今回ドスパラの【GALLERIA(ガレリア) AF】をお借りしました。
AMDが誇る8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 2700と、リアルタイムレイトレーシング対応のRTX 2070を搭載した、新世代の4K入門モデルをチェック。AMD×NVIDIAの実力やいかに!?
今回ドスパラの【GALLERIA(ガレリア) AF】をお借りしました。
AMDが誇る8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 2700と、リアルタイムレイトレーシング対応のRTX 2070を搭載した、新世代の4K入門モデルをチェック。AMD×NVIDIAの実力やいかに!?
※2019年2月19日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
横幅20cmオーバーの見るからに頼もしい、重厚なフォルムが特長のミドルタワーケースです。また、奥行きも堂々の50cm超えとなっており、見た目だけでなく内部も広々とし、拡張性にも優れています。
黒一色のボディに、流れるようなエッジ加工のフロントマスクーシンプルながらも躍動感のあるデザインに仕上げています。ゲーミングPCらしさをしっかり出しつつも、クセがなく、使う人を選びません。
ケース右サイド以外のほぼ全面に通気口が設けられており、非常に排熱性が高くなっています。
この通り、底面にも通気口がバッチリ。ちなみに防振用のインシュレーターですが、ゴム製の頑丈なタイプが取り付けられており、安定性はバツグンです。スチール製の頑丈ボディも相まって、動作時のビビリ音はありません。
給排気用ファンはフロントパネル・背面に12cmファン、天板に14cmファンの計3基構成。前面のファンから吸気して、背面と天板のファンで排気する強力なエアフローを構築し、内部に熱がこもる心配はありません。
多数の通気口にファン3基でうるさいのでは?と心配になりますが、ファンが静音タイプなので、ほとんど気になりません。ファンはかなり地味なパーツですが、基礎パーツをおろそかにしない姿勢は、さすがドスパラですね。
USB端子はフロント・背面あわせて全10ポート搭載。フロント部分にはUSB3.0×2、背面にはレガシーのUSB2.0×2に加え、USB3.0×6を搭載しており、周辺機器の接続にはまず困りません。
なお、USB3.0ポートのうち1つは最近普及し始めている小型&リバーシブルのType-Cポートとなっています。その他PS2ポートやSDカードリーダーも標準搭載されており、必要なものは一通りそろった便利な構成です。
映像端子はHDMI・DisplayPort×3・DVI-Dの5ポートを搭載。現在主流のポートがそろい踏み、数も多いので複数画面出力もラクラクですね。
電源下置きのオーソドックスな造りですね。奥行き50cmオーバーで内部は広々、購入後のパーツの交換・増設もお手の物です。普段見ることはありませんが、しっかり黒塗装されているのもグッド。
ドスパラのミドルタワーケースといえば、高い拡張性でしょう。ドライブベイは5インチベイが5基、3.5インチベイが5基の計10基搭載されており、電源が許す限り、ストレージや光学ドライブの増設は思うがまま。
もちろん3.5インチベイは便利なツールレス式で、かんたんに取り出しが可能。つまみの強度もしっかりしており、折れたりする心配はありません。
ちなみに、このストレージ部分の支柱はケースの「梁」になっており、縦方向の剛性を確保しています。頑丈なスチール製のボディにも相まって、全方向への剛性が高いのもポイント。たわみや軋みなどは一切なく、持ち運びの際もビクともしません。
なお、裏配線スペースはありませんが、ケーブル類はエアフローを妨げないよう、余ったスペースを活用してきれいにまとめられています。
各種パーツを搭載するマザーボードには、自作でおなじみASrock製の【AB350 Pro4】を採用しています。大型のATX規格で、ブラック&ホワイトのオシャレなデザインが印象的です。
グレード的にはスタンダードモデルですが、【Super Alloy】とよばれる高耐久規格に対応しています。電源周りには高品質のチョークコイルを搭載し、ボードの素材にガラス繊維を使用することで湿度にも強くなっています。
さらに、通常のSSDよりも4~5倍高速なNVMeタイプのSSDに対応したM.2スロットや、ノイズの少ないサウンドを実現する【ELNA製オーディオコンデンサ】を採用するなど、機能面のポイントもしっかりおさえてあります。
CPUファンはAMD謹製【Wraith SPIRE】のLEDバージョンを搭載しています。所詮は標準クーラーでしょ…と思うかもしれませんが、標準クーラーのわりに冷却性能が高く、しかも静かという優れものです。
※写真は撮影用です。トラブル防止のため、内部での作業は電源を切ってから行いましょう。
AMDロゴとファンのフレーム部分が華やかに光り、幻想的でとても美しい…。ちなみにこのイルミネーションはマザーボードの【ASRock RGB Sync】と連動しており、公式アプリでフレーム部分のカラーや発光パターンを変更できます。
グラボはリアルタイムレイトレーシング対応のミドルクラスモデル【RTX 2070】を搭載しています。
ドスパラということで、おなじみの【Palit】製オリジナルモデルを採用。大口径の9cmファンを2基搭載し、抜群の冷却性能を発揮します。スタンダードなブロワファンタイプではなく、高冷却タイプを標準搭載というのは◎。
サイドには白色LEDが内蔵され、CPUファンと共に美しく輝きます。LEDイルミネーションをお手軽に楽し見たい方にもおすすめ!
PCの心臓ともいえる電源には、電力変換効率最大85%を誇るブロンズクラス電源を標準搭載。コンセントからの電力を効率よく変換できる、省エネ・低発熱の優れものです。
実機ではデルタ製ですが、現在販売されているモデルではSilverStone製のものが搭載されています。電源のクオリティにも定評のある、自作で人気のメーカーなので品質面も安心!
実物のイメージ写真がこちら。容量は650Wの大容量で、フラットタイプのケーブルを採用しているのがポイント。
通常のケーブルに比べ、かさばりにくいのがいいですね。
こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。
8コア16スレッドの発熱の高いCPUながら、50℃前半の低い温度に抑えており、標準ファンとは思えない冷却パフォーマンスです。さすがAMD謹製クーラーは気合の入れようが違います。
一方グラボも大型のデュアルファン仕様なだけあり、60℃前半とよく冷えてますね。これなら長時間のゲームでも安心です。
同じくFF14のベンチマークにて、実際の騒音値を測定してみました。※無響室・防音室での測定ではないので、あくまで参考までにどうぞ
ケースの左側面にて計測した結果です
ピーク時でも49.8デシベルと50デシベルを超えず、とても静かです。アイドル時との差もわずか1.9デシベルとあってないようなもの。
とりわけうるさくなりがちなCPUクーラーが静かなのが大きいですね。AMD標準クーラーの完成度はホンモノ。静音仕様のケースファン・グラボも相まって、静音性は他社よりも一歩抜きんでています。
各種ベンチマークソフトで性能をチェックしてみましょう。
最新のNVIDIA製ハイスペックグラボ【RTX 2070】を搭載。”Turing”アーキテクチャを採用することで大幅にパワーアップし、前世代のGTX 1070に比べ最大約50%性能が向上、GTX 1080+αの性能を実現しています。
WQHDでのゲーミングに最適な性能で、さらにリアルタイムレイトレーシングに対応しているのもポイント。GPU内部にレイトレーシング専用ユニット【RTコア】を搭載することで、従来よりもさらにリアルな映像描写が可能になっています。
上の画像はBattlefield Vのデモムービーですが、従来のGPUとの違いは一目瞭然。炎の描写が車体にもしっかり表現され、よりリアルになっているのがわかりますね。
このリアルタイムレイトレーシング機能を使うには、ゲームが対応している必要があります。現在ではBATTLEFIELD Vで対応していますが、順次増えるとのこと。今後の展開に期待です!
3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。
CPUはAMD製の8コア16スレッドCPU【Ryzen 7 2700】を搭載しています。型番からもなんとなくわかるかもしれませんが、インテルでいうとCore i7に相当する、ハイスペックCPUです。時期的には、第8世代の6コア12スレッドCPU・Core i7-8700がライバルとなります。
まずマルチコアでの性能をチェックしてみると、Ryzen 7の方がCore i7よりも約15%性能が高くなっています。レンダリングをはじめ動画や画像編集など、コア・スレッド数がものをいう、クリエイティブ用途で特に輝く性能です。
しかし一方でシングルコアの性能は、Ryzen 7がCore i7を下回ってしまいます。ゲーミング用途ではこのシングル性能が重要な要素になり、ゲームをそつなくこなす安定さではCore i7に軍配が上がります。
ざっくりいうと編集用途メイン+ゲームということであればRyzen 7 2700、ゲームメインならCore i7-8700という感じですね。CPUの紹介ページ でかんたんにまとめてあるので、あわせてチェックしてみてください。
ゲーミングPC業界において、「標準ベンチマークソフト」ともいえるFF14ベンチマーク。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。
4K | WQHD | フルHD |
6609 | 10965 | 12505 |
いずれも最高品質での結果となります。フルHD・WQHDではスコア10000の大台にしっかりのせ、まさに朝飯前。4Kはさすがに厳しく、スコア7000に届かず。
4Kでスコア9000以上となると、設定を2段階落とした標準品質にする必要があります。スコア11713(非常に快適)のハイスコアをマークしますが、グラフィック品質がかなりペラペラなので、おすすめはしません。
「ファイナルファンタジー」シリーズ第15番目の最新作「ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION」のベンチマークです。スコア6000以上で【快適】評価&平均60fps以上でプレイできます。
FF14と同じくDirectX 11ですが、オープンワールド&4K/8K解像度に公式対応していることもあり、ケタ違いに重くなっています。推奨GPUにGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を要求してくるレベルです。
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 | |
フルHD | 7927 | 9953 | 11338 |
WQHD | 6317 | 7775 | 9591 |
4K | 3658 | 4240 | 5854 |
こちらはプリセットの条件で測定したスコアです。
フルHDとWQHDは全てスコア6000オーバーで余裕があります。やはり4Kになると一転して重くなり、いずれの設定でもスコア6000に届かず。
ちょっと歯がゆい性能ですが、RTXシリーズでは新兵器【DLSSモード】でフレームレートの底上げができます。
FF15では【DLSS】モードを搭載しています。これは、RTXシリーズの【Tensor】コアを活用したアンチエイリアス技術のこと。AI機能を用いてジャギー(輪郭のギザギザ)を効率よく処理することで、従来のTAAやFXAA方式よりもフレームレートが向上します。
高品質 | 標準品質 | 低品質 | |
4K | 3936 | 5466 | 6291 |
このモードでは4K固定となり、高品質・標準品質・低品質で測定してみました。
DLSSの効果てきめん。特に標準品質で大幅に伸び、約29%も性能が向上し、低品質ではスコア6000を超えてきました。現時点では対応しているゲームが限られますが、将来性があり、今後に期待が持てる機能です。
大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。
ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)
プレイモード:コンクエスト
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 105(91)fps | 113(98)fps | 122(101)fps | 126(108)fps |
WQHD | 88(81)fps | 96(89)fps | 112(100)fps | 123(105)fps |
4K | 54(50)fps | 57(54)fps | 69(63)fps | 80(72)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
フルHD・WQHDレベルであればやはり余裕ですね。フルHDでは平均100fpsをキープできる頼もしさです。4Kはさすがにガクッと落ち込みますが、高設定でも平均60fps近くを狙うことができ、ポテンシャルの高さを感じさせます。
なお、メモリ使用量ですが、4K・WQHDでは7GBを超え、16GBメモリがおすすめ。フルHDでは最大6.7GB程度なので、基本的に8GBあればOK。
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 48(36)fps | 67(61)fps | 76(65)fps | 85(68)fps |
WQHD | 38(28)fps | 50(44)fps | 66(60)fps | 72(66)fps |
4K | 27(12)fps | 29(25)fps | 39(34)fps | 46(41)fps |
こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。
ご覧の通り非常に重く、fpsは通常モードの半分程度になります。画質を重視しつつということであれば、フルHDが実用的な解像度になりますね。
最高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 67(60)fps | 74(66)fps | 86(67)fps | 100(90)fps |
WQHD | 53(46)fps | 59(63)fps | 70(63)fps | 72(66)fps |
4K | 37(34)fps | 40(37)fps | 50(46)fps | 53(48)fps |
バトルフィールドでもついにDLSSモードが登場しました。RTモードでのみ有効にでき、グラボのグレードによって有効にできる解像度が異なります。RTX 2070ではフルHD・WQHD・4Kいずれの解像度にも対応しています。
その実力ですが、フルHD・最高設定では約40%も性能が向上し、平均60fpsを突破しました。まさにNVIDIAの公称通りの結果です。爆発的なパフォーマンスアップ…とはいきませんが、アシスト機能としては上出来でしょう。
デメリットはテクスチャのクオリティが若干落ちるくらいのものでしょうか。凝視しないとわからないレベルなので、あまり気にする必要はありません。
なお、メモリ使用量ですが、通常モードと同じです。4K・WQHDではやはり16GBメモリが欲しいところです。
ド定番のFPSゲーム【Call of Duty】の最新作。おなじみの「マルチモード」や「ゾンビモード」のほか、新たにバトルロワイアルの「Blackout」が加わり、遊びの幅がさらに広がりました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:超高/高/中/低(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”、アンチエイリアス品質”低”)
プレイモード:Blackout
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
超高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 127(113)fps | 138(122)fps | 144(125)fps | 158(139)fps |
WQHD | 104(95)fps | 110(97)fps | 116(101)fps | 125(112)fps |
4K | 54(41)fps | 62(54)fps | 65(57)fps | 70(60)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。フレームレートの変動が激しく、中庸なfpsをピックアップしました。
フルHD・WQHDでも平均100fpsをきっちりキープし、まさにド安定。それどころか4K・高品質でも平均60fpsを超え、申し分のないパフォーマンスです。
なお、バトルフィールドと同じくメモリはガッツリ使い、4K・WQHDでは7GBを超え、やはり16GBメモリがほしいところ。フルHDでは最大6.6GB程度なので、基本的に8GBあればOK。
ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。
内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。
下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)
プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)
最高 | 超高 | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 213(195)fps | 219(197)fps | 228(202)fps | 237(215)fps | 250(222)fps |
WQHD | 168(152)fps | 172(155)fps | 182(168)fps | 194(170)fps | 210(161)fps |
4K | 95(83)fps | 99(87)fps | 105(98)fps | 115(107)fps | 138(126)fps |
FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。
見事なまでの安定感。WQHDまでなら高速の144Hzディスプレイの運用も余裕で、4Kでも平均100fpsを狙えます。なお、メモリ使用量は4Kでも最大4.7GB程度なので、8GBでも全然OK!
無料版【PUBG】ということで最近人気のゲームです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、無料のわりにできることが多いのがポイント。さらにPUBGよりも軽いということで、人気なのもわかります。
平均と最低fpsを計測しました。
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:エピック/高/中/低
降下後、1分間のダッシュ&屋内探索
エピック | 高 | 中 | 低 | |
フルHD | 106(84)fps | 119(94)fps | 135(109)fps | 201(156)fps |
WQHD | 91(74)fps | 111(89)fps | 131(104)fps | 198(161)fps |
4K | 48(45)fps | 66(60)fps | 108(98)fps | 173(133)fps |
競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。
フルHD・WQHDであまり変わらないのが気になるところですが、WQHD・エピック以外では、平均100fpsをきっちりキープできます。また、4Kでも高設定であれば平均60fps以上をキープでき、上々の結果です。
見るからに軽そうなゲームですが、メモリの使用量も4Kで最大5.1GB程度しか使わないので、メモリは8GBでも十分です。
以下軽めの国産ゲームを見ていきますが、シングル性能がスコアに直結しており、苦戦している印象です。
やや軽めのゲームです。スコア7000以上で「とても快適」となり、スコア5800以上で平均60fpsをキープできます。
フルHD・最高品質でスコア8522(とても快適)でしっかりスコア7000を超えていますが、これはかなり伸び悩んでますね。
エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。
4K | WQHD | フルHD |
12367 | 35318 | 38324 |
いずれも設定6での結果となります。4Kではスコアが落ち込みますが、それでもスコア10000を軽く超える性能の高さです。
PSO2と同等の軽いゲームで、スコア6000で平均60fpsをキープできます。
4K | WQHD | フルHD |
15971 | 33037 | 52871 |
PSO2と同じく余裕を感じさせるスコアですね。もちろん高グラフィック版の「High Grade Edition」もプレイ可能です。
グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。
4K | フルHD |
14928 | 16681 |
結果は言うまでもないでしょう。4Kでもラクラク動かせます。
3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。
DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。
性能はやはりGTX 1080+αといったところ。グラフィックスコアはTime Spyで約18%、Fire Strikeではほぼ互角。特にDirectX 12環境に強く、今後さらに輝く可能性を秘めています。
総合スコア | Graphics Score | CPU/Physics Score | Combined Score | |
Port Royal | 4612 | ー | ー | ー |
Time Spy Extreme | 3826 | 4004 | 3057 | ー |
Time Spy | 8270 | 8598 | 6801 | ー |
Night Raid | 30107 | 53202 | 8702 | ー |
Fire Strike Ultra | 5190 | 5065 | 17646 | 2772 |
Fire Strike Extreme | 9739 | 10209 | 17677 | 4826 |
Fire Strike | 16150 | 21405 | 17272 | 5496 |
Sky Diver | 36064 | 58113 | 14409 | 22665 |
Cloud Gate | 41432 | 111054 | 12971 | ー |
Ice Storm | 89694 | 260558 | 27220 | ー |
【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。
このモデルは500GB SSD+2TB HDDを搭載した、大容量のデュアルストレージ構成です。ゲームは高速のSSDに、データ類は大容量のHDDに入れるという使い分けができるので、とても便利。
SSDは定番のストレージメーカー・Western DIGITALの【BLUEシリーズ】を搭載。スタンダードモデルながら、シーケンシャル・ランダムともに読み書きムラなく速い!鉄板のMXシリーズとほぼ同等の、素晴らしい性能です。
ほぼカスタマイズ不要の初期構成ですが、8GBメモリがどうにも気になりますね。従来のゲームであれば何ら問題ないのですが、最新のゲームを高解像度で動かすとなると、8GBではかなり危ういです。今後のことも考えると、メモリは16GBあると安心です。
RTX 2070の性能がやはりおいしい!WQHDはもちろん、設定さえ落とせば4Kでもゲームを楽しむことができます。RT機能はもちろん、DLSSのアシスト性能も魅力的で、今後の対応ゲームが待ち遠しい限り。
一方Ryzen 7ですが、一部のゲームで伸び悩みが見られるのがネックですね。。ただし、Core i7-8700搭載モデルに比べ割安なので、予算重視ということであればおすすめです。
ちなみに、この記事を書いた時点でCore i7-8700×RTX 2070の特価モデルが販売されています。コスパがとんでもないので、この機会をお見逃しなく。
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-8700⇒Core i7-9700K
■チップセット:H370チップセット
■メモリ:8GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 2070
■ストレージ:SSD 500GB+HDD 2TB
■電源:700W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:185,980円⇒179,980円(税込)~
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第8世代の6コア12スレッドCPU・Core i7-8700とRTX 2070を搭載した、WQHDでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。熱いCPUなので、冷却能力に優れた大型CPUクーラーが標準搭載されているのが嬉しいですね。
8GBメモリに大容量のデュアルストレージを搭載した、充実の初期構成が魅力的。ケースも冷却性と拡張性に優れており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
今なら第9世代の8コアCPU・Core i7-9700K&ゴールドクラス電源に無料アップグレード&6,000円引きでとてもおトク!
重量級のゲームが増えており、メモリは16GBあると安心。その他は用途・予算次第です。
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