成です。ゲームは高速のSSDに、データ類は大容量のHDDに入れるという使い分けができるので、とても便利。
SSDは天下の”Micron”製で、マザーボード上に取り付けるM.2タイプ(SATAⅢ接続)を採用しています。肝心の速度ですが、シーケンシャル・ランダムともに読み書きムラなく速く、特にランダムの伸びがいいですね。
ゲームの読み込みは早く、アプリの動作もサクサクで非常に快適!
おすすめカスタマイズ
ポイントをおさえた初期構成となっており、基本的にカスタマイズ不要です。ただ最近ではゲームの容量が50~100GBというのがざらにあるので、SSDの容量を増やすと使い勝手がグンと上がります。
また光学ドライブやキーボード、マウスは標準では搭載されないので、必要な方はカスタマイズをお忘れなく。
まとめ&関連モデル
GTX 1660 Tiの性能がかなり優秀!フルHDどころか、WQHDでのゲーミングにも対応したパフォーマンスの高さは、もはやミドルクラスモデルとは思えません。
ポイントをおさえた初期構成はもちろん、ドスパラらしくパーツ選定のセンスもグッド。この内容で10万円台となっており、コスパが非常に高いのもポイントです。
ワンランク上のミドルクラスモデルとしてまずおすすめのモデルです。
ガレリア DJ
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i5-9400F
■チップセット:H310チップセット
■メモリ:8GB(DDR4-2666)
■グラボ:GTX 1660
■ストレージ:SSD 240GB+HDD 1TB
■電源:500W(80PLUS BRONZE)
■価格:94,980円(税込)~
10万円以下!フルHDならまずコレ
同じくDシリーズのモデルですが、ワンランク下のグラボ・GTX 1660を搭載しています。9万円台と手ごろな価格となっており、フルHDでゲームを楽しみたいのであればおすすめ。
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