Dell G7 15プラチナ[7588]をレビュー 洗練されたデザインと高い質感が自慢のMax-Q版GTX 1060搭載モデル

今回はデルの【Dell G7 15プラチナ[7588]】をお借りしました。

カジュアルゲーミングブランド【Gシリーズ】には3つのシリーズがありますが、その最上位に位置するのがこのG7です。高い質感と洗練されたデザインが魅力のGTX 1060搭載15インチモデルをチェックしてみましょう。

 

スペック

 Dell G7 15プラチナ
[7588]
カラーブラック/ホワイト
サイズW389×D274.7×H24.95mm
重量約2.86Kg
OSWindows 10 Home(64ビット)
CPUCore i7-8750H
(6コア12スレッド 2.2/最大4.1GHz)
メモリ16GB(8GB×2、DDR4-2666)
ストレージ256GB SSD(PCIe NVMe)+1TB HDD
グラフィクスGTX 1060 Max-Q(GDDR5 6GB)
ディスプレイ15.6インチ、フルHD(1920×1080)、
IPSパネル、ノングレア
インターフェースUSB3.1 Gen.1×3、
USB3.1 Gen.2 Type-C
(Thunderbolt 3対応)、
HDMI 2.0、SDスロット、
マイク入力/ヘッドフォン出力、
LANポート
光学ドライブ×
カメラHD(720p)Webカメラ
スピーカーステレオスピーカー
(Waves MaxxAudio Pro)
キーボード日本語キーボード
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth5.0
保証1年(最大4年)
価格【クーポン利用】
169,980円(税別・送料込)~
144,483円(税別・送料込)~
付属品・各種マニュアル
・ACアダプター(590g)
・電源ケーブル(105g)

※2019年2月14日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※割引クーポンは販売サイトに記載してあります。

 

外観

頼もしい堅牢ボディ

上位モデルらしく、ボディの素材には剛性の高いマグネシウム合金が採用されています。もちろん、ガワだけではなくキーボード面も金属調のパネルでカバーされ、全体で高い剛性を実現。堅牢性の高い頑丈ボディに仕上がっています。

 

実際手に取ると、ずしっとした確かな手ごたえで、まさにたわみ知らず。ただ、ネックなのが重さで、実測で2821gと2Kg後半となっています。15インチだと2Kg前半が標準ということを考えると、やはり重い!

 

洗練されたデザイン&高い質感

Gシリーズといえばやはりカラバリ。G7ではブラック&ホワイトの2色が用意されています。

 

実機のホワイトはゲーミングノートではかなり珍しいカラバリです。色味はベタな感じではなく、クリスタルホワイトともいうべき透明感のある色味で、光の当たり具合によっては輝いて見えます。

 

また、デザインも凝っており、背面の排気グリルは多段形成で立体感のある造形になっています。さらにフロント部分もグリル調のデザインで統一され、見ていて飽きのこない、洗練されたデザインに仕上げてあります。

 

ちなみに、グリルの放熱フィンはブルーに塗装されています。細かいところまで芸が細かいですね。

外観もさることながら、さわり心地も上々。金属ボディにありがちなヒンヤリした感触ではなく、しっとりと手になじむ感じの高い質感を実現しています。見て・触って楽しめるクオリティの高さは、さすが最上位モデルといったところです。

 

充実したインターフェース

インターフェースは最新規格のものを搭載する充実ぶりです。

 

USBは全4ポート搭載し、全てハイグレードのUSB3.1となっています。そのうち右側面の小型端子・Type-Cポートは、最大10Gbpsの高速転送が可能な【Generation2】規格で、さらに40Gbpsの超高速転送ができるThunderbolt 3】にも対応しています。

 

画像出力は現在主流のHDMIを搭載するほか、SDスロットを搭載。必要なものは一通りそろっており、周辺機器の接続にはまず困りません。

 

ディスプレイ&キーボード

IPSパネル搭載

ディスプレイは標準的な15.6インチサイズで、現在主流のフルHD解像度となっています。なお、ディスプレイのリフレッシュレートは一般的な60Hzです。

 

ハイグレードモデルということで、IPSパネルを標準装備しているのがポイント。コントラストが高く、発色に優れており、ゲームをきれいな映像で楽しむことができます。また、視野角が広いので、姿勢によって色味が変わらないのもいいですね。

 

高品質キーボード

G7はキーボードの完成度も高い!金属調パネルでカバーされたキーボード面は、つや消し加工で美しく仕上げられ、高級感が漂います。落ち着きのあるダークブルーのカラーチョイスも秀逸ですね。

キーボードそのものは、15インチボディということで、テンキー付きのフル規格キーボードを搭載しています。なお、最近はやりのLEDは非搭載です。オプションで変更可能ですが、英語版のキーボードになるので注意。

 

一部連結キー仕様となっているキー配置は、いかにもデルという感じですが、基本的には素直な配列となっています。キーピッチも約1.9mmと余裕のある間隔を確保しており、誤爆する心配はまずありません。

 

打鍵感はG5やG3とは一味違います

キーストロークは約1.4mmとやや深めになっており、浅すぎず深すぎず、適度な反発も相まって、打鍵感を楽ししみつつ快適にタイピングできます。もちろん、ゲームでの操作性も高く、特に軽めのリニアな操作感が好きな方にはおすすめです。

ちなみに、金属調パネルのため剛性は非常に高く、タイピング圧力の強い方でも安心して使えるのもグッド。

 

スムーズなタッチパッド

タッチパッドもしっかり造りこまれており、周囲はダイヤモンドカット加工が施され、美しい輝きを放ちます。また、カラーも天板のロゴカラーと同じライトブルーにする芸の細かさです。

もちろん操作性も高く、タッチパッドは適度にざらついた感じで、スムーズで確実なカーソル操作が可能です。また、クリックボタンは非常に軽い力で操作でき、「カチカチッ」という感じで確実な操作感があるのがいいですね。

 

指紋認証センサー搭載

電源ボタンにWindows Hello対応の指紋認証センサーを搭載しています。パスワードをわざわざ入力せずスムーズにログインすることができ、作業効率もはかどります。

なお、この機能はG7のみではなく、Gシリーズ全てのモデルで標準装備されており、カジュアルモデルらしからぬ充実ぶりです。

 

Waves MaxxAudio Pro搭載

サウンドエンジン「Waves MaxxAudio Pro」が標準で搭載されています。イコライザーやサラウンド機能など必要なものは一通り搭載されおり、ご覧の通りかんたんに調整することができます。

スピーカーの性能ですが、やはり内蔵タイプなのでそれなり。中音域メインの軽めの音質です。機能を最大限生かすのであれば、別途スピーカーやヘッドセットを用意してあげましょう。

 

 

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみました。

Max-Q版GTX 1060搭載

このモデルでは【Max-Q版】GTX 1060を搭載しています。Max-Q版とは、スリムモデルなど冷却に余裕のないモデルに向けて開発された、いわば省エネ・低発熱バージョンのこと。

オリジナルのGTX 1060と基本的な仕様は共通していますが、Max-Qでは動作クロックが下げられており、低発熱とのトレードオフで、性能はやや低めになっています。

以下性能をチェックしていきますが、最近では動作の最適化がしっかりされており、通常タイプとそん色ないパフォーマンスを発揮するようになっています。一昔前ならいざ知らず、今はMax-Qかそうでないかを心配する必要はありません。

 

CINEBENCH

3Dグラフィックのレンダリングソフト「CINEBENCH」で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。

このモデルでは、インテルのノート用ハイエンドCPU【Core i7-8750H】を搭載しています。

Core i7-8750Hは第8世代「Coffee Lake-H」のCPUで、デスクトップと同じく6コア12スレッドになり大幅にパワーアップ。前世代の4コア8スレッドCPU・Core i7-7700HQと比較してみると、約36%も性能が向上しています。

マルチコア・スレッドを生かし、ゲームはもちろん、実況配信や動画編集など様々な場面で実力を発揮します

 

FF14

ゲーミングPC業界において、「標準ベンチマークソフト」ともいえるFF14ベンチマーク。スコア7000以上で【非常に快適】となり、スコア9000以上で平均60fpsをキープできます。

 

結果はフルHD・最高品質でスコア10889(非常に快適)とスコア10000の大台を突破し、平均60fpsのキープも余裕です。

 

FF15

「ファイナルファンタジー」シリーズ第15番目の最新作「ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION」のベンチマークです。スコア6000以上で【快適】評価&平均60fps以上でプレイできます。

FF14と同じくDirectX 11ですが、オープンワールド&4K/8K解像度に公式対応していることもあり、ケタ違いに重くなっています。推奨GPUにGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を要求してくるレベルです。

 高品質標準品質軽量品質
フルHD439458097671

標準品質ではスコア6000にあと一歩およばず。軽量品質でようやく平均60fps以上をキープできるようになります。このゲームのセールスポイントである美しいグラフィックを楽しむには、標準品質は必須のラインなので、ワンランク上のGTX 1070搭載モデルがおすすめ。

 

BATTLEFIELD V

大御所のFPSゲーム【BATTLEFIELD】の最新作。前作では第一次世界大戦でしたが、本作では久々に第二次世界大戦に戻ってきました。「グランド・オペレーション」や「コンバインド・アームズ」などのゲームモードが追加され、前作よりもさらにパワーアップしています。

ゲーム内容もさることながらグラフィックも大幅に進化。ただ、その分要求スペックは高く、特にリアルタイムレイトレーシングともなるとハイエンドマシンが必須になるレベルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:DirectX 12、最高/高/中/低(モーションブラー”オフ”、垂直同期”オフ”)

  プレイモード:コンクエスト

 最高
フルHD63(53)fps72(62)fps85(76)fps116(99)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

重いゲームではありますが、最高設定でも平均60fpsをキープできる頼もしい性能です。高設定であれば平均・最低fpsともに60fps以上で安定してプレイできます。高品質でもグラフィックはきれいなので、これは嬉しいですね。

 

Call of Duty: Black Ops 4

ド定番のFPSゲーム【Call of Duty】の最新作。おなじみの「マルチモード」や「ゾンビモード」のほか、新たにバトルロワイアルの「Blackout」が加わり、遊びの幅がさらに広がりました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。

下記条件にて平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:超高/高/中/低(モーションブラー”OFF”、垂直同期”OFF”、アンチエイリアス品質”低”)

  プレイモード:Blackout

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 超高
フルHD85(68)fps96(79)fps105(86)fps116(98)fps

FPSゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。100fpsもあればド安定です。

フレームレートの変動が激しく、中庸なfpsをピックアップしました。このゲームも重いのですが、超高設定でも平均60fpsを大きく超え、高設定では平均100fpsに肉薄します。見かけによらず、しっかり最適化されているようですね。

 

Fortnite(フォートナイト)

無料版【PUBG】ということで最近人気のゲームです。対人戦にプラスして、採集や建築要素があり、無料のわりにできることが多いのがポイント。さらにPUBGよりも軽いということで、人気なのもわかります。

平均と最低fpsを計測しました。

測定条件

  解像度:フルHD

  ゲーム設定:エピック/高/中/低

  降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

 エピック
フルHD81(68)fps101(85)fps160(118)fps183(135)fps

競技性の高いゲームなので、スムーズに動作する平均60fpsは絶対にキープしたいところ。平均100fpsをキープできれば、さらに安定してプレイできます。

意外にもCall of Dutyに近い結果になり、エピックでもしっかり平均60fpsを超え、高設定なら平均100fps以上をキープできます

 

ドラゴンズドグマ オンライン

やや軽めのゲームです。スコア7000以上で【とても快適】となり、スコア5800以上で平均60fpsをキープできます。

フルHD・最高品質でスコア10421(とても快適)と余裕のハイスコアをマーク。

 

PSO2

こちらは軽めのゲームです。エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア2700以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・設定6でスコア32062とこちらも余裕です。

 

モンスターハンターフロンティアZ

こちらも軽いモンハンZのベンチマークスコアです。スコア6000以上で平均60fpsをキープできます。

フルHDでスコア25613と同じく高いスコアとなり、高グラフィックバージョンの「High Grade Edition」もプレイ可能です

 

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。結果はもはや言うまでもありません。

 

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy/Night Raid)それぞれの条件で測定することができます。

通常のGTX 1060との差ですが、Time Spyで約4%、Fire Strikeで約8%程度と、10%以内に収まっています。

 総合スコアGraphics
Score
CPU/Physics
Score
Combined
Score
Time Spy
Extreme
169916172397
Time Spy375335795192
Night Raid562553677741
Fire Strike
Ultra
25472445145211325
Fire Strike
Extreme
49575079145562286
Fire Strike968910922141694175
Sky Diver27421364701274324206
Cloud Gate29377801439132
Ice Storm9679712217856047

 

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは256GB SSD+1TB HDDのデュアルストレージ構成となっています。ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに入れる使い分けができ、とても便利です。SSDの容量も256GBあるので、多くゲームを入れられるのもいいですね。

SSDはSK hynix製で、スタンダードなSATAⅢタイプものを搭載。肝心の速度ですが、読み書きムラなく早くなかなか優秀。Crucial製のド定番SSD【MXシリーズ】に近い感じの速度が出ています。

なお、現行モデルでは通常のSSDよりも4~5倍高速のNVMeタイプを搭載し、さらにパフォーマンスが上がっています。

 

温度

FF14実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

CPUの温度はいかにもゲーミングノートらしく、80℃台となっています。80℃!?と驚くかもしれませんが、極端な話CPUは100℃くらいまでなら耐えられるので、あまり心配する必要はありません。

一方GPUは60℃後半とよく冷えており、さすがMax-Q版といったところですね。

 

動作音

FF14実行時のPC正面でノイズを測ってみました。※防音室や無響室での測定ではないので、あくまでも参考までにどうぞ

ピーク時では52.6デシベルと、GPU搭載モデルでは標準的な数値となっています。ただ、ファンノイズが甲高く、数値以上に風切り音が気になるのはマイナスポイント。静音性であれば、G5・G3に軍配が上がります。

なお、最小時は45.9デシベルとありますが、アイドル状態なので、ほぼ無音です。

 

まとめ

さすがGシリーズ最高峰なだけあり、デザイン性・堅牢性・機能性もろもろの完成度が非常に高く、G5やG3とは一線を画すレベルに仕上がっています。また、最新のゲームを高い設定で動かせるGTX 1060のパワーも頼もしい限り。

トータルのクオリティにこだわりつつ、ゲームを快適に楽しみたい方におすすめ!

 

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