Dell G7 17 プラチナ[7790]をレビュー 抜群のコスパ!高いクオリティと価格の安さを両立したGTX 1660 Ti搭載17インチノート

今回はデルの【Dell G7 17 プラチナ[7790]】をお借りしました。

G7はカジュアルゲーミングブランド【Gシリーズ】の最上位グレードで、唯一17インチモデルが用意されています。今回はそのGTX 1660 Ti×17インチモデルをチェックしてみますが、実はこの組み合わせ、意外とありそうでない、貴重なモデルだったりします。

 

スペック

 Dell G7 17 プラチナ[7790]
カラーブラック
サイズW404×D295.8×H25mm
重量約3.14Kg(実測3222g)
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-9750H
・6コア12スレッド
・定格2.6GHz/最大4.5GHz
メモリ16GB(8GB×2、DDR4-2666)
ストレージ256GB SSD(PCIe NVMe)+1TB HDD
グラフィクスGTX 1660 Ti(GDDR6 6GB)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD(1920×1080)、IPSパネル、ノングレア
インターフェースUSB3.1 Gen.2 Type-C(Thunderbolt3対応)、USB3.1 Gen.1 Type-A×3、HDMI 2.0b、Mini DisplayPort、SDスロット、LANポート、マイク入力/ヘッドフォン出力
光学ドライブ×
カメラHD(720p)Webカメラ
スピーカーデュアルスピーカー(Nahimic Audio)
キーボード日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
保証1年(最大4年)
価格【クーポン利用】
179,980円(税・送料込)~138,533円(税・送料込)~
付属品・各種マニュアル
・ACアダプター(577g)
・電源ケーブル(104g)

※2019年12月8日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

洗練されたデザイン

グリル風の加工が施された、ゲーミングノートらしいデザインが特徴のモデル。

 

背面の排気口だけでなく、サイド全周をグリル加工にすることで、より躍動感のあるフォルムに仕上がっています。

 

ボディの素材はオーソドックスな樹脂製ですが、天板部分は控えめにグロス加工がされており、樹脂製にありがちな安っぽさを感じないのはいいですね。触り心地も手にしっとりなじむ感じで、高級感を感じさせます

 

ちなみに、最新のGシリーズはブラック&ホワイトの2色が用意されていますが、このモデルではブラックのみの展開です。

 

最近のトレンドをしっかり取り入れ、ディスプレイのベゼル(ふち)はスリム仕様となっています。横幅を圧縮することで、一昔前の17インチよりも一回り小さくなり、取り回しのしやすさは格段に向上しています。が、重さが実測で3222gと重めなのが玉に瑕。

ともあれ、デザイン面でも野暮ったさがなく、スタイリッシュなのはいいですね。厚さも25mmと17インチにしては薄いのでなおさら。まさに一石二鳥です。

 

また、細部の造形にもこだわっているのもポイント。キーボードの奥の部分はG5のロゴがプリントされたパネルでカバーされています。さらにヒンジ部分よく見ると、G5のロゴが刻印されています。

 

ヒートシンクやヒートパイプも青色に塗装され、かなり芸が細かいです。

 

G5の17インチバージョン

と、ここまで見て気づいた方もいるかもしれませんが、デザインはG5 15そのものなんですよね。このイメージはG5 15のものですが、まさに瓜二つです。

ちなみに、日本では販売されていませんが、G7にも15インチバージョンの【G7 15】が存在します。これまたG5 15に瓜二つですが、スリム&軽量ボディで差別化しています。

 

充実したインターフェース

USBは左右・背面にあわせて4ポート搭載しています。ポートの規格はすべて最新のUSB3.1となっており、小型&リバーシブルのType-Cポートと通常のType-Aポートを採用。どんなシーンでも柔軟に対応できる便利なラインナップです。

 

中でも左サイドのType-Cポートは、高速転送・大容量給電・高解像度出力が可能な【USB3.1 Gen.2規格】で、40Gbpsの超高速転送ができる【Thunderbolt 3】にも対応する最新規格となっています。

画像出力は現在主流のHDMI&Mini DisplayPortを搭載するほか、SDスロットを搭載。必要なものは一通りそろっており、周辺機器の接続にはまず困りません。

 

新世代モデルではポート配置が◎。画像出力やLANポート、電源ポートが背面に配置されており、サイドの配線と混線しないようになっています。これらのケーブルはとにもかくにもかさばるので、この配置は嬉しい限りです。

 

ディスプレイ&キーボード

IPSパネル搭載

ディスプレイは大型の17.3インチ・フルHDディスプレイを搭載。もちろん表面は光沢のないノングレアタイプとなっており、自分の顔とにらめっこすることなく、ゲームに集中できます。

 

15.6インチのG5 15と比べてみるとこんな感じ。横幅・高さともに一回り大きく、没入感はだんぜん上。デスクトップを置きたくはないけど、大きな画面でゲームを楽しみたい方におすすめのサイズです。

 

ディスプレイには高コントラスト・高発色・高視野角の3拍子揃ったIPSパネルを搭載しています。この通りどこから見ても美しい映像で、よりいっそうゲームを楽しむことができます。

 

ゆとりのあるキーボード

キーボード&タッチパッドの造りはG5とほぼ同じ。ボディは樹脂製ですが、キーボード面は金属調の素材でカバーされ、高級感のある仕上がりとなっています。

 

17インチのワイドボディなので、テンキー付きのフル規格キーボードを搭載しています。なお、最近はやりのLEDは非搭載です。オプションでフルカラーバージョンに変更可能ですが、英語版のキーボードになるので注意。

 

デルでおなじみ、一部キーが連結仕様になっていますが、基本的に配置そのものは素直です。キーピッチが約19mmとデスクトップキーボード並みの間隔を確保しているので、まず誤爆の心配はありません。

 

キーストロークは、一般ノートそのものでやや浅め。ゲーミングノートにしてはやや物足りないですが、リニアな操作が可能と考えれば、これはこれであり。もちろん剛性は高めなので、安定性はバツグンです。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドの周囲はライトブルーで装飾され、いいアクセントになっています。

操作性もいいですね。適度にざらついた感じで、スムーズで確実なカーソル操作が可能です。クリックボタンも軽い力で反応し、動作音も静かなので、快適そのもの。

 

指紋認証センサー搭載

電源ボタンにはWindows Hello対応の指紋認証センサーを搭載しています。パスワードをわざわざ入力せずスムーズにログインすることができ、作業効率もはかどります。

 

Alienware COMMAND CENTER

Gシリーズながら、上位ブランド・Alienwareの専用ユーティリティー【Alienware COMMAND CENTER】が用意されています。

 

【ALIEN FUSION】ではシステムのモニタリングのほか、電源や冷却ファンなどの設定をすることができます。HシリーズのCPUなので、オーバークロック機能は非搭載です。

 

サウンド設定はこの通り細かく可能で、イコライザ機能も搭載しています。

サウンド周りは【Maxx Audio】から【Nahimic Audio】に変更されていますが、音質的にはあまり変わらないというのが実際のところ。スピーカーの音質は、音の広がりは感じられるものの、中・高音寄りで低音は弱め。迫力不足ですが、いかんせん内蔵タイプなのでやむを得ないでしょう。

そのほか、ライブラリ機能も搭載しており、各ゲームごとにプロファイルを作成し、即座に設定を呼び出すことも可能です。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

CINEBENCH

まずは、3Dグラフィックのレンダリングソフト【CINEBENCH】で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

 

このモデルでは、インテルの第9世代ハイエンドCPU【Core i7-9750H】を搭載しています。第8世代のCore i7-8750Hと同じく6コア12スレッドですが、動作クロックとキャッシュ容量が強化されており、約13%性能が向上しています。

ゲームはもちろん、録画配信や動画・画像編集などのマルチタスクで高いパフォーマンスを発揮します

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)・RT(Port Royal)それぞれの条件で測定することができます。

 

GTX 1660 Tiは前世代のGTX 1060の後継となる、ミドルクラスGPUです。性能は大きく向上しており、グラフィックスコアで比較すると、Fire Strikeでは約132%、Time Spyでは約153%の性能となっています。最新世代なだけあり、DirectX 12環境に強いですね。

ちなみに、このパフォーマンスはRTX 2060に肉薄するレベルですが、GTX 1660 TiではRTを効率的に処理する【RTコア】を搭載していないため、RTX 2060の半分程度にまでパフォーマンスが落ち込みます。また【Tensorコア】も非搭載なので、DLSSにも非対応となっています。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Port Royal1503
Time Spy
Extreme
257725202961
Time Spy571455876560
Night Raid364346494510447
Fire Strike
Ultra
32083050160081773
Fire Strike
Extreme
65716715164513188
Fire Strike1327814901163916319
Sky Diver34582505251471925767
Cloud Gate359559680511236
Ice Storm9718012272956219

 

FF14

知名度バツグンの国内産MMORPGですね。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。現行のゲーミングPCであれば、フルHD・最高設定でスコア9000をしっかり超えたいところ。

 最高品質高品質標準品質
フルHD139261552217022

フルHDにめっぽう強いGTX 1660 Tiということで、最高設定でもスコア9000オーバーは余裕も余裕。GTX 1650ではスコア9000が微妙なラインなので、GTX 1660 Tiがおすすめです。

 

BATTLEFIELD V

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD78(62)fps87(79)fps99(87)fps113(68)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重量級のゲームですが、最高設定でも平均60fpsを大きく超え、地力の高さを感じさせます。FPSゲームなら安定性重視で中設定に落とすのもあり。

 

DirectX 12+RT(リアルタイムレイトレーシング)

 

 最高
フルHD37(30)fps41(32)fps61(42)fps70(56)fps

こちらは本作の目玉機能である、リアルタイムレイトレーシング機能を有効にした際のfpsです。

ただでさえ重いRTですが、RTコアを搭載していないため、中設定でようやく平均60fpsを超えてます。やはりRTコアを搭載したRTXシリーズ一択、特にRTX 2070がおすすめですね。

 

 

Call of Duty: Modern Warfare

Activisionの代表的なFPSゲーム【Call of Duty: Modern Warfare】を完全にリメイク。

対戦モードは従来の6vs6・10vs10・20vs20の対戦モードのほか、ハイスピードな2vs2や最大64人対戦の【GRAND WAR】などが新規に追加され、プレイの幅が格段に広がっています。かのバトルフィールドにも引けを取らない充実ぶりです。

さらに、プライマリ武器とセカンダリ武器をカスタマイズできる【Gunsmith】も実装。用途や目的に合わせ、自分好みの装備をカスタマイズ出来るのもポイント。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:エクストラ/高/通常(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”)

  プレイモード:キャンペーン

 エクストラ通常
フルHD92(78)fps98(74)fps102(84)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

最新の重量級タイトルではありますが、エクストラでも平均90fps以上と、非常に安定したパフォーマンスを発揮します。やはりフルHDでの安定性はバツグンです。

 

RTモード(リアルタイムレイトレーシング)

 エクストラ通常
フルHD69(58)fps73(61)fps76(62)fps

Call of DutyもついにRTに対応するようになりました。

RTコアが非搭載にもかかわらず、このゲームだと平均60fps以上をキープできます。バトルフィールドよりも負荷は軽めのようですね。

 

Borderlands 3

前作の【Borderlands 2】から約7年ぶりの新作。惑星パンドラを舞台に、超古代文明人エリディアンの残した財宝・ヴォルトをめぐる戦いはまだまだ続きます。ユニークなスキルを持つ4人のヴォルト・ハンターを操り、新たなる敵”カリプソ・ツインズ”と抗争を繰り広げます。

見た目こそFPSゲームではありますが、ハクスラ系のRPGゲームとなっており、敵を倒しつつレベルアップ&スキル獲得という流れで、キャラ育成を楽しむことができます。また、武器の種類はなんと100憶種類以上用意されており、好みの武器を出るまで掘るプロセスは、まさにハクスラそのもの。

もちろんこのシリーズの醍醐味?である”イカレっぷり”は今作でも健在。ぶっ飛んだ世界で思う存分暴れまわりたい方におすすめ。過去作を知らない方は、プレイ前にトレーラームービーを見ると〇。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、バッドアス/ウルトラ/高/中/低(垂直同期”OFF”、モーションブラー”OFF”)

 バッドアスウルトラ
フルHD44(37)fps47(42)fps66(58)fps85(76)fps126(107)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

コミック調のグラフィックで一見軽そうに見えますが、Borderlandsシリーズなのでやはり重い!高設定でようやく平均60fpsを超えるレベルですが、グラフィック品質的には高品質でもきれいなので、十分実用的です。バッドアスやウルトラにこだわる必要はなし。

 

Rainbow Six Siege

ユービーアイソフトでおなじみ【Tom Clancy’sシリーズ】のFPSゲームで、2015年12月の発売以来、今なお絶大な人気を誇ります。ゲームそのものも軽く、お手軽にできるのもポイントですね。

内容はかなりリアル志向。5対5のマルチプレイでは、個性あふれるオペレーターを駆使し、拠点防衛と攻撃を入れ替えで行います。死角多数の複雑に入り組んだマップで繰り広げられる戦闘は、自動回復のないシビアなライフシステムも相まって、高い緊張感を味わえます。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/超高/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  プレイモード:カジュアル(マルチプレイ)

 最高超高
フルHD189(161)fps194(166)fps199(171)fps214(178)fps230(208)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

このゲームは特に軽く、最高設定でも平均200fpsに届きそうなほど。画質重視であれば、レンダリング解像度を上げてみるのもありです。

 

Apex Legends

最近人気のバトロワ系FPSゲームです。個性的なスキルを持ったキャラクター”レジェンド”を操り、3名1組のチーム戦を繰り広げます。

【パッシブ・戦術・アルティメット】の各スキルをしっかり生かすのはもちろん、キャラの組み合わせによって戦略が変化するので、いかに連携できるかが勝利へのカギとなります。スピーディーな操作性で爽快感はバツグン!テンポよく楽しみたい方におすすめ。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高・低(垂直同期”OFF”)

  APEXゲーム(本編)

 最高
フルHD121(103)fps142(131)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

R6Sほど軽くはありませんが、それでも平均100fpsはお手の物。安定性はバツグンです!

 

Fortnite(フォートナイト)

こちらも同じくバトロワ系の鉄板タイトルです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、Apex Legendsとはまた違ったベクトルの楽しみ方ができます。チーム戦だけでなく、ソロで気軽にプレイできるのもいいですね。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:エピック/高/中/低(V-Sync”OFF”)

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 エピック
フルHD103(88)fps132(100)fps181(141)fps222(176)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

軽そうに見えて意外と重いエピック設定ですが、しっかり平均100fpsをキープでき、ド安定で楽しむことができます。

 

モンスターハンターワールド

言わずと知れた「狩り」ゲームの最新版です。最近のゲームらしく、とてもきれいなグラフィックですが、その分負荷はかなり高いです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:最高/高/中/低(垂直同期”OFF”)

  プレイモード:フリークエスト

 最高
フルHD55(43)fps75(64)fps87(73)fps110(97)fps

スムーズにプレイするには平均60fpsは絶対にキープしたいところ。

国産ゲームでは屈指の重さを誇り、フルHDの時点で既にフレームレートが伸び悩みます。それでも高設定で平均60fpsをしっかり超えてくるのは、さすがGTX 1660 Tiといったところですね。画質の劣化も少なく、高設定で楽しめれば十分でしょう。

以下軽めの国産ゲームをチェックしてみましょう。

 

PSO2

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・設定6でスコア40057と非常に高いスコアをマーク。最新のゲームを安定して動かせるほどの性能なので、従来のゲームは言わずもがなですね。

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

こちらもスコア20000の大台を突破し、朝飯前です。

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックするソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

 

このモデル256GB SSD+HDD 1TBのデュアルストレージ構成になっており、ゲームは高速のSSDに、データ類は大容量のHDDに保存する万里な使い分けができます。さらに、SSDは通常のSSDよりも4~5倍速いNVMeタイプのSSDというこだわりようで、メーカーおなじみSK Hynix製ですね。

肝心の速度ですが、シーケンシャル(連続データ)の読み込み速度は1000オーバーとNVMeタイプらしさを発揮。ただし、それ以外は標準的なSATAⅢタイプよりもやや速い程度で、ごく普通のNVMe SSDですね。

ただSSDレベルになるとSATAでもNVMeでも体感速度はほとんど変わらないので、あまり気にしすぎる必要もないのが正直なところ。ゲームのロード時間は早く、各種アプリやブラウジングもサクサクでとても快適!

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

 

発熱が高い6コア12スレッドCPUということで、おおむね80℃台といかにもゲーミングノートらしい温度をマークしました。一方GPUは70℃台半ばとこちらは低めの温度となっています。いずれも90℃の大台をマークしなかったということで、冷却性能は上々ということができますね。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

 

55デシベルを超えるとファンノイズが気になりますが、ピーク時で53.4デシベルと55デシベルを下回り、ゲーミングノートにしては静かです。ファンは高速回転していますが、風切り音はマイルドな感じ。先に紹介したALIEN FUSIONでファン設定を変更できますが、静音性とトレードオフになるので、このままでいいでしょう。

なお、最小時は45.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

まとめ&関連モデル

G5の17インチバージョンということで、ゲーミングモデルらしいデザインや利便性の高いポート配置や指紋認証センサーなどなど、完成度はとても高くなっていますね。フルHDで安定したパフォーマンスを発揮するGTX 1660 Tiの性能も頼もしい限り。

そしてなんといっても価格ですね。17インチのGTX 1660 Ti搭載モデルで13万円台はかなり安く、予算重視ならまずおすすめのモデルです。

 

 

New Dell G7 17 プラチナ[RTX 2060搭載]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
17.3インチ フルHD ノングレア IPS
■CPU:Core i7-9750H
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:GTX 1660 Ti
■ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB
【クーポン利用】193.,980円150,433円(税・送料込)~

GTX 1660 Tiのほか、RTX 2060搭載モデルも用意されています。基本的な性能はGTX 1660 Tiよりも若干上で、RT入門におすすめ。

 

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