気まぐれゲーミングPC通信 【2021/7/6】 ~Dellのハイエンドゲーミングノート”Alienware X15 R1&X17 R1”をチェック

個人的に気になるゲーミングPCやその他もろもろを紹介するコーナー。

デルのハイエンドゲーミングブランド”Alienware”に、Xシリーズが登場!さっそくチェックしてみましょう。

 

Alienware X15 R1/X17 R1

モデル詳細 icon-external-link 

Mシリーズの上位となるXシリーズでは、15インチモデルと17インチモデルの2タイプが用意されています。

 

圧倒的なスリムボディ

SF風のユニークなデザインはMシリーズ譲り。

 

リアの排気グリルがせり出した、大胆なフォルムが目を引くボディです。見た目もさることながら、冷却ユニットが大きく造られており、冷却性能も優れています。

 

グリルはなんとラウンドフォルムとなっており、周囲をLEDイルミネーションでライトアップ。さながら宇宙船をイメージさせるデザインは、さすがAlienwareといったところですね。

 

さらに、通気口やスピーカー部をハニカム状に仕上げる凝りようで、とてもオシャレ。

変更点はサイドのデザインくらいでしょうか。こちらもグリルのデザインに合わせて、ラウンドフォルムに仕上げており、より一体感のあるデザインに進化しています。

 

Mシリーズとの決定的な差は「ボディの厚さ」ですね。

  • 15インチモデル(Alienware X15  R1):W359.7×D277.25×H16.3mm・約2.36kg
  • 17インチモデル(Alienware X17  R1):W399.23×D299.49×H20.9mm・約3.02kg

なんと、15インチモデルでは、16.3mmと非常にスリム。一般的なモデルでは、2cmオーバーということを考えると、圧倒的ですね。また、17インチモデルの20.9mmというのも、かなりスリムな部類に入り、とてもスタイリッシュなイメージに仕上がっています。

ちなみに、17インチモデルの重さは、約3.02kgとかなり軽いのもポイント。17インチモデルで軽さにこだわるなら、このモデルがおすすめ

 

便利なポート配置

機能的なポート配置も前モデルを踏襲しています。

 

HDMI・LANポート・USB Type-Cポートなど主要なポートを後ろ側に集中配置しています。サイドは電源とオーディオジャックのみ。かさばりがちなケーブル類を後ろにまとめてしまうことで、デスク周りがスッキリするのがいいですね。

ちなみに、イメージの15インチモデルではLANポートがありませんが、Type-Cの変換アダプタが付属しており、有線環境でもバッチリ使えます。あまりにもスリムなため、大型のポートをつけられないようです。

 

こちらが17インチモデルですが、厚みがあるので、LANポートをしっかり装備しています。

 

フルカラーキーボード搭載

※実際には日本語キーボードとなっています。

15インチ・17インチモデルともに、テンキーレスキーボードを搭載しています。見慣れないかもしれませんが、ゲーミングキーボードでは、シンプルで操作性に優れたテンキーレスタイプが人気。ゲーマー向けの本格派仕様とは、だいぶ思い切りがいいですね。

もちろん、最近ではもはや標準装備ともいえる、フルカラーLEDを内蔵しています。華やかな見た目もさることながら、薄暗い場所で操作がしやすくなるので、機能面でも優れています。

 

※実際には日本語キーボードとなっています。

ちなみに、17インチモデルでは、CHERRY MX謹製のメカニカルキーボードを搭載しています

電気接点式の一般的なメンブレンタイプとは異なり、内部に機械式のスイッチを内蔵しています。押したときの安定感が非常に高く、素早い操作にも確実に反応し、特にシビアなゲーミングとの相性はバツグンです。

 

165Hzディスプレイ搭載

15インチモデルと17インチモデルの2タイプが用意されていますが、迫力&没入感では17インチがだんぜん上。持ち運ばず、据え置きメインなら17インチモデルがおすすめですね。

イメージは17インチモデルですが、キーボードの両端にゆとりがあり、15インチモデルよりもだいぶ余裕があるのがわかりますね。

 

15インチ・17インチモデルともに、165Hz出力対応の高リフレッシュレートモニターを標準搭載しています。

特に165Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2倍以上。144Hzディスプレイのさらにその上を行く滑らかさで、ゲームのプレイ精度はグッと上がります。動きの激しいFPSでは特に重宝します

 

第11世代インテルCore i9&Core i7搭載

CPUは、インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900H/Core i7-11800Hを搭載しています。

 

第11世代ではシングル・マルチ性能ともに大きく向上し、なんとライバルのAMD製CPU・Ryzen 5000シリーズを上回るまでに進化しています。第10世代ではAMDの足元にも及びませんでしたが、見事な挽回ぶりですね。

性能だけでいうなら、第11世代インテルCPU・Ryzen 5000シリーズのどちらを選んでもOKです。

 

ミドル~ハイエンドGPU搭載

ゲーミングPCで最も重要なグラフィック機能・GPUですが、”RTX 3060~RTX 3070′‘の3種類が用意されています。いずれもNVIDIAの最新世代で、エントリー~ミドルクラスのGPUとなります。

毎度おなじみのベンチマークソフト・3DMarkで性能を比較してみましょう。

 

フルHDでのゲーミングなら、RTX 3060がまずおすすめ。DXRやDLSS機能を用いたゲームに対応できる、ミドルクラスのGPUです。

前世代のRTX 2060よりも約22%性能が上がり、フルHDでバツグンの安定感を発揮。DXR性能も実用レベルにまで向上しているほか、DLSSに対応したゲームであれば、fpsを大きく上げることができ、使い勝手が◎。

FPSゲームでの安定性を重視するならRTX 3070がおすすめ。RTX 3060よりも約29%性能が高く、フルHDはもちろん、WQHDでのゲーミングにも対応できます。もちろん、重量級のDXRでのゲーミングにも最適です。

RTX 3080は、高解像度ディスプレイでゲームするなら選ぶのもありといったところ。ただ、RTX 3070との性能差も約10%程度と小さく、RTX 3070搭載モデルでも正直十分な感じです。。

 

豊富なカスタマイズ

Alienwareシリーズはカスタマイズに対応しており、好みの構成に変更することができます。おすすめのカスタマイズをピックアップしてみました。

 

 icon-check-circle ハードドライブ
・1TB M.2 PCIe NVMe SSD
・2TB M.2 PCIe NVMe SSD
・512GB M.2 PCIe NVMe SSD + 1TB M.2 PCIe NVMe SSD
⇒最近のゲームは容量そのものが増えており、50GB以上のタイトルもざら。1TBに増やしておくと、より多くのゲームをインストールできます。予算に余裕があれば、ゲーム用SSDを追加した構成にするのもあり。なお、爆速のRAID0構成もありますが、体感できるほど速くならないので、基本的におすすめしません。

 icon-check-circle ディスプレイ(15インチモデル)
・15.6インチ FHD(1920 x 1080)360Hz 1ms ComfortView Plus, NVIDIA G-SYNC & Advanced Optimus搭載
・15.6インチ QHD(2560 x 1440)240Hz 2ms ComfortView Plus, NVIDIA G-SYNC & Advanced Optimus搭載
⇒高解像度&超高速ディスプレイにカスタマイズ可能です。いずれもNVIDIAの映像同期技術”G-Sync”に対応しており、スタッター(カクつき)やテアリング(分断)を抑え、より正確なゲーミングを実現します。

 icon-check-circle ディスプレイ(17インチモデル)
・17.3インチ FHD(1920 x 1080)360Hz 1ms ComfortView Plus, NVIDIA G-SYNC & Advanced Optimus搭載
・17.3インチ UHD 4K (3840 x 2160)120Hz 4ms 100% Adobe RGB, 500 nits
⇒17インチモデルでは、4Kディスプレイにカスタマイズ可能です。リフレッシュレートは120Hzに下がってしまいますが、色域が非常に広く、Adobe RGBを100%カバー。プロ向けのスペックとなっています。

 

【15インチ】おすすめモデル

クーポンは販売ページに記載してあります。

 icon-info-circle モデルの構成・価格は日々変動するので、参考までにご覧ください。

Alienware X15 R1 フルカスタマイズ

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 165Hz
■CPU:Core i7-11800H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】285,980円237,364円(税・送料込)~

ノート用のインテル第11世代8コア16スレッドCPU・Core i7-11800HとRTX 3060を搭載した、ワンランク上のフルHD推奨モデル。

大容量の16GBメモリに超大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常のSSDよりも4~5倍速いNVMeタイプを搭載する徹底ぶり。フルHDでのゲーミングならまずおすすめです。

 

Alienware X15 R1 スタンダード

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 165Hz
■CPU:Core i7-11800H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】325,980円270,563円(税・送料込)~

上のモデルのRTX 3070バージョンで、FPSゲーマーに特におすすめ。

 

Alienware X15 R1 プラチナ

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 165Hz
■CPU:Core i7-11800H
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 8GB)
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】418,980円347,753円(税・送料込)~

RTX 3080を搭載したハイエンドモデルで、高解像度ディスプレイでのゲーミングにおすすめ。とことん性能にこだわるなら、最上位のCore i9搭載モデルを選ぶのもいいでしょう。

 

【17インチ】おすすめモデル

ラインナップは基本的に15インチモデルと共通です。クーポンは販売ページに記載してあります。

 icon-info-circle モデルの構成・価格は日々変動するので、参考までにご覧ください。

Alienware X17 R1 フルカスタマイズ

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
17.3インチ フルHD ノングレア IPS 165Hz
■CPU:Core i7-11800H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】296,980円246,494円(税・送料込)~

 

Alienware X17 R1 スタンダード

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
17.3インチ フルHD ノングレア IPS 165Hz
■CPU:Core i7-11800H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】336,980円279,693円(税・送料込)~

 

Alienware X17 R1 プラチナ

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
17.3インチ フルHD ノングレア IPS 165Hz
■CPU:Core i7-11800H
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 16GB)
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】439,980円365,184円(税・送料込)~

17インチモデルのRTX 3080は、VRAMが16GBの大容量仕様となっています。

 

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