今回ドスパラの【GALLERIA(ガレリア) AXF】をお借りしました。
”ZEN 2”アーキテクチャで大幅にパワーアップ!AMDが誇る8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 3700XとRTX 2070 SUPERを搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデルをチェックしてみましょう。
スペック
ガレリア AXF | |
サイズ | W207×D520.7×H450.2mm |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X ・8コア16スレッド ・定格3.6/最大4.4GHz |
メモリ | 16GB(8GB×2、DDR4-3200) |
ストレージ | 500GB SSD(PCIe NVMe)+2TB HDD |
グラフィックス | GeForce RTX 2070 SUPER(GDDR6 8GB) |
チップセット | AMD X570 チップセット |
光学ドライブ | オプション |
電源 | 650W(80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年(最大3年) |
価格 | 179,980円⇒165,980円(税込)~ |
付属品 | ・各種マニュアル ・電源ケーブル |
※2020年1月17日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
外観
躍動感のあるミドルタワーケース
横幅20cmオーバーの見るからに頼もしい、重厚なフォルムが特長のミドルタワーケースです。また、奥行きも堂々の50cm超えとなっており、見た目だけでなく内部も広々とし、拡張性にも優れています。
黒一色のボディに、流れるようなエッジ加工のフロントマスクーシンプルながらも躍動感のあるデザインに仕上げています。ゲーミングPCらしさをしっかり出しつつも、クセがなく、使う人を選びません。
通気性バツグンの高冷却ケース
ケース右サイド以外のほぼ全面に通気口が設けられており、非常に排熱性が高くなっています。
この通り、底面にも通気口がバッチリ。ちなみに防振用のインシュレーターですが、ゴム製の頑丈なタイプが取り付けられており、安定性はバツグンです。スチール製の頑丈ボディも相まって、動作時のビビリ音はありません。
給排気用ファンはフロントパネル・背面に12cmファン、天板に14cmファンの計3基構成。前面のファンから吸気して、背面と天板のファンで排気する強力なエアフローを構築し、内部に熱がこもる心配はありません。
多数の通気口にファン3基でうるさいのでは?と心配になりますが、ファンが静音タイプなので、ほとんど気になりません。ファンは地味なパーツですが、静音性に直結する重要パーツ。さすがわかってるなあ…と感心ですね。
充実したインターフェース
USB端子はフロント・背面あわせ、なんと全10ポートも搭載!そのうち背面の2ポートは最新のUSB3.1 Gen.2となっており、最大10Gbpsの高速転送に対応しています。さらにPS2ポートも搭載しているので、古いマウスやキーボードを再利用でき地味ながら便利ですね。
映像端子はHDMI・DisplayPort×3の全4ポート構成で、複数画面の出力もラクラク。ハイスペックグラボらしくDVIは非搭載ですが、HDMIさえあれば大体のモニターに対応できます。
内部
高い剛性&拡張性
電源下置きのオーソドックスな造りですね。奥行き50cmオーバーで内部は広々、購入後のパーツの交換・増設もお手の物です。普段見ることはありませんが、しっかり黒塗装されているのもグッド。
ドスパラのミドルタワーケースといえば、高い拡張性でしょう。ドライブベイは5インチベイが5基、3.5インチベイが5基の計10基搭載されており、電源が許す限り、ストレージや光学ドライブの増設は思うがまま。
もちろん3.5インチベイは便利なツールレス式で、かんたんに取り出しが可能。つまみの強度もしっかりしており、折れたりする心配はありません。
ちなみに、このストレージ部分の支柱はケースの「梁」になっており、縦方向の剛性を確保しています。頑丈なスチール製のボディにも相まって、全方向への剛性が高いのもポイント。たわみや軋みなどは一切なく、持ち運びの際もビクともしません。
なお、裏配線スペースはありませんが、ケーブル類はエアフローを妨げないよう、余ったスペースを活用してきれいにまとめられています。
ゲーミングマザーボード搭載
各種パーツを搭載するマザーボードには、定番のパーツメーカーASRock製の【X570 Phantom Gaming 4】を搭載しています。ゲーミング用ということで、通常のマザーボードよりもタフなのがポイント。
その秘訣は【Super Alloy】とよばれる高耐久規格です。
プレミアムチョークコイルの採用や電源周りの回路を強化することで、安定した動作を実現。また、ボードの素材にはガラス繊維を採用しており、湿度にも強くなっています。さらに、拡張スロットはスチール製となっており、重いグラボを搭載しても破損の心配はありません。
そして、X570チップセット最大の目玉【PCIe Gen.4】に対応しています。最新のPCIe Gen.4は、従来のGen.3に比べ2倍の帯域幅を持つ高性能規格で、グラフィックスやSSDの性能をさらに引きだすことができます。が、対応製品は少なく、まだまだ普及途上といったところ。今後の製品展開が期待されます。
ちなみに、このモデルで搭載されているSSDやグラボは、いずれもGen.3規格となっています。
そのほか、安定性に優れたネットワーク性能で定評のある【インテル製LANチップ】や、ノイズの少ないサウンドを実現する【ELNA製オーディオコンデンサ】を採用するなど、ゲーミング要素もしっかり押さえているのもいいですね。
LEDで華やか!Wraith Prism with RGB搭載
CPUファンは一見カスタマイズしているように見えますが、なんとこれAMDの純正品です。
※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう。
【Wraith Prism with RGB】というクーラーで、ファン周りのリングにLEDが内蔵されています。ファンブレードがクリアタイプのため、ファン全体が光っているように見え、とても華やかで美しい!イルミネーション好きにはたまらない一品ですね。
標準クーラーなので、冷却性能は大したことないでしょ?と思うかもしれませんが、ヒートパイプを内蔵しており、CPUの熱をしっかり吸収&発散します。その見た目によらず、冷却性能は高めです。
ちなみにこのイルミネーションはマザーボードの【ASRock RGB Sync】と連動しており、公式アプリでフレーム部分のカラーや発光パターンを変更できます。
Palit製のRTX 2070 SUPER搭載
グラボは、4Kでのゲーミングに最適なハイスペックモデル・RTX 2070 SUPERを搭載しています。
オーソドックスなブロワファンタイプですね。大口径ファンを搭載したオリジナルタイプに比べ、冷却性能はやや落ちるものの、グラボ内で吸排気が完結するので、ケース内部に排熱をまき散らさないというメリットがあります。グラボは特に熱いので、これはうれしいですね。
ちなみにメーカーはドスパラでおなじみのPalit製です。長い歴を持つ老舗メーカーでクオリティも万全。
ブロンズクラス電源を標準搭載
PCの心臓ともいえる電源には、電力変換効率最大85%を誇るブロンズクラス電源を標準搭載。コンセントからの電力を効率よく変換できる、省エネ・低発熱の優れものです。ゲーミングPCなら最低でもブロンズクラスということで、ポイントはしっかり押さえています。
容量は650Wの大容量で、フラットタイプのケーブルを採用しているのがポイント。通常のケーブルに比べ、かさばりにくいのがいいですね。
温度
こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。
8コア16スレッドのCPUですが、50℃前後の低い温度に抑えており、標準ファンとは思えない冷却パフォーマンスです。さすがAMD謹製クーラーは気合の入れようが違います。
一方グラボも70℃前後の安定した温度をキープ。ハイスペックグラボ×ブロワファンタイプでこの温度はかなり優秀ですね。
動作音
同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ
ケースの左側面にて計測した結果です


ピーク時でも49.7デシベルと50デシベルを超えず、ゲーミングPCとは思えないほどとても静かです。アイドル時との差も2デシベル程度とあってないようなもの。
とりわけうるさくなりがちなグラボ&CPUクーラーが静かなのが大きいですね。静音仕様のケースファンも相まって、静音性は他社よりも一歩抜きんでています。
ベンチマーク
各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。
RTX 2070 SUPER搭載
最新のNVIDIA製ハイスペックグラボ・RTX 2070 SUPERを搭載。名前の通りRTX 2070の上位モデルとなるグラボですが、なんとRTX 2080をベースにしており、名前こそRTX 2070ですがRTX 2080に匹敵する性能にパワーアップしています。
4Kでのゲーミングに最適な性能で、さらにリアルタイムレイトレーシングに対応しているのもポイント。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット【RTコア】を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。
上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。
さらにRTコアのほか、AI機能に対応した【Tensorコア】を搭載しているのもポイント。
Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術【DLSSモード】では、AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。
なお、RT・DLSSいずれも対応したゲームでないと動作しない点に注意!
3DMARK
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。
RTX 2080とグラフィックスコアで比較してみると、Time Spy&Fire Strikeともに約91%の性能となっています。10%以内の性能差なので、ほぼRTX 2080といってもいいでしょう。
総合スコア | Graphics Score | CPU/Physics Score | Combined Score | |
Port Royal | 5972 | ー | ー | ー |
Time Spy Extreme | 4675 | 4706 | 4511 | ー |
Time Spy | 9384 | 9871 | 7337 | ー |
Night Raid | 47926 | 100958 | 12052 | ー |
Fire Strike Ultra | 6064 | 5866 | 17809 | 3239 |
Fire Strike Extreme | 11414 | 11764 | 23743 | 3254 |
Fire Strike | 21417 | 24363 | 23754 | 10425 |
Sky Diver | 50629 | 78859 | 20684 | 33461 |
Cloud Gate | 51985 | 128871 | 16834 | ー |
Ice Storm | 199707 | 361317 | 77844 | ー |
CINEBENCH
3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。
CPUはAMD製の第3世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 3700Xを搭載しています。型番からもなんとなくわかるかもしれませんが、インテルでいうとCore i7に相当する、ハイスペックCPUです。


新世代のRyzenはアーキテクチャを一新し、大幅にパワーアップ。前世代の8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 2700に対し、シングル性能は約123%、マルチ性能は138%の性能と圧倒しています。
特に前世代のRyzen 7はシングル性能が低く、ゲームで思うように性能が伸びないのがネックでしたが、新世代では完全に克服。ゲームはもちろん、動画や画像編集などクリエイティブ用途でも高いパフォーマンスを発揮します。


インテルCPUと比べてみるとこんな感じ。先にCore i7に相当すると紹介しましたが、それどころか、さらにその上の8コア16スレッドCPU・Core i9-9900Kに匹敵します。ただ、インテルCPUの方がシングル性能が高い分、ゲームには強いです。
かんたんにRyzen 7 3700Xの性能をまとめてみると、ゲーミング性能はCore i7に近く、クリエイティブ性能はCore i9に匹敵するといった感じです。このスペックがCore i7とほぼ同じ価格なので、コスパは非常に高いですね。詳しくはCPU紹介ページもチェックしてみてください!

FF14(ファイナルファンタジーXIV)
知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。
最高品質 | 高品質 | 標準品質 | |
フルHD | 17027 | 17407 | 20635 |
WQHD | 14825 | 15619 | 18989 |
4K | 8049 | 9304 | 15884 |
このゲームはCPUの性能も重要になり、前世代のRyzen 7ではスコアの伸びがイマイチでした。しかし新世代では一転、シングル性能がしっかり上がっているので、素直にスコアが伸びますね。Core i7-9700Kと比べてみても、若干低いか、ほぼ互角といったレベルです。
RTX 2070 SUPERの性能も素晴らしく、4K・高品質でスコア9000オーバーはかなり立派。4Kならまず「コレ」ですよね。
BATTLEFIELD V(バトルフィールド V)
大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。
ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)
プレイモード:コンクエスト
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 124(108)fps | 137(114)fps | 151(113)fps | 162(134)fps |
WQHD | 97(90)fps | 110(101)fps | 133(118)fps | 145(121)fps |
4K | 61(56)fps | 65(60)fps | 79(73)fps | 88(77)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。まず、通常のDirectX12バージョンからチェックしていきましょう。
フルHD・WQHDなら平均100fpsオーバー、それどころか4K・最高設定で平均60fpsをキープでます。まさにRTX 2080そのもので、頼もしい限りの性能ですね。
DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 75(66)fps | 83(74)fps | 103(86)fps | 117(100)fps |
WQHD | 54(48)fps | 60(52)fps | 84(74)fps | 91(81)fps |
4K | 30(24)fps | 34(29)fps | 49(44)fps | 55(49)fps |
こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。
RTは負荷が格段に重く、4Kはまず脱落、よくてWQHDまでといったところです。ただ、RTの効果はちょっとわかりにくいですよね。。戦闘中だとなおさらで、いわば趣味要素な感じです。
なお、このゲームではDLSSに対応しているので、パフォーマンスを向上させることができます。
DirectX 12+RT+DLSS
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 81(74)fps | 90(82)fps | 106(96)fps | 113(99)fps |
WQHD | 64(57)fps | 69(62)fps | 85(80)fps | 89(82)fps |
4K | 43(37)fps | 48(43)fps | 60(56)fps | 62(57)fps |
RTモードに加え、DLSSを有効にした際の結果です。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なりますが、RTX 2080 SUPERではWQHD・4Kにて動作します。
フレームレートのアシスト機能としてはかなり優秀で、最大43%もパフォーマンスが向上。WQHDはもちろん、4K・中設定で平均60fpsを超えるようになりました。
デメリットはテクスチャのクオリティが若干落ちるくらいのものなので、ぜひ活用しましょう。
Call of Duty: Modern Warfare(コールオブデューティー モダンウォーフェア)
Activisionの代表的なFPSゲーム【Call of Duty: Modern Warfare】を完全にリメイク。
対戦モードは従来の6vs6・10vs10・20vs20の対戦モードのほか、ハイスピードな2vs2や最大64人対戦の【GRAND WAR】などが新規に追加され、プレイの幅が格段に広がっています。かのバトルフィールドにも引けを取らない充実ぶりです。
さらに、プライマリ武器とセカンダリ武器をカスタマイズできる【Gunsmith】も実装。用途や目的に合わせ、自分好みの装備をカスタマイズ出来るのもポイント。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:エクストラ/高/通常(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”)
プレイモード:キャンペーン
エクストラ | 高 | 通常 | |
フルHD | 146(120)fps | 158(120)fps | 163(134)fps |
WQHD | 107(87)fps | 116(94)fps | 121(95)fps |
4K | 63(47)fps | 66(48)fps | 68(52)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
最新の重量級ゲームですが、4K・エクストラ設定で平均60fpsをキープできる高いパフォーマンスを発揮。ただ、最低fpsの落ち込みはやや大きめですね。
フルHD・WQHDでは平均100fpsオーバーもラクラク。高リフレッシュレートモニターもばっちり活用できます。
RTモード(リアルタイムレイトレーシング)
エクストラ | 高 | 通常 | |
フルHD | 112(96)fps | 127(104)fps | 131(103)fps |
WQHD | 82(70)fps | 87(71)fps | 89(72)fps |
4K | 46(36)fps | 49(39)fps | 51(40)fps |
Call of DutyもついにRTに対応するようになりました。
fpsは落ち込むものの、WQHDまでなら平均60fpsを大きく超え、負荷はだいぶマイルドな感じです。
Borderlands 3(ボーダーランズ 3)
前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。
見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100億種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。
もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、バッドアス/ウルトラ/高/中/低(垂直同期”OFF”、モーションブラー”OFF”)
バッドアス | ウルトラ | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 98(88)fps | 105(95)fps | 123(111)fps | 171(153)fps | 200(168)fps |
WQHD | 64(58)fps | 69(64)fps | 78(71)fps | 115(104)fps | 140(124)fps |
4K | 33(30)fps | 36(33)fps | 39(36)fps | 60(55)fps | 71(64)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
コミック調のグラフィックは一見軽そうに見えますが、Borderlandsシリーズなのでやはり重いですね。グラフィック品質的には高設定以上がおすすめなので、実用的なのはWQHDまで。安定性重視ならフルHDがおすすめです。
Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。
内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)
プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)
最高 | 超高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 262(239)fps | 279(252)fps | 291(261)fps | 299(263)fps | 335(296)fps |
WQHD | 218(199)fps | 225(206)fps | 244(224)fps | 266(242)fps | 306(263)fps |
4K | 119(105)fps | 123(113)fps | 138(126)fps | 157(144)fps | 190(175)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
軽いゲームなだけあり、とてもよくfpsが伸び、4K・最高設定でも平均100fpsをキープできるほど。画質重視ならレンダリング解像度を上げてみるのもありですね。
ちなみに、レンダリング解像度MAX(100)でも、4K・最高設定で平均73fpsをマークします。
Apex Legends(エーペックス レジェンズ)
最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。
【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)
APEXゲーム(本編)
最高 | 低 | |
フルHD | 143(143)fps | 143(143)fps |
WQHD | 141(125)fps | 143(143)fps |
4K | 84(71)fps | 89(76)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
上のゲームほどではないですが、軽めなのでフルHDはもちろん、WQHDもほぼカンスト。4Kでも平均60fps以上をキープでき、安定性はバツグン。
Fortnite(フォートナイト)
無料版【PUBG】ということで最近人気のゲームです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、無料のわりにできることが多いのがポイント。さらにPUBGよりも軽いということで、人気なのもわかります。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 11、最高/高/中/低
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 163(134)fps | 211(171)fps | 288(232)fps | 402(301)fps |
WQHD | 107(90)fps | 148(125)fps | 226(179)fps | 350(279)fps |
4K | 53(48)fps | 72(64)fps | 119(102)fps | 216(185)fps |
競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。
軽そうに見えて、意外と最高設定が重く、4Kで平均60fpsを超えるのは高設定までとなります。ただ、コミック調のグラフィックなので、エピックにこだわる必要はなく、正直なところ中設定でも十分です。フルHDやWQHDでのパフォーマンスの高さはもう言わずもがなですね。
MONSTER HUNTER WORLD(モンスターハンターワールド)
言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。本編に続き、大型拡張コンテンツ【ICEBORNE(アイスボーン)】もリリースされています。拡張コンテンツをプレイするには、本編をクリアする必要があるので注意。
最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高くなっています。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:フルHD/WQHD/4K
ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(垂直同期”OFF”)
プレイモード:フリークエスト
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 93(72)fps | 111(97)fps | 118(104)fps | 123(105)fps |
WQHD | 63(53)fps | 86(78)fps | 92(84)fps | 119(109)fps |
4K | 32(28)fps | 44(40)fps | 48(45)fps | 110(102)fps |
スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。
Boederlands 3並みの重さとなっており、実用面ではWQHDまで。国産ゲーム屈指の重さです。しかし、このゲームではDLSSという切り札が用意されています。
DLSSモード
最高 | 高 | 中 | 低 | |
WQHD | 89(70)fps | 112(99)fps | 118(103)fps | 119(107)fps |
4K | 49(42)fps | 64(59)fps | 69(63)fps | 93(85)fps |
このゲームではDLSSに対応しており、WQHD以上の解像度で有効にできます。なお、DLSSではシャープネスを自由に設定することができ、控えめな「0.3」に設定しています。
このゲームではDLSSがよく効き、RTオンリーの時に比べ、最大53%もパフォーマンスが向上。4K・高設定で平均60fpsを超えるようになります。高品質でも十分きれいなグラフィックなので、高設定でプレイできれば十分です。WQHDでも安定性が格段に向上し、まさにDLSS様々ですね。
PSO2
エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。
4K | WQHD | フルHD |
27001 | 52600 | 56104 |
いずれも設定6での結果となりますが、PSO2レベルなら朝飯前です。
ドラクエ10
グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。
4K | フルHD |
20717 | 21761 |
こちらももはや言うまでもないでしょう。4KとフルHDの差が小さくほぼカンスト寸前です。
CrystalDiskMark
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。


このモデルは500GB SSD+2TB HDDを搭載した、大容量のデュアルストレージ構成です。ゲームは高速のSSDに、データ類は大容量のHDDに入れるという使い分けができるので、とても便利。
SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプで、PCIe Gen.3規格のものを搭載。実際の速度もかなり速く、シーケンシャル(連続データ)の読み書きはいずれも4ケタで、読み込みは3000MB/sオーバーと爆速。
ランダムも4ケタをマークし、特に速度が伸びにくい”Q1T1”の書き込みで200MB/s越えはかなり優秀ですね。もちろん、OSの起動やゲームのロード時間はかなり早く、各種アプリの動作もサクサクで快適そのもの。
おすすめカスタマイズ
大容量の16GBメモリに大容量デュアルストレージの充実した初期構成なので、基本的にカスタマイズ不要。予算に余裕があれば、ゲーム用のSSDを追加するのがおすすめ。
まとめ
わずか一世代でここまで性能が上がるとはだれが予想したでしょうか。イマイチ振るわないゲーミング性能がCore i7並みに、編集系の性能はCore i9に匹敵するようになり、まさに万能CPUというにふさわしい性能に進化しています。
搭載モデルの価格はCore i7より安く、コスパもバツグン!4Kでゲームを楽しみたいのであれば、まずおすすめしたい、ダークホース的モデルです。
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